どうもこんにちわ、t.onumaと申します。
東京湾と相模湾をホームにしたオフショアゲームを本格的に始めて5年目(かな?)、年に何回かは遠征に出かける、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。
偉そうに語る時も多々ありますが、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりしますので、話半分で聞いてくださいね。
今回は海の宝石、アカムツについて、です。アカムツとは、のどぐろの正式名称ですが、錦織圭さん(島根県出身)が「好物だ」と発言されたそうですね。
参照:シマノ
それにより、以前は一部の好事家にしか知られていなかった魚が、一般にも認知されるようになったかと思います。
実際どんなもんなんだ?本当に釣れるのか?という疑問にお応えしたいと思います。
僕が最初の一匹をキャッチするまでの経緯と、それに纏わる経験をお伝えしていきます。ぜひご覧になってみてください。
アカムツとは?
まず最初にアカムツの特徴についてです。
全長約40cm。大きいもので1.5kgあるなしのサイズ感。
体型は楕円形で、側偏する。背側の体色は赤紅色で、腹側は銀白色。
口の奥の喉が黒いので、「ノドグロ」と呼ばれる。
参照:魚津水族館
小魚、甲殻類やイカを捕食、スポーニングは6-10月。
日本では関東より南の太平洋や、新潟、九州の海で、水深100-200mの砂地を住居としている。
このあたりが一般的に知られているアカムツのアウトラインかと思います。
しかし、ここはアングラーズマガジン、どうやったら釣れるのか?をみなさん知りたいのではないでしょうか。
次にアカムツの釣りについて見ていこうと思います。
アカムツの釣り方
釣るにあたり、二点大事ですね。ポイントと釣り方です。
ポイントについて
筆者は東京在住で、比較的近場でも釣れている実績がありました。
最初に知ったのは三浦半島の「えいあん丸」さんです。
「ふーん、結構釣れるもんなんだね」と思ったのが最初の印象でした。そしてこれは当然に勘違いであったことをのちに思い知らされます。
アカムツは全国的に分布しているようす。現状知っている港で釣り船が出ているのは、北から山形県酒田市、福島県いわき市、茨城県日立市・ほか、新潟県、千葉県、神奈川県、静岡県と東日本ではそこそこの数があります。
西日本だと、日本海側で多数ありそうな印象でしたが、遊漁船自体が少ないことと、ポイントの開拓がまだ進んでいないのでしょうか、釣果はあまり聞きません。
ただ、アカムツは相当数いるような気がします。
島根では境港での水揚げ量が多いようです。関東では見ない光景ですね。
釣り方について
エサ釣りが優勢なようです。
参照:ヤマシタ
ムツばり2-3本仕掛けで、チモトにマシュマロボールがついたものです。餌はホタルイカやサンマの切り身。これに状況に応じた重りをつけた胴付き仕掛けが一般的なようです。
が、しかし、ルアーでも釣れる、らしいです。
そうなると、こちらとしてはルアーで釣ってみたいわけです。
普段からやり慣れているというのと、ルアーの方がスタイリッシュに感じる(自己満足感のみの程度の低い感想ですねw)ためです。
しかし、「そのうちやってみたいなぁ」とは思いつつも、水深200m前後のジギングというのは、始める前は「しんどそう」「疲れそう」というネガティブな気持ちばかりが先に立ち、アカムツへの道に出るための重い扉を開けることはできませんでした。
アカムツロードへ迷い込んだきっかけ
ところがある日、2020年の5月頃だったかと思います。
よくご一緒させていただく先輩が「アカムツ釣ったよ」と。
不思議なもので、身近な方がキャッチできたとなると俄かに現実味が湧いてきます。
練習開始
そうして、まずは200m以深のジギングの練習を始めます。
「とりあえずやってみよう」「まぁなんとかなるだろう」「駄目ならまた考えよう」という安易な気持ちで練習開始です。
当初用意したタックルはダイワのソルティガSJ-2に、PE1.2号を600m巻いたオシアコンクエストCTでした。
参照:ダイワ
これにシーフロアコントロールのシークレットレクター320gを付けて使ったのですが、何が起きているのかさっぱりわかりませんでした。
そして釣果はユメカサゴとマエソが一匹ずつという、なかなかの大惨事です。
これがなんとも悔しいわけです。
ロッドが弱すぎて話にならないのが反省点の第一でしたので、手持ちで一番強いジギングロッドを使って再チャレンジしました。
釣れたのはヒメコダイやらムツやら、定番のユメカサゴやらばかりでしたが。。。
数回やることで、慣れも出てきまして、「はやく釣りたい」という気分が芽生えて本格的にアカムツを狙い始めてしまうことになってしまったのです。
戦績
それではアカムツとの戦いの歴史をみてみましょう。
前半戦
2021年
1)1/17神奈川:ギンメダイ、クロムツ、タチモドキそれぞれ一匹。
2)1/30神奈川:クロムツ、ムシガレイそれぞれ一匹。ユメカサゴ二匹。
3)1/31波崎仁徳丸:初のプチ遠征。ユメカサゴ、金目鯛、それぞれ一匹
4)4/3神奈川:カスミサクラダイ、カギイカ(深海イカ)それぞれ一匹。ユメカサゴx2、マサバx6
5)4/24酒田オールウェイズ:初の遠征。マサバ、マアジ、ウスメバルx1
6)6/22酒田オールウェイズ:リベンジ遠征。アラx1、ウスメバルx2
計6回のチャレンジですが、目立った成果はありません。26匹、なんらかの魚を釣っておりますが、貧果です。
神奈川はいずれもプレジャーボートでの釣りです。
しかし、波崎、酒田は専門船。それでも釣れないというのは、これは結構難しいのではないでしょうか。
と思ったところ、酒田のオールウェイズの船長、樋口さんより教えていただけました。
「ロッドはできるだけ専用設計のものが良いっす。ラインはスーパーファイヤーラインの1.0号一択っす。普通のPEでやると、ゴムで釣りしてるみたいなもんっす。」
と。なるほど、確かに。
半年やって無釣果。日本語で言えば惨敗ですね。
そして季節は夏。カツオとかなんかをやるので、深海は少しお休みと相成りました。
後半戦
寒くなってきたので再開です。
というか、スポーニングの時期が6-10月なので、その時期が最盛期な気もするのですが。。。シイラで遊んでる場合じゃない気が。。。
そして、後半戦に備え、諸事情あって、ロッドはディープライナーのロジカル55#4を、ラインはスーパーファイヤーライン1.0を装備しました。
装備は万全です。では見ていきます。
1)11/6神奈川:ギンメダイx1、マサバx1、ユメカサゴx2、スルメイカx3、キンメダイx8。釣れるには釣れたけど。。。
2)12/4神奈川:キンメダイx1、ドンコx1、クロシビカマスx1。強風のため早上がり
3)12/18竜海丸:クロムツx2。諸事情あり、ジグを5本ロストする大惨事発生。
4)12/25神奈川:キンメダイx6、ツマリツノザメx1
5)12/28神奈川:ユメカサゴx1、キンメダイx2、ゴマサバx1
おや。。。アカムツの文字が見えません。。。
越年してしまいました。5回の釣行で、31匹と前半戦からはだいぶ進歩した感じがします。
とはいえ釣れておりません。どうしたらいいんだ。。。
おわりに
当然、次回に続きます。これで釣れていなかったとしたら。。。 ではまた。
t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。
オフショアを始めてみたい方のために、初心者が気になるところをお伝えしていこうと思います。