皆様、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです!
本日は、エギングに関するマガジンではないのですが、「釣りをする全ての人」のみならず、全世界の人に関係する「ゴミ問題」について、身近な事例も踏まえて投稿したいと思います。
個人的な考えやエゴも含まれる内容となっていますが、見て見ぬ振りはできない、非常に深刻な課題ですので、最後まで読んでいただければ幸いです。
はじめに
今や地球規模の最重要課題となった環境問題。非常に深刻で、人類が考え行動をしないと解決はできないとされている問題です。
ここまで大規模の内容を詳細に、私が今回投稿するのはおこがましいと存じますので、本日はその環境問題の中でも釣り人にとって非常に身近な問題である「ゴミ問題」について「事例・私の経験」を含めてお話ししていきたいと思います。
非常にショッキングな内容もありますが、実際問題、現実の話で全世界で起きていることですので最後までお付き合いいただければと思います m(_ _)m
5大環境問題について
おこがましいと言った矢先ですが、基本事項として一先ず、5大環境問題についてだけ紹介させてください。
現在、全世界で問題視されているものはこれです。
地球温暖化
海洋汚染
水質汚染
大気汚染
森林破壊
全て読んで字の如く、それぞれが本当に深刻な問題となっています。一つ一つお話しすると長くなってしまうので紹介のみとさせていただきます。
隠岐の島のゴミ問題
さあ、話は戻りましてゴミ問題(海洋汚染)についてです。
これについては、現在私が暮らしている「島根県隠岐の島」をベースとして話を進めていきたいと思います。
まず隠岐の島とは、島根半島の北の海上に位置し、180を超える大小さなざまな島で構成されている離島でありまして、暖流である対馬海流の影響をモロに受けるまさに釣り人にとって、夢の島の一つであります。
しまね観光ナビ参照
しかしその暖流が魚だけではなく、招かれざる「お客さん」も運んでくるため島にとっては深刻な問題となっていることがあります。
それが、「漂流ゴミの漂着」です。
小さな木々などであれば特段問題はないのですが、これがまた凄いんです💦
隠岐の島でのこの漂着ゴミ問題、もちろん島全体での問題なのですが、特にひどい状態なのは、島後の西側沿岸部になります。
なぜなら、先ほどもお話ししたように島の西側に暖流がぶち当たるからです。
ゴミも大小さまざま、ペットボトルから大木まで、たまに冷蔵庫も見かけます💦
グーグルアース参照
特にゴミの中でも厄介なのが魚網です・・・。
この漂流魚網により、今般隠岐の島では胸が引き裂かれる事件が発生しました・・・。
人間が出したゴミが自然界の生き物を苦しめている事実
令和2年8月30日の夕方、隠岐の島町の海岸に、滅多に日本海で見ることのないアカウミガメが魚網に絡まり打ち上げられるという事件が発生しました。
Yahoo!ニュース参照
この時のアカウミガメは、長い間漂流し、何も食べていないのだと瞬時に分かるほど衰弱しており、何よりも絡まっていた魚網が食い込み、右前足が壊死しているなど、とても痛々しい姿をしていました。
それでも懸命に生きようと、もがき苦しんでいる姿は、「胸が引き裂かれるような」ではなく「胸が引き裂かれる」ものでした。
私たち人間が出した「ゴミ」が生き物を苦しめたという事実・・・。
幸いこのアカウミガメは、地元の方々の協力のもと一時保護され、さらに須磨海浜水族園全面協力のもと治療・リハビリを行うこととなりました。
後にこのアカウミガメは、「生きる」を意味する「リブ(LIVE)」と命名され隠岐の島では束の間の有名人ならぬ「有名亀」となりました。
広報隠岐の島参照
その後、懸命な治療・リハビリ等により、右前足は失うものの、単独で動き回り、自分で餌が取れるまで回復しました。
この事件は各地メディアにも取り上げられ、全国民が知り得る海洋汚染事例の一つとなりました。
カンテレNEWS参照
1年後、独り立ちができるまでに回復したと判断されたことから、同水族園から再度隠岐の島に戻ることになりました。
当初、片腕を失ったカメが自然界で生きていけるのか、そもそも泳いでいけるのかという心配はありましたが、リハビリをしていく中で、カメ自身片腕がないという自覚のもと、「片腕がない状態での遊泳方法=後脚をうまく使う」を自ら考案し、難なく泳げるまでになったことは感動でした。
「生きる」という力が起こした奇跡ではないでしょうか。
そして最後は、地元の方々に見送られ今年7月に海に放流する運びとなりました。
山陰中央新報デジタル参照
この一連の出来事は、地元保育園児を始め大人に至るまで、島民が目の前の環境問題について考える機会となりました。
私自身、人と人との繋がり、そして人の協力というものはすごい力だなと感じましたし、何よりも隠岐の島の島民の方々の力が凄いなとほんと思いました。
TSKさんいん中央テレビ参照
ただ、やはり1番重要なことは、生き物を助けることはもちろんのこと、まずはこのような事態に至らぬようにすることなんだと改めて思い知らされました。
そうするためにも、我々ができること。今できることは何か・・・。
一人一人ができること
エゴで偽善者と思われるかもしれませんが。。。
人一人の「力」って正直ほんと小さいと思ってます。
しかし、人が協力し連携した時の「力」って無限大で、とてつもなく大きくなるとも思っています。
やはりみんなでできることの一つって、海岸清掃だと私は思います。
先日、地元地区の海岸清掃に参加させていただきました。
ゴミの量がとんでもなくて、さらには魚網など人では運べないほどの大型ゴミばかりでほんと腰が折れましたw
ただ、集まった「総勢約40名の方々の協力」さらに「役場のバックアップ・回収業者の手際の良さ」が加わっていたことから海岸にあったほとんどのゴミが回収されました。スゴイ(*´Д`*)
集まった人の力ってすごいなぁと思いましたし、プラス地元の方の気持ちがこれでもかってくらい伝わってきました。
また釣り人、人一人の小さな力でも、継続してやっていくことで大きなものになると思うことがあります。
それは、アングラーによる
「one fishing one clean」
だと思います。
「1釣行」に対して「1掃除」。
ペットボトル1本をゴミ箱に入れるだけもいいんです。
1個のゴミを片付けるだけでも継続すれば、それはいずれ大きなものになると思います。
リブの一件以来、私自身も1釣行で最低でも1つのゴミを海岸から持ち帰り、それをゴミ箱に捨てるようにしています。
昔は、こうしようと思っていてもそれをしていなかった・・・。昔の私も所詮は傍観者の一人だったんだなと思った次第なんです。
やはり行動に移すことが大切なんですかね・・・。
兎にも角にも、私に今できること、これを頑張っていきたいと思います^^
今後できたら良いなと考える活動
アングラーズさんから最近、アングラーズゴミ袋の製作計画が発表されました
やはりこれをきっかけに、コロナ感染がおさまれば全国各地でアングラーズさん主催の海岸清掃活動を開催していただきたいなと考えています。(※マガジンでの要望失礼致します・・・w)
もし、実現したならば私自身も可能な限り参加させていただきたい所存です^^
まずは、一人一人がゴミをポイ捨てしないことが大前提で、次に捨てられたゴミは私たち人間が責任持って回収しないと半永久的に自然の中に残され、今回のリブのような生き物が増えてしまいます💦
リブはまだ見つかり保護されたことから奇跡的に助かりましたが、全世界では命を落とす生き物の方が断然多いと思います。
今後、このような活動を主催できるのは釣り人代表のアングラーズさんだと思います!よろしくお願いします!!!
おわりに
僭越ではありますが、今回ゴミ問題を取り上げ投稿させていただきました。
さいごに、大量ゴミ漂着の海岸清掃って何度も言いますがほんとキツいんです💦
それに一人でコツコツ少しづつ片付けても、次の時化であっという間に元どおり💦
どうしても海岸を一気に綺麗にするにはたくさんの方々の力が必要となります。
この海岸清掃で思ったことは、
「主催者」
「協力者(地元の方々)」
「バックアップする者(市町村等)」
「回収処分する者(業者等)」
が官民一体となることが必要だとつくづく感じました。
そして、隠岐の島はこれが完璧に構成されているということに驚き、感激でした。
隠岐の大自然は大好きですが、隠岐の島町のこういうところもまた大好きです💕
連携日本一🎌隠岐の島!
皆様、コロナが落ち着きましたらぜひ隠岐へ^^隠岐の素晴らしさに感無量ですよ✨
幼少時代にバス釣りにハマり、それ以降釣りがないと生きられない体となりました。
大好きなDAIWA製品で、年中色々なターゲットを狙っています。
全ての釣りに真剣で、とにかく上手くなりたいと四六時中考えているルアーマンです。