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パワーフィネスを愛する男、フーミンです。
皆様、バスフィッシングにおけるパワーフィネスという釣りをご存知でしょうか。
そんなの知ってるよ!って人もいれば、え?何それ?って、初めて耳にする方もおられるのではないでしょうか。
今回はそんなパワーフィネスについて、フーミンなりの自論を書いていこうかと思います。
パワーフィネスとは
フィネスフィッシングは、柔らかめのスピニングタックルで軽めのプラグやワームを使用し、繊細な釣りをすることを言います。
虫系のワームやノーシンカーで、よりナチュラルにバスを釣る釣り方ですよね。
では「パワー」フィネスとは、どういう釣り方でしょうか。パワーフィネスでも、同様にスピニングタックルを使います。
しかし、使用するタックルの内容や、魚へのアプローチが全くの別物なのです。
パワーフィネスは、強いタックルを使用し、強引な釣りをします。フィネスタックルではアプローチが難しいカバーを積極的に狙っていくのです。
そんなことをしたらルアーが引っかかったり、ラインブレイクしたりするじゃないかって、思いますよね?
でも、そんなカバーにこそブラックバスっていませんか?へヴィーカバーの奥の奥、レイダウンの下、そういったポイントに強いタックルでアプローチする釣り方なのです。
使用タックル
では、どのようなタックル構成なのかをフーミンなりの自論も交えて説明しようと思います。
「ロッド」
使用するロッドによって「パワーフィネス」「ライトパワーフィネス」に分かれると思っています。
◆「パワーフィネス」
これが理想的なパワーフィネスロッドです。
ロッド長は、長い方が有利です。ロッドをリフトアップした際の振り幅が大きいので、魚を掛けた時に、水面から離す(抜き上げる)初動が早いからです。
長い方が遠投できる利点もあります。
しかし、藪漕ぎ先でロッドの振り幅が確保できない場合は、短いロッドの方が取り回しは容易です。
普段行くフィールドのシュチエーションで選択すると良いと思います。
次にロッドパワーは、強ければ強い方が良いです。Mロッドなんて使わないで下さい。
本格的にパワーフィネスをするなら、必ずMH以上のロッドパワーが必要です。50upでも余裕で抜き上げれるパワーが理想的です。
ティップは、チューブラーをオススメします。硬いフルチューブラーロッドで、魚に主導権を与えないパワーフィッシングをします。
ソリッドティップだとキャスト精度や感度が上がるので使い易いですが、魚を掛けた際にティップが曲がってストラクチャーに潜られたり、レイダウンに巻かれる可能性があります。
テーパーは、ファーストテーパー(先調子)一択です。ルアーに細かいアクションをつけないといけないので、ファーストテーパーをオススメします。
適合ラインは、PEだと2〜2.5号まで使用できるロッドを選択しておけば間違いはないです。モノフィラメントラインだとMAX12〜14ポンドが使用できるロッドで良いと思います。
個人的には、小口径ガイドをオススメしません。太いラインを使用するので、小口径ガイドだとキャスト時に詰まって糸抜けが悪いからです。
◆「ライトパワーフィネス」
ライトパワーフィネスは、パワーフィネスも少ししたいけど、バーサタイルに使いたい人向けです。どちらかと言うと、パワースピンに近いです。
ロッド長とテーパーは、パワーフィネスと同様の長さとテーパーです。長さは、長い方が有利です。
テーパーは、細かいアクションをつけるのでファーストテーパー一択です。
ロッドパワーは、汎用性の高いL〜Mのもので良いと思います。ヘビーカバーへのアプローチは難しいと考えてください。浮草などのライトカバーで使用可能です。
ティップは、チューブラーかソリッド、どちらを選択しても問題ないです。キャスト精度や感度を求めるなら、ソリッドティップをオススメします。
適合ラインは、PE1.2号まで使えるロッドであれば良いと思います。
「リール」
リールは、ハイギアのスピニングリールを使用します。シマノ製リールだと2500番、ダイワ製リールだと2000番のリールをオススメします。
最大ドラグ力が3kg以上あれば問題ないと思います。また、パワーフィネスはフルドラグで強引なファイトをするので、剛性の高さも重要です。金属を使用したボディが理想的です。
ハイギアである理由は、バイト後に素早く巻き取り、根に入られたり木に巻かれたりしないようにするためです。
「ライン」
魚を掛けた際に一気に巻き上げるので、伸びが少ないPEラインを使用します。
パワーフィネスをするならPEラインの1.5〜2号を使用します。ヘビーカバーにアプローチするので、細いモノフィラメントラインやPE1.2号以下のラインではラインブレイクしてしまいます。
フーミンの場合はPE1.5号を使用しています。吊るしの釣りをする場合は、PEラインにルアーを直結で結びます。リーダーを使用する場合は、16〜20ポンドのモノフィラメントラインを使用しています。
ライトパワーフィネスやパワースピンをする場合は、PE0.6〜1.2号にリーダーを付けて使用します。ヘビーカバーにアプローチするとラインブレイクしてしまいますので、オープンウォーターの遠投や浮草などのライトカバーに対応します。
ラインカラーは目立つカラーをオススメします。吊るしをした際に、どこの枝にラインが引っかかっているかを目視しやすいからです。蛍光ピンクや、蛍光グリーンなどが目立ちますよ!
おわりに
今回は、パワーフィネスで使用するタックルを紹介いたしました。
個人的な意見も入っているので、あくまでもご参考程度にしていただければと思います。
また、パワーフィネスに興味がわいて気になるロッドやリールがある場合は、アングラーズアプリのタックル検索を活用すると、より参考になると思います。
次回は、パワーフィネスで使用するルアーや釣り方等をご紹介しようと思います。バスフィッシングにおけるパワーフィネスに興味がわいた方は、是非次回もご一読ください!
物心が付いた時には竹竿を自作して近所の川で毎日釣りをしておりました。
今は主にバスフィッシングをやっています。
楽しく釣りすることを心がけ日々釣行しています。
皆んなで素敵な釣りを楽しみましょう!