皆さん、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです!
今回は、今までとは全く違うマガジンをお届けしようかと思います。
それは、私のエギング釣行を小説化したものです。その名も「ドンジー小説」。
意味が分かりませんよね!笑
ただ、エギングをされている方ならお気づきですかね?
最後まで読んでいただければ、このネーミングセンスの良さに気づかれるかと思います!
ちょっと時間がある時にでも読んでただければ幸いです。
小説の主人公になってみた
私は、個人的に釣り小説ものって結構好きなんです!
なんというか自分が主人公になった気分になれるというか。
そこで今回、私が「あるエギカラーの可能性」を感じ、「自己記録更新だけが一番の思い出とは限らない」と思った釣行を小説化してみることにしました。
自己記録更新だけが一番の思い出とは限らない
昨年の春、自己記録更新となる2キロオーバーのアオリイカを手にしました。
ただ、私にとって一番の思い出はやはり過去のあの夜です。
この日は「ダイワ エメラルダス ストイスト IL 79MMH」での初釣行。
向かった場所は、程よく掘れた湾奥にある漁港。
ここは沖に防波堤があり、立ち位置と沖防との間は潮通しが非常に良いところ。周りは広いシャローで、足下から沖に向かってホンダワラの群生地帯。
この日は満月無風、煌々と海面が照らされ、グロー系の効果はほぼ皆無。
しかし、なぜか雰囲気は良い。なんだろう、この胸騒ぎ…。前夜のあれが原因か?
休むことなくローテーションで各下地のエギを試した。しかし…。
ここは、イカの密度の高い有名な漁港。必ずいるはず…。
そこで選んだエギは、これ
「ダイワ エメラルダス ステイ3.5号 青-縞レッド」
どのエギにも属さない下地が青テープのこのエギ。
実は前日の夜、「同じポイント・同じエギ」で自己記録更新となったであろう大物アオリイカを足下で逃し、悔しい思いをしていた。
状況は前夜とほぼ同じ。
違うとすれば、このロッド「STOIST」のみ。
「頼む!」心の中でストイストに気持ちを込めた。
それにしても、凄いなぁ、このロッド。
監修したダイワプロスタッフの山田さんが言われる
「しなやかの中に鋭さのあるロッド」
という意味が、初心者の私でも一振で分かった。
テクノロジーの進歩とは本当に凄い。
関心もつかの間、遠投したエギは着水し、フリーでカウント10秒、これでボトムホンダワラの上ギリギリ。
そこから軽い巻きジャクリを開始。
「ジッ・・・ジッ」
6秒カーブフォール。
これを繰り返していると「ドン!」ティップが「グイン!」
ひったくるようなアタリが!
すかさず、「ビシ‼️」
すると「ジイイイイイイ!」
「止まらない…。デカイ…。」
フッキングした瞬間のジェット噴射、これがたまらない!
それにしても、このロッド、イカの強い引きにもしっかり対応している。
竿先はよく曲がる、しかしMHのバッドで強い引きのパワーを余裕で受け止めていた。
ストイスト恐るべし。
そうこうしているとイカは足下に。
前夜の悪夢がフラッシュバック…。
しかし、この日持参した捕獲道具はギャフ。
逃がすまい!
「シュパッ! グサ!」
上がってきたのは、成人男性の靴のサイズを優に越える大きさの胴体を持つアオリイカ。
測ると「1780グラム」のオス。
感無量。
前夜の苦い思い出があるからこそ、尚嬉しい。
ポイントの状況を把握し、イカがいると思うところに投げ、海中のエギの状態をイメージしながら動かす、そして抱かせる。
自分なりの「釣れた」ではなく、「釣った」
これぞまさに釣りの醍醐味。
この2日間は「エメラルダスステイ3.5号 青-縞レッド」の特別な可能性を感じた日になるとともにエギングのおもしろさを改めて感じた日となった。
今や2キロオーバーが自己記録でも、この夜のリベンジ成功の嬉しさは、今までのエギング人生の中で1番。
自己記録更新だけが一番の思い出とは限らない。
みなさんにとって、一番の思い出とはなんですか?
[TACKLE DATA]
DAIWA EMERARD STOIST AGS IL 79MMH
DAIWA EMERARDAS MX 2508PE-H-DH
DAIWA EMERARDAS SENSOR 12BRAID EX +Si 0.6号
DAIWA EMERARDAS LEADER X'treme Ⅱ 2.25号
DAIWA EMERARDAS STAY 3.5号 青-縞レッド
補足
1日目、足下でカンナから外れたアオリイカが疲れて海面を漂っていた。
その時、無意識に海に飛び込んだ。
余裕で逃げるアオリイカ。
巻いていたことを忘れていたライフジャケットはもちろん
「bang!」
道具は全て水没。
夜な夜な嫁に隠れてひっそりと風呂で潮抜き。
なんとも情けない・・・。
皆さん、ライフジャケットは着用しましょうね!
満月×青テープに可能性を感じる
イカがでしたでしょうか?
長くてすみません。なんちゃって小説なのでご容赦ください。
結論から言いますと、この2日間は満月でとても明るく、この青テープしか反応がなかったんです。
ですから、この青テープには何かしらの可能性があると感じた釣行でした。
そして、ポイントの地形や特徴をしっかりと把握した上で、イメージどおりにエギをトレースできたことにより、得られた価値ある一杯だったと思っています。
「釣れた」喜びもいいですが、「釣った」感動はそれ以上、何ものにも変えられないものがあります。
だから釣りはやめられない…。
はい、ということで今回のドンジー小説はここまで。
(※アタリの「ドン!」ジェット噴射の「ジイイイイイ!」)
今後も何か良い内容のものをお届けできたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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幼少時代にバス釣りにハマり、それ以降釣りがないと生きられない体となりました。
大好きなDAIWA製品で、年中色々なターゲットを狙っています。
全ての釣りに真剣で、とにかく上手くなりたいと四六時中考えているルアーマンです。