実は、結構読まれている【藤井の戯言】のコーナーです。
今までの戯言では、『フックをつけないで釣りしたら結構釣れた話』や、『ルアーにおける目の話』、『ラインがなければ魚はもっと釣れる』とかいい加減な話ばかりしてきました。
誠に申し訳ないですが、今回もいい加減な話です。何も根拠はありません。
適当に読んでいただければと思います。
なんなら寝転がって読んでください。
経験を伝達させる?
毎年琵琶湖ではバスが賢くなっているとか、ますます釣れなくなったという話をよく聞きます。
ますます釣れなくなってきたのは事実でしょうけど、冷静に考えてみてバスって賢くなるんでしょうか。
もちろん、一度釣られたことがあるバスに関しては釣られたという経験があるので、慎重に行動するようになるでしょう。
そういった意味では警戒心が強くなったというのは正しいのかもしれません。
ただ、すべてのバスが賢くなりますかね?
また、とある人は小バスも賢いという。昔は小バスももっと釣れたという。
絶対数の減少はどうみてもあると思う。
少なくなれば、相対的に釣れなくなるのは当たり前だと思います。
ただ、そのとある人は『小バスも賢くなった。』と言うんです。
これはどう考えても親の経験を子が引き継いでいないかい?
そんなことあるんですかね。
もしくは、前世の記憶が残っているとか、そういうこと?
他人(他魚)が釣られている状態
僕の考えを言っておくと、年々釣れなくなっていることには賛成です。
20年前の琵琶湖とか恐ろしく釣れましたから。
ただ、小バスが賢くなったということには、疑問があります。
このことについて1つ考えれるとしたら、他人(この場合、他魚というのか?)が釣られた状態を見て学び、ルアーというものに警戒心を覚えたということか。
この場合は釣られた経験がなくても、警戒心が強くなるのかもしれない。
ただ、他人(他魚)を見て覚えるのかなぁ。
釣られている他のバスを見て、やば!!あれ食ったらあかんわ!とか考えるのでしょうか。
例えば、1匹のバスを釣ったら、その釣られたバスの傍にたくさんのバスが付いてくることがありますよね。
これって周りの魚は釣られていることに気づいているのでしょうか。
僕の意見は、『他魚が釣られていることを認識して救おうとかしている』わけではなく、『オコボレ頂戴』と考えているヤツのほうが多いと思っています。
この理由は過去に何度かその状態でフックアウトしたことがあったんですが、外れた瞬間に付いてきたバスがそのルアーの取り合いをしたからです。
他人(他魚)が釣られているということを認識していたら、ルアーを食うことはないのではないでしょうか。
17時になったら急に釣れだす
もう一つこんな経験があります。
今はどうなのかわかりませんが、とある湖では17時になったらチャイムが鳴るんです。
そしてそのタイミングで、それまで全く釣れなかった湖が急に釣れ始めるんです。
もうボコボコです。
日の入り時間とか雨とか、そういうことは関係ありません。
17時のチャイムが鳴ったら釣れ始めるんです。
チャイムが鳴るのはちょっと例外でしょうけど、同じような経験が他の場所でもあります。
多くは16時とか17時とかの時間にその現象は起きます。
その時間を見つけるのは簡単で、その時間までレンタルボートが使える場所が多いんです。
バスはレンタルボートが撤退する時間を知っているということに。
慎重なバスが残っただけ
これだけ書きましたが、僕の結論はバスは賢くなっていないと思います。
バスが賢くなっているというよりかは『慎重なバスが増えた』、もしくは『賢くないバスが淘汰されていった』ため釣りにくくなっただけだと思います。
このことを賢いバスが増えたというのは少し強引すぎるかなと。
ただ単に、慎重さが欠けているバスは釣られる可能性が高く、釣られたら死ぬ可能性が高い。
結果、慎重さが足りないバスはどんどん減っていく。
その結果、元々いた慎重なバスが相対的に多くなっただけ。
記憶は継承しないが、性格は継承すると思います。
つまり、バスが賢くなっているわけではなく、慎重なバスが多く残っている結果で釣れにくくなってきたというのが僕の今の所の答えです。
だって、賢くなっているなら17時のチャイムで毎回バコバコ釣れるなんてこともないと思うんですよね。
もっと考えて行動すると思いますよ。
戯言は続きます
予め言っておきますけど、この話って答えはないですよ。
いい加減な『藤井の戯言』ですから。
ただ、おかしなことを経験しちゃうと考えてしまいますよね。
なんで釣れないんだろうとか、なんで急に釣れ始めるんだとか。
この想像力と考察量が、釣りをもっと面白くすると思いますよ。
釣りに答えなんて、なくていいんです。