こんにちは。東北三浦イーグルスです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
主に地元宮城のサーフで土日メインですが竿を振っております。基本激混みなので、場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイル(笑)
9月の宮城サーフは居残りマゴチも好調、ヒラメの接岸も始まり連日大混雑でした。10月、11月の激熱シーズンが本当に楽しみでございます。
私はといいますと8月に帯状疱疹、9月には咽頭炎と中々思うように釣りに行けず。。
大量の年休を病欠で失い、回復して意気込むも週末の天気は台風14号。サーフの状況はいかに?
今回は直近の釣行レポート、台風が通過した後のザブザブサーフゲームのお話です。
台風前の風景と情報
今回入ったポイントは前回、前々回と仲間と共にソゲにヒラメ、良型マゴチも釣れたホットスポット。地形も最近やっと安定し、手前が掘れており沖にはサンドバーや急なブレイクが所々形成されその隙間は強い流れが出る状況で、「しばらくは外せない」そんな場所でした。
今回の釣行日の前日には温帯低気圧となり当日19日は晴れ、波は2mの予報。
久しぶりに体調が戻った週末。「2mならワンチャンいける!」そんな思いで暗いうちから乗り込みました。。(高波にさらわれるような危ない状況は諦めましょう)
そしてこの付近一帯、今回の台風接近直前に座布団情報、そして釣り仲間が小座布団を上げており、「台風の前の座布団チャンス」が再現されておりました。
荒れる前のサーフはやはり激アツなのかも知れませんねぇ。
当然、リセットされてた。。
本番当日、それは車から降りた瞬間にわかりました。
「波音デカ〜。。。」
普段の2、3倍はデカい波の轟音。波はそこまで高くなかったのですが、暗いうちはかなり波打ち際から離れ様子を伺いながらメタルジグ遠投で水深チェック等を行います。
「めちゃ、ずっとアサい。。。」
100m近く投げても激アサ。底質も柔らかく、さらには片腕ぐらいはありそうな流木、家電製品の鉄板等も流れていました。
そして朝マズメと共に地形・状況が見えてきて絶望。。人は自分ら以外はほとんど居なく、約90m沖に横一線長くブレイクができブレイクの内側は波打ち際まで浅いまま。
その為、沖で砕けた波が消える事なく短い波長で次から次へと押し寄せます。一晩、二晩の出来事でしたが遠浅ザブザブサーフの出来上がりです。(シーバスチャンスという考えもある(笑))
ちなみに左側の彼は以前記事で登場したアカエイ事件の被害者C君です。もうすっかり回復して。。あれから何事もなく本当に良かった!!
そんな中でも見つけたポイント
一度は今日の釣りを諦めて防潮堤に上がり車のほうへ歩いていました。海を全体的に眺めていると、直感的にこのポイントへ引き寄せられました。上の写真はこの後にヒラメがヒットした時の直前の画像です。画像なのでわかりづらさはありますが、さて、どこがポイントなんでしょう?この画像を見て攻めるとしたら貴方はどこを攻めますか?
①沖のブレイクが近そうだから遠投して地形が壊れてなさそうなブレイク先を攻める
②沖のブレイクからカケサガリがありそうだから一番遠いブレイク手前を攻める
③手前が水たまりみたいに掘れて波立ってないから底荒れもしてなそうだし、そこに波によって流されてきたベイトをヒラメが待ち伏せしてそうだから手前をせめる(笑)
果たして正解は。。。
③の手前がこの時は正解でした。たまたまかも知れませんが「ここ手前絶対いるっしょ」って直感でした。
今回の台風通過で手前の地形はかっさらわれ、どこも激アサでザブザブな状況に変わりました。
そんな中でも一箇所だけ波の色も濃く、水面も落ち着いていたポイント。狙って釣れた時の喜びもひとしお。
ハードな状況下から一匹の魚を釣りあげる難しさ・苦労して釣れた時の嬉しさはまさにサーフゲームの醍醐味ですね。
マズメサーフスペシャルⅡ着用時の注意点(笑)
唐突ですが、上の画像をご覧ください。なんなんでしょう。このやばい雰囲気、このだらしなさは?
頭も傾いてて何か怖さすら感じる。。
気づきましたね。。背中のポケットなんですが、、、
普通は差し込みバックル&マジックテープで定位置で固定されてるのですが、マジックテープでの位置決め固定を怠るとこの様に無様な姿になります。
サーフスペシャル着用の方はご注意ください(笑)
※サーフゲームでは安全の為フローティングベストの着用を必ずお願い致します。 マズメ サーフスペシャルⅡ
おわりに
今回は釣行記として台風直後のサーフについて書かせて頂きました。
台風や低気圧の通過時には発生したウネリ等による波の流れで普段よりもより地形は削れ・盛られて変化します。
昨日良かったポイント、いつもの爆釣ポイントが突然消えてしまったり、地形が悪くあまり釣れなかったポイントがリセットされ、逆にその後好ポイントになる事も当然あります。
ザブザブサーフにおけるサーフゲームにおいての攻め方は、基本ザブザブなんでザブザブじゃないポイント探しを。人は普段よりも相当少なくなり広いサーフでポイントは選び放題、ザブザブな状況でも必ずチャンスはあります。。
またまた逆に凪や地形変化の乏しいポイントでは、ザブザブしている、流れが少しでもあるポイント探しが魚に出会う近道だと思います。
地形探しの際は波打ち際で地形を見るのではなく、なるべく全体を見渡せるような少し高い所から離れて見ると良いです。
先ほども書きましたが念のために。波が高い状況でのサーフゲームは本当に危険ですのでフローティングベスト着用の上、膝上に波が迫るような状況や、波をかぶってしまう状況での釣行はどうかお控えくださいませ。
今回のヒットルアーや詳しい釣行データについて気になる方はこちらより確認頂けます。
今回も最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
読者様に素晴らしい釣果が訪れますように。
父・おじに釣りを教わり小学生5年生の頃からバス釣りに熱中しました。高校受験前に父に竿を全て折られ早々に引退。。。
30代に突入しロック、SLJ等に挑戦も高所恐怖症・巨像恐怖症がつきまといます。今は食べて美味しいサーフゲームに目覚め、安心安全を第1にヒラメ・マゴチ等を求めて地元サーフで竿を降っています!