この前、とある会社の方から連絡をいただき打ち合わせをしました。
その方々はあるサービスを立ち上げており、釣り人に向けて行っているサービスです。
サービス名を聞くまでは正直知らなかったのですが、内容を聞いてみるとこれがなかなか面白い。
特に、釣りの前にかなりの頻度でグーグルマップを開く僕にとっては大変素晴らしいサービスです。
現在は、主に神奈川県の釣り人をターゲッティングしているこのサービス、是非使ってみてください。
事前に地形を知りたい
僕は今でこそ船でのルアー釣りや渓流がメインですが、5年前までは海のオカッパリ(ショア)ばかりやっていました。
そのときは、ショアジギやエギング、メバリングなどをやっていて、神奈川県にある城ヶ島や葉山付近に毎週のように行っていました。
たまに、葉山釣り具センターという貸しボート屋からボートを借りて、少し沖まで釣りをしていたのですがなにせ魚探がありません。
ボートでもショアでも、どちらにおいても海底の地形を知らないよりは、知っている方が釣れるのは当たり前。
ただ、当時の僕には魚探がないので自分のタックルで測るしかありません。
PEのラインカラーで水深を測ったり、着底したときに硬質か軟質かを感じ取ったり。
ただ、それでは海流に流されたりして正確なものは測れませんよね。
不確定な要素が強い分、おおまかな情報になります。
そんな情報で釣りをしていた記憶があります。
当時、似たようなサービスはありましたが、有料版で僕にとっては高かった記憶があります。
また、もちろん魚探を買うこともしませんでしたね。
地形を知る術がある
今回紹介するサービスは、ネット上で海の地形がわかるサービスです。
このサービスが凄い点は、比較的新しいデータを物理的に計測している点です。
多くの似ているサービスは古いデータを利用していることが多いです。
データが古いと、日に日に変化している海の地形をしっかりと把握することはできません。
毎日変わる海流の流れなどで、海の状況はどんどん変わっていっているんです。
特に台風が来ると、大きく変わります。
その場所にあるべき岩が動いていたり、砂が動いて実は水深も変わってるんですよ。
ただ、今回紹介するサービスは比較的新しい情報を表示しています。
独自の測定方法を用いてデータを常に取得しています。
結果、信用できるデータを扱っているんです。
またそのデータの利用料金が無料なのも素晴らしい。
これが、無料で使えるなんてありえない。
『釣りドコ』というサービス
こちらがそのサービスです。
サービス名『釣りドコ』と言います。
2020年9月時点で公開されているエリアはこんな感じです。
基本、神奈川県ですね。
それでは、その中で城ヶ島を見てみましょう。
城ヶ島の全域の海底の様子が表示されています。
これを拡大してみるとこんな感じです。
どの場所にどんなブレイクが入っているか、普段狙う場所の正確な地形が簡単にわかります。
釣り当日の潮も一緒に考えて、何時にどの場所に入るかも検討できます。
まだまだエリアは少ない
欠点は、公開されているエリアがかなり絞られることです。
僕が確認したところ、6エリアのみでした。
また、ほぼ神奈川県のエリアなので神奈川以外の人は、神奈川以外の人は今すぐには利用できないかもしれません。
かといって、計測するのにかなりの時間がかかと思いますので、しばらく時間がかかると思います。
気長に待ちましょう。
次は関西エリアもいいですが、琵琶湖をやってほしいなぁと心から思います。
琵琶湖の特に南湖は、地形とウィードがわかると益々価値があがるかなと思いますね。
アングラーズでも取り入れたい
ちらっと話しましたが、これって海釣りだけでなく琵琶湖南湖の地形だったり、河川の地形を計測しみることができると面白そうです。
どこにブレイクがあって、ウィードがどこまで生えているのか。
去年はウィードエッジがここまであったが、今年はこっちに生えたとか。
そんなデータがあると、釣り方や狙い方を変えたりできて、かなり参考になると思います。
そんな情報をアングラーズでも公開していきたいなぁと。
今後、釣りドコさんの公開エリアが増えて、神奈川県だけでなくたくさんの釣り人が利用できるサービスになることを期待します。
それでは、使ったことない人は使ってみてくださいね。
今回紹介したサービス
サービス名…釣りドコ