ANGLERSマイスターで盛り上がる反面、最近はコロナがまたもや流行し始め、釣り人にも厳しい目が向けられることもあり、中々思ったように釣行に出向けないことが多いと思われます。
釣りのマナーだけでなく、人間としてのマナーに関してもなかなか生きづらい2021年ですよね。
お久しぶりです、アマチュアエギンガーでございます。
夏も終わりを迎えつつあり、秋の数釣りエギングシーズンが近づいて来ましたね。
生まれたての小さいアオリイカをシャローで見かける機会も増えたのではないでしょうか?
今回は「秋イカエギングのマナーについて」少し書かせてもらいます。
初秋のアオリイカについて
僕の地域では毎年、8月末くらいから大体波止や内湾部で、胴長3センチくらいの生まれてまもないアオリイカ達がまず見え始めます。
そして9月半ばぐらいには100-200g程度の大きさになります。
水温や気象条件で例年2週間程度差は生じますが、9月末くらいには僕の中ではエギングをして釣り上げてもいいかな?っていうサイズのイカになってます。
秋イカエギングって僕の勝手なイメージかも知れませんが、数も釣れてとにかく良く引く元気なイカが多く、かなり楽しめる時期なのです。
初心者にとっては始めやすいタイミングで、僕もオススメします。
でも、それと引き換えにしっかりと考えて欲しいことが沢山あります。ついては以下で説明しますが、、
釣り場が荒れるのは秋のエギング
僕は釣り場の海底を清掃したり、潜ったりしたことはないです。
確定的に勝手に言うのは申し訳ないですが、秋イカエギングで海が荒れます。
これは言うまでもなく、人が混在するエリアでは特に当てはまると思っています。
何故秋のほうが荒れるのか?春も一緒じゃないか?
答えは簡単です。以下、僕が考える原因について説明します。
原因1:ノットの不具合
秋にエギングを初める初心者が多く、エギのロストや不十分なノットによるノット抜け、PE切れが多発する。
これが原因でラインとエギが海中に残ってしまうことが多い。
もちろんベテランエギンガーの皆さんも、気をつけていてもあることですよね。
でもやはり、初心者の方が断然確率は高いと思います。
最低限、強度を確保出来るノットを組んでもらいたいし、根がかりしにくい砂地からエギングをやってみるとか工夫したいものです。
踏み出しやすい釣りの反面、安易な考えや自分さえよければ、という釣り人1人で海は汚れてしまいます。
多くのエギンガーの、少しの考えで海は変わります!
原因2:弱いリーダー
リーダーの番手を落としすぎること。これにより1つ目と同様にエギのロストが増える。
やはり細いリーダーの方が馴染みも良いだろうし、釣れる気がしますよね。何釣りにしても。
しかしながら、エギングの基本は底を取ることで、結果、エギのロストが多いと思います。(最初は表層から探る釣り方も当然あります)
幾ら、秋イカと言えども最低限、1.5号、いや、1.7号以上を使って欲しいですね。
よく言われる基本はpeの号数×3の号数ですかね。
0.6号なら1.8号程度、0.8号なら2.4はあまり聞かないので、2.5号でしょうか。
FGノットでしっかりしてるから大丈夫!
とか
メバリングのラインシステムでやったら面白い
とか
人それぞれ引きの楽しみ方はあると思いますが、エギのロストを減らすことは海を守ることにも繋がります。
号数が低くても強度(ポンド)があるものや、エギング専用リーダーを使って貰いたいものです。
僕自身は実際2号以上しか使いません
原因3:細い本線PE
数年前なら0.8号 0.6号がメインでした。
今は0.4-0.5を使う方もいますよね。実際使い慣れてるのなら問題ないのでしょうが、、、
0.6号を使ってみたシーズンで、根がかりした時に、僕の経験では0.8なら回収できたのにー!っていうエギが何個もありました。
それから基本的には0.8号を使用していますね。
根が荒くない砂地エリアなどでは0.6号も使用しますが、僕はやはり0.8号が好みです。
エギのロストも少なく、飛距離も気になりません。太めのリーダーとの相性もありますし。
初秋のエギの号数について
秋イカエギングは皆さん何号エギを使いますか?
2.5号〜3.5号が一般的でしょうか?
僕がここで問題視したいこと。
2.5号のエギっていつ使います?
多分多くは小さめのイカが3-3.5号のエギに反応しない時。イカがエギのシルエットに警戒している時。
2.5号のエギはフォールでアピールでき、シルエットも小さいので小イカ達も興味を示して果敢にイカパンチしてきます。
でもそれってイカにとって、自然にとってどうなのでしょうか。
エギンガーの1人として思ってしまうんですよね。
そんなに小さいイカ釣らなくても良くないか?
もう少し大きくなってからしようよ?って。
小さいイカほどリリース後の生存率は低いですよね。
なので僕は2.5号エギを初秋に使って小さいイカを釣るのはあまり好きではありません。
勿論ライトゲームに行くときにカバンに1つだけ入れてみたりとか、秋イカ調査に少しだけやってみるとかなら大賛成ですよ^ ^
でも
秋イカのシーズンイン前後に2.5号で乱獲!!みたいなのは大反対です。
エギングを楽しみたいし、使うな!!!!って言うつもりもありません。
ただ、あくまでリリース前提でするのであっても、リリースして無事生還できるサイズになってから釣る、それではダメでしょうか?
初秋のエギの号数に関しては考えるべきでは?そう思います。
エギンガーに最低限考えておいて欲しいこと
ロストしたエギは海底に残ってしまいます。
YouTubeでもよく見ますが、波止場の海底に何十個とエギが沈んだまま磯焼けの原因にもなっています。
やはり、
できる限りエギをロストをしない釣りをする
これは、心に留めて置いて欲しいです。
そして、アオリイカは釣り過ぎると居なくなります。確実に数が減ります。
毎年爆釣するポイントも、沢山のエギンガーから春イカシーズンから叩かれ、産卵個体が減る。
↓↓
秋に生まれる個体が減ってしまう。
↓↓
秋に生まれた個体を小さいうちから沢山のエギンガーに釣られる。
↓↓
結果、来年の春に生き残る個体が少なくなってしまう。
こんな感じで、2、3年でアオリイカで有名だったポイントが、もうあの波止はダメだね。もう釣れる場所じゃなくなったよ。
なーんてことザラにあります!!
皆さんもエギングを楽しむエギンガーの1人として、この2つは考えるべき事では?
どう思うかは貴方次第ですが。
おわりに
今回は少し厳しいようなことを書かせてもらいました。
エギンガー自体の数は年々増加していますが、それに伴って海が汚れているような気がします。
マナーもどうなの?っていう時も多々見受けられます。
1人1人がエギンガーとしての自覚を持ち、秋のエギングを楽しんでもらいたいです。
また、釣り場の海底清掃や波止場の清掃など最近興味があります。
そういった活動されてる方にもマガジンが届いていたら嬉しいですね^^
以上アマチュアエギンガーでしたー!