どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。
東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征にも出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。
今回はオフショアの釣り、タイラバ、についての二回目です。どうぞよろしくお願いします。
ルアーについて
現状、様々なメーカーから様々な道具が販売されております。代表的なメーカーは、ダイワ、シマノ、ジャッカル、ハヤブサ、セブンスライドあたりでしょうか。
セットで売っているものもありますし、パーツごとの販売もあります。
出自:https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/salt_le/kohga_brf_nakai/index.html
セットの例です。
要素は大きくわけて三つ、ヘッド、ラバー、針、です。それぞれ説明していきます。
まずヘッドですが、担う機能はタイラバ全体を着底させる重りの機能と、色であるいは形状から生み出される水流でルアー全体をアピールする機能です。
個人的には形状が重要だと思っています。形状によって、落ちるスピードや落ち方が変わるため、アピールの度合いが変わってきます。やりすぎてもやらなすぎても釣れなくなってしまうのが悩ましいところです。
形状は様々です。
これから始める方は、ごく一般的な形状のものをまずは一個用意するのが良いかと思います。
重さに関しては乗る船によってまちまちかと思います。100-150gを基準にして、その前後を用意するのが良いと思います。
買い方としては、セットを一つ、ヘッドを二つというようにすると、出費は多少抑えられるかと思います。
次にラバーと針ですが、これもセットで売っていると思います。オレンジや赤を基準にして、複数持っておくと対応しやすいです。
また、ラバー部分はネクタイ部分とスカート部分に分かれます。セット売りの場合、両方ついてきますが。魚にかじられてダメになりやすいのがネクタイ部分ですので、ネクタイ部分のみ多めに買っておくと、かじられて切れた場合などに対応しやすいと思います。
そして針ですが、大きさのパターンがいくつかあると思います。小さめの方が、針がかりはよくなる印象です。
「大きい魚であれば口も堅いだろうから、大きい針の方がいいのでは?」という意見もあるかとは思いますが、針がかりの仕方として、柔らかいところに引っかかるケースが多いため、まずは小さいものから始めた方がいいと思います。
基本動作の詳細について
タイラバのポイント(要点)ですが、基本動作の反復にあると思います。
1.落とす
2.着底させる
3.巻き上げる
この3つ。すこし詳しく説明を加えます。
1.落とす
別段難しい技術はありません。ただ、通常はベイトリールを使用しますが、その際リールのメカニカルブレーキが弱いと糸が出るスピードが早くなりすぎてバックラッシュ(糸絡み)が発生するので注意が必要です。また、落としている時に魚がアタックしてくるケースも稀にありますので、多少は気を張っていた方がいいと思います。そして落とす時に一番意識すべきは、あと何メートルで着底するかに注意を払うことです。
2.着底させる
ルアーを着底させるというか、ルアーが着底するというか、まぁほっとけば勝手に着底するのですが、着底後、可及的速やかに巻きあげないといろいろ面倒が起こります。
2-1面倒その1:根掛かりとおまつり
着底に気づかずほっておくと、たまに根掛かりします。タイラバでのポイントは砂地が多いと思いますが、魚は起伏があるところを好みますので、そうした場所でほっておくと、起伏、時に岩だったり、なんらかの構造物だったり、ゴミだったりと様々かと思いますが、そうした障害物に引っかかってしまいます。お気をつけください。
また、着底に気づかずほっておくと、糸が出っ放しになり、隣近所の人の仕掛けと絡みます。お気をつけください。というか、これは他人に迷惑かけちゃうことになるので要注意です。
2-2.面倒その2:ほっとくと釣れない
何年かタイラバをやっておりますが、未だに魚たちはこのルアーを何だと思って食いついてきてるのかがさっぱりわかりません。ただ一つ言えるのは、生き物だと勘違いして食いついてきているようです。ですので、着底したまま動かなければ、それは死んでいるものとして魚に見切られてしまいます。
以上、二つの理由から、着底には敏感になり、着底後は速やかに巻きあげを開始してください。心よりお願い申し上げます。
3.巻き上げる
一定のスピードで巻き上げるだけ、これが意外に難しいです。難しいのですが、なぜ難しいのかを簡単に説明しますと、鉛筆で正円に近い図形を書き続けるのが難しいのと一緒だと思います。
リールを巻く際に、リールの構造上、ハンドルを巻く軌道は円になります。円運動を一定のスピードでやり続けるのって結構難しいです。利き手ならまだしも、別な手でやるとなると尚更かと思います。加えて、船が揺れたりもするので、難易度は上がると思います。
一方で一定に巻くよりも不規則に巻いた方が、魚へのアピールは強くなり、良い結果が生まれることもあるようにも思えますが、ルアーの構造のせいか、あまり派手すぎる動きは逆に魚のやる気をスポイルしてしまうようです。自分では制御できないような不規則さ、船の揺れや竿のしなり等で、不規則な動きは自然に発生しますので、まずは一定で巻き上げることを心がけてみてください。
おわりに
鮮魚がそもそも好きではない、という方にはタイラバで釣れる豊富な高級魚は魅力でもなんでもないことでしょう。
加えて、魚は釣るより買った方が安いケースが多いため経済合理性は釣りには少ないです。
ただ、魚を自力で釣って食べる、というのはニンゲンの原始的欲求を満たしてくれるような気がします。この意見というか、勘違いな考えかもわかりませんが、これに則るのであれば、少しでも美味しい魚が釣れる可能性があるタイラバはなかなか面白い釣りなのではないでしょうか。
t.onumaと申します。
オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。
オフショアを始めてみたい方のために、初心者が気になるところをお伝えしていこうと思います。