こんにちは。ルアーでいろんな魚を釣るぞー!です。
私は関東に住んでいますが、関東における釣りのフィールドは釣り禁止区域の拡大に歯止めがかからず、かなり厳しい状況にあります。
そのため、ぶらっと出かけて気軽に釣りができる場所が少なくなりつつあります。
そんな中で、渡船という形でお金はかかるものの、安心して釣りができる沖堤防は釣り人にとって嬉しい存在です。
そこで今回は数ある沖堤防の中から関東の某沖堤防を紹介しつつ沖堤防の魅力について書きたいと思います。
そもそもお金を払って行くのだからそれなりの理由が沖堤防にはある
少しばかり陸から離れたとはいえ、陸っぱりとの釣果は歴然です。
沖堤防にわざわざ行く魅力はやはり釣果!サイズ、数ともに陸っぱりでの釣果を大きく上回る場所が多いように思います。
デメリットとしては、期待した釣果が得られなかった時、気軽に場所替えできないという点があります。
私が最近よく通う某沖堤防はクロダイのメッカとして有名、その他にシーバス、ヒラメ、マゴチ、アオリイカ、メバル、カサゴ、アジ、青物まで釣れるかなり優秀なポイントです。
私はライトゲームが中心なのでメバルやカサゴ等の根魚をメインとしてあわよくばシーバスやクロダイ、ヒラメやマゴチなどを期待して行ってます。
私が行く沖堤防はクロダイの餌釣り師、投げ釣り師、シーバサーが多く、ルアーでライトゲームをしている人は比較的少ないようです。
そのため、時合になると外道のカサゴやメバルが入れ食いになります!(釣れ盛る時はまさにカサゴ・メバルパラダイス状態です。)
ねらい目は朝マズメと夕まずめ!この時間帯はかなりの確率でライトタックルをヒーヒー言わせる魚がガンガンアタックしてきます。
本当に素晴らしい釣り場です。
陸っぱりと沖堤防の違い
オフショアゲームと違い気軽に行ける沖堤防ではありますがやはり陸っぱりとは違う覚悟が必要になります。
そのことを理解して行かないと苦い思いをすることもあります。
①状況に応じた対策を十分にすること
ひとたび沖堤防に到着したら迎えの船が来るまでは、そこで凌がなければいけません。
そのため当日の天候や気温、潮周り、風等を念入りに調べそれに対応した装備を用意しておく必要があります。特に衣類は想定より暑かった場合と寒かった場合の両方対応できるように考えておく必要があります。
②予備タックルの準備もしておくこと
孤島に取り残されている状況に近いわけですからトラブルがあったときに対応できる準備も必要になります。
特にロッドとリールはサブを用意できると良いと思います。
③空腹やトイレ等のことも考えること
長ければ12時間もの長い時間を過ごすことになるかもしれない場所です。
お腹がすいたり、トイレに行きたくなったりすることもあります。しかし沖堤防にはトイレはありません。乗船する前にはトイレを済ませることは当たり前です。
必要な食料や飲料の確保も大切です。また長時間になる場合は時合を待つ間を凌ぐために飴なども有効です。(ガムはやめた方が良いと思います。環境破壊につながりかねないので…)
沖堤防でも考えてほしいことがある
船賃を払って沖堤防で釣りをする。つまり渡船を生業としている人から見たら釣り師は大切なお客様です。
でもお客だから何をしても良いというわけではありません。そこでいくつか意識してほしいことを書きます。
①自分で出したゴミは自分で持ち帰る
釣りをしていると沖堤防でもたくさんのゴミを見かけます。ライン、おもり、壊れた釣具等、それらは多分、釣り師が置いていったものだと思います。
プラグやエギは根掛りした時にロストしてしまうのは仕方ないとして、ラインが数十メートルも釣り場に放置してあるのは釣り人としての心構えを疑ってしまいます。
釣りという行為が少なからず環境にストレスを与えていることを一人一人が考えてほしいと思います。
②小さい魚はリリースする
当たり前のことですが魚は限りある資源です。
魚はとても美味しい食材でもあることから食べたいから釣るということは誰でもあるでしょう。
しかしこれからまだまだ大きくなる幼魚も全部持ち帰るというのはどうかと思います。
私の場合はカサゴやメバルは25㎝以上は持ち帰る。しかも食べ切れる分量のみ。という形で制限を自分の中に設けて釣りをしています。
特に居着きの傾向が強い根魚はすぐに個体数が減ってしまうので是非守ってほしいと思います。
最後に
今回は沖堤防について書かせていただきました。
まだ行ったことがないという方はぜひチャレンジしてみてください。ではまた。
釣り以外に飼育・繁殖も手がけて食に至るまで何でも興味があります。
様々な魚に出会うため、北は北海道から南は沖縄まで釣り歩いています。
有名ポイントや実績ポイントは苦手で、ぶらりと立ち寄った場所や自分の感覚だけで釣り場を決めることが多い勘ピュータアングラー。