そもそもの話を忘れていました。
初めて渓流に行く人からすると、そもそも何が釣れるのかわかりませんよね。
すみません、説明していなかったです。
みなさん、こんにちは。ANGLERS藤井です。
今回はマイエリアである山梨、長野、神奈川、静岡をメインとした釣れる魚を紹介します。
ざっと2種類
僕のいくエリアで対象にしている渓流魚は大きく2種類です。
そう、ヤマメとイワナです。
ヤマメとイワナは棲み分けが出来ていて、イワナの方が比較的上流部だと言われています。
ただ、そんなこと関係なしに、
とある渓Aではイワナしか釣れない。
とある渓Bではヤマメしか釣れない。
なんてことが頻繁にあるので、あくまでも一般論の話です。
結局、放流という形で人の手が入ってしまっているので、棲み分けのバランスは崩れているのかなとは思います。
僕は大学で生物学を学んだ過去があります。
そういった意味で話すと今回話す内容は僕が勝手に定義しているものが含まれます。
遺伝子とかそういう観点で調べていないので全く参考になりません!
あくまでも、こう思って釣りをしているというだけであって正解だとは思っていません。
そのぐらいトラウトという魚は比較的、亜種間や他種間で交配が行われやすく、環境や個体差でわからなくなるんですよね。
ヤマメ
比較的、放流されている魚です。もちろん天然のネイティブな魚もたくさんいます。
日本海側と、静岡より東側の太平洋側に流れ出る河川にいます。
僕はヤマメはイワナより警戒心のある魚だと思っています。
賢いしかわいいです。(すごい偏見まみれ!)
寿命は約3年と言われていますが、4年目の個体もいると思っています。
体の大きさは餌の量や質、あとは川の規模に起因すると思っていますが、40cmを超えるヤマメは4年以上生きている魚だと思っています。
イワナ
イワナと言われる魚の多くは、ニッコウイワナと言う魚です。パーマークももちろんありますが、全体に特徴的な白点(斑)があります。
大きくなると50cmも超えてきます。
イワナの寿命は7年とか言われていますから、まぁそのぐらいにはなるのでしょう。
比較的源流域に棲み、渓と渓を移動します。
水のないところも移動してなんとかするタイプです。
あとイワナは三角形なんですよね。
なので撮影するときに下の画像のように、横にならず立ってしまい、撮影をさせてくれないときが多々あります。
余談ですが、イワナって見た目が蛇っぽいですよね。
僕がヤマメとイワナならヤマメの方が好きな理由はここにあるような気がします。
アマゴという魚
実はヤマメよりアマゴの方が好きです。
生息域が全国でみるとヤマメより少なかったり、朱点が圧倒的に綺麗なためです。
ヤマメとアマゴの違いは、この朱点があるかないかです。
ただそれだけなのですが、その違いで僕は一喜一憂できます。
棲んでいる地域が九州と四国、また本州は西は山口から、東は静岡や山梨の一部河川までになります。
ちょうど僕が行くエリアがアマゴとヤマメの境界線になると言われています。
と、言われてますが釣りをしてるとアマゴとヤマメの混在している川や、放流によってごちゃごちゃになっている河川があります。
実際の境界線って違うのではないかと僕は思っていますが、詳細はどうなのかはわかりません。
ちなみに神奈川にも天然のアマゴがいる河川があります。
ヤマトイワナという魚
さきほど説明したイワナは正式にはニッコウイワナといいますが、僕のエリアにはヤマトイワナという魚が存在します。
何度も言いますが、遺伝子等を解析しない限りは純粋なヤマトイワナなんて見た目で特定できないと思っています。
結果、この画像のヤマトイワナもニッコウイワナかもしれません。
ヤマトイワナの特徴は、ニッコウイワナと違い白点(白斑)がなく赤色や朱色、黄色の点(斑)があります。
イワナの亜種ってたくさんいますよね。
ヤマトイワナが少ないように見えている理由は、ただ特徴が発現していないだけかなと思います。
なので、実は純粋なやつはどちらも同じようにいないんじゃないかと思います。
純粋なニッコウイワナもそんなにいないのではないかと。
そのぐらいトラウトって亜種や他種と交配するんですよね。
その他に釣れる魚
日本全国を見れば、他にもゴリとか、アメマスとかニジマス、ブルックトラウトなど渓流で釣れる魚はたくさんいます。
トラウトに絞らなければ、ウグイとかカワムツとか釣れたりします。
僕のエリア今回説明したヤマメ、イワナ、アマゴがメインですね。
渓流によって個体差にかなり特徴があるので、その違いを楽しんでみてください。
渓が違うだけで、全然体が違いますから。