どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。
東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。
今回はオフショアの釣り、タチウオゲーム、についての後編です。今回は釣果を分けるポイントについてお伝えしていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。
タチウオゲームのポイント1-ジグについて
1.ジグについて
1.-1数量
前回、必要な道具のところで「あれ?ルアーは?」と思われた方もいるかもしれません。
個人的にタチウオ釣りの最大のポイントは「いかにルアーをロストしないか」にかかっていると思います。
加えて、ルアーを無くしても折れない心と、無くしても釣りに影響しないルアーのストック量、も重要です。
何かの呪いがかかっているのか?あるいはジグをロストさせるように緊急指令が内閣あたりからタチウオ界に発せられているのか?と邪推したくなるくらいに、とにかくジグがなくなる釣りです。
なので、当然ストックはたくさんあるに越したことがなく、目安としては、当日釣りたいタチウオの本数の半分くらい、20本釣りたいなら10本くらいは持っていくと安心です。
1.-2カラー
シルバー、ピンク、紫あたりをベースカラーと考え、その周辺で何色か用意するのがオーソドックスな考え方だと思います。
ただ、この色でなければ絶対に食わない、という話でもないとは思います。基本色はカバーしつつ、グロー入りとか、オレンジや緑等の押さえがあるといいかと思います。
1.-3銘柄
個別銘柄に言及する必要はないのかもしれませんが、タチウオ専用のジグが各社から出ておりますので、その中からチョイスするのが良いと思います。
何故なら「安い」からです。ダイワ等、大手メーカーのものであれば600円前後で購入可能です。
一方、ボーズレスとかのタングステンジグも釣れるのですが一つあたり3,000円程度します。そしてロストする確率は安くても高くても一緒です。どうせなくなるので、なるべく安いものを数多く用意するのが得策です。と、いいつつも、あっと驚くジグで釣れることもあります。1軍として用意するものの他に、トリッキーなものを保険で用意しておくと、いざという時に役立つかもしれないです。具体的にはすごく大きいかすごく小さいかのどちらかの両極端で押さえておくと良いと思います。
上二つタチウオ専用ジグ。タチウオ界では勝ち組です
また、当然のことながら、ルアーが失くなればフックも失くなります。ルアーと同じ数だけ用意しておきましょう。
タチウオゲームのポイント2-ラインについて
2.メインライン・リーダーについて
2.-1メインライン
メインラインはおまつりという要因を除けば、0.6号くらいでも問題ないと思います。乗合の場合は船宿指定の号数がベターです。そして、タチウオのラインの問題は号数よりもマーカーの色かと思います。
比較的安価で性能も納得感のあるこちらの二つ、左のほうが頼りになる感じもするのですが、ことタチウオに関しては右です。左は白x緑のマーカーがあり、白い部分はタチウオがしらすとかの魚と間違えてバイトするようなのです。個別でこの二種を出しましたが、マーカーに白が入っているラインはタチウオの際は避けたほうが良さそうです。「あれ?いやに早いけど着底した?」というようにジグの重みが消えた場合は、タチウオがヒットしているか切られているかのどちらかです。
2.-2リーダー
「ワイヤーリーダーは使わないでください」と船宿指定もあるのですが、こう歯が鋭くて切られまくるとワイヤーも使いたくなりますよね。でもダメなので、しゃーなしに50lbくらいのリーダーを使うケースが多いと思います。
これに関してなのですが、リーダーがフロロだろうとナイロンだろうと、どれだけ太く頑丈でも当たりどころが悪ければ切れてしまう気がします。かつて、タチウオかサワラかは定かではないのですが、ジグのアシストライン、シーハンターで100lb程度あったかと思います、をすっぱりやられたことがありました。
ですので、個人的にはタチウオの際は常に天に祈りを捧げながら16lbくらいでやっています。目がいい魚なのでしょう、細いリーダーの方が食いはいいです。ただ、熟練者はリーダーが太くても食わせる技術をお持ちのようですので、うまくなるに従い太くしていけばいいのではないでしょうか。
おそらくなのですが、リーダーを切られない技術、というのも存在しているように思えます。その日の状況にもよるとは思いますが、ジグが真横を向いている時に切られるのであれば、動かしすぎないでバイトを引き出すとか。研究の余地≒ゲーム性は高いですね、タチウオ。
おわりに
ルアーのタチウオは知識・経験・技術が如実に釣果に現れるゲームだと思います。そしてうまくなるためには結構な投資も必要になるゲーム。。。ぼくはケチなので、ランニングコストがかかり続ける釣りは、気分的にまぁまぁ辛かったりします。
また、群れが小さいと移動が早く、今日釣れているからといって明日同じ場所で釣れるとも限らないのが悩ましいところです。ゆえに、幽霊と呼ばれたり、ボウズは当たり前、と言われる釣りだったりもします。でも釣れなくても気にしないでください。それはゲームに慣れていないだけなんだから。悔しいなら、上手くなりたいなら頑張って経験を積めばいいだけなのです。
やったらやった分だけ経験がたまり将来に繋がるという意味で、タチウオゲームは非常に建設的なゲームであり、ルアーがなくなることを気にしなければ、前向きな気持ちで取り組み続けることができるゲームだと思います。
t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。
オフショアを始めてみたい方のために、初心者が気になるところをお伝えしていこうと思います。