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ベイトリールについて語ろう② 中古を買うときの注意点をまとめてみた。
ベイトリールについて語ろう② 中古を買うときの注意点をまとめてみた。
2020年06月12日 公開 釣りの基本

ロッドに引き続き、中古リールについてもまとめてみました。中古ロッドを買うときの注意点に関してはこちらを確認してください。 ちなみに今回も結論から言うと中古リールは買うべきではありません。どうしても買わないといけないときの注意点を書いています。 特に海水で使った形跡があるかどうかだけは、注意して確認してください。 もくじ 中古で買うべきではない どうしても買う場合 確認すべき点 最低限のことをまとめてみた 中古で買うべきではない 何度も言いますが、そもそもリールを中古で買うべきではありません。人の手に渡った時点でどうなっているのかわからないからです。 以前に、中古で買ったリールを分解してみたら、ベアリングが入っていないものがありました。そう、ベアリングを抜かれていたんです。見た目や状態は新品同様だったんですがね。 もちろん保証も聞きませんし、自分でベアリングを買って入れるしかありません。中古とはそういうことです。そういうことがあっても納得するしかないのです。ラインを巻かれていると気づきにくいですが、もしかしたらスプール自体も交換されているかもしれません。分解してみないと中身ってわからないんです。 どうしても買う場合 ただ、リールも限定品だったり廃盤だったりすると買わないといけない場合があります。今回はそんなときのために、最低限ここだけは見ておけという内容を記載します。 僕も過去何回も購入したことがあります。ダイワのミリオネアとか。村上晴彦さんの凛牙SSSとかね。ダイワさん、ミリオネア復活してくれないかな。 確認すべき点 それではベイトリールについて最低限、確認すべき点を説明します。 ドラグは回るか、効くか スタードラグがスムーズに回るか確認しましょう。またスタードラグを緩めてスプールがまわるかも確認します。緩めてもスプールからラインが出ない場合があります。少しでも違和感あれば買わない方がいいです! メカニカルブレーキが回るか ブレーキ関連は塩の影響を受けやすいので、しっかりと回るかどうか確認しましょう。また外せるなら、メカニカルのキャップを外し中を確認しグリスの有無を確認しましょう。グリスがしっかりついていれば、及第点です。 ちなみに以前買ったリールはメカニカルブレーキのところに砂が入っていました。ブレーキはしっかり効いていましたが、キャップを回すとジャリジャリと音が。しっかりと確認した方が無難です。 マグネットブレーキ(遠心ブレーキ)の調整は問題なくできるか 調整ダイヤルがしっかり回れば最低ラインはクリアです。 過去に買ったものでダイヤルが錆びて固着しているものがありました。そんなものは論外です。 ハンドルのゴリ感、ジャリ感 個体差はありますが、新品は基本ハンドルを回した時に滑らかにスプールが回ります。 中古だと、引っかかる感じがあったりして滑らかに回らないことがあります。ゴリ感がきついとオーバーホールしないと使わないほうがいいです。オーバーホールも開けてみないとわかりませんが、ギア交換とかなると高くつきます。 ハンドルノブの回転 ベイトリールは大概2つのノブがありますが、ノブがしっかりと回るかどうかをチェックしましょう。 片方だけ回りにくかったりする場合は、サビが発生していたりゴミが入っていたりしている可能性があります。 スプールに傷がないかどうか 本体は大丈夫でもスプールに傷がついている場合があります。特にエッジと言われる端に傷がつきやすいです。スプールエッジに傷があるとキャスト時などに、最悪ラインが切れたりします。 今のスプールは、スプールだけで10,000円以上するものも珍しくありません。ノブの汚れやオイル切れなんかは自分でできますが、スプールの傷は交換しかありません。 かなり高くつくものなのでスプールに傷があれば絶対に買わないほうが良いです。 下の写真は外してしまってますが、中古を買う前に外すことって難しいです。そんなときはスプールエッジを軽く指でなぞったり、目視するだけで傷がある場合はわかると思います。 クラッチの重さ クラッチを押したときに異常に硬い場合があります。クラッチの変形やサビがあると硬くなったり固着したりします。 何度もクラッチをきってみてスムーズにきれるのかをチェックしましょう。 レベルワインドのチェック 多くのリールはレベルワインドという、ラインをスプールに均等に巻くような仕組みがあります。 その制御をしている場所はグリスが塗られていることが多くスムーズに移動できるようになっています。ソルトで使用しているものは水で洗うときにここのグリスが落ちていてついていないものがあります。 一概に言い切れませんが、グリスがついていればメンテをしている人が所有していたかソルトでの使用がない、もしくは使用回数が少ない可能性があります。もちろんしっかりとレベルワインドが連動していてスムーズなことは最低条件です。 最低限のことをまとめてみた ここに書いた内容は最低限のチェック方法です。できるならサイドカバーやスプールだけでも取り外して確認したいところです。 スプールシャフトの変形だったり、ベアリングの確認等は外せばできるところも増えます。しかし、中古のお店で分解させてもらえるところってあまりないのではないでしょうか。 どうしても買いたいものがある場合は、参考にしてみてください。買うことはオススメしませんけどね! #{snippet[3]}

ANGLERS登録メーカー紹介『シーバス①』
ANGLERS登録メーカー紹介『シーバス①』
2020年06月11日 公開 釣りの基本

今回も、僕がANGLERSの運営してから初めて知ったメーカーさんを紹介します。もし知らなかったメーカーさんがあれば、これからチェックしてみてください。ちなみに僕はブラックバスから本格的にルアーフィッシングを初め、今ではロックゲームやエギング、タチウオやGT,マグロなどに手を出しています。 ただ、シーバスに関してはそこまでやり込んでおりません。よって今回紹介させていただくメーカーさんは、シーバスをやられている方からすると当たり前に知っているメーカーさんもあるかもしれません。 シーバスメーカーさんもかなりの数がありますからね。専門家でもないと把握するのが難しいところです。 もくじ 登録されているメーカー数 シーバスメーカー一覧 もくじ3 もくじ4 もくじ5 登録されているメーカー数 今回も紹介する前に、少し事前情報を。現在、ANGLERSに登録されているメーカー数は約400社あります。 基本的に、僕の知識とご利用者さんのご意見から登録をおこなっております。万が一ANGLERSに登録されていないメーカーさんがある場合はこちらからご連絡ください。審査してからになりますが、登録できるように対応します。 今回紹介するメーカーさんは、シーバス用ルアーなどシーバスに関係のあるものを製作されて販売しているメーカーさんで且つ僕がANGLERSを運営するまで知らなかったメーカーさんになります。 シーバスメーカー一覧 Alter Native(オルタネイティブ) シーバス業界で超有名人の2人、大野ゆうきさんと村岡昌憲さんが作ったルアーメーカーです。 1番有名なルアーはブラストかと思います。特に東京湾におけるシーバスゲームに特化されたように作られているそうです。東京湾をメインフィールドにされているシーバスアングラーさんは必見でしょう。というか僕に言われなくてももう知ってらっしゃるでしょう。 詳細はこちら ※Alter NativeさんHPより ZIP BAITS(ジップベイツ) シーバスだけでなくバス、トラウト、クロダイ、ロックフィッシュと幅広くルアーを製作されているメーカーさんです。 僕の中ではネイティブトラウト用ルアーの【リッジ】のイメージがありました。調べてみると70mmを超えるサイズのリッジもあったり、ソルト用に使えそうなものもかなりたくさんありました。ザブラ ゾエアなんかは僕の普段いくロックエリアでもかなり釣れそうなルアーです。今度使ってみたいと思います。 詳細はこちら ※ZIPBAITSさんHPより AIMS(エイムス) ルアーだけでなくロッドも販売されているメーカーさんです。ロッドの種類もシーバスをエリアごとに区分していて、港湾、磯、河川、サーフでの用途に合わせてスペック等を変えています。 かなり多くの製品があり、ZIPPYやArrow Headが有名なルアーそうですね。ルアーの精密さも素晴らしいですし、なぜ僕がこのメーカーさんを知らなかったのか。勉強不足で申し訳ありません。 詳細はこちら ※AIMSさんHPより Pick up(ピックアップ) シーバスプロであるオヌマンこと小沼正弥さんのメーカーです。比較的新しいメーカーさんかと思います。 ちなみににオヌマンはyoutubeもやられています。多くの有名な方が発信していく傾向になると釣り人はもっと増えて業界もより活気づくと思います。 詳細はこちら ※Pick upさんHPより TSURUGIYA(つるぎや) ルアーだけでなくロッドやリールまでも販売されています。特にルアーに関してはエギ、メバル、バスなど数多くの種類を販売されています。 たくさんのルアーを見ましたが、かなり精巧に作られていていくつか欲しくなりました。ただ、アイの種類というかカラーというか、どこかで見たことある感じ。アイだけOEM的な感じで作っている会社が同じなのかもしれません。 詳細はこちら ※TSURUGIYAさんHPより すべてのメーカーさんをチェック! 今回紹介したシーバス用ルアーを販売しているメーカーさんをすべて知っていた人はさすが! 今回も僕自身の無知なところが露出した結果でしたが、知らないメーカーさんがあった人は、チェックしておいてください。 次は最も知らなかったメーカーさんの多いジャンル【オフショア】。こちらもかなりのメーカーさんがありますが、少しずつ紹介していこうと思います。 #{snippet[3]}

ANGLERS登録メーカー紹介『ブラックバス①』
ANGLERS登録メーカー紹介『ブラックバス①』
2020年06月08日 更新 釣りの基本

ANGLERSを運営していて釣りのことで知らないことが多くてびっくりすることは何度もあります。 今回はANGLERSを運営するまで知らなかった釣り具メーカーさんを紹介していこうと思います。知らなかったとは本当に失礼な話ですが、たくさんのメーカーさんがある業界ですので、大目にみてください。 ちなみに『ブラックバスのメーカーは、たくさんありすぎる』ため、何回かに分けて紹介しようと思います。もし知らないメーカーさんがあればチェックしておいてください。 もくじ 登録されているメーカー数 ブラックバス登録メーカー 最後に 登録されているメーカー数 紹介する前に、少し事前情報を書きます。現在、ANGLERSに登録されているメーカー数は約400社あります。 基本的に僕の知識とご利用者さんのご意見から登録は行っております。万が一ANGLERSに登録されていないメーカーさんがある場合はこちらからご連絡ください。審査してから登録できるように対応します。 今回紹介するメーカーさんは、そのジャンルのルアーや関係のあるものを製作されて販売しているメーカーさんになります。ブラックバスのジャンルでいうと、そのメーカーさんがブラックバス用のルアーとして製作販売されている場合、ANGLERSはブラックバスのメーカーとして登録します。釣り人はシーバス用に使っている傾向が強い場合でも、メーカーさんがブラックバス用として出していれば、ブラックバス用メーカーとして登録されています。 ブラックバス登録メーカー BIOVEX バスだけでなく、シーバスやメバルなどソルトのルアーも出されています。また日本だけでなくアメリカにもプロスタッフがいらっしゃるようです。 結構、特徴的なルアーが多い印象ですね。ジョイントザリに関しては、面白いルアーだと思います。見つけたら即バイトしそう。 詳細はこちら ※BIOVEXさんHPより BOMBER ボーマーは知っていたんです。でも、あれ?ボーマーってクランクベイトのことじゃなかったっけ。ってなったんです。 小学生の時にボーマーを投げた記憶がありますが、ルアー名だと勘違いしていました。会社名だと知ったのは30超えてからという。本当にすみません。 ちなみに最も投げたのは、モデルAだったんですがホームページを見るとモデルAにも複数の種類が。シャロークランクだったので多分B02Aになると思います。 今思えばFAT Aも持っていました。この時点でボーマーってルアー名じゃなくメーカー名と気づくところですね。すみません、気づかなくて。 詳細はこちら ※SMITHさんHPより CREEK CHUB クリークチャブと読みます。ルアーを見るとみたことあるような、ないような。 僕は基本的にアメルアの知識がかなり乏しいです。ブラックバスを昔からやられている方にとっては当たり前のことを知らないみたいですね。 ちなみにクリークチャブも、ボーマーも日本の代理店が販売しています。ボーマーに関してはSMITHさんが取り扱っていますね。 詳細はこちら ※アメリカンバスショップさんHPより Gaea バスよりソルトに力を入れているようです。ただ、バス用のルアーも販売されているようなので登録できるようにしました。 ホームページを見る限り、バイブレーションだけでなくスピナーベイトやクランクベイトもあるようです。 価格も今どきに比べると安めに設定されていますし、ネットから買えるようなので試してみるのも良いかもしれません。 詳細はこちら ※ガイアさんHPより LITTLE JACK 完全にソルトのメーカーだと思っていました。ソルト用のルアー『フォルマ アディクト』を使用したことがあります。 かなりリアルなペイントで、僕自身がリアクションバイトしてしまったことを覚えています。 唯一無二なカラーリングも然り、よりナチュラルなルアーを作っているイメージがあります。特にイワシカラーに関して言えば、カラーではなくそれはイワシそのものです。 詳細はこちら ※リトルジャックさんHPより ATTIC 完全ハンドメイドの日本製のルアーを作られています。40年近くやられているので老舗メーカーさんだと思います。 ホームページを拝見したところ、かなり精巧でリアルなルアーを作られていてルアーの種類もかなり多いですね。 『ONE TEN POP』というルアーが有名そうです。これは使ってみたいとのことで、最近手に入れました! 詳細はこちら ※ATTICさんHPより 最後に いかがでしたでしょうか。今回紹介したブラックバスのメーカーさんをすべて知っていた人はさすがです。 完全に、僕自身の無知なところが露出した結果でしたが知らないメーカーさんがあった人は、チェックしておいてください。 また今後も色んなメーカーさんを紹介していこうと思います。全400メーカーを少しずつ紹介していきますのでお楽しみに! #{snippet[3]}

フリーリグとテキサスリグの大きな違いは、フリーになるのかならないのか。
フリーリグとテキサスリグの大きな違いは、フリーになるのかならないのか。
2020年06月06日 公開 釣りの基本

フリーリグとテキサスリグ。似ているようで全く違う。しかし、使用するタックルは似ていると僕は思います。(というか使い分けしてる人ってどのぐらいいるのでしょうか。) 今回はこの2つのリグについて、メリットデメリットを踏まえながら比較していこうと思います。 もくじ ヘビークラスでハイギア シンカーの形が違う 使い所が違う 適材適所 ヘビークラスでハイギア 僕の使用するタックルは、どちらもこんな感じです。ちなみに今のメインはボートロックゲームで30cm〜50cmのハタ類を水深10m〜30mで狙うときに使用するタックルです。 リグ ロッド リール PE リーダー テキサスリグ 6.8ft〜7.4ftのH〜XH ギア比8.1以上 1.5〜2.0号 1mほど フリーリグ 6.8ft〜7.4ftのH〜XH ギア比8.1以上1.5〜2.0号 2m以上 フリーリグだからハイギアにしないといけないとか、テキサスだから1oz以上にするとかはありません。強いていうなら、リーダーの長さがテキサスの方が短く、フリーリグの方が長いです。 シンカーの形が違う フリーリグとテキサスリグではシンカーの形が大きく違います。フリーリグはテキサスリグに比べて比較的、新しいリグです。 フリーリグはその名の通り、ワームがフリーになりやすい構造をしています。その構造はシンカーがスムーズに移動してワームと距離をあけやすくします。シンカーが着底したときにはワームはまだ数メートル上にあり、ゆっくりとフォールしてきます。 まるでノーシンカーのように。 テキサスリグ用のシンカー テキサスリグもフリーリグもどちらもこの形ではないといけないわけではありません。この形のシンカーが多く使われているだけです。しかし、その形、特にラインの通る位置にはしっかりと意味があり、テキサスも例外ではありません。 テキサスリグは、俗に言うバレットシンカーが主に使われていて、ワームとの距離を固定して使うことが多いです。固定して使うことで、ダイレクトに感じることができ、当たりが取りやすいです。 また、ストラクチャーが硬いときや他のリグでは届かないときに使用することが多いですね。 フリーリグ用のシンカー フリーリグ用のシンカーはテキサスと違ってラインを通す位置が独特です。これは構造的にシンカーが移動しやすいようになっています。ワームをフリーにさせる必要があり、それはシンカーとの距離が遠いほどワームが影響を受けにくくフリーになります。 そう、フリーリグの最大の特徴は、ワームをフリーな状態にできること。これは、圧倒的なアドバンテージでフリーな状態ほど魚には違和感を与えないと思います。 じゃあそもそもシンカー付けないでノーシンカーで使えばいいじゃんと言われるかもしれませんが、【水深のあるところ】【湖流、潮流などの流れがあるところ】ではノーシンカーではそもそも落ちていきません。また、シンカーがあることでノーシンカーより圧倒的に飛距離が稼げるのもポイント。距離を稼げるノーシンカーとでも言いましょうか。 ただ、僕自身の経験では、フリーリグの当たりは初めのフォール中が7割だと思っています。テンションをかけてしまえばしまうほど、ワームとシンカーの距離が埋まってしまい、フリーな状態から離れていきます。ゆっくりとワームを見せることができるのが最大の特徴のフリーリグですが、それは投げた直後がピークで手元に寄せれば寄せるほどフリーでなくなります。 使い所が違う 結局はそれぞれにメリットとデメリットがあり、使い所が違います。その判断は経験によるものになりますが、正解なんてないので自分で考えて判断するのも釣りの魅力ですね。 ただ、そのリグにする必要がない場面というのは、多々あるところ。例えば、琵琶湖は年によりますが、カナダ藻という藻類が夏に生い茂りドームを形成します。カナダ藻ドームと呼ばれるものですが、カナダ藻が上に伸びきれなくドーム状に生い茂る状態です。 上から見ると生い茂った藻ですが、実は底の部分は空洞になっていて夏場のバスはそこで休んでいます。 休んでいるバスを狙いたい場合はカナダ藻を貫通する力が必要です。これを釣るのはテキサスリグがメインになるでしょう。フリーリグだと、ワームが固定されていないのでシンカーだけが貫通したとしても、ワームはドームの上にあり魚まで届きません。 適材適所 釣りには答えや正解がありません。これが最大の魅力であり最大の難点になります。僕がここで説明していることも1つのアプローチ方法や考えでありベストな答えではありません。 『この場所で釣る方法はこんな方法があるよ』と提案しているだけで、最適解かどうかは不明なのです。釣れてしまえばそれは1つの答えになるのですが、あくまでも1つのアプローチ方法なだけです。先程のカナダ藻ドームの釣り方に関しても、フリーリグでの攻略方法が出てくるかもしれません。それも一つの答えだと思います。 今回の僕の説明はあくまでも現段階での僕の使い方ですので、みなさんも同じ状況に出くわした時に色々とやってみて答えを出してみてください。 #{snippet[3]}

ベイトリールについて語ろう① スペック表に書かれていることを説明します。
ベイトリールについて語ろう① スペック表に書かれていることを説明します。
2021年11月02日 更新 釣りの基本

リールを買うときにメーカーのホームページを見ますか?いくつか使ってみて詳しくなってきたらわかりますが、初めのうちは何のことなのかわかりませんよね。 今回はダイワさんのホームページに書いてあるスペック表を元に何のことなのかを説明したいと思います。 もくじ ダイワのベイトリール 目的から考える 公式スペックを見よう スペックから導き出す ダイワのベイトリール 今回説明するベイトリールはダイワさんの【ジリオン TW HD】になります。このリールは、当時ビッグベイト及び大きめのルアーを投げたいと思ったから買いました。 では、なぜこのリールが大きめのルアーを投げるのに適しているのでしょうか。スペック表を説明しながら、話したいと思います。 目的から考える 大きめのルアーを投げるということは、ラインの太さも自然に大きくなります。今回、2〜3oz程度のルアーを投げようと考えていました。もちろんPEラインを使用することを考えていまして、最低でも2号できれば2.5号を巻こうと思っていました。糸巻き量は号数問わず、最低でも150mは必要です。 また大きめのルアーを投げるということは、魚のサイズも自然に大きくなります。大きい魚が掛かってもラインが出ないようにしないといけないと思いました。 この2点からリールを選びました。それでは、リールのスペックを見てみましょう。 公式スペックを見よう 品名 巻取り長さ ギア比 自重 最大ドラグ力 スプール径 標準糸巻量(PE) ベアリング(ボール/ローラー) ハンドル長さ メーカー希望本体価格 1520HL 71cm 6.3 230g 7kg 36 2号-230m 10/1 100 46,500円 ダイワさんHPから このように記載されていました。(※横にスクロールできます。)それでは1つ1つ見てみましょう。 品名 一般的な商品の品番です。ダイワさんのジリオンTW HDの場合は、ギア比に応じてCCからXHまでの表記があります。今回のリールはギア比6.3のH(ハイギア)になります。ちなみにL表記はLEFT HANDLE(左巻き)のことになります。 巻取り長さ このリールは、71cmと書いてありました。こちらは、ハンドルを1回転させたときにどのぐらいのラインが巻けるのかになります。つまり、ハンドルを1回転させると71cmのラインを巻き取ることができます。ちなみに、この巻取り長さはギア比に比例し、ギア比が大きいほど巻取り長さも大きくなります。 ギア比 僕の持っているリールのギア比はH表記(ハイギア)で、6.3でした。これは、ハンドルを1回転させたときにスプールが何回転まわるのかを表しています。今回のリールはハンドルを1回転したらスプールは6.3回転回ります。ちなみにスプールとはラインが巻かれているところで、下の画像のものになります。 ちなみに何十年か前は、ギア比7を超えるものはかなりのハイギアでした。8なんて滅相もない。9なんてヤバすぎ(語彙力なし)でしたが、今では10もあったりと年々ギア比は高くなりがちです。XHはエクストラハイギアの略でしたが、ギア比10の場合はもう品名に10と入りましたね。でもそれが1番わかりやすくていいと思います。 自重 リール本体の重さになります。もちろんラインは巻かれていない状態です。 最大ドラグ力 リールはラインを引っ張ったときに、どのぐらいの力でラインを出すかを調整することができます。その調整をしている部位をドラグといいます。ドラグをキツくすればするほど、ラインは引っ張っても出にくくなり、緩めれば少し引っ張っただけ出ていきます。 最大ドラグ力は限界までキツくしたときにラインが出ていく力になります。多くのバス用ベイトリールは5kgのイメージがありますね。このリールは7kgなので、大物の引っ張る力にもラインが出ないように設定できることになります。 ちなみに、ベイトリールの多くはドラグの調整を下の画像にある【スタードラグ】で行います。手前に回せば緩み、奥に回せばキツくなります。余談ですが、必ずメカニカルブレーキと反対になっています。メカニカルブレーキは手前に回せばキツくなり、奥に回せば緩みます。 スプール径 下の写真の部分がスプール径になります。スプール径が小さいと軽いルアーを飛ばすのに向いています。しかし、遠くへは飛ばせません。 スプール径が大きいと重いものを飛ばすのに向いています。しかも遠くに飛びやすいです。その代わり、大きな力が必要になります。ダイワの場合、多くは34mmか36mmなのでジリオンTW HDは大きめと言えます。つまり、重いルアーを投げるのに向いていて、軽いルアーを投げるのには向いていません。 標準糸巻量 どのラインがどのぐらい巻けるのかが書いてあります。今回の場合はPE2号が230mになります。PE2.5号の方が太いので計算すると185mほどになりました。 ベアリング(ボール/ローラー) リールに初期搭載してあるベアリングの数になります。ベアリングとはなんぞやとなる人はいらっしゃると思いますが、工業製品のすべてにベアリングは入っていると思ってください。簡単に言うとベアリングのおかげで摩擦を少なくし、回転をなめらかにします。ベアリングはかなり高価なもので、この数が多いほどリールの単価があがります。 ダイワのベイトリール、例えばスティーズSV TWには12/1と表記されているので、ジリオンTW HDより多くのベアリングが付けられています。一般的にハイエンドになればなるほど、ベアリング数は多くなります。 ハンドル長さ そのままですが、ハンドルの長さになります。好みもありますし釣り方によって長いほうが良いのか、長すぎると良くないのかが決まって決まります。僕は長めが好きなので、いつもハンドルやハンドルノブを変更することが多いです。 メーカー希望本体価格 俗に言う定価ですね。メーカーはこの価格で市場に出したいという目安となる値段です。 スペックから導き出す 今回の僕の目的は、大きめのルアーを投げること。そのために必要なリールがほしかった。つまり考えることは、 PE2.5号が150m以上巻けるか 重いルアーを投げれるのか 大物が掛かってもドラグ調整できるか 値段は許容範囲内か これが該当しているリールということでジリオンTW HDを購入しました。特に重要なのが糸巻き量ですかね、パワーがあってもラインが巻けないようだと話になりませんからね。 ちなみにギア比を選んだ理由は、ミノーとバイブレーションをメインに使用しようと思っていたからです。ギア比が7とか超えてくると巻くときの抵抗が大きく向いてないと判断したからです。結局は、自分がどういったものを使いたいかによって決めるようにしたら良いと思います。 #{snippet[3]}

ロッドについて語ろう⑤ ソリッドとチューブラーと2種類あるけどどっちがいいのか?
ロッドについて語ろう⑤ ソリッドとチューブラーと2種類あるけどどっちがいいのか?
2020年06月04日 公開 釣りの基本

いつもマガジンを読んでいただきまして誠にありがとうございます。今回はロッドのティップ(穂先)の種類の話。 そう、メバリングやアジングをやられている方は馴染みのある言葉かもしれません。チューブラーとソリッドの話です。 自分にとって使いやすい方を選んでもらえばと思いますが、僕はソリッドのロッドを1つも持っていません。何度か使ったのですが合いませんでした。 もくじ 詰まっているか、詰まっていないか それぞれの利点 自分から掛けてこそ釣ったと言える フルソリッドもある 使ってみて自身で判断してください 詰まっているか、詰まっていないか ソリッドとチューブラーを簡単に説明すると、ティップ(穂先)にカーボンないし、グラスなどの素材が詰まっているのかどうか。 ロッド全体でみるとチューブラーのロッドの方が圧倒的に多いです。チューブラーのロッドの方が多いということは、ソリッドを触ったことがない人も多いハズ。実際に初めてソリッドを触るときに、少し戸惑うこともあるかもしれませんね。メバリングや、タイラバのロッドには比較的多くのソリッドロッドがありますが、オフショアキャスティングなどにはソリッドはありません。また、ブラックバスのロッドも大半はチューブラーですね。 僕が初めてソリッドに触ったのはメバリングを初めて2年目のときですが、慣れるまでに時間がかかり最終的に手放した記憶があります。それは、当たり方がヌメッとしていてティップが当たりを吸収してしまい、面白くなかったことが要因です。 それぞれの利点 それぞれに、特性がありそれに応じて利点があります。ここではその特性についてまとめてみました。 チューブラー 僕が思う特性はこんな感じです。 軽く作れる 感度が良い 釣り人主動であわせれる 基本こちらからアワセる必要がある 基本的に自分から掛けにいく釣りに向いています。 ソリッド 僕が思う特性はこんな感じです。 トルクがある 向こう合わせになりチューブラーではとれない魚をとれる 食い込みが良い ロッド自体が重くなりがち トルクとは、ロッドのしなってからの反発になります。ティップ(穂先)が重いため、曲がったら戻ろうとする力が働きます。結果、反発力が強いためチューブラーよりロッドの力で魚を寄せることができます。つまり、それぞれに良いところ、悪いところがあります。とここまでは一般的な話。 次からは完全な主観で話します。 自分から掛けてこそ、釣ったといえる すごい偏見ですが、僕は釣れた魚と釣った魚についてかなり違う価値を持っています。 自分のちからで釣った魚こそ感動するものの、手助けを受けた場合は半減するどころか釣らなければよかったと思うこともあるぐらい。できればランディングすらも自分で行いたいぐらいです。 例えば、50kgオーバーのマグロを自分で掛けたが体力不足で途中で交代した場合。これに関しては、釣り上げても嬉しくないです。 できる限り自分の力で釣りたい。それは、タックルについても同じでレンタルタックルや人から借りたルアーですら、それで釣れてもあまり嬉しくないのです。琵琶湖での釣りが、すべての釣り人生の始まりだったせいか、ポイントすら自分で探したい。潮、月の満ち欠け、水の濁り、水温変化、ベイト、すべての要素から釣り場を判断しその場所に行った理由があっての魚を釣りたい。そこまで判断して、自分で釣ったと言いたいんですよね。ですので、今ですらプレジャーボートに乗って自分のポイントを探してます。乗合に乗ることはあまりありません。 それを踏まえてのソリッドの話です。ソリッドには説明したように向こう合わせがあります。これが大変厄介で、自分は魚の当たりに気づけなかった。でも釣れていた。これがあり得るのです。そう、釣れていたんです。僕はその当たりに気づいてもいなかったのです。 自分では気づけなかった当たりにロッドが反応してくれて釣れてた。これって嬉しいでしょうか。人によっては嬉しいでしょう。釣れたんですから。でも僕は釣りの魅力が半減、いや0になったと思ってしまうのです。 釣りは相手との駆け引きで、相手が口を使ったがこちらが気づいていなければそれはまだ掛かっていない、勝負ははじまっていないのです。 人の手を借りて釣りしている感じがどうしてもソリッドにはあるため、僕はソリッドロッドを持っていません。すみません、これはたった5本程度のソリッドロッドを使った、素人の意見だと思って聞いていただけますと助かります。最近のソリッドはもっとなんかすごいのかもしれませんので。 フルソリッドもある ちなみにココまで話した内容は、ロッドのティップ(穂先)がソリッドの話です。ロッドの中にはフルソリッドと言ってティップ(穂先)からバットエンド(竿尻)まですべて詰まっているものもあります。 僕は使ったことも、ましてや触ったことすらありません。すごい気になるのが、なんか重そうってことだけです。 あとロッドのトルクが凄そう。何もしなくてもロッドが魚を寄せてくれそうですね。 使ってみて自身で判断してください 最終的にはこうなりますよね。好き嫌いなので自分の釣りに合うのか合わないのか。ソリッドの擁護ではないですがね、世の中にはソリッドでないと獲れない魚はいると思っています。 感度ではどうにもならない当たり方があって、その当たりはソリッドでないと気づきもしないような。そんな魚はたくさんいて、チューブラーではその魚は釣れないと思います。 あとはティップが重いことでルアー操作に関しても影響が出ますよね。やっぱりそうなると、結局は好き嫌いになるんですよね。ソリッドに慣れたルアー操作とチューブラーに慣れたルアー操作は違いますし。 ちなみにこれだけ区別して話しましたが、ソリッドっぽいチューブラーや、その逆もあります。結局、メーカーさんがソリッドで作ってもチューブラーっぽいロッドなんてたくさんあるので、結局はそのロッドを使ってみて自分で使いやすいかを判断してもらうしかないんですよ。でも僕はソリッドは嫌いです。 #{snippet[3]}

フックのサイズ表記ってこんな言い方だったって知ってました?
フックのサイズ表記ってこんな言い方だったって知ってました?
2020年05月30日 公開 釣りの基本

釣りって本当にたくさんの言い方、表記がありますよね。今回お話するフックのサイズに関しても同様です。 「数字が大きかったら小さくなるはずだったのに、サイズが大きくなるにつれて数字も大きい表記になる」という。読んだ方はハテナが浮かびますね。 絵で表現すると簡単なので、それで説明します。 もくじ 読み方は「ごう」か「ばん」 フックサイズの表記方法 番号が同じでも同じではない ルアーに合ったフック選びを 読み方は「ごう」か「ばん」 前提からです。フックサイズは「号(ごう)」もしくは「番(ばん)」で言います。 #4で4号もしくは4番ですし、#3で3号もしくは3番です。僕は番で言うことが多いですね。号でも番でもどちらでもいいかと思います。 ただし、#2/0や#5/0なんかは(ニーゼロ)(ゴーゼロ)と言っていて、僕は号も番も付けない言い方をしていますね。マジ不思議。付けても良いのかな?だけどこれだけ釣りをしていて(ニーゼロ番)(ゴーゼロ番)とか聞いたことがありません。 フックサイズの表記方法 それでは肝心のフックサイズの表記について話します。下にまとめました。ざっとこんな感じです。 ちなみにこれは、あくまでもルアーに使われているフックの話であって餌釣りや鮎なんかはわかりません。 数字が大きくなれば大きくなると思えば、そうでもない。数字が小さくなれば小さくなると思えば、そうでもない。結果的に最初に説明したように「数字が大きかったら小さくなるはずだったのに、サイズが大きくなるにつれて数字も大きい表記になる」となります。 番号が同じでも大きさは同じではない メーカーによってもフックによっても同じ番号でも同じ大きさではありません。例えば、下の画像をみてください。ここではA社とB社にしますが、同じフックサイズ#5/0のものです。 同じ#5/0でもサイズも違えば、重さも違います。全く違うものだと思ってください。また、メーカーによって大きな差があるので、A社の#4/0サイズはB社なら#5/0サイズの方が近いということもあったりします。 ルアーに合ったフック選びを 各ルアーには適合フックのサイズがあります。特に初めからフックがついていないルアーでは、フックを買ってつけないといけません。 多くのルアーには適合フックサイズはどのメーカーのどのサイズなのかがしっかりと書いてあります。#1/0と書いてあるからどのメーカーの#1/0でも良いとはなりません。しっかりとそのルアーにあったフックを選んで付けましょう。また錆びたら交換しましょう! フックは釣りにおいて最も重要なものと言っても過言ではありません。しっかりと状態を確認してルアーに合ったフックをつけましょう! #{snippet[3]}

初めての人はオフセットフックの独特な形状に使い方がわからずに困っているはず。
初めての人はオフセットフックの独特な形状に使い方がわからずに困っているはず。
2020年07月22日 更新 釣りの基本

みなさんこんにちは、ANGLERS藤井です。たくさんの方にサービスを使ってくださり、今年に入ってずっと最高利用者数を更新続けています。本当にありがとうございます。 今までは元々釣りをされている方が大多数でしたが、最近になって「今年から釣りを初めてみました」「10年ぶりのバスフィッシングを再開しました」なんて声が聞こえるようになりました。 僕の中での使命の一つに、[より多くの人に少しでも釣りを楽しいと思ってもらうこと]があります。少し目線を変えて、初めて釣りをされる方が参考になるような内容を少し書こうと思います。 もくじ オフセットフックとは オフセットフックのワームの刺し方 ワームに合わせたフック選びを もくじ4 もくじ5 オフセットフックとは ブラックバスや、ロックゲームなどワームを使用した釣りにおいて最もよく使うフックだと思います。下の画像のように、直角に曲がっている部分のある特徴的なフックをオフセットフックと言います。 このフックはたくさんのリグに使われていて、オフセットフックにワームを付けただけのものを【ノーシンカー】、シンカーを前に付けたら【テキサスリグ】や【フリーリグ】なんていうリグもあります。 ジャンルによりますがルアーフィッシングをされる方はおぼえておいて損はないです。この機会に使い方をおぼえましょう。 オフセットフックのワームの刺し方 オフセットフックも前回のジグヘッド同様に、慣れてしまえばなんてことのないものですが、刺し方に少し癖があります。この独特な形状は、ワームを刺した後に一度抜くために必要な形状なのです。 完成形をイメージする 初めて行う方は完成形をイメージしましょう。完成形がわかれば、どう刺せばいいのかもわかるはず。 中央に刺す 初めのうちは必ずワームの中央に刺しましょう。できるだけ中央にさせば少し曲がってもフックがワームから出てくることはありません。 直角に曲がる場所までの長さ分、ワームに刺す 中央に刺したら、下の画像のように同じ長さ分まで刺しこんで、抜きましょう。 直角に曲がっているところまでワームを入れましょう 下の写真のように、オフセットフックの直角部分にワームが固定されるようにします。 ワームが真っ直ぐになるように刺し込みます ここで重要なのは、ワームが真っ直ぐになること。ジグヘッドのときと同じようにワームが変な形に曲がっていたらやり直しです。 最後に針先をワームに埋めます ジグヘッドにはなかった工程です。上の画像の様に、フックの針先が出ていると根掛かりの原因になります。最後に下の画像の様に、この針先をワームの中に隠して完成です。 ワームに合わせたフック選びを ジグヘッドにも言える話ですが、フック選びがかなり重要です。ワームとフックサイズが合っていなければ、しっかりとオフセットフックを固定することができません。 目安にはなりますが、ワームのボディの1/2から2/3の場所にフックが来るようにフックを選んでください。 練習こそすべて 釣り全体に言えることですが、初めから上手い人なんていませんので何事も慣れるまでは失敗しまくってください。 オフセットフックも慣れてしまえば、簡単にできますよ。 ちなみにですが、フックサイズも限界がありますので、フックの選びに関しては13inchのワームとか使う場合は例外だと思ってくださいね。13インチワームに合うオフセットフックなんて今の所ありませんので。 #{snippet[3]}

初めての人はジグヘッドの刺し方がわからない。すでに刺し方で釣れるか釣れないかが決まっている!
初めての人はジグヘッドの刺し方がわからない。すでに刺し方で釣れるか釣れないかが決まっている!
2020年05月28日 更新 釣りの基本

今回、個人のTwitterにこんな意見をいただきました。要約すると、 「今年から釣りを初めた高校生です。渓流の話ばかりしないで、もっと初歩的な話をしてください。」 やりましょう!そもそもブラックバスやシーバスなど何でもいいそうですが、まだ何も釣ったことがないとのこと。ハードプラグよりワーム(ソフトルアー)、テキサスよりジグヘッドかなと思いまして、今回の話になりました。 ちなみに、定期的に配信しているおかげか、特定のユーザーさんが反応してくれるようになりました。もし、こんな記事を書いてほしい、意見を言いたいなんて声があれば、こちらのTwitterアカウント(@@norio_anglers)まで連絡ください。 もくじ ジグヘッドの凄さ ジグヘッドをワームに刺す方法 ワームが真っ直ぐに刺さっているか やりやすいワーム、やりにくいワームがある ジグヘッドの凄さ 色んな釣りをやってきましたが、ジグヘッドは初心者向きであり、玄人向きであるリグだと思っています。投げて巻くだけで釣れるし、飛距離も稼げる。しかし、重さの選び方やヘッドの形状なんかで根掛かりの頻度や釣果にしっかりと差がでます。 状況にもよりますが、この飛距離というのは釣りにおいてかなりのメリットで、届かないとそもそも話にならない。届いてしまえば、ノーシンカー(重りのないワームとフックだけ)が1番だと思いますが、ノーシンカーは飛びにくいのが欠点です。 また、テキサスやフリーリグは、常に底を感じたり、アクションさせないといけないので少しコツが必要になります。その点、ジグヘッドというのは飛距離も出るし、巻くだけだし初心者も扱いやすいですよね。(楽観的な意見) ジグヘッドをワームに刺す方法 ただ、ジグヘッドでもワームへの刺し方1つでかなり釣果に差がでます。というか、上手く刺せてない場合は釣れないと思います。 最終的には「何度も練習してもらい慣れてもらう」ことにはなりますが、今回はそのコツを教えたいと思います。 刺す前にどこから出すのかをチェックする 下の写真のように、完成形をイメージしたときにフックがワームのどこから出ているのかを確認します。ワームに傷を付けてチェックしておくのもありです。 初めてのときは最終形である「フックが刺さった形をイメージ」出来ていないため、失敗することが多いと思います。まずはどこからフックが出てくるのかを確認しましょう! ワームの中央にぶっ刺す 慣れてくればどこから刺そうが問題ないのですが、慣れるまではどんなワームでも中央に刺すことをオススメします。 その方が少し歪んでもワームからフックが出てこないためです。 ジグヘッドは右手で固定して左手でワームを押し込む ここが最大のポイントだと思います。初めての方でやりがちなのが、ワームに刺すときにジグヘッドを動かしています。 動かすのはワームの方です。ワームをフックの中に押し込んでいく感じ。フックを動かしてしまうと真っ直ぐに刺さらないんですよね。 僕は右利きなのでワームにフックを刺すときのまま、右手にジグヘッドを持って行いますが、力を入れるのはこの場合、左手になります。ワーム押し込んでいきましょう!! 初めに確認したフックを出すところから針先を出す 初めに刺す前にどこからフックを出すのか確認した場所まで、ワームを押し込んでいき、届いたらそこからフックを出しましょう。 フックを出したら、ワームを真っ直ぐにして完成です。 ワームが真っ直ぐに刺さっているか ワームが真っ直ぐに刺さっているかを確認しましょう。下の写真のように、届いていない、少しでもワームが歪んでいる、ワームに変な力がかかっている状態であればやり直しになります。 こればかりは慣れですからね。慣れるまでは何度もやり直してみてください。そしてワームをボロボロにしてください。だれもがみんな初めはそうでした。 やりやすいワーム、やりにくいワームがある 今回の最重要ポイントは、ワームに刺しこむときにジグヘッドを動かさないでワームを動かすことです。 ジグヘッド側に力を入れてワームに刺しこむと、どうしても歪みます。必ず動かすのはワーム側です。 あとやりにくいワーム、やりやすいワームがあります。それはワームの形状であったり、素材の硬さであったりしますが、初めのうちはあまり力を入れなくもしっかりと刺し込めるワームの方がいいと思います。またワームの形状も真っ直ぐのものを! また、やりやすいジグヘッド、やりにくいジグヘッドもあります。こればかりは人によりけりなのでベストなものを見つけてください。 僕は、初めての方のとりあえず1匹には、ジグヘッドをオススメしますね。もちろん魚種にもよりますが比較的釣りやすい初心者向けのルアーだと思いますよ! #{snippet[3]}

ロッドについて語ろう④
ロッドについて語ろう④
2020年07月22日 更新 釣りの基本

ロッドのガイドの種類は様々です。高いガイドもあれば安いガイドもある。少しでもガイドのことに興味を持てば、より自分の持っているロッドに愛着が湧くはず。 ガイドについて完全な素人ですが、分かる範囲で話します。もっとガイドを見てロッドを選んでもいいと思う。 もくじ ガイドにはフットがある 場所におけるガイドの名称 一長一短 ガイドを考えてロッドを選ぶ 余談 ガイドにはフットがある そもそもガイドにはどんな種類があるのか。これは富士工業さんのHPをしっかり見てもらうとして、今回は単純にガイドフットの話。 前回話したようにガイドはリングとフレームで出来ています。そのフレームをブランクスにくっつけてロッドになります。 ブランクスにくっついているフレームの部位をフットといいます。 下の写真を見て下さい。赤丸の部分がガイドのフレームのフット部分になります。こことブランクスを固定します。 ※イシグロHPより 場所におけるガイドの名称 ガイドは先端をトップガイド、その次から1番、2番,3番と名称があります。 また最もリールに近いガイドを元ガイドと言います。人によってはバットガイドとも言うらしいですね。 ロッドによってはガイド数が違います。下の写真では11個のガイドがありますが、上から10個目のガイドを9番ガイドなんて数えるのが面倒ですよね。ですので、そう呼ばずに元ガイドの1つ上のガイドなんて言ったりしますが、このあたりは正確な言い方ではありません。ただ、それで伝わるので良いんですがね。 フットの種類 もうすでに写真で説明してしまっていますが、大きくわけて2種類あります。魚種や釣り方によってガイドフレームのフットの数は違います。ガイドに負担のかかるであろうロッドはダブルフット、負担のかかりにくいロッドはシングルフットになる傾向があります。 シングルフット その名の通り、フットが1つです。つまり固定されている場所が1つです。 バス用のロッドだと比較的、先端になればなるほどシングルフットのガイドを使っているものが多いですね。 あとは体感ですが、メバリングやアジング、エリアトラウト用のロッドは全部のガイドがシングルフットのロッドが多いです。魚種や釣り方の特性上、ガイドに負担がかかりにくいものがシングルフットの傾向にあると言えます。 ダブルフット その名の通り、フットが2つあります。ガイドの上下に固定されています。 シングルフットより耐久性があるのでしょう。GTやマグロ、ヒラマサの多くは全ガイドがダブルフットのものが多いです。 僕が持っているGT用ロッドもすべてダブルフットでした。バスタックルだけを見るとベイトタックルはダブルフットが使われやすい傾向がありますが、特にスピニングだからシングル、ベイトだからダブルというわけでなく、魚種や釣り方で考えられています。 一長一短 よく勘違いされるのがダブルフットの方が良いと言われますが、どちらも一長一短です。たしかにダブルフットはガイドが外れにくいと思いますが、デメリットもあります。それぞれのメリット、デメリットを説明します。 シングルフット ダブルフットに比べてガイド1つ当たりの料金が安いです。またスレッドを巻く工賃も必然的に下がります。 またダブルフットより1つ当たりの重さが軽いため、ロッド本体が軽量になりやすいです。 その代わり、ダブルフットと比べると支えている場所が1つなためガイドが曲がりやすくなり、つまりは外れやすくなります。 ダブルフット シングルフットに比べ2箇所で固定しているため、曲がりにくく外れにくいです。 ビッグゲーム用のロッドで使われていたり、バスロッドでも元ガイドはダブルフットが多いです。 シングルフットに記載しましたが、1つあたりの金額も工賃も高くなります。またダブルフットの方が重いため、必然的にロッド全体が重くなります。 ガイドを考えてロッドを選ぶ 今回の話は、みなさんが今後ロッドを選ぶ際に、ガイドを意識してみたらどうでしょうかという提案でした。 ガイドにもいろんな種類があり、、また付ける方向も下の画像のように逆につけることもあります。 シングルフットだから良くないとか、ダブルフットだから良いとかはなく、自分がどんな使い方をしてどんな魚を釣りたいかで検討してみると良いと思います。 余談 富士工業さんのホームページを見ていると、ガイド1つあたり大体いくらするのかわかりますよね。もちろん、この値段は1つあたりの取引金額です。この金額でメーカーさんが取引しているわけではないことはわかります。 ただ、ダイワさんもシマノさんもエントリーモデルってあるじゃないですか。バスでいう、ブレイゾンだったり、バスワンだったりと これ定価おかしくないですか?バスワンなら一番安いもので定価8,700円ですから、5,000円ぐらいで小売店に卸しているとします。利益をだすなら最低でも原価は2,500円〜3,000円でロッドを作らないといけない。 ガイド数は8つあります。いったいガイド1ついくらで買っているのでしょうか。ロッドはガイドだけではありません。ロッドの成形から、グリップ、リールシート。なんならデザインから取り付け工賃、ロッドカバー、送料もあります。こういうことを考えるとダイワさんやシマノさんは企業努力が相当すごい。もしくは何かからくりがあるのか。 もしかしたら、そもそもエントリーモデルのロッドは売っても利益がでない(もしくは赤字?)でやっているのかも。かなり不思議です。誰か知っている人いれば教えてほしいところです。 #{snippet[3]}

ロッドについて語ろう③
ロッドについて語ろう③
2020年05月23日 公開 釣りの基本

こんにちは、ANGLERS藤井です。僕は30年以上釣りをしてきて今まで100本以上のロッドを買いました。その中のいくつかは中古で買っています。 ほしいロッドがすでに販売していなかったとき、また新古品で格安で売っていたりするとどうしても買ってしまいます。中古ロッドを買うときに少しでもアドバイスになればと思います。 もくじ 中古ロッドは買うな 注意すべき点 ブランクスに傷 その他の見るべき点 中古ロッドは買うな 初めから結論でもあり、大前提を否定するような入り方ですが、絶対に新品で買いましょう。 一度人の手に渡ったものは保証がなく、また見た目でわからないことも多々あります。その商品を買ってどうなろうが後悔しない人なら良いですが、後悔する可能性が少しでもあるなら基本的に買わないほうがいいです。 僕が中古で買うロッドは 販売中止、生産中止のもの 思い出のあるもの 釣りに使わない どんなことがあっても後悔しない になります。特に思い出のあるものや釣りに使わないものはコレクターとして買う感じですね。釣りには使わず、家にストックしてあります。 注意すべき点 ここまで記載したことが前提で、それでも買いたいときに注意すべき点を記載します。また以下に示すのは原則、自分で触れる環境にないとできません。ネットオークション等で買うと相手の言うことがすべてなので、やめたほうがいいです。 クラック 前回の話で、ガイドの話をしました。ガイドはエポキシという接着剤でとめるのですが、このエポキシは次第に割れてきます。エポキシが割れている状態のことをクラックと言います。 ロッドではなく、ガイドをとめるための接着剤が割れるのでガイドをつけ直せば問題ないのですが、クラックをほったらかしにしておくとガイドが外れたり、結果的にロッドの損傷に繋がります。よってクラックが発生しているロッドを買うとガイド交換前提になります。つまり買わない方が良いです。 ガイドサビ こちらも前回話したようにガイドを構成するフレームは主にステンレスかチタンです。このフレームの部分にサビが発生していたら、ガイドは交換した方がいいです。 よって、そのロッドはガイド交換分高くつきますね。結果、新品の方が安かったりしません? リング割れ はい、こちらも前回話した内容です。ガイドを構成するもうひとつの部品、リング。こちら割れていませんか? リングが割れているとそこを通るラインが切れますので、釣りになりません。よって、ガイドの交換になります。 リングの割れは触ってみれば簡単にわかりますよ。 穂先詰め 調べるときに元ガイドとかは重点的に調べて、問題ないと判断したものが実は穂先が一度折れてるものだった、とかよくあります。 そのロッドのトップガイドが他のガイドと同じものかどうかを調べましょう。もしくはロッドに記載のある長さと同じ長さなのかを調べましょう。 買った後に、少し短かかったなんてもう涙が出ます。(出ないけど)そのロッド、一度折れてるかもしれませんよ。 ブランクスに傷 あえて書かなかったことですが、そもそもブランクス本体に傷があるものはもってのほかです。 ロッドは全体で魚の抵抗を吸収します。傷があればその場所から簡単に折れますよ。絶対に買ってはダメです。 生き別れた弟の形見だったロッドが売られていた状況であれば買ってもいいです。それぐらいありえない。 その他の見るべき点 その他にもグリップの部分のEVAのテカリ具合や、エンドキャップがあるかどうかなどみるべきところはたくさんあります。何度も言いますよ。基本中古は買わないように。買うなら自分の手元で前述した内容を確認して、最悪なにかあっても後悔しないのなら買いましょう。 特に遠征や持ち運びが多いロッドは、新品に見えても一度人の手に渡ったものは、目に見えない傷があったりして一瞬で折れることがあります。つまり、新品で購入しましょう。 #{snippet[3]}

ロッドについて語ろう②
ロッドについて語ろう②
2020年07月22日 更新 釣りの基本

ロッドについて語ろう、第二回目。素人ながらロッドについて語るこの企画、今回はガイドについて語ります。 前回、市販されているロッドの多くは富士工業さんのガイドが付いている話をしましたが、そのガイドってそもそもどんな種類があるのでしょうか。 もくじ ガイドとは フレームの素材 フレームの形 リングの種類 リングはまだまだSiCが主流 ぼやき ガイドとは 前回も話したように、ガイドとはフレームとリングからなります。固定する方法は、トップガイド(ロッドの先端のガイド)以外は、一般的にはスレッドという糸で巻かれた後に、エポキシという接着剤で固定します。 そうして、ブランクスには何個ものガイドがくっつきロッドとなります。 ちなみに個人的にガイドの補修を試みたことがありますが、何回か失敗しています。このことを年間200本近くロッドを補修しているロッドビルダーの人に話したら、「経験で誰でもできるよ」と言われたので積めばできるようになるのでしょう。 ※イシグロさんHPより フレームの素材 フレームの素材は大きく分けて3種類のものが市場に出回っています。 ステンレス 3つの中で最も安価です。多くのガイドフレームに搭載されていて、ミドルクラスのロッドには搭載されている印象です。 防食性も優れていますが、他の2つに比べて重いです。ちなみに防食性とは金属が腐食しないようにすることです。 チタン 軽くて強くて、錆びにくく三拍子揃っていますが、おかげさまで高いです。世の摂理を体現しているかの様です。 ハイエンドなロッドに搭載されているイメージがあります。 カーボン(AGS) めちゃめちゃ軽いです。体感したら誰でもわかるレベルです。またロッドと同じ素材のため感度が良いと言われています。 僕の意見を言うと防食性というか素材自体が少し脆いイメージがあるんですよね。GTやマグロなんかに使われていないのもそのせいかな。 そもそもGTやマグロに感度っていります?ってことなんでしょう。ただ、ビッグゲームはロッド1本400gとか余裕で超えてくるものが多いので、もしこのガイド強度があがれば軽くできるため是非搭載してほしい。期待しています! ※ダイワさんHPより フレームの形 たくさんの形があり、それぞれが釣り方に特化した形になっていると思います。 今回はその形の中でも特に有名なKガイドを説明します。 Kガイド(Kシリーズ) 最近のロッドの主流はこのKガイドではないでしょうか。 富士工業さんの説明には、【キャスト絡みを激減させる糸絡み自動解除フレーム】とあります。PEラインが主流になってきたのでフレームも同じように進化をしているということでしょう。 実際にフレームの形ひとつでガイド絡みなどのトラブルが減ったと思います。特にPEラインが出た当初は2番目や3番目のガイドに特にトラブルが多かった印象があります。 リングの種類 大きく分けて3つあります。多くのガイドは、フレームにこのリングが装着されていてガイドになります。 トルザイト 富士工業さんのリングで最上級に値します。SiCに比べて外径はそのままに内径を大きくしています。結果的にリング自体が薄くなりました。 これは素材の強度が強くなったからできることなんでしょう。SiCのまま薄くすると強度に問題があるからできなかったことをトルザイトにしたら可能になったということでしょうか。結果的に軽量化に成功しています。 またトルザイトリングはSiCに比べラインとの接触面が広いらしいです。つまりラインに接触しやすくなっている。これは感度につながるのでしょう。接触面積が広くなったので感度もよくなったというわけですね。 ※富士工業さんHPより SiC 1番有名なリングです。長い期間たくさんのガイドに使われていてハイエンドやミドルクラスと問わず、大体SiCです。 現在は、マグロやヒラマサなどのビッグゲームにはSiCですし、未だにトルザイトより使われていると思います。 僕の持っているロッドもほぼSiCですし、使っててマジで不便ないです。30年以上釣りをして割れたり、取れたりしたのもSiCですが、未だに3回しかありません。 ※富士工業さんHPより アルコナイト 最も安価でエントリークラスのロッドに使われているイメージです。ダイワさんやシマノさん、メジャークラフトさんのエントリーモデルに実際に使われています。 SiCと比較すると重く、強度が低いです。結果的に安価なイメージそのままですが、実釣に関して問題があるということを聞いたことありません。 リングはまだまだSiCが主流 結果的に日本での1番の主流は未だSiCだと思います。トルザイトリングは感度や軽量になっているとは言え、実際に使わているのはフィネスな釣りであるメバリング、アジング、バスの一部などがメインかと思います。 強度からくる問題と、そもそもそこまでの感度を必要としないからか、マグロやGTなどに使われていません。 またアルコナイトはエントリーモデルに使われているとは言えまだ一部だけ。やはりSiCがなんだかんだ1番汎用性が高いのでしょう。 ぼやき 個人的考えでは、【ロッドは折れるもの】【ガイドは壊れるもの】です。以下の話はこれが前提です。 僕は今までに3回リングを壊した、もしくは無くしたことがあります。その度にガイドを丸々交換しています。 あれ?リングだけなら買ってきて、はめるだけでは?と思う方いるでしょう。初めは僕もそれでいけると思っていました。ただね、はめれないんですよねリング。またリングも単体で売っていないんですよね。 結果、ガイドを丸々交換しないといけません。そうなるとエポキシを炙ってカッターで切って、今ついているガイドを外してから、一からガイドを付けないといけませんよね。なかなかの費用がかかります。工賃+ガイド本体の料金。 そうなるとどう考えるか。自分でやってしまおうと。釣り人って手先が器用だと思っている人が多いからそうなりがち。でもね、冷静になってください。メーカーさんに出すか、釣具店でやってもらったほうが安いし無難だということがわかるんです。 僕はだいたい釣具のイシグロさんにやってもらいます。下の画像、5番目のガイドを直してもらったのですが、まったく違和感なし!しかもその時の料金は約3,000円でした。 材料費を揃えたり、ガイドを買うだけで同等の金額になります。ガイドの交換はメーカーさんや小売店さんに頼みましょう。 #{snippet[3]}

ロッドについて語ろう①
ロッドについて語ろう①
2020年05月21日 更新 釣りの基本

ANGLERSを利用している方の多くは釣り歴10年以上のベテランの方が多いと思いきや、それと同じくらいのビギナーの方がいらっしゃいます。 実際にマガジンを読まれている方の多くはビギナーの方です。結果、僕のもとにもっと初心者向けの話をしてほしいという声がTwitterに届きました。 やりましょう、基礎の話。まずはロッドから。自己紹介が遅れました。ANGLERSを運営しております藤井と申します。 もくじ ロッドの各部名称 ブランクス ガイド グリップ リールシート ブランクスで独自性を ロッドの各部名称 ロッド、ここではルアー用の釣り竿をこう呼ぶことにします。僕はロッドやリールをつくったことがありませんので素人同然です。ですので専門的なことはロッド職人さんやリールのプロにお願いするとして、本当に基礎的なことを説明します。 今回は、ロッドを形作る各部名称を大まかにわけて、ダラダラと説明だけします!大まかにわけると下の画像のようになりますね。 ブランクス ロッドの核となる部分です。ロッドはブランクスに色々と付けてロッドになります。 そういう意味では、ロッドをイメージしたときに最もイメージしやすい場所がこのブランクスではないでしょうか。ガイドやグリップなどが付いていないブランクスは、見た目は棒ですね。 大きな釜でカーボンの板みたいなものを丸めて棒状にして溶かして成形するらしいですが、僕はその工程をみたことがありません。余談になりますが、日本国内でロッドを成形できるメーカーは限られているらしいですね。僕は4社しか知りませんが、小さな町工場などを入れるともっとたくさんあるのではないでしょうか。多くのメーカーさんは自社でブランクスを作ることが困難なため、OEMの形で他社に作ってもらっています。 ただ、その作り方や成形の仕方に個性や独自性があるので、実際のところ僕らが使う分にはどこで作られたなどは考えなくていいと思います。 あと、人によっては、ブランクスのことをブランクという方もいらっしゃいますが、どっちも通じるのでどちらでも良いのではと思っています。こんなこと言うと誰かに怒られそうですけどね。 ガイド ラインを通すところです。ガイドにはフレームとリングがあり、その2つでガイドは構成されています。日本のガイドはほぼ、富士工業さんの製品ですね。多くのメーカーさんが富士工業さんからガイドを買って、独自のブランクスにガイドを取り付けています。 他にはDAIWAさんのAGS(Air Guide System)なんかがあります。これは富士工業さんのガイドとは素材が違い、フレームからカーボンで出来ています。一般的なチタンフレームより剛性があるので、結果的に感度が良いのにも関わらず、軽いという三拍子揃っています。そのおかげで、高いという四拍子になりかけてますが、それでも2019年に少し安くなりました。 そう言えば、SiC(エスアイシー)とかトルザイトとかの名称は聞いたことある人は多いのではないでしょうか。これはリングの話です。フレームにSiCやトルザイトのリングを付けてガイドになります。つまり、フレームとリングはバラバラのため、いつかは外れます。使用していて気づいたらリングがなかったり、割れているなんてこともありますので注意して使用しましょう。 余談ですが、SiCはシックではありません。昔、乗合船に乗ったときに、みよしに立っていた人が「シックのガイドは良いわ!」と言っていてなんか僕が恥ずかしくなりました。ちなみにその人はコウイカのことをアオリイカとも言っていました。 グリップ 一般的にロッドを握るところになります。リールシートを挟んでロッドの先端側をフロントグリップ、反対側をリアグリップと言います。 ちなみにリアグリップの中でも1番後ろ側をエンドグリップと言うこともあるような、ないような。 グリップの素材は大きくわけて2種類になります。 1つ目はEVA(イーブイエー)です。滑りにくいし、使いやすいですが、使いすぎるとテカテカになります。 2つ目はコルクです。こちらも滑りにくいのと使いやすいですが、使いすぎるとコルクが目抜けしていきます。 なぜか3つ目を説明しますが、シマノさんの独自のグリップでカーボンモノコックのグリップがあります。これはブランクスそのままにリールシートからリアグリップまでをカーボンにしたらしいです。 以前、ポイズンアドレナというバスロッドを使用していましたが、それもカーボンモノコックのグリップでした。大変かっこよく、またEVAのテカリやコルクの目抜けがなく、使用していて何の不便もなかったですね。 ※シマノHPから リールシート リールを取り付けるところになります。のべ竿や鮎竿などリールを取り付けないロッドには、もちろんこの部分はありません。 富士工業さんのリールシートを付けているメーカーさんが多い印象です。シマノ製もダイワ製もアブ製も問題なく付けれるのはリールシートが適合しているからです。 一般的にリールシートはベイト用はトリガーと呼ばれる部分があり、スピニングにはその部分がありません。このトリガーは長さが短いものがあったりと特徴も様々です。 ブランクスで独自性を 今回ロッドの各部名称を話していて、改めて思ったことがあります。 ほぼ富士工業さんの製品でロッドは出来ているのではないかと。ブランクスはそれぞれ各社で独自性がありますが、グリップやガイド、リールシートなんかは富士工業さんのものが多いですね。特にガイドはね、まあ知ってはいたもののなんかすごいことですよね。ほぼ富士工業さんの製品ですね。 富士工業さんのおかげで、たくさんのロッドの製品の質があがったとは思います。ただ、メーカーさんには競争をしていただきたい気持ちがあるので、シマノさんのカーボンモノコックや、ダイワさんのAGSなど革新的なアイデアを僕は応援したいかなぁ。 ※ダイワHPから #{snippet[3]}

アングラーズで先生を探そう
アングラーズで先生を探そう
2020年07月22日 更新 釣りの基本

こんにちわ、ANGLERS藤井です。前回、釣りの先生を見つければ釣りはもっと上手くなる話をしました。近くに先生がいればいいのですが、そんな簡単には先生を見つけることはできません。 今回はそんな方のためにアングラーズを使って先生を見つける方法を教えます。 もくじ ざっくりとイメージする アングラーズで検索しよう フォローしてみよう 先生を見つけよう ざっくりとイメージする まずイメージをしてください。イメージと言っても先生の人物像ではなく、自分がどんな釣りをしたいか。どんな魚を釣りたいか。どこで釣りたいか。などです。 釣りを長くしている人なら簡単にイメージできると思いますが、初めたばかりならもっとフワッとしてるのかな。マダイも釣りたいし、キスも釣りたい、ブラックバスも釣りたい。とかで全然問題なし。 釣り方においても、餌で釣りたいでもいいし、タイラバで釣りたいでもいい、ショアジギングでもいいです。ざっくりイメージしてください。 何でもイメージできれば、それで大丈夫です。 アングラーズで検索しよう アングラーズには、「みんなの釣果」というサービスがあります。 みんなの釣果は、釣り人が教えても良い範囲で釣果を公開するもので、アングラーズで登録されている全体の3割ほどの釣果があります。 3割と言ってもすでに100万釣果以上。日本国内のあなたが釣りたいものは、すでに登録されていると思いますよ。 上記はANGLERSのトップ画面の画像になります。ここの検索窓にさきほどイメージした「エリア」や「魚種」などを入力してみてください。では、例えば【マダイ 東京湾】を入力してみます。 下の画像のようになりました。 表示されているのは東京湾のマダイの釣果です。 ここでいう東京湾はアングラーズが独自で判断した東京湾のエリアが表示されています。 もっと詳細なエリア、例えば、神奈川県内のエリアであれば、東京湾の代わりにそのエリア名(例えば観音崎沖や、城ヶ島など)を入力してみてください。そのエリアのマダイの釣果が出てきます。 フォローしてみよう みんなの釣果には色々な人が釣果を投稿してくれています。その中でも自分の釣りたい釣り方で釣っている人を探しましょう。 たくさんの釣果を見ていくと、同じ人が同じエリアで何回も釣果をあげていることがわかります。その人が具体的に何釣果を公開しているかや、魚種は何が多いかなどがわかります。 では、僕の友人を例に出します。このように、公開されている釣果がわかります。 初めはいいねやフォローから初めてみましょう。フォローすると、投稿されるとアプリのホームに表示されるようになります。その人の釣り方やコメントを見て参考にしてみてください。 自分の中で釣り方などに知りたいことがあれば、失礼のない範囲でコメントするのも参考になるかと思います。ただ、詳細なポイントを聞いたりすることはやめましょう。公開いただいている釣果は言える範囲で公開してもらっています。失礼のないようにモラルをもってコメントしましょう。 先生をみつけよう アングラーズを通して、仲良くなれば一緒に釣りにいくとますます上手くなれると思います。前回でも話しましたが、上達への1番の近道は一緒に釣りに行くことです。 まずは、アングラーズで自分のよくいく釣り場でたくさん釣る人を探してください。その人をフォローして、仲良くなりましょう。仲良くなれば釣りに行けるかもしれません。 何度も言いますが、釣りの上達の近道は先生を見つけることです。アングラーズを使って先生を見つけてみましょう。きっと見つかると思いますよ。 #{snippet[3]}

モノマネをすることが上達への近道〜釣りの基礎〜
モノマネをすることが上達への近道〜釣りの基礎〜
2020年05月08日 更新 釣りの基本

こんにちわ、ANGLERS藤井です。みなさんには釣りの先生や師匠みたいな人が身近にいますか?僕には先生がたくさんいます。 面と向かって先生とは呼んでいませんが、自然とその人のタックルだったり考え方の影響を受けていて、結果として先生なんだなと実感しています。 あなたの中で先生を身近に作ってください、そしてその先生を真似てください。それが上達の近道です。 もくじ みんな初めは素人です 僕には先生がいます 先生の真似をしよう 身近に先生を見つけて みんな初めは素人です 結論をすでに書いてしまってますが、内容を書きたいと思います。 釣りを初めたときはみんな右も左もわかりません。初めから結び方を知っていたり、どうやって釣るかわかっている人なんていないですよね。 どんな釣りでも初めは皆素人で、勉強して経験してうまくなっていきます。 ちなみにこれは、釣りのジャンルが変わっても同じことです。どれだけバスフィッシングをやっていても、エギングを初めてやるときはよくわかりません。マグロやヒラマサなんて言ったらなおさらよくわからない。てか今でも何が正解かわかっていません。ジャンルが変われば、1から勉強になります。 身近で且つ上手い人を先生にしちゃいましょう。それが1番手っ取り早い! 僕には先生がいます 今まで釣りを教わった方や真似をしてきた方など、僕には先生と呼べる人がかなりいます。その中でも、最も影響を受けて釣りを真似しようと思ったのは2人。 それは、「父親」と「バスフィッシングを教えてくれた先輩」です。 父親の影響がでかい 僕にとっては父親の影響なくしては、釣りを始めていません。 僕の釣りの始まりは親と行った鮒釣りから始まっています。簡単な餌釣りでしたが父親との釣りで楽しみを覚えました。幼少期に覚えた釣りがなかったら、今の釣り人生はなかったでしょうね。 バスを教えてくれた先輩 僕は大学時代に滋賀県にいました。琵琶湖でのボートでの釣りを教えてくれたのがこの先輩です。 当時は、オカッパリからお遊び程度の釣りしかしていませんでしたが、先輩との出会いをきっかけにいろんなメーカーの製品や釣り方を知ることになりました。下の写真、当時メインで使っていたルアーを一部引っ張り出してきました。懐かしい!! 魚を釣れるようになったのは、たくさんの先生方のおかげです。特に、バスを教えてくれた先輩に会ってから、釣りに行く頻度も釣れる魚の数もかなり多くなりました。誘われれば行きましたし、こちらからも何度も誘いました。 多分、先輩がいなければ琵琶湖のバスにハマらなかったし、釣り自体もしかしたら辞めていたかもしれません。 先生の真似をしよう 僕は、バス釣りを教えてくれた先輩から、釣りの方法(結び方やリグのセット方法、ルアーの動かし方など)だけでなく、好きなロッドメーカーやルアー、ラインまでも真似をしました。 ロッドはDAIWAのハートランドシリーズ、リールはシマノ一択、ラインはSUNLINEのFCスナイパー、ルアーの結び方はクリンチノット、ルアーはバズジェット、リップライザー、Dゾーン、ジャバロン、スクリューベイトなどなど。 下の画像は当時のロッドです。浜スペや白疾風は本当に多用していました。 これらのタックルに何の不満もありませんでしたし、実際に横で先輩はたくさん釣っています。これで釣れないなら自分の経験不足が原因だと言える状況でした。 あとは釣り方だけ。そういうふうに思っていたから、自然に釣りが上達していきました。だって真似すれば、釣れるんですもん。 上手い人を真似るわけですから、そりゃ上手くなる。 結果として好きなカラーも似てくるわけで、釣り方の基礎がここで出来たのだと思っています。 ちなみに、この真似ることは今もおこなっていて、他の釣りにしろ上手い人と一緒に釣りに行ったら、その人の考え方やルアー操作なんかは真似るようにしています。 身近に先生を見つけて 身近というのがポイントです。できれば頻繁に一緒に釣りに行ってくれる上手い人を見つけてください。 そして、その人を完全に真似てください。真似ていけば自分の中で釣り方が確立していきます。確立すれば考えることができるようになります。考えればアレンジできるようになります。 なによりも釣りは独創性、創意工夫ができることが楽しいところだと思っています。自分で考えた方法で釣れたときの喜び、ここまで体感できるともうやめれません。 まずは、真似をして釣りの楽しさを味わってみてください。 余談ですが、僕は大学時代に村上晴彦さんのDVDをたくさん見ました。一魚一会、ナチュラルトリッパー、波壊力とか考撃力とかです。見過ぎて次の場面で、何を言うかわかるぐらいです(´゚д゚`) DVD見まくって、キャスティングフォームを追求しました。とあるときにその先輩に村上さんのキャスティングに似ていると言われたことがあります。そのぐらい村上信者です。 簡単に先生を見つけるのも難しいと思います。もし、身近にいない場合は有名人を先生とするのも良いかもしれませんよ。 ※isseiホームページより #{snippet[3]}

ラインの号数とポンド!釣りの基礎知識〜ラインの単位〜
ラインの号数とポンド!釣りの基礎知識〜ラインの単位〜
2020年05月07日 更新 釣りの基本

こんにちわ、ANGLERS藤井です。まずはじめに今回の【ライン】の話は1回で説明できないぐらいの容量を持っていますので全部で何回になるのかわかりません。よって今回は触りだけ話します。そのぐらい奥が深くて、少しややこしい話です。 ちなみにラインの規格等はメーカーによっても変わる話なので、頭の片隅にでも置いてください。 もくじ ラインの表示方法 そもそも表示が違う 1号=4lb? 1号≠4lb? ラインの表示方法 2020/5月現在、ラインには多くの種類があります。一昔前は、ナイロンラインとフロロラインが主流でしたが、PEラインやエステルラインなどが開発されてから用途に合わせて使用できるようになりました。 ブラックバスをメインに釣っていたときは主にフロロラインとPEラインを使っていて、ナイロンはトップ系にしか使っていませんでした。今は9割9分PEラインを使用しています。渓流だろうがハタゲームだろうがGTだろうが、すべてPEです。 そのぐらいPEばかり使用していますが、そのラインには強度というものがあります。その強さの表現の仕方が何種類かあるため、その話からします。 号(ごう) PEラインの強さの表現では一般的に号で表現することが多いです。0.5号とか0.6号、1号だったり2号だったり。 号とは実際は強さの表現ではなく、ラインの直径の表現方法です。詳しくは下の図を御覧ください。 例えば、1号ならばラインの断面図における直径は0.165mm、6号なら0.405mmの太さになります。 号数が大きくなればもちろん太くなるわけで、結果として切れにくくなるためラインの強さの言い方を号数で表現することが多いです。 例えば、僕の渓流タックルは0.5号が基本です。GTは6号から8号。ショアジギは1.5号から2号なんかを使っています。 ※一般社団法人 日本釣用品工業会より数値算出 lb(ポンド) フロロラインを使用していたときは、lb(ポンド)をメインに使用していました。 ベイトリールで巻くときは12lb、テキサス打つときは16か20lbという具合に。 ただね、このlb(ポンド)は号数と違いまして強度になります。 ※一般社団法人 日本釣用品工業会より数値算出 この強度は、指定の重さ、までは切れないのではなく、この重さに達すると必ず切れるらしいです。らしいですというのは、すべてを検証したわけではありませんので、このような言い方しかできません。 そもそも表示が違う 号数とlb(ポンド)の表示でわかってもらったかと思いますが、そもそも考え方が違います。 号数表記に関しては、ラインの太さのことを言っているのに対して、lb表記に関しては耐えれない重さを表示しています。 つまりは、それぞれ基準にしていることが違うということ。 これは僕の主観にはなりますが、釣り人はPEラインは号数で話す傾向にあります。フロロラインやナイロンラインについては、lb(ポンド)で話す傾向にあります。 実際は全然違う考え方の話ではありますが、それで通じてしまうのはlb(ポンド)には大体の標準直径が存在していて、おおよその目安になる太さがあるからです。 1号=4lb? 今回の話、ここが厄介なんですよ。先程も話しましたが、号数とlb(ポンド)の表示は、全然考え方が違うと話しましたよね。 つまり、この2つを同じ土俵で話さないほうが良いと思うんです。 だがしかし、lb(ポンド)については標準の太さが指定されていると話しました。つまり、ある程度の太さでイコールで結べるのではないかと。 これが、1号=4lbなんです。僕は20年ほど前、この内容で覚えました。1号=4lb、2号=8lb、5号=20lb、10号=40lbだと。 これは、20年前のほぼナイロンがメインのときの話。そもそもPEなんてなかったですしね。 1号≠4lb? 1号って4lbではないの?答えは『4lbのものもあれば、4lbではないものもある。』が正解になります。 まず大前提としてこの話は、ナイロンラインやフロロラインでの話です。メーカーさんの努力のおかげで1号の太さで4lb以上の強度を持つものがたくさん出回るようになりました。 よって、『4lbのものもあれば、4lbではないものもある。』という言い方になりました。 最後になりますが、すべてのラインにおいて1号=4lbではありませんが、おおよその話で1号=4lbで覚えておいて問題ないと思います。もし商品を購入する際に、1号で4lb以上であれば、そのラインは強いなと思えばいいし、1号で3lbしかない場合は他に素晴らしいメリットがあるはずです。(たぶん) ラインを買う際に、少し知識を知っておくと自分の好きなラインに巡り合う可能性があがると思いますよ。 ちなみに、余談ですがPEラインに至っては全くイコールになりません。 もちろん製品によりますが6号で100lb近くあります。1号4lb計算だと、6号は24lbのはずですよね。PEラインの強度って本当にすごいと思います。 #{snippet[3]}

30cmだけ知っておけばいい!釣りの基礎知識〜長さの単位〜
30cmだけ知っておけばいい!釣りの基礎知識〜長さの単位〜
2020年05月01日 更新 釣りの基本

こんにちわ、ANGLERS藤井です。釣りに使われている長さの単位はたくさんあります。今回はその『長さ』の話。知らない人は、1つおぼえておくだけでかなり重宝すると思います。 ちなみに今回は、≒(ニアリーイコール)を使っている場所があります。正確には違うのですが、大体合っていると意味で解釈いただければと思います。誤解を招かないようにこのように書きましたが、今回の内容をおぼえておけば問題なく使えると思いますので安心してください。 もくじ 単位は大きく3つある バサーはftとinchは常識 おぼえてほしいのは30cm 他にもこんなものがある 単位は大きく3つある 釣りには、よく使われている単位が『ft(フィート)』『m(メートル)』『尺(しゃく)』と3つあります。 ちなみにinch(インチ)も使いますが、そちらはft(フィート)と一緒にサラッと説明します。 ft(フィート) 前回の重さで説明したoz(オンス)同様、バスフィッシングをメインにやられている方は最もなじみのある単位ではないでしょうか。バスフィッシングにおいては、ロッドのスペックなどでft(フィート)をよく目にしますね。 ちなみに1ft(フィート)は約30cm(正確には30.4cm)。だいたい30cmとおぼえていれば問題ないと思います。 m(メートル) みなさんご存知、m(メートル)。実際は、接頭語をつけて『cm(センチメートル)』か『mm(ミリメートル)』の記載が多いです。 魚のサイズは、cm(センチメートル)で言うことが多いですね。これが日本では最も標準的ですよね。 尺(しゃく) 日本独自の単位です。1尺は約30cm(正確には30.3cm)。よく特定の魚種に対して、使うことが多いです。 あれ、1ft(フィート)とそんなに変わらないじゃんって思った方、はいそうです。なので今回30cm≒1ft≒1尺と説明しています。 バサーはftとinchは常識 oz(オンス)同様に、バスフィッシングがアメリカ発祥のスポーツだからでしょう。バス釣りをしている人にとっては、ft(フィート)とinch(インチ)を聞き慣れた言葉かと思います。(※以下フィート、インチ) メーカーにもよりますが、バスロッドのほとんどがこの表記です。スペック表記の製品名に611とか74とかの数字を見ますよね。ものによりますが、長さを製品名にしているものが多いんです。742MFSとか、2610L-Sとかね。 ちなみに1インチは約2.5cm、つまり、1フィート(30cm)=12インチ(30cm)です。だから12インチという記載はないと思います。それは1フィートのことですから。その結果、表記されている最大のインチ数は11インチまでになります。 インチは特にバス用のワームのサイズなどに使われていますよね。4.8インチとか6.8インチ、下の画像の8インチとかね。 おぼえてほしいのは30cm 今回、たくさんの単位が出てますが、なにもかもおぼえる必要はありません。なんとなく、1ftも1尺も大体30cmなんだなで大丈夫です。 そこだけ知っておけば、あとは頭の中で変換できるようになります。 それでも重さのときと違い、釣りの長さの単位ってやはりセンチメートルかミリメートルが強いですよね。ジョイクロ(ガンクラフトさんのルアー)だって148や178ってのはミリメートルだし、スライドスイマー250(depsさんのルアー、通称250)も250(mm)って言っているしね。 それでも一部の長さにおいては、まだフィートやインチ、尺が強く残っているので知っておいたほうが無難ですよ。 他にもこんなものがある 釣りって本当に単位が多いですよね。まだまだこういうのもあります。 下記にあるものは、『こんな表現方法もあるんだ』程度に知っておいてくれればいいですよ。 泣き尺(なきじゃく) 尺に届かなかったサイズです。数値にすると28〜29cmでしょうか。また人によっては、30cmちょうども泣き尺と言います。 尺は正確には30.3cm程度なので30cmちょうどは尺ではないんでしょう。うーん厳しい世界。 これはアマゴやヤマメなどの特にネイティブトラウト系の人達に言っていることが多い気がします。 泣き尺のアマゴと尺のアマゴだと天地の差があるかとおもいきや、僕はそんなに差がないような。それならば、バスの60upと59.8cmの方が圧倒的な差がある気がします。(僕のバスの最高記録が59.8cmなんです。60釣ったことない。) 尋(ひろ) この機会にしっかり調べたら、特定の数値【1尋=5尺】っていう定義があるんですね。知らなかった。 僕は、1尋は手を横に広げたときの長さだと思っていて、毎回『人によって違うじゃん!』って思っていました。 なのでこんなことも起こります。 僕『ラインのリーダー何尋とる?』 友人『2尋とるよー』 僕『ありがとう(3.4mぐらいか)』 友人(3.9mぐらいだな) 上記は50cmも違うことになります。そりゃ身長によって変わるのだから当たり前。結構曖昧なことやってたんですね。 こんな感じで釣りにおける長さの単位は、数多くあります。 メートルが1番使用されているかとは思いますが、フィートやインチ、尺なんかは釣り人同士の会話によく出てきます。 まずは自分のよく使う単位を決めて、おぼえていく方がわかりやすいかなと思います。まぁ1番わかりやすいのはやはりメートルなんですけどね! #{snippet[3]}

1つおぼえれば実は簡単!釣りの基礎知識〜重さの単位〜
1つおぼえれば実は簡単!釣りの基礎知識〜重さの単位〜
2020年05月01日 更新 釣りの基本

こんにちわ、ANGLERS藤井です。今回は初歩的な話なんですが、重さの単位の話です。初めはなんで言い方が複数あんねん!って思った方も少なくないはず。 釣りのジャンルによって、メインとなる単位がちがう、重さの話を簡単に説明します。 もくじ 単位は大きく3つある バスフィッシングをしている人はoz(オンス) どれか1つをおぼえましょう おぼえておいて損はなし 単位は大きく3つある 今回は最も使う『oz(オンス)』『g(グラム)』『号(ごう)』について説明します。 ちなみにこの『号』についてはエギングに使うエギの号数ではなく、重さの話です。エギの号数についてはまた今度説明しますので、今回はおもりの重さとして考えてください。 oz(オンス) バスフィッシングをメインにやられている方は最もなじみのある単位ではないでしょうか。バスフィッシングではこの単位が基本になります。 一般の方がなじみのあるg(グラム)換算で話すと、1oz=28gになります。今日はこれだけおぼえてください。 1/4oz 1/2oz 1oz 2oz 7g 14g 28g 56g g(グラム) 日本人には最もなじみのある単位ですよね。釣りにおいても使うことが多いです。 オフショアのキャスティングゲームやジギングでは、gがメインです。バス以外のたくさんのルアーロッドのスペック表記には、主にgを使っています。 号(ごう) 日本独自の単位です。餌釣りなどに使う仕掛けの重さはこの単位を使うことが多いです。これだけは覚えてほしいのが、今回話している『号』は、あくまでも重さの単位に使っている号です。糸の太さも『号』、エギも『号』で表すので、今回はおもりの重さの話の『号』だと認識してください。 バスフィッシングをしている人はoz(オンス) バスフィッシングがアメリカ発祥のスポーツだからでしょう。oz(オンス)をメインで使用します。(※以下オンス) おかげさまで、バスルアーのほとんどがオンス表記です。基本バスロッドのスペックもオンス表記ですが、もしロッドのスペックがルアー重量10g〜21gと書かれていたら、オンス換算する必要があります。 まぁこのマガジンを読んだ方は1オンスは28グラムだということだけは、おぼえてください。 これだけおぼえればあとは簡単です。2oz=56gで、1/2oz=14g、1/4oz=7gとなります。おお簡単だ! と思ったら、オンスには、1/8ozとか1/16oz、3/16ozとかよく目にします。うん、ややこしい。 バスフィッシングをする人は簡単ですが、しない釣り人からすると本当にややこしいと思う。釣りに使うすべての道具をグラムかオンスのどちらかで統一してほしいと切に願います。 それでもやはり、色んなメーカーで使用している重さの単位は違うので、どうしてもおぼえる必要があるんです。 ちなみにこの写真、印字されているのはグラム数ですが、どちらもオンスを意識した数字。やはりオンスはおぼえたほうがよさそうですね。 どれか1つをおぼえましょう 初めはどれか1つだけに絞って、慣れていけばいいと思います。バスならオンスになると思いますし、ジギングならグラムがメインでしょう。カワハギや甘鯛などの仕掛けなら号数で表示すると思います。 どれか1つに慣れておけば、あとは頭の中で変換できるようになります。 僕はバスフィッシングから初めているので基準となる単位はすべてオンスです。オフショアで100gグラム弱のルアーの場合、3と1/2オンスと変換している自分がいます。(変換する意味ないのにね) 慣れてしまえば億劫でもないのですが、どうしても釣りの中で単位が何種類もあるのは、ちょっと面倒だなって思ってしまう人は少なくないのではないでしょうか。 ただ、おぼえておいた方がいい理由があります。下記の写真を見てください。おもりに印字されている数字は左のほうが小さいですが、左の方が重いです。 これは右のおもりはグラムで印字されているのに対して、左のおもりは号数で印字されています。持った感じでかなり違うので間違うことはないかと思いますが、グラムだと勘違いしてロッドのキャパを超える重さのものを投げて折れる可能性もあります。 号数を知っているだけで、これはグラムではなく号数で表示されてるんだと気づくことができるはずです。 1ozは28gのこと はい、しつこいですね。だが、今回このマガジンを読んでくれた人は1オンス=28グラムを忘れないと思います。 それだけおぼえてくれれば僕の役割は全うされました。 ルアーフィッシングしているとあまり見る機会が少ないとは思いますが、余裕のある人は1号=3.75グラムもおぼえてもらえると助かります。 ちなみに次回は、『長さの単位』の話をします。こっちのほうが厄介で、『cm』以外に、『尺』だったり『ft(フィート)』だったり『inch(インチ)』だったりともう初見だと何がなんだか。 重さも長さも、自分の中で基準となるものだけおぼえてもらってあとは、うるおぼえで構いません。 そう、1oz(オンス)が28g(グラム)なんですよ! #{snippet[3]}