定期的に公開しているこのコーナー!【7月前半(7/1〜15)に釣れた魚を紹介】します!
今年は空前のマダコの年ですが、まだ釣れているのでしょうか。
もしくは違う魚がもっと釣れ始めているのか。
淡水より海水の魚が多い結果になると思いますが、遅いところも含めて鮎が全国でシーズンインしました。
また、この時期は多くの魚種が一番釣れる時期と言っても過言ではありません。
それでは調べてみましょう!
調査方法について
それでは毎度おなじみの調査方法を説明します。
釣りは季節の影響をかなり受けますので、同じ時期つまり昨年度の釣果から、今年はどれだけ釣れているのかを計算します。
例えば、昨年度の7月のブラックバスの釣果が10,000本だとして、今年の7月の釣果が15,000本だったとします。
となると、1.5倍に増えていますので値は1.5として考えます。
つまり去年の同じ時期と比べて、釣果が何倍になっているのかを全魚種で計算します。
昨年よりも利用者がかなり増えていますので、実際には多くの魚種が1を超えます
ただ、魚種に対する割合はそんなに変わりませんので、値は信用できるものになっていると思います。
それでは、発表します。
7月前半ランキング
1位:イナダ(3.22)
関東ではイナダ、関西ではハマチ、九州ではヤズ。
これ以外にもサイズによって名前が変わるので、魚の中でもっとも呼び名が多い魚ではないでしょうか。
ちょうど、40cm〜60cm辺りのブリの幼魚(イナダ)が去年より3倍近く釣果に残っています。
比較的ショアからでも狙いやすく、他の青物より数が多いため釣りやすい対象魚ですね。
僕は元々バスしかやっていなかったので、ソルトを初めたときにこの呼び名にはかなり疑問を持っていました。
当時、イナダクラスのブリを釣ったときに友人に見せたら、ワカシ(イナダより小さいサイズ)だねと。
いや、もう何でもよくないか?とブリの幼魚なんだからブリでも良くないかと。
どうして、ソルトの人たちは呼び名のこだわりが強いのか。
ブリはブリで良くない?と思っていました。
だが時は経ち、キハダを釣った友人に『それはキメジだね』と言っている自分がいましたね。
キハダは20kg以上なんです。(人によってはこの境界線は前後しますけど)
なんなんだろう、この感じ。
わかるあなたは、すでに釣りに侵されています(*´∀`*)
2位:キビレ(2.77)
正式名称は、キチヌと呼ぶそうです。
僕は関西に10年近く住んでいましたからキビレの方がしっくりきます。
チヌと狙い方や釣り場所がほぼ同じ、なんなら魚の違いも見た目(キビレは鰭の色が黄色い)ぐらいですねか。
本格的にキビレを狙ったことが数えるくらいしかありませんので、僕の中ではチヌとキビレの関係はヤマメとアマゴの関係みたいな親戚のイメージです。
これを書いていて、もしかしたら味が違うのかも知れないと思ったので、ちょっと釣りに行って食べてみようと思います。
3位:ヒラメ(2.36)
正確にいうと『ヒラメ』の登録よりも『ソゲ』の登録が多かったです。
この結果はソゲとヒラメを合わせた釣果数から計算しています。
先程のブリの名前の話ではありませんが、ソゲとヒラメの境界線ってしっかり決まっていないじゃないですか。
僕からしたらヒラメだと思う魚もソゲと申告されている方が多く、謙虚な方が多いのかなと思いました。
ヒラメを追われているアングラーの方は、しっかりとした定義がありそうですね。
サイズでいうと50cmが境界線でしょうか。
この辺り、その道のプロの方にしっかりと定義してもらえないかな。
ソゲとヒラメの境界線と、ヒラメと座布団の境界線を誰か教えて下さい。
4位:ニジマス(2.14)
調べたとき、ニジマスってことは管理釣り場(エリアトラウト)かなと思いましたが、違いました。
6割以上がネイティブの釣果です。
北海道や本州の一部で、たくさんのネイティブのニジマスが釣果にあがっています。
ニジマスは外来魚ですが、かなりたくさん放流していますよね。
あれは繁殖能力が低いから良いそうですが、北海道や本州の一部ではしっかりと繁殖してしまっています。
今回の釣果もすごくキレイなニジマスが多く、こんなキレイなニジマスを釣ってみたいと検索していて思いました。
ちなみに、ニジマスを釣るには管理釣り場(エリアトラウト)でも釣ることができます。
このマガジンを読まれている方でまだ魚を釣ったことない方やルアーフィッシングがどんなものかわからない方がいたら、まずはエリアトラウトに行かれることをオススメします。
ルアーフィッシングで初めての1匹を釣りやすいのはエリアトラウトでしょう。
ちなみに以前、トラウトキングという大会で地方なのか全国なのかで優勝したことある人と一緒にエリアトラウトにいってコテンパンにやられた経験があります。
その人は僕が2匹釣る間に10匹釣っていました。
経験の違いを思い知らされ、一時期エリアトラウトから距離を置いた苦い記憶があります(;・∀・)
5位:マダコ(1.82)
もういいんじゃないですか。
2020年はマダコの年ということで。
釣れ続けているし、何度もマガジンで書いているのでこれ以上タコについて言うこともなくなってきていますが、『釣れています!』
マダコは旨い、買うと高い、料理が簡単!と三拍子揃っているので釣ったことない人は是非釣りに行きましょう。
ただ、持って帰るときは要注意です。
クーラーボックスにそのまま入れると開けた時に出てきます。
また、蓋が空いているともちろん脱走します。
持ち帰るときは本当に気をつけましょうね!
ランキングをみて釣行計画しましょう
約2週間変わるだけでしっかりと釣果が変わってくるのが面白いところですね。
釣り人にとって釣果情報はナマモノと同じでかなり足がはやいです。
1週間前の情報はもう古くなっていることもありますし、昨日は釣れてたけど。。
なんてこともよくあります。
行く前にしっかりと情報収集してから、釣りに行きましょう。
それでは、このコーナーはまた8月頭に更新しますね!!