藤井の戯言についての釣りに関する記事を公開中!

新着の記事

僕が普段利用している釣具店一覧を勝手に公開!もし、近くにあれば利用してみてほしい。(量販店編)
僕が普段利用している釣具店一覧を勝手に公開!もし、近くにあれば利用してみてほしい。(量販店編)
2020年09月09日 公開 藤井の戯言

普段から色々な場所で釣りをしているので、全国の釣具店をまわることが多いです。その結果、これだけたくさんの釣具屋のポイントカードを所有していました。 今回は、僕がポイントカード持っている店舗を紹介しようと思います。利用しているすべての釣具店にポイントカードがあるわけではありませんので、紹介するのは一部だけとなりますかね。 全国的な有名店もあれば、地域密着型の店舗もあります。それぞれに力を入れている部分が違うので、参考にしてください。 もくじ プロショップは除外 利用している店舗一覧 ポイントカードじゃなくアプリ 次回はプロショップ プロショップは除外 今回紹介する店舗は、釣具の量販店をイメージしてください。個人でやっている店や、特別なジャンルに特化している店などは紹介しません。これはまたの機会に。 実際のところ、僕は量販店以上にかなりプロショップにお世話になっております。特にオフショア関係や渓流関係は、釣りの中でもニッチなジャンル。そんなニッチな商品は、量販店では手に入りにくいんですよね。 釣具の量販店とプロショップの使い分けをしたくなくても、してしまう。同じ釣具店でも大きく需要が違うのだと思います。まぁ、プロショップはまた今度ということで。 利用している店舗一覧 近場なら車で行けるので、少し立地が悪くても問題ないのですが、改めてポイントカードを見ると地方の釣具屋は、駅が近くじゃないと行けてないね。 今回紹介する中に、関西で大手のフィッシングマックスさんやアングラーズさん、東海地方がメインのフィッシング遊さん、主に中国地方で大手のかめや釣具さん、上越地方で有名なフィッシャーズさんなどは何度も利用しているのに、なぜかポイントカードを持っていませんでした。ただ、もしかしたらそもそもポイントカードがないところもあるのかもしれません。 つり具のブンブン 関西メインの釣具屋さんです。ブラックバスのコーナーだけを見ると『つり具のブンブン大津店』が日本一の売り場面積(商品在庫数)があるのではないでしょうか。バスフィッシングメインの方は琵琶湖に行ったら是非大津店に行ってほしい!僕が普段使っているのは関東の店舗ですが、ここ何年かで関東にも複数出店されていますね。また、昨年末から大阪駅の駅前に『つり具のブンブンLINKS UMEDA店』をオープンしています。まさかのヨドバシカメラの中にありますので、近くまで行ったら是非行ってみてください。コロナ前に何度か行きましたが、キレイな店内で品数もかなり多いですよ。 釣具のイシグロ 静岡、愛知をメインに主に東海地方にあります。アングラーズももちろんイベントを何度もやらせてもらってます。 個人的なことを言うと、何名かの店長さんとは個人的に仲良くさせていただいておりますし、何よりも釣具の修理をしてもらえるのが大変ありがたい。 マガジンでも紹介させていただいておりますが、僕の扱い方が良くないのかロッドのガイドリングがなくなることが稀にあります。普段ならメーカーさんに出すのですが、イシグロに出したほうが早くて安かったりします。もちろんスレッドの色が若干違う可能性もあるんですが、僕は今までに3本修理に出してます。そのどれもが、全く同じだと言い切っていいレベルに仕上がっています。時間が経ってから確認すると、どのガイドを修理したのかわかりません。 店舗によっては修理をしていないところもありますが、イシグロが近くにある方は絶対に常連になっておくことをオススメします。修理が早くて丁寧、且つ安いのは本当に助かります。 釣りのポイント ポイントさんの正式名称って他の釣具店と違って【"釣り"のポイント】なんですね。"釣具"ではなく。パッとみて釣りにおける『ポイント』と思ってしまったので、それも狙いなのかなと思ってしまいました。 ポイントさんは九州をメインとされている量販店で、タカミヤという釣具の卸売の会社さんが運営されていると思います。 九州だけでなく神奈川県にもたくさんの店舗があり、僕も多くの店舗を利用させていただいております。店舗によってお店の大きさが違いますが、プライベートブランドもあり釣具の品揃えが関東の他の量販店と少し違うのも魅力的です。 釣具のキャスティング 業界最大手かもしれません。売上等を確認しようと思ったんですが、株主のグローブライド(DAIWA)と一緒になっているせいか具体的な金額が出てこなかったので、キャスティング単体の業績がわかりませんでした。 キャスティングさんは都内に店舗が多いですが、北は岩手、南は鹿児島まで店舗があります。(ただ、その間の県にはあまり店舗はありません) 実際に、僕もたくさんの店舗を利用させてもらっていますが、アプリが会員証になっていることやとてつもなく品揃えの良い店舗があることが素晴らしいと思います。 代表的な店舗で言うと『キャスティング八王子店』はトラウトコーナーが特に充実しています。エリアトラウトの商品も多いですが、ネイティブトラウトの商品が他の店舗に比べ圧倒的に多い。ネイティブトラウトの専門家である小林さんもいらっしゃいますし、かなりお世話になっております。 また『キャスティング南柏店』の中古コーナーには、ABUのアンバサダーの量が半端ではない量あります。雷魚コーナーの商品数もありえない量あります。ニッチなジャンルをお求めの方は、店舗ごとに色のあるキャスティング店舗に行ってみるべきですよ。 フィッシング相模屋 店舗の大きさからしてもそこまで大きくないので商品数はそこまでありません。ただ、他の釣具店に比べて圧倒的に安いと思っています。 もちろん値段も安いのですが、それよりも魅力的なのがポイントです。比較的10倍ポイントの日が多いので、気づけば5,000Pほど付いていることがあります。 立地はそれほど良いとは言えませんが、普段使いで利用させてもらってます。 つり具の上州屋 僕が釣りを初めた30年前は、釣具店と言えば上州屋でした。(あとは、少し前に潰れてしまったマンボウという釣具屋でした)今はさすがに昔ほどの勢いはありませんが、24時間やっている店舗があることや少し変わった商品があること、また僕の周りでは立地がいい場所に多いので利用しています。 あと、これは気の所為かもしれませんが、上州屋って他のお店より新製品が早く入りません?本当に1日〜2日の差ですが、そんな気がします。また商品の入荷量も多いので、近くに寄ったらなにか入ってないかなと確認することが習慣になっていますね。今回、上記画像の『釣具のジャイアント』は、上州屋系列だと思われるので割愛しました。 タックルベリー 今回紹介している釣具店の中で、タックルベリーが一番店舗数が多いと思います。また日本全国にあるので、誰でも知っているんではないでしょうか。 タックルベリーについては説明はいらないとおもいますが、なんと言っても掘り出し物があることです。タックルベリーはマジで宝箱だと思っています。過去に何度かあったのですが、未使用のカーペンター『隼』と『舞姫』が4つあったり、アングロのロッドが普通に売ってたりしたことがあります。 遠征で地方に行ったら、とりあえずタックルベリーに行くことが多いですね。だってあり得ないものがあり得ない価格で売ってたりするんですよ。 フィッシングエイト(1BANエイトグループ) 大阪出張に行ったら必ず行く!梅田1BANは僕が学生時代からお世話になっている店舗です。 あの立地は本当に最高だと思います。大阪に出張や用事があった釣り人は、用事が終わったら100%梅田1BANにいくんじゃない? 1BANの魅力は立地だけでなく、プロショップみたいなところにもあります。他の釣具店では取り扱いのないような商品も置いてあるし、限定カラーも多いんです! 欠点は、梅田1BANは店舗が狭いこと(仕方ないですけど)ですかね。あとは、15年以上前から思ってたのですが、イチバンなのにエイトと言うのが少しわかりづらく、1なのか8なのかどっちが正しいのかたまにわからなくなります。(悪口ではありません、愛ですw) フィッシングハヤシ 高知に行ったら是非行きましょう。 確かアジングで有名な『TICT』と会社が同じだった気がします。 人生で5回高知に釣りに行ってますが、必ず寄ります。店舗としてはそこまで大きくありませんが、地方にしか買えない商品があったり、アカメの情報を聞くにはもってこいだと思います。 また僕は、ハヤシと同じくらいつりぐの岡林も利用しています。ただ、岡林はポイントカードがない(僕が作っていないだけかも)ため今回は紹介できていません。 ポイントカードじゃなくアプリ 上記で紹介したカードは実際にすべて使っているわけではなく、『キャスティング』や『ブンブン』なんかはカードは持参せずにアプリを利用しています。 アプリは便利ですよ。カードを持たなくてもいいし、特に地方に遠征するときにわざわざカードを持つ手間が省けますからね。 タックルベリーもアプリがあるんですが、アプリとカードを連携するときに、メーラーが立ち上がるようになっています。普段からスマートフォンにデフォルトのメーラー(iPhoneならメールアプリ)が入っていない僕は、連携するだけのためにメールアプリをダウンロードしないといけないため、面倒でやっていません。 もし、タックルベリーの人がコレを見てたら、是非スムーズな認証方法を検討してください。一消費者の意見でした。 次回はプロショップ もし、地方密着型の店舗でオススメがあれば教えて下さい。その店舗に行くために遠征はしないかもしれませんが、近くまで行けば必ずその釣具屋に寄ります。 釣り遠征は、釣具店巡りできることも楽しみのひとつ。特に地域密着の店舗はあまり見ない釣具が売っているのでワクワクしますよね。 とりあえず今回はここまでです。次回は僕が利用しているプロショップを紹介します。 #{snippet[3]}

こんなカラーを初めて見た!!発想の転換?外に塗る必要ないんだ。
こんなカラーを初めて見た!!発想の転換?外に塗る必要ないんだ。
2020年09月08日 公開 藤井の戯言

以前フラッと釣具屋に行ったところ、とあるメーカーの新製品が発売されていました。カラーは20種類ぐらいありましたが、そのうち好きなカラーを2つ買いました。 家に帰ってふと机の上を見たら、なんとさっき買ったルアーが2つ置いてあるじゃないですか。カラーも全く同じのものが。 そう、実は2日前にすでに違う店で買っていたのです。僕は買ったことを忘れていました。2日前の出来事を。買ったことを忘れているのも重症ですが、それよりもなによりも無意識に同じカラーを2回も選んでいる点がやばい。20種類あるうち2つを選んだ。そのカラーがどちらも被っていた。そんなことあります? もくじ 不思議なカラーを発見した タイニーマサムネのとあるカラー 抱卵をイメージしている 今後も変わったカラーを販売してほしい 不思議なカラーを発見した 先程の前置きは、僕が以前に何度かやった事実です。 僕はカラーに結構重点を置いていて、興味のないルアーでもカラーがキレイだと買ってしまうことがよくあります。 ルアーってキレイじゃないですか。使う使わない関係なく買っちゃうんですよね。ある意味病気ですが、ある意味釣り人の最終形態と呼んでもおかしくありません(おかしいけど) 人並み程度にしかルアーを見ていない僕ですが、少し変わったルアーカラーを発見してしまったので紹介します。どうなっているのかがわからなかったので、実際にメーカーさんに電話して聞いてみました。 タイニーマサムネのとあるカラー そのカラーはカエスの名作、『タイニーマサムネ』のとあるカラーです。通常カラーではなく限定カラーなので少し手に入れるのが難しいですが、このカラーは少し他と違います。 ルアーのカラー塗布って普通は、最後に行うと思うんです。例えば、インジェクション(プラ製)のルアーなら下の画像のように右側と左側をまず作成します。その2つをラトルやおもりを入れてくっつけますよね。 ※カエスホームページより参照 くっつけたら、あとは色を塗って完成みたいな。塗装や塗布って、くっつけた後に最後に行うものだと思ってたんですね。でも今回紹介するカラーは、2つのパーツをくっつける前にすでに内側に塗っているんですよ。 抱卵をイメージしている この腹側のカラーわかります?少しぼやけているように見えませんか? これ、外側に白く塗っているんではなく、内側に白で塗っているらしいんです。内側に白に近いカラーを塗布しているため、こんな感じに少しぼやけて見えるんです。膨張しているように見えるので、まるで抱卵しているかのように見えるんです。 このルアーを見たときに、これはどうやって塗っているのかが不思議でした。こういう塗料があるのかな。このカラーだけパーツを追加しているのかな。初めはそんな風に思いました。 今後も変わったカラーを販売してほしい カエスさん結構面白いことにたくさんチャレンジしていますよね。 クナイだって普通の鉄板系とは違いますし、もうすぐ発売されると思う【キリカケ】だって普通のストレートワームではありません。 僕は変わった形のルアーも好きですが、こういった変わったカラーも大好きです。定番カラーもいいですが、奇抜なカラーのルアーも今後は沢山のメーカーから出てくれることを期待しています。まぁあまりにも奇抜すぎると売れないかもしれないんですがね。 ※カエスホームページより参照 #{snippet[3]}

餌釣り舐めてると痛い目にあうよ。餌釣りしたら何も釣れなかったよ。
餌釣り舐めてると痛い目にあうよ。餌釣りしたら何も釣れなかったよ。
2020年09月03日 公開 藤井の戯言

ルアーの方が難しいって!餌釣りは餌使っているんだから釣れるのは当たり前だよ。 とか思っている人いませんか?心のどこかでルアーより餌の方が簡単だよとか思っている人いませんか? 今回、久々の『藤井の戯言』では、そんなことねーよ!って自分に言いたい事が起きましたので報告します。 もくじ コトの発端は初心者との釣行 及第点は何かが釣れること サバはいるけど 普段ルアーしかやらない 新しい発見があるかも コトの発端は初心者との釣行 今のアングラーズのオフィスは色んな企業の入っているシェアオフィスです。沢山の企業が入ってますので、沢山の人と知り合うことができます。 そりゃあ、アングラーズみたいな釣りを事業のメインにしている企業って珍しいでしょう。しかも釣りの企業なのに釣具を売っていないとか、知らない人が聞いたらこれほど怪しい会社はありませんね。 そんなこんなで、興味を持ってくださる人達が多く、『今までに釣りを一度もしたことない人達と、ボートで海に釣りに行くことにしました。』 釣りについて右も左もわからない人達。一番厄介なのは、釣りの感覚や言葉が通じない。 タナ(わかりません)、 ルアーの種類(知りません)、ルアーを投げたことがありません。ただ、救いなのは、みんな魚を触ることはできる。また自らルアーや仕掛けを買ってきてくれること。 お金に極端な制限があると、そもそも釣具を買えないので困りましたが、ある程度は払えるのでそのあたりは問題なし。また、なんだかんだルアーを投げてみたらしっかりと飛ぶので問題なしでした。 及第点は何かが釣れること 今回の釣行における最低限の目標は『何かが釣れればいいや』です。何でもいいんです。何かが釣れれば。 僕は相模湾に毎週のようにボートを浮かべているので、この時期簡単に釣れるのはサバとシイラだろう。またやつらならどこにいるかわかるし、簡単だろうと思っていたんです。実際にサバなら餌でも比較的簡単に釣れるし、メインはサバだな程度に考えていました。 その際に、万が一ルアーが思ったより飛ばない場合のことを考えて餌の仕掛けも買ってもらい、餌とルアーの二刀流で行ってもらうことにしました。 まず、そもそもこの考えが甘い。ルアーで釣れないのに、なぜ餌なら誰でも釣れると思っているのか。ここから考えがおかしいんですよね。過去に餌を極めた人であれば、都合がわかるかと思いますがそもそも餌釣りの経験がそこまでないんですよ。それなのに餌=簡単とかどういう発想なのか、過去の自分に聞きたいですよね。根拠まったくないけど、とりあえずタナだけ合わせてオキアミでもカゴに入れて沈めれば、サバは簡単に釣れるだろうと思っていました。 サバはいるけど 当日、とりあえず全員揃ったので出船します。まずは相模湾にいくつかあるパヤオのうち1号に向けて移動します。 パヤオに行く途中にいくつかサバのポイントがあるので、魚探をみながらサバの群れを探します。そしたら結構近い場所で案の定いるわけです。表層にも中層にも。サバ。サバ。サバ。 その際に初心者全員しっかりとルアーを投げることが出来たので、ルアーでサバを何匹が釣ることができました。開始1時間ほどで及第点はクリアしたんですよね。やったね! ただね、、、問題は次で。とあるメンバーから、餌を使ってみたいと言われたんで餌の仕掛けに変更して釣り始めたんですけどね。サバは居ますが、餌では釣れんのです。当たりも何もないんです。 その間にルアーを投げている人は、表層でも水深30mでもしっかりサバは釣れるんです。魚探に写っている魚群も、自らジグをいれてサバの群れだと確認しています。 なぜか餌には釣れないんですよ。あれ、餌釣りって簡単に釣れるのではなかったっけ? この写真は当日釣れたサバの写真。横向きで見にくいけど、このサイズのサバはルアーなら簡単に釣れました。 普段ルアーしかやらない 僕が餌釣りをするときは、12月にカワハギをやるときぐらい。そのカワハギさえもアサリで釣れ過ぎたり、逆に釣れなかったりするとワームでやったりします。 すべての餌釣りがサバの餌釣りと同じぐらいものとは全く思っていませんが、サバって餌で簡単に釣れる魚じゃなかったでしたっけ?なんなら、サビキ付けたら餌いらずに5連とかで釣れる魚の筆頭ではありませんでしたっけ? 今回の釣行は不思議と餌では何も釣れませんでした。そう、何もです。 タナは合ってます。もちろん、餌もいれました。何がダメなんだろう。普段から、どんな釣りもルアーでアプローチしていたので餌だと何がダメなのかがわかりません。いづれにせよ、餌釣りマジ難しい!! 新しい発見があるかも 今回みたいに、サバが表層で泳いでいる場合はルアーに分があるかと思います。また、それ以外でもルアーに分があることはあるでしょう。 ただ、同じ様に餌釣りに分があることも多々あります。例えば、同じターゲットを狙う乗り合い船でみよしから3名はルアー、残りは餌釣りで狙う船ってよくありますよね。そんなとき、餌だけ爆釣してルアーは貧相な釣果なんてこともよく聞きます。タチウオ船とか特に。 もちろんタイミング次第で逆の結果になることもありますので、どちらがいいとかないんです。自分の好きな方をやればいいんです。ただ、ここまで全く何も釣れないなんて思ってなかったものですから、如何に自分が餌釣りを舐めてたのか思い知りました。餌は餌のアプローチ方法が違う。考え方も違う。同じターゲットを狙うのにこうも違うのかを思い知らされました。アングラーズを使っている人の多くはルアーフィッシングの人かと思います。同じターゲットでも、一度餌釣りで狙ってみるのも面白いかもしれませんよ。今まで見てきたものではない違う側面が見えてきます。もっと引き出しが増えるんじゃないかな。 どちらにせよ、今回の釣行で特に餌の深さを知りました。ああ、まじで思い知った。餌釣りマジで奥が深い。僕はまだまだわからないことばっかりです。 でもそもそも、なんでサバ釣れなかったのかなー。サバって餌嫌いなのかな。これもまた殺気の話になるのかなぁ。 #{snippet[3]}

色や体型が四季によって変わる魚達。魚を通じて四季を知る。
色や体型が四季によって変わる魚達。魚を通じて四季を知る。
2020年08月28日 公開 藤井の戯言

トップ画像の写真はANGLERSユーザーの『sk2』さんの屈斜路湖の釣果になります。 題名がすごく硬そうな感じがしますが、ゆるく言うと『季節によって魚って見た目が変わるよねー』です。 僕は時期によって狙う魚が大きく変わりまして、それは魚の旬というよりも魚の美しさに応じて変えています。季節によって見た目が大きく変わる魚を紹介することで、四季を感じ取ってください。 もくじ カワムツの美しさ 代表格はトラウト類 ちょっと趣旨とズレるけど 魚から四季を感じよう カワムツの美しさ こちらの写真をご覧ください。 あぁ、なんて美しい。どちらも、カワムツの婚姻色が出ています。 こんなカワムツが見れるのはだいたい6月〜8月です。今回、実際にこのカワムツと出会ったのも7月の終わりでした。 僕は小学生のとき、愛知県の矢作川という川が遊び場でした。幼少期に初めてカワムツに出会い、特にオスの婚姻色の綺麗さにびっくりした記憶があります。 今でもカワムツの婚姻色を見ると夏が来たと感じるぐらい印象のある魚で、よく言われている夏を告げる魚、例えばシイラなんかより僕にとってはよっぽど夏を告げる魚です。 このように常に周りにいる魚でも、季節に応じて体色や見た目を変える魚は日本にはたくさんいます。 代表格はトラウト類 季節に応じて変わる魚の代表はトラウトと呼ばれるマス類ではないでしょうか。 自然界におけるトラウトのオスは、命果てる前に大変キレイになります。こんな事言うと失礼かもしれませんが、まるで人間とは真逆。。。。 この写真の魚もそうです。アマゴのオスですが、俗に言うサビがでて顔つきも厳つい表情になってきています。さすがに、トップ画像のヒメマスのインパクトには負けますけど、このアマゴも相当キレイですよね。 アマゴは基本3年で寿命を全うすると言われています。また産卵は10月以降の寒くなってきたタイミングで行います。産卵を終えるとそのまま命を絶やすものもいれば、極たまに生き残って4年目に突入する個体もいます。 どちらにせよ、産卵を意識するとそれに伴った体色や体型に変化します。これって自然の不思議ですよね。大変キレイで本当に興味深い。 そもそもアマゴは、産卵関係なく体色の変わる魚です。そう、自然界の競争に負けたらパーマークが消えて銀化し海に降ります。これだって冷静に考えると不思議な行動です。意識したら身体が変わるんですよ。すごいシステムですよね。 ※金楽勺さんの長良川でのサツキマス これがサツキマス、自然界の競争に負けたアマゴの降海型です。上の2種類の魚が同じ魚とは到底思えません。 ちょっと趣旨とズレるけど 今回の話と少しズレますが、こちらのカツオという魚は釣った直後と死んだ後で体色が変化します。 これが釣った直後です。 釣った直後はまだ縞模様が横縞です。で、これが死んだ後どうなるか。 あら不思議、縦縞に変わりました。これって何が関係してこうなるのか。興奮したら模様が変わるのはなんの為なのか。これも大変不思議な話で理由もメカニズムもわかりません。 ちなみに、いろんなところで散々言われている話なので割愛しようかと思いましたが『縦縞と横縞が逆じゃないか』と言われそうなので説明します。 僕も詳しいことはわかりませんが、魚の頭を人間のように上にしたときに縞模様が縦なのか横なのか決めるらしいんです。つまりは、横向きにしたときに縦に見えたら横縞で、横に見えたら縦縞と表現するらしいですよ。あぁ、ややこしや。 魚から四季を感じよう 2020年の夏も終わりかけています。この夏は特殊な夏だったので満足に魚釣りができていないかもしれません。ただ、日本人という場所に住んでいるみなさんは大変幸せだと思います。なぜなら魚を通じて四季を知ることができるから。 僕の中では、多くの魚が生涯で最大のイベント『産卵』に勤しむ季節の夏から秋にかけては大変貴重な時期です。 矛盾していますが、そんな時期はなるべく邪魔しないように釣らせてもらいましょう。きっとあなたが今まで知らなかった季節の感じ方ができると思います。 また今までに釣ってきたその魚をもっと愛してあげてください。今まで釣ってきた魚の色んな表情に触れることでもっとその魚を好きになると思いますよ。 #{snippet[3]}

スマホのカメラ機能を駆使したらすごくいい写真が撮れるようになります!実はすごい機能がたくさんあるんです。
スマホのカメラ機能を駆使したらすごくいい写真が撮れるようになります!実はすごい機能がたくさんあるんです。
2020年08月24日 更新 藤井の戯言

釣った魚をキレイに撮りたいと思うのは釣り人なら誰しもが考えていると思います。せっかく釣れた魚ですから、キレイに大きく撮りたい! 釣り人の中には一眼レフを使ってキレイに撮る方も少なからずいらっしゃいますが、現場に持っていくのはなかなか厳しいのが現実です。 そこでスマホだけで少しでもキレイに撮る方法を説明します。少しでも役に立てば幸いです。 もくじ 素人のスマホレベルの話 撮影する工夫 キレイに撮るためのiPhoneの機能 一眼レフには勝てない 素人のスマホレベルの話 僕はプロのカメラマンでもなければカメラについても全くの無知です。知っているのは、シャッター速度やISOぐらいで、他のことはまっーーーーたくわかりません。つまり、素人が教える程度のことなので、本気でキレイに撮りたい場合はしっかり勉強してくださいね! また、今回はiPhone(使用しているのはiPhone11)の機能をメインに話しをしますのでご了承ください。ただ、他のスマートフォンでも同じもしくはそれ以上の機能があると思いますので、読み終わったあとに自身のスマホのスペックを確認してみてください。おそらくですが、今回使う機能はiPhone7以降であれば使えるのではないでしょうか。 あとはわかりやすいように、メインはトラウトの写真で説明します。せっかく説明するなら映える方が良いと思いまして、一番映えるのはそりゃトラウトでしょう! ちなみにトップ画像の元画像は、この画像です。これはiPhoneの標準カメラにある『ポートレイト』の『ステージ照明』を利用しています。ただこれはもう加工になりますかね。 撮影する工夫 まずはスマホの機能関係なく、キレイな写真を撮るために普段僕が心がけている点を書きたいと思います。 日光の向きに気をつける 実はこれが一番重要だと思います。魚にしっかりと日光を当てているのか。 影になっているといい魚も台無しです。また光が半分当たっているとか、本当に最悪だと思います。初めはしっかりと日が当たるように撮影しましょう。慣れてきたら、半分影にするとかも良いのかも知れませんけどね。 魚のキレイな面を見つける 日本人にとっては見やすいのは左頭にすることです。魚を見るときに日本人は右頭より左頭の方の方が違和感が少なくなります。 つまり、写真を撮るときも左頭にすることが前提なのですが、ただ魚の顔(身体も含め)はカッコいい向きがあるんです。僕は、できれば左頭を基本として撮影するのですが必ず反対側の顔もみます。両方の顔を見て、その魚にとってキレイな方で撮影するようにしています。魚だってキレイな方で撮影されたいと思っているハズw 下から撮る 魚を大きく見せたい場合は、下から撮ってみると大きく見えます。 例えば、1枚目の写真と2枚目の写真は同じタイミングって撮ったイソンボですが、下から撮るだけでかなり違って見えます。また、できれば魚を前に出してみましょう。持っている人と魚の間に距離をつけるともっと大きく見えると思います。 下から角度をつけて撮影した場合はこんな感じになる。 あまり見ない角度から撮る 普段見ないような位置から撮影すると特徴的な写真を撮影することができます。 このカサゴもこの位置からはあまり見ないと思います。愛着のあるかわいい写真が撮れました。 キレイに撮るためのiPhoneの機能 ポートレイトを使う 被写体の後ろの背景がぼやけたような写真を撮ることができます。実際にやってみたのがこれです。 ポートレイトを使うと奥行きが出来ます。より趣のある写真になると思います。例えば、ポートレイトがあるかないかを比較するためにこんな写真を撮ってみました。ポートレイトをつけるとこれだけ変わります。 ポートレイトを付けると背景がぼやけた写真になります。 自然な彩度をつける 撮影時でなくても、あとからキレイにすることができます。撮影した写真から編集を押すと色々加工ができます。今回は彩度を変更してみました。 撮影したときは良くても、あとから見直したら暗かったことってありませんか。そんなときは彩度やコントラストを変更してみましょう。これは加工の域かもしれませんが、変更することでよりキレイになるかもしれません。 一眼レフには勝てない スマホの機能ではどう頑張っても一眼レフには勝てません。本当にキレイな写真を撮りたければカメラを別に持参しましょう。 ただ、スマホだけなんとかしたい方は色々と機能を触ってみると良いかと思います。実は知らないだけでもっとキレイに撮る方法があるはずです。 どれだけ頑張っても一眼レフには勝てませんが、それに近いものは撮れるかもしれませんよ。最後になりますが、以下はiPhoneで撮影した風景です。これでもなかなかキレイだと思います。 #{snippet[3]}

この岩は踏んではいけません。踏むとどうなるかわかりません。
この岩は踏んではいけません。踏むとどうなるかわかりません。
2020年08月18日 更新 藤井の戯言

みなさんこんにちわ。ハタゲームとビッグゲームとネイティブトラウトをこよなく愛する藤井です。 夏真っ盛りで気温も体温を超えている2020年、夏。釣りに行く際はしっかりと水分補給などの熱中症対策を行って、でかけてくださいね。 本日は、少しでも涼しくなるように釣りに関わる少し不思議な話をします。そこまで怖くないです(というか全く怖さはありません。)へぇそうなんだ程度の気持ちで読んでいただければと思います。 もくじ 渓流は1人ぼっち 踏んではいけない 僕は無神教 渓流だから起こること 渓流は1人ぼっち 毎年7月以降は、僕の中で渓流と相模湾マグロの全盛期になりますので頻繁に釣りに行くことが多いです。特に渓流は、9月末で禁漁期間に入るので3月4月よりも釣行時間が増えます。 渓流を他の釣りと比較すると、圧倒的に1人での釣行が多いです。周りに渓流をやる友人が少ないことだけでなく、そもそも大人数で行けば釣れなくなるのが大きな要因ですね。あと、むやみやたらに渓流のポイントを教えたくないということもあるでしょう。マップとにらめっこし、自分だけのパラダイスを見つけたときの喜びは例え様がありません。そんな場所はあまり人に教えることがありません。 必然的に1人でいくことが多い渓流、そして人っ子一人いない場所。また薄暗い所が多く、川のせせらぎしか聞こえないような場所では自ずと不思議なことが起こりやすいのではないでしょうか。 踏んではいけない 今回の話は僕が勝手に思い込んでいるだけで、渓流に行かれている方がみんな同じ感覚があるとは思ってはいません。むしろ、この感覚がある人は極少数だと思います。 僕が渓流釣りをするときは、ほぼ100%渓流を登りながら釣っていくスタイルです。俗に言うアップとか釣り上がりとか言います。 常に登りながら移動しながら釣りをしていくので、色んな岩や石などを踏んでいくのですが、ごくたまに『あ、これは踏んではいけない岩だ』と思うことがあります。これには根拠もなければ理由もありませんが、とっさに感じるんですよ踏んだらいけないと。 物理的に崩れるようなことはありません。比較的大きな岩が多いので踏んでもびくともしないと思います。ただ、踏んだら良くないって思うんですよね。踏まない方が良いって思うんですよね。たぶん、感覚的には祟りとか神様とかそういった感覚に似ていると思います。踏んだらバチが当たる、良くないことが起きるかもしれない。そんな感じ。 またそんな感覚になったときは動物にも会わなくなります。僕の行くエリアでは、猿や鹿、カモシカなどに会うことは珍しくないのですが、その感覚があったときは動物に会ったことがありません。たまたまなんでしょうが、少し不思議な気持ちになります。 ちなみに全くと言っていいほど釣果には影響がありません。その感覚になった釣行で【つ抜け】することもありますし、全く釣れないこともあります。 僕は無神教 ちなみにですが、僕は全くと言っていいほど神様や仏様などの宗教を信じていません。神様も居ないと思っていますし、もしいるならそれは祖父であったり先祖などの自分に関わっている人達だと思っています。 不思議なのは宗教の類をまったく信じていない僕が、感じる何かに振り回されていることです。今までにこの感覚に陥ったのは7回ほどあります。全てにおいてその岩は踏んでいません。またその岩の写真も撮っていません。撮ったら良くないと思ったりするんですけど、それ以上にその場から早く去りたくなるためです。感覚的なことを信じていない自分だからこそ不思議なんですよね。この感覚なんなんでしょうね。 ちなみに、その岩は踏んだら何か起きるわけでもありません(踏んだことないので実証してないけど)。こんな感覚ってみなさんにもありませんか?また、ある人はどうしてますか? 渓流だから起こること この感覚は渓流でしか起きません。マグロやっててもエギングしててもハタゲームしてても全く起きません。やはり人の心理が関わっていて、渓流は一人だからこそ起きることなのかもしれません。 山の中の暗い場所に一人っきりでいるからこそ起きる感覚なのだと思います。人の深層心理がもたらす感覚の話なんでしょうね、きっと。 すみません、これで終わりです。幽霊も出てこなければ心霊現象もないただの釣り場での不思議な感覚の話でした。 もし同じような感覚があったり、釣り場で不思議な経験をした方がいらっしゃいましたら、こちらまでお問い合わせいただければと思います。僕が興味がある内容はマガジンで紹介させていただきます。 でも結局、山の中で一番怖いのはクマとハチなんですよね。遭遇しないように気をつけます。みなさんも気をつけてね! #{snippet[3]}

おかげさまでUTme!、weeklyベスト10をいただきました。アングラーズのTシャツ売れています。
おかげさまでUTme!、weeklyベスト10をいただきました。アングラーズのTシャツ売れています。
2020年10月22日 更新 藤井の戯言

先日とある方から、こんな連絡が。 『ANGLERSのTシャツがweeklyでベスト10に入っているよ』 制作から発送までユニクロに任せっきりのため、デザインの審査が通った後はまったく関与していなかった公式Tシャツ。気づけばかなりの数が出ていました。これもマガジン読者の方のおかげです。本当にありがとうございます。 もくじ weeklyベスト10とは こちらのデザインは全然売れない 一番売れないと思ったのに エコバッグもできる 自分だけのオリジナルを作ってみて weeklyベスト10とは ユニクロがどういった計算で行っているのか、詳細まではわかりませんがおそらく先週の売れ筋がよかったのでしょう。こちらで確認したときにはすでに陥落していましたが、売れていた証拠としてこんなバッヂを獲得していました。(画面左下) (ただのバッヂというアイコンなんですが)ああ、なんと神々しい。デザインを作ってよかったと心から思いました。このバッヂはずっと表示されていると思うので、このデザインが認められた気がしてかなり嬉しい。(ただ僕は公式のフォントとアイコンを置いただけなんですけど) しかし嬉しい反面、腑に落ちない点が何点かあるのも事実。今回、実は一番書きたかったのはココなんです。 こちらのデザインは全然売れない 今回ベスト10に入ったのは、上記のデザインである『最もシンプルなもの』です。ただ、同じタイミングで僕は3点のデザインを販売しています。 その中でも最もデザイン的に良いと思っていたのが、このデザインです。 販売する前までは圧倒的に一番売れると思っていました。なんなら、ダブルスコア以上の差が付くと思っていましたね。シンプルだし、デザイン的にもかなり良い!(と思う。)なんでだろう、予想に反して売れてないんです。引くぐらい売れていないんです。 実際に売れた量は、ベスト10に選ばれたデザインを100とするなら、このデザインは8ぐらいです。何度も言いますが、このデザインはびっくりするぐらい売れていません。数を確認したときに何かの間違いだと思ったぐらい。 製作者の思い通りにならないことはよくあること。アプリを作っていても毎度予想とは違うことの繰り返しなので、あまり驚かないですがこればかりはね。100:8ですよ。そんなにデザイン悪いかね。僕は毎週必ず着てますけど!! 一番売れないと思ったのに もうひとつ腑に落ちない点は、もうひとつのデザインがかなり好調なこと。weeklyベスト10に入った最もシンプルなものがもちろん一番売れています。それはまぁ良いとして、それと引けを取らないのがこちらのデザイン。 自分で言うのもなんですが、そんなに良いですか?特にLFが何を言っているのかお任せしている時点でブレている気が(そんなの作るなよと自分に言いたい)。 まぁ、僕としてはすべて自信のあるデザインなのでどう転んでも嬉しい話なのですが、一番売れなかったデザインがなんでこんな結果なんだ!と疑問に思っているわけです。世の中わからないことばかりです。 エコバッグもできる とある友人から『エコバッグ』は作れないのかと言われたのでこの場を借りて『作れますよー』と返答しておきます。 わかっている人はすでにご存知かもしれませんが、このデザインはTシャツだけではありません。パーカーだったり、エコバックにも転写できます。そうこんな感じです。 右側のアイテムを選べば、好きなアイテムに転写できるのでオリジナルのものを作成できます。これがUTme!のいいところですよね。 どのアイテムが何点出たのかはこちらで把握できますが、そのバリエーションはかなりの数があります。例えば、黒のクルーネックTシャツを買ったのが1人だったら、世界中でそのアングラーズ公式アイテムを持っているのはあなただけということになります。手前味噌ですが、なかなか嬉しいことかと思います。 自分だけのオリジナルを作ってみて 今後もANGLERSでは公式のアイテムをユニクロから販売していこうと思います。 素材ももちろん良いので、長く持つものが作れるのも良いところですが販売から発送まですべて行ってもらえる点は特に重宝しています。 さすがにメジャーシートを作るのはユニクロでは無理でしょうけど、メジャーシートや帽子なんかも作れたらいいなぁ。 気になる人はUTme!のアングラーズページをチェックしておいてください。今後も作成しましたら、随時マガジンで告知したいと思います。 今回紹介したもの ・購入はこちらから https://utme.uniqlo.com/jp/front/mkt/show?id=602210&locale=ja #{snippet[3]}

ルアーにおける目の重要性とは
ルアーにおける目の重要性とは
2020年08月19日 更新 藤井の戯言

ルアーを選ぶとき、どこで選んでいますか?ルアーサイズ?ルアーカラー?もしくはメーカーで選ぶ人もいるでしょう。ルアージャンルで選ぶ人もいるでしょう。 僕の中ではルアーの目の形、大きさ、色なんかがかなり重要になってきます。このマガジンを読めば、ルアーを選ぶ際に目を意識するようになるかもしれません。 もくじ 目の重要性 ツクナレという魚 好きな目があるルアーメーカー いろんな目がある 目が全てではない、ただかなり重要 目の重要性 フィッシュイーターと呼ばれる魚は、餌となる魚のどの部分を見ているでしょうか。僕は餌となる魚の目を見ていると思っています。魚の目を見ることで、逃げる魚の進行方向がわかるからです。【逃げる魚がどちらに行くのか】それを考えれば、前回りをすることができて捕食しやすくなるからです。 以前、同じルアーで『目が取れてしまったもの』と『目があるもの』を2つ使って釣りをしたことがあります。実際に釣果の差はそこまで出ませんでしたが、目があるルアーの方が僕の使用時間が長かったです。その理由は、僕は目があると釣れる気がします。逆に、目がないと釣れない気がします。この小さな差がルアーフィッシングでは結構重要だとおもっていて、釣れる気がするルアーは長時間投げることができますが釣れる気がしないルアーって長時間の使用ができない。そのルアーが釣れるかどうかを判断するにはもっと長時間、比較検証が必要でしょうが目の有無で投げる回数が変わってくるのであれば目の重要性はかなり高いと思いませんか。(もう僕の気分の問題ですけど、これが結構重要なんです。) ツクナレという魚 別名、ピーコックバスと呼ばれているこの魚。この魚は尾びれに目のような模様があります。 色彩上の共通する特徴として、尾鰭の付け根の部分に白く縁取られた黒い斑点が一つ存在する。この目玉模様(眼状紋)が名前の由来であり、ピーコックバス(Peacock bass)という呼び名もこの斑点をクジャクの尾羽根に見立てた物である。(wikipediaより) 擬態とまではいきませんが、この目のような模様が生存競争に生き残るために重要であると思っています。この魚は捕食する側であり、また捕食される側でもあります。他の魚から見て進行方向がわからなくなるのは、かなりのアドバンテージではないでしょうか。 wikipediaより 好きな目があるルアーメーカー 本題なのですが、僕は目を見てルアーを選ぶことがあります。同じメーカーでもルアーによって目が違ったりしますので、ルアーによりけりなのですが、以下の写真の目はかなり好きな目です。 重要なのは、目がしっかりしていること。また、目に力があることです。 生きている感じが伝わってくる目が好きです。だってルアーなんだから、死んでいるのは当たり前ですよね。ただ、死んでいる目よりは、生きている感じがする目の方が釣れる気がするじゃないですか。 いろんな目がある 感覚の話になりますが、目にはいろんな目があります。泣いている目、笑っている目、ふざけている目などなど。たくさんの特徴的な目がありますが、自分の好きな目を選ぶのもルアーフィッシングの楽しみかと思います。 是非、『目を見て』釣れそうなルアーを選んでみてください。もっとルアーフィッシングの見方が変わってくると思います。 目が全てではない、ただかなり重要 ルアーを選ぶ際に目がすべてということではありません。ただ、目の形や向き、大きさなどは僕の中ではかなり重要な要素になります。 ルアーは魚を釣る前に人を釣っています。釣具屋でルアーを買うときに、訴えかけてくるものがたくさんありますが見た目の要素はかなり大きい。塗装の綺麗さやルアーカラー、ルアーの形などが主だと思います。ただ、目だけを見たときに死んでいる目をしていると思うルアーより、意思のある目をしているルアーの方が釣れる気がしませんか。 そんなルアーの方が信用して投げ続けることができ、釣れる可能性も高いと思います。 #{snippet[3]}

ジョイクロは少しカスタムすればもっと釣れる!?ジョイクロ改造方法を紹介!
ジョイクロは少しカスタムすればもっと釣れる!?ジョイクロ改造方法を紹介!
2020年08月01日 公開 藤井の戯言

少し前に、とあるロッドメーカー主催の試投会に行ってきました。そこで有名な小売店の人からジョインテッドクローのカスタム方法について話を聞けたので紹介したいと思います。 なんか有名なカスタムらしいので知っている人は多いかも知れません。知っている人はスルーで!知らない人は簡単ですのでやってみてください。泳ぎがすごく変わりますから。 もくじ 自己責任でお願いします 用意するもの ジョイクロを糸鋸で切断する 切った面にヤスリをかけましょう 可動域が違う 自己責任でお願いします 今回の件、自己責任でお願いします。行った後に動きが悪くなったとか、使えなくなったとか言われても僕には何もできません。 やってみる人は、どうなっても文句を言わないように!釣れるようになるかもしれませんし、イメージとは違うものになるかもしれません。 ジョイクロは高いルアーですので、少しでも不安があるならやらない方が吉ですよ! ※ガンクラフトホームページ参照 用意するもの 以下のものを用意してください。 ジョインテッドクロー(178、マグナム、尺ワン) 糸ノコギリ ヤスリ 糸ノコギリとヤスリはホームセンターや100円均一で揃います。揃えるのはこれだけです。他には何も要りません。 今回用意したジョイクロは178で、他のものはDAISOで揃えました。 ジョイクロを糸鋸で切断する まずは下の写真の黒線の部分を糸鋸で切断しましょう。切るだけです。ただ無心で切るだけ! ズレないように黒線を引きましたが、まっすぐに切れる自信のある方は引かなくても大丈夫だと思います。    切る時は注意しましょうね。ゆっくりと気をつけて切りましょう。ちなみに切ったらこんな感じになりました。(ジョイクロ2つ目の写真です)これでジョイクロの可動域が広がりました。可動域を広げるとジョイクロの動きが変わるんです。 切った面にヤスリをかけましょう 切っただけだと危ないのでヤスリでキレイにします。ザラザラだと、万が一ラインが触れると一瞬で切れてしまうので、ヤスリをかけてなるべくツルツルにしましょう。極力ツルツルにしたければ、ヤスリも何種類か使って仕上げることをオススメします。完成品がこちらです。 可動域が違う 完成しました。これで可動域が大きくなり、より大きく動くようになる、はず!!! こちら動画をあげようと思いますが、しばらくお待ち下さい。動画が出来ましたらまた改めて報告します。 気になる方はやってみてください。ただ最後にもう一度言います!自己責任でお願いしますね! #{snippet[3]}

Tシャツ販売しました!限定販売のため、お早めに!
Tシャツ販売しました!限定販売のため、お早めに!
2020年07月28日 更新 藤井の戯言

みなさんは、ユニクロのやっているサービス【UTme!】をご存知でしょうか。UTme!はオリジナルデザインのアパレルが作れるサービスなのですが、そこでアングラーズのオリジナルTシャツを限定で公開しましたので報告します。 受注生産のため、数量に限りはありません。ただ、期間限定での販売のためいつの間にか買えなくなっていると思います。ご検討はお早めに! 今回すべてのデザインを担当しましたが、デザインって本当に難しいですね。ただ、手前味噌で申し訳ないですが僕なりには釣り以外にも使える出来になったと思っています。 もくじ UTme!とは デザインは3種類 素材も自由に選べます 子供のサイズも選べます 期間限定ですのでお早めに UTme!とは ユニクロが運営するサービスです。僕らみたいな企業だけでなく、個人でも出品が可能です。デザインはIllustratorやPhotoshopで作ったものを入稿できるので、オリジナリティを出すのは充分だと思います。 唯一の欠点は公開までの時間がかなりかかること。かなりたくさんの方が作られているので仕方ないことですが、審査から公開されるまでに約3週間ほどかかりました。 また、膨大な数のTシャツがあるのでSNSなどの発信力がないと売ることは難しいと思っています。僕らも発信力がある方ではありませんが、埋もれてしまうのでアプリなどで告知をしないと普通に見つけるのは困難かと。 ANGLERSはこのTシャツの売上をメインに考えていませんので、今回の企画はあくまでも利用者さんへの還元の一貫として行っています。もし今後、想像以上に工数がかかるようなら出品停止を行いますので、ご了承ください。 もしアパレルに興味がある方がいれば、是非やってみると良いと思います。ただし、アングラーズのデザインもそうですが商標のあるものは権利がないと作れませんので、そこだけご注意ください。 ※UTme!参照 デザインは3種類 今回デザインしたのは以下の3種類です。すべてアングラーズ公式デザインです。またUTme!を利用したことがある人はわかると思いますが、素材や色も自由に選べますので自分の好きなもので検討してみてください。画像及び、デザイン名をタップしますと購入先に飛ぶことができますよ。 1.ノーマルデザイン これがアングラーズの基本デザインになります。ANGLERSのフォントも最新のものになっており、最もシンプルでありどんな場面にも使えると思っています。 先程説明しましたが、これは黒のTシャツですがもちろん白にもできますし、それ以外のカラーにもできます。好きなように選択してみてください。 2.LF24デザイン LFとは何の意味だと、作った時点でいろんな人から言われましたが、【LureFishing】の意見が最も多かったです。ただ、製作者は【LoveFishing】という意味で作っていました。まぁ何でもいいです。 ちなみに24は24時間という意味ではなく、ANGLERSの起業時に関係のある数字ですので、特に意味はないと思ってもらえれば幸いです。まぁ24時間、釣りのこと考えているよ的な感じが一番いいのかな。 3.アイコンデザイン 本当はアングラーズのアイコンを全面に出したかったのですが、Tシャツにするとめちゃめちゃダサくなりまして、街なかで着られるとなんか運営のデザインセンスを問われているような気がしたので、却下しました。 たくさんのデザインの勉強をした際に、デザインはシンプルこそイケているというまるでセンスのない人が影響を受けそうな言葉に感化された結果がこのデザインです。 なんだかんだ言いましたが、実は一番気に入っているデザインで『コレ、かっこよくないっすか?』と言いたいです。釣り場でこのTシャツを来ている人がいれば、必ず声を掛けさせていただくという特典付きです。そのぐらい僕は気に入っています。 素材も自由に選べます 今回なぜユニクロで作ろうかと思ったかというと素材やカラーを好きに選べるからです。以前のものは、作ったものを売り切る必要がありました。 予め、サイズとカラーを予想して作成するのですが、どうしても思い通りに売ることが難しく、XLだけ3枚余ったり、Lのブラックは一瞬で売り切れたりとありました。予想通りに用意することがどれだけ難しいことか。 幸いなことに、今までのものはすべてのサイズやカラーを売り切ることができましたが、こういった悩みに手が届くサービスがこのUTme!なのです。受注販売なので決済が終わった後に作成するから、売れ残る心配がありません。 ただ、欠点としては決済が終わった後に作成になるので購入者の手元に届くのはかなり遅くなってしまうことですかね。その点だけご了承ください。 子供のサイズも選べます もう一点の良さは、サイズが自由自在だということです。アングラーズのスタッフの中には子供用の110サイズを注文した人もいます。決まったものを売る場合だとこれはできない! そもそも110サイズは需要が少ないので、事前に用意することが難しいのです。ただ、UTme!は違います。それができてしまう。なんなら上の写真のように、長袖にすることも可能です。 しかもサイズ感がわからない場合は、ユニクロの店舗にいって同じ素材を試着できるので事前に確認ができてしまう。もちろん店舗まで行くのは面倒かもしれませんが、届いたものがイメージと違う場合よりは、良いと思いますよ。 ただ1点だけ注意点があるのは、素材やカラーによっては料金が変わってくるところです。長袖の方が半袖より高いのは生地の面積からして当たり前かと思いますが、白より黒の方が高いのは、少し疑問を感じました。まぁそこだけですね! 期間限定ですのでお早めに 今回のアングラーズ公式Tシャツはあくまでもお試しですので、検討はお早めに。こちらが手間暇かかると判断したら、報告なく出品停止をしますのでご理解ください。 それでは、アングラーズ公式グッズはこちらからお買い求めできます!どうぞよろしくお願いします。 #{snippet[3]}

下顎が出ているのはカサゴなのか、カサゴではないのかどっちだい?
下顎が出ているのはカサゴなのか、カサゴではないのかどっちだい?
2020年07月22日 更新 藤井の戯言

前回のマガジンで、カサゴとムラソイの見分け方をチラッと話しました。そのマガジン内で下顎が出ているのがカサゴ、上顎が出ているのはムラソイと話をしました。 そのマガジンを書いた後に、釣りに行く機会があったので検証しようと思ったのですが、『あれ、カサゴって下顎出てる?』となりましたので、報告します。 もくじ ハタゲームで釣れたカサゴ 下顎でてる? 実はムラソイでは? 尾鰭の斑点を見てみる だれか教えて ハタゲームで釣れたカサゴ 2020年の7月中旬、いつもと同じように伊豆の方にアカハタとオオモンハタを狙いに船を出しました。いつものポイントについて、ボトムをテキサスやフリーリグなどで狙います。 この釣りをしているとアカハタ10本に1本ぐらいの確率でカサゴが混じります。これはアカハタの釣れる時期ならだいたいこんな感じです。もちろんポイントによってはアカハタしか釣れない場所もありますし、カサゴしか釣れない場所もあります。 そのときに釣れたカサゴの写真がこちら。 まぁ見てわかるようにカサゴです。誰がどう見てもカサゴ。。。。。。ですよね? 下顎でてる? つい先日に魚の見分け方を書いたばかり。これはいい機会だと思って口を閉じてみたわけです。 むむっ? むむむっ? 下顎がでていない? 誰がどう見ても上顎が出てませんか?下顎、出てませんよね。おいおい、先日のマガジンはなんやったんや。嘘やん。 実はムラソイでは? 今回の魚については以下のことが考えられます。 実はカサゴだと思っていた魚はムラソイだったパターン 今回のこの魚、実はムラソイのパターンだったとしたら、上顎が出ているからムラソイである。以上終わりとなります。ただ、その場合は僕の今までの知識や経験が破綻します。過去、いくつのムラソイをカサゴと判断していたのか。 ムラソイの煮付けやフライなんかをすべてカサゴと言い張っていた。恥ずかしい。 実はカサゴは下顎が出ていないパターン この場合、とりあえず謝るしかありません。偽った情報を流していました。カサゴは下顎が出ていない。上顎が出ている。こうなります。とりあえずどっちに転ぼうが謝っておきます。ごめんなさい(;・∀・) この魚がムラソイとカサゴのハイブリッドパターン そんなの知らねえ。例外中の例外なので、説明出来ない。知らん!! 尾鰭の斑点を見てみる 前回のマガジンでは、もう一つの見分けるポイントを書きました。それが、尾鰭に白い斑点があるかどうかです。 白い斑点があればカサゴ、なければムラソイ。では今回の魚はどうでしょうか。 白い斑点があるーーー!!!この魚、白い斑点があります。これはカサゴなのではないか。僕の中では、『実はカサゴは下顎が出ていないパターン』が現時点では有力となりました。 だれか教えて そもそも僕が昔ならった判断方法が間違っている可能性があります。そもそもカサゴって下顎が出ていないのではないか。そう思うだけで今回の件は一見落着となります。というか、そもそもカサゴとムラソイって全然違う魚だと僕は思っているわけです。これはどうみてもカサゴだと思います。それ以外考えられない。 今回の件で、間違いがありましたら、問い合わせからご連絡いただけると助かります。このマガジンを読んでいる有識者の方々のほうが圧倒的に詳しいので。 とりあえず、前回のマガジンはしれっと訂正しておきますw #{snippet[3]}

ラインがなければ魚は釣れる(釣れない)
ラインがなければ魚は釣れる(釣れない)
2020年07月22日 更新 藤井の戯言

藤井が戯言を言うコーナーです(;・∀・)あまり期待せずに読んでください。前回の殺気の話を読みたい方はこちらから。みなさんはラインさえなければ魚が釣れるとは思いませんか?僕はラインさえなければ、もっと魚は釣れると思います。(釣れない)魚は絶対にラインを見ています。ラインのことに気づいています。 そう、今回のマガジンは釣り人にとっての永遠の課題でもあります。 もくじ 体験談1 体験談2 体験談3 ラインがなければ魚は釣れる(釣れない) 釣り人にとって永遠の課題 体験談1 学生時代は琵琶湖でバスフィッシングばかりしていました。当時は結構な頻度で出船していました。ひどいときは、週9でした。 今の琵琶湖はそこまで詳しくありませんが、1日に1匹は50upが釣れていました。ただその中には、55upや60upクラスも混じることがありました。 いつもは16lbを巻いていたのですが、とある日は12lbに下げて釣りをしてました。いつものように同じ場所で釣りをしていたのですが、ラインを細くするだけでかなりのバイトがありました。本当にラインを細くしただけです。おかげさまでラインが細いので獲れる確率も下がりました。 ラインを細くすれば、バイトが増えるけど獲れない。ラインを太くすれば穫れるけど、そもそもかからない。うーん、難しい。 体験談2 1時間以上同じ場所でトップを投げ倒して釣れない。さすがに釣れないなと思っていた頃に、不注意でミスキャスト。運悪く高切れしてルアーだけ飛んでいきました。そんなときに限って出るんです。なにがって?バスが。 散々投げても釣れなかったのに、ラインが切れたときにはバイトがあります。しかも一度や二度ではありません。この経験3回あります。(3回しかないと言えば、ないんですけど) また、琵琶湖にてOSPのiWaberのフローティングをデッドスティッキングしているときまったく反応がありませんでした。ただ、同じようにキャストして切れました。しかしフローティングなので浮いているのがわかります。ボートで近づこうと思ってエンジン掛けたら上から鳶がやってきて僕のiwaberを持っていったことがあります。猛禽類は一般的に目が恐ろしく良いです。そんな猛禽類もラインがないとバイトするんですこれ書いてて、自分でもどんだけ高切れするんやろって思いながら書いてますが、全部事実です。 体験談3 管理釣り場などでよくあるのですが、ニジマスがラインを触って変な動きをします。ルアーを見たらルアーの前方に泳ぎにいって、ラインを触りに来てるように見えることすらあります。そんなときは体勢を横にして逃げるような動きをします。 これは想像ですが、ルアーに気づくとまずその周りを泳ぎラインがないか確認するやついるんじゃないかな。(多分そんなやつはいない。) ラインがなければ魚は釣れる(釣れない) これは永遠の課題です。ラインがなければ魚は釣れるんです。(釣れない。)本当にラインがなければ魚はもっと釣れると思いませんか?(そもそも投げれない) 色々なメーカーがラインを隠す努力をしています。魚から見にくいカラーにしたり、視認性を下げたり。なんだろう、魚に見えないラインって作れないのかな。こんなことを普段から考えています。 かなり難しいですが、魚が掛かるまでは誰にもラインは見えないようにして、かかったら見えるようなラインって作れないかな。というか最後まで誰にも見えなくしたらいいのか。いいのか?(見えないならそもそもリールに巻けない気がする。) 釣り人にとって永遠の課題 誰かラインに変わるものか、魚から見えないラインを開発してくれないでしょうか。見えなくなれば、絶対にもっと釣れると思います。 そこを加味して、魚を釣るから面白いという人も多いとは思いますが、釣り自体の難易度があがればあがるほど初心者の人が来なくなります。来なくなると釣り業界に未来はないので、できるだけ簡単になるのは僕は賛成です。 簡単にしても賢い魚は絶対にいますから、バスでいう60upやマグロの200kg、GTの60kgオーバーなんかの難易度は変わらないと思います。ただ、誰か見えないラインを作ってくれないかなぁ。今回は本当にただの戯言でした。 #{snippet[3]}

釣り場は釣り人が守ろう。環境破壊を考えよう。
釣り場は釣り人が守ろう。環境破壊を考えよう。
2020年07月13日 更新 藤井の戯言

とある友人からこんな話を聞きました。『長野県でソーラーパネル大型設置の計画』があると。 聞いた時にはそれほどびっくりしなかった内容ですが、詳細を聞いてみたらこれはヤバい。どんどん釣り場がなくなるとのこと。 この問題は他人事ではありません。あなたの身近な場所でも起こりうる話です。今回、この内容を読んだ人は自分のよく行く釣り場が同じようにならないか確認してみてください。 もくじ ソーラーパネル設置計画 森林伐採だけではない 現在の取り組み どんどん釣り場は無くなっていきますよ ソーラーパネル設置計画 ※諏訪市ホームページから参照 詳細は諏訪市ホームページを確認してください。簡単に言うと、山にソーラーパネルを付けましょうってことです。問題なのはその範囲とそれに伴う森林伐採です。 敷地面積:196.5ha これ、すごい大きさなんですよ。具体的に言うと東京ドーム約40個分です。これだけの森を伐採するってどういうことなんでしょうか。 これだけの森林を伐採してソーラーパネルを付けるのはさすがにねぇ。。。 森林伐採だけではない もしソーラーパネルが設置された場合はどうなるのでしょうか。実は森林伐採はそれだけでは終わりません。その近くには、ダムの建設も進められていました。 森林伐採を行うと、その分土石流などのリスクが高まります。その土石流をとめるためにダムの建設も行われるのです。ダムが作られるということは、魚が少なくなります。少なくなるだけでなく、遡上ができなくなったりするので種の存続すら怪しくなります。 「脱ダム」宣言 そもそも、長野県は2013年の田中康夫知事のときに『脱ダム宣言』というものが出されています。県が脱ダム宣言を出しているのに、それを無視して市が許可を与えるのはどうなんでしょうか。そもそも許可をしても良いものなのでしょうか。 ※長野県ホームページから参照 現在の取り組み このソーラーパネルの件は地元の方々が反対運動を起こした結果、事業撤退となっています。(2020/6/26決定)ただ、ソーラーパネル事業は撤退したが、まだ予断を許さない状況だそうです。 なぜか、ソーラーパネル建設予定地が今度は産業廃棄物処理場になるかもしれないらしく、地元の方はまだ活動せざる状況になっているようです。 なんか不思議ですよね。どうしたらソーラーパネルがダメになったら、産業廃棄物を捨てようとなるのでしょうか。 地元の方々は集まって、こんな取り組みをされています。是非みてください。もしよかったらチャンネル登録してください。 どんどん釣り場は無くなっていきますよ この件は、地元の方の話を聞くことができたので、少しでも役に立てないかと思いマガジンを書きました。 みなさん、今回の話はあなたの周りでも起きていますよ。日本全国どこでもある話なんです。びっくりするかも知れませんが、気づかないうちに釣り場がなくなるような話が進んでいるんです。 他人事ではないんです。気づいた時には釣り場がなくなり、魚達がいなくなっているかも知れません。 魚達を守るために、釣り場がなくならないようにするために、これからの釣り人が悲しまないようにするために、今の僕らができる範囲で活動していきましょう。 #{snippet[3]}

ロッドやリールの魅力は性能だけじゃない。
ロッドやリールの魅力は性能だけじゃない。
2020年07月09日 公開 藤井の戯言

ロッドやリールは、エントリーモデルやハイエンドモデルなどメーカーがランクを設けていることが多い。その差は明確で、金額にも大きな差がある。 エントリーモデルは比較的値段が安く設定されており、ハイエンドモデルはそれに比べると高いものが多い。では【ハイエンドモデル=高いもの=良いもの】なのだろうか、また【エントリーモデル=安いもの=悪いもの】なのだろうか。 もくじ とある釣具屋で聞いた話 リールよりロッドの方がわかりにくい カーディナルというリール ものの価値は 自分の好きなものを使おう とある釣具屋で聞いた話 先日仲の良いプロショップに行った時、店員さんからこんな話を聞いた。その話をまとめると エバーグリーンの初代コンバットスティック(90年製)を今も使っている人がいる。 毎年1回、ガイドを全部外しすべて付け替えている。 コンバットスティック全部が良いわけでなく、持っているそのブランクスが最高とのこと。 他のロッドでも気に入ったブランクスがあれば、毎年ガイドを付け替えて使っている。 折れるまでは使う。ただし、折れたことは今まで不注意で1回しかない。 その人はブランクス(ガイドやグリップがない状態)だけで500本近く所有している。 話を聞いた時に、『やべえ』と思ったが、それと同時に『すげえ』と思った。自分にとっての『ものの価値』がしっかりわかっている人なんだなと思った。 そもそも、買うロッドによるが全ガイド付け替えるとロッドが1本買えるぐらいの金額になる。今は新品で買うことが難しい初代コンバットスティックは、中古だと5,000円ほどで出回っている。値段だけ考えたら、絶対に買ったほうが安いと思う。しかしその人はもう10年近く、そのコンバットスティックのガイド交換を行っているそう。 ※エバーグリーンホームページより参照 リールよりロッドの方がわかりにくい あくまでも僕の考えだが、ロッドの性能差はリールほどわかりやすくない。リールはベアリングの数などで値段が大きく違うし、かといってベアリングがないとリールが使えないかと言えばそうではない。べアリングが最低限の2つや3つとかでもしっかりと使えるものが存在する。だがハイエンド機には12個ぐらいのベアリングが入っていて、そのおかげでストレスなく使用することができる。その性能差は使っていて実感できる、ライントラブルなども圧倒的にハイエンド機の方が少ない。 ではロッドはどうかというと、ハイエンドもエントリーもロッドで必要なパーツ数はほぼ同じである。ガイドの数が3つとかそんなのものがあるかといえばそんなものはなく、大手メーカーのエントリーモデルでガイド数は8個や9個とかあり、ハイエンドと大して変わらない。そしてその使用感もエントリーモデルが極端に劣っていることはないと思う。 もちろん、ハイエンドとエントリーでガイドの差はある。Sicではなくアルコナイトのリングを使っていたりする。また、エントリーでトルザイトのリングを使っているロッドはほぼないと思う。ただ、僕にはその性能差がそこまでわからない。わからないというかあまり気にならない。アルコナイトだから当たりがわからなかったとかないと思うし、そもそもアルコナイトでわからなかったらSicでもわからなかっただろう。 主観ではあるが、ハイエンドのロッドとエントリーのロッドを比べたときにハイエンドのリールとエントリーのリールを比べたときほどの差は感じない。 カーディナルというリール リールでこんな話もある。僕は渓流もやるのだが、渓流のルアーマンはABUのカーディナルというリールを使っている人が多い。そのリールは初めての人には、お世辞にも使いやすいものとは言えない。特に今のリールに慣れている人にとってはそれは感じやすいと思う。 また、新品の状態ではほぼ使えない。調整して始めて使い物になるレベルである。しかもカーディナルは復刻の3シリーズで30,000円程度するし、また然るべき場所で調整してもらうと+20,000円ほどかかる。復刻前の3や33もしくは他の人気のシリーズは、オークションでそれ以上の金額を出さないと手に入らない。 つまり、カーディナルは使い物になるまでに50,000円かかる。50,000円あったらシマノならヴァンキッシュ、ダイワならセルテートが買えてしまう。リールの性能面を客観的に考えてカーディナルの方が性能がいいという人は少ないだろう。そのぐらい、性能差はあると思う。 では、なぜわざわざ性能が良くないリールを高い金出して買うのか。それは物の価値の捉え方だと思う。カーディナルを使用している人は比較的渓流の熟練者が多く、下の画像のようにタックルを入れて撮影することが多い。そのときの映え方を考えている。カーディナルは他のリールに比べ、写真映えが良い。また、このタックルで釣りたいと思っている。僕は釣りにおける趣向はそれでいいと思う。そもそもドラグをそこまで使わない釣りなので、リールの性能差が釣果に影響を与えにくい。結果、必要最低限の機能があれば充分なのだ。 渓流をやる人全員がそうではないが多くの渓流ルアーマンは、『ものの価値』は写真の出来やそのタックルで釣りたいと思うところに置いている。性能が悪くて少し値段が高くても、そのためにカーディナルを選ぶのだ。と僕は思っている。 『ものの価値』は すべてのものに価値がある。その価値の一番わかりやすい指標は値段である。10,000円のものより20,000円のものの方が価値が高い。 そう当たり前の話。だが、その価値は本当に同じかどうかを考えてみてほしい。 『ものの価値』が世間の価値観に照らされて本当に正しい評価になっているだろうか。本当に良いものが不当な評価を受けていないだろうか。世間がどんな評価をしていようが関係なく、誰かがそのタックルについて悪いことを言っていようが関係なく、しっかりと自分の中で『ものの価値』の判断をできるようになっているだろうか。 特に今の時代は、ヤフーオークションやメルカリで世間一般の価値感が簡単に手に入る。だからこそ、世間の価値に流されず自分の価値でものを判断したいと思った。 自分の好きなものを使おう 今回の話で言いたかったのは、ハイエンドだから良いとかエントリーだから悪いとかでないと言うこと。また世間の評価を自分の価値観にするのではなく、自分にとっての良いもの悪いものをしっかり見極められる人になりたいと思ったこと。その結果が金額に比例していたとしたら、全く問題ない。特にロッドは客観的な判断がリールよりわかりにくく、良いという定義が人によって違う。だからこそ、自分の好きなロッドを使えばいいと思う。自分だけの価値観を持てばいいと思う。それがエントリーだって良いと思うし、かなり古いロッドでも良いと思う。 そして、自分の中で価値の高いタックルや気に入ったタックルをたくさん見つけ、たくさん使いたい。使えば使うほど、自分がタックルに合わせにいく。そんな経験や思い出を共有したタックルを増やしていきたいし、そんなタックルに出逢いたい。 今回プロショップで聞いた話は、はじめはあり得ないと思ったけど考えてみたらすごい素敵な人だなと思った話でした。そしていつもより口調が違う文をかいた結果、なんか自分らしくなくめっちゃ書くのに時間がかかりました(;・∀・) #{snippet[3]}

プラスティックでしか作れないルアーカラーがある
プラスティックでしか作れないルアーカラーがある
2022年03月14日 更新 藤井の戯言

ルアーを買うとき、あなたはどのカラーを選びますか?そのカラーを選んだ理由はなんでしょう? 初めのうちは直感で好きなカラーや釣れそうなカラーを選んでいたと思います。ただ、長く釣りをしていると選ぶカラー、好きなカラーが変わってきます。 今回のマガジンを読むと、あなたの選ぶカラーが変わるかも知れません。 もくじ ハードルアーの素材は大きく2つ プラスティックにしか作れない それはクリアカラー 各メーカー必ずある ハードルアーの素材は大きく4つ 一般的なハードルアーに多い素材はプラスティックです。これはプラなどの樹脂をインジェクション(射出)成形技術を使って中空にし作成されているものが多いです。ただ、バルサ材などを使用して作られたウッドルアーも今もなお人気です。もしくは、下の写真のような高発泡素材を使用したルアーもたくさんありますね。また、メタルジグなどは鉛やタングステンなどの金属を使用しています。 ハードルアーに関してはどの素材でも作られていますが、ウッド素材のルアーは値段が高いものが多いですね。 それぞれの素材に良い点、悪い点があると思いますが、僕の個人的な感想では、飛距離は圧倒的に金属性のルアーにありますね。その次にインジェクションで作られたプラスティックルアーでしょうか。ただ、ウッドで作られたルアーは個体差があるものの、釣れる良いルアーが多い印象があります。まぁ結果的に、それぞれに特徴があり使い分ける必要があります。 プラスティックにしか作れない 今回の本題はここです。ルアーカラーには魚ではなく、人間が釣られているのではないかと思えるほど美しいカラーが多くあります。 その中でもプラスティックでしか作れないカラーがあるのは知っていますか?それはウッドや金属、高発泡で作られたルアーでは絶対に作ることができません。 基本ソルトに多いカラーではありますが、氷魚やシラウオパターンなど淡水でも充分に力を発揮するカラーです。 それはクリアカラー すでに何枚も写真が出てるのでおわかりかと思いますが、【クリアカラー】です。ウッドや金属ではこのカラーは作成できません。 僕は、プラスティックのルアーを買う時は必ずこのカラーを選択することが多いです。このクリアカラーにしか釣れない魚がいると思っています。また、以前のマガジンで書いたようにシラスパターンは実際に遭遇するんですよね。そんなときにこのカラーしか釣れないこともよくあります。 各メーカー必ずある 人気のないカラーは、カラーローテーションから落ちていくと思っています。ただこのカラーは多くのルアーで、カラーバリエーションに入っていることが多いです。ということは、少なからず人気のカラーなのでしょう。 ソルトにしかないイメージがありますが、バスやトラウトをメインでやられている人には是非とも使っていただきたい。バスにとって珍しいカラーは魚にとっても珍しいので、すごくいい反応が得れるかもしれないですよ。クリアは特殊なカラーだと意識するだけで、今後選ぶカラーが変わるかもしれません! #{snippet[3]}

マッチザベイトを意識して釣りをしてみよう。
マッチザベイトを意識して釣りをしてみよう。
2020年06月28日 公開 藤井の戯言

自粛が明けてから、毎週のようにロックゲームをしておりますANGLERS藤井です。 もちろんマッチザベイトを意識していますが、今回の釣りで改めて実感したことがありますのでマガジンに書こうと思います。今回の話はソルトルアーに限った話ではなく、どの釣りでも基本となる考え方です。知らなかった人は是非参考に。 もくじ マッチザベイト ナブラがあるのにルアーを食わない メインベイトはシラス ベイトがわかれば釣れる 違和感を与えないように マッチザベイト 魚は常日頃から生きるために命をかけています。生きるとは死と隣合わせであり、ちょっとしたことが簡単に死につながります。 その結果、少しでも違和感があると警戒して口を使わないことが多く、その警戒心は普段食べていないものほど強くなります。 釣りにはマッチザベイトという言葉があるのを知っていますか?普段食べているベイト(餌)にルアーを合わせると、魚に警戒されにくくなります。 今回、東伊豆にいつものようにプレジャーボートで出ました。マッチザベイトはもちろんわかっていたけど、改めて知るきっかけがありました。 ナブラがあるのにルアーを食わない その日の水温は22.3度、時刻は8時前。毎年この時期になると、大量のグレが水面を漂いアカハタが水深10mより浅い場所にたくさん出てきます。 ただ、いつもと違うと思ったのはタカサゴがたくさんいること。通い初めて5年目ですが、大量のタカサゴが水面に湧いているのを見たのは初めてです。こんなにタカサゴがいるんだと感心していると、その近くでナブラが起きました。 もちろん、すかさずルアーを投げますが、全然釣れません。ただ、その間もナブラは起きています。なんで食わないのか。 この写真、わかりにくいですが一面ナブラです。ただしどこに投げても魚は釣れない。 メインベイトはシラス そもそも何を食べているのだろう。そこに何がいるのだろう。フィッシュイーターは見えても、ベイトが見えません。ベイトが何かわかりません。初めはタカサゴかと思っていて、15cmクラスのミノーを投げていましたが釣れません。 次に、ミノーじゃなくキャスティングジグにしてみます。投げてフォールさせたら食うのではないか。だけどもこれでも釣れません。 何を食べているかをじっくり見ようと近づいても見えません。ここで気づきました。見えないということは、これってシラスじゃないかと思うわけです。 相模湾でマグロを狙っているとよく遭遇するシラスパターン。大概、いるのに釣れない時はこのパターン。 ベイトがわかれば釣れる あとは簡単な話で、ルアーをシラスに近づければいいだけです。マイクロジグやアジングワームをなんとかして飛ばします。 結果、こんな感じ。ナブラの犯人はサンパク(関東でいうイナダとワラサの中間)でした。全然釣れなかったのに、ルアーをメインベイトに合わせるだけで簡単に口を使うんですよね。釣りって面白い。 違和感を与えないように ルアーをメインベイトに合わせることは本当に重要なこと。ベイトにあわせると違和感を与えにくくなり、釣れる可能性があがります。今回、改めて実感しました。 もし、いるのがわかってても釣れなかったり、見に来るけど口を使わない魚がいた場合、その魚が食べているものにルアーを合わせてみましょう。 何を食べているのかがわからない場合は、小さい魚であればスポイトで取ってみたりするのも有効ですし、ハタ系の魚などは釣り上げた直後に餌を吐くこともあるので、吐いたものをチェックしてみましょう。より魚が釣れるようになると思います。 余談ですが、この日はベイトとともに移動を繰り返していたら、90cm5kgオーバーの大型ヒラメが!!マッチザベイトを意識して、ベイトとともに移動するといいことあるかもね。 #{snippet[3]}

良いロッドってなんだろう。あなたにとっての良いロッドとは?
良いロッドってなんだろう。あなたにとっての良いロッドとは?
2020年07月22日 更新 藤井の戯言

ふと、良いロッドってなんなのかと思って書いてみようと思いました。 偏見ですが、ロッドってリールに比べて性能差が出にくい、わかりにくいと思っています。リールであればトラブルの頻度、滑らかさ、軽さ、剛性と、使っててわかりやすいというか、性能差が顕在化されていると思うんです。 もちろん、バットが硬いとかティップが入りやすいとかはわかるのですが、リールと比べるとわかりにくくないですか。ではそもそも良いロッドってなんだろう。自分はどこで判断しているのか。あえて言葉で書いてみようと思いました。 もくじ 良いロッドとは 言葉にだしてみる 言葉では言い表せない 良いロッドには良い魚の思い出 結果、ひとそれぞれ 良いロッドとは 【良い】という言葉がそもそも抽象的ではないので、良いロッドも人によって変わる!以上!と結論が出せそうですが、あえて言葉で表現したいと思います。 僕は前のマガジンで人生最高のロッドについて書きました。ここで書いたハマスペシャルとの思い出は数知れず。初めて50upを釣ったのもこのロッドです。ならば、ハマスペシャルは良いロッドなのでしょうか。 『僕の中では良いロッド』ではありますが、人によっては良いロッドではない可能性も充分にあります。ではそもそも良いロッドとはなんなのか。 言葉に出してみる 今まで良いロッドだと思ったものを思い浮かべたら、共通項がありました。 魚が楽によってくる 長時間投げても疲れにくい キャスト時の抜け感がいい もちろん、折れたことがないこと、トラブルが少ないことが前提にはなります。 この共通項である【疲れ】について考えてみました。釣りの時間は9割9分は魚が掛かっていない時間です。つまりほぼ、投げているかルアーを操作している時間が釣りの時間です。投げるという行動、操作という行動に対して負担なくできるロッドが良いロッド。掛かっているときに不思議と魚が簡単にあがってくるロッドが良いロッド。疲れという言葉に着目すると、釣りをしていて疲れにくいのが良いロッドになるのかな。ちなみに感度も考えましたが、当たりをロッドでとらない釣りもたくさんあるので、【感度が悪い=悪いロッド】とするのはさすがに思慮が浅いかと思いました。 言葉では言い表せない ただ、書いていてそんなに簡単なものではないんだなぁと思うわけです。じゃあ疲れないロッドは全部良いロッドなのかと。そんな単純な話ではないと思うわけです。 他にも、良いロッドの条件を考えてみたら、1つだけあることがわかりました。 良いロッドには良い魚の思い出 良いものだと思っているロッドはもれなく、良い魚との思い出があります。先程話したハマスペシャルは人生で初めての50upを釣ったロッドでもありますが、それ以外にたくさんの記憶に残ったバスを釣っています。 良いロッドだと思っているものはもれなく、メモリアルな魚を釣れてきてるんですよね。ただ、それってよく使っているからに過ぎません。じゃあなぜ良く使っているのか、それこそ自分に合っているからではないでしょうか。 自分に合っているということは、自分にとって良いロッドになります。結局、『メモリアルな魚が釣れた=たくさん使用している=自分に合っている=自分にとって良いロッド』ということになりました。 結果、ひとそれぞれ 実は今回話したかった内容ってここなんです。ロッドの価値も人それぞれだし、良いロッドや悪いロッドを決めるのも個人の自由であって押し付けるものではない。 先日、とあるエントリーモデルのロッドを買おうとしている人に、その友人だと思う人が否定していまして、『安物は良くないから買わない方がいい』とか『バスロッドは〇〇(メーカー名)の△△(シリーズ名)以外はすべて使い物にならない』とか。 そんなことはないだろうと思ったわけです。ただ、その時に良いロッドってそもそもなんだろうと思ったのがきっかけです。 結局は、経験を共にして、思い出が色濃く残っているものが良いロッドになっています。これをもっと抽象的に言えたらいいなと思って、今回のマガジンを書きました。 みなさんにとっての良いロッドの条件ってなんですか? #{snippet[3]}

自分の中の最高のロッド。このロッドなくして僕の釣り人生は語れない。
自分の中の最高のロッド。このロッドなくして僕の釣り人生は語れない。
2020年06月25日 更新 藤井の戯言

人生でこれほど素晴らしいロッドはないと思う。自分の中で生涯最高のロッドと言っても過言ではありません。 販売はもう20年近く前になるので、買うとしたら中古しかありませんがいい状態で見つけたら、購入することをオススメします。 もくじ 当時、最も売れたロッド ハマスペシャル 本当におしゃれ 不思議と魚が上がってくる 後継機、疾風 当時、最も売れたロッド 確証はありませんが、当時の雑誌で今までのダイワで1番売れたロッドと記載があったと思います。そのぐらい人気で、当時の琵琶湖のショアにいる人達はみんな持っていた印象があります。 ロッドだけでなく村上晴彦さんの人気もすごかった。今も村上さんの人気はすごいですが、当時K-GOODというところから常吉にいかれ、このロッドは結構早めにダイワから出たと思います。1998年ごろに出た記憶があるんですが、この辺りはけっこう曖昧。 当時、このロッドを触ったときの感動は覚えています。強いのに軽い。軽いのに魚が寄ってくる。そんな不思議なロッドでした。 ハマスペシャル 散々名前を言わないできましたが、【ハマスペシャル】です。 このロッドは当時【ハマスペシャル】【常吉スペシャル】あと、確か【スモールプラグスペシャル】の3本が出てたと思いますが圧倒的にハマスペシャルが人気でした。 本当に軽いのに強い、かと言って本当に魚が寄ってくる。 また所有欲を満たしてくれるのがいいんです。村上さんの作るロッドは、簡単に言うと安っぽくない。デザインもかなりおしゃれなんです。 本当におしゃれ 村上さんの出すタックルはおしゃれなものが多いです。凛牙というリールもあるのですが、これもまたおしゃれ。 スプールが臙脂(エンジ)色に近い緋色でかなりかっこいい。 もちろん凛牙HLC、凛牙SSSともに持っていますし、ハマジリオンと呼ばれるジリオンHLCも買いました。 また、白疾風と呼ばれるハマスペシャルの後継機もブランクスが白くておしゃれでした。何から何までおしゃれ。しかし、ロッドも強いし、使いやすく機能性も素晴らしい。本当にコレクター精神を刺激してきます。 ちなみに白疾風は2004年と2007年とあります。僕の中では2007年の方が好きですが、こればかりは好みの問題ですね。 不思議と魚が上がってくる 村上さんのロッドなので基本ショア専用です。ただ、今となれば6ft7in.はショアでは短いんですよね。 なので今はボートで使用することがあります。少し短いですがそれでも問題なく使用できます。 このハマスペシャルの最大の魅力は、魚が寄ってくることだと思います。よくあるのは、釣れた魚が上がってきたら思ったよりデカかったこと。 釣りしていると掛かった直後に大体のサイズがわかるようになります。違うこともありますが、さすがにファイト中にはわかります。ただ、ハマスペシャルで掛けた魚はよくわからないんですよね。大体は思ったよりデカかったパターンが多かったです。あれ、思ったよりでかいぞと。 ハマスペシャルで掛けた魚は簡単に上がってくるんです。ロッドがいい仕事をするんですよね。 後継機、疾風 そんなハマスペシャルには後継機があります。先程紹介した白疾風もハマスペシャルの遺伝子を継いでます。 正確に言うとハマスペシャル→疾風→04白疾風の順番かと思います。このロッドもまた良いロッド。 疾風について話すとまた長くなるのでまた今度にします。中古で見つけたら、是非持ってみてください。持っただけで感動できるかもしれません。是非、買ってコレクションに入れることをオススメします。 #{snippet[3]}

色が変わる?実は、定番にはならなかった特殊なワームカラーがある。
色が変わる?実は、定番にはならなかった特殊なワームカラーがある。
2020年06月25日 更新 藤井の戯言

以前、とあるバスプロの方と仲良くなりプライベートで釣りに行くことが何度かありました。その方は特定のカラーを多く使っていて、そのカラーについて船の上で語っていただいたことを話します。 もちろん本人承諾済です。その方が好きなカラーなだけで、この話も軽く聞いてもらえればと思います。考え方次第で、より釣れるようにもなるかもしれないですよ。 もくじ 自発的な動きは釣れる要素になる フォルムでなくカラー変化で動きを与える カメレオングレープ/モーターオイル 威嚇と同じ 自発的な動きは釣れる要素になる カラーの話の前に話は逸れます。僕の中で、人為的に動かした動きと自発的に動いた動きは後者の方がナチュラルだと思っています。簡単に言うと人が動かしたルアーは不自然で、ルアーが勝手に動けば自然な動きだと思っているということ。 具体的に言うと、ラバージグのラバー。ラバージグを持ち上げて落とす。これは人為的に動かしたもの。落とした後にラバーがフワッとする感じ。これは自発的に動いています。 ラバージグに関しては水流などでなびきますよね。ラバーの動きまで操作はできません。ラバーはこちらの意図せずに動いています。この動きは自然だと思っています。 言い換えると自分の力で出せる動きと自分の力では出せない動きという言い方になるのかもしれません。 フォルムでなくカラー変化で動きを与える 上記の話はあくまでもフォルムの話。 今回の話は、ワームカラーの話です。ワームカラーが自然に変化したら釣れるとは思いませんか?ただ、バスの見ている横でワームカラーを変えるなんてことは到底できません。 バスの上にあるときはスカッパノンで、目の前に落ちたらグリパンに変わる。バスからしたら興味津々です。 こんなに極端にガラッと変わることはできませんが、実はこれに近いことができるカラーがあるんです。そのカラーは昔は定番だったらしいのですが、色んな理由があり今使用しているメーカーはごく一部になりました。 カメレオングレープ/モーターオイル そのカラーがこちら2つ。知っている人からしたら当たり前。知らない人はもちろん初耳。 この2つはどちらも見る方向で色が変わります。ちなみに画像を用意しようとしても手に入らないため、ZOOMさんで今販売されているカラーで似ているものをピックアップしました。本当のカラーを知りたい方は各々で調べてみてください。 カメレオングレープ 名前からして色変わりそう!!下の写真はZOOMさんにて今も販売されている【カメレオン】というカラーです。 全体的に紫色というか赤紫色というか不思議なカラーなのですが、水の中では少し色が薄くなるイメージです。紫外線で色が変わるのか、それとも日光の透過で色が変わっているように見えているのか、もしくは水に反応するのか。 ただ、魚からすると動いてないのに、見た目が変わったと認識します。 ※ZOOMさんHPより モーターオイル 名前から自動車にいれるガソリンやオイルをイメージしています。 茶色が1番近い色だとおもいますが、普段の色と光を通してみる色が大きく変わります。水面に落ちたとき魚は下から見上げています。そのときは明るい赤色に見えてますが、目の前を通過するにつれて色が濃くなります。 魚は色の違いが認識できているかはわかりませんが、濃淡ぐらいは認識できていると思います。目の前で徐々に色が変わるのは、魚にとって自然な生物に見えているのかもしれません。 ※ZOOMさんHPより 擬態や威嚇と同じ 自然界の生物が擬態するために色を変えるのはよくあること。また威嚇するときに色を変えたりする生物もいます。 僕の考え方では、目の前で色の変化が起きるのはナチュラルな現象で、また特に逃げるときや撹乱させるときに自衛本能で行うことだと思っています。 今回紹介したこの2つのカラーは特に色の変化が起きやすいとバスプロの方から説明を受けました。その話を聞いた直後に、そのカラーを買い漁った記憶があります。 ちなみに、このカラーのあるワームはかなり古いです。まだあるのかわかりません。もしかしたら他のメーカーさんでこのカラーを採用しているワームがあるかもしれません。もし興味があれば一度手にとってご自身で体感してみてください。すれている魚に効果絶大かもしれません。 #{snippet[3]}

釣りにおける『殺気』について個人的な見解を話します。殺気はある!
釣りにおける『殺気』について個人的な見解を話します。殺気はある!
2020年07月22日 更新 藤井の戯言

釣りにおいての殺気。釣り人は少なからず、魚に対してこの感覚を出していると思う。ちなみに、今回話すこの殺気については証明できない感覚の話なので、全く信じれないと思う人も多々いると思う。こいつは何を言ってんだと聞き流す感じで読んでいただければと思います。本当に信じないでね。僕はあると思っていますけど。 もくじ 気づかなければ気づかれない 渓流だけの話ではない 釣り針のないルアー 最も意識を無くす方法は睡眠 殺気を感じるなにかがある 気づかなければ気づかれない 釣りをしていてこんな経験ってないですか?実は目の前に魚がいたが、こちらが気づいてなかったので逃げなかった。ただ、こちらが気づいたら逃げた。 これって実は先週も体験した内容なんです。前回の渓流のすゝめ⑪において、久々の渓流に行きました。そこで釣り上がっていったのですが、とある場所で10投以上はキャストをしました。少し移動したりして同じ場所を何度も打ったのですが釣れません。そこで、移動しようとして足元を見たら15cmほどのヤマメがいたんです。こちらが気づくと同時に逃げました。 もちろんずっと足を動かさなかったわけではありません。むしろ結構動いていました。ただ僕は足元にいたとおもわれるヤマメに気づいていなかった。そこには僕の意識がなかったんです。 こちらが気づいたら、相手も気づいて逃げた。問題はここにあります。 渓流だけの話ではない この感覚は渓流に限った話ではありません。僕は1番釣りしてきた釣り物は、今でもブラックバスです。20年以上ブラックバスをやってきて同じような体験はあります。オカッパリで悠々と泳ぐバス。釣り具を持っていないと逃げないのに、釣具を持ってくるとすぐに逃げる。意識の中の何かが相手に伝わるのでしょうか。相手は野生なので何か感覚的なものを持っているのでしょうか。 釣り針のないルアー 実はこの話は今に始まったことではなく、大学生のときに検証したことがあります。トレブルフックを外したクランクを琵琶湖の赤野井で2時間ほど巻き続けたことがあります。おかげさまで何も釣れませんでしたが、フックがあるときより圧倒的にバイトが増えた経験があります。 そのとき、一緒に検証してくれた友人との間に名言が生まれました。 『なんだ、フックがないほうが釣れるじゃん(釣れてない)』 意識的に釣ろうとしていないルアーは、魚にとって自然なのでしょうか。明らかに口を使ってきました。目には見えない感覚的なものを魚は感じれるのでしょうか。今でもフックを外せば釣れると思っています。(釣れないけど)もちろん、単にフックがないことで口を使ってきたのかもしれませんけどね。 最も意識を無くす方法は睡眠 もう一つ、こんな経験があります。当時は毎週のように琵琶湖にボートを出していました。学生という立場、琵琶湖まで歩いていける立地、年間釣行日数は200日を超えていた恐ろしい日々でした。 近いと言っても朝早いので、昼を過ぎると眠くなります。また、それに加えて14時ごろは釣れない時間が多く眠気が増します。そんなときはダウンショットにして投げてロッドを持って寝ていました。そんなときほど高確率で釣れるのです。これは僕らの中で睡眠釣法という名前もついていました。今思えば、意識を『釣りたい』からかけ離れた『寝たい』におくことで魚にとっては警戒しなくなるのでしょうか。誰も釣れていない中、連続3ヒットなんてこともありました。釣れた後、すぐにボートの上で寝れる精神は少し異常でした。 殺気を感じるなにかがある 何度も言いますが、この話には証明できるものがありません。結果、戯言だと思ってください。ただ、これだけ釣りをしていて説明できない現象にはよく出会います。この殺気なのか意識の伝達なのか、なにかわかりませんが野生の動物は、必ずなにか感じれるものを持っていると思います。 かといって、発信側の人間に殺気を無くす方法がないため、釣りにおいて何も参考にならないこの話。へーそんなこともあるんだ程度に覚えてくださいますと、もしかしたら今後同じようなシチュエーションで役に立つ可能性があるのかもしれません。ただ、何度もいうように、そこにいる魚を釣りたいと思う意識の中で殺気を消す方法は、ほぼないと思いますので、そのシチュエーションに陥っても全く参考になりません。 むしろ、釣りたいと思いながらも意識を飛ばす方法を編み出した方は是非、誰にもいわずに僕だけに教えて下さい。それだけでこの世界では釣りのプロになれる力が身についたと言っても過言ではありません。 #{snippet[3]}