日頃から潮の干満差ばかりを気にしています、アングラーズ藤井です。
特定の釣りだけでなく様々な釣りに手を出していますが、海釣りに関しては釣り当日の潮を確認することが多いです。
ジギングやティップランなどバーティカルな釣りは、潮の状況が本当に重要。
ただ、渓流のときはそこまで潮や月齢を気にしていません。
淡水でももっと気にしたほうがいいのではないかと思って、今日も書きます【藤井の戯言】。
潮(月齢)の種類
海釣りをメインにされている方は、潮のことをほぼ全員知っていることでしょう。
ただ、淡水の釣りしかやられない方はどうでしょうか。
僕もブラックバスしかやってなかった時は、潮についてそこまで詳しく知りませんでした。
海においては潮の変化によってびっくりするぐらい釣果が変わりますし、潮が速いと何よりジグが真下に沈みませんよね。
干満差の影響も月齢によって受けており、ショアからの釣りでも干満差の影響で釣り場がなくなったりすることもあります。
海では体感できるほど影響を与えている月齢は、淡水でも違った形で影響を与えていると思うのです。
是非淡水メインの方も潮や月齢を意識してみてはどうでしょう。
ちなみに今回のマガジンで月齢と干満差、潮名などを詳しく語るつもりはありませんので、詳細は調べてもらうとして、ザックリと2020年の12月の月齢カレンダーを載せておくことにします。
必ず影響を受けている
【海と違って淡水は、満月とか大潮とか関係ないわ。】
このように思っている人は少なからずいると思います。
かくいう僕自身も琵琶湖でブラックバスメインで釣りをしていた時は、そこまで月齢を気にしてませんでした。
(琵琶湖の方で月齢をめちゃくちゃ気にする釣りのうまい方もたくさんいると思いますが、これはあくまでも当時の僕の話です。)
ただし、どんな淡水の魚も少なからず影響を受けていると思うんですよね。その例として
ビワコオオナマズの産卵は6月の大潮前?
例え話が、フワフワしていて申し訳ありません。
本当かどうか確定していないので怪しい話ですけど、僕は今年の6月にビワコオオナマズを釣りにいく計画を立てて実行しました。
その結果はマガジンにも書きましたので、そちらを確認いただくとして、話を進めます。
ビワコオオナマズは、6月の梅雨時期の大潮付近に接岸する(らしい)と言われている(らしい)です。
なんとも、推測だらけで申し訳ないw
魚は大潮とかわかっているのでしょうかね。
ただ、満月のとき(光量が多いとメスを見つけやすい?)に接岸すると思うと、月齢の影響を受けていると思うのが妥当ではないでしょうか。
とある湖のニジマスは大潮によく釣れる?
湖の名前は伏せますが、北海道にあるとある自然湖でニジマスを狙って毎日釣りをした人の記録があります。
その釣果をグラフにすると、不思議なことに大潮のタイミングがたくさん釣れ、長潮のタイミングがもっとも釣果が残らなかったそうです。
ニジマスはとある周期で捕食を繰り返しているのでしょうか。
もしかしたら、月齢が接岸タイミング(スクールで回遊してくるタイミング)に影響を与えているのではないか。
どちらにせよ、影響を与えているのは間違いないのかなと思います。
引力によっては体が軽くなる?
この考えは少し強引なため、かなり荒い話になりますけど。
月が最も地球に近づくと引力によって水が引っ張られますよね。
そうなると、魚本体も体が上(もしくは横?)引っ張られると思うのです。
つまり海だけに限らず、すべての生物がいつもよりは多少軽い感じになる?(僕は感じたことないけど)
なんか満月のときだけ、異常にテンションアゲアゲになるときはありませんか?(僕はなったことないけど)
まぁ少なからず、地球にいる以上は月の影響を受けているとは思うんですよね。
海に限らず、魚のテンションは変化しているので、普段よりも捕食しやすく(されやすく)なっているんだと思います。
少し強引な話ですが、【満月の日は犯罪が多い】という俗説があるぐらいなので、生物が何かしらの精神攻撃を月から受けているのかもしれません。
それが、釣果にどう紐づくのかはまだ謎ですけどね。
満月と犯罪率の関係については、各々で調べてみてください。
本当かウソか、結構面白い結果が出てくると思いますよ。
影響をうけてなさそうな場所
僕がハマっている釣りに渓流釣りがあるんですが、渓流って満月とか新月の影響を受けてなさそうじゃないですか。
そもそも普段から流れがある場所なので、月の引力が水の流れに影響を与えることが少なそうですが、じゃあ魚への影響が0かというとそうではないと思うんですよね。
魚のテンションは僕にはわかりかねますが、満月の日は魚がたくさん釣れたとか、新月の日は魚の居場所が淵ではなく瀬に移動してたとか。
渓流や野池でもそんな違いが報告されれば、かなり面白い要素だと思うんです。
すでに淡水でも潮名や月齢を気にして釣りをされている人がいたら、今回の話は当たり前な話なのでしょう。
ただ僕の周りでは淡水に限るとそこまで意識している人は少ないです。
海の釣りならば当たり前なんですけどね。
今回も戯言でした
今回も適当な話にお付き合いいただきありがとうございました。
本当に身のない話でした。
毎度のことのように、答えはありません。
海と違って淡水は、そこまで潮や月齢の影響を受けていないと思います。
ただ、多少なり受けている魚も少なからずいて、しかもデカイ魚や長く生きている魚ほど受けていると思うと、少しワクワクしませんか?
『普段行っている野池の主はまったく口を使わないけども満月の日だけ釣りやすくなる』とか、『新月の日だけ尺アマゴが3本取れた』とか。
僕はこういう話が大好物です。
淡水しかやらない人も、今後は少しだけ月齢を意識して釣りに行ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに最後になりましたが、みなさんは大潮が一番魚が釣れる潮だと思っていませんか?
僕は違うと思っています。
魚種や場所、釣り方によって適した潮は違うと思っています。
ひとつ例をあげますね。
タチウオのジギングは、大潮よりも中潮(とくに小潮になりつつあるとき)の方が釣れると思っています。
本当かどうかわかりませんが、泳ぐのが下手なタチウオが大きな流れを嫌っているとか、どうとかこうとか。
ただ、僕自身大潮よりも中潮の方が釣れた経験がたくさんあるので、ほぼほぼ間違いないのかなと思っています。
参考までに!