渓流のすゝめ⑫ 魚をイラつかせたらもっと釣れる

2020年07月31日 公開 渓流のすゝめ

渓流のすゝめ⑫ 魚をイラつかせたらもっと釣れる

食性ではなく、テリトリーを意識して釣る!
最近、僕が渓魚に対して思っていることです。

魚を釣ることにおいて最も重要なのが魚の食べているものにルアーをあわせることです。
俗にいうマッチザベイトですね。
魚が何を食べているか知れば、その食べているものに極力ルアーを合わせることで魚はもっと釣れるでしょう。
マッチザベイトこそ釣りにおける基本であると思っています。

ただ渓流でのルアーフィッシングは、ルアーが明らかに餌より大きい。
そもそも渓魚はルアーを餌だと思っているのでしょうか。

今回は、渓流で感じている僕の考えを書きたいと思います。

腹の中は虫ばかり

以前、フライマンの人と同行したときに釣った魚の餌を確認してもらいました。
ストマックポンプなるもので胃の中を吸い取ると、小さな虫がたくさん出てきました。
そのときは、ウスバカゲロウやトビケラの幼虫みたいな約1cmぐらいの虫が複数入っていました。

問題は、その中に渓流で使うルアーサイズの餌が1つも入っていなかったこと。
イワナは、カエルやヘビも食べるとは言いますが、さすがに毎日食べないのでは。

僕が使用する渓流用のルアーは4cmから6cmぐらいで、その大きさのものを主食としている渓魚がいるとは思いません。
じゃあなんでルアーにアタックしてくるのか。
疑問はここから始まりました。

渓流1

縄張りと威嚇

食性で口を使ってないなら、テリトリー(縄張り)での威嚇で口を使っているのではないか。

そう、渓流の魚にはテリトリーがあるんです。
自分のテリトリー入ってきた魚がいれば追い払おうとします。
その行為に、噛み付くものがあるのではないかと思うようになりました。

渓流でよくある『近くまで追ってくるけど食わない』とき。
これは食べたいのではなく、追い払うコトが目的であり、追い払えれば口を使う必要がないのではないか。

つまり、チェイスがあるけど食わないのは食性ではなく、テリトリーに入ってきた同類を追い払うためであり、ルアーがテリトリーから離れていっているのであれば、口は使わない。

【追う姿勢を示すだけで、相手は自分のテリトリーから出ていく】

そう考えている渓魚からしたら、どう考えても口を使うわけがありませんよね。

渓流2

シンキングミノーでできること

初めは、

【ならばテリトリーにずっと居続ければ、最終的に口を使わざるを得まい!】

なんてことを考えたんですが、アップもしくはアップクロスで投げていく釣りをやっている僕からすると、その場所に居続けることはかなり難しい。

また、ダウンなら同じ場所にルアーを留めることができると考えましたが、そもそもアップで釣りあがっていき、渓魚がいる場所を確認したら一度上に上がってからダウンで狙うってかなり難しいなと考えました。
実は何回か挑戦してみたんですが、上に上がってしまうと高確率でバレてしまい、チェイスすらなくなったので断念しました。

つまりこの釣りでは、移動距離は少なくでも大きく動くようにルアーを操作するしかないという結論に至ります。

渓流3

猫じゃらしに遊ぶ猫

こんな感じで渓魚を如何にして釣るかを考えているときに、釣り仲間から面白い話を聞きました。

1回では猫じゃらしに飛びつかない猫も、目の前で何回も猫じゃらしを動かせばいつか猫じゃらしに手を出すことがある。
渓魚も同じで、何度もテリトリーにルアーが通れば、いつか口を使うときがある。

初めて聞いた時は、僕の考え方とはまるっきり違う発想に困惑しましたね。
ただ、今考えてみると食性ではなくテリトリーで口を使って追い払う考え方と同じでした。

このときから、渓魚は食性で口を使うよりテリトリーから追い出すために口を使っているんだと思う様になりました。

猫じゃらし
PAKUTASOより参照

正解はありません

今回の話ってすべて僕の体験から想像した内容です。
ただ、何割かは食性から口を使っている渓魚もいると思います。
まぁせいぜい2割ぐらいだと思いますが。

残りの7割ぐらい(1割はその他)は、テリトリーから追い払うために口を使っているのだと思っています。
こう考えると渓魚の行動理由に辻褄があうことがたくさんあるためです。
また、こう考えて釣りをするともっと釣りが楽しくなると思いませんか。

実際に釣りをしていて魚の不可解な行動ってたくさん経験していますが、すべての魚がマッチザベイトを意識して釣りをした方が良いというワケでもないようです。
魚の行動を理解するとますます釣りが面白くなりますし、釣れるようになるのではないでしょうか。


ANGLERS 藤井
ANGLERSの中で最も釣り好きな人

小学4年生のときにバスフィッシングにどっぷりハマり、大学から滋賀県に。
大学生のときは琵琶湖でずっとバスばかりやっていました。

就職のタイミングで関東にいき、バスだけでなくそれ以外にも手を出すようになったのが地獄の始まり!
今はネイティブトラウトとハタゲーム、GT、マグロにハマり中。

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今まで渓流のすゝめを書いてきましたが、釣行記録は書いていませんでした。今回、神奈川県のとある超有名河川の支流に釣行に行ってきましたのでその様子をまとめました。 これまでの渓流のすゝめを読んでくださった方には、『実践編』ということで渓流とはどんなものか参考になればと思います。 もくじ 事前に場所をチェックする 当日は朝5時に入渓 初めのうちはさっぱり 突然変わる釣果 何が起きるかわからない #{ad1} 事前に場所をチェックする 渓流釣行は下見から始まります。下見も現場には行きません。Google Mapから始まります。特に初めて行く場所においては、下見をしないと大変なことになる可能性があります。 Google Mapsをみて【入渓できそうなところ】【退渓できそうなところ】を事前に調べていくことをオススメします。またその際は、Google Mapもデフォルト表示ではなく、航空写真等で見たほうがわかりやすいと思います。それはデフォルト画面だと表示されていない道などがあるから。しっかりとチェックして万全の状態で挑みましょう。 Google Mapでの下調べが終わって当日に現地に着いたら、入渓地点と退渓地点を車でしっかりと確認することも重要です。 当日は朝5時に入渓 当日は日の出が朝4時40分ぐらいだったので、少し明るくなってから入渓しました。僕がまず入渓時に、その川に先行者がいないかどうかを確認します。すでに先行者がいた場合は、絶対に場所を変えます。何度も言いますが、先行者がいた時点でその場所は先行者優先です。後から入っていっても良いのですが、釣れる可能性は格段に下がりますので場所を移動した方が無難です。 今回は幸運にも誰もいないため、入渓時間をチェックして入りました。 ちなみに先行者がいないかどうかは、車がないこと、足跡がないことなどがあります。行く先々に蜘蛛の巣が張ってあれば尚良しとなります。 初めのうちはさっぱり その日は入渓して2時間(約2km)登りましたが全くと言っていいほど反応はありませんでした。 全く反応がないので、前日に人が入ったのか、それともここにはそもそも魚がいないのかなどが頭によぎります。ただ、渓流においてはどっちにしろ登る他ありません。タイミングよく退渓点がない限りは、居ても居なくても登るか降るかの選択肢しかありませんので、登るしか選択肢がないのが渓流です。 ちなみに登っている最中も、足跡は全くありませんでした。釣行前3日間はそのエリアには雨が全く降っていなかったので、足跡が消されたわけでもなさそうです。多分、ここ1週間以上は誰も入っていないようでした。 ただ、天気だけは最高でした。神奈川県は低山が多いためこの時期から虫が大量に発生します。その虫も少なかったので、最高のコンディションでしたね。 突然変わる釣果 反応は突然やってくる。とあるエリアを超えてから、チェイスがあったのです。渓魚は上から見にくいように擬態しています。ただ、ルアーを追ってくるときやバイトの瞬間は反転するので魚が見やすくなります。反転した魚が見えました。 とある場所を超えてから、チェイスやバイトが連発します。ここから釣り人が退渓したのかと思うぐらい好転します。 ルアーも変更していません。タックルは何ひとつ変えていません。渓流においてはこんなことは日常茶飯事です。 結果的に好釣果 最終的に、こんな感じでした。 入渓時刻 退渓時刻 実質釣り時間 チェイス ヒット キャッチ AM5:04 AM10:21 4時間49分 17 9 7 久々の渓流にしてはかなりいい釣果だったと思います。何より天気が良く虫がいなかったことが良かった。また実質の釣り時間は退渓点で退渓するのに時間がかかったので、釣り時間が減っています。今回は最高の魚に恵まれました。 何が起きるかわからない 途中まで全く魚っ気がなかったのに、なぜか途中から釣れ始めるなんてことはよくあること。これは渓流だけではなく釣り全般に起こりうることです。 閉鎖的な渓流だからこそ、少しの変化で釣果が大きく変わります。ルアーのカラーを変えた途端に釣れ始めたことも多々あります。 特にチェイスがあるのに追ってくるだけで食わないときは、ルアーは変えずにカラーだけを変えて見ましょう。途端に釣れ始めるかもしれません。 最後になりますが、渓流は本当に危険な場所です。僕の行くところは基本電波がありません。一人で行く場合、滑落したら助けを呼ぶこともできません。しっかりと下見をしてまずは電波の入る里山の川に入ることをオススメします。 それでは、より良い渓流ライフを!下の写真はこの日1番きれいなヤマメです。渓魚の魅力はサイズだけではないんですよね! #{snippet[3]}
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毎年、梅雨入り前から悩むことがあります。それは渓流に害虫がたくさん湧くこと。特に神奈川や静岡は、ヤマビル、蚊、アブ、なんかよくわからない顔の周りを目まぐるしく回る虫とたくさんの虫が邪魔をしてきます。 同じ悩みを持っている人は少なからずいるはず!とのことで今回は、自作!虫除けスプレーの話をします。 もくじ 用意するもの 虫除けスプレーの作り方 100ml分作る理由 メリットとデメリット ハッカ油スプレーはオススメ #{ad1} 用意するもの 用意するものはこれだけになります。 ハッカ油 無水エタノール 精製水 スプレー容器(※ポリスチレン以外) スプレー容器以外はすべて一般的なドラッグストアで揃いました。特に問題なく売っているものだと思います。 1番高かったのは、無水エタノールで500mlで約1,500円ほどしました。ハッカ油は20mlで500円もしません。同じように精製水は200円ぐらい、スプレー容器は100円ショップで購入しました。  ここで1番重要なことは、スプレー容器です。僕は100円ショップで購入したのですが、初めに用意したものが「ポリスチレン製」だったために、容器が変形しました。無水エタノールがポリスチレンを溶かすようです。必ず、買う前にその容器が「ポリエチレン製」であることを確認しましょう。ポリスチレンじゃないですよ!ポリエチレンですよ! ちなみに、ガラスや陶器でも良いそうですが、渓流などでは落とす可能性があり、割れるリスクを考えるとオススメできません。探せばポリエチレン製のスプレー容器はありますから、必ずそっちを用意してください。 虫除けスプレーの作り方 順番が大事ですので、絶対にその順番で作るようにしてください。またスプレー容器にメモリとなるラインを書くことで2回目以降はより簡単になります。 スプレー容器を平面に置き、無水エタノールを先に入れる。(100ml作成の場合は10ml) 無水エタノールの入ったスプレー容器にハッカ油を入れる。(100ml作成の場合は8滴) めちゃくちゃ振る。これでもかというぐらい振る。 精製水を入れる。(100ml作成の場合は90ml) めちゃくちゃ振る。振れるだけ振る。 以上です。イメージは無水エタノールでハッカ油を溶かし、精製水で薄めるということです。 また今回は100ml分を作る分量を書きましたが、割合として1(無水エタノール):9(精製水)であれば大丈夫です。 ハッカ油ですが、僕は8滴程度いれますが少し多めに入れても僕はあまり違いはありませんでした。この辺りは自己責任にはなりますが、自分の最適な分量入れても良いのかもしれません。 100ml分作る理由 僕の渓流における1釣行辺りの時間は平均して約4,5時間です。この釣行ペースで100mlというのは、ギリギリ余る量になります。 もちろん、自分の釣行にあわせてスプレー容器を購入することをオススメします。4時間程度であれば100mlで充分だと思います。 ちなみに効き目は約2時間でなくなると言われていますが、虫が多くなる時期は汗をかくため、2時間もたないと思います。よって大体1時間半ぐらいに1回は体全体にスプレーします。そんな感じで使用していて大体100mlで4、5時間使えると思ってください。 メリットとデメリット この自作ハッカ油スプレーにはメリットとデメリットがあります。みんながみんな効くかわからないし、メリットも人によってはデメリットになるかもしれません。しっかりと読んで各自判断してくださいね。 メリット 市販のスプレーより体に優しいと思います。だって入っているもの3つなんですから。精製水を水とした場合は、ハッカ油と無水エタノールの2つになりますね。 僕はこのスプレーで肌が荒れたり、問題が起きたことはありません。ただ、人によっては肌に合わないこともあるかもしれません。 またもう一つのメリットとしては、市販のスプレーより圧倒的に安いと思います。先程揃えたものは合計で2,300円ほどですが、精製水だけ補充すれば、約5,000ml以上のスプレーが作れます。 精製水は比較的安いものなので、かなり安価にスプレーを作ることができます。 デメリット 一度作ったら、使用期限が1週間ほどしかありません。そもそも僕の場合は1度の釣行でなくなってしまうので、問題ないと言えば問題ないのですが毎回入渓点で作るのは面倒といえば面倒ですね。それに比べて市販のものはできてますからね。そりゃ楽ですね! ハッカ油スプレーはオススメ あなたのマイフィールドに害虫はいませんか?害虫がいる場合、是非ハッカ油で虫除けスプレーを作ってみてはいかがでしょうか。 特に梅雨明けから夏場は、害虫がわんさか増えて釣りどころではなくなることもあります。そんな煩わしさから開放されるかもしれません。されないかもしれませんけどね。 ちなみに作る時に毎回分量を量るとか超面倒!!とか言うあなたには、写真のようにメモリをマジックなんかで書いておくことをオススメします。その容器における無水エタノールを入れる量がわかれば、他に量る必要はありませんので。 #{snippet[3]}
渓流のすゝめ⑨、偏光グラスの重要性
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渓流のすゝめ⑨、偏光グラスの重要性
みなさんこんにちは。ANGLERS藤井です。みなさんは釣りに偏光レンズのついたサングラス、俗に言う「偏光グラス」は使っていますか。 ほぼ屋外でする魚釣りには欠かせないアイテムです。ただ、渓流においてはこれがないと渓流の魅力が半分以下になるアイテムと言っても過言ではありません。 そんな必須アイテムの偏光グラスでも、特にオススメとなるレンズを紹介します。 もくじ 偏光グラスとは 渓流では特に必要 オススメNO.1 他のレンズと比較 渓流はイーズグリーン #{ad1} 偏光グラスとは 釣りをされるみなさんは、もちろん偏光グラスを付けていますよね。みんな付けている偏光グラス、そもそも偏光とは何なのかは知っていますか。 特に屋外においては、いろんな方向からの強い光が入ってきます。上からも下からも、斜めからもいろんな方向からです。 その中でも水面に立ってみると、水面から反射する光が届きます。その光のせいで水面が鏡のようになり、水中をみることが困難になるのです。 偏光レンズは前後左右、斜めなどのいろんな方向から入ってくる光を偏らせ、自分の見ている方向の光を積極的に取り入れ、他の光を大幅に遮ることができます。結果的に水面のギラツキなどがなくなり、水中がくっきりと見えることができるのです。 少しわかりにくいかもしれませんが、画面中央の水中にある大きな石が偏光グラスがないと半分しか見えません。偏光グラスのおかげで石の実態をみることができます。ただ、偏光グラスのメリットはそれだけではありません。多くの偏光レンズにはUVカット機能があり、紫外線から目を守ります。また、物理的なものからも目を守ることが出来ます。例えば、ルアーが目に向かって飛んできた状況で偏光グラスがあったから助かったなんてこともよく聞きます。 渓流では特に必要 そんな偏光グラスですが、渓流では必需品になります。荷物の多い渓流は、僕は大概のものは忘れたことに気づいてもそのまま釣りしますが、偏光グラスを忘れた場合は面倒ですが車に取りに帰ります。 これは「バイトシーンが見れる釣りだから」だけでなく、「移動の際に不安定な岩場や石の上を移動するため、足元が見えないと危ないから」でもあります。 下の画像のように、渓流は深さがわからなかったり、足場が岩だらけだったりと、足元が見えないことは本当に危険です。 実際に滑ったり、ハマったりして、最悪沈んだりします。よって偏光グラスは渓流においてはウェーダーと同じぐらい重要なアイテムになります。 オススメNO.1 偏光グラスのフレーム部分はお好きなものを選んでいただければ良いとして、重要なものはレンズの部分です。 偏光であれば何でもいいんでしょ?とお思いの方、それは違います。レンズの中でもカラーに大きな違いがあるのです。このレンズカラーは光量、対象物の見え方なんかで変えたほうが良いと思います。 イーズグリーン(EASE GREEN) 結論から言いますと渓流でのオススメNO.1はこちらです。 渓流は天気に関わらず比較的光量が少ないです。それは木々が生い茂っている場所を歩くこと、山は比較的天気が不安定なことが多いことに関係します。レンズの色が濃かったりすると、光量の少ない場所では大変見にくくなるのです。 このイーズグリーンは、光量が少ないところでこそしっかりと見えるように作られています。光量の少ない渓流でも明るくみることができ、足元の確認や魚がチェイスしてきたところなどをバッチリ確認することができます。 ※TALEXさん HPから 他のレンズと比較 TALEXレンズを使用している多くの方が持っているのがこの「トゥルービュースポーツ」ではないでしょうか。 もちろん、僕も持っているので実際に渓流にいき見え方の違いを撮影してきました。それがこちら。当日は曇天で光量が少ない日を選びました。 全く同じ場所、同じ時間で撮影しています。光量の少ない渓流だからこそこれだけの見え方の違いがでます。 ちなみに僕は海でのルアーフィッシングもやるので渓流以外の釣りではトゥルービュースポーツか、アクションコパーを使用しています。釣りや環境によってレンズを変えると、違った発見が見つかるかもしれません。 渓流はイーズグリーン 結果として、僕の中で渓流用のレンズはイーズグリーン1択です。それは唯一の欠点である本当の色で見えないことを差し引いてもメリットが勝つからです。そのぐらいイーズグリーンは渓流において最適だと思っています。 ちなみに今回は釣り人とって最も有名なレンズメーカーTALEXさんのレンズで説明しました。渓流用にレンズを使い分けて、より渓流を楽しんで見てください。 #{snippet[3]}
渓流のすゝめ⑧ キャスティング
2020年05月20日 渓流のすゝめ
渓流のすゝめ⑧ キャスティング
みなさんは上の写真の奥の淵にルアーをアプローチするときどうやって投げますか?こんにちは、ANGLERS藤井です。 渓流は他の釣りでは味わえない魅力があります。たくさんの魅力の中で、不自由なキャスティングを強いられることもそのひとつ。 今日はその特殊なキャスティング方法について説明します。 もくじ オーバーヘッドはほぼしない 重要なのは低弾道 メインに使うのは コツは上下に振ること フリップキャストをマスターしよう #{ad1} オーバーヘッドはほぼしない 僕のよく行く渓流ではまったくしません。オーバーヘッドで入れたいような場所がないからです。例えば、上のトップ画像のような大きな木。投げ入れたいのはその木の奥の淵です。もうわかるかと思いますが、オーバーヘッドでは入れることができません。 ちなみに全然関係ないですが、え?木の上に石が乗っている?こんなことは渓流ではよくあること。人為的に乗せた訳ではありませんよ。 遠くに投げる必要がない 釣りにおいて、キャスティング方法はいくつかあります。その中でもオーバーヘッドは最も遠くに飛ばせる方法ではないでしょうか。ブラックバスでも1番使用する投げ方ですし、乗り合いではない青物やマグロでも1番使います。 ただ、渓流においては遠くに投げる必要がありません。それよりも正確に静かにアプローチする方が圧倒的に重要です。 そのため、オーバーヘッドで投げることがないのです。 低弾道になりにくい また、オーバーヘッドはどうしても描く軌道がフワッとなり、大きな放物線になりがちです。 放物線の曲線が大きれば大きいほど着水時の音も大きくなりがちで、静かなアプローチとは正反対になります。 結果、オーバーヘッドのメリットがないのです。 重要なのは低弾道 先程の説明にでてきたように、重要なのは「正確に静かにアプローチする」こと。そのためにはルアーが描くキャスト時の軌道は、低いものでないといけません。 トップ画像や上の画像など、渓流においては、 投げにくい場所 投げ入れにくい場所 がたくさんあります。前者は、そもそもキャストする本人が投げにくい場所です。後者は投げやすいが、かなりのピンスポットに入れないといけない場所です。 ちなみに投げにくいし、投げ入れにくい場所もあります。ただ、そういった場所にこそ魚は潜んでいますし、釣れる確率は高いのです。 そんな場所は、目で見ている直線上の軌道しかルアーをいれることができないと思ってください。そうなると結局、低弾道になるのです。 メインに使うのは そこで登場する投げ方が「フリップキャスト」です。渓流で使うメインの投げ方と言ってもいいでしょう。ちなみにイメージしやすいように言うと、バスのピッチングに似ていると思います。 ただ、いろんなサイトなどでフリップキャストの説明を見ると、ロッドの長さ分のラインの垂らしをいれてルアーを持ってキャストしているものがあります。それって完全にバスのピッチングだと思うんですが、僕はルアーを反対の手でもってキャストしたことは渓流では一度もありません。あくまでもバスのピッチングに似ているだけで、ピッチングではありませんので。 実際に僕が行っているのが、下の辺見さんの動画にあるようなフリップキャストです。 ルアーを手に持つことはありませんし、振り幅は左右でなく下から目の前までなので左右や真上に障害物などがありロッドが振れないときでも投げることができます。 コツは上下に振ること この投げ方は少しコツが入ります。初めてやってできるものではないと思います。また、ロッドが硬いともちろん出来ません。渓流用でティップの硬いロッドを使っている人はいないと思いますが、硬いとやりにくいというか出来ないと思います。また、イメージはティップで投げることです。 左右でなく手元で上下に振る ルアーを投げるとき、どんな投げ方でもロッドのしなりを利用して投げていると思います。この投げ方も同じ。ロッドのしなりを利用します。 違うのは、ロッドをしならせる場所が左右でもなく頭の上でもないということ。目の前で上下にしならせて投げます。 そもそも、真上にも左右にも障害物がありロッドを振れない場所で初めはやっていました。ただ、そのルアーの飛んでいく軌道が簡単に低弾道になるため、どんな場所でも使用するようになってしまったのです。 力は要らないロッドのしなりだけ この投げ方に力は要りません。ロッドのしなりだけ、ティップの反動だけで飛んでいきます。 しかもキャスト時のリリースポイントが上でもなく左右でもなく下にあるため、自動で低弾道になって飛んでいくのです。 垂らしは要らない 投げるときのルアーの位置ですが、ティップとルアーがくっつくぐらいの垂らし0が1番投げやすいです。 これはもちろんロッド次第で折れに繋がりますので無理はしないでください。ただ垂らしがないと圧倒的に操作しやすく投げやすいのは事実です。 フリップキャストをマスターしよう 渓流を初めるにあたってはフリップキャストは絶対にマスターしましょう。もちろんオーバーヘッドやサイドだけでも釣れます。 釣れますが、そのキャスト1つで釣れる確率が簡単に上下するのが渓流の世界。なるべく静かに、且つ正確な場所にアプローチ出来たほうが、より釣れる確率が上がるのは明白です。 どんな場所でも正確な場所に静かにアプローチできるフリップキャストを是非マスターして渓流釣りを楽しみましょう。 #{snippet[3]}
渓流のすゝめ⑦、ベイトタックルのすゝめ
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渓流のすゝめ⑦、ベイトタックルのすゝめ
渓流のすゝめをご覧のみなさんこんにちは。ANGLERS藤井です。このシリーズを読まれている方は気づいているかと思いますが、僕はベイトタックルで渓流に行っています。 俗にいうベイトフィネスです。僕はそこまでフィネスな釣り(繊細な釣り)をしているとは思っていませんので単純にベイトタックルと言いますが、渓流こそベイトタックルを使うべきだと思っています。これを読んだらあなたもベイトにしたくなる! もくじ 渓流はスピニングが多い 手返しが圧倒的に早い 狙ったところに入る サミングがしやすい 僕は断然ベイト推し #{ad1} 渓流はスピニングが多い 渓流で釣りをしていると、僕の周りでは7:3ぐらいの割合でスピニングを使っている人の方が多いと思います。以前よりかは、かなり増えてきたとは思いますが、それでもスピニングの人の方が多い。 確かにスピニングの方がトラブルが少ないとは思いますが、ベイトを使うメリットの方が圧倒的にあると思います。 すごい偏見で話しますけど、ベイトを使っていない人は慣れていないだけで食わず嫌い的な人が多いかなと思っています。たしかに慣れるまでは都度バックラッシュしていたら、釣りにならないですし、そりゃストレス溜まりますよね。 ただ、一度慣れるまで使ってみたら手放せなくなると思いますよ。 手返しが圧倒的に良い 初めから最大のメリットを言います。スピニングより圧倒的に手返しが良いです。 誰がなんと言おうとスピニングより手返しが良い。異論は認めません。(強気です!w) 釣りにおける「手返し」とは、「投げる」→「巻く」→「投げる」→「巻く」という一連の動作のことを言います。 スピニングの場合はどうしても投げる前や投げた後に、ベールの上げ下げがあります。これのおかげでテンポが遅れて、手返しが悪くなります。 ベイトにも投げる前にクラッチがありますが、すべて片手でできるので手間になりません。スピニングの場合、ベールを上げたり下げたりするのに両手を使わないといけないので、そこで時間がかかるんですよね。 こういう話をすると「ABUのカーディナルは下げなくてもいい」とか言われそうですが、投げる前にベールを上げることは必要なので却下します! 狙ったところに入る スピニングでも入るわ!と言われそうですが、ベイトの方がキャスタビリティ(すぐに釣り人は難しい言葉を使うな)が高いと思っています。 もちろん上手な人は、ベイトでもスピニングでも狙ったところに一発で決めることができるでしょう。ただ、客観的にどちらが投げやすいか、ポイントに一発で入れやすいかと聞かれたらどうでしょうか。僕はベイトだと答えます。 ロッドの下にリールのあるスピニングより、ロッドの上にリールのあるベイトの方が、投げるときにタックル全体がブレにくいと思っています。 結果として安定してキャストできる。つまり狙いやすい。実際にシーバスの穴撃ちにおいてもベイトを使う人が多いように、ベイトリールは狭いポイントへの繊細なキャストに向いています。 渓流においてはそのキャスタビリティがかなり重要なため、ベイトタックルの方が渓流に向いていると思っています。 サミングがしやすい これもスピニングでできるわ!と言われそう。 サミングとは、指でスプールを抑えてラインの放出を制限することです。放出を制限することで投げたルアーをコントロールすることができます。これがなぜ必要かというと、水面にルアーを投げると必ず着水時に音がしますよね。 サミングせずに投げっぱなしだと、そのときの着水音は「ボチャン!!」と大きな音を立てて、そこの魚は警戒します。 サミングをすることでその着水音を少し下げることができるのです。これができるかできないかで釣果に大きく差が出ます。ベイトリールはスプールの面が上を向いているためすごくサミングしやすいです。 これもスピニングでもできることですが、客観的にしやすい方はどちらかと言われるとベイトのため、ベイトタックルに分があると思っています。 僕は断然ベイト推し 結論から言うと、好きな方で釣りしてくださいとなるんですが、オススメはどちらか聞かれたらベイトタックルと答えます。 初めての人はスピニングの方が設定はないし、トラブルも少ないので選ぶかと思います。ただ、このようにベイトタックルの方がメリットが多く、渓流に向いていると思います。 僕はもう5年以上ベイトタックルで渓流を楽しんでいます。是非、渓流を初める方はベイトタックルで初めてみてはいかがでしょうか。一度ベイトタックルを使うともう戻れません。 #{snippet[3]}
渓流のすゝめ⑥ 渓流のモラルを守れ
2020年07月22日 渓流のすゝめ
渓流のすゝめ⑥ 渓流のモラルを守れ
今回この「渓流のすゝめ」シリーズを書きはじめた理由は、この「渓流のモラル、ルール」にあります。 タックルや渓流のブログは数あれど、モラルやルールをしっかりと書いている人がそこまでいなかったので説明しようと思ったのが始まりです。 河川によってルールは違うので自分のいく河川を調べてから行ってほしいのですが、ここで書く内容は初歩的な当たり前のことです。特にこれから初める方はしっかりと読んでください。 もくじ 先行者優先です いろんな釣りをしている人がいる 私有地に入るな 駐車場なんてない 河川にはルールがある 僕の意見 #{ad1} 先行者優先です 渓流において、人が入った後は魚がめっきりと釣れなくなります。それは警戒心の強い魚達は人の影や雰囲気、違和感を感じると岩陰に潜み、一切口を使わなくなるからです。 結果、先行者が釣りしていた後はほぼ釣れません。 釣りができるところは有限です。渓流は先行者優先です。 追い抜く行為 退渓して少し上流から入渓する行為 このような行為は、絶対してはいけません。 本当にやめてください。僕は何度もやられたことがありますがいい気はしません。 もし先行者がいた場合は、退渓して違う渓にいきなさい。 いろんな釣りをしている人がいる 渓流で釣りをしている人はルアーフィッシングだけではありません。餌釣り、テンカラ、フライフィッシングと釣りの仕方が大きく違います。 結果、その釣り方次第で進む速度が違います。 例えば、餌の方はルアーよりも比較的、進む速度が遅く、狙うポイントも違います。 だからといって、抜いていいとはなりません。何度も言いますが、渓魚は警戒心が強いです。 あなたが抜いたことで先行者が釣れなくなります。 どんな釣り方であれ、先行者優先です。あなたの前に人がいたなら、渓を変えるかおとなしく帰りましょう。 私有地に入るな 第四回では入渓点、退渓点の話をしました。渓流はどこからでも入れて、どこからでも出れるわけではありません。 入れる場所は限られているし、それは出るときも同じです。渓に入るとき、出るときに私有地に入るのをやめましょう。 それは不法侵入です。最悪、捕まります。もし万が一仕方のない状況のときは、所有者の方に確認をとりましょう。間違っても無言で立ち去ったりしないように!! 駐車場なんてない 渓流に行くときは多くの方が車で移動すると思います。何度も言いますが、入渓点はどこにでもありません。つまり都合よく駐車場なんてありません。 しっかりとした駐車場なんて、ほぼありません。停めるなら道路交通法に抵触しない場所で且つ、誰にも迷惑にならない場所に停めましょう。 間違っても私有地に勝手に停めたりするのは絶対にやめてください。それは、自分たちで釣り場をなくす行為です。大人なのに自分がよければいいと思っている時点で恥ずかしいですよ。 河川にはルールがある ここまで話した内容は、あくまでも一般的な話です。最低限これだけは守りましょう。 ただ、河川には河川のルールがあります。例えば、とある河川は入渓する前に自分がどこから入るのかをマグネットで申告します。 この場合、先行者が優先ではなく、マグネットで申告したものが優先になります。結構、稀有な河川ですが、しっかりと運用できているため素晴らしいと思いました。 あくまでもその河川のルールに従い、皆さん楽しく気持ちよく渓流釣りをしましょう。 僕の意見 最後ですが、一般論ではなく僕個人の意見を言います。 僕は移動中などの先行者の釣りを邪魔しない範囲では、先行者に声をかけるのがマナーだと思っています。その際に、先行者がどこまで釣り上がるのかを聞く、もしくは上流の特定場所から入ってもいいかを聞いたりすることは問題ないと思っています。 もちろん、先行者の方が難しい表情をされたら入ってはいけません。こういった情報収集はお互いに有益で、仲良くなれば釣り友達になれる可能性すらあります。実際に身近にてそのようなことは何度もあります。 ただ、狭い世界だからこそよほど親密にならない限りは、釣果情報を事細かく話すのはやめましょう。渓流の魅力は自分の足で渓を探しポイントを探し、魚を探すところにもあります。手当たり次第に情報を漏らすと自分の首をしめることになりますよ。 たくさんの渓に通い、みんなが楽しく渓流釣りを楽しんでください。あわよくば趣味を共有できる仲間をみつかるかもしれませんよ。 #{snippet[3]}