皆様、こんにちは!《釣って楽しい&食べて美味しい》が釣りモットー!ゆきえもんです٩( 'ω' )و
前回はショアから狙えるアイナメのお話をさせて頂きました。
この度のピックアップは、「ソイ」です。岩場の「已己巳己(いこみき)」と名付けております。
今回もどうぞ最後までお付き合い下さいませ(^^)
(※)本記事では成魚で30cm前後の魚種をライトロックフィッシュとしてご紹介致します。対義はヘビーロックフィッシュとし、概ね50cm~オーバーの魚種としてご紹介致します。
ソイという魚
今回のピックアップは【ソイ(曽以・曹以・磯魚)】です。
日本各地に生息が確認出来ますが、比較的寒い地域に多く見られます。
ソイと一口に言っても多様な種類が存在していますが、上記三点はどの種類であっても共通しているようです。(*'ω'*)
成長速度は根魚故の緩やかなスピードですが寿命は長く、カサゴやメバルよりも大型に成長します。
その強烈な引きを楽しみたいアングラーが数多い人気者です。
メバル以上の耐寒性を備えており、冬釣りでは主に北海道や三陸で盛り上がります。
また、少し南の、茨城県や福島県、北陸から山陰、あるいは九州の一部地域等の寒冷地で釣果が見られます。
ソイの生態
ソイは主に10℃~17℃程度、メバルやアイナメ同様に15℃前後の低水温が適正水温とされます。
夏場の20℃近い水温の時は、酸素量が多い河口周りや深場に移動します。
ちなみに、ソイという名前は「磯魚(いそうお)」が由来でこの呼び名が転じたとされる説もありロックフィッシュの名に相応しい由来となっています。
そんなソイですが由来となった磯も含め、ゴロタ場や堤防の際などの障害物が多く潮流から外れたポイントに住みつくことが多いです。
泳ぎが苦手な上に、縄張り意識が極めて強い為に陣取れるポイントに住みつくのです。
そして自分のテリトリー内に入った魚にタアタックする獰猛さを持っています。
また、面白いのが、ソイは非常に新しいもの好きという事。
消波ブロックやテトラポットなど、新設された人工物に我先にと住みつく性質があるのです。
これは一説によると極めて強い縄張り意識ゆえに、素早く場所を確保しようとする行動からそのように見えるのだそうです。
新しいもの好きな魚なんて、ミーハーな子もいるのですね。(笑)
基本的に夜行性の為、マズメ時に狙うのがポイントですが高活性時には幅広いレンジにいます。
日中であれば以下の内容を押さえると、狙いが絞れるのでオススメですよ。(^^)
ちなみに、大型は日中の方が釣れる場合もあるとの説も。
大型個体については、前回の記事で捕食率に注目して「夕マズメ以降の活動」と考えました。
ただし「ハイシーズンに見られる高活性」=通称「荒食い」時は夜に限らずその前(昼過ぎ)から早めの活動をしているのかもしれません。
私、ゆきえもんの経験から比較出来そうな魚種(カサゴ)で調べて見た結果「秋」と「春」の「昼~夕マズメ」時に釣れた個体が20cm前後が多かった為、この説は個人的にアリかと思います。
皆様も是非、ポイントを探りながら季節や時間帯によるサイズの違いも比較してみてくださいね。(*`・ω・´)
ソイの旬
さて、そんなソイですが1年を通して味に違いが出にくいとされています。
これは、上記の縄張り意識の強さから一定の場所に居座り続ける為に肉質に影響を及ぼす程の食生活の変化が無いからとされます。
それでも、繁殖期には産仔前に備えて脂がのりますので 美味しい時期を定石通りに狙うならば水温が冷えはじめる10月下旬・11月上旬から3月下旬頃までが狙い目でしょう。
ちなみに、味の評価はメバルやカサゴに比べると賛否が分かれていました。(特にムラソイ。)
しかし、さすが北の鯛ことクロソイは人気でした。
平成14年に室蘭市の市の魚に制定されていますので、一度本場のクロソイを食べてみたいものですね。(*'ω'*)
ソイの狙い方
では、早速ソイの狙い方ですが オススメの釣法・お手軽に狙える釣り方【ビフテキリグ】をご紹介致します。(^^)
タックル
まずはタックルです。
ゆきえもんの持つタックルですと、このような構成になります。
ロッド→Major Craft SOLPARA SPX-S682AJ
ライン→TORAY ソルトライン SuperLight フロロ1.2lb(0.3号)
※ラインのみ0.3が無かった為、参考までに同シリーズの2lb(0.5号)を紹介いたします。
ソイのポイント
次に、時間や場所についてまとめます。
タックルは機動性に特化した組み合わせです。
縄張り意識が強いが故に、その縄張りを探すのがソイ釣りのポイントです。
ビフテキについて
一方、タックルを軽量化すると、弱点として広域を探れないという点がありますがこの弱点を補えるのがビフテキリグなのです。
ビフテキリグと、なんとも美味しそうな名称ですが、正式には「ビー・フリー・テキサス」リグの略です。
ビーンズシンカーという中通しオモリのようなシンカーを取り付けることで
アングラーの希望を限りなく乗せられるリグなのです。ᐠ( ᐛ )ᐟᐠ( ᐖ )ᐟイェイ
釣り方
そして釣り方です。
先述の「潮通しが良い、ただし潮流が直撃しない場所」を日中に探します。
潮の様子は日によって変わりますので、慣れているポイントでも明るいうちにチェックしておきましょう。
日の高い内はボトムを中心に探ります。
ビフテキリグのアクションは大きく3パターンで
この3アクションを使って、ソイへアピールします。
アピールに気づいたソイはワームに対して果敢に寄ってきますので、竿先が沈んだ瞬間に合わせましょう。また、ワームサイズとフックサイズの適正バランスも重要です。
ソイは基本丸のみスタイルです。「来た!」と感じたら迷わずフッキングするのがポイントです。ᕙ( ˙꒳˙ )ᕗ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゆきえもんのフィールドではなかなかお目にかかれないソイですが、やはり釣りたいロックフィッシュの1種です。
参照:写真AC
いざファイトになった時に釣りあげられるように、日々私も精進いたします。(*`・ω・´)
ぜひ応援お願いいたします。
それでは、ゆきえもんでした( * ^ ^)ノシ
彼から釣りデートに誘われて早3年。
無事に釣りあげられ、今は夫となった彼よりも海に出向く事が多い、駆け出しアングラーです。
釣りモットーは《釣って楽しい&食べて美味しい》
初恋はイサキちゃん。今はメジナちゃんに絶賛片思い中です。