皆様、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです!
今回はショアから狙うアオリイカの「ポイント」について、話したいと思います。
ポイント選びというのは、基本中の基本なのですがどの釣りにも共通することで非常に大事なこと。
なぜ、ポイントの紹介だけでなく、なぜそのポイントを狙うのか、理由も含めて説明します。
アオリイカが釣れる場所
私が普段からメインで狙っているポイントは、イラストのような場所になります。
大きく分けると「防波堤・サーフ・磯場」の3種類ですね。
それでは1つ1つ説明します。
防波堤
周囲の水深があり、潮回りが良いので1級ポイントです。
夜間でも明るい常夜灯などがあれば丸一日楽しむことができます。
サーフ
比較的遠浅のポイントが多いですが、実は意外と知られていない穴場スポット。
たまに投げてみると思いがけない大物に出会える可能性があります。
サーフでは基本的にランガンで広範囲に探ります。
磯場
ワンドでない限り、潮に乗ってくる回遊待ちです。
ただ、磯場を回遊するイカは大きな個体のものが多く、何よりもパワーがあります!
回遊に当たれば、キロクラスがじゃんじゃん釣れる無限の可能性を秘めています。
ポイント毎のエギの選定
私は、基本的に第一投に使うのはどのポイントでもラトルタイプです。
タイプごとの違いについては以前のマガジンを読んでくださいね。
防波堤
ノーマル(約3.5秒/m)を筆頭に釣りをします。
ただ、その日の状況によって潮を強く感じればシャロー(約6.0秒/m)に変えて、潮に乗せ漂わせるイメージですることもあります。
サーフ
基本シャローのエギを投入しますが、シャローで釣れない場合やランガンのテンポを上げたい場合は、ディープ(約2.8秒/m)を使います。
先程説明したように、サーフでは基本ランガンしていくので、ランガンしやすいエギを選ぶといいでしょう。
磯場
ここでは基本回遊待ちになります。
つまり、できる限り海中で漂わせる釣りをしたいのでシャロータイプの使用頻度が高いですね!
海中にあるポイントについて
大きなエリアについては説明しましたが、重要なのはそのエリアのどこにアオリイカがついているのか。
実は、海中にはさまざまな『アオリイカのつくポイント』があります!
例えば、1級ポイントの防波堤には必ずアオリイカがついているというわけではありません。
アオリイカがどういったポイントを好むのかを知る必要があります。
中でも、「藻場・瀬・基礎石・潮目・潮流」が基本的なポイントとなり、モンスターが潜んでいる可能性があるんです!
藻場
春のアオリイカの産卵場であり、特に大物がいる可能性があります。
ただ、秋もイカの隠れ家となりますので、藻場があればまず投げましょう。
瀬
手前の瀬はサングラスがあれば、しっかり目視で確認できますが、沖合の瀬はそうもいきません。
沖合については、ラインやロッドから伝わる情報で把握しましょう。
ここにも大小さまざまなアオリイカがついている可能性が高いです。
基礎石
防波堤から遠投して釣れない場合は、足元の基礎石を狙ってみてください。
人工的に作られた急勾配なカケアガリに結構イカはついています。
遠投する前に手前から狙っていきましょう!
潮目
潮と潮の境目です。
ここには海のゴミがたまったりしますが、同じようにベイトもつくのでそのベイトを狙ってイカがよく集まります。
私は、潮目を見つけたら潮目に線で狙えるようにキャストし、シャロータイプを使い上層から探っていきます。
潮流
エギングの中で最も重要なのは「潮」。
これはタックルから伝わる情報や海面の浮遊物、海面の状況などから判断することができます。
「潮を制するものはエギングを制す!」と言っても過言ではないでしょう!
この潮はド集中!!!
【潮が動いていること】というのは大変重要なのですが、あとはその潮に対しどう狙っていくかが肝心です。
私の経験上、良かったパターンを説明します!
ここ重要ですよ。
気にするのは、立ち位置から沖合に向かって「払い出しの潮(離れる潮)」が流れているかどうか。
なぜこれが良いのかというと、エギの姿勢が格段に安定することでイカの抱きが良くなるからだと思います。
アオリイカはエギのフォール中やステイ中に抱きつきます。
ただ海中でエギが不安定になると、アオリイカは抱きにくくなります。
エギングの最中にティップが「グゥゥゥゥッ」と沖合に向かって、引っ張られるような状況になることがあります。
ただ、確認してもイカではない・・・。
そうなんです。
これが払い出しの潮であり、「そこに払い出しの潮がある」という情報なんです。
海中では「釣り人」と「潮」がエギの綱引きをしているようなイメージ。
この時、エギの姿勢は上下にフラフラすることもなく、「ピタッ!」と安定していることでしょう。
この潮を感じた時にこそ、その日一番の集中を!
指一本動かさず、誘いは極力少なめにして我慢しましょう!
今まで見向きもしなかったイカが動き出す可能性が大なんです!
下のアオリイカは、払い出しの潮を感じて獲った1キロオーバーのメスのアオリイカです。
イカはあなたを待っている
以上が、私が普段からエギングにおいて、考えていることです。
正直、海であればどこでも釣れる可能性はあります。
ただ、時間帯やポイントによって釣れる確率は大きく変わります。
自分なりのエギングの考えをもちながら、通い続けることが重要かと思います。
ちなみに私は釣れない時には「イカは必ずそこにいる、自分がそこのイカを釣ることができないだけ」だと思っています。
海の状況をいち早く感じて、そして考え、イカの好みを探る。そうすれば、自ずと価値ある一杯と出会えるものと思います!
さあ、エギングに出かけましょう!イカはあなたに釣られるのを待っていますよ!!!笑
幼少時代にバス釣りにハマり、それ以降釣りがないと生きられない体となりました。
大好きなDAIWA製品で、年中色々なターゲットを狙っています。
全ての釣りに真剣で、とにかく上手くなりたいと四六時中考えているルアーマンです。