こんにちは、Shin.Hと申します。
バス釣りの記事といえばいかに大物を釣るかですが、とことんまでボウズを逃れる方法としての極小バスを狙う方法について記事にしてみました。
またバス釣りを始めたが1匹も釣れずとにかくバスと名の付く魚をルアーで釣りたいと言う人も参考にしてください。
このような記事を求めている人がどこまでいるかは分かりませんが、読んでもらえると嬉しいです。
なぜ極小バスを釣ろうと思ったのか
私はブラックバスが釣れる釣り場まで5分で行ける好立地に住んでいるのですが、ある時期、仕事が忙しく朝から晩まで職場で過ごしほとんど釣りに行けませんでした。
そんな時にコロナ禍となりました。本来なら釣りには逆風です。
しかしリモート勤務になった今なら昼休みの1時間で釣りに行けるのではないかと思い立ちました。
早速釣行!しかし川まで5分で行けるとはいえ、出かけるには準備だなんだで30数分しか釣りはできず、回遊待ちが中心となるリバーのスモールマウスバスを狙うも全く釣れません。。
暫くの間ボウズが続きました。
そんな折、水中を見つめると小魚ならワラワラいることに気付きました。
カワムツだってカワムツングとか言ってルアーで釣れるはずと思い、管釣り用マイクロスプーンを持ち出してきて、アジング用のペナペナロッドで投げてみたところ釣れました。
最初の日はカワムツが釣れたのですが、その次の日に同じことをしたら極小スモールマウスバスが釣れました。
よくよく水中を見るとカワムツかと思っていた中にブラックバスも大量にいました。
小さい魚をいかにして釣るか苦心するのも大好きなので極小バスを狙ってみることにしました。
なんせ完全なサイトフィッシングで「こうしても完全に無視。こうすれば追ってくる。しかし食うまでには行かない、ならこうすれば・・バイトしてきた。やったー!」と見て楽しめます。
それに直に目で見ることによってブラックバスがどのようにバイトするのかミニチュアで確認しているようで為になりました。
この日からいかにして30分釣行でボウズ回避出来るかのチャレンジを行うことにし、暫くこの釣りを続けてみました。
極小バスを狙うタックル、ルアー
タックルはアジングロッドを使いましたが、UL(ウルトラライト)なバスロッドやトラウトロッドでももちろん良いしML(ミディアムライト)でも試してみました。10cm以下の魚のあたりも問題なく伝わりました。
ラインはPE 0.1lb以下、フロロ3lb、ナイロン 3lbを使用しましたがフロロ7lbぐらいを使ってみた時でも構わず追ってくる個体が多かったので、そこまで極細にしなくても良さそうです。
使用するルアーはトラウトの管理釣り場用のマイクロスプーン、一番反応が良かったです。
トラウト用のスピナー、メバル、アジ用のワーム、マイクロメタルバイブ、マイクロスピンテール、マイクロミノー、マイクロジグ。
色々試しましたが、極小バスは圧倒的にスプーンに反応しました。
やはり対象が10cm程度だとスピナーはどうしても大きくなりサイズの問題で反応が悪いようです。
ジグなら小さいのもあるのですがジグをチョンチョンするよりスプーンのヒラヒラ動きの方が圧倒的に極小バスには効くようです。
スプーンであれば管釣り用ではなくても5g以下のものであればたくさんの極小バスが追いかけてきました。
極小バスの為のルアーアクション
色々試しましたが、結局使うのはマイクロスプーンのみに落ち着きました。
次にアクションですが、これは普通のルアーとほぼ同じことをスケールを小さくしてやれば良いようです。
基本はただ巻き。但しほとんどの場合は追ってくるけど食わずに終わってしまいます。
そこでストップ&ゴー。長く止めるとルアーが落ちていきその変化に極小バスが対応しきれないので、極僅かに止める又はスピードを変化させるにとどめる。
これによってバイトしてきます。
スピード変化は遅くするだけでなく、早くするのもありで、超スーパースローに巻いている状態から極僅かに早めにサササッーと巻いてみると思わず飛び出してアタックしてくる個体がいました。
そしてトゥイッチ(竿先でチョンチョンと小さく引っ張ってルアーを暴れさせる動作)。
なにせ極小なので引く量は極僅かにする必要がありますがトゥイッチの動作が自動フッキングとなって釣れたりもするので、初心者にもおすすめです。
極小バスをかける為、ルアーをカスタマイズ
極小バスにバイトさせることが出来ても一般的なフックは大きく、管釣り用のバーブレスシングルフックですら極小バスの口には入りません。
その為バイトはしてくるが掛からない事が多いです。
似たような状況はアジングやメバリングでもあり、その時はアシストフックを使うことがあります。
これを応用してさらに小さくして管釣りスプーンに早掛けハエスレや秋田狐やタナゴ針といった極小の針をアシストフックとして付けてみました。
そうしたところ見事に成功。以下の写真のように釣れました。
しかし確率がまだまだ低い。そこでさらにその針に銀紙を瞬間接着剤で付けてみました。
かなり適当に付けましたが、それでも煌めくのかフックにかかる確率が少し上がりました。
これによって30分でボウズを逃れる確率も上がりました。
しかしこの小ささに綺麗に取り付けるのは難しくすぐにとれてしまうのが欠点です。
さらにかける。しかも楽な良い製品を発見
何かもっと良い方法はないか考えながら釣具屋を回っていたところ以下の商品を発見しました。
このDECOYのY-F11BLは鮎針をトレブルフックに応用したもので素晴らしくかかりが良いです。
ただフックを交換するだけなのでカスタマイズ作業も楽です。
しかし飲ませてかけるのとはちょっと違い、引っ掛けるに近いものである為、嫌な人もいるかとは思います。
とにかく釣りたい人はこの製品を、口の中に食わせて釣りたい人はアシストフックでチャレンジしてみたらどうでしょうか。
シーズン的には晩春から秋まで、小バスがウロウロしている場所であれば釣れると思うので興味があれば試してみてください。
おわりに
余談となりますがルアーを小さくしたからといって大きめのサイズがバイトしてこないということではありません。
実際このチャレンジの最中にも5g以下のスプーンに20cm台か30cm台のバスが掛かったことがあり、ドラグ調整して頑張りましたがテトラ帯に逃げるのを防ぐために引っ張るしかなくなり、こうなってバラシました。
これはフックが悪いのではなく小物用フックで大きめの魚をかけてしまった自分が悪いです。
このフック自体は本当に良いものです。
海でマイクロジグに付けて使った時は25cmのサバを何匹もかけて抜き上げたが曲がることもなく、このフックのおかげで釣果がアップしました。
適正なサイズの魚を狙う際にはかなり有効なフックだと思いますので興味があれば使用を検討してください。
ではまた。
バス、ナマズ、ソルト全般、ルアーも餌釣りもという欲張りですが船酔いが酷いため、オカッパリ専門でやっています。
釣りを始めたのはずいぶん昔ですが、再開したのはここ4、5年。
下手くそですが、初心者目線で記事を書いていこうと思っています。