日々の釣行を楽しくご安全に!
ジャークベイトって造形美が素晴らしいよね!!って思う男、フーミンです。
前回に引き続き、年中どの季節でも使え、更に冬の寒さが厳しい季節に輝くルアー「ジャークベイト」の使い方やオススメルアーについて書いていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。
ジャークベイトの使い方
ジャークベイトはミノープラグの一種なので、「ただ巻き」「ストップ&ゴー」「トゥイッチ」などのルアーアクションで使用します。
ただ、ジャークベイトの本領を発揮する使い方は、名前の通り「ジャーキング」です。
特に厳冬期の時期は、この「ジャーキング」テクニックが真価を発揮します。
「ジャーキング」の基本的な動作は、2回ロッドを下に振り、ジャークベイトをダートさせてからのポーズです。
ジャーク・ジャーク・ポーズ
このロッドワークのリズムが基本的な動作になります。ポーズする時間ですが、1秒と短い場合もあれば、5~10秒、長ければ15秒くらいポーズする場合もあります。活性が高く、早い動きに反応するバスがいる場合はポーズを短くします。活性が低く、ルアーの動きに追いつけない「厳冬期」には長くポーズします。ジャークしてボトムに張り付いているバスに気付かせ、ポーズしている間に近づかせてバイトさせる釣り方です。ジャークベイトが低水温期に釣れると言われる理由は、このルアーを止めている「間」にあるのです。厳冬期のジャークベイトは、「サスペンド」タイプか、「超スローフローティング」タイプを使用すると良いでしょう。水中でジャークした後にビタッ!と止まっているジャークベイトがあると、バスも堪らずバイトしてしまうのです。
また、「ロングステイ(動かさない)」も非常に有効な手段です。ジャークベイトをバスのフィーディングスポットにキャストし、何も動かさずステイさせるのです。ルアーを動かさなくても釣れるの?と疑問に思われる方もおられるかもしれません。しかし、これも有効な釣り方の一つなのです。ジャークベイトは、形状がベイトフィッシュに非常に近く、カラーもナチュラルなカラーが多数あります。例え疑似餌であったとしても、水中でステイするジャークベイトのフォルムに、バスは我慢できないのでしょう。まさに造形美のなせる技!笑
オススメのジャークベイト
それでは個別銘柄のオススメを見ていきます。
VISION ONETEN
参照:https://www.megabass.co.jp/site/products/vision-oneten/
最初にご紹介するのは、メガバスから販売されているキングオブジャークベイト「VISION ONETEN」です。
これはもう説明不要ですね。その肩書に恥じないこのルアーは、ジャークベイトの歴史を塗り替えた作品として、全世界のジャークベイトユーザーを虜にしました。
昨年の2021年に、バスマスター・エリートシリーズで優勝された伊藤巧プロも愛用していたルアーとして有名かもしれません。
その無駄のないフォルムから生み出されるナチュラルな動きは、バスだけでなくアングラーもリアクションバイトしてしまう一品です。
この「VISION ONETEN」シリーズには、他にもダウンサイズした「VISION ONETEN Jr.」や、オリジナルよりも深いレンジをトレースできる「VISION ONETEN+1」、サイズを大きくした「VISION ONETEN MAGNUM」などが販売されており、その人気の高さが伺えると思います。
とりあえずオススメのジャークベイトは何?と聞かれたら「VISION ONETEN」と返答していいと思います。これは外せないルアーであることに間違いはないと思います。
X-80 TRICK DARTER
参照:https://www.megabass.co.jp/site/products/x-80-trick-darter/
次にご紹介するのは、メガバスから販売されている「X-80 TRICK DARTER」です。
ダート幅が大きいのでアピール力が高く、丁度良いサイズはどこのフィールドでも使用できます。
ジャークベイトにしては小さい部類になりますが、その見た目とは裏腹に飛距離も申し分ないです。
特筆すべきは大きなダートアクションです。簡単にダートさせることが可能なので、非常に使い勝手が良く、使用していて楽しくなるルアーだと思います。
ジャーキングはもちろんですが、「ストップ&ゴー」でも十分威力を発揮できるルアーです。
フェイス
参照:https://www.evergreen-fishing.com/goods_list/Faith.html
EVERGREENから販売されている、清水盛三プロこだわりのジャークベイト「フェイス」もオススメです。
ジャーキングやただ巻きなど、一通りのアクションが出来る優等生です。
ダート幅は比較的小さいので、低活性のバスを誘う際に使用すると良いと思います。
「フェイス」はサイズダウンした「フェイス87」も展開しており、ベイトフィッシュの大きさに合わせて使い分けることができます。
ラトリンログ
参照:https://www.smith.jp/pradco/smithwick_top.html
次にオススメするのは、SMITHWICKから販売されているジャークベイトにおける定番ルアー「ラトリンログ」です。
その見た目からは想像もできないキレのある動きは、バスを魅了し、堪らずバイトしてしまうのです。
「ラトリンログ」はロングセラージャークベイトで、そのダートアクションは昔から信頼されており、愛され続けているルアーでもあります。
欠点としては、固定ウエイトなので飛距離が出難いことですが、近距離でアプローチする際は、非常にオススメできるルアーです。
「ラトリンログ」は他にもシリーズがあり、ダウンサイズした「ラトリンログ ARA1200」や、オリジナルよりも深いレンジに使う「ラトリンログ ADRB1200」等、状況によって使い分けられるようになっています。
ERIE 115 SD
参照:https://www.nishinelureworks.jp/
最後にご紹介するのはNISHINE LURE WORKSから販売されている「ERIE 115 SD」です。
もう美しいに尽きる!
お近くの釣具店に置いていたら手に取って見て下さい。その造形美に惚れ惚れすると思います。
造形美だけって思っているあなた、安心してください!造形美だけじゃなく、使用しても素晴らしいのです!ただ巻きはもちろん、ジャーキングでも使えて、飛距離もあります。
非常にバランスが良いジャークベイトだと思います。
この「ERIE 115 SD」にはダウンサイズした「ERIE 95 SD」もあり、ベイトフィッシュのサイズに合わせて使い分けることもできます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回はジャークベイトの使い方やオススメルアーをご紹介させて頂きました。
個人的な意見が「かなり」多く含まれておりますので、ご参考程度に読んでいただければと思います。
紹介したルアー以外にも名作が多数存在します。全てご紹介することはできないのですが、これを機会にお気に入りのジャークベイトを見つけて、ジャークベイターになるのも悪くはないのではないでしょうか。
ではまた。
物心が付いた時には竹竿を自作して近所の川で毎日釣りをしておりました。
今は主にバスフィッシングをやっています。
楽しく釣りすることを心がけ日々釣行しています。
皆んなで素敵な釣りを楽しみましょう!