"今回は"、真面目にかなり重要な話をしたいと思います。
釣りに重要なのは、『水中で自分の動かしているルアーがどこをどう泳いでいるのかを想像するか』だと思います。
釣りが上手い人はこの想像力が、かなり鮮明にイメージできていると思います。
みなさんも釣りの最中に、水中をより鮮明にイメージしてみてください。
僕の子供の頃
唐突なスタートですが、僕は小学校4年生のころに家の中をよく水に沈めていました。
もちろん、実際に沈める力はありません。
頭の中で沈めていました。
普段生活している家、キッチン、リビング、トイレや風呂や寝室。
ふと考えると目に見えるところはすべて水に沈めて、魚はどこにいるのかを考えている子供でした。
今思うとただの異常者なんですけど、小学生なら許されます。
というか、口には出していませんでしたから、周りからすると異常者でもなかったかもしれないね。
ただ、この想像は今でも行っています。
目に見える風景が水の中ならどうなのか。
この場所なら魚は一体どこに付いているんだろう。
そして、その理由はなんでだろうか。
そんなことを考えたりしています。
例えば、この場所ですが水の中だったら魚はどこにいるのでしょうか。
もちろん、魚の種類によって違うと思いますが、『重要なのはなぜそこにいると思ったか。』です。
必ず、魚にはそこに居る理由があります。
この理由を考察するのが面白いんです。
水中をイメージしよう
今回の件は水中を見たことがない人にとっては、想像すること自体が難しいと思います。
普段から見ている、目の前に見える光景はあくまでも地上ですよね。
なのでまずは、水中を実際に見てみましょう。
よりたくさんの水中を見ることで、水中を想像する力が身につきます。
たくさんの情報から、水中をイメージすることが釣りの上達につながると思います。
ここに水中動画を何点か貼っておきます。
たくさんの水中を実際に見ることで想像力はより鮮明になります。
この水中映像の中に地形変化やターゲットの魚だけでなく、あなたがターゲットとしている魚の捕食シーンがあるとより釣れるイメージがつくと思います。
食べているものだけでなく、食べ方(丸呑みなのか噛じるだけなのか)、移動の仕方(横から食べるのか正面から行くのか)なんかも見れると良いですね。
ぜひ、自分のターゲットの捕食シーンをyoutubeで探して見てください。多分見つかると思いますよ。
ロッドからくるたくさんの情報
釣りをしていると、手元にたくさんの情報が届きます。
そう、ラインを通してロッドを持っている手元に届く情報です。
より鮮明に水中をイメージできるようになると、手元に届くこの情報だけで水中をイメージできるようになるんです。
例えば、ルアーを着底したときやなにかに引っかかった時。
着いた地面が、硬質なのか泥なのか。
もしくは木に引っかかったのか、岩の隙間に入ったのか。
こういった情報から釣り場を違った方向から見えるようになります。
これって本当に重要なことで、より鮮明にイメージできると集中できるようになります。
イメージできるから集中できる。集中できるからよりたくさん投げることができる。よりたくさん投げることができるから釣れる。と良循環が生まれます。
ぜひ普段から水中をイメージする癖を身に着けましょう。
もっと釣りが好きになりますよ。
PEラインという革命
今回の話でPEラインを話さず終わることはできません。
僕が小学生のころはPEラインなんてなかった。
ナイロンとフロロだけでした。
PEラインのおかげで、より水中からの情報が伝わるようになりました。
すべての釣りにメリットばかりというわけではありませんが、出来る限りPEラインの使用をオススメします。
PEラインの方が、他のラインより伸縮しないため水中の情報がより鮮明に伝わります。
パッと思いつく限りでは、僕はアジングとエリアトラウト以外はすべてPEライン使ってる気がする。
もちろんバスは使い分けてますよ。
すべてPEなわけありませんのでご理解ください。
では、まずは動画を見て水中をイメージできるようにして、水中をより鮮明にイメージしましょう。
その後は釣り場でPEライン使って目の前の水中がどうなっているかを感じ取ってみましょう。
もっと釣りが好きになると思いますよ。