皆さん、こんにちは!- Haru -です。
スピニングタックルにはフロロカーボンが一般的でしたが、昨今PEラインが浸透してきています。
アメリカで勝負している有名プロの方々も、PEラインが主流になってきたと話してたりと、これからの日本のバス釣りでも更にPEライン化が進んで行くものと思われます。
そこで、今回はPEラインの有効性について書かせていただきます。
PEラインのメリットについて
皆さん、すでにご存じな方も多いとは思いますが、再度そのメリットについて - Haru - と一緒におさらいしてみましょう!
①キャストする際に遠投をする事が可能
例えば、フロロの同じ強さのラインとPEの同じ強さのラインを比較するとPEの方が細くてしなやかです。
より細いラインを使用すると空気抵抗がすくなく軽量なルアーでも、しっかりロッドが曲がり重さを乗せて、より飛距離UPに繋がるワケですね!
②伸びない
フロロやナイロンの場合、キャストや巻き上げ、フッキング等どこかで若干伸びが発生しています。しかしPEの場合、ラインの伸びが少ない為フッキング時のパワーが乗りやすいです。
例えば、サイトフィッシングで提灯をする時など、食った瞬間にフッキングしてもしっかり掛かってくれます。
③見えやすい
グリーングレーピンクなど色付きで視認性がいい。偏向グラスごしに見てもしっかり分かるのはすごくいいですよね!
④長持ちする
給水による劣化がしづらい為、長持ちします。ただ、使用し続けると色が抜けて白くなってしまいますので交換しましょう!
PEラインのデメリットについて
次にデメリットです。
①擦れに非常に弱い
キャストや回収の時等、岩やコンクリ護岸、沈み物など、PEラインが擦れると切れてしまう恐れが出てきます。
それを防ぐ為にリーダーを結ぶ必要が出てくるんです。
しかし、結ぶのが面倒だったり、難しいといったデメリットがあります。友人は、この理由だけでフロロを使い続けてます…汗
リーダーの結び方としては結束強度も強く簡単な【堀田式FGノット】がおすすめです。是非練習復習しておきたいですね!
その動画は、こちら。
ところが、そんなリーダーですが、使う事によってメリットも出てくるんです!
ナイロンやフロロの透明ラインを使うことで魚に見切られなくなることや、リーダーを使い伸びを利用してショックを吸収させたりといい点もあります。
②風の影響を受けやすい
沈みずらい。強風の時には、ルアーがどこかに飛んでっちゃいます。
次項のおすすめルアーでリーダー使用例も書いてあるので、最後までお付き合い下さい。
③ライントラブルは多め
ガイドに絡んだり、ライン同士がたまに絡んでしまったり、そのままキャストして大変になった事もあります…。
デメリットもありますが、それを補って余りあるメリットもあるのがPEラインの特徴だと思います。
PEラインを使ったおすすめルアー
冬のバスは体力を消耗しないように水温差が少なく、かつ水の動きのないディープエリアに溜まりやすくなります。
一方で、シャローに上がってくる元気なバスも存在します。そんな時におすすめのルアーを紹介させていただきます。
トップウォータープラグ
まずはみんな大好きトップウォーター!PEラインを直結し沈まないメリットを利用します。ラインを水面に浸けないようにするといいですね!
ゆっくりただ巻でゆらゆらと泳がせベイトフィッシュに見せたり、スイッシャーといわれるペラの付いたルアーやポッパーの音やしぶき、野良ネズミのようなルアーを高速トゥイッチで誘うのも効果的です。
シャッド・クランクベイト
次に、シャッドやクランク、スイムベイトです。
石やオダといったストラクチャーに対して、ワームをズル引きする感覚で使ってみるのが効果的です。
トゥイッチやジャークをいれてリアクションバイトを誘うのもイイと思います。
低活性=スローに巻くと考えがちですが、リアクションでスイッチが入ったバスは、冬であっても高速巻きのスピードにバイトしてきてくれます。
- Haru - のホームの霞水系では、チャートやナチュラルカラーに反応が多いです。シャローが多いのでリーダーはロッド1本分くらいで飛距離を出しスピーディに誘います。
バイブレーション
また、この時期になると大活躍してくれるバイブレーションです。
バスがどこに居るか見当が付いていない時は、まずは、バイブのリフト&フォールで広範囲のボトムを探ります。
スピニングでは5gや7gなど軽めなバイブも扱いやすい為、沖にキャストしサーチしてみるのがいいと思います。
- Haru - の場合、リーダーはロッド2本分くらいの長さにし、素早くボトムが取れるようなセッティングで使用します。
扇状にキャストを繰り返し、フィールド全体を輪切りにするイメージで使います。
コンパクトでよく飛び、速く沈みます。オカッパリから手早くディープを探れます。
ホバスト
リアルなベイトに似せたワームのホバストやホバストルアー。場合によってはサイズを1/3くらいにカットして使用し、よりマイクロベイトに見せる方法もあります。
リーダーをナイロンにして沈みずらくし、より漂わせるように探ったり、リーダーの長さを短めにすると誘いやすいです。
このような軽量なルアーを魚がいるところまで遠投となると、PEの飛距離UPが更に生きてきますね!
少しでも変化がある水門や葦のような植物周りにルアーを落としてみると反応が得られると思います。
ノーシンカーワーム
それでも口を使わないようなバスには虫系ワームをノーシンカーでワッキー掛けし、よりナチュラルに落とす。流れがあればドリフトさせる方法もいいと思います。この場合リーダーは長めに取りフロロを使用します。短すぎるとラインでバスに気付かれてしまう為ですね。
ここでもPEの飛距離UPが生きます。魚がいそうなところにシュッ!と投げ入れてやりましょう!
ザリ系ホッグ系ワームやスモラバを落とすのも効果的です。PEラインで感度もいい為、瞬発的に合わせてもしっかりフッキングしてくれます!
おわりに
と、ここまでPEラインを生かした釣りについて書いてみました。
おかっぱりで持って行くなら強めのPEのスピニングタックルは有効かと思います。
スーパーライトな釣りからパワーフィネスまで出来るPEラインを使ったスピニングタックルで是非この難しい季節のバスを一緒に攻略していきましょう!
活性が低く食いも渋る冬場ですが、寒い中で絞り出した一匹は格別です!ぜひこの冬もバス釣りに出かけてみてくださいね!
次回予告
~今や定番!スモラバについて~
それでは、みなさんの釣果投稿楽しみにしてます。- Haru -
霞水系をメインにバス釣りをしています。
バス釣りに於ける疑問や日常を伝えて行こうと思ってます。
フィールドで会ったら是非声をかけて下さい!
釣りのお誘いもお待ちしております。【ZPI ZELOSコアテックモニター】