みなさんこんにちわ。ANGLERSを運営しております藤井です。
先月フラッと北海道に釣りに行く機会がありまして、支笏湖や北海道の渓流で釣りをしてきました。
そこで釣れたのは、みなさんご存知のニジマスだったのですが、ちょっと様子が違うようです。
今回は北海道で釣れたニジマスについて、僕なりに考えてみることにします。
北海道のルール
北海道で釣りをする場合は、まず北海道のフィッシングルール2020を読んでいただき、どの場所が釣りをしていいのか。
どんな魚種なら狙ってもいいのかをしっかり確認していただくことが前提となります。
北海道の多くの河川は、漁協が存在しません。
かといって、どこでどんな釣りをしてもいいとはなりませんので確認してから釣りをしてくださいね。
また、北海道には本州には居ないクマ、ヒグマがいます。
ご存知かと思いますが、ヒグマは圧倒的なパワーを持っていますので必ず万全の体勢で釣りに行きましょう。
かと言って、ツキノワグマが大したことないとは一言も言ってませんので悪しからず。
勝手な判断で、僕ならなんとかなるとか、わけわからない根拠を持つのはやめましょう。
北海道のニジマス
さて本題です。
多くの釣り人が、釣ったことあるであろうニジマス。
日本全国の管理釣り場、俗に言うエリアトラウトにて最も釣れる魚、別名レインボートラウト。
この魚はたくさんの場所で放流が行われており、管理釣り場がある近くの河川では必ずと言っていいほどニジマスはいると思います。
しかし、自然繁殖をしている場所があるということはあまり聞いたことがありません。
本州のとある県でも一部自然繁殖しているとは聞きますが、ほぼ放流魚は生きていけない。
もしくは生きていけても子孫を残すことはできないと思っています。
そのため、管理釣り場などの一部の河川で釣れるニジマスはヒレが汚かったり、身体がボロボロだったりします。
ただ、北海道のニジマスはどうでしょうか。
北海道でも、元々いない種のために完全にネイティブなわけありません。
しかし、大々的に放流をしていないのにも関わらず北海道の河川には多くのニジマスがいます。
しかもめちゃめちゃキレイな個体。
今回釣れた、このニジマスも漏れなくキレイな個体でした。
本州では自然繁殖できない
北海道では自然繁殖していますが、本州ではなぜできないのでしょうか。
そもそも外来魚にも関わらず、本州であれだけ合法的に放流している理由は、この魚が自然繁殖しないから。定着しないからなのではないのか。
じゃあ定着しない理由はなんなのかを、少し調べてみることにしました。
低水温でないと生きれない
wikipediaにはこんなことが書いてありました。
生息環境…夏でも水温が摂氏12度以下の冷たい水、特に流れが速く、酸素を多く含む川に生息する。冷水の湖などにも生息するが、サケ科としては比較的高温の22℃程度の水温でも生息可能である。熱帯地域にも移入されているが、これは標高1200m以上の高地である。
水温が高くなりやすい本州では、もしかしたら【夏を越えられない】のかもしれない。
ただ、水温が低い高地にいけば年中12度以下の場所もあるとおもうけどな。
餌の問題か
この問題については、本州だから餌が少ないとかはなく、北海道だから多いとかもないと思いますけどね。
実際に、ヤマメやイワナが生活できてニジマスができないとか聞いたことないですし。
産卵できない可能性
これまた、wikipediaに面白いことが書かれていました。
ライフサイクル…繁殖時期については、生息域の水温で大きく幅がある。
秋の高水温は産卵を遅らせるが比較的温暖な地域では秋から冬にかけて繁殖行動が行われるが、低水温な地域(例えば、摩周湖では6月に産卵)では春から初夏にかけて繁殖行動が行われる。
また、希に養殖環境下では年2回産卵を行う個体も存在する。生まれてから2から4年目の間に成熟する例が多く、他のサケ属の魚(シロザケなど)とは違い、成熟後は1回の繁殖行動では死なず、数年にわたって繁殖行動を行なう。
自然繁殖が成立する条件として、仔魚の浮上時期の増水が小規模、短期間、低頻度などの条件が整う必要がある。
気になるのは、この太文字の部分。
【仔魚の浮上時期の増水が小規模、短期間、低頻度などの条件が整う必要がある。】
つまりは本州でも産卵は行われて孵化まではしているが、幼生時の過程で増水によって流されている??ということなのか。
結論教えて下さい
僕は有識者でもないので、なんにもわかりません。
誰か、本州でニジマスが定着(自然繁殖)しない理由を教えて下さい。
wikipediaにはこんなことも書かれていますが、本当なのでしょうか。
本州以南の多くの河川では放流しても定着しにくい魚という評価があり、同じ外来種のブラックバスと比べて導入について寛容的な自治体が多い。
定着しない理由として、放流してもすぐに釣られること、さらに梅雨時の増水で繁殖ができなくなることが挙げられる。
梅雨時期の雨による増水ですべて流されている???
そんなことあるんですか?
なぜニジマスの幼生(仔魚)だけがすべて流されるのでしょうか。
本当に不思議でならない。
ただ、ニジマスが本州では定着しにくいのは理由があるはず。
だって実際に定着していないんですから。
すみません、今回は以上で終わります。
納得いく説明は誰かに任せます。
そして僕に教えて下さい。