全国10万人の渓流ファンのみなさん、こんにちは。
アングラーズ藤井です。
一部のエリアを除いては、もうすぐ渓流が解禁しますね。
僕は去年の10月から、2021年の解禁を待ちわびていました。
ただ、オフシーズンだからといってやることがないわけではなく、やることはたくさんあります。
特にタックルの準備はみなさん誰でも行うと思いますが、その中でも渓流ルアーはリップが折れやすいジャンルですよね。
今回は、渓流ファンなら誰でも知っているイトウクラフトさんにリップの修理をお願いしたので、その内容について書きます。
今後、イトウクラフトのルアーを修理したいと考えている方は参考にしてみてください。
リップは折れるもの
まず前提で、ロッドは折れるもの、ルアーは壊れるものということ。
よくロッドが折れたら、良くないものとかいう人いますけど、ロッドは折れます。それは普通のことです。
モノなんだから壊れて当たり前です。
同じようにリップも折れるものです。
簡単に折れます。
特に、渓流では当たり前に折れます。タイトなポイントに何度もルアーを打ち込むので他のジャンルのルアーより折れやすいと思います。
あれ?泳ぎ方がおかしいなと思って、ルアーを見るとリップが無くなっていることは日常茶飯事。
それはどこのメーカーのどんなルアーでも同じこと。
今回の件も、リップが折れるから悪いルアーとかそういうことはありません。
みなさん、わかっていると思いますけど、イトウクラフトさんのルアーって良いルアーが多いんですよ。
2020年のシーズンの終わりに
今回は僕が愛用しているイトウクラフトさんのルアー『ボウイ50s』を合計6つ(すべてリップ折れ)で修理に出しました。
修理に出した日付は2020/10/1です。
2020年のシーズンが終わってすぐに出しました。
そのときの書類はこちら。
書類を書いたのは2020/9/30で2020/10/1に投函しました。
修理の出し方
それではイトウクラフトのリップ折れの修理方法について説明します。
専用の用紙から
先程の画像でもあるように、修理を出すには専用の書類に記載が必要です。こちらはホームページから印刷できるのでこちらから印刷してください。
修理できるのはバルサとウッドのみ
2つ目の注意点は、インジェクションのルアーは修理できないということです。
僕が今回出したボウイ50sはインジェクションではありません。
おそらくですが、バルサ蝦夷45や50なんかも問題なく修理してもらえると思います。
山夷や蝦夷はできないということですね。
費用は切手で支払う
ここが一番難易度が高かった。
普段から切手を買うことがなかったので、僕はわざわざ買いに行きました。
コンビニで買えることを後から知ったので、当時は郵便局を探して買いに行きました。
ここが面倒でした。
送るルアーと一緒に切手を同梱して送りましょう。
スプリットリングとフックは外す
フックを外すのはまぁわかると思います。
ただ、ベリー、リア、アイに付いている3つのスプリットリングも外して出す必要があります。
ルアーのみを送って下さい。
無償修理のパターン
バルサシリーズの場合は、ミノー1個につき84円切手3枚で直してもらえるので、252円かかります。
ただ、リップ折れはこの値段ですが、リップが抜けた場合は無償で直してもらえます。
実際のところは、送料かかってますから無償ではありませんが、それでもリップを直してもらえてこの値段はかなり安いと思います。
かかる時間は要注意
ここだけ要注意です。
渓流はシーズンがあるので、繁忙期と閑散期があります。
僕みたいに10月になってオフシーズンになったらすぐに送る人が多いのでしょう。
今回、5.5ヶ月ほどの時間がかかりました。
もしかしたら、シーズン中の方が早く行ってもらえるかもしれませんし、そうではないかもしれません。
ただ、出来上がったものをみたら、その理由がわかると思います。
本当に丁寧な仕事ぶりで、僕と同じように全国からたくさんのボウイやバルサ蝦夷が送られてくると思うと、このスピードはむしろ早いと思います。
格安で直してもらえることに感謝し、シーズン中に使いたいなら、シーズンオフになるべく早く出して、気長に待ちましょう。
今年の渓流ももうすぐ解禁
それではみなさん、今年も渓流を楽しみましょう。
カスケット好きの人もアングロ好きな方も、もちろんイトウクラフト好きな方も、いろんな楽しみ方があると思います。
自分の好きな釣り方で、満足のいく魚が釣れるように祈っております。
そして是非ともアングラーズで報告をよろしくお願いします。
僕は、去年逃してしまった紅アマゴを釣れるように、特に秋以降に頑張りたいと思います。
それでは、みなさんにいい出会いがありますように。