前回のサーフ釣行は案の定ボーズ(笑)でした。
少し前の話になりますが、3月の宮城のサーフはようやく海水温10℃前後になりましたが、まだまだ厳しい状況です。
どうも東北三浦イーグルスです。皆様お変わりなくお過ごしですか。
地元宮城のサーフを中心に、土日メインですが竿を振っております。
基本激混みなのでポイントに入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイルです(笑)
自身の体験談を交え、読者の皆様が少しでも楽しんで頂けるような、そして怪我や事故防止に繋がる記事を書いていこうと思います。
今回はサーフゲームでオススメするルアーの中でも、まずはワームについて紹介します。
ワームについて
右は伝説のエコギアストレート未開封(笑)
バス釣りやロックゲームではおなじみのワームですが、サーフでもまず最初にキャストする事をおすすめ致します。
ワームの特性でもあるナチュラルな動きとマテリアルのソフトな感じが、魚はそこにいるのだけどスレてて中々口を使わない激混みサーフでは有効です。
様々なサイトや参考書で、「色々試して駄目ならワーム」といった記事を多く目にします。
これは「いろいろやってみて駄目なら最終的にワームを使った超フィネスな釣りをする」という考え方だと思います。
そもそも激戦区ではパイロットルアーとして最初から、その釣り場で1番客でもワームでチェックしていくっていうのも全然ありです。
ちなみに私の初ヒラメ(ソゲ)も初マゴチもいずれもワームによる釣果でした。
初ヒラメ(ソゲ)はジグヘッドチョンチョンメソッドでした。
初マゴチはメタルドライブただ巻きでした。
では、サーフゲームでワームを使う際のメリットとデメリットについて説明します。
【ワームのメリット】
他のルアーにはないソフトマテリアルが生み出す効果。シャッドテールやカーリーテール等、水を受けて発生する波動が魚を強く引きつけます。ソフトで重量感がなく、泳ぐ見た目もいきた小魚等に見えやすく、自然に魚へアピールできます。また種類やカラー、サイズも豊富なのでアピールの釣りにも◎。
他、言うまでもなく経済的です。フックとシンカーごとロストとなっても損失200円ぐらいでしょうか。
【デメリット】
ワームやシンカーの重さや種類にもよりますが、キャスト中の風の影響を受けやすく飛び辛いです。
メタルジグのように100m以上飛ばす事が出来ればサーフ最強ルアーになるんですがね。。(笑)デメリットはそれぐらいでしょうか。
あえて言うとすれば、混雑しているハイプレッシャーエリアでは、皆でワームばかりの釣りになりやすく、そういう状況で同じようにワームを使っても結果が出づらいぐらいです。
各リグのサーフでの使い方
次にリグについて説明します。
【ジグヘッドリグ】
スイ厶姿勢が命のジグヘッドリグです。ジグヘッドさえ用意できれば簡単にセットできます。
ワームに針を刺す前に、フックとワームを重ねてフックが出るポイントを確認するのが重要です。綺麗にまっすぐ刺さないと特に釣果に影響するので注意が必要です。
タイプによってはお好みでアシストフックの追加も可能です。
ある程度早巻きでの、ただ巻き※1やストップ&ゴー※2での横の釣り、他リフト&フォール※3等、キャストできる範囲であれば華麗なスイミングアクションで手返しよく誘えます。
【テキサスリグ】
バス釣りではカバー打ち等で有効なテキサスリグですが、形状的に地形感度が良くボトムチェックに向いており、サーフでももちろん有効です。
リーダにシンカーを通し、お好みでビーズ等を追加してフックに結束します。スイベル(サルカン)不要なのでシンプル。根がかりの無いサーフではストレートフック又はオフセットの針出しセッティングでOKです。
サーフではストップ&ゴー、リフト&フォールがメイン。爆風や潮流が早い際には重めのシンカーで対応可能です。
【キャロライナリグ】
リーダーにシンカー(バレットタイプやタル型オモリ、ナス型オモリ)等を通した後にスナップやサルカン(スイベル)等へ結束します。そこからさらに1m前後ハリス(リーダー)をとりフックと結束します。
キャストの事を考えますとPEからのリーダーの長さは70〜80cm位、ハリス部分も70〜80cm位だとバランスが良いです。
スローな底ズル引き※4やストップ&ゴーがおすすめ。重量のあるオモリである程度の遠投がきき、かつ底をよりナチュラルにゆっくり漂わせる事ができます。他に胴突仕掛けで三又サルカンを使用した三又キャロ等もあります。
【市販のセット物】
各メーカーからワームのセット品が多数でています。少し値段が高いのが難点ですが、安定したスイム姿勢とトレブルフックがついてフッキング性能に優れるのが魅力です。
ヘッド部とワーム部で別々にカラーや形状を細かく組み合わせ出来ます。アクションやイメージはジグヘッドリグと同様です。ヘッドやワームでバラ売りもされています。
【シンカーの重さについて】
あくまで宮城の遠浅サーフでの個人的基準ですが、基本は20g前後を使います。手前のブレイク周りをよりフィネスに攻めたければ14g以下、悪天候や遠投したい際は30g〜40gのシンカーを使用します。
個人的オススメワーム
問答無用!持ってて損は無し!
硬めのアイ付きで600円前後で買えます。泳ぎも波動もよし!
ちょいと高めですが宮城のソルトゲームでは色々と伝説のワームです(笑)。出る波動が大物に効きやすいと言われてます。
【Buddy Works フラッグシャッド・フラッググラブ・99ヘッド・45ヘッド】
カラーとサイズが豊富で何故かどんどんストックが増えてしまうワーム(笑)サーフゲー厶では間違い無しのシリーズ。
この手のシリーズで最も飛距離がでます。魅力的なカラーが豊富です。店頭では手に入りにくいですが、ONLINEストアにて1400円ぐらいで購入できます。
体験談編
【体験談1.カラー選択は重要】
サーフでの釣りを覚えたての頃でした。
次から次へと、一人だけ爆釣している方がいたので気になって話しかけて見ると「今日はピンクにしか反応しないね」との事。すぐにベスト内のBOXを確認すると。。
「ピンク無いっすね。。(;´∩`;)」
少しの沈黙の後、私を見かねたその方は親切にもパルスワームのピンクカラーを恵んでくださいました。
すぐさま頂いたピンクカラーのワームへ変更。何時間も釣れなかったのが嘘のように変更一投目でマゴチを釣り上げる事ができました。その後馬鹿の1つ覚えでピンク系のワームを買いあさりましたが。。(笑)
他にも地域によって強いカラーがあったり、天候等でもベストなカラーは変わってきます。バス釣りでもそうですが、サーフ釣りにおいてもアピール系カラーとナチュラル系カラーで何種類かは持ち合わせたほうが良いです。
パルスワームピンク体験談が後の釣果に繋がった(笑)
【体験談2.ワーム使わないしばり】
一昨年の阿武隈川河口はマゴチが絶好調で河口には3m感覚で人がビッシリ。。地元の釣具店では三又キャロにワームでの釣りが題材的に紹介され、釣場につき周りを見てみると皆三又ヘビキャロでちょんちょん(笑)皆と同じようにちょんちょんして釣れても面白いとは思えず、あえてスプーン型のメタルジグでリトリーブ&フォールの釣りを選択。結果は一人だけ爆釣でシーバス5匹以上、マゴチ10匹以上、ダツにシマフグ、最後にモンスターマゴチと、入れ食い状態でした。
ワームの釣りって基本間違いないと思うんですが。。皆がワームしか使わなければ魚もワームにスレます。混雑してスレた状況では、ワームでナチュラルにスローに、サイズダウン、竿抜けポイントへ〜なんていいますけど、それよりも周りとは違うルアーで他と差がでるアクションで狙うのも1つの手段ですね。
ワーム使わないシバリした結果(笑)
終わりに
今回はワーム編でしたが、次回は自称得意分野のメタルジグ編を書かせて頂きます。(笑)
最近は無駄にamazonやら楽天で、消耗品やらルアーやら買い漁る日々。
気づけばpeラインだけで5個ぐらいポチったり、シリコンコーティング新しいのを2個ポチってみたり。。釣具屋にいかなくても結局散財。。いったいこの現象は何なんでしょうか。。?(笑)
最近はボーズが多いので、何か魚が釣りたくて久しぶりに牡鹿方面でブッコミ釣りしてみたらクリガニ釣れてめちゃ美味でした(^^)
読者様に素晴らしい釣果が訪れますように。
今回も最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
父・おじに釣りを教わり小学生5年生の頃からバス釣りに熱中しました。高校受験前に父に竿を全て折られ早々に引退。。。
30代に突入しロック、SLJ等に挑戦も高所恐怖症・巨像恐怖症がつきまといます。今は食べて美味しいサーフゲームに目覚め、安心安全を第1にヒラメ・マゴチ等を求めて地元サーフで竿を降っています!