どうも、皆さんこんにちは!
秋は釣りに最高の季節、「一年中秋ならいいのに、、、」と勝手に感じる釣り人、秋産まれ秋育ち?【 夕凪 】と申します!
秋はいいですね!皆さん釣りしていますか??
とはいうものの、釣り旅は自粛中、さらには堤防の釣り禁止問題で思うように釣りができず、私にとっても悲しい数年が続いています。
私が担当する、かぶせ釣りの記事は4回目となります。
今回は、【道具紹介&実釣編】です!
よろしければ最後までお付き合いください。
はじめに
前回かぶせ釣り3回目の原稿では、【餌の確保】についてお話しました。
自分で採取、購入、貰うなど、様々な方法で餌を確保できたのであれば準備は万端!
「さあ!かぶせ釣りに出発!」という話になります。
必需品や、あると便利な道具、餌のつけ方についてもお話します☆
便利な道具たち
かぶせ釣りという、主に2枚貝を使った釣りは、準備する道具も他の釣りとは一味違います。
タックルの準備以外に【必需品】と、【あると便利な道具】をそれぞれ紹介していきます。
【必需品】
・ハンマー
・貝用のナイフ
・貝餌を入れるためのバッカン
【便利グッズ】
・長靴
・大型活かし網やストリンガー
・腰を掛けられるもの
・タオル2枚
【必需品の詳細】
まずは、貝を割る際に必ず必要となる【ハンマー】です。できれば片側が尖っているものがおススメ!カキの殻を割る際にとっても便利。
このハンマーは1500円前後だったと思います。
ですが、ハンマーは使用頻度が高く、消耗品ともいえるので100円均一で買えるものでも全く問題ありません!
万が一ハンマーを落とした時のために100円の小型ハンマーをバックに忍ばせています。危ない奴ですね(笑)
次に【貝用のナイフ】ですが、主にイガイやハマグリに使用します。貝柱などを切って開きます。
私は写真のような300円程度の安価なものを使っています。スプーンなどでも代用できると思います!
【バッカン】これは必需品ですね。
バケツでもいいのですけども、個人的にはバッカンのほうが持ち手が安定していて、折りたたむこともできるということで使い勝手がいいように感じています。
写真のような2000円以下の安価なソフトバッカンで十分です。私、竿立て付きが欲しかったので、現在はハードバッカンを中古で購入して使用しています
【便利アイテムの詳細】
かぶせ釣りでは多種多様な魚種が狙え、大型の魚が毎回のようにヒットします。
つまり、「クーラーに入らない!」「とりあえずキープしておこう!」ということもしばしばですので、【活かし網やストリンガー】があると便利です。
また、貝を割ることで足や手が汚れます。【長靴】【タオル】はあると大変便利です。
上達すると、ほとんど汚れずに牡蠣を割ることができるそうですが、まだまだ私はめちゃくちゃ牡蠣汁を浴びてしまう、、、
餌のつけ方
「牡蠣なんて、あんな柔らかい身すぐに切れてしまうでしょ。」と思われる方も多いはず。
私も釣り場でよく質問されてしまいます。
実際に牡蠣の身切れに苦戦していましたが、イカダ竿を使うことと、針を掛ける位置を知ることでずいぶん改善できました!
主に使う、牡蠣とイガイのつけ方を簡単に説明しますね。
※殻の割り方や餌のつけ方は釣り人によって随分違うようですので参考程度にしてくださいね。
【牡蠣】
ちょっとわかりづらいのですが、このようにして足で牡蠣を踏んで、ハンマーの鋭いほうで貝柱の部分をたたくと殻の蓋が空きやすいです。
エサ取りが多い時には殻を少しだけ開けて、身の奥に埋め込むようにすると餌持ちがよいです。
逆に、全く反応がない時には、このように完全に片側の殻をとって投げ込みます。
ドンブラコッコドンブラコッコと落とし込んでフォールで誘っていきます。
【イガイ】
次にイガイですが、イガイは貝用ナイフが必要です。
ナイフを割れ目に沿って入れていき、殻から身をある程度はがしていきます。
その後、下の写真のよう身をまとめます。
そして、大体マークした部分に針を付け、投げ込みます。
大体こんな感じで私は餌を付けています。
付け方が悪い場合には殻で邪魔でフッキングが決まらないこともありますが、この付け方なら大体フッキングに成功します。
実釣!久しぶりの釣行
2021年6月1日 近年たんこぶゲームというバナメイエビを使ったコブダイ釣りがブームになりつつあると聞いて、数年ぶりにコブダイを釣ろうと「かぶせ釣行」をしました。
九州北部にある巨大堤防。水深は大体6~8メートルといったところです。
コブダイは堤防沿いやテトラ帯をウロウロしていることが多く、回遊はそれほどしないと思います。
朝夕マズメ以外でも釣れますが、やっぱり私は朝マズメが好きですね。
こんな素敵な景色も見れますし。
朝マズメとリールって最高にカッコイイ組み合わせだと思いませんか?(笑)
6月は次第に高水温期となり始め、エサ取りが高活性になっていきます。
エサ取りをかわすのが大変なかぶせ釣りには、やや大変な時期ではあります。
この日のタックルは、以下です。
・宇崎日新 かぶせ鬼彩210
・SHIMANO ツインパワーXD4000
・ナイロンライン4号直結
私は釣り場につくと次のようにかぶせ釣りをスタートします。
①バナメイエビを周囲に2~3匹なげる(コブダイが浮いてこないか確認。)。
②貝餌を砕いて撒き餌をうつ。
③仕掛けを作る。
④牡蠣orイガイを付け餌に第一投
かぶせ釣りに限ったことではないのですが、少しでも効率よく魚を見つけること、魚を寄せることを考えて動いています。
朝マズメは短いですからね。
さて、開始第1投は牡蠣でスタート。
ラインや竿先よりも、遠くの釣りガールを見ながら「ねむたいな~。」とボーっとしていたら、いきなり竿をぶち曲げられて根ずれからのラインブレイク、、、たぶん60㎝台くらいのコブダイですね。
先手を取られるとこうなりがちです。
コブダイはペアでいることが多いので、もう一匹いるはずと2~3投していると
「ガッ!!」
という大型コブダイのアタリ。
すさまじい突込みを何とか、いなしていなして、耐えて耐えて一人で「やばい!やばい!」と叫びながら、ようやくランディングできたのがこちら。
85センチ越え8キロオーバーの立派なオスのコブダイでした。自己新記録となりました。
この後、40㎝台のコブダイと60cm台のコブダイを1匹ずつ追加。
40㎝台のコブダイのみ持ち帰ってフライにして食べました。
そして、この日5~8時の朝マズメ4時間釣行の釣果はコブダイ3匹・フグ3匹・ベラ5匹・カサゴ3匹と大体こんな釣果だったと思います。
これだけ楽しめたら大満足な私です!
「すごい!」と思いますか?
かぶせ釣りでは、そんなに珍しい釣果ではありませんよ☆
おわりに
いかがだったでしょうか。相当マニアックな内容だったと思います(笑)
そんな中、私から一つだけ大切にしてほしいことがあります。
それは「自然と魚を大切に」ということ。
私は基本的に写真を撮り、魚が傷つかないように1~2分で素早くリリースしています。
オスのコブダイが減ってしまうとそのポイントのコブダイの繁殖が厳しくなってしまいます。
これは、コブダイだけでなく他の魚種でも大切にしてほしいことです。
先日こんな人がいました。釣って死んだ魚を海に捨てている男性グループ。
電話の会話から「さばけないから全部捨てたわ!」「マジくせえ。」といった言葉が聞こえました。
大変残念に感じました。釣りと魚との付き合い方が全く分かっていないようですね。
「食べる分以上はリリース」、「できるだけ魚が傷つかないようにリリース」。
ということを皆さんにも実践してもらえたらと思っています。
どうか、自然のなかで楽しませてもらっているという心とマナーを大切に。
そして釣り場と資源の保護という点にも目を向けてくださると幸いです。
次回はかぶせ釣り最終話の予定です。
勝手にコブダイ釣り対決
「たんこぶゲームVSかぶせ釣り」を予定しています!
最高の1本に出会う喜びを皆さんと共に!ありがとうございました☆
どうも皆さんこんにちは!釣りがしたくて、したくて頭痛までする、、、【夕凪】と申します!
ホームは北部九州!
しかし、北は北海道、南は沖縄まで釣り旅(現在自粛中)、釣りキャンプをしながら魚を追いかけています。
皆さんと最高の一匹に出会うチャンスと感動を共に☆