どうも皆さんこんにちは!
「結婚されていますか?」とよく聞かれます。そんな時はいつも「ずいぶん昔に魚釣りと結婚しました。」と答えている、【夕凪】と申します!
かぶせ釣りの連載も今回で5回目。最終回となりました!
さて、今回はタイトルにもある通り、考察と実践が大好きな私が過去に、かぶせ釣りとたんこぶゲームでコブダイ釣り対決を勝手にした話です。
多分この対決、日本初ではないでしょうか?笑
よろしければ最後までお付き合いください。
はじめに
私がコブダイに出会ったのは小学生の頃、「いつか釣ってみたいな。」と思ったまま大人になってしまいました。
大人になった今ではコブダイを狙えば、ほぼ毎回キャッチすることが出来るようになりました。
そんな昨今、「たんこぶゲーム」がコブダイを釣る方法として密かなブームの兆しを見せているようです。
虫ヘッドパワーのような太軸ジグヘッドにバナメイエビなどの大型のエビを一匹掛けして落とし込む釣り方です。
一方、私が得意とする広島伝統釣法のかぶせ釣りもぶち釣れよるんですよ。
私は思いました。「よりコブダイをキャッチできるのはどちらだろう?」
ということで勝手に、しかも一人きりで、自分対自分で対決してきました!
ルール説明
ここでルール説明です。できるだけ条件を合わせて実釣してきました。
【条件】
・アングラー:夕凪のみ
・釣り場:同じ堤防
・釣行日:連続する2日間
・潮:両日とも中潮
・時間:朝6~10までの4時間
・より沢山のコブダイをキャッチできた釣法の勝利
・当初の夕凪の予想:かぶせ釣りの圧勝
・数年前の春、勝手にソロ釣り対決は開催されました。
※当時は現在のように写真をたくさん撮っていなかったため別釣行の写真を参考までに添付している箇所が多くあります。ご理解ください。
先攻:たんこぶゲーム
私の予想は正直かぶせ釣りの圧勝だったので、先攻はタンコブゲームに譲りました。
タックルは以下の通りです。
ロッド:SHIMANO一つテンヤマダイMH
リール:SHIMANOツインパワーXD4000
ライン:ナイロンライン4号
針:虫ヘッドパワー3号
餌:バナメイエビ
さて、土日を使って釣行開始です!
某巨大堤防にて6時スタート。
バナメイエビを数匹巻いてコブダイの様子を見ますが姿は見えませんでした。
異常なほどにわきまくる、フグ。
スズメダイやタイの幼魚も見えます。
たんこぶゲームは堤防をランガンできるので、フォールで誘いながら歩き回ります。
開始早々、フグやベラの猛攻でどんどんバナメイエビが減っていきます。
高水温期はエサ取りを交わすのが大変ですね。
基本的に虫ヘッドパワー3号ですが、少し重くしました。
数匹フグやベラをキャッチしながら、時折良いサイズのカサゴもキャッチできました。
餌がでかいだけに、小型のカサゴは釣れないことは嬉しいですね。
釣り開始から2時間が経過。
8時ごろ、明らかに大型のアタリが!
50㎝くらいのコブダイを一匹キャッチ。
その後、続けますが餌が尽きたのもあり4時間経過せずに9時ごろ終了。
餌とられすぎやがな、、、
バナメイエビはフグというよりも、海底付近のベラに取られていましたね。
後攻:かぶせ釣り
天候や潮ともにほぼ同条件といったところで、早速スタート。
タックルは以下です。
ロッド:宇崎日清 かぶせ鬼彩210
リール:SHIMANOツインパワーXD4000
ライン:ナイロンライン4号
餌:牡蠣とイガイ
牡蠣を砕いて、撒き餌にします。バナメイエビではベラに悩まされましたが、牡蠣餌ではとにかくフグの猛攻がすごい。底をとる前に、餌がなくなることばかり。
そこで、イガイに交代。殻を若干閉じ気味にして投げ込みます。
ようやく底をとることができるようになりました。
すぐにアタリがきたと思ったら。。。
巨大なイラでした。ちょっと似てるけど、、、
そして!
開始から1時間ほどで強烈なアタリが!!
横へ走ってから下に突っ込むような強烈なパワーですぐにコブダイと分かります!
1匹目、60㎝オーバーくらいですね。
その後は40㎝くらいの小型のコブダイを2匹追加。
まだ、コブも出ていなくて可愛らしいですね。
アタリがあったのは8時まで。10時まで粘りましたがフグの活性すら低くなっている状態に。。。
私も「もう帰ろうかな、、、」といった気分。
結局、その後何事もなく終了。
高水温期のかぶせ釣りでは、朝マズメ以降が一気に厳しくなる印象です。
魚にとっても人にとっても暑さは厳しいものですね。
最終的な釣果では、コブダイ3匹、イラ2匹、カサゴ2匹、ベラ1匹、フグ∞、といった感じの釣果でした。
結果を比べると、コブダイに関していえば
たんこぶゲーム1匹
かぶせ釣り3匹
と、かぶせ釣りの勝利!!!
ですが、バナメイエビとジグヘッドのみでチャレンジできる手軽さは、たんこぶゲームの魅力ですね。
ただ、たんこぶゲームでコブダイに何度か挑戦していますが、半日やって坊主の日も少なくありませんでした。
私の場合、たんこぶゲームでコブダイをキャッチできる確率は50%くらいです。
それに比べると、かぶせ釣りであればコブダイを90%以上の確率でキャッチできていますし、イシダイやイシガキダイも時折キャッチできます。
ただ、準備が大変ですね。今回の勝手に検証ではこのような結果となりましたが、どちらもコブダイと出会うことができますし、違った楽しさがありますよ☆
おわりに
勝手にコブダイ釣法対決いかがだったでしょうか。
コブダイは見た目に反して、意外にもフライなどで美味しく、冬には刺身でも美味しく食べられる魚です。
子どもの頃コブダイに魅せられ、大人になってからはコブダイのおかげでアングラーズのライターにも採用されました。私にとっては感謝の尽きない魚であります。
今回でかぶせ釣り(コブダイ)の記事は最終回となります。また番外編などでお会いできたら幸いですね☆
最後に、前回の記事でも触れましたが、釣りマナーの問題。
ゴミ、騒音、駐車場、釣り禁止エリア、自粛問題などなど、多くのトラブルが起き、近年は特にアングラーの増加で注目も大きくなっていると思います。
現在釣りには、様々な課題がありますが、私は魚への思いやりも忘れないでほしいと思います。
私は、魚を必要以上にキープせず、写真を撮ったらサッとリリース。
フグなどのエサ取りも堤防に放置することなく必ず逃がします。厄介者ですが、わざわざ殺す必要はないはずです。
先日、こんな釣り人がいました。若い男性のグループでした。
男性の一人が既に死んだ魚を海に捨てていました。
その人は電話をしながら「持って帰ってさばけないし全部捨てたわ。」と話していました。
なぜ死ぬまでキープする必要があったのでしょうか。大変残念な気持ちになってしまいます。
少しでも釣り人が魚と海に優しくなってくれればと感じています。
いつまでもアングラーが魚と素敵な付き合いができたらと感じています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いできたら幸いです!夕凪でした☆
どうも皆さんこんにちは!釣りがしたくて、したくて頭痛までする、、、【夕凪】と申します!
ホームは北部九州!
しかし、北は北海道、南は沖縄まで釣り旅(現在自粛中)、釣りキャンプをしながら魚を追いかけています。
皆さんと最高の一匹に出会うチャンスと感動を共に☆