皆さん毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?福井県を中心に活動をしています山内山と申します。
主にオフショアでのルアーフィッシングをメインに行っており、現在マイボートの船長として日々修行中です。
福井の夏の海は漁師さんや市場関係者の間では夏枯れと呼ばれ、あまり魚が穫れない時期と言われております。その為、日中の暑い時間に魚を狙うのではなく、夜のイカメタルがメインの釣りとなります。
秋が近づくとケンサキイカが終わり青物の数も増えてくるため、スーパーライトジギングに戻したり、たて釣りが始まります。今回は地元福井のスーパーライトジギングについて書いていきたいと思います
どんな魚が釣れるの?
まず最初に、福井の地元の海域でよく釣れる魚たちを紹介します。
やはり一番のメインターゲットはヒラマサです。ヒラマサの引きは別格で、バンバン走られるのでスリリングです。
次にハマチです。4月頃に、辺り一面にナブラが発生する位湧きますが、パターンが合わないと全く釣れません。今の時期はあまり美味しくないですが、12月頃の地元海域のハマチは脂が回ってて最高に美味です。
マダイも安定的に釣ることが出来ます。タイラバだけでなくSLJでもマダイが掛かることがあります。タングステン等の小さなジグに反応が良いのと、フォール中に食ってくることが多いように思います。
SLJの格好のターゲットとなる根魚も、キジハタを筆頭にアオハタ、カサゴ等が釣れます。
また、アマダイも釣ることができます。こちらも大小様々ですが狙うことができます。泥底の海域を狙うと釣りやすいです。
他にはサワラやヒラメ、シイラ、ホウボウ等様々な魚を釣ることができます。
どんなタックル?
次に福井でのSLJのタックルについて書いていきます。
ロッドは各社から専用ロッドが出ていますので、それを使うのが一番ですが、ない場合は柔らかめのジギングロッドやティップランロッドでも代用できるようです。
リールは3000番前後を使用します。私はC5000を使っています。ラインはPE0.6〜1号でリーダーは2〜4号を使用します。私は不意な大物に備えてPE1号にリーダーは5号を付けています。
ジグは30g〜120gまでの物を使います。本来のスーパーライトだと80g位までなのですが、こちらの場合、やや深い所でも釣りをするので、120gまで使います。ジグの材質ですが、鉛のジグも使いますが、比重の大きいタングステンのジグが有効なようです。
釣り方と魚の探し方
スーパーライトジギングはあまり激しいアクションは必要ありません。早巻やゆっくりただ巻、ワンピッチジャーク、リフト&フォールが基本的な動作で、その日のヒットパターンや狙う魚種によって変えていきます。
魚種ごとにも特徴はあり、青物は早巻やワンピッチジャークに良く反応します。早巻の場合は止めを入れて、食わせの間を作ることが大事です。狙うレンジはボトムから表層までどの層でもヒットの可能性があります。
マダイはゆっくりただ巻が有効で、フォール時にも当たってきますので、フォール時も気を抜かないことが大切です。狙うレンジはボトムから中層となります。
アマダイや根魚は海底付近をゆっくりただ巻きしたり、リフト&フォールすることで良くヒットしますまた、ボトム着底と同時にヒットすることもあり、上から落ちてくるジグを海底から見ていると思われます。狙うレンジはボトム一択です。
魚の探し方ですが、基本的には魚礁や根周りの魚探の感度を拾っていきます。感度があれば釣り開始ですが、感度が無ければ見切りをつけて次のポイントへと行き、再び感度を拾っていくことの繰り返しです。
釣る際に魚礁や根の上を船で流す際は根掛りの危険がありますので、水深の把握と、ボトム着底後すぐに根を切る、リアフックを外す等の対策が必要となりますのでご注意ください。
私の地元の海域において、根周りでは根魚はもちろんの事、ヒラマサやハマチが付いていることがあります。また、その周辺が砂泥地の時には、マダイやヒラメ、アマダイやホウボウ等が狙えます。さらに、河口付近ではスズキやマゴチ、サゴシ、アジ等も狙えます。
最後に
年間を通していろいろな魚が釣れるのがスーパーライトジギングの良いところであると思います。
皆様もぜひ、魚種限定解除のスーパーライトジギングを楽しんでみてください。
生まれも育ちも福井県。子供の頃から地元の川や海で釣りをしてきました。
最近は、オフショアでの釣りに没頭してて、ジギング、キャスティング、タイラバ、イカメタルと幅広く楽しんでいます。
昨年船舶免許も取得して、現在はプレジャーボートの船長見習い中です(笑)。