こんにちは。HANZO 001です。
寒くなって来ましたが、みなさんは釣りに出かけていますでしょうか?
前回、バチコンを始めてみよう、ということで道具のお話をさせていただきました。
今回は実釣編としてバチコンについてお伝えしようと思います。
私のホームの海域では、バチコンアジングのシーズンが始まっています。
正直夜の海は寒いですが、ギガアジとの熱いファイトを体験していただけたらと思います。
船の予約と出船
船の予約
バチコンは基本、半夜と呼ばれる夕方から深夜にかけての出船になります。
ホームページや釣果情報を探して、気になる船宿を見つけたら早速予約を取りましょう。
その時、船長に集合時間の確認は必ず行い、使用する錘の号数や、釣れ筋のワームやカラーを確認しておくと良いかもしれません。
出船
当日、集合時間に今日乗船のお客さんが揃い、釣り座が決まれば出船です。釣り座はくじ引きやじゃんけんで決める船宿が多いと思います。
この時よく話題になるのが「どの釣り座が一番よいのか」だと思います。
だた、釣座は、船長の操船方法の癖や当日の潮の流れによってどこがベストかは一概に言えないというのが正直な所です。
しかし、バチコンはリグを一定の層に置き、大きく上下させないことが釣果アップの秘訣ですので、出来るだけ揺れの少ない船の中央から後方、胴の間からともに乗れるとよいと思います。
実釣のポイント
実釣開始
日も暮れ始め、ポイントに到着すると船の集魚灯が点灯され、船長のアナウンスがあればいよいよ実釣開始です。
開始直後にあたることもありますが、アジが集魚灯に集まってくるまでしばらくタイムラグがあります。
そこでまずは船長から指示された錘が、しっかり着底を感じられるか確認するとよいでしょう。
もし着底が分かりにくければ、シンカーの号数をワンサイズあげるのもよいと思います。
アジの誘い方
アジは基本底付近にいます。錘が着底したあとは、根掛かりに注意しながら錘を少し持ち上げましょう。
底を切りつつ、時々底を確認するとよいと思います。この時、前述したように船の揺れでリグ全体が過度に上下しないようロッドを操作しましょう。
積極的に誘いをかけるより、レンジキープするために操作を行うほうが重要に思います。レンジキープしながら時々チョンチョンと誘ったり、ロッドを大きく持ち上げた後、ゆっくりロッドを下げていったりと、落ちてくるベイト演出するとよいと思います。
バイトがあったら
アジのあたりはごくわずか。もそっとしたり違和感程度のことが多いです。
これは大型のアジになればなるほど顕著で、大型のアジほど、一度バイトしたワームに違和感を感じるとすぐに吐き出してしまいます。
なのでバイトを感じたら即あわせを入れましょう。この時リールを巻きながらの巻きあわせも有効です。
このあたりを捉えてフッキングが決まった時の爽快感は、筆舌に尽くし難いものがあります。
この瞬間をたくさんの方に感じて欲しいがために、この原稿を書いているようなものです(笑)
そして大型アジの引きは強烈。思い存分ファイトを味わっていただきたい所ですが油断は禁物。
アジは口元に柔らかい部分があり、フッキングの位置によっては強引なファイトは口切れの原因となりますので、慎重かつスムーズなファイトを心がけて下さい。
バイトがなければ ケース1
そしてあたりが無いときは、カラーローテーションを試みるとよいと思います。
前回もお伝えしたのですが、アジは特定のベイトを偏食することがあり、ある一定の色にしか反応を示さないことが多々あります。
色を変えてあたりが出だしたらしめたものです。また船内で特定の人にバイトが集中するときは、その方のカラーを参考にするのもよいと思います。
そのためにも、もし自分の色にあたりがあったときは船長に報告し、船内で情報共有することも大事だと思います。
船中みんなで協力しあい釣果を出せるのも、バチコンの魅力ではないでしょうか。
バイトがなければ ケース2
カラーを変更してもあたりが無い場合、探るレンジを少しづつ上げていくのも作戦のひとつです。
私の場合、レンジを5メートルづつ上げて探っていくようにしています。
この時、カウンター付きのリールだとこの操作は容易ですが、カウンター無しのリールやスピニングリールの場合は、PEラインの色やマーキングを活用しましょう。
また自分の使っているリールが、ハンドル一回転でどのくらいの長さのラインを巻き取れるか、把握しておくのもよいかと思います。
バイトがなければ ケース3
さらにバイトがあったにもかかわらず、突然あたりが無くなった場合は一度リグを回収してワームの状態を確認してみましょう。
かなりの確率で、ワームがジグヘッドからずれていることがあります。原因は様々ですが、ワームがズレると途端にバイトが激減します。
また、より多くのバイトを出すためにもワームは曲がらないようまっすぐ針に刺すようにし、もしズレが頻発しまっすぐ刺せなくなったら、思い切ってワームを新品に交換するのも手段の一つです。
最後に
以上、基本的なことを書きましたがいかがだったでしょうか?
書ききれなかったことなどは、今後釣行記などで補足出来たらと思います。
最後に、やはり冬の夜の海は寒いです。防寒対策をしっかり行い、バチコンアジングを楽しんでいただけたらと思います。