どうもこんにちわ、t.onumaと申します。
東京湾と相模湾をホームにしたオフショアゲームを本格的に始めて5年目(かな?)、年に何回かは遠征に出かける、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。
偉そうに語る時も多々ありますが、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりしますので、話半分で聞いてくださいね。
今回は個人的に「これは傑作だ」と思う釣り具の紹介です。一回目はダイワのTGベイト。多くの方がご存知で、かつ語り尽くされている感もなくはないですが。。。
ご笑覧いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いします。
TGベイトとは
オフショアの釣りをやられる方であれば、多かれ少なかれメタルジグはお持ちかと思います。
主にバーティカルの「ジギング」で使うルアーではありますが、重量があるため、ロングキャストが必要な際にも使えますし、プラグに比べ、重量のわりには体積が小さいため、喰い渋るナブラ撃ちの際の秘密兵器としてボックスに忍ばせている方も多いのではないでしょうか。
今回紹介するTGベイトとは、ダイワから発売されている、前後上下左右非対称のメタルジグです。
バリエーションは20、25、30、45、60gの5サイズ、11色の展開です。
参照:ダイワ
フォール姿勢がすこぶるよいため、青物、タチウオ、カサゴなどの根魚との相性が抜群です。
素材とメリット
通常のメタルジグは鉛で成形された物が多いですが、TGベイトはタングステン製のルアーです。
タングステンは鉛や鉄などに比べ比重が高く、対鉛では同体積で1.7倍の重さになります。
重いと何が起きるのか?というと、同じ重さでシルエットを小さくできる、あるいは同じような大きさであれば重くできるために、同じ場所で鉛のメタルジグとは違った使い方を出来るようになります。
例えば、どうもベイトが小さくいのではないか?大きいジグではバイトを出せない、しかしながら、風や潮の影響である程度は重さが必要、こうした場合に有効になります。
上がTGベイト、下がディープライナーのスパイファイブです。いずれも60gですが、ずいぶん大きさが違います。
あるいは、沈下スピードが鉛や鉄では動きが遅過ぎて見切られてしまうような場合にも有効です。
デメリット
通常のジグで釣れない場合のキラーアイテムではありますが、もちろんデメリットもあります。
価格
まずは価格です。タングステンという素材のため、鉛に比べて高価です。
60gほどであればそれほどの差はありませんが、180gほどになるとかなり高価な印象になります。
参照:ダイワ
FKジグ180gの1,950円に対して、TGベイトは4,200円!!ロストすると目の奥が潤む金額です。
塗装
タングステン製のジグは塗装が剥がれやすいと思います。
多少の傷は思い出としてよいかもしれませんが、着底させる際にぶつかる際から剥がれてくることが多いです。
このように、小さい傷からも割れるように剥がれます。
ルアーの色は個人的にはそれほど気にしておりませんし、傷は気にならないよ、という人であればここはデメリットではないかもしれません。
使い方
個人的には釣れる使い方がベストだと思います。これまでやってみた釣り方を幾つか紹介します。
おとすだけ
このルアーの一番優れている点が、フォールでのバイト発生率だと思います。
鉄製や、幅広い形状で水の抵抗が大きいルアーで見切られてしまうような場合、フォールのスピードが動きを調整する必要があります。
個人的なパイロットルアーは、動きが早く大きい物ですが、これでバイトが出ない場合、まずは動きを少なくし、次に遅くし、それでもダメならTGベイトを使うようなパターンを作っています。
こんな流れです。
長距離をそれほど派手でない動きでフォールしていくようで、追っかけてきて着底間際で我慢できなくなってバイトが発生するケースが多いように感じます。
ただ巻き
底をとって巻き上げるだけです。ジャークなしで巻き上げるだけです。これを釣れるまで繰り返すのです。
巻きの最中にバイトが発生することもありますが、巻き始め・巻き終わりの瞬間にバイトが集中すると思いますので、使われる方は最初と最後を意識してみてください。
一点、上げでメタルジグを使う場合、当然ジャークするものだと思っている方もいるのではないでしょうか。
TGベイトは強め・早めのジャークをすると、頭方面から落ち込むためリアフックとラインが絡むケースが多いです。
ジャークなしでも釣れるルアーですので、基本はただ巻き、ちょっとアクションを入れる際にはソフトに動かすのがコツです。
スイミング
ボトム付近でのスイミング、中層でのスイミング、表層でのスイミング等、横に引いてきても使えます。
表層はスイミングというより、早巻きのスキッピングが有効かと思います。
傑作ルアーとは
傑作ルアーの要素として、多くの人に使われていること、多くの人に使い方の研究をされていること、この二つを上げることができると思います。
その点、TGベイトは「TGベイト 使い方」とサーチすれば、数多くの人が様々な意見、感想、使い方を残してくれています。
十分な実績があるルアーですので安心して使えますし、これまでにない使い方で成果が出たら楽しいかと思います。
また、冒頭で11種類カラーがある、とお伝えしましたが、毎年この時期になるとキャスティングさんがオリジナルカラーを発売しています。
参照:キャスティング
面白いのが、グリーンゴールドを基本として、グローや差し色を入れる別注カラーになっている点です。
春になると桜が咲くように、キャスティングさんのオリジナルカラーTGベイトも、個人的には春の風物詩となっています。
通販も可能ですので、興味ある方は入手して使ってみてください。
それではまた。
t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。
オフショアを始めてみたい方のために、初心者が気になるところをお伝えしていこうと思います。