皆様、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです!
今回はエギングにおける「フッキング」の必要性について、私の考えを説明しようと思います。
もしかしたら、エギングにはフッキングは必要ないと思っている方がいるかも知れませんね。
ここではアタリ方の種類と、それぞれのフッキングの必要性を説明するので参考にしてみてくださいね。
アオリイカという生き物
イカの体は約80%が水分と言われていて、全身フニャフニャの軟体動物です。
そのため、柔らかい体に鋭い針(エギの場合はカンナ)が当たれば、フッキングなしでも釣れると思っている方が多いかもしれません。
確かにフッキングなしでも十分釣れる可能性があるのがエギングです。
しかしいざという時には、エギングでもフッキングは必要で、とても重要です。
多くのアオリイカを釣ってきて、フッキングが必要だと本当に感じております。
では、そのフッキングの必要性とアタリの違いによるフッキングの使い分けについて話したいと思います。
アオリイカのアタリの違い
経験上、イカのアタリ方は4種類以上あると思っています。
アタってない状態は以下のような状態とします。
それでは、上記で記載したアタリの違いについて、写真で説明します。
引っ張るアタリ
居食いによるアタリ(フォール)
居食いによるアタリ(ボトム)
イカパンチによるアタリ
この4種のアタリから「ビシッ!」と強いフッキングが必要だと思っているのは、「居食い」と「イカパンチ」のアタリの時です。
その理由は、アオリイカの体の特徴にあると思っています。
身体は本当は硬いかも?
アオリイカって柔らかくてフニャフニャしてますよね!
捕食の時も柔らかいままなんでしょうか。
実は、アオリイカって自分よりも大きな魚を捕食したりするみたいなんです!
エギングしてても、エギと同じ大きさのイカが釣れたりすることがありますよね。
個人の見解ですが、イカは「捕食する瞬間」や「獲物を捕まえた直後」って身を収縮して身を硬くしてると思うんです!
そうしないと、大きい獲物を捕まえた時に、逃げられたり身が切れたりするんじゃないかなと思うんです。
アオリイカは骨がないからこそ、身を硬くするしか方法はないのではないか。
ただ、しっかりした骨がないので、逆に身の収縮に限界はなく固くすることができるのではないか。
収縮による瞬間的な硬さは、かなり硬いのではないか。
と思っています。
そのために、硬くなった体にはしっかりとフッキングをしないと、刺さりにくいのではないかと思っています。
フッキングが必要だと思っている理由はここなんです。
握力も実はすごいかも
フッキングが必要な理由はもう一つあります!
それはイカの獲物を掴む力(ここでは握力と称します)が強いからです!
ここから話す内容は、今までに私が経験した内容です。
フッキングの有無は関係なくアオリイカをかけて足元まで巻き上げた時に、よく見るとアオリイカが針がかりしていない。このように!
たまにいるんですよ!釣られたと思っていないイカが!まだ獲物と思って戦っているイカが!
すごい食に貪欲な生き物だと思い知らされます!笑
ちなみに、しっかりフッキングしたのに針がかりしていないなんて事もあります。
これがアオリイカの握力が強いと思う理由です。
アタリで使い分けるフッキング
さあ、どうでしょうか?
エギングでもフッキングが必要だと思いませんか。
それでは、イカのアタリにおける「フッキング」の使い分けを理由も含めて説明します。
まず「引っ張るアタリ」については、強いフッキングは必要ありません。
理由は何度か経験していますが、すでにイカは獲物をしっかりと抱いています。
必要以上に力をかけると身切れを起こす可能性があるため不要だと考えています。
このアタリの時は、ロッドをゆっくりと持ち上げるようなスイープなフッキングをオススメします!
次に「居食いとイカパンチによるアタリ」については、強いフッキングが必要かと思います。
この時、海中ではイカがエギを抱き始めた、あるいは抱こうか悩んで確認のため触腕でパンチしている瞬間だと思います。
抱き始めた瞬間は、「身が硬い」もしくは「握力MAX」の時であることから、強くフッキングしないと、針が刺さらない可能性があるでしょうし、イカパンチのような抱こうか悩んでいる時は、しっかりとフッキングをしてカンナを触腕にかける方が釣れる確率が上がると思います。
まあ、とにかく何か「あやしいな」と思ったらしっかりとフッキングをしましょう。
先日、良いフッキング映像が撮れましたので参考に見てみてください!
アタリで使い分けるフッキング
イカがでしたでしょうか。
私なりのフッキングの必要性について考えをまとめてみました。
何度も言いますが、エギングでのフッキングは絶対必要ということではありません。
ただ、フッキングをしていないことが原因でバレるなんて屈辱じゃないですか。
エギングでもバラすことはありますが、それはイカに針が刺さっていないか、そもそも針に当たっていないからだと私は思っています。
バラしたイカは大きいかもしれません。
アタリで悩んでいる人がいましたら、即フッキングしましょう。それが藻だったとしてもいいんですよ。
経験を積めばわかってきます。
しっかりとフッキングをして価値ある一杯を逃さないようにしましょう!
みなさんのエギングライフが有意義なものとなるように、参考にしていただければ幸いです。
幼少時代にバス釣りにハマり、それ以降釣りがないと生きられない体となりました。
大好きなDAIWA製品で、年中色々なターゲットを狙っています。
全ての釣りに真剣で、とにかく上手くなりたいと四六時中考えているルアーマンです。