皆さんこんにちは。ロックフィッシュ大好き人間の闇です!
寒くなり釣り場へ運ぶ足も重くなりがちな季節ですね。
寒さに負けて釣りに行かない人。
そんなの関係無しにガンガン攻める人。いろんな人がいますよね。
その割合には、バラつきはあるものの、魚も同じで水温が下がって高活性化する個体、低活性でじっと動かなくなる個体がハッキリ別れます。
難しいこの時期に少しでも釣果を伸ばす為にも、まずは魚を見つける……
いや、キャストしたルアーを少しでも魚に見つけてもらうことが重要です。
キャスティングの重要性
ベイトタックルとスピニングタックル。
人それぞれ得意とするタックルがあるかとは思いますが、どの道具にも共通してまず仕掛けを落として投げることから始まるものです。
以前のマガジンでも話しました足元に意外な大物が!?という場合ももちろんありますが、基本的には【キャスティングをしてから釣りが始まる】というイメージですよね?
魚は警戒心が高く、人間の歩く音や覗き込む姿を察して隠れたりしてしまいます。
より警戒心の低い魚、つまりは岸から離れた場所に居る魚を狙う為にもキャスティングは必要不可欠な事です。つまり、
着水ポイントを考えることから、既に釣りは始まっています!
魚を見つける…と表現することが普通になってますが、正しくは大半が見つけてもらっている!なのかもしれません。
それくらい言っても過言ではない、キャスティングの重要性。
当たり前かもしれませんが、常にそれを頭に入れることで釣果は変わってきます。
色んな角度から見せる(魅せる)
例えば、自分の正面30m先の水面に顔を出している約1m四方の根があるとします。
その状況でキャスティングする場合、まず何処にキャスティングしますか?
①手前に落とす②右側に落とす③左側に落とす④ラインはズタボロ覚悟で根の向こう側に落とす……。
大きく言えばこの4つになるかと思います。
ただ、これを無駄なく攻めるとなると右側に落とす、左側に落とすの2つになります。
ただその場合、根の真横ではなく、右奥、左奥を意識しましょう。
根の裏側に着いている魚がいると仮定して、その魚の視界に入る様な位置の右側、左側にキャスティングするということです。
当然そのまま根の手前までリーリングすれば、根の手前側に着いている魚が居た場合も右側、左側からリグが目に映るはずです。
ピンポイントで魚の目の前に落とさないと釣れない場合(低活性でその場をあまり動こうとしない魚)も状況によってはもちろんありますが、【まず魚の視界にリグを入れることを意識するのが重要で、ルアーを見つけた魚が寄って来てバイトする】というのが多いです。
海中では根が点在していて、その起伏や位置が死角を作り、リグを通しても魚の目に入らず、余程好奇心旺盛な魚でもない限り、リグが底を叩く音だけで近くに寄る…ということは少ないでしょう。
まずは魚の目で確認させるためにも、1つの根を攻めるにしても自分の立てる位置から攻めるラインをなるべく多く色んな角度で攻めてみましょう!
限られた足場、攻められる位置、通すライン取り。
頭の中で思い描く海中と現実がリンクして思い通りに魚のバイトが出た時、更なる興奮を体感出来ると思います!
もちろん例外も!
もちろん例外もあります。
画像の様な横に長い根がある場合では、左右の奥にキャストしても中央の向こう側に居る場合は、わざわざ左右まで回り込んで来ません。
攻めたいけど攻めれない…その歯がゆさを体感できるのも磯です(笑)
くぅ〜っ…あの裏側に行ければ……!
ラインズタボロ覚悟で根を跨いで向こう側にキャストして落とす!そんな荒技を太糸巻いたベイトタックルでやってしまう豪傑も居ます。
それで魚を掛けた場合、想像以上のスリルと手にした時の達成感を味わえるでしょう。
ただし、無駄なロストは推奨しないのであまりおすすめする行為ではありませんが、磯ロックを極める領域まで来るとその道を通る時が来るかもしれません。
トレースコースを変えるだけで
今回のマガジン如何でしたか?
根を1つ攻めるにしても、立つ位置が変わるだけでルアーを通すラインは変わります。
たったそれだけ?そう思う人もいるでしょうが、立ち位置を変えるだけで釣れたり、沖側から陸側にキャストして普段とは逆に攻めたら釣れた等、同じラインを通すにしてもその攻め方を変えるだけで手にすることができる魚は少なくないのです。
磯場の根の攻略は難しいけれど、だからこそ攻め甲斐があって面白い。
是非磯ロックにチャレンジしてみてください!
そして大型を手にして、磯場に豪快な雄叫びを轟かせましょう!
私はフッキングミスで変な声を豪快に響かせます(笑)
安全に!Let's!! Rock fishing!!
小学校5年の頃からバス釣りをメインにしていましたが、働き始めてからは釣りが疎遠になり、その後は北海道へ!
北海道で友人に誘われた釣りで眠っていた釣り熱が爆発!
特に磯ロックをメインで楽しんでます!ショアからの大物にこだわる頑固者w