皆さん、はじめまして! バスフィッシングの担当ライターをやらさせていただくことになりましたgreat fujisanと申します。
東海地域をメインに様々なフィールドでバスフィッシングをやっております。どうぞ宜しくお願いいたします。
前回に引き続き、サイトフィッシングについて、今回はリグやタックルについてお話しします。ぜひご覧になってみてください。
誰でも釣りやすい激ヤバリグ
さっそく本題に入ります。フラッシュJ 3インチの激ヤバ.・三刀流です!!
「横フックセット」「縦フックセット」「ダウンショット」この三パターンで攻めれば怖いもの無しです。
横フックセット
まずは横フックセットバージョンのフラッシュJの表面です。
横にした状態にフックセットすることで水に対してボディーがフラットになるので安定感が得られます。
水面or水面直下で瀕死の小魚の動きを演出しやすいのが特徴です。
普段から見えバスがよくいるポイントへキャストするのが手っ取り早いですが、バスの位置が特定しづらい時にもサーチをしながらキャストすることで色々な情報が読み取れます。
横フックセットバージョンのフラッシュJの裏面です。
「横フックセット」をしたフラッシュJ 3インチをキャストしていると、思わぬところからバスがチェイスをしてきます。
特に、注意したいのがリーリングの巻き取り速度です。
バスが後方から追尾してきたときにバイトさせようと焦ってルアーにアクションを加えてしまうと、せっかく追尾してきたバスがスプークしてしまうので注意が必要です。
バイトさせるコツはリールの巻き取りスピードを調整しながらゆっくり巻くことです。バスがルアーにバイトするまではガマンです。
横フックセットバージョンの特徴は👇です。
•ルアーが僅かにユラユラしながら水面を泳ぐことでアピール
•ボディーに内蔵されているスパインがリフレクター効果(フラッシング)
•弱りきった小魚を演出
縦フックセット
次に縦フックセットをしたフラッシュJです。
フラッシュJの良いところは通常のフックセットをするとスティックベイトのようなルアーアクションを出すことが可能です。
まず、フラッシュJをキャストをしてフォール→連続トゥイッチ→フォールを繰り返していると、フラッシュJのボディー内部にあるスパインがパキッパキッと音が鳴るので、バスにスイッチが入りやすいです。
縦フックセットバージョンの特徴は👇です。
•トゥイッチをするとスティックベイトのような左右へのダートアクション
•細かいトゥイッチでドッグウォークアクション
•左右へのダート時にボディー内部のスパインの音鳴りでアピール
ダウンショット
そして、Uターンした見えバスにはダウンショットでリベンジマッチです!!
ダウンショットリグでマスバリをセットし、フラッシュJのヘッド部にチョンガケをしてシェイキングをすると連続ヒラウチします。(フラッシングがかなりヤバいです)
ハイシーズンであればトップウォータープラグとのコンビネーションがオススメですが、シーズンが秋口ということもありますので「サーチと喰わせ」が可能なフラッシュJ 3インチが汎用性が高くとても使いやすいと思います。
フラッシュJはジグヘッドリグによるミドストでもかなり釣れますので、是非ともお試し下さい。
タックルバランスは大事
サーチ&喰わせのタックル(サイトフィッシング専用ロッド)についてご紹介します。
ロッド
参照:https://www.purefishing.jp/product/abugarcia/hornet-stinger-plus.html
私が個人的に使用しているロッドは「アブガルシア/ホーネットスティンガーplus」HSPS-621ULS MGSというロッドです。
このロッドはコストパフォーマンスにも優れておりますし、超繊細ソリッドティップがルアーアクションの操作性と感度を高めてくれるのでオススメです。
フラッシュJでサーチする際もタックルは上記と同様ですが、フラッシュJはノーシンカーでのサーチになりますので、フロロカーボンラインを使用するとライントラブルが多発しやすくなります。
キャスト時の飛距離等やトラブルを考慮するとナイロンラインがオススメです。個人的な推奨はナイロン5lbですが、ウィードやストラクチャーが多いフィールドをメインとされている方は6lbラインが良いかと思います。
リール
参照:https://www.purefishing.jp/product/abugarcia/revo-mgxtreme.html
リールはアブガルシア Revo MGXtreme 2000Sを使用していますが、キャストをしてルアーを素早くピックアップしたい場合やストラクチャーが絡んでいるエリアではラインの巻き取りスピードが速いRevo MGXtreme 2000SHを使い分けております。
これは、持論的なお話しになりますが、基本的にはサイトフィッシングをはじめとするライトリグはギヤ比の遅いリールの方がバスを釣りやすいです。
何故なら、シェイキングを主体とするルアーは、ラインスラックを少しずつ巻き取るのですが、ハイギヤに慣れていないとシェイキング時のラインスラックとリールの巻き取り量が合わなくなりやすく、一点でシェイキングアクションをしているつもりが、段々とルアーが手前に来てしまうことがあります。
サイトフィッシングでバスに喰わせることが難しいと思ったらギヤ比の遅いリールを使ってみると思いがけない事実が分かりますよ。
出来る限りスローにリトリーブさせたい時やシェイキングを主体としているときは アブガルシアRevo MGXtreme 1000Sがオススメです。
ライン
ラインセッティングはフロロカーボン4ポンドを軸に使っておりますが、ストラクチャーが絡む場合は5lb~6lbラインを使い分けております。
以下、ラインについてまとめます。
•サイトフィッシング専用ではBerkley VanishRevolutionPremium
•通常のライトリグ全般はVERY BERRY SERIES フロロカーボンライン
•フラッシュJのサーチではBerkley Trilene Z
•通常のサーチではVERY BERRY SERIES ナイロンライン
現在、お使いになられているULアクション /Fテーパーのスピニングロッドとリールで試してみて下さい。
サイトフィッシング&サーチの釣りは本当に楽しめますよ。
サイトフィッシングマスターへの道
サイトフィッシングには絶対的なテクニックもありますが、基本的にはバスの行動パターンのうえでテクニックが活かされています。
サイトフィッシングはバスを見て釣るテクニックです。人間の視覚情報は脳を刺激しますので、他の釣り方では味わえない興奮とスリルがあります。
サイトフィッシングは釣り方を間違えるとドツボにハマってしまう釣りでもありますので、見えバス釣りという枠ではなく、見える水深にいるバスの行動パターンとサーチの釣りを考えながら鍛練していくとサイトフィッシングとブラインドの両立が可能ではないかと考えております。
私自身もまだまだ発展途上ですのでサイトフィッシングのドツボにハマるときも沢山ありますので、「ANGLERS」の皆さんと一緒にサイトフィッシングのマスターを目指してテクニックを高めあえたら良いなと思っております。
パターンや経験は後から学べばいい思います。とにかく手っ取り早く釣りたい方は、次回の「激ヤバ・サイトフィッシング」シリーズを御覧になってみて下さい。
次回は、更なる裏テクシリーズを書きたいと考えております。宜しくお願い致します。