こんにちは。東北三浦イーグルスです。主に地元宮城のサーフで土日メインですが竿を振っております。基本激混みなので場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイルです(笑)。
5月に入りようやくヒラメとマゴチを無事釣り上げる事ができました。
夏に向け、魚と釣り人の活性が上がるサーフですが、混雑サーフではお互いにマナーを守りあって皆で気持ちよく釣りをしたいものです。
今回はサーフの釣りマナーに絞って思う事を書かせて頂きます。
サーフでの駐車について
多くの釣りで、特におかっぱりの釣りの問題で多いのは、まず駐車についてです。
きちんとした駐車場が完備されていれば問題ないのですが、サーフの釣りでは駐車場がない場合が多いです。
宮城サーフのケースではほとんどが防潮堤の手前に駐車します。トラブルを避ける為にも、当たり前ではありますが止める際には大きな車でも通れるスペースを確保しましょう。
また、車の通り道は踏み硬められて硬いのですが、防潮堤のそばは柔らかい砂がモッソリと多い部分があるのでスタックする危険があります。こちらにも注意が必要です。
河口付近などでは、私道や通常の車道のすぐそばなど駐車禁止のケースが多いので必ず事前に確認しましょう。
サーフに立つまで
【日中入るケース】
先行者が複数いる場合ですが、両サイドの先行者さんの間に入る場合は特に注意が必要です。
「入れそう」
「ちょっと間隔広いから行けそう」
とりあえずあなたは無事に間に入れました。次には早速キャストを始めたとします。
でもちょっと待って下さい!!それはあなた自身の感覚なんです。
両サイドの先行者さん方はあなたに対して
「隙間に割り込んできた」
「邪魔」
「妨害された」
こう思うかも知れません。あなたにその気はなくても、無意識割込みアングラーになってしまう可能性があるのです。間隔の距離感は人それぞれなので判断が難しいですね。
そこで、割り込みされたとみなされてトラブルにならない為にひとつの行動をおすすめします。
ソレは声がけのすすめです。
「こんにちは。向こうの人にも確認してOKでしたら間に入っても大丈夫ですか?」
ここまでかしこまらなくても
「間に入らせてもらっても大丈夫ですか?」
この一言でいいと思います。両サイドの先行者さんに声がけを行いOKをもらいましょう。この声がけを行えば割込みアングラーにはなりません。
ただ、「ちょっと狭いのでごめんなさい」ってケースもあると思います。声がけすればOKって事ではあリませんので間違わないでください。
最初に声がけをする事が良い雰囲気につながり、釣れれば互いに賛称し合えたり、知らない者同士でも楽しい釣りの時間を過ごす事ができます。
【暗い時間に入るケース】
暗い時間の釣りでは、ヘッドライトの扱いに注意が必要になります。ヘッドライトの明かりは足元を灯し安全に釣り場までを導いてくれます。しかし、先行者さんがいる前での使用、先行者さんの周りを照らした場合はどうでしょうか。
「手前の表層探ってんのに照らされた」
「魚が逃げる」
「眩しい」
無意識喧嘩売りギラギラアングラーの出来上がりです。
そうならない為にも、先行者さんが見えたら周りを含めて絶対に照らさないようにしましょう。(到着時の確認で一瞬照らしてしまう事はしょうがないです。)
ヘッドライトも200ルーメン以下の物が望ましいです。
また、暗い中での釣りは周りに1人でも人がいたらライトをつけっぱなしでの釣りは厳禁です。気をつけようと思ってもキャストの際や、ふと横を見た際に無意識に相手を照らしてしまっています。
ルアーチェンジの際には波の来ない所まで下がって海に背を向けてライトを使用しましょう。
サーフでのキャスティング
声がけもしてなんとか両立サイドの先行者さんの間に入り、魚を求めていよいよキャスティング体制に入り振りかぶります。
でもちょっと待って下さい!!
やみくもに投げてはいけません。
自分の投げたルアーのトレース上に他人のルアーが被さってきたらどうでしょうか?
当然トラブル(おまつり)になります。
無意識おまつりアングラーの出来上がりです。
投げる前には周囲を良く確認し、後ろに人がいないかも確認するのは当然ですが、自分が入った場所の隣の釣り人がどの方向に向かって投げているかも必ず確認をしてください。
具体的には、先行者さんのルアー着水地点の確認、竿とラインの方向で判断していく事になります。
横に流れがある河口や、横風が吹いている時には特に注意が必要です。
横に流れがある場合は、流れの上流側にあえてキャスティングして流れに乗せながらルアーをトレースしてくるケースが多いです。わかっている人達だとその辺の判断はしっかりしていて、皆で上流側に向かってキャストする、タイミングをずらす等で他人のトレース上に被らないように互いに気を配りながら釣りをしています。
キャストの前には周囲の確認(人がいないか、隣のトレース上に被らないか)を必ず行い、ノートラブルな釣りを心掛けましょう。
ゴミ・吸い殻等
これも当たり前ですがゴミは必ず持ち帰りましょう。
ベストの背面ポケット等にビニール袋やゴミ袋を携帯しておくと良いです。喫煙される方は携帯灰皿が必須となります。
浜辺では流れてきたものも含めプラごみや空き缶、駐車スペースでは処理したラインや吸い殻、ルアーのパッケージ等を毎度のように見かけます。
ゴミが増えれば環境破壊はもちろん、最悪釣り禁止等になり、結局釣り人に悪い結果として返ってきます。釣り人全員でゴミを出さない意識を持って、綺麗な釣り場になるよう努めましょう。
あったかいっつっても風強いど寒いっすね🥶
— カボッコ (@kabokabbo) March 27, 2021
やっぱちゃんとヒートテックだの着ねっけねっす🤧
適当に栄養ドリンクのビンどペットボトル拾ってみました💪😇#直行直帰#仙南サーフ#一袋運動#ツリバリフレッシュ pic.twitter.com/n9XIrUeA0p
上記はtwitterでお世話になってるカボッコさんのツイートのです。
いつも釣行後に「一袋運動」として訪れた釣り場のゴミ拾いをされています。こういった素晴らしい活動をされている方もたくさんいらっしゃいます。
魚のキープ(持ち帰り)
無事にランディングに成功したらサイズや釣り針でのダメージ等を確認し、キープするかしないかきちんと判断しましょう。
キープしないと決めたら、直前素手で触らずにすぐに針を外しサッと写真記録等を済ませ、波際で蘇生して引波になるタイミングでリリースを行います。
キープに関しては食べる分だけキープしてほしいものです。釣れた魚を大なり小なり全てキープして一斉に並べて写真を取るとかは控えましょう。
持ち帰りサイズは人それぞれあると思うので強く言えませんが、私はヒラメもマゴチも50cm以上のサイズがあり、食べたいと思う時、エラや個体を酷く傷つけてしまった時のみキープしています。
終わりに
マナーについてでしたがいかがでしょうか。無意識のうちにマナー違反となってしまうのは避けたいですね。
初めてサーフに立つ方や、すでにトラブルになり注意された事のある方、経験者の方も含め今一度マナーについて考えて釣りをして頂きたいと思います。
釣り場でマナートラブルが起ると自分も周囲も本当に嫌な気持ちになり、本来楽しいはずの釣りがまったく楽しくなくなってしまいます。
マナーを守れば自然と釣りもうまくなり釣果の向上にも繋がります。
今回も最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
読者様に素晴らしい釣果が訪れますように。
父・おじに釣りを教わり小学生5年生の頃からバス釣りに熱中しました。高校受験前に父に竿を全て折られ早々に引退。。。
30代に突入しロック、SLJ等に挑戦も高所恐怖症・巨像恐怖症がつきまといます。今は食べて美味しいサーフゲームに目覚め、安心安全を第1にヒラメ・マゴチ等を求めて地元サーフで竿を降っています!