こんにちは。東北三浦イーグルスです。
主に地元宮城のサーフで土日メインですが竿を振っております。基本激混みなので場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイルです(笑)
東北宮城のサーフヒラメ開幕まで後少し。皆様いかがお過ごしでしょうか。
この時期はサーフにたってもなかなか釣果にめぐまれない時期です。そんな時期だからこそ、シーズンが始まる前に身につけておきたいキャスティングの技術を見直してみてはいかがでしょうか。
ユーザーさんからの質問も多い『サーフゲームでのキャスティング術』についてのお話です。
キャスティングについて
サーフゲームのキャスティング。私の地元宮城のシーズン中にはアングラーさんで混雑し、隣との間隔が5m程で海岸線沿いはアングラーズで埋め尽くされる、そんな状況になります。
魚にとってもかなりのプレッシャーがかかる状況になり、手前で反応がなければ遠投勝負になるのがおきまりのパターン。
ところがサーフでのキャスティングは10ft前後の竿を振る為になかなかコツをつかみづらく、最終的には力まかせになってしまうことでフォームが崩れ、なかなか飛距離が出ないこともしばしば。
『竿へルアーの重みをしっかり乗せて曲げこみ、遠心力と反発力を利用してで遠くに飛ばす』
言葉にすると簡単にイメージできますが実際にやって見ると難しいですよね。
今回はサーフでのキャスティングに悩む方に向けて、少しでも飛距離が伸び良いキャスティングをするためのコツをご紹介します。(右手投げの場合)
たらしの長さについて
まず、たらしの長さですが、竿の長さ、身長、背後の地面の高さで変わります。
基準としては、竿を背後の地面と並行に構えた時に、地面につくかつかないかぐらいの長さをとります。
おおよそ、ご自身の身長を基準に考えると適切な長さをとりやすいかと思います。
上の写真ではバックスイングがすでに始まって竿が立っており地面と並行ではないですが、ルアーの位置からおおよそイメージできると思います。
テイクバックについて
たらしの長さの決定とも関係しますが、周囲に誰もいないことを確認してから後ろへゆっくり振りかぶります。
この後の竿を前に振りこむ為の準備動作です。ルアーが地面につかないぎりぎりまで下げこみます。
慣れないうちは後ろへ振りかぶった状態から一旦静止してOkです。この時の右手と左手に遠投するコツが実は隠されています。
【右手】
手のひらを外側に曲げ、野球でいうボールをリリースする直前のイメージです。この後はスナップをしっかりきかせながら前方に押し出す流れです。
【左手】
竿のグリップエンドを軽く持ちます。前へ振りかぶると同時に自分の右脇付近にグリップエンドをギュッと引き込むイメージをしておくのが大事です。
スイングについて
この後は動画を見たほうが伝わりやすいかと思います。
最初は普通の再生速度で見ていただき、その後0.25倍速で見るとしっかりイメージ頂けると思います。
動画の説明欄にコツ5か条が載ってますのでご覧になってみてください。
注意点としてはルアーの重さと竿のパワーバランスがあっていないと、ルアーをしょい込む事が出来ず結果的には反発力を生かせずスパンと飛んで行きません。タックルバランスが重要です。
20gまでのルアーなら硬さミディアム(M)、30g〜40gのルアーがメインでしたらミディアムヘビー(MH)ぐらいが目安です。
ラインリリースタイミングのポイントは前に押し出しきったあたりにあるのがベストです。
慣れるまでは難しいかもしれませんがそこは是非練習してポイントをつかんでください。
おわりに
いかがでしょうか。
後半は動画でサボるという初めての試みでしたが、一番伝わるのではないかと思い急遽アップしてみました。
良いキャスティング動作・フォームが身につけば自然と飛距離も伸び、体への負担もへり多少なりとも減り、釣果アップに繋がるかと思います。
今年はアングラーズマイスターの自分の役割の一つとして、サーフでのキャスティングが苦手な方向けに、サーフで一緒に釣りを楽しみながらのレッスンをできればと考えております。
シーズンインが楽しみですね。
今回も最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
読者の皆様に素晴らしい釣果が訪れますように。
父・おじに釣りを教わり小学生5年生の頃からバス釣りに熱中しました。高校受験前に父に竿を全て折られ早々に引退。。。
30代に突入しロック、SLJ等に挑戦も高所恐怖症・巨像恐怖症がつきまといます。今は食べて美味しいサーフゲームに目覚め、安心安全を第1にヒラメ・マゴチ等を求めて地元サーフで竿を降っています!