みなさんこんにちは、t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。そして「ゲーム」と言いましても、「これってもしかして罰ゲーム?」というくらいに釣りに苦しめられております。
これからオフショアゲームを始めてみたい方がそうした苦しみを味合わぬよう、初心者が気になるところについて、お伝えしていこうと思います。
今回はディープジギングについての三回目です。今回はルアーについて解説します。例のごとく、前回、前々回のリンクを設定しておきます。ではどうぞよろしくお願いします。
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第一回:ディープジギング概観
第二回:タックルについて
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ルアーについて
ルアーですが、300g超のジグという存在自体がそもそも少ない気がします。
ディープジギングでメジャーなメーカーは、ディープライナー、シーフロアコントロール、この二社が二巨頭です。
この二社は個別銘柄のバリエーションが豊富な上に、同一銘柄内でのウェイトの範囲が広いです。
例えばディープライナーのスピンドルNは60-1,500gと、30種類以上のウェイトバリエーションがあります。
出自:https://www.deepliner.com/jig12.htm
多いな。とても多い。多すぎるくらいです。
他、シマノ、ダイワでも銘柄数は少ないですが900gくらいまでのものもあります。
エゾハチさんやメジャークラフトさん等、上記以外のメーカーさんでも300g以上のジグを作っているところはありますが、ディープジギング用、というよりはマグロやカンパチ用の大きなジグが多いイメージです。
個別銘柄について
ディープジギングのトップランナーであるディープライナーさんとシーフロアコントロールさんの2メーカーの製品について、深場で釣ったことがあるジグをいくつか紹介します。
【ディープライナー】
ジャーク、フォール共に釣れるイメージです。イカ、クロムツ、ユメカサゴ等々、いろいろ釣れます。
ディープライナーのジグは理由はわからないのですが、ウェイトの表記がありません。下のジグに「25」と書いてあるのは自筆です。スパイコブラ以降の製品はウェイト表記があるらしいですが、全部に表記してほしいものです。
スパイナローで釣れたカギイカ、らしいのですが、試しに食べてみたところ今まで食べた物の中で群を抜いた美味しくなさを誇っておられました。
・スパイナロー
スピンドルN同様、遊泳力のあるターゲット向け。たしかに釣れたのはサバだったな。
【シーフロアコントロール】
レクターよりもジャークのキレがいい、みたいな書き方ですが、これもフォール中心で釣っていくのがいいのではないでしょうか。
・アーク
これはジャークで小刻みに動かして何度か釣った覚えがあります。なくしちゃいましたけど。。。
他、よく使うのが、というか無心で使えると思うのが、ボーズレスの太閤です。
これ、何がすごいかというと、値段がすごいです。300gは税込で8,580円します。しかも一回サメに切られてロストしたことがあります。
でも釣れるんだよなぁ。。。まだ釣れてないけれど、ここでロストすることは絶対に無い、と確信を持てる時のみに使用してます。
ルアーの類型について
各論と総論が前後してしまいますが、こうして見てくると、ロングジグは無いというか、アークが比較的長いくらいでだいたいセミロングです。
よりスローに動くリーフ型を好んで使う方もおられると思いますし。ここでディープジギングのジグの類型について少し考えてみます。
・ショート(リーフ含む)
→水の抵抗が大きく、フォールスピードがゆっくり、つまり沈みが遅いというかホバリングしやすいタイプ。ジャークは水の抵抗が大きい。一番上のタイプ。なまらスローチューンです。
・セミロング(スピンドルNくらいのシルエット)
→ショートよりもフォール・沈みは早く、ジャークは水の抵抗が少ない。ショートとロングの間。真ん中のタイプ。これはメサイアセミロング。
・ロング(重量が500gを超えるあたりから必然的に長くなるため範囲特定が難しい)
→ショートの真逆の特徴。といいつつすげースライドしたりもする。これはなまらロング。いずれも300g。
概ねこうした認識でよろしいかと思います。ディープのスロージギングでロングジグを使うことはあまりないかもしれません。
きびきびジグを動かして釣るタイプではないためと思いますし、きびきび動かすのは物理的に難しいと思います。
「難しい」というよりも無理かもしれません。何も釣れなくて困った時は使ってみることもありますが、思うように動かせないせいかなんなのか、釣れたことはありません。
おわりに
お疲れ様でした。ディープジギングのルアーですが、これもタックル同様にバリエーションはさほど多くありません。
そして動かし方もスローのみになると思いますので、少ないバリエーションの中でいかに工夫するかが勝負の分かれ目になると思います。
そうなると残る工夫はフックですね。次回はルアーの補足とフックについて解説します。引き続きどうぞよろしくお願いします。
t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。
オフショアを始めてみたい方のために、初心者が気になるところをお伝えしていこうと思います。