こんにちは、Shin.Hと申します。
嫌なことばかりのコロナ禍ですが、その中でも楽しみを見つけていこうと考えました。
そこでリモート勤務になったのを利用して自宅から5分で行ける川までほぼ毎昼休み釣りに行くことにしました。
しかし1時間の昼休憩も準備したり移動したりの時間を考えると実質釣りをしていられるのは30数分。
その短い時間で30cm以上のスモールマウスバスを釣るまで行き続けるぞと何度も通った釣行記です。
目標を決めて釣りをしてみよう
リモート勤務中の昼休みに川に行ってみると大抵は他に人はいません。
稀にお年寄りがコイ釣りしているのを見かけるのと、ごく稀にバサーの方を見かける程度でした。
他の人が居る時でも近くで釣ることはなく、30m以内に他人がいない状況なのでコロナ禍の釣りでも問題がないと判断しました。
最初のうちはマズメでもない30数分で大きいのを釣るのは難しいと考え、ボウズ率を下げるチャレンジとして極小バスを狙う超セコ釣りをしていました。
その超セコ釣りもボウズ率をある程度抑えることが出来るようになって来ました。
すると今度は大きなバスを狙いたくなってきます。
そこで30数分で30upのバスを釣ることを目標とするチャレンジを開始しました。
仕事が昼休みに食い込まない限りは昼休みに川に行き続けました。
しかし何時間も釣りする時は最初の30分で釣れることもあるのに、なぜか30分だけの釣行だとなかなか釣れずに苦しんだ釣行記です。
川の様子について
私が行く一級河川の中流域では20cm以下の小バス達は1箇所に居付き、ウロウロしているものの、20cmを超える大きさあたりから回遊をするようになります。
30cm以上はほぼ全部回遊していることは今まで釣りをしつつ見えバスを観察してきて分かっていました。
頻度としては晩夏から初秋なら、一か所あたり30数分の間に3、4回ぐらいは30upバスが回遊して通りかかります。
単独の場合が多いのですが、2〜4匹ぐらいの群れをなして通ることも多いです。(まれに40cm以上はあるバスも通ります。)
回遊する場所は岸際から1、2mぐらいの範囲であることが多いことも分かっていました。
しかし超小型狙いのマイクロスプーンには完全無反応でした。
リアクションバイトで狙う
そこでチャレンジを始めたのが初秋だったこともありその見えバスを狙って、秋は巻物とクランクベイトやバイブレーションなどを投げて巻いてみました。
しかし、私の家の近くは東京でも超有名な激戦区。スレきったバス達は見向きもしてくれませんでした。
次にミノー系のプラグを超スローで巻いてみたり、逆に早巻きで目の前を通しても目の前で急にトゥイッチしてリアクションを狙ってみましたが、完全に見切ってゆったりと慌てずにコースを変えてどこかに行ってしまう。
回遊コースに来た瞬間を狙ってフワフワとノーシンカーワームを落としたりもしてみたが、それもガン無視されました。
やはり見えバスは難しかった。
放置を試す
釣れないので作戦を変更。
スレバスにはやはり放置だと、ワームを回遊コースに置いてひたすら待つ。
しかし安定して回遊してくるポイントは流れがほぼ無くワームが揺れることもなく気づいてすらもらえない。
そこで見えるか見えないかの位置に置き、回遊してきた時にピクッと動かす作戦に出てみました。
しかし完全に無視されました。
見えている30upバス達は、そもそも食い気が無いのかそれとも完全に見切っているのかワームに何の興味も示しません。
自分の姿が見えバスから見えているせいかとも考え、影を落とさないように気遣い、しゃがんだまま釣ったり立木にくっ付いて釣ったりしても、見えバス達の反応は変わりません。
20cm以下のバスたちならピクっと動かす作戦で、たまにワームに寄ってきてくれました。
ところがワームサイズが大きかったので口に入れることは無かったです。30up狙いなので、この時はワームサイズを下げる気もなかったのです。
ですが、ふとワームサイズを下げる気がないのが悪いのではないかと思えてきました。
30upバスも小さいワームであれば食うのではと思ってビビビバグ2.6インチを使ってみました。
すると・・と言いたいところですが、残念ながら結果は同じでした。
ビビビバグにも集まってくれるのは20cm以下だけで30upには無視されました。
そしてその20cm以下の個体も突っつくだけで口に入れてはくれません。
ダメだったかと帰る寸前にカナダモの中に居るかもしれないなとふと思い、ビビビバグをカナダモの中に撃ち込んだところ、ヒット!
だがすぐ分かる。小さい。
釣れたことは嬉しいが30upチャレンジなのでまだチャレンジ達成ではありません。
カバー撃ち
カナダモの中に撃ったら小型とはいえ釣れた。やっぱりカバー撃ちはラインを隠すし、こちらの存在も見えなくするから良かったのかもしれない。
なので、「30upは回遊のみというのは思い込みで、もしかしたらカナダモの中にいるかもしれない」と考え、重めのバレットシンカーを使ったテキサスリグで組んだワームで片っ端からカナダモを撃ちまくってみました。
しかし釣れない。
投げ込んだ時に動くのが20cm以下ばかり、やっぱり30upは回遊のみのようです。カナダモの影に隠れていたりはないなーとガッカリするだけでした。
そうこうしているうちに寒さがやってきて回遊する見えバスが減ってきて気は焦ります。
朝マズメの釣りを昼に試す
このチャレンジの最中にも、起きれれば仕事前の朝マズメにも釣りには行っていて、その時間ならば偶には釣れていました。
釣り方は食い気のある個体を狙う流れがあるところでドリフトと言う釣り方です。
しかし初秋から晩秋に季節は移り、朝マズメもだんだんと釣れなくなってきました。
考えるに早朝は夜間の冷え込みを引きずり、バスの活性が上がらなくなっているのではと考えました。
ならば陽が昇り暖かくなってからシャローで活性が上がる個体もいるのではと考え、いつもの流れがほぼ無い回遊してくるポイントを離れ、流れの中でドリフトを真っ昼間に試してみました。
しかし釣れない状態が続きました。
「やっぱりダメかなー、このまま冬に突入したらますます釣れなくなるなー」と考えながら通っていた時、珍しく他のバサーを見つけました。
お昼時に30mぐらい上流の流れがあるところにいました。その人が釣り上げていたのです!
遠いので何を使ってどのように釣ったのかは分からないけれどバスを釣ったことは分かりました。
やはり続ければこの時期でも可能性はあると頑張り続けることにしました。
遂に達成!!
しかしやはりドリフトしているのを追って食うような元気があるバスはいない気がしました。
晩秋となると朝マズメもドリフトでは釣れづらく、その頃、朝方に釣ったのはテキサスリグ、ボトムでかかったバスでした。
そこで今まで試したことをまとめてみました。
・やはり30upの居着きはこの場所にはほぼいないから回遊を待とう
・手前の岸際に回遊しているのが見れると言うことは対岸の岸際にも回遊しているはずだ
・見えバスはやはり難しいから諦めて対岸をネチネチと攻めよう
・寒くなってきた今、ノーシンカーでドリフトではなく、ボトムをゆっくり動かすことにしよう
この4つの作戦に決定しました。
それらを総合して考え、対岸ギリギリにクロー系ワームを撃ち込んでいく釣り方を試してみました。
使用ルアーは、朝方にボトムで釣った実績があるドライブクロー3インチを使用。ワームの片腕がもげていたのですが構わず使ってみました。
昼休みが終わりそうな12:45ぐらいに対岸に投げ込み、岸際1m以内に着水。
ボトムをとってチョチョンと動かすとすぐにモゾモゾっと食べている感触。一瞬の間を置いてからエイッと合わせると乗った!!
やったー!だがここでバラすわけにはいかない。そこまで強烈な引きではないと感じたが慎重さと大胆さを同時に発揮し寄せていく、そしてネットイン!!!
今度こそ本当にやったー!!!!!!!
ドライブクロー良くやってくれた!
サイズはどうか・・・
文句なしに30cm以上ある。完全に目標達成です。長かった。。。
サイズの割には引きが緩かったのはやっぱり寒さのせいで元気がなかったのかな?
何にしろ目標達成!超嬉しい!
そしてすぐに家に帰り仕事を再開。大丈夫でした。13:00を過ぎる前に仕事を再開出来ました。
完全に昼休み中に30upゲットを成功させました。
おわりに
たかが30cm台のスモールマウスバス大したことないと言われればその通りなのですが、勤務の昼休み中に釣り上げたと言うのが嬉しかった。
何か目標を設定してそれを目指して釣りをするのはなかなか楽しいです。
今までにもバズベイトで釣り上げるまで頑張り続けようとか変な目標を立てたことがあります。
そのせいで本当ならもっと釣れるはずが釣れなくなったりしてきた可能性も多々あるのですが、それでも目標達成が出来た時の嬉しさがあることは知っていました。
これからも目標を立ててやっていこうと思います。
さて次の目標は何にしようかな。
バス、ナマズ、ソルト全般、ルアーも餌釣りもという欲張りですが船酔いが酷いため、オカッパリ専門でやっています。
釣りを始めたのはずいぶん昔ですが、再開したのはここ4、5年。
下手くそですが、初心者目線で記事を書いていこうと思っています。