秋も一段と深まり、日だまりの恋しい季節となりました。今回で2回目のマガジン執筆になります東北三浦イーグルスです。
私の地元宮城のサーフは、連日ヒラメ釣りユーザーで賑わっています。
私は主に土日メインですが、毎週サーフで竿を振っています。
基本マイホームは激混みですので、場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ちの修行スタイル(笑)
読者の方が楽しんで頂けるような記事を書けるように、自身の体験談を交え、少しでも怪我や事故防止に繋がる記事を書いていこうと思います。
今回は持っていくタックルの話ですが、少し長くなりますので前半と後半に分けて説明したいと思います。
今回は前半です。
着用厳守!ライフジャケット
海釣りの基本といえば基本なんですが、サーフはライフジャケットを着用していない方をよくみかけます。
ライフジャケットは万が一、落水した時に身を守ってくれるものです。
必ず着用頂きたい。
サーフゲームでは一見必要なさそうですが、波際の足場が崩れたり、百発波、一発波と言われるような突然の高波など、サーフと言えど海難事故に繋がるリスクが確実にあります。
ライフジャケットを必ず着用し安全に釣りを楽しみましょう。
ライフジャケットを選ぶ基準は、実はサーフゲームは肩と足腰に相当負担がかかるもの。
選ぶ際は、肩のクッションが厚めで腰周りのクッション性とフィット感、ストレッチ機能が高いものを選ぶと良いと思います。
あくまでも私基準で話しますが、mazumeから発売されているライフジャケットをオススメします。
mazumeのものは、肩と腰への負担軽減と収容力が特に優れたものが多く、お値段は1万~2万円前後。
サーフ、ウェーディングシーバス、ロックゲーム等に特化したシリーズもあり、かなり充実しています。
収容能力の高さが重要
次に、ルアーケースを紹介します。
サーフで釣りをしている最中は、両手をフリーにしてタックルボックスはすべてライフジャケットに仕舞います。
ここで重要なのは、いかにたくさんのルアーを収納できるケースを選ぶかです。
私がオススメするのは、明邦化学工業のリバーシブルケース(サイズ#86~160)です。
ケースのサイズは使用ルアーのサイズに合わせて選んでください。
私はまったり釣行ではルアーケース2~3つ、本気モードで4つぐらいは携帯します。
つまり、ライフジャケットはなるべくポケットが多く口の広いタイプを選びます。
波避けとしてウェーダー着用を
サーフゲームは、砂浜からがっつりウェーディングする釣りをイメージしてませんか?
そのイメージがある方は絶対に捨ててください。
波に足をとられ下手したら死にます。
サーフゲームでのウェーダーの役割は、河川シーバス等で腰まで浸かる為の役割とは違います。
あくまでも波打ち際等に立つ時に、被る波を避ける為に着用します。
波打ち際でもウェーダーを着用する事で波による濡れ、濡れによる体温低下等も防ぐ事ができます。
下の画像のような立ち位置は、背後からの引き波で流されそうになることもあるので避けたほうが無難です。
ウェーダーも様々なタイプがありますが岩場やテトラ等に立たないのであれば、靴とウェーダーが一体型になっているもので、且つラジアルソールタイプのウェーダーをまずはおすすめします。
このタイプの特徴は比較的安価であり、ウェーダーの脱着が容易です。
濡れたまま砂浜を歩いても靴部分が重くなりにくく、フェルトと違いソールが釣りの最中に剥がれにくく、さらには洗いやすいのでメンテナンスもしやすいです。
ソールが剥がれたままの釣行は本当に危険です。
前回の体験談で書いたエクスセンススプールエッジ強打事件は、フェルトソールタイプのウェーダーでフェルトが剥がれたまま使用したことにより起きたものです(笑)
次回は小物類から
サーフゲームは他の釣りに比べ、釣具以外の装備が大変多いです。
ただ、一度揃えてしまえば買い足す必要が少ないのも良いことです。
次回は、サーフゲームにあったら便利な小物から、絶対に必要だと思うものを体験談を踏まえて説明します。
これからサーフゲームを行うつもりの方はぜひとも参考にしていただき、準備万端の状態で釣りを楽しんでください。
父・おじに釣りを教わり小学生5年生の頃からバス釣りに熱中しました。高校受験前に父に竿を全て折られ早々に引退。。。
30代に突入しロック、SLJ等に挑戦も高所恐怖症・巨像恐怖症がつきまといます。今は食べて美味しいサーフゲームに目覚め、安心安全を第1にヒラメ・マゴチ等を求めて地元サーフで竿を降っています!