どうもこんにちわ、t.onumaです。オフショアゲームを本格的に始めて4年目のまだまだ駆け出しな釣りびとです。なかなかうまくなりません。。
現在は主にルアーで、東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征に出かけたりする釣り人生を過ごしています。
今回も、初心者が、とりわけ船に乗るのすら初めてというくらいウブな方がわかりやすいよう、オフショアでの釣りについて説明していきます。
今回は「船上での食事とトイレについて」を中心にお伝えします。
食事について
船上での食事について、ですが、基本持ち込みです。
先日、朝ごはんにお弁当を支給してくれたところがありましたが、人生初でした。ごく稀にこうしたケースもあるようです。
しゃけがうまい。
かなりの長距離移動をする遠征船だったりだと食事の世話をしてくれるところはあります。が、日帰りでは初体験でした。
また、船宿によっては、船内でカップ麺をくれたり、インスタントコーヒーをくれたりします。
また、船上での食事とは異なりますが、下船後に何か食べさせてくれたり、しらすとかわかめとかお土産をくれたりするところもありますが、船上で何か支給してくれるというのは一般的ではありません。ですので、持ち込みです。
下船後、カップ麺ではなくラーメンを作ってくれたりも。
春や秋の穏やかな時はまぁいい感じにやってもらうというか、自作のお弁当でもお店で購入したものでも困ることはそれほどないと思います。
困るのは酷暑・酷寒といったキツい気候の時ですね。
夏場は大きめのクーラーに氷をしっかり入れて保存、くれぐれも食中毒なんぞ発生させないようにしたいものです。
真夏の船上での食べ物についてですが、かつてはいろいろ試しました。釣りの合間というか、竿を持ったままでも食べれるように、おにぎりやサンドイッチがいいのかな、と思った時期もあり、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの定番商品(とおぼしきもの)に関しては全て試しました。
期間限定?レアもの。
また、氷代わりに冷凍うどんを入れていくと、頃合いがくれば食べやすい、とかいう話を聞いてやったこともありましたが、加熱が必要な冷凍うどんだったので話になりませんでした。。。
そうした試行錯誤を経て、ながらで食べるより、集中力を持続させるために気分転換に食事は取り入れた方がいいのでは、という今のところはそういう見解です。
そうしたわけで去年の夏はコンビニの冷たい麺類とかが夏の定番になっていました。
不自由な船とはいえ、むしろ不自由さの中でも少しの工夫でエンジョイできるのではないか?と思い、マヨネーズやらからしの薬味のみならず、ゴージャスにトッピングしていたら、これを見た同船者のお子さんは、この状態を自宅で再現したがるようになったらしく、悪影響を与えてしまったと少し反省しております。
また、食べ物の注意点ですが、水を張ったクーラーに入れておく場合、おにぎりとかパンは浸水しちゃうので要注意です。
一方、冬場は寒くて困ります。ポットにお湯を入れてカップ麺、というソリューションを考案しましたが、麺を戻している間にもお湯の温度は低下していくので、熱湯が欲しくなります。それならば、と、ガスコンロを持ち込んでお湯を沸かす、という手法を考えましたが、船の構造によっては火気厳禁のところもあるので、要確認ですね。あと、揺れがひどい時は、湯沸かし中も、食事中も残酷なまでに溢れますので要注意です。
ガスコンロは緊急事態として、湯沸しポットが完備されている船だと安心ですね。加えて電子レンジもあればなお良しかと思います。
粗末なものでも気候のいい時に船上で食べると美味しく感じます。キャンプなんかと同様かと思います。これには諸説あるようですが、ぼくが一番得心したのは、脳波による説明。
リラックスした状態では、脳波はアルファ波が主体になるそうですが、屋外だと注意喚起するベータ波がでてきて、その状態での食事は美味しく感じる、というものです。
この説明通りであれば、海が荒れれば荒れるほど美味しく感じそうですね。。。
飲み物について
数時間であれば食べなくても平気だったりはしますが、水分補給は重要ですね。
特に夏場、直射日光のもと、日差しをさえぎる物なんぞないも同然なのが船上です。体調不良を来さないためにもこまめな水分補給が必要です。個人差はあるかと思いますが、ぼくは夏場であれば4リットルを目安に持ち込みます。重いけど。
遠征船での補給状況。日帰りならもっと少なくて大丈夫
最近ではコンビニでも夏場は冷凍した状態で飲み物が販売されているので便利ですね。半分は凍った状態で、もう半分は冷えた状態で持ち込むと調度いいかと思います。
また、飲み物で気になるのがアルコールかもしれません。一時期、船でも飲んでることはありましたが、ついつい進みすぎて。。。ということもありましたし、逆に飲み足りなかったりもあって、今ではやめております。適度に楽しむのはいいことだと思います。
ただ、これも個人差があると思いますが、アルコールのせいで船酔いに繋がったり、手元がおぼつかなくなりタックルを海に奉納してしまったりと、そうした人を見かける時もあります。なくていいのであれば避けておいたほうがよろしいかと思います。
トイレについて
飲み食いすれば当然トイレが必要になるかと思います。
そして遊漁船とトイレの問題は永遠に続くかと思います。
体感値ですけれど、釣り船が100艘あったとして、綺麗なトイレがついているのは2、普通のトイレがついているのは8、用を足せるレベルが40、なるべく使いたくないトイレなのが25、そもそも付いてないのが25、そんな割合な気がします。
女性にはとびきりキツい環境ですね。聞けばオムツをつけてこられる方もいるそうで、抜本的に改善されるソリューションが必要とされている気がします。釣り場付近でのトイレ専用船とかニーズありそうですけどね。と、同時に全く収益化出来ず、運営維持できない気もします。。。
ですのでここでもポイントは二つです。
・トイレ付きの船を選ぶ
・ない場合は頑張る
これは、なんの足しにもならない話でしたね。。。トイレはないものそいて、あるいは非常に制限がある、と心しておいたほうが良いと思います。
その他必需装備について
その他、一般的な困りごとですが、ひやけです。
灼けても構わんよ、という人はこんがりされればいいと思います。でもそうした人であっても日差しの強さが変わる時期、日常生活を送る地域と紫外線の強さがとは異なる地域では要注意だと思います。
頭上から照射される日光だけでなく、海面からの照り返しもなかなかのものです。
関東では4月末頃から日差しが強くなり始めますので、肌が夏仕様になるまでは日焼け止め必須、つばの広いぼうし、サングラスは年中必須、暑い時期はラッシュガード、アームカバー、ネックカバーなんかも必要ですね。
ぼうしについてはゴアテックス製のものが便利だと思います。おしゃれなやつだとなおよし、なのではないでしょうか。
サングラスは、他のアクティビティでも使うのであれば偏光がいいようです。
ぼうしとサングラスの一例。
偏光をチョイスするのは、水中の見え方にこだわる場合なような気がします。オフショアの場合、何よりサングラスが重要なのは目の保護についてだと思います。
【参考記事】目の日焼けの仕組みと対処方法とは?
病気予防のためにも装備はしっかりしたいものですね。
終わりに
何かトラブルがあった場合、陸上に戻らねば解決できないくらいに重大だと、自分のみならず同船者にも迷惑をかけてしまいます。
他人を守るためにはまず自分をしっかり守ることから始めたいものです。安易な判断がトラブルの元になります。
楽しく過ごすために、慣れないうちはやりすぎと思うくらいでちょうどいいと思います。慎重にいきましょうね。
t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。
オフショアを始めてみたい方のために、初心者が気になるところをお伝えしていこうと思います。