オーバーホール------。
釣りおいては、釣具特にリールを分解し内部の洗浄をすることで新品時の性能状態に戻す作業のことを指します。
そう、アンケートを取るまでは大半の人がしていると思っていました。
今回、アングラーズを利用している釣り人約800人にオーバーホールに関するアンケートを取ったところ、少しびっくりする回答が返ってきましたのでマガジンにします。
僕は毎年冬期にオーバーホールを出しているのでこの結果には少しびっくりしました。
アンケートの結果は、このようになりました。
今までにリールのオーバーホールを利用したことがありますか
なんと、オーバーホールを行ったことがある人が3割しかいないではないか!!
みんなオーバーホールしないんや。びっくり!
リールは精密機械なので、海水で塩ガミしたり、汚れがリール内に入ってしまったらすぐに違和感につながります。
違和感の程度は人によりますが、やはり新品を使ってからだと、その違和感は顕著になります。
使っていくうちに違和感に慣れてしまうのかもしれませんが、一度オーバーホールを体感してしまうと違和感のないリールの快適さに感動すら覚えますよ。
みなさんオーバーホールしましょう!
オーバーホールはどこに出しましたか
オーバーホールをしたことがある30%の人に聞きました。
ちなみに非正規の場所でもかなり良いオーバーホールをしてくれるところがあるみたいです。
ここではあまり大きな声で言えませんが、ネットで検索すると出てきますよ。
ただ、その辺りは保証等がないかもしれませんのでお気をつけて。
つまり、正規メーカー以外は自己責任という形になりますね。
淡水と海水で大きく違う
改めて考えてみると、僕が毎年オーバーホールに出すようになったのはソルトを初めたときからでした。
それまではバスフィッシングをメインにしていたのでオーバーホールを出していたのは今ほど頻繁ではありませんでした。
せいぜい2年に1回ぐらい。
つまり、この回答してくださった人の属性(海水か淡水か)は淡水が多かったのかもしれません。
ただね、アングラーズの属性はソルトの方が多いハズなんですよね。
となると、やっぱり出さないのかなと。
そもそもですが、バスしかやってなかったときでも少し不具合があったときは、常日頃から軽く分解とかしていました。
仰々しくオーバーホールと言って良いのかわからないので回答されなかったけど、実は多少の分解は自分自身でやっている人が多いのではないでしょうか。
リール本体の金額でも大きく違う
また、オーバーホールを出したことがある人に、いくらぐらいのリールを出したのかアンケートを取りました。
大体の方が20,000円以上50,000円未満のリールですね。
金額が少なくなるほどオーバーホールを出さなくなる傾向がわかりました。
これはまぁ当たり前ですかね。
オーバーホールの見積もりがリールが買える金額なら、普通リール買いますよね。
ある一定のリール以上でないとオーバーホールに出さないことがわかりました。
メーカーに任せよう
僕の意見は、オーバーホールは自分自身でやるより正規メーカーさんに出すことをオススメします。
大手メーカーであるSLP WORKS(ダイワ)やSHIMANO CUSTOMER CENTER(シマノ)に出せば、おそらくキレイに返ってくると思います。
ちなみに、僕はシマノのカルカッタコンクエストを何を思ったかオーバーホールできると思って分解したことがあります。
もう10年以上前のことですが、分解しギアを洗浄し、元に戻したときに1つだけ小さな部品が机に残っていたときに恐怖を感じましたね。
この部品はなんなんだろう??。。。
すでに組み立ては終わっています。
一瞬、この部品は違うリールの部品ということにしようと思いましたが、そんなわけありません。
なくなくシマノさんに事情を説明して、もとに戻してもらったことがあります。
シマノさんあの時は本当に助かりました。
それ以来、カルカッタコンクエストは分解するのをやめようと心に決めたことがあります。
相当得意でない限り、自分自身での分解はやめたほうが良いです。
プロの方なら良いですが、僕みたいにどうせプラモデルと同じだろとか思って分解しないようにね!
定期的なオーバーホールを
興味はあるけどまだ正規のオーバーホールを出したことのない方は、一度オーバーホールに出してみることをオススメします。
特にたくさんの魚を釣ったことのある思い出のリールがガタついているなら尚更です。
オーバーホールにお金がかかるパターンは、洗浄ではどうにもならないときです。
汚れや塩ガミがある程度なら洗浄でどうにかなるかもしれませんがピニオンギアの交換だったり、部品の交換しか対応できないときにかなりのお金がかかります。
ベストなのは定期的にオーバーホールを出して、錆びる前に対処することです。
そのため、特に海水で使用されている方は定期的なメンテナンスがオススメです。
それでは良い釣りライフを。