どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。
東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。
今回は釣果を分けるルアーのセレクトについて。釣果は実は現場ではなく準備で半ば決まっているようなことって結構あると思います。
オフショアの現場で時会を外さないために心がけていることについてお伝えします。参考にしてみてください。
「釣れない」の種類
よく釣りをされる方であれば、特にオフショアでは以下の経験をお持ちではないでしょうか?
0.誰も釣れない
最悪ですね、これ。そしてまぁまぁありますよね。が、もしかすると一人勝ちのチャンスだったかも。。。
1.周りは釣れているのに自分だけ釣れない
結構ありません?これ。そしてすごく置いてきぼり感を感じません?
ここで深く考えずに「運が悪かった」「たまたまだ」と思えるのであれば、釣り運は悪いかもしれませんが、己の人生に不要な悩みを紛れこますことがなくて逆に幸せかもしれませんね。
そして、ある一定の割合の方は釣れなかった「なぜだ」を考えるのではないでしょうか。
これはフックが悪かったです。腕じゃなくてフックです。フックがあってませんでした(必死)
他には次のようなパターンもありますよね。
2.同じ釣り方をしているのに自分だけ釣れない
これも辛いですよね。ある程度やられている方であればここまで来ると諦めがつくのではないでしょうか。そして諦め感が落ち着いたら「なぜ」を考え始めると思います。
このメンツでなぜぼくだけ釣れなかったんだろう。。。
さらに辛いのは以下の状況ではないでしょうか。
3.同じルアーを使っているのに自分だけ釣れない
知らない人ばかりの乗り合い船だと案外、他の人のルアーを知ることなく終わってしまいます。
一方、仲間内だと誰がどんなルアーで釣ったかはすぐにわかります。これを知ってしまったりしたら、自分が不具者のように感じてしまったりしませんでしょうか。
これらの問題について、ちょっと原因や対策について考えてみようと思います。
「釣れない」の種類について詳細分析
CASE0.誰も釣れない
何回も続くのであれば神社なんかでお祓いしてもらうのがいいかもしれません。
CASE1.周りは釣れているのに自分だけ釣れない
原因として考えられるのは、三つです。
1.ルアーの選択を間違えている
2.釣り方を間違えている
3.やる気がないあるいは前世で魚に酷いことをして嫌われている
こういったところでしょうか。2の釣り方は長くなりそうなので別の機会に、3のやる気はご自身でなんとかしていただくとして、問題はルアーの選択ですね。
ピンクに偏り過ぎてたんじゃないですか?
手っ取り早いというか当たり前にやるべきなのは、周りを観察する、場合によっては使っているルアーの銘柄を聞く、です。
持っていたらそれを使えば問題の大半は解決できるはずですね。お疲れ様です。
問題は持っていなかったら。。。ですね。お疲れ様です。これの解決策は後述します。
CASE2.同じ釣り方をしているのに自分だけ釣れない
実際、先日発生したケースなのです。キハダキャスティングで4人釣行。ぼく以外の3人は着水ヒットでサクサク釣っています。
原因として考えられるのは、二つくらいでしょうか。
1.キャストの回数と飛距離→魚にルアーを見せる回数が少ない
2.ルアーの選択を間違えている
このあたりかと思います。キャストの回数はやや少なかったかもしれませんが直接の要因とは考えられません。飛距離も問題なし。アクションの付け方も要因たり得る話ではありますが、当日は着水ヒットがほとんど。
ということはルアーでしょうね、これは。
腹が白いルアーがよかったようなのですが。。。持ってなかった。。。
CASE3.同じルアーを使っているのに自分だけ釣れない
これが一番の地獄ですね。原因として考えられるのは、これも二つくらいでしょうか。
1.キャスティングならフックや金具あるいはリーダー等のセッティングの相違、ジギングならアクションの付け方やキャスティング同様にセッティングに問題あり
2.何かに呪われている
あたりでしょうか。
呪い、マジで怖いです。勘弁して欲しいです。日頃の行いに気をつけたいものです。ここについてはまた機会があれば取り上げたいと思います。
まぁ、0と3は仕方がないとして、問題となるCASE1とCASE2ですが、ポイントとなるのはルアーでしょうね。いずれも「ルアーの選択を間違えている」疑惑が濃厚です。
そこで、選択を間違えないためにすること、解決するための作戦をいくつか考えてみようと思います。
ボウズにならない、チャンスを逃さない三つの対策
策1:段取りをしっかりする
上記CASE1、CASE2の場合であれば、事前の情報収集が全てだと思います。
当たり前ですが、まずは当日乗船予定の船長に、ベイトのパターンを聞く、および直近数日で釣れていたルアーについてしつこいくらいにヒアリングすべきです。
ヒアリングは前日の一回だけだとルアーの手配に対応できないケースもあるでしょうから、予約した段階でまず聞く、二日前くらいに重ねて聞いておくべきだと思います。
また、仲間内でいくのであれば、これまたしつこいくらいに持参ルアーを相互確認すべきだと思います。
ぼくの場合、一緒にいく人がみなさん釣りウマで、ぼくが持っていないルアーを多数持参されることが結構あります。
友人が持っていく予定で良さそうなルアー、自分が持っていない場合、そのものを入手するのは諦めることがあるにせよ、同じジャンルのルアーは持っていくようにしたりします。
ただ、釣れるパターンが不明な場合は、全員が同じような、かぶったルアーを持っていっても仕方ないかもしれません。ある人はポッパーを、ある人はダイペンを、といったように、各人で主力ルアーのジャンルを分担するようにすると、当日の全員の成果が上がりやすいと思います。
チーム戦ですね、これは。
策2:誰よりも釣りにいく
言うのは簡単だけど、結構というか相当難しいですね、これは。でも一番効果があります。
釣りにいく回数が増えれば自然とルアーを使う回数と失くす回数が増えます。当たり前ですが。。。
これにより「釣れるルアー」と「釣れないルアー(の使用済み在庫)」が増える現象が起きると思います。
このサイクルに入れると、自分の中にルアーマップが出来てくると思います。
マイ脳内ルアーマップが出来上がると、このパターンではこのルアー、といったように、自然と手持ちルアーを類型化出来てくると思います。そして無駄な買い物が少なくなると思います。
とも思いますが、ウェイト違いとかカラー違いで釣れるルアーを攻め始めたり、無駄ではないものの出費は増える気もします。
決して無駄ではない、コレクターでもない、そう信じたい。
マイ脳内ルアーマップが出来ると、過去このルアーで成果があった、あるいはさっぱりだった、という引き出しが増えます。
新たにルアーを配備する際も経験に基づいた「勘」が働くようになると思います。
策3:誰よりもルアーを買う
策2とやや矛盾してますし、「アホか」と思われるかもしれませんが、結論はこれな気がします。これがルアーセレクトで外さないための一番の近道。
これを1年続けると大抵のルアーはカバーできると思います。
3年続けたらこうなりました。もっとありますが。。。
ぼくの周りは重度の中毒者が集まっているのか、みなさんよく買ってます。
釣行の際、船中で成果が出たルアーで持っていないものがあればみなさん大抵、港につくまでに手配している気がします。
ただ、これを実行するには油田をいくつか持っている等、特殊事情が必要で、財布へのダメージが大きく実践できる人は多くないかもしれません。
だがしかし、引き出しを増やすにはこれが一番シンプルな策かと思います。
策4:上手い人と友達になる
2と3はさすがに無理だなー、という人はこれです。自身で経験出来ないのなら、上手い人の経験と判断をパクってしまう作戦。超絶上手い人と友達になる作戦、です。
幸いなことにアングラーズでは上手そうな人が釣果をあげてくれています。コメント欄で質問し仲良くなっちゃいましょう。
ただ、これにも問題があって、ビッグゲーム等、人口が少ない釣りだと上手い人どころかやってる人自体がそもそも少ないですし、特殊なルアーを使っているケースが多い気がします。
GTとかマグロであれば、カーペンターのレアなルアーとか、どうやって入手したの?というパターンですね。
そうしたケースは真似もしづらいでしょうから、まずはシマノやダイワ等、比較的入手しやすい大手メーカーの製品ばかりで超絶釣っている人を見つけたらぜひ友達になってください。
他人の時間と知恵を活用させてもらえて、ルアーセレクトを学ぶ一番の近道になると思います。
終わりに
お疲れさまでした。一般論というか当たり前の話ばかりですが、これらをコツコツ続けるのが一番難しいのですよね。
ルアーの特性をきちんと記憶に止め、よかったルアーは忘れないうちに配備する心がけが一番重要だと思います。騙されたと思って、まずは釣りに行かなくても毎月なんらかのルアーを買う、というのをやってみてはいかがでしょう。
おそらく釣りも上達すると思いますよ。もちろん、散財になりかねませんが。。。wではまた。
t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。
オフショアを始めてみたい方のために、初心者が気になるところをお伝えしていこうと思います。