みなさんこんにちは。ANGLERS藤井です。
みなさんは釣りに偏光レンズのついたサングラス、俗に言う「偏光グラス」は使っていますか。
ほぼ屋外でする魚釣りには欠かせないアイテムです。
ただ、渓流においてはこれがないと渓流の魅力が半分以下になるアイテムと言っても過言ではありません。
そんな必須アイテムの偏光グラスでも、特にオススメとなるレンズを紹介します。
偏光グラスとは
釣りをされるみなさんは、もちろん偏光グラスを付けていますよね。
みんな付けている偏光グラス、そもそも偏光とは何なのかは知っていますか。
特に屋外においては、いろんな方向からの強い光が入ってきます。
上からも下からも、斜めからもいろんな方向からです。
その中でも水面に立ってみると、水面から反射する光が届きます。
その光のせいで水面が鏡のようになり、水中をみることが困難になるのです。
偏光レンズは前後左右、斜めなどのいろんな方向から入ってくる光を偏らせ、自分の見ている方向の光を積極的に取り入れ、他の光を大幅に遮ることができます。
結果的に水面のギラツキなどがなくなり、水中がくっきりと見えることができるのです。
少しわかりにくいかもしれませんが、画面中央の水中にある大きな石が偏光グラスがないと半分しか見えません。
偏光グラスのおかげで石の実態をみることができます。
ただ、偏光グラスのメリットはそれだけではありません。
多くの偏光レンズにはUVカット機能があり、紫外線から目を守ります。
また、物理的なものからも目を守ることが出来ます。
例えば、ルアーが目に向かって飛んできた状況で偏光グラスがあったから助かったなんてこともよく聞きます。
渓流では特に必要
そんな偏光グラスですが、渓流では必需品になります。
荷物の多い渓流は、僕は大概のものは忘れたことに気づいてもそのまま釣りしますが、偏光グラスを忘れた場合は面倒ですが車に取りに帰ります。
これは「バイトシーンが見れる釣りだから」だけでなく、「移動の際に不安定な岩場や石の上を移動するため、足元が見えないと危ないから」でもあります。
下の画像のように、渓流は深さがわからなかったり、足場が岩だらけだったりと、足元が見えないことは本当に危険です。
実際に滑ったり、ハマったりして、最悪沈んだりします。
よって偏光グラスは渓流においてはウェーダーと同じぐらい重要なアイテムになります。
オススメNO.1
偏光グラスのフレーム部分はお好きなものを選んでいただければ良いとして、重要なものはレンズの部分です。
偏光であれば何でもいいんでしょ?とお思いの方、それは違います。
レンズの中でもカラーに大きな違いがあるのです。
このレンズカラーは光量、対象物の見え方なんかで変えたほうが良いと思います。
イーズグリーン(EASE GREEN)
結論から言いますと渓流でのオススメNO.1はこちらです。
渓流は天気に関わらず比較的光量が少ないです。
それは木々が生い茂っている場所を歩くこと、山は比較的天気が不安定なことが多いことに関係します。
レンズの色が濃かったりすると、光量の少ない場所では大変見にくくなるのです。
このイーズグリーンは、光量が少ないところでこそしっかりと見えるように作られています。
光量の少ない渓流でも明るくみることができ、足元の確認や魚がチェイスしてきたところなどをバッチリ確認することができます。
他のレンズと比較
TALEXレンズを使用している多くの方が持っているのがこの「トゥルービュースポーツ」ではないでしょうか。
もちろん、僕も持っているので実際に渓流にいき見え方の違いを撮影してきました。
それがこちら。
当日は曇天で光量が少ない日を選びました。
全く同じ場所、同じ時間で撮影しています。
光量の少ない渓流だからこそこれだけの見え方の違いがでます。
ちなみに僕は海でのルアーフィッシングもやるので渓流以外の釣りではトゥルービュースポーツか、アクションコパーを使用しています。
釣りや環境によってレンズを変えると、違った発見が見つかるかもしれません。
渓流はイーズグリーン
結果として、僕の中で渓流用のレンズはイーズグリーン1択です。
それは唯一の欠点である本当の色で見えないことを差し引いてもメリットが勝つからです。
そのぐらいイーズグリーンは渓流において最適だと思っています。
ちなみに今回は釣り人とって最も有名なレンズメーカーTALEXさんのレンズで説明しました。
渓流用にレンズを使い分けて、より渓流を楽しんで見てください。