どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。
東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。
今回はオフショアの釣り、タチウオゲーム、について、例のごとく、前編と後編の二回に分けてお伝えします。どうぞよろしくお願いします。
タチウオゲームの魅力
タチウオゲームの魅力を語るにあたり、皆さんはこの方をご存知でしょうか?という前に知るわけないと思いますが、こういう方がいるようです。
2020年は2,000匹以上釣られたそうで、新山下の渡辺さんの常連な方の模様。船からも「タチウオ界の世界征服を企む世田谷区の女帝」という二つ名までいただいている凄腕の方です。
それにしても一人の人間をここまで魅了し、釣られまくることで自らの種の存続に疑義を呈するようなタチウオって不思議な存在で、魅力溢れる魚ですよね、多分。
この方がなぜそれほどタチウオに魅せられているのかはそのうちお伺いしたいと思いつつ、ぼくが感じているタチウオの魅力をいくつかあげてみます。
a.まぁまぁ釣るのが簡単
→どんなに下手でもボウズは滅多にない。まぐれでも釣れる。けどたまにボウズがある。その時のショックたるや尋常ではない
b.タチウオの釣り自体、本腰入れて取り組むとだいぶ奥が深い
→ゲーム性が非常に高い、釣りです
c.まぁまぁ食べて美味しい
→1m超えの物は文句なく美味しい。小さいのも捌きやすくて食べやすい。
aとbは重複しているようで矛盾しているようで、この辺がタチウオゲームの魅力の大部分を占めている気がします。
釣り方
ショアからでも釣れる時はあります。あるいはボートシーバスをやっていて「なんか変だな。。。」と思ったらタチウオだった、とかもあります。なので、タチウオをどうしても釣りたい、というのであれば船に乗らなくても運が良ければ釣れはしますが、所謂タチウオの釣り、ジギングやテンヤは船のほうが快適なのではないでしょうか。なんたって釣れますしね。
ここで、テンヤ、なのですが、最近東京湾でも流行っているみたいですね。
https://tachiuo.net/archives/189
こんなやつです。
実際のところエサだと思うので、「ルアーより大きいのが釣れる」とかルアーと比較するのもおかしげな気もしますが、釣れるらしいですね。やったことありませんけども。
ですので、ルアーに話を戻しますと、タチウオを専門に狙う場合は、タチウオ用のフックをつけたジグを使い、群れのいるレンジまで落として、その付近でジグを動かして釣るのが通常かと思います。
上二つがタチウオ専用ジグです。
ここでのジグの動かし方とジグのチョイスが「釣れるor釣れない」の分水嶺となっており、ジグ動かし方のパターンを知っていること、動かし方のパターンにあったジグを持っていること、これがタチウオ釣りの最大のポイントかと思います。
何回かやったことがある方であれば引き出しもあるでしょうが、はじめての方はまず、ジグをしっかり動かすこと、を基本にすればいいと思います。その時点で使うジグをつけて落とし、ラインが張った状態からロッドを持ち上げれる高さまであげてみて、その時にジグが動いている感覚が自分が動かせるそのジグの可動域と考えると一つの目安が出来ると思います。
その可動域の中で、ふわっふわっとゆっくり大きく泳がせるあるいはキビキビと泳がせる、泳ぎの幅を小さくして上に引き上げる、アクションをつけずに巻く、アクションをつけずに速く巻く、ゆっくりジグを震わせながら巻いてくる、等々、等々、ルアーをローテーションさせながら、その時点でのヒットパターンを探る釣りになります。
必要な道具
ロッドはタチウオ専用が大手メーカーから出ておりますね。ダイワ、シマノ、ジャッカル、メジャークラフト、アブガルシア等々。
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タチウオロッド日本代表?それにしても高い
バイトがあったらあわせた方がいいとは思うのですが、割と向こう合わせでもなんとかなるものなので、ロッドはよっぽど弱い竿でなければ専用でも汎用でもなんでもいい気がします。東京湾であれば150gくらいまでのジグを快適に使えて、5kgくらいの魚であれば重篤なトラブルなく釣れるロッド、というチョイスでいいと思います。沖縄あたりまで行くと150cm超えのビッグサイズが釣れるらしく、そうした個体を狙うのであれば強めの竿が必要になるのでしょうね。最初は専用竿から入るのが悩みも少なくて良いかもしれません。
また、後述もしますけれど、フォールでのバイトが結構多い釣りです。また、例えば40-60mの水深を何度も誘うような釣りですので、スピニングよりはベイトの方がメリットが多いと思います。
ラインに関してですが、乗り合いだとおまつりもあるでしょうから、船宿の指定に従うのがベターかと思います。
以上、まとめますと
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・ロッド:6ft前後で5kgくらいの魚釣っても大丈夫なベイトロッド
・リール:船宿指定の号数ラインを200m程度巻けるリール
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があればタチウオゲームは、とりあえずは成立すると思います。
終わりに
タチウオゲームのさわりについてお伝えしました。次回、その魅力のより深い部分にフォーカスしてお伝えしていこうと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。
t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。
オフショアを始めてみたい方のために、初心者が気になるところをお伝えしていこうと思います。