2022年、新たなシーズンの幕開けとなりました!!
バスフィッシングの担当ライターの【great fujisan】です。
今年も東海地域をメインに様々なフィールドでバスフィッシングをやっていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
寒波の到来であっという間に本格的な冬を迎えておりますが、厳寒期に入るとバスフィッシングをやることが段々と厳しくなってきますね。
寒いときこそウィンターバッシングを極めるチャンスです!! と、言いたいところですが、、、
今回は「バスフィッシング」をやりながら「カープフィッシング」を一緒にやるとこんなにも楽しかったのか!? という驚きと大発見をして参りましたので、ご報告を兼ねてこんな題目でやってみました。
ぜひご覧になってみて下さい。
真冬のバスフィッシング
これは真冬の大型河川で釣れたバスです。
冬のバスフィッシングは、ハイシーズンと違って釣れるバスの絶対数がグッと少なくなりますよね。
越冬場を理解して攻略していけばバスはなんとか釣れるのですが、冬のバスフィッシングは一筋縄ではいかないのが現状です。
スピナーベイトでなんとか釣ることができましたが、実際の確率では50投程キャストして1尾のバスなので1/50の確率です。2%ですね。。。
ただ、ルアーフィッシングに限らず釣りはすべて確率論だと考えております。
何故ならバスの目の前をルアーが通れば大抵はバイトしてくれるのではないかと考えているからなのです。
即ち、バスの目の前にルアーを通すまでが大変なのです。
そこで、思いついたのが「2つの釣り」を一気に楽しんでしまうのはどうなのか?と、いうことでした。
バスフィッシングは常に探りながら釣りをするのが主流です。
これは、正に確率論的なサイエンスフィッシングです。一方、待つ釣りを主体とするカープフィッシングはかなり究極です。
ほぼ、1投1尾ですよ。例えるならば「アルティメットウェポン」ですよ。
このサイエンスフィッシングとアルティメットウェポン的な釣りを確立させるスタイルはどうなのか?ちゃんと実証してきましたので、皆さんにもご紹介したいと思います。
バス釣りの合間にカープフィッシング
参照: KOSE0051さん
とにかく、冬のバスフィッシングは寒くて釣れないと余計に心が折れます。これは言うまでもありませんね。
そこで、釣りにくいバスと釣れるかも知れない巨鯉を同時にやってみたらどうなのか?と、思い、子供の頃にやっていた何でも釣るスタイルを思い出してやってみました。
「バス&ブッコミ釣り」を、、、。
ここで説明をさせていただきますが、このカープフィッシングとは日本で馴染みのブッコミ釣りとはちょっと違います。
正式には「European Carp Style」、または、「ヨーロピアンカープフィッシング」とも言います。
従来の日本のダンゴの吸い込み釣りとは違い、ボイリー(boilie)と呼ばれる餌を使用します。
ボイリーのサイズやカラー、フレーバーなどバリエーションも豊富ですし、ゲーム性が高いのでルアーフィッシングの感覚で釣りを楽しむこともできます。
カープフィッシング初心者の私でも確実に釣れるよう「ANGLERSのグループ仲間」でもあり、鯉釣りの師匠でもある「大鯉釣り師のKOUSE0051」さんにフィールドの状況と釣りのアドバイスを受けながらやってみました。
カープとは?
参照: KOSE0051さん
カープ(鯉)は古くから身近な河川や池などで多く生息しており、日本人にとっては馴染み深い魚となっています。
サイズも大きいものだと1mを超えるものもあり、そのトルクは強烈なものとなります。
近年、身近なビッグゲームとしても注目されており、ビギナーの方にもオススメなターゲットとなります。
写真のような極太巨大鯉が釣れたら頭のネジが飛ぶくらいの衝撃と楽しさがありますよ。
バスフィッシングで例えますと初のモンスターバスを仕留めたときと同じようなドキドキ感ですね。
カープフィッシングの仕掛けとボイリー
ボイリーの仕掛けの最大の特徴はヘアリグとなります。
本来エサはフックに刺しますが、ボイリーはフックの管から伸びたヘアに付けます。
これによりエサをカープが吸い込んだ時にハリも一緒に吸い込まれフックが掛かるシステムです。まるでバスフィッシングのダウンショットリグのようです。
参照: マッドドラゴン ユーロスタイル
中通しのオモリにラインを通して図の様にヘアリグを作ります。
バスフィッシング的に考えてみるとヘビキャロとダウンショットが融合したような感じです。河川の場合は流れを考慮して30号のオモリを使用しています。
細かく砕いたボイリーを水に溶けるPVAメッシュバッグに入れて水中で拡散させると鯉が寄ってくるそうです。バスで言う匂いの拡散でバイト率を上げるのと全く一緒です。
バスフィッシングと共通点が多い!?
ボイリーは集魚剤のような液体にドブ浸けすると匂いを拡散してより効果が上がるそうです。
バスマン的にはワームにガルプスプレーをやるような感じですので、バスもカープも共通点が多いという事ですね。
何故ならカープはザリガニや小魚を捕食するからなのです。
これは、ビックリな話ですが鮎の幼魚やハクを食べているそうです。だから、クランクベイトやジャークベイトでたまに釣れるのですね。納得です。
カープフィッシングのタックル
参照:アングラーズ
本格的なタックルとしては、専用のカープロッドがあります。
細身のロッドではありますが、メーターオーバーのカープとのファイトも可能です。
リールも4000〜5000番台の大型スピニングリールを使用します。
本格的なタックルがなくても安価な投竿や、3000〜3500番のリールでも十分対応できます。
私の場合ですと、バスフィッシングの延長でやっておりますので、ビッグベイト用のロッドとリールで挑んでおります!!
おわりに
KOSE0051さんと私の巨大鯉タブルヒット
カープフィッシングは本格的なタックルが無くても身近なビッグゲームとして楽しむことができます。
家のすぐ近くの河川や池で大型魚を釣ることができると思うとワクワクしますね。
初心者の私でも釣ることが出来ましたので、皆さん是非各フィールドに赴いてカープフィッシングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
そして、バスフィッシングの合間にやってみるのも楽しさが倍増しますよ。
それでは、皆さん、2022年も盛り上がっていきましょう!!