こんにちは、ANGLERS藤井です。
今日から連続で渓流の話をします。少しでも渓流に興味をもってくださいますと「嬉しい反面」と「嬉しくない反面」が入り混じった複雑気持ちになります。
では話さないほうがええやん。となりますが、この機会に渓流のルールやモラルを知ってもらいたい、また釣り人を増やすことが僕の仕事だと思っているので書きたいと思います。
ちなみにANGLERSに登録されている釣果の多さではトラウトは2020年5月時点で第5位です。
エリアトラウト(管理釣り場)の釣果もかなりはいっているので、すべてが渓流の釣果ではありませんがね。
【重要】前提
ここ、1番読んでくださいね。
僕は主に【山梨、神奈川、長野、静岡】の渓流をメインにルアーフィッシングをしています。
渓流のネイティブトラウトを初めて今年で7年目になります。
昨年度の年間釣行日数は38日なので、大体週一ペースになりますかね。
これから話す内容においては、基本的に河川名は出しません。出しても誰もが知っている河川です。
また、極力すでに渓流釣りをされている方が不利益を生じるようなことは言わないように気をつけます。
特に掲載する写真から場所がわかったり、入渓点がわかるようなことはしないので安心してください。
渓流と源流、本流は全然違う
僕は渓流しかやったことありません。
ですのでこれからの話は、渓流の話であって源流や本流では当てはまりません。正確に言うと当てはまらない部分が多々あるだろうなと思います。
その違いですが、ざっくりいうと水深だったり川幅だったり、狙う魚が違ったりします。
結果として、使うロッドの長さが極端に変わったり、ラインの太さやルアーの大きさが変わります。
この当たりの線引って結構大雑把に分かれているので、僕の話はザックリと渓流の話なんだなって思ってください。
間違っても、源流や本流でも当たり前だとは思わないでくださいね。
地域でルールが全然違う
僕は、先程説明したエリア【山梨、神奈川、長野、静岡】の渓流で釣りしています。
他のエリアは同様のルールではありません。
なんなら、河川によって全くルールが違います。
僕の話す内容は、【山梨、神奈川、長野、静岡】での大雑把な河川のルールと思ってください。
詳細は個別の河川のルールに従ってください。
ルアーフィッシング
僕は原則ルアーでしかやりません。
渓流は餌釣り、フライフィッシング、テンカラ、ルアーの人がいます。
特に餌釣りにはなりますが、フライやテンカラの人も含めてこれからの話は参考にならないかもしれません。
これからの渓流の話はすべてルアーフィッシングの話だと思って聞いてくださいまし。
この写真を綺麗だなと思ったら
まずは写真から見てください。
この写真を綺麗だなと思ったら、もうあなたは渓流に虜です。
左下の小さな淵にルアーを入れたいと思ったあなたはすでに病気です。
渓流の魅力の1つは、その渓相にあります。(※渓相って釣り人の造語なんですね。書いた後に調べたら、そんな言葉はないことがわかりました。)
ちなみに僕は日の出の時間帯が1番好きです。
わかりにくいですが、そこに住む生き物すべてが目覚める感じがするから。
また特に僕のエリアでは5月が1番良いですね。新緑が最高です。
その理由は緑はすごく綺麗なのに他の草が成長していないし、虫が少ないからです。釣りがしやすいわけです。
9月の終わりも好きなんですが、紅葉もはじまってもいないし草木が成長しきっていて藪こぎが大変なんだわ。
特にボサ川にいくときなんて進めない可能性すらあります。
凛とした姿
風景も最高ですが、そもそも魚が綺麗なんです。
パーマークやヒレピン、魚体の色相だったりと容作るパーツ1つ1つが素晴らしい。
だけどね、どれだけ大きくても、どれだけ綺麗でもトラウトの1番の魅力って顔つき、特に目だと思うんです。めちゃめちゃ凛としていませんか。
ネイティブトラウトがきれいな理由は、常に死を感じて生きていることかなと思っています。
今日餌がとれなかったら死ぬかもしれない。
いつ敵が襲ってくるかわからない状態だと認識している。
常に死と隣合わせに生きていることを実感して毎日を過ごしている。
これが顔つきに出ています。
その姿が凛としているようにみえるのだと思っています。
警戒心とか半端ないですからね。1チェイスどころか、一瞬魚っぽいものが見えたで終わり。とかザラです。
この凛とした顔つきが、僕が渓流でのネイティブトラウトに夢中になる理由だと思います。
禁漁期間がある
ちなみに渓流の釣りにあって、他の釣りにはあまりないことに「禁漁期間」があります。
もちろん渓流以外にも禁漁期間のある釣り場はたくさんあります。
だけど、一般的には禁漁期間のない釣りの方が多いですね。
禁漁期間は地域差もありますが、だいたい10/1〜2月末までになります。
つまり釣りをしてもいい期間は3/1〜9/30までになります。
ちなみに長野県南部は2/16から9/30まで、神奈川県の一部は3/から10/16までだったりと場所によって様々です。
また、漁協の人kら確認等が来たら拒否せずに従いましょう。
ちなみにこちらは僕が去年買った、関東でも最も有名な河川のひとつ【桂川漁協の年券】です。4,200円ってことは回数で割ると1回あたり100円強ですね。
ちなみに、遊漁券は日券と年券があります。
絶対年券の方がお得です。
また日券はコンビニでも売っていることが多いですので、買ってから渓流にいくことをオススメします。
装備は次回
渓流の釣りは、装備が本当に大事です。
特に釣り道具以外の道具が本当に大事です。
次回は道具の話をしますが、【絶対に必要なもの】【あったほうがいいもの】【あってもなくてもいいもの】を順に書きます。
渓流、というか山は本当に危ないです。装備が足りないから、怪我をしたり、最悪命を落とします。
絶対に必要なものは、必ず持っていくようにしましょう。絶対に必要です!!