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みなさんこんにちは、ANGLERS藤井です。たくさんの方にサービスを使ってくださり、今年に入ってずっと最高利用者数を更新続けています。本当にありがとうございます。 今までは元々釣りをされている方が大多数でしたが、最近になって「今年から釣りを初めてみました」「10年ぶりのバスフィッシングを再開しました」なんて声が聞こえるようになりました。 僕の中での使命の一つに、[より多くの人に少しでも釣りを楽しいと思ってもらうこと]があります。少し目線を変えて、初めて釣りをされる方が参考になるような内容を少し書こうと思います。 もくじ オフセットフックとは オフセットフックのワームの刺し方 ワームに合わせたフック選びを もくじ4 もくじ5 オフセットフックとは ブラックバスや、ロックゲームなどワームを使用した釣りにおいて最もよく使うフックだと思います。下の画像のように、直角に曲がっている部分のある特徴的なフックをオフセットフックと言います。 このフックはたくさんのリグに使われていて、オフセットフックにワームを付けただけのものを【ノーシンカー】、シンカーを前に付けたら【テキサスリグ】や【フリーリグ】なんていうリグもあります。 ジャンルによりますがルアーフィッシングをされる方はおぼえておいて損はないです。この機会に使い方をおぼえましょう。 オフセットフックのワームの刺し方 オフセットフックも前回のジグヘッド同様に、慣れてしまえばなんてことのないものですが、刺し方に少し癖があります。この独特な形状は、ワームを刺した後に一度抜くために必要な形状なのです。 完成形をイメージする 初めて行う方は完成形をイメージしましょう。完成形がわかれば、どう刺せばいいのかもわかるはず。 中央に刺す 初めのうちは必ずワームの中央に刺しましょう。できるだけ中央にさせば少し曲がってもフックがワームから出てくることはありません。 直角に曲がる場所までの長さ分、ワームに刺す 中央に刺したら、下の画像のように同じ長さ分まで刺しこんで、抜きましょう。 直角に曲がっているところまでワームを入れましょう 下の写真のように、オフセットフックの直角部分にワームが固定されるようにします。 ワームが真っ直ぐになるように刺し込みます ここで重要なのは、ワームが真っ直ぐになること。ジグヘッドのときと同じようにワームが変な形に曲がっていたらやり直しです。 最後に針先をワームに埋めます ジグヘッドにはなかった工程です。上の画像の様に、フックの針先が出ていると根掛かりの原因になります。最後に下の画像の様に、この針先をワームの中に隠して完成です。 ワームに合わせたフック選びを ジグヘッドにも言える話ですが、フック選びがかなり重要です。ワームとフックサイズが合っていなければ、しっかりとオフセットフックを固定することができません。 目安にはなりますが、ワームのボディの1/2から2/3の場所にフックが来るようにフックを選んでください。 練習こそすべて 釣り全体に言えることですが、初めから上手い人なんていませんので何事も慣れるまでは失敗しまくってください。 オフセットフックも慣れてしまえば、簡単にできますよ。 ちなみにですが、フックサイズも限界がありますので、フックの選びに関しては13inchのワームとか使う場合は例外だと思ってくださいね。13インチワームに合うオフセットフックなんて今の所ありませんので。 #{snippet[3]}
今回、個人のTwitterにこんな意見をいただきました。要約すると、 「今年から釣りを初めた高校生です。渓流の話ばかりしないで、もっと初歩的な話をしてください。」 やりましょう!そもそもブラックバスやシーバスなど何でもいいそうですが、まだ何も釣ったことがないとのこと。ハードプラグよりワーム(ソフトルアー)、テキサスよりジグヘッドかなと思いまして、今回の話になりました。 ちなみに、定期的に配信しているおかげか、特定のユーザーさんが反応してくれるようになりました。もし、こんな記事を書いてほしい、意見を言いたいなんて声があれば、こちらのTwitterアカウント(@@norio_anglers)まで連絡ください。 もくじ ジグヘッドの凄さ ジグヘッドをワームに刺す方法 ワームが真っ直ぐに刺さっているか やりやすいワーム、やりにくいワームがある ジグヘッドの凄さ 色んな釣りをやってきましたが、ジグヘッドは初心者向きであり、玄人向きであるリグだと思っています。投げて巻くだけで釣れるし、飛距離も稼げる。しかし、重さの選び方やヘッドの形状なんかで根掛かりの頻度や釣果にしっかりと差がでます。 状況にもよりますが、この飛距離というのは釣りにおいてかなりのメリットで、届かないとそもそも話にならない。届いてしまえば、ノーシンカー(重りのないワームとフックだけ)が1番だと思いますが、ノーシンカーは飛びにくいのが欠点です。 また、テキサスやフリーリグは、常に底を感じたり、アクションさせないといけないので少しコツが必要になります。その点、ジグヘッドというのは飛距離も出るし、巻くだけだし初心者も扱いやすいですよね。(楽観的な意見) ジグヘッドをワームに刺す方法 ただ、ジグヘッドでもワームへの刺し方1つでかなり釣果に差がでます。というか、上手く刺せてない場合は釣れないと思います。 最終的には「何度も練習してもらい慣れてもらう」ことにはなりますが、今回はそのコツを教えたいと思います。 刺す前にどこから出すのかをチェックする 下の写真のように、完成形をイメージしたときにフックがワームのどこから出ているのかを確認します。ワームに傷を付けてチェックしておくのもありです。 初めてのときは最終形である「フックが刺さった形をイメージ」出来ていないため、失敗することが多いと思います。まずはどこからフックが出てくるのかを確認しましょう! ワームの中央にぶっ刺す 慣れてくればどこから刺そうが問題ないのですが、慣れるまではどんなワームでも中央に刺すことをオススメします。 その方が少し歪んでもワームからフックが出てこないためです。 ジグヘッドは右手で固定して左手でワームを押し込む ここが最大のポイントだと思います。初めての方でやりがちなのが、ワームに刺すときにジグヘッドを動かしています。 動かすのはワームの方です。ワームをフックの中に押し込んでいく感じ。フックを動かしてしまうと真っ直ぐに刺さらないんですよね。 僕は右利きなのでワームにフックを刺すときのまま、右手にジグヘッドを持って行いますが、力を入れるのはこの場合、左手になります。ワーム押し込んでいきましょう!! 初めに確認したフックを出すところから針先を出す 初めに刺す前にどこからフックを出すのか確認した場所まで、ワームを押し込んでいき、届いたらそこからフックを出しましょう。 フックを出したら、ワームを真っ直ぐにして完成です。 ワームが真っ直ぐに刺さっているか ワームが真っ直ぐに刺さっているかを確認しましょう。下の写真のように、届いていない、少しでもワームが歪んでいる、ワームに変な力がかかっている状態であればやり直しになります。 こればかりは慣れですからね。慣れるまでは何度もやり直してみてください。そしてワームをボロボロにしてください。だれもがみんな初めはそうでした。 やりやすいワーム、やりにくいワームがある 今回の最重要ポイントは、ワームに刺しこむときにジグヘッドを動かさないでワームを動かすことです。 ジグヘッド側に力を入れてワームに刺しこむと、どうしても歪みます。必ず動かすのはワーム側です。 あとやりにくいワーム、やりやすいワームがあります。それはワームの形状であったり、素材の硬さであったりしますが、初めのうちはあまり力を入れなくもしっかりと刺し込めるワームの方がいいと思います。またワームの形状も真っ直ぐのものを! また、やりやすいジグヘッド、やりにくいジグヘッドもあります。こればかりは人によりけりなのでベストなものを見つけてください。 僕は、初めての方のとりあえず1匹には、ジグヘッドをオススメしますね。もちろん魚種にもよりますが比較的釣りやすい初心者向けのルアーだと思いますよ! #{snippet[3]}
毎年、梅雨入り前から悩むことがあります。それは渓流に害虫がたくさん湧くこと。特に神奈川や静岡は、ヤマビル、蚊、アブ、なんかよくわからない顔の周りを目まぐるしく回る虫とたくさんの虫が邪魔をしてきます。 同じ悩みを持っている人は少なからずいるはず!とのことで今回は、自作!虫除けスプレーの話をします。 もくじ 用意するもの 虫除けスプレーの作り方 100ml分作る理由 メリットとデメリット ハッカ油スプレーはオススメ 用意するもの 用意するものはこれだけになります。 ハッカ油 無水エタノール 精製水 スプレー容器(※ポリスチレン以外) スプレー容器以外はすべて一般的なドラッグストアで揃いました。特に問題なく売っているものだと思います。 1番高かったのは、無水エタノールで500mlで約1,500円ほどしました。ハッカ油は20mlで500円もしません。同じように精製水は200円ぐらい、スプレー容器は100円ショップで購入しました。 ここで1番重要なことは、スプレー容器です。僕は100円ショップで購入したのですが、初めに用意したものが「ポリスチレン製」だったために、容器が変形しました。無水エタノールがポリスチレンを溶かすようです。必ず、買う前にその容器が「ポリエチレン製」であることを確認しましょう。ポリスチレンじゃないですよ!ポリエチレンですよ! ちなみに、ガラスや陶器でも良いそうですが、渓流などでは落とす可能性があり、割れるリスクを考えるとオススメできません。探せばポリエチレン製のスプレー容器はありますから、必ずそっちを用意してください。 虫除けスプレーの作り方 順番が大事ですので、絶対にその順番で作るようにしてください。またスプレー容器にメモリとなるラインを書くことで2回目以降はより簡単になります。 スプレー容器を平面に置き、無水エタノールを先に入れる。(100ml作成の場合は10ml) 無水エタノールの入ったスプレー容器にハッカ油を入れる。(100ml作成の場合は8滴) めちゃくちゃ振る。これでもかというぐらい振る。 精製水を入れる。(100ml作成の場合は90ml) めちゃくちゃ振る。振れるだけ振る。 以上です。イメージは無水エタノールでハッカ油を溶かし、精製水で薄めるということです。 また今回は100ml分を作る分量を書きましたが、割合として1(無水エタノール):9(精製水)であれば大丈夫です。 ハッカ油ですが、僕は8滴程度いれますが少し多めに入れても僕はあまり違いはありませんでした。この辺りは自己責任にはなりますが、自分の最適な分量入れても良いのかもしれません。 100ml分作る理由 僕の渓流における1釣行辺りの時間は平均して約4,5時間です。この釣行ペースで100mlというのは、ギリギリ余る量になります。 もちろん、自分の釣行にあわせてスプレー容器を購入することをオススメします。4時間程度であれば100mlで充分だと思います。 ちなみに効き目は約2時間でなくなると言われていますが、虫が多くなる時期は汗をかくため、2時間もたないと思います。よって大体1時間半ぐらいに1回は体全体にスプレーします。そんな感じで使用していて大体100mlで4、5時間使えると思ってください。 メリットとデメリット この自作ハッカ油スプレーにはメリットとデメリットがあります。みんながみんな効くかわからないし、メリットも人によってはデメリットになるかもしれません。しっかりと読んで各自判断してくださいね。 メリット 市販のスプレーより体に優しいと思います。だって入っているもの3つなんですから。精製水を水とした場合は、ハッカ油と無水エタノールの2つになりますね。 僕はこのスプレーで肌が荒れたり、問題が起きたことはありません。ただ、人によっては肌に合わないこともあるかもしれません。 またもう一つのメリットとしては、市販のスプレーより圧倒的に安いと思います。先程揃えたものは合計で2,300円ほどですが、精製水だけ補充すれば、約5,000ml以上のスプレーが作れます。 精製水は比較的安いものなので、かなり安価にスプレーを作ることができます。 デメリット 一度作ったら、使用期限が1週間ほどしかありません。そもそも僕の場合は1度の釣行でなくなってしまうので、問題ないと言えば問題ないのですが毎回入渓点で作るのは面倒といえば面倒ですね。それに比べて市販のものはできてますからね。そりゃ楽ですね! ハッカ油スプレーはオススメ あなたのマイフィールドに害虫はいませんか?害虫がいる場合、是非ハッカ油で虫除けスプレーを作ってみてはいかがでしょうか。 特に梅雨明けから夏場は、害虫がわんさか増えて釣りどころではなくなることもあります。そんな煩わしさから開放されるかもしれません。されないかもしれませんけどね。 ちなみに作る時に毎回分量を量るとか超面倒!!とか言うあなたには、写真のようにメモリをマジックなんかで書いておくことをオススメします。その容器における無水エタノールを入れる量がわかれば、他に量る必要はありませんので。 #{snippet[3]}
こんにちは。ANGLERS藤井です。今回紹介するアイテムは、特に渓流において抜群の釣果を叩き出すルアーです。 あえて渓流のすゝめ内で紹介しなかったのは、渓流だけに使用するものではなく、いろんなシチュエーションで使えると思ったから。是非いろんな方に使用してもらいたい!! もくじ スミスAR−Sスピナー 良いスピナーの条件 このカラーがすごい 唯一の欠点 問答無用の餌認定 スミスAR−Sスピナー 初めから商品名を言ってしまっていますが、今回紹介するのはスミスのAR−Sスピナーです。ちなみに超が付くほど有名なルアーです。 今までに数多くのヤマメ、アマゴ、イワナをこれで釣ってきました。実はこのルアーの中でも特にあるカラーは特に抜群の釣果をもたらします。 今回はそのルアーカラーについて説明します。 ※スミスさんHPから 良いスピナーの条件 良いスピナーとは、どんな条件でしょうか。これだけ色んなスピナーが出ている中、AR−Sスピナーは何が違うのでしょうか。僕が思う良いスピナーは、 【低速でもしっかりとブレードが回ること】 【ブレードの回り始めが軽いこと】 になります。このスピナーはどちらも満たしていますが、特に低速で綺麗に回ることが素晴らしいです。特徴としてブレードに穴があいていて、外見の形状が他のスピナーと違うところがこの性能を生んでいるのでしょうか、超スローに巻いてもしっかり回ります。 このカラーがすごい これまでの説明に写真が何枚も表示されているので、すでにわかっている方も多いかと思いますが、僕が普段使うカラーは【06.MEGL】一択です。 このカラー以外も持っていますが、限られた装備しか持っていけない渓流においては、他のカラーはサブに回ります。 体感でしかありませんが、このカラーにのみ反応する魚がいます。それも結構な頻度でその魚に当たります。それはこのカラーがメインベイトに似ているのか、魚にとって何がそこまで魅力的なのかはわかりません。ただ、結果僕はこのルアーでたくさんの魚を釣っています。 ※スミスさんHPから 唯一の欠点 このカラーには唯一、且つ最大の欠点があります。 それは、使用していくと光沢がなくなっていくことです。この結果、使えば使うほど釣れにくくなります。 光沢が虫に似ているのか、初めは最も釣れます。ただし、岩に当てたりしていくうちにどんどん剥がれてきて釣れにくくなっていきます。 まぁルアーの塗装というのは、剥がれていくものなので当たり前ですがね、新品の時が本当にすごいので差が大きく感じるだけだと思いますけどね。 問答無用の餌認定 使ったことない人は是非使ってみてください。特殊な使い方やコツなんてなく、投げては一定の速度で巻くだけ。他のスピナーと全く同じです。 渓流経験者ならわかると思いますが、渓魚は1度もしくは2度見に来て見切られたらそれ以降は投げてもチェイスすらありません。居るのはわかっている。居るのはわかっているが。。。なんてときに騙されたと思って一度このAR−Sスピナー【06.MEGL】を投げてみてください。 散々ミノーを投げて反応の一切なくなったポイントで、このルアーで渓魚を釣ったことが何度もあります。是非投げてみてください。 ちなみに重さに関しては、僕は3.5g/4.5g/6.0gを場所で使い分けていますが、基本的に4.5gがメインです。 #{snippet[3]}
みなさんこんにちは。ANGLERS藤井です。みなさんは釣りに偏光レンズのついたサングラス、俗に言う「偏光グラス」は使っていますか。 ほぼ屋外でする魚釣りには欠かせないアイテムです。ただ、渓流においてはこれがないと渓流の魅力が半分以下になるアイテムと言っても過言ではありません。 そんな必須アイテムの偏光グラスでも、特にオススメとなるレンズを紹介します。 もくじ 偏光グラスとは 渓流では特に必要 オススメNO.1 他のレンズと比較 渓流はイーズグリーン 偏光グラスとは 釣りをされるみなさんは、もちろん偏光グラスを付けていますよね。みんな付けている偏光グラス、そもそも偏光とは何なのかは知っていますか。 特に屋外においては、いろんな方向からの強い光が入ってきます。上からも下からも、斜めからもいろんな方向からです。 その中でも水面に立ってみると、水面から反射する光が届きます。その光のせいで水面が鏡のようになり、水中をみることが困難になるのです。 偏光レンズは前後左右、斜めなどのいろんな方向から入ってくる光を偏らせ、自分の見ている方向の光を積極的に取り入れ、他の光を大幅に遮ることができます。結果的に水面のギラツキなどがなくなり、水中がくっきりと見えることができるのです。 少しわかりにくいかもしれませんが、画面中央の水中にある大きな石が偏光グラスがないと半分しか見えません。偏光グラスのおかげで石の実態をみることができます。ただ、偏光グラスのメリットはそれだけではありません。多くの偏光レンズにはUVカット機能があり、紫外線から目を守ります。また、物理的なものからも目を守ることが出来ます。例えば、ルアーが目に向かって飛んできた状況で偏光グラスがあったから助かったなんてこともよく聞きます。 渓流では特に必要 そんな偏光グラスですが、渓流では必需品になります。荷物の多い渓流は、僕は大概のものは忘れたことに気づいてもそのまま釣りしますが、偏光グラスを忘れた場合は面倒ですが車に取りに帰ります。 これは「バイトシーンが見れる釣りだから」だけでなく、「移動の際に不安定な岩場や石の上を移動するため、足元が見えないと危ないから」でもあります。 下の画像のように、渓流は深さがわからなかったり、足場が岩だらけだったりと、足元が見えないことは本当に危険です。 実際に滑ったり、ハマったりして、最悪沈んだりします。よって偏光グラスは渓流においてはウェーダーと同じぐらい重要なアイテムになります。 オススメNO.1 偏光グラスのフレーム部分はお好きなものを選んでいただければ良いとして、重要なものはレンズの部分です。 偏光であれば何でもいいんでしょ?とお思いの方、それは違います。レンズの中でもカラーに大きな違いがあるのです。このレンズカラーは光量、対象物の見え方なんかで変えたほうが良いと思います。 イーズグリーン(EASE GREEN) 結論から言いますと渓流でのオススメNO.1はこちらです。 渓流は天気に関わらず比較的光量が少ないです。それは木々が生い茂っている場所を歩くこと、山は比較的天気が不安定なことが多いことに関係します。レンズの色が濃かったりすると、光量の少ない場所では大変見にくくなるのです。 このイーズグリーンは、光量が少ないところでこそしっかりと見えるように作られています。光量の少ない渓流でも明るくみることができ、足元の確認や魚がチェイスしてきたところなどをバッチリ確認することができます。 ※TALEXさん HPから 他のレンズと比較 TALEXレンズを使用している多くの方が持っているのがこの「トゥルービュースポーツ」ではないでしょうか。 もちろん、僕も持っているので実際に渓流にいき見え方の違いを撮影してきました。それがこちら。当日は曇天で光量が少ない日を選びました。 全く同じ場所、同じ時間で撮影しています。光量の少ない渓流だからこそこれだけの見え方の違いがでます。 ちなみに僕は海でのルアーフィッシングもやるので渓流以外の釣りではトゥルービュースポーツか、アクションコパーを使用しています。釣りや環境によってレンズを変えると、違った発見が見つかるかもしれません。 渓流はイーズグリーン 結果として、僕の中で渓流用のレンズはイーズグリーン1択です。それは唯一の欠点である本当の色で見えないことを差し引いてもメリットが勝つからです。そのぐらいイーズグリーンは渓流において最適だと思っています。 ちなみに今回は釣り人とって最も有名なレンズメーカーTALEXさんのレンズで説明しました。渓流用にレンズを使い分けて、より渓流を楽しんで見てください。 #{snippet[3]}
ロッドのガイドの種類は様々です。高いガイドもあれば安いガイドもある。少しでもガイドのことに興味を持てば、より自分の持っているロッドに愛着が湧くはず。 ガイドについて完全な素人ですが、分かる範囲で話します。もっとガイドを見てロッドを選んでもいいと思う。 もくじ ガイドにはフットがある 場所におけるガイドの名称 一長一短 ガイドを考えてロッドを選ぶ 余談 ガイドにはフットがある そもそもガイドにはどんな種類があるのか。これは富士工業さんのHPをしっかり見てもらうとして、今回は単純にガイドフットの話。 前回話したようにガイドはリングとフレームで出来ています。そのフレームをブランクスにくっつけてロッドになります。 ブランクスにくっついているフレームの部位をフットといいます。 下の写真を見て下さい。赤丸の部分がガイドのフレームのフット部分になります。こことブランクスを固定します。 ※イシグロHPより 場所におけるガイドの名称 ガイドは先端をトップガイド、その次から1番、2番,3番と名称があります。 また最もリールに近いガイドを元ガイドと言います。人によってはバットガイドとも言うらしいですね。 ロッドによってはガイド数が違います。下の写真では11個のガイドがありますが、上から10個目のガイドを9番ガイドなんて数えるのが面倒ですよね。ですので、そう呼ばずに元ガイドの1つ上のガイドなんて言ったりしますが、このあたりは正確な言い方ではありません。ただ、それで伝わるので良いんですがね。 フットの種類 もうすでに写真で説明してしまっていますが、大きくわけて2種類あります。魚種や釣り方によってガイドフレームのフットの数は違います。ガイドに負担のかかるであろうロッドはダブルフット、負担のかかりにくいロッドはシングルフットになる傾向があります。 シングルフット その名の通り、フットが1つです。つまり固定されている場所が1つです。 バス用のロッドだと比較的、先端になればなるほどシングルフットのガイドを使っているものが多いですね。 あとは体感ですが、メバリングやアジング、エリアトラウト用のロッドは全部のガイドがシングルフットのロッドが多いです。魚種や釣り方の特性上、ガイドに負担がかかりにくいものがシングルフットの傾向にあると言えます。 ダブルフット その名の通り、フットが2つあります。ガイドの上下に固定されています。 シングルフットより耐久性があるのでしょう。GTやマグロ、ヒラマサの多くは全ガイドがダブルフットのものが多いです。 僕が持っているGT用ロッドもすべてダブルフットでした。バスタックルだけを見るとベイトタックルはダブルフットが使われやすい傾向がありますが、特にスピニングだからシングル、ベイトだからダブルというわけでなく、魚種や釣り方で考えられています。 一長一短 よく勘違いされるのがダブルフットの方が良いと言われますが、どちらも一長一短です。たしかにダブルフットはガイドが外れにくいと思いますが、デメリットもあります。それぞれのメリット、デメリットを説明します。 シングルフット ダブルフットに比べてガイド1つ当たりの料金が安いです。またスレッドを巻く工賃も必然的に下がります。 またダブルフットより1つ当たりの重さが軽いため、ロッド本体が軽量になりやすいです。 その代わり、ダブルフットと比べると支えている場所が1つなためガイドが曲がりやすくなり、つまりは外れやすくなります。 ダブルフット シングルフットに比べ2箇所で固定しているため、曲がりにくく外れにくいです。 ビッグゲーム用のロッドで使われていたり、バスロッドでも元ガイドはダブルフットが多いです。 シングルフットに記載しましたが、1つあたりの金額も工賃も高くなります。またダブルフットの方が重いため、必然的にロッド全体が重くなります。 ガイドを考えてロッドを選ぶ 今回の話は、みなさんが今後ロッドを選ぶ際に、ガイドを意識してみたらどうでしょうかという提案でした。 ガイドにもいろんな種類があり、、また付ける方向も下の画像のように逆につけることもあります。 シングルフットだから良くないとか、ダブルフットだから良いとかはなく、自分がどんな使い方をしてどんな魚を釣りたいかで検討してみると良いと思います。 余談 富士工業さんのホームページを見ていると、ガイド1つあたり大体いくらするのかわかりますよね。もちろん、この値段は1つあたりの取引金額です。この金額でメーカーさんが取引しているわけではないことはわかります。 ただ、ダイワさんもシマノさんもエントリーモデルってあるじゃないですか。バスでいう、ブレイゾンだったり、バスワンだったりと これ定価おかしくないですか?バスワンなら一番安いもので定価8,700円ですから、5,000円ぐらいで小売店に卸しているとします。利益をだすなら最低でも原価は2,500円〜3,000円でロッドを作らないといけない。 ガイド数は8つあります。いったいガイド1ついくらで買っているのでしょうか。ロッドはガイドだけではありません。ロッドの成形から、グリップ、リールシート。なんならデザインから取り付け工賃、ロッドカバー、送料もあります。こういうことを考えるとダイワさんやシマノさんは企業努力が相当すごい。もしくは何かからくりがあるのか。 もしかしたら、そもそもエントリーモデルのロッドは売っても利益がでない(もしくは赤字?)でやっているのかも。かなり不思議です。誰か知っている人いれば教えてほしいところです。 #{snippet[3]}
こんにちは、ANGLERS藤井です。僕は30年以上釣りをしてきて今まで100本以上のロッドを買いました。その中のいくつかは中古で買っています。 ほしいロッドがすでに販売していなかったとき、また新古品で格安で売っていたりするとどうしても買ってしまいます。中古ロッドを買うときに少しでもアドバイスになればと思います。 もくじ 中古ロッドは買うな 注意すべき点 ブランクスに傷 その他の見るべき点 中古ロッドは買うな 初めから結論でもあり、大前提を否定するような入り方ですが、絶対に新品で買いましょう。 一度人の手に渡ったものは保証がなく、また見た目でわからないことも多々あります。その商品を買ってどうなろうが後悔しない人なら良いですが、後悔する可能性が少しでもあるなら基本的に買わないほうがいいです。 僕が中古で買うロッドは 販売中止、生産中止のもの 思い出のあるもの 釣りに使わない どんなことがあっても後悔しない になります。特に思い出のあるものや釣りに使わないものはコレクターとして買う感じですね。釣りには使わず、家にストックしてあります。 注意すべき点 ここまで記載したことが前提で、それでも買いたいときに注意すべき点を記載します。また以下に示すのは原則、自分で触れる環境にないとできません。ネットオークション等で買うと相手の言うことがすべてなので、やめたほうがいいです。 クラック 前回の話で、ガイドの話をしました。ガイドはエポキシという接着剤でとめるのですが、このエポキシは次第に割れてきます。エポキシが割れている状態のことをクラックと言います。 ロッドではなく、ガイドをとめるための接着剤が割れるのでガイドをつけ直せば問題ないのですが、クラックをほったらかしにしておくとガイドが外れたり、結果的にロッドの損傷に繋がります。よってクラックが発生しているロッドを買うとガイド交換前提になります。つまり買わない方が良いです。 ガイドサビ こちらも前回話したようにガイドを構成するフレームは主にステンレスかチタンです。このフレームの部分にサビが発生していたら、ガイドは交換した方がいいです。 よって、そのロッドはガイド交換分高くつきますね。結果、新品の方が安かったりしません? リング割れ はい、こちらも前回話した内容です。ガイドを構成するもうひとつの部品、リング。こちら割れていませんか? リングが割れているとそこを通るラインが切れますので、釣りになりません。よって、ガイドの交換になります。 リングの割れは触ってみれば簡単にわかりますよ。 穂先詰め 調べるときに元ガイドとかは重点的に調べて、問題ないと判断したものが実は穂先が一度折れてるものだった、とかよくあります。 そのロッドのトップガイドが他のガイドと同じものかどうかを調べましょう。もしくはロッドに記載のある長さと同じ長さなのかを調べましょう。 買った後に、少し短かかったなんてもう涙が出ます。(出ないけど)そのロッド、一度折れてるかもしれませんよ。 ブランクスに傷 あえて書かなかったことですが、そもそもブランクス本体に傷があるものはもってのほかです。 ロッドは全体で魚の抵抗を吸収します。傷があればその場所から簡単に折れますよ。絶対に買ってはダメです。 生き別れた弟の形見だったロッドが売られていた状況であれば買ってもいいです。それぐらいありえない。 その他の見るべき点 その他にもグリップの部分のEVAのテカリ具合や、エンドキャップがあるかどうかなどみるべきところはたくさんあります。何度も言いますよ。基本中古は買わないように。買うなら自分の手元で前述した内容を確認して、最悪なにかあっても後悔しないのなら買いましょう。 特に遠征や持ち運びが多いロッドは、新品に見えても一度人の手に渡ったものは、目に見えない傷があったりして一瞬で折れることがあります。つまり、新品で購入しましょう。 #{snippet[3]}
ロッドについて語ろう、第二回目。素人ながらロッドについて語るこの企画、今回はガイドについて語ります。 前回、市販されているロッドの多くは富士工業さんのガイドが付いている話をしましたが、そのガイドってそもそもどんな種類があるのでしょうか。 もくじ ガイドとは フレームの素材 フレームの形 リングの種類 リングはまだまだSiCが主流 ぼやき ガイドとは 前回も話したように、ガイドとはフレームとリングからなります。固定する方法は、トップガイド(ロッドの先端のガイド)以外は、一般的にはスレッドという糸で巻かれた後に、エポキシという接着剤で固定します。 そうして、ブランクスには何個ものガイドがくっつきロッドとなります。 ちなみに個人的にガイドの補修を試みたことがありますが、何回か失敗しています。このことを年間200本近くロッドを補修しているロッドビルダーの人に話したら、「経験で誰でもできるよ」と言われたので積めばできるようになるのでしょう。 ※イシグロさんHPより フレームの素材 フレームの素材は大きく分けて3種類のものが市場に出回っています。 ステンレス 3つの中で最も安価です。多くのガイドフレームに搭載されていて、ミドルクラスのロッドには搭載されている印象です。 防食性も優れていますが、他の2つに比べて重いです。ちなみに防食性とは金属が腐食しないようにすることです。 チタン 軽くて強くて、錆びにくく三拍子揃っていますが、おかげさまで高いです。世の摂理を体現しているかの様です。 ハイエンドなロッドに搭載されているイメージがあります。 カーボン(AGS) めちゃめちゃ軽いです。体感したら誰でもわかるレベルです。またロッドと同じ素材のため感度が良いと言われています。 僕の意見を言うと防食性というか素材自体が少し脆いイメージがあるんですよね。GTやマグロなんかに使われていないのもそのせいかな。 そもそもGTやマグロに感度っていります?ってことなんでしょう。ただ、ビッグゲームはロッド1本400gとか余裕で超えてくるものが多いので、もしこのガイド強度があがれば軽くできるため是非搭載してほしい。期待しています! ※ダイワさんHPより フレームの形 たくさんの形があり、それぞれが釣り方に特化した形になっていると思います。 今回はその形の中でも特に有名なKガイドを説明します。 Kガイド(Kシリーズ) 最近のロッドの主流はこのKガイドではないでしょうか。 富士工業さんの説明には、【キャスト絡みを激減させる糸絡み自動解除フレーム】とあります。PEラインが主流になってきたのでフレームも同じように進化をしているということでしょう。 実際にフレームの形ひとつでガイド絡みなどのトラブルが減ったと思います。特にPEラインが出た当初は2番目や3番目のガイドに特にトラブルが多かった印象があります。 リングの種類 大きく分けて3つあります。多くのガイドは、フレームにこのリングが装着されていてガイドになります。 トルザイト 富士工業さんのリングで最上級に値します。SiCに比べて外径はそのままに内径を大きくしています。結果的にリング自体が薄くなりました。 これは素材の強度が強くなったからできることなんでしょう。SiCのまま薄くすると強度に問題があるからできなかったことをトルザイトにしたら可能になったということでしょうか。結果的に軽量化に成功しています。 またトルザイトリングはSiCに比べラインとの接触面が広いらしいです。つまりラインに接触しやすくなっている。これは感度につながるのでしょう。接触面積が広くなったので感度もよくなったというわけですね。 ※富士工業さんHPより SiC 1番有名なリングです。長い期間たくさんのガイドに使われていてハイエンドやミドルクラスと問わず、大体SiCです。 現在は、マグロやヒラマサなどのビッグゲームにはSiCですし、未だにトルザイトより使われていると思います。 僕の持っているロッドもほぼSiCですし、使っててマジで不便ないです。30年以上釣りをして割れたり、取れたりしたのもSiCですが、未だに3回しかありません。 ※富士工業さんHPより アルコナイト 最も安価でエントリークラスのロッドに使われているイメージです。ダイワさんやシマノさん、メジャークラフトさんのエントリーモデルに実際に使われています。 SiCと比較すると重く、強度が低いです。結果的に安価なイメージそのままですが、実釣に関して問題があるということを聞いたことありません。 リングはまだまだSiCが主流 結果的に日本での1番の主流は未だSiCだと思います。トルザイトリングは感度や軽量になっているとは言え、実際に使わているのはフィネスな釣りであるメバリング、アジング、バスの一部などがメインかと思います。 強度からくる問題と、そもそもそこまでの感度を必要としないからか、マグロやGTなどに使われていません。 またアルコナイトはエントリーモデルに使われているとは言えまだ一部だけ。やはりSiCがなんだかんだ1番汎用性が高いのでしょう。 ぼやき 個人的考えでは、【ロッドは折れるもの】【ガイドは壊れるもの】です。以下の話はこれが前提です。 僕は今までに3回リングを壊した、もしくは無くしたことがあります。その度にガイドを丸々交換しています。 あれ?リングだけなら買ってきて、はめるだけでは?と思う方いるでしょう。初めは僕もそれでいけると思っていました。ただね、はめれないんですよねリング。またリングも単体で売っていないんですよね。 結果、ガイドを丸々交換しないといけません。そうなるとエポキシを炙ってカッターで切って、今ついているガイドを外してから、一からガイドを付けないといけませんよね。なかなかの費用がかかります。工賃+ガイド本体の料金。 そうなるとどう考えるか。自分でやってしまおうと。釣り人って手先が器用だと思っている人が多いからそうなりがち。でもね、冷静になってください。メーカーさんに出すか、釣具店でやってもらったほうが安いし無難だということがわかるんです。 僕はだいたい釣具のイシグロさんにやってもらいます。下の画像、5番目のガイドを直してもらったのですが、まったく違和感なし!しかもその時の料金は約3,000円でした。 材料費を揃えたり、ガイドを買うだけで同等の金額になります。ガイドの交換はメーカーさんや小売店さんに頼みましょう。 #{snippet[3]}
ANGLERSを利用している方の多くは釣り歴10年以上のベテランの方が多いと思いきや、それと同じくらいのビギナーの方がいらっしゃいます。 実際にマガジンを読まれている方の多くはビギナーの方です。結果、僕のもとにもっと初心者向けの話をしてほしいという声がTwitterに届きました。 やりましょう、基礎の話。まずはロッドから。自己紹介が遅れました。ANGLERSを運営しております藤井と申します。 もくじ ロッドの各部名称 ブランクス ガイド グリップ リールシート ブランクスで独自性を ロッドの各部名称 ロッド、ここではルアー用の釣り竿をこう呼ぶことにします。僕はロッドやリールをつくったことがありませんので素人同然です。ですので専門的なことはロッド職人さんやリールのプロにお願いするとして、本当に基礎的なことを説明します。 今回は、ロッドを形作る各部名称を大まかにわけて、ダラダラと説明だけします!大まかにわけると下の画像のようになりますね。 ブランクス ロッドの核となる部分です。ロッドはブランクスに色々と付けてロッドになります。 そういう意味では、ロッドをイメージしたときに最もイメージしやすい場所がこのブランクスではないでしょうか。ガイドやグリップなどが付いていないブランクスは、見た目は棒ですね。 大きな釜でカーボンの板みたいなものを丸めて棒状にして溶かして成形するらしいですが、僕はその工程をみたことがありません。余談になりますが、日本国内でロッドを成形できるメーカーは限られているらしいですね。僕は4社しか知りませんが、小さな町工場などを入れるともっとたくさんあるのではないでしょうか。多くのメーカーさんは自社でブランクスを作ることが困難なため、OEMの形で他社に作ってもらっています。 ただ、その作り方や成形の仕方に個性や独自性があるので、実際のところ僕らが使う分にはどこで作られたなどは考えなくていいと思います。 あと、人によっては、ブランクスのことをブランクという方もいらっしゃいますが、どっちも通じるのでどちらでも良いのではと思っています。こんなこと言うと誰かに怒られそうですけどね。 ガイド ラインを通すところです。ガイドにはフレームとリングがあり、その2つでガイドは構成されています。日本のガイドはほぼ、富士工業さんの製品ですね。多くのメーカーさんが富士工業さんからガイドを買って、独自のブランクスにガイドを取り付けています。 他にはDAIWAさんのAGS(Air Guide System)なんかがあります。これは富士工業さんのガイドとは素材が違い、フレームからカーボンで出来ています。一般的なチタンフレームより剛性があるので、結果的に感度が良いのにも関わらず、軽いという三拍子揃っています。そのおかげで、高いという四拍子になりかけてますが、それでも2019年に少し安くなりました。 そう言えば、SiC(エスアイシー)とかトルザイトとかの名称は聞いたことある人は多いのではないでしょうか。これはリングの話です。フレームにSiCやトルザイトのリングを付けてガイドになります。つまり、フレームとリングはバラバラのため、いつかは外れます。使用していて気づいたらリングがなかったり、割れているなんてこともありますので注意して使用しましょう。 余談ですが、SiCはシックではありません。昔、乗合船に乗ったときに、みよしに立っていた人が「シックのガイドは良いわ!」と言っていてなんか僕が恥ずかしくなりました。ちなみにその人はコウイカのことをアオリイカとも言っていました。 グリップ 一般的にロッドを握るところになります。リールシートを挟んでロッドの先端側をフロントグリップ、反対側をリアグリップと言います。 ちなみにリアグリップの中でも1番後ろ側をエンドグリップと言うこともあるような、ないような。 グリップの素材は大きくわけて2種類になります。 1つ目はEVA(イーブイエー)です。滑りにくいし、使いやすいですが、使いすぎるとテカテカになります。 2つ目はコルクです。こちらも滑りにくいのと使いやすいですが、使いすぎるとコルクが目抜けしていきます。 なぜか3つ目を説明しますが、シマノさんの独自のグリップでカーボンモノコックのグリップがあります。これはブランクスそのままにリールシートからリアグリップまでをカーボンにしたらしいです。 以前、ポイズンアドレナというバスロッドを使用していましたが、それもカーボンモノコックのグリップでした。大変かっこよく、またEVAのテカリやコルクの目抜けがなく、使用していて何の不便もなかったですね。 ※シマノHPから リールシート リールを取り付けるところになります。のべ竿や鮎竿などリールを取り付けないロッドには、もちろんこの部分はありません。 富士工業さんのリールシートを付けているメーカーさんが多い印象です。シマノ製もダイワ製もアブ製も問題なく付けれるのはリールシートが適合しているからです。 一般的にリールシートはベイト用はトリガーと呼ばれる部分があり、スピニングにはその部分がありません。このトリガーは長さが短いものがあったりと特徴も様々です。 ブランクスで独自性を 今回ロッドの各部名称を話していて、改めて思ったことがあります。 ほぼ富士工業さんの製品でロッドは出来ているのではないかと。ブランクスはそれぞれ各社で独自性がありますが、グリップやガイド、リールシートなんかは富士工業さんのものが多いですね。特にガイドはね、まあ知ってはいたもののなんかすごいことですよね。ほぼ富士工業さんの製品ですね。 富士工業さんのおかげで、たくさんのロッドの製品の質があがったとは思います。ただ、メーカーさんには競争をしていただきたい気持ちがあるので、シマノさんのカーボンモノコックや、ダイワさんのAGSなど革新的なアイデアを僕は応援したいかなぁ。 ※ダイワHPから #{snippet[3]}
みなさんは上の写真の奥の淵にルアーをアプローチするときどうやって投げますか?こんにちは、ANGLERS藤井です。 渓流は他の釣りでは味わえない魅力があります。たくさんの魅力の中で、不自由なキャスティングを強いられることもそのひとつ。 今日はその特殊なキャスティング方法について説明します。 もくじ オーバーヘッドはほぼしない 重要なのは低弾道 メインに使うのは コツは上下に振ること フリップキャストをマスターしよう オーバーヘッドはほぼしない 僕のよく行く渓流ではまったくしません。オーバーヘッドで入れたいような場所がないからです。例えば、上のトップ画像のような大きな木。投げ入れたいのはその木の奥の淵です。もうわかるかと思いますが、オーバーヘッドでは入れることができません。 ちなみに全然関係ないですが、え?木の上に石が乗っている?こんなことは渓流ではよくあること。人為的に乗せた訳ではありませんよ。 遠くに投げる必要がない 釣りにおいて、キャスティング方法はいくつかあります。その中でもオーバーヘッドは最も遠くに飛ばせる方法ではないでしょうか。ブラックバスでも1番使用する投げ方ですし、乗り合いではない青物やマグロでも1番使います。 ただ、渓流においては遠くに投げる必要がありません。それよりも正確に静かにアプローチする方が圧倒的に重要です。 そのため、オーバーヘッドで投げることがないのです。 低弾道になりにくい また、オーバーヘッドはどうしても描く軌道がフワッとなり、大きな放物線になりがちです。 放物線の曲線が大きれば大きいほど着水時の音も大きくなりがちで、静かなアプローチとは正反対になります。 結果、オーバーヘッドのメリットがないのです。 重要なのは低弾道 先程の説明にでてきたように、重要なのは「正確に静かにアプローチする」こと。そのためにはルアーが描くキャスト時の軌道は、低いものでないといけません。 トップ画像や上の画像など、渓流においては、 投げにくい場所 投げ入れにくい場所 がたくさんあります。前者は、そもそもキャストする本人が投げにくい場所です。後者は投げやすいが、かなりのピンスポットに入れないといけない場所です。 ちなみに投げにくいし、投げ入れにくい場所もあります。ただ、そういった場所にこそ魚は潜んでいますし、釣れる確率は高いのです。 そんな場所は、目で見ている直線上の軌道しかルアーをいれることができないと思ってください。そうなると結局、低弾道になるのです。 メインに使うのは そこで登場する投げ方が「フリップキャスト」です。渓流で使うメインの投げ方と言ってもいいでしょう。ちなみにイメージしやすいように言うと、バスのピッチングに似ていると思います。 ただ、いろんなサイトなどでフリップキャストの説明を見ると、ロッドの長さ分のラインの垂らしをいれてルアーを持ってキャストしているものがあります。それって完全にバスのピッチングだと思うんですが、僕はルアーを反対の手でもってキャストしたことは渓流では一度もありません。あくまでもバスのピッチングに似ているだけで、ピッチングではありませんので。 実際に僕が行っているのが、下の辺見さんの動画にあるようなフリップキャストです。 ルアーを手に持つことはありませんし、振り幅は左右でなく下から目の前までなので左右や真上に障害物などがありロッドが振れないときでも投げることができます。 コツは上下に振ること この投げ方は少しコツが入ります。初めてやってできるものではないと思います。また、ロッドが硬いともちろん出来ません。渓流用でティップの硬いロッドを使っている人はいないと思いますが、硬いとやりにくいというか出来ないと思います。また、イメージはティップで投げることです。 左右でなく手元で上下に振る ルアーを投げるとき、どんな投げ方でもロッドのしなりを利用して投げていると思います。この投げ方も同じ。ロッドのしなりを利用します。 違うのは、ロッドをしならせる場所が左右でもなく頭の上でもないということ。目の前で上下にしならせて投げます。 そもそも、真上にも左右にも障害物がありロッドを振れない場所で初めはやっていました。ただ、そのルアーの飛んでいく軌道が簡単に低弾道になるため、どんな場所でも使用するようになってしまったのです。 力は要らないロッドのしなりだけ この投げ方に力は要りません。ロッドのしなりだけ、ティップの反動だけで飛んでいきます。 しかもキャスト時のリリースポイントが上でもなく左右でもなく下にあるため、自動で低弾道になって飛んでいくのです。 垂らしは要らない 投げるときのルアーの位置ですが、ティップとルアーがくっつくぐらいの垂らし0が1番投げやすいです。 これはもちろんロッド次第で折れに繋がりますので無理はしないでください。ただ垂らしがないと圧倒的に操作しやすく投げやすいのは事実です。 フリップキャストをマスターしよう 渓流を初めるにあたってはフリップキャストは絶対にマスターしましょう。もちろんオーバーヘッドやサイドだけでも釣れます。 釣れますが、そのキャスト1つで釣れる確率が簡単に上下するのが渓流の世界。なるべく静かに、且つ正確な場所にアプローチ出来たほうが、より釣れる確率が上がるのは明白です。 どんな場所でも正確な場所に静かにアプローチできるフリップキャストを是非マスターして渓流釣りを楽しみましょう。 #{snippet[3]}
こんにちは。ANGLERS藤井です。みなさんはPEラインを使っていますでしょうか。 僕はハタゲーム、ネイティブトラウト、ティップラン、GTすべてPEラインです。PEラインなしでの釣りはありえないぐらいです。 ただ、PEラインってノットを結ぶの面倒ですよね。しかし、雷魚やバスのパンチング以外は結ぶのが必須になります。今回はその結び方の話です。 もくじ FGノットとは 道具を忘れたら 堀田さんの動画で勉強した もちろん強度は問題なし FGノットとは FGノットとは、PEラインとリーダーの結び方になります。PEラインを使用しているたくさんの釣り人がこのノットを使用しているかと思います。 特にルアーフィッシングで使う結び方なのでANGLERSを利用されている多くの人がこの結び方なのではないでしょうか。 結び方についてはクレハさんのサイトを参考にしていただいて、今回僕が言いたいのは道具を使って結んでいる人への提案です。 ※クレハさんのHPより 道具を忘れたら これは実際にあったこと。僕はハタゲームやティップランを行うときは、レンタルの24-26ftのボートを借りて友人と釣りをします。 あるとき、友人の一人がFGノット用の道具を忘れてラインブレイクの度に誰かにお願いする状況になりました。 わかりますよ。僕も以前は道具を使用していましたからね。忘れたときは借りるか、お願いするかしかないんですよね。 初心者には困難 FGノットって初めてみたとき、わけわかりませんでした。なにがどうなっているのか。 そのぐらい困難なものでした。イラストの説明見てもすぐには理解できない。動画でも一回二回見ただけではすぐには結べるようにはなりませんでした。 FGノット用の道具 となると道具を買いますよね。道具を使えば多少簡単に結ぶことができます。 でも、忘れたときには。。。となってしまい、結局誰かに借りるか、結んでもらうしか方法はありません。 だって道具を使った結び方しか知らないんですから。 堀田さんの動画で勉強した そんなときでした。とある人からある動画を教えてもらいました。それが堀田光哉さんがバスの中でFGノットを結ぶ動画です。他の動画と結び方が全然違いました。これってFGノットなのか?と初めは思ったぐらいです。だがしかし、本当に簡単なんです。同じことの繰り返しで基本やること2つぐらいしかない。なんて簡単なんだ!!本当に衝撃を受けました。 それが下の動画です。(僕が見たのはバスの中で結ぶ動画でしたが、最新版があがってましたので共有します。) すごく丁寧に教えてくださっています。この動画を見てから、結ぶのも早くなりましたし強度も増しました。 何より道具を使用しないで結ぶことができるのが素晴らしい。またコツを教えてくれるのもわかりやすくて良いですよね。 是非見てみてください。 もちろん強度は問題なし これは大前提ですね。ちなみに僕は、この結び方にしてからは結束部分で切れたことはありません。 慣れてしまうと、僕は道具を使うよりも強く結ぶことができるようになりました。 是非できるようになった方がいいと思います。 道具を忘れたらどうする? 1人で釣りに来ていたら? 道具が壊れたら? いろんなことを考えてもメリットしかないんですから。不安がなくなりました。 もちろん、他のノットで結ぶことができる人にとってはその方法で問題ありません。あくまでもFGノットを道具を使って結んでいるあなたに向けて!絶対に覚えたほうが良いですよ! #{snippet[3]}
こんにちは、ANGLERS藤井です。今回は週一で行っている、オススメアイテムを紹介します。 画像を見たあなた、「おいおい、イサナじゃねーか!」と思いましたか?では、このカラーはもちろん知っていますよね?今回紹介するのは、このカラーのことなんです。 もくじ イサナというワーム このカラーこそ最強 ジグヘッドで使う アンバーシャイナー イサナというワーム ※KAESU HPより 2019年度のANGLERSの大会やイベントに参加頂いていた方は、まぁ知っていることでしょう。知っている人が多いと思いましたので今回、イサナを紹介することに少しためらいましたが、実は【最強カラー】があることを知らない人もいるのではないかなと思ったので説明します。 ちなみにイサナのスペックは、こちらをしっかりと見ていただくとして、僕は割愛します。一言で言うなら、どんな使い方をしてもオールマイティーに使えるカメレオンワームです。 それはノーシンカーよし、ダウンショットよし、テキサスよし。どんな使い方をしても釣れるワーム、それがイサナです。 このカラーこそ最強 今回紹介したかったのは、イサナの中でも少し特殊なカラーがあるからです。 上の画像を見たら、1本だけ特殊な輝きをしているのがわかりますか?そう上から3つ目のカラーです。 それは、【アンバーシャイナー】。別段メジャーなカラーではないと思いますが、水中で圧倒的な存在感を出します。 ワームのカラー名というのは、メーカーさんが決めるものなので、基本似たような色でもメーカーによって名前が違うことはよくあること。ただ、このアンバーシャイナーの色は、他のメーカーではあまり見かけたことがありません。 太陽光を浴びると圧倒的に煌めく 中のラメわかりますか?このラメこそが最大の特徴なのかもしれません。 勝手にエレクトリックラメと呼んでいますが、このラメ、他のカラーのラメと少し違います。水中でケイムラ加工してあるのではないかと思うほど青白く反射します。 確かなことかどうかはわかりませんが、ケイムラ加工はしていないはず。ならなぜこのカラーだけアピールするのか。 これはボディカラーが透明なことに関係するのではと思っています。透明なボディにこのエレクトリックラメ。これが最高なんです。 エレクトリックシャッド 知っている人は多いと思いますが、スワンプにある【エレクトリックシャッド】というカラーをご存知でしょうか。1番初めにこのカラーを作ったのがスワンプなのかケイテックなのかdepsなのかわかりませんが、僕の中ではエレクトリックシャッドと言えばスワンプでした。 このカラーのスワンプは以前、琵琶湖をホームとしていた時にかなりお世話になったんですよね。イサナのアンバーシャイナーはこのカラーを彷彿とさせるカラーです。 魚を引きつける何かがあるのか、エレクトリックラメがエレクトリックシャッドに使われているものと同じ?なのか。なんでいろんなメーカーさんはこのカラーを作らないのかが、不思議で仕方ありません。 ジグヘッドで使う ちなみにイサナを使うときは、ジグヘッドこそ最もイサナを活かせるリグだと思っています。これは、イサナを定期的にローリングさせることができるから。 先程、説明したようにアンバーシャイナーにはエレクトリックラメが入っています。このラメは光に反射し、かなりアピールします。 テンポよくローリングさせることでこのラメの反射を最大限に活かすことができます。簡単に言えば常に同じ方向に動いていてほしいのです。 これはノーシンカーやダウンショット、またラバージグ等のトレーラーでは効率的にできないと考えます。 結果、僕はほぼジグヘッドでミドストさせるように使用しています。 アンバーシャイナー イサナというワームはかなり完成度の高いワームであるのにも関わらず、他のメーカーにはあまり見ない【アンバーシャイナー】というカラーがある。 もちろんアンバーシャイナーはめちゃめちゃ釣れる。というわけで個人的にアンバーシャイナーだけ10袋以上のストックがあります。 是非、一度使ってみてください。その際は是非ジグヘッドで使用してくださいね。 #{snippet[3]}
渓流のすゝめをご覧のみなさんこんにちは。ANGLERS藤井です。このシリーズを読まれている方は気づいているかと思いますが、僕はベイトタックルで渓流に行っています。 俗にいうベイトフィネスです。僕はそこまでフィネスな釣り(繊細な釣り)をしているとは思っていませんので単純にベイトタックルと言いますが、渓流こそベイトタックルを使うべきだと思っています。これを読んだらあなたもベイトにしたくなる! もくじ 渓流はスピニングが多い 手返しが圧倒的に早い 狙ったところに入る サミングがしやすい 僕は断然ベイト推し 渓流はスピニングが多い 渓流で釣りをしていると、僕の周りでは7:3ぐらいの割合でスピニングを使っている人の方が多いと思います。以前よりかは、かなり増えてきたとは思いますが、それでもスピニングの人の方が多い。 確かにスピニングの方がトラブルが少ないとは思いますが、ベイトを使うメリットの方が圧倒的にあると思います。 すごい偏見で話しますけど、ベイトを使っていない人は慣れていないだけで食わず嫌い的な人が多いかなと思っています。たしかに慣れるまでは都度バックラッシュしていたら、釣りにならないですし、そりゃストレス溜まりますよね。 ただ、一度慣れるまで使ってみたら手放せなくなると思いますよ。 手返しが圧倒的に良い 初めから最大のメリットを言います。スピニングより圧倒的に手返しが良いです。 誰がなんと言おうとスピニングより手返しが良い。異論は認めません。(強気です!w) 釣りにおける「手返し」とは、「投げる」→「巻く」→「投げる」→「巻く」という一連の動作のことを言います。 スピニングの場合はどうしても投げる前や投げた後に、ベールの上げ下げがあります。これのおかげでテンポが遅れて、手返しが悪くなります。 ベイトにも投げる前にクラッチがありますが、すべて片手でできるので手間になりません。スピニングの場合、ベールを上げたり下げたりするのに両手を使わないといけないので、そこで時間がかかるんですよね。 こういう話をすると「ABUのカーディナルは下げなくてもいい」とか言われそうですが、投げる前にベールを上げることは必要なので却下します! 狙ったところに入る スピニングでも入るわ!と言われそうですが、ベイトの方がキャスタビリティ(すぐに釣り人は難しい言葉を使うな)が高いと思っています。 もちろん上手な人は、ベイトでもスピニングでも狙ったところに一発で決めることができるでしょう。ただ、客観的にどちらが投げやすいか、ポイントに一発で入れやすいかと聞かれたらどうでしょうか。僕はベイトだと答えます。 ロッドの下にリールのあるスピニングより、ロッドの上にリールのあるベイトの方が、投げるときにタックル全体がブレにくいと思っています。 結果として安定してキャストできる。つまり狙いやすい。実際にシーバスの穴撃ちにおいてもベイトを使う人が多いように、ベイトリールは狭いポイントへの繊細なキャストに向いています。 渓流においてはそのキャスタビリティがかなり重要なため、ベイトタックルの方が渓流に向いていると思っています。 サミングがしやすい これもスピニングでできるわ!と言われそう。 サミングとは、指でスプールを抑えてラインの放出を制限することです。放出を制限することで投げたルアーをコントロールすることができます。これがなぜ必要かというと、水面にルアーを投げると必ず着水時に音がしますよね。 サミングせずに投げっぱなしだと、そのときの着水音は「ボチャン!!」と大きな音を立てて、そこの魚は警戒します。 サミングをすることでその着水音を少し下げることができるのです。これができるかできないかで釣果に大きく差が出ます。ベイトリールはスプールの面が上を向いているためすごくサミングしやすいです。 これもスピニングでもできることですが、客観的にしやすい方はどちらかと言われるとベイトのため、ベイトタックルに分があると思っています。 僕は断然ベイト推し 結論から言うと、好きな方で釣りしてくださいとなるんですが、オススメはどちらか聞かれたらベイトタックルと答えます。 初めての人はスピニングの方が設定はないし、トラブルも少ないので選ぶかと思います。ただ、このようにベイトタックルの方がメリットが多く、渓流に向いていると思います。 僕はもう5年以上ベイトタックルで渓流を楽しんでいます。是非、渓流を初める方はベイトタックルで初めてみてはいかがでしょうか。一度ベイトタックルを使うともう戻れません。 #{snippet[3]}
今回この「渓流のすゝめ」シリーズを書きはじめた理由は、この「渓流のモラル、ルール」にあります。 タックルや渓流のブログは数あれど、モラルやルールをしっかりと書いている人がそこまでいなかったので説明しようと思ったのが始まりです。 河川によってルールは違うので自分のいく河川を調べてから行ってほしいのですが、ここで書く内容は初歩的な当たり前のことです。特にこれから初める方はしっかりと読んでください。 もくじ 先行者優先です いろんな釣りをしている人がいる 私有地に入るな 駐車場なんてない 河川にはルールがある 僕の意見 先行者優先です 渓流において、人が入った後は魚がめっきりと釣れなくなります。それは警戒心の強い魚達は人の影や雰囲気、違和感を感じると岩陰に潜み、一切口を使わなくなるからです。 結果、先行者が釣りしていた後はほぼ釣れません。 釣りができるところは有限です。渓流は先行者優先です。 追い抜く行為 退渓して少し上流から入渓する行為 このような行為は、絶対してはいけません。 本当にやめてください。僕は何度もやられたことがありますがいい気はしません。 もし先行者がいた場合は、退渓して違う渓にいきなさい。 いろんな釣りをしている人がいる 渓流で釣りをしている人はルアーフィッシングだけではありません。餌釣り、テンカラ、フライフィッシングと釣りの仕方が大きく違います。 結果、その釣り方次第で進む速度が違います。 例えば、餌の方はルアーよりも比較的、進む速度が遅く、狙うポイントも違います。 だからといって、抜いていいとはなりません。何度も言いますが、渓魚は警戒心が強いです。 あなたが抜いたことで先行者が釣れなくなります。 どんな釣り方であれ、先行者優先です。あなたの前に人がいたなら、渓を変えるかおとなしく帰りましょう。 私有地に入るな 第四回では入渓点、退渓点の話をしました。渓流はどこからでも入れて、どこからでも出れるわけではありません。 入れる場所は限られているし、それは出るときも同じです。渓に入るとき、出るときに私有地に入るのをやめましょう。 それは不法侵入です。最悪、捕まります。もし万が一仕方のない状況のときは、所有者の方に確認をとりましょう。間違っても無言で立ち去ったりしないように!! 駐車場なんてない 渓流に行くときは多くの方が車で移動すると思います。何度も言いますが、入渓点はどこにでもありません。つまり都合よく駐車場なんてありません。 しっかりとした駐車場なんて、ほぼありません。停めるなら道路交通法に抵触しない場所で且つ、誰にも迷惑にならない場所に停めましょう。 間違っても私有地に勝手に停めたりするのは絶対にやめてください。それは、自分たちで釣り場をなくす行為です。大人なのに自分がよければいいと思っている時点で恥ずかしいですよ。 河川にはルールがある ここまで話した内容は、あくまでも一般的な話です。最低限これだけは守りましょう。 ただ、河川には河川のルールがあります。例えば、とある河川は入渓する前に自分がどこから入るのかをマグネットで申告します。 この場合、先行者が優先ではなく、マグネットで申告したものが優先になります。結構、稀有な河川ですが、しっかりと運用できているため素晴らしいと思いました。 あくまでもその河川のルールに従い、皆さん楽しく気持ちよく渓流釣りをしましょう。 僕の意見 最後ですが、一般論ではなく僕個人の意見を言います。 僕は移動中などの先行者の釣りを邪魔しない範囲では、先行者に声をかけるのがマナーだと思っています。その際に、先行者がどこまで釣り上がるのかを聞く、もしくは上流の特定場所から入ってもいいかを聞いたりすることは問題ないと思っています。 もちろん、先行者の方が難しい表情をされたら入ってはいけません。こういった情報収集はお互いに有益で、仲良くなれば釣り友達になれる可能性すらあります。実際に身近にてそのようなことは何度もあります。 ただ、狭い世界だからこそよほど親密にならない限りは、釣果情報を事細かく話すのはやめましょう。渓流の魅力は自分の足で渓を探しポイントを探し、魚を探すところにもあります。手当たり次第に情報を漏らすと自分の首をしめることになりますよ。 たくさんの渓に通い、みんなが楽しく渓流釣りを楽しんでください。あわよくば趣味を共有できる仲間をみつかるかもしれませんよ。 #{snippet[3]}
そもそもの話を忘れていました。初めて渓流に行く人からすると、そもそも何が釣れるのかわかりませんよね。すみません、説明していなかったです。 みなさん、こんにちは。ANGLERS藤井です。今回はマイエリアである山梨、長野、神奈川、静岡をメインとした釣れる魚を紹介します。 もくじ ざっと2種類 アマゴという魚 ヤマトイワナという魚 その他に釣れる魚 ざっと2種類 僕のいくエリアで対象にしている渓流魚は大きく2種類です。そう、ヤマメとイワナです。 ヤマメとイワナは棲み分けが出来ていて、イワナの方が比較的上流部だと言われています。 ただ、そんなこと関係なしに、とある渓Aではイワナしか釣れない。とある渓Bではヤマメしか釣れない。なんてことが頻繁にあるので、あくまでも一般論の話です。 結局、放流という形で人の手が入ってしまっているので、棲み分けのバランスは崩れているのかなとは思います。 僕は大学で生物学を学んだ過去があります。そういった意味で話すと今回話す内容は僕が勝手に定義しているものが含まれます。遺伝子とかそういう観点で調べていないので全く参考になりません! あくまでも、こう思って釣りをしているというだけであって正解だとは思っていません。そのぐらいトラウトという魚は比較的、亜種間や他種間で交配が行われやすく、環境や個体差でわからなくなるんですよね。 ヤマメ 比較的、放流されている魚です。もちろん天然のネイティブな魚もたくさんいます。日本海側と、静岡より東側の太平洋側に流れ出る河川にいます。 僕はヤマメはイワナより警戒心のある魚だと思っています。賢いしかわいいです。(すごい偏見まみれ!) 寿命は約3年と言われていますが、4年目の個体もいると思っています。体の大きさは餌の量や質、あとは川の規模に起因すると思っていますが、40cmを超えるヤマメは4年以上生きている魚だと思っています。 イワナ イワナと言われる魚の多くは、ニッコウイワナと言う魚です。パーマークももちろんありますが、全体に特徴的な白点(斑)があります。 大きくなると50cmも超えてきます。イワナの寿命は7年とか言われていますから、まぁそのぐらいにはなるのでしょう。 比較的源流域に棲み、渓と渓を移動します。水のないところも移動してなんとかするタイプです。 あとイワナは三角形なんですよね。なので撮影するときに下の画像のように、横にならず立ってしまい、撮影をさせてくれないときが多々あります。 余談ですが、イワナって見た目が蛇っぽいですよね。僕がヤマメとイワナならヤマメの方が好きな理由はここにあるような気がします。 アマゴという魚 実はヤマメよりアマゴの方が好きです。生息域が全国でみるとヤマメより少なかったり、朱点が圧倒的に綺麗なためです。 ヤマメとアマゴの違いは、この朱点があるかないかです。ただそれだけなのですが、その違いで僕は一喜一憂できます。 棲んでいる地域が九州と四国、また本州は西は山口から、東は静岡や山梨の一部河川までになります。ちょうど僕が行くエリアがアマゴとヤマメの境界線になると言われています。 と、言われてますが釣りをしてるとアマゴとヤマメの混在している川や、放流によってごちゃごちゃになっている河川があります。実際の境界線って違うのではないかと僕は思っていますが、詳細はどうなのかはわかりません。ちなみに神奈川にも天然のアマゴがいる河川があります。 ヤマトイワナという魚 さきほど説明したイワナは正式にはニッコウイワナといいますが、僕のエリアにはヤマトイワナという魚が存在します。 何度も言いますが、遺伝子等を解析しない限りは純粋なヤマトイワナなんて見た目で特定できないと思っています。結果、この画像のヤマトイワナもニッコウイワナかもしれません。 ヤマトイワナの特徴は、ニッコウイワナと違い白点(白斑)がなく赤色や朱色、黄色の点(斑)があります。 イワナの亜種ってたくさんいますよね。ヤマトイワナが少ないように見えている理由は、ただ特徴が発現していないだけかなと思います。なので、実は純粋なやつはどちらも同じようにいないんじゃないかと思います。純粋なニッコウイワナもそんなにいないのではないかと。そのぐらいトラウトって亜種や他種と交配するんですよね。 その他に釣れる魚 日本全国を見れば、他にもゴリとか、アメマスとかニジマス、ブルックトラウトなど渓流で釣れる魚はたくさんいます。トラウトに絞らなければ、ウグイとかカワムツとか釣れたりします。 僕のエリア今回説明したヤマメ、イワナ、アマゴがメインですね。渓流によって個体差にかなり特徴があるので、その違いを楽しんでみてください。渓が違うだけで、全然体が違いますから。 #{snippet[3]}
こんにちは、ANGLERS藤井です。いつもご覧いただきありがとうございます。おかげさまで読んでいただける方が増えてきました。この「渓流のすゝめ」はこれで4回目になります。初めての人は第一回から順に読んでくださいね。 前回はタックルの話をしました。これで準備は万端です。次に、色々と探し初めると聞き馴染みのない渓流用語が聞こえてきます。そんな話。 もくじ 渓流用語一覧 他にもまだまだある 渓流用語一覧 渓流のルアーフィッシングを始めたときは、たくさんのブログや友人から様々なことを教わりました。ただ、その中には知らない言葉もたくさんあったんです。 今回はその中から、僕が聞いてわからなかったもの、教えてもらったものだけを説明します。一般的な釣り用語は書いていません。あくまでも渓流で知った言葉ですのでご了承ください。 もしかしたら僕も間違って解釈している言葉があるかもしれません。そんなときはご指摘を。 入渓点と退渓点(にゅうけいてん、たいけいてん) 渓流をはじめるとすぐにこの言葉を使うようになります。渓流ってどこからでも入れる、どこからでも出れるなんてことありません。 釣りあがって5時間先にしか出れるところがない。なんてこともあります。 入渓点は、渓流に入る場所、退渓点は渓流から出る場所のことを言います。人によっては退渓点を脱渓点という人もいますが、意味は同じですのでどちらでもいいのではないでしょうか。 アップとダウン 釣り上がることをアップ、釣り下がることをダウン。もしくは、上流に向かってルアーを投げることをアップ、下流に向かってルアーを投げることをダウンといいます。反対岸の上流に向かって投げたらアップクロス、下流に投げたらダウンクロスなんて言い方しますね。 ちなみに、僕は釣り上がることがマナーだと認識しています。ただし、場所によっては釣り下がることが当たり前の場所もあったりします。超有名な場所で奥日光の湯川があります。ここは釣り下がる人がかなりいました。場所によってルールが変わるので、ちゃんと調べてから行くことをオススメします。 まぁ、僕は湯川以外で釣り下がってくる人はみたことないですので釣り上がりが普通だと思いますけどね。 成魚放流(せいぎょほうりゅう) 有名な河川ほど漁協が解禁中に魚の放流を行っています。経験を積むとその魚が放流魚なのか、天然の魚なのかを体を見ればわかるようになります。 成魚放流とは、その名の通り成魚(大人の魚)を放流することを言います。 こういう言い方があるということは、放流魚は基本的には稚魚や小さい魚を放流していることなのだろうか。 ボサ 初めて聞いたときは全く何のことかわかりませんでした。草木が大きく茂っていて、水面まで被さるぐらいの状態だと思っています。特にボサ川などと言って、草木が水面まで覆い被さっている状態の川を言ったりします。 てかボサってなんなんだろうね。マジで。 ゴルジュ帯 両岸が大きな岩などによって狭まっている場所です。結構好きな風景なんですが、泳がないと進めない可能性があるので嫌と言えば嫌な場所でもあります。 そりゃ同じ水量で川幅がなくなれば、水深で稼ぐしかないわけだから深くなるのは当たり前ですけどね。しかも両岸が垂直な岩だったら泳ぐしかないよね。 あとすみません、ゴルジュのいい写真がみつからなかった。もう少し、両岸の岩の距離が近いと雰囲気最高です。 パーマーク 渓流魚についている小判型のマークのことです。 わかりやすいのはヤマメやアマゴでしょうか。特徴的なマークなのですぐにわかると思います。 下の写真の楕円のマークがパーマークですよ。 渓相(けいそう) 以前に話しましたがこれって造語なんですね。いい言葉ですよね。 ざっくり言うと、その渓流の風景や様子です。渓相はいろんな要素で決まるので、言葉で説明するとなんと難しいことか。 余談ですが僕は渓相をなんとなく使っているのですが、渓流の雰囲気だったり様子だったりで考えていて、自分の好きな渓相を良い渓相だとかと思っていたのですが、調べると釣果に関係して良い渓相、悪い渓相って言うらしいです。知らなかった。 釣れたら良い渓相、釣れなかったら悪い渓相?そんな現金な! 銀化(ぎんけ) 餌の数って無限ではありません。特に上流に行けばいくほど、餌は少なくなります。となると魚達同士での競争が始まります。 ではその競争に負けたやつって死ぬのでしょうか。いいえ!そんなやつらは、餌を求めて下流にいきます。 下流に降ろうと意識したら、渓流魚の特徴でもあるパーマークが消えたり、薄くなったりします。これを銀化といいます。 サツキマスとかサクラマスとかそれに当たりますね。 渓流の目標のひとつに、パーマークの消えていない40cmオーバーのオスのアマゴを釣るというのがあります。パーマークはなくても綺麗なのですが、やはりあったほうがより綺麗だなと思っています。 砂防ダム、砂防堰堤(さぼうだむ、さぼうえんてい) 名前のままなんですが、初めて聞いたときは普通のダムと何が違うのかわからなかった自分がいました。 渓流にある小さなダムは砂防ダムだと思って問題ないかと思います。水を緩やかにすることで川の氾濫を防ぐために作られた災害防止用の仕組みなんですが、いつかは砂に埋もれることが約束された、なんか考えれると少し悲しくなる仕組みです。 ただ、砂防ダムはその下流はもちろん、(砂に埋まっていなければ)上流側もアングラーにとっては打ちたくなること間違いなしです。 砂防ダムの釣りは渓流ではない!と言っている友人がいますが、その友人は砂防ダムがあれば必ず打つ姿を見て、人間は欲には勝てないのだなと実感した経験があります。 チャラ瀬(ちゃらせ) 水深が30cmまでの浅い瀬で、水面は軽く波立つ程度"らしい"です。 軽いイメージでチャラ瀬と言っている自分がいました。こんな決まりがあったなんて。時期によっては、淵よりもこのチャラ瀬に魚がついていることがあります。体感ではチャラ瀬の魚は食い気が強いイメージがあります。 てか、なにがチャラいんやろ。しかもそう思っていても、いつまで経ってもその答えを探そうともしないこの現状。 鉄砲水(てっぽうみず) これマジで気をつけてください。川をなめているとマジで死にます。 下流は天気が良くても、山頂部分は豪雨のときがあります。そんなとき思いもよらない水が押し寄せてきます。 大量の水の原因はたくさんあるかと思いますが、途中の堰が決壊したときはマジでやばい!!本当に気をつけてください。 さすがに鉄砲水の画像って経験したことないので、持っていませんでした。まぁ経験していても持っていないでしょう! ちなみに、みなさんご存知かもしれませんが、玄倉川という河川での事故が有名かと思います。この事故はみたときにかなり衝撃を受けました。見る人は自己責任でお願いします。リンクも貼りません。 渡渉(としょう) 川を渡って反対側の岸にいくことです。 最低限の学はあるつもりですが、渓流やるまではこんな言葉聞いたことなかったので少しびっくりしたことを覚えています。 まぁ意味は漢字のままなんですけど。 滑滝(なめたき) 滝ってイメージするのは、傾斜が70〜90度ぐらいのものをイメージするじゃないですか。なんなら水は完全に落下しているものを。 滑滝って傾斜がゆるい滝を言います。今ざっと調べたら45度以下のものを言うらしい。この辺りは正確に決まっているのでしょうか。僕はザックリと傾斜の緩やかな滝をイメージしていました。 すみません、滑滝の画像を持っていませんでした。気になる方は調べてください。 ビバーク テントを張らないで野営することを言います。僕のいくところでは基本的にキャンプは禁止の場所が多いので、キャンプ跡(焚き火跡)なんかを見るとビバークかなと思っています。 あくまでも緊急的なイメージです。初めからテント張る気満々の人はそれはキャンプです。 他にもまだまだある 渓流用語は他にもまだまだありますが、たくさんありすぎて説明するにも限界があるのでこの辺りで終わり。 今回の内容は知っておくと、また釣りが楽しくなります。特に渓流は釣りの中でもかなり近くで自然と触れ合うことができます。 同じ渓でも季節や天気、時間によって全然違う顔を見せるんですよ。少しでも渓流について興味を持っていただければ、これ幸い! #{snippet[3]}
こんにちは、ANGLERS藤井です。前回の渓流に続きまして今回は渓流用ルアーについて話します。 話せるほどの経験も知識もありませんが、6年以上使ってると自分なりに癖だとか使いやすさを考えるようになります。一個人の意見として聞いてもらえたら助かります。 もくじ 使用するロッドで全然違う 持っていくルアーの数 良いルアーは下手でも動く オススメルアー もくじ5 使用するロッドで全然違う 僕がこれから話す内容は、僕の今のタックル「ツララ:クプアス48」での話です。 他のタックルでは同じようになりません。また紹介するルアーでもクプアスで使いにくいものもあります。 ただね、1本しか持っていけないので仕方ないんですよ。バスみたいに10本とか持っていけたらどれだけいいかと思います。邪魔だけど。 この状況で、いかに不自由さを楽しみ、魚を掛けるかということも渓流の魅力です。自分のタックルではどのルアーが使いやすいかを考えながら釣りするのも楽しいですよ。 持っていくルアーの数 僕が普段持っていくルアーの数は、タックルボックス1つにつき大体12個はいるので、そのボックスが4つで合計48個+αになります。 自分で書いていて、え?そんなに持っていってるの?とびっくりしました。毎回使用するの10個ぐらいなのに。 割合としてはミノーが40個以上、スプーン3個ぐらい、スピナー5個ぐらいです。リバーシブルのケースなので1つにつき表と裏で合計12個はいります。 良いルアーは下手でも動く 自分が下手くそだと言っているようなものですがね、良いルアーって雑に動かしても動いてくれるんですよ。 この動いてくれるっていう表現なんですが、どういうことかと言うと魚に違和感を与えないように動いてくれることだと思っています。つまり、違和感が出にくいのが良いルアーの特徴だと思っています。また良いルアーは思ったように動いてくれることもありますね。 ちなみに僕のエリアではアマゴやヤマメが1番警戒心が強いです。いつもその小さな違和感で見切って去って行かれます。 オススメルアー スミス:Dコンタクト【04.TS/20.チャート/43.グリーンゴールド】 誰もが知っているDコンタクト。僕はほぼノーマルしか使いません。 また、基本上記3色をメインに回します。たまに07のTSレーザーも使いますが。 クプアス48というロッドってDコンタクト専用ロッドなのでは?と思うぐらいしっかり違和感なく泳ぎます。 飛距離、トゥイッチ、沈下速度など僕のいく渓流では最も使用するルアーです。ちなみに63mmも使いますが、淵などの水深が50cm以上あるところでしか63は使いません。 スミス:Dコンパクト45【03.グリーンG】 これ餌です。持っていくルアーの中で餌認定しているうちの1つ。圧倒的に口を使わせます。 このカラーが良いんです。なんなら小規模河川ならこれ1つでもいいのではと思うぐらいです。 ちなみにコンパクトは38mmもありますが、僕は全く使いません。45mm一択です。家にこのカラーだけストック5つあります! 欠点は、クプアス48ではキャストにコツがいることです。ルアーチェンジの前にHOBOの68とか使用していてこれに替えたらバックラッシュ不可避! イトウクラフト:Bowie 50s【GG/YMG/AU】 言わずとしれたバルサミノーの定番です。渓流でネイティブトラウトやっている人なら1つは持っているのでは。 思うように動いてくれるのがBowieの良さだと思います。ティップだけでトゥイッチすると、ダート幅が小さく体勢が変わらない動きだし、ベリーから大きく動かすと体勢を崩す大きなダートになります。 ちなみにBowie42sもありますが、僕には難しすぎたためあまり使用していません。 本当はカラーにBTも入れたいんですが、先日ロストしたため写真撮れず。。。 ここまで定番しか書いてないやんけ!と思ったあなた、だって実際に良いルアーなんですもの。以下は、今紹介したもの同様に、僕のタックルボックスに入っているルアーです。 ウォーターランド:Jerk Sonic55 カラーは使い分けが出来ていないのでどのカラーがオススメとは書けず申し訳ないです。 実際はそこまで大きくもないし、重くもないのですが、その体積の大きさからなのか僕は大きく感じるし重く感じました。 それなのに沈下速度が体積の関係でそこまで早くなくゆっくり沈む。だけど泳ぎがキビキビするしジャークソニックていう名前なのにただ巻きが1番安定している不思議なルアー。 ただ、このただ巻きが他のルアーには出せない泳ぎ。追っては来るが食わない魚にこのルアーのただ巻きで食わせたときにタックルボックス入りが確定しました。 Anglo and Company:HOBO68 HOBO68って名称合っているのでしょうか。僕が使っているのがHOBOの68mmで8gのもの。 去年初めてHOBOを手に入れてから深場でかなりお世話になっています。主に淵でしか使いませんが、さきほどのジャークソニックと違い、8gあるのにボディが小さいので水抵抗が少なくしっかり沈みます。 欠点は売っていないことですかね。店舗が世田谷にあるらしいのですが問い合わせしたけど音信不通。。。 Wilderness:Ho-ki minnow HK 50s こちらは2020年度の大阪でのイベントにて購入しました。恥ずかしながらメーカー名ともにその時初めて知りました。 今年の解禁から使用しています。特徴は、リップ角度が浅く、リップが長いことですね。結果、潜りすぎず簡単に左右に体を振ります。 ただ、これが良いときと悪い時があるんですよね。極端に嫌う魚もいれば、猛烈にアタックしてくる魚もいました。 まだまだ僕の使用回数が少ないのがいけないのですが、このルアーにしか出せない動きがあると思っています。 自分のロッドにあったルアーを ここまで紹介したルアーはあくまでも僕自身のタックルで使いやすいルアーです。ロッドや場所が変われば、使いやすさは変わりますので注意が必要です。 今はこれらを使って、渓流に行っていますが結構入れ替わりが激しいのでオススメルアーがあればすぐに紹介します。ちなみに途中に出てきた【もはや餌】はあと2つあります。そちらはまた紹介します。 次回は渓流用語(造語など)を含め、僕なりの釣り場の探し方を案内できればと思います。 #{snippet[3]}
こんにちは、ANGLERS藤井です。今回は渓流の持ち物の話をします。 2020年4月時点で、僕が持っていくものを全部公開します。必要なものがあればメモしてくださいね。ちなみに源流ではないのでザイルやメットは持っていきません。 もくじ 持っていくもの 初めての人へ 装備を紹介します その他のアイテム 持っていくもの 必ず持っていくものから書きます。 ロッド リール ライン(替えライン含む) タックルボックス ウェーダー(ソックスタイプ) シューズ 帽子 偏光グラス フィッシングベスト ランディングネット フォーセップ ラインカッター メジャー スナップ スプリットリング 水温計 ライター 根がかり外し 熊鈴 熊笛 ピストル タオル プライヤー 虫除けスプレー ドリンクホルダー(飲み物) こんな感じになります。下の画像は実際の装備になります。 重要なことは「両手をフリーにする」です。渓流は足場が悪く、転倒することもあります。極力手に何も持たなくてもいいように装備をまとめることが重要です。 僕は普段、片手にロッドを持っています移動しますが場所によってはロッドもフィッシングベストに収納します。 使用しているColumbiaのPFGのフィッシングベストは本当に優秀です。上記に書いたもの、すべてフィッシングベストに収まるのは当たり前です。また、チャックの位置、ロッドの収納など細かい便利な箇所がたくさんあるのも魅力的。 ちなみにロッドやウェーダー以外の小物を全部収納するとこんな感じになります。 初めての人へ 以下、渓流を初めようと思っている人に対して僕なりのオススメを書きます。書きたいことはたくさんありますが、長くなるので重要なことだけを掻い摘んで話します。 ウェーダーはソックスタイプのものを選ぼう ウェーダーにはシューズと一体型になっているシューズ一体型と、シューズを別に用意するソックスタイプとあります。必ず、シューズを別に用意するソックスタイプを買いましょう。 実は僕も最初のうちは、サーフで使っていたシューズ一体型のウェーダーで渓流に行っていました。ただ、釣行時間が長かったからかもしれませんが途中で歩けなくなるぐらい疲労したんですよね。また足首がしっかり固定されていないので挫くことも何度かありました。 実際に釣りが終わってから3時間ほどすると、ガチで歩けなくなったり足が攣ったりもしてました。しかし、ソックスタイプにしてからはその疲れが格段に減ったんです。また怪我をする確率もソックスタイプはかなり下がります。釣りが終わってからも、一体型に比べかなり楽になるので、値段は少し上がりますがソックスタイプにして専用の靴を履くことをオススメします。 シューズのソールはフェルトソールを選ぼう 渓流用シューズのソールには大きく2種類あります。1つはフェルトソール、1つはラジアルソールです。初めての人はフェルトソールをオススメします。 慣れている人であれば問題ないと思いますが、ビブラム含めラジアルソールは苔のついた石の上ではフェルトソールに比べて断然滑ります。高巻き(一度渓流を出て上流部に入り直すこと)をしない限り、川の中を移動することが大半の渓流は、フェルトの方が安心だと思います。ただし、フェルトソールにも欠点はあり落ち葉の上などは恐ろしく滑りますから、そこだけ注意してください! ロッドは5ftまでの長さで 僕が普段いく河川だと、川幅は3-7mぐらいがほとんどです。短いと1mなかったりします。 渓流においてロングロッドはメリットが全くと言っていいほどないと思っています。僕の行くような場所では4ft前半が1番使いやすいと思います。これは自分のよく行く渓流によりけりです。自分の使いやすいロッドを選んでください。 偏光グラスは必須 渓流の楽しみはバイトシーンが見えることでもあります。物陰からすごい早さで追ってくる魚を見ると興奮しますよね。 そんなときバイトが見えないのは、渓流のメリットが半減します。またバイトシーン以外でも、渓流は足場の悪いところが多いので水の中が見えるのは安全面でも必要です。少しでも危険を回避するために、必ず偏光グラスをしましょう。 偏光グラスのレンズの種類についても触れたいところですが、ここでは長くなりますのでまた次回以降に説明します。 装備を紹介します 僕が使っているルアー以外のタックルを紹介します。ルアーは長くなるので次回以降にまとめて紹介しますね。 ロッド:ツララ「クプアス48」 僕の渓流ロッドとしては、5本目になります。どちらかと言うと僕がロッドに合わせにいってる感もありますが、今まで使ってきた中では圧倒的に使いやすいですね。よく、エンドグリップが長いから渓流向きではないとか言われますが、それはクプアス48を使ったことない人の意見でしょう。ロッドエンドが長いからこそリールとのバランスが取れていてリールが重いのに全くその重さを感じません。 また、ロッド自体は4ft8inchですが、エンドグリップが長いため実用ftは4ft前半になります。そこも良いところなんですよね。ちなみに僕はベイトをメインで使用していますが、まだまだ渓流のマジョリティはスピニングだと思います。お好きな方を選べばいいかなと思います。 リール:シマノ「カルカッタコンクエストBFS HG」 はっきり言って、他のベイトフィネスのリールより圧倒的に重いです。200gですよ200g!アルデバランBFS XGが確か130gぐらいですから、その重さの違いがわかるはず。 しかし僕はその軽いアルデバランから重いカルコンにしました。それはクプアス48にはカルコンの方がバランスが取れているからです。またXGじゃなくHGのギア比も大変使いやすいです。あとはぶっちゃけ丸型リールが好きだからかな。 ちなみにクプアス48の重心は下方気味にあります。一度クプアス48にカルカッタコンクエストBFS HGを付けて使ってみたらわかりますよ。このタッグは、本当にベストだと思っています。 ライン:PE0.6号+リーダー6lb これこそ人によって差が出る話ですが、僕は0.6号を30mほどしか巻いていません。要らないからです。 またリーダーはフロロ6lbです。今までは7lb使っていましたが6lbに変更しました。まぁこの辺りは頻繁に変わるので6lbか7lbで。 よく『ラインが太いのでは?』とか言われますが、魚のことより根がかり時のことを考えてこの太さです。ルアーで見切られたことは何回かありますが、ラインの太さのせいで釣れなかったと思う経験がありません。 6lbあれば岩場に擦れてもそうそう切れませんし、僕の行く渓流であればこのラインがベストかと思います。 その他のアイテム 季節や場所によって使ったり、使わなかったりするアイテムを紹介します。 フィッシンググローブ 必ず持っていく方で説明しようか迷いました。ただ、必ずしているわけではないので外しました。 場所によって使うときと使わないときがありますが、その判断はどれだけ藪こぎや高巻きをするかです。 何度も言いますが足場が悪いところを何時間も移動します。あら不思議、気づくと手のひらがいつの間にか切れてます。 グローブはあったほうが絶対に安心です。 サポートベルト 腰痛持ちの人は必須だと思います。釣行時間が長いと7時間超えの渓流は、足腰にかなりきます。 場所によってはキャストの姿勢や巻くときの姿勢が腰に大きく負担をかけます。 その日はよくても次の日にかなりきます。今は良くてもいつの間にか来るでしょう。 友舟 友舟ってDAIWAさんの商品名なのかな、SHIMANOさんは引舟らしいです。 もうこの当たりから実用性というか趣味の話になりますが、友舟があるとこんな感じの写真が撮れます。 そうその日の釣果をまとめて撮影できるのです。僕は持ち帰らないので食べる目的はありません。移動に関しては、もちろん同じ河川だけにしてくださいね。魚を別の川に移動させないように! レッグガード これの出番はそんなにありません。時期的に茨が生い茂っている場所に行くときに使用します。 その理由は、ウェーダーに穴をあけたくないから。茨のおかげで何回穴を補修したかわかりません。 レッグガードのおかげで防げたのかどうかは謎ですが、お陰様でレッグガードをしているときにあいたことは今までありません。 こんな感じです。マジで持っていくものが多いでしょう。これらをほぼフィッシングベストに入れて移動します。 それでは次回はルアーの詳細を話します。偏見だらけのルアー紹介をお楽しみに。 #{snippet[3]}
こんにちは、ANGLERS藤井です。今日から連続で渓流の話をします。少しでも渓流に興味をもってくださいますと「嬉しい反面」と「嬉しくない反面」が入り混じった複雑気持ちになります。では話さないほうがええやん。となりますが、この機会に渓流のルールやモラルを知ってもらいたい、また釣り人を増やすことが僕の仕事だと思っているので書きたいと思います。 ちなみにANGLERSに登録されている釣果の多さではトラウトは2020年5月時点で第5位です。エリアトラウト(管理釣り場)の釣果もかなりはいっているので、すべてが渓流の釣果ではありませんがね。 もくじ 【重要】前提 この写真を綺麗だなと思ったら 凛とした姿 禁漁期間がある 装備は次回 【重要】前提 ここ、1番読んでくださいね。僕は主に【山梨、神奈川、長野、静岡】の渓流をメインにルアーフィッシングをしています。渓流のネイティブトラウトを初めて今年で7年目になります。昨年度の年間釣行日数は38日なので、大体週一ペースになりますかね。 これから話す内容においては、基本的に河川名は出しません。出しても誰もが知っている河川です。また、極力すでに渓流釣りをされている方が不利益を生じるようなことは言わないように気をつけます。特に掲載する写真から場所がわかったり、入渓点がわかるようなことはしないので安心してください。 渓流と源流、本流は全然違う 僕は渓流しかやったことありません。ですのでこれからの話は、渓流の話であって源流や本流では当てはまりません。正確に言うと当てはまらない部分が多々あるだろうなと思います。 その違いですが、ざっくりいうと水深だったり川幅だったり、狙う魚が違ったりします。結果として、使うロッドの長さが極端に変わったり、ラインの太さやルアーの大きさが変わります。 この当たりの線引って結構大雑把に分かれているので、僕の話はザックリと渓流の話なんだなって思ってください。間違っても、源流や本流でも当たり前だとは思わないでくださいね。 地域でルールが全然違う 僕は、先程説明したエリア【山梨、神奈川、長野、静岡】の渓流で釣りしています。他のエリアは同様のルールではありません。なんなら、河川によって全くルールが違います。 僕の話す内容は、【山梨、神奈川、長野、静岡】での大雑把な河川のルールと思ってください。詳細は個別の河川のルールに従ってください。 ルアーフィッシング 僕は原則ルアーでしかやりません。渓流は餌釣り、フライフィッシング、テンカラ、ルアーの人がいます。特に餌釣りにはなりますが、フライやテンカラの人も含めてこれからの話は参考にならないかもしれません。 これからの渓流の話はすべてルアーフィッシングの話だと思って聞いてくださいまし。 この写真を綺麗だなと思ったら まずは写真から見てください。 この写真を綺麗だなと思ったら、もうあなたは渓流に虜です。左下の小さな淵にルアーを入れたいと思ったあなたはすでに病気です。 渓流の魅力の1つは、その渓相にあります。(※渓相って釣り人の造語なんですね。書いた後に調べたら、そんな言葉はないことがわかりました。) ちなみに僕は日の出の時間帯が1番好きです。わかりにくいですが、そこに住む生き物すべてが目覚める感じがするから。 また特に僕のエリアでは5月が1番良いですね。新緑が最高です。その理由は緑はすごく綺麗なのに他の草が成長していないし、虫が少ないからです。釣りがしやすいわけです。9月の終わりも好きなんですが、紅葉もはじまってもいないし草木が成長しきっていて藪こぎが大変なんだわ。特にボサ川にいくときなんて進めない可能性すらあります。 凛とした姿 風景も最高ですが、そもそも魚が綺麗なんです。パーマークやヒレピン、魚体の色相だったりと容作るパーツ1つ1つが素晴らしい。 だけどね、どれだけ大きくても、どれだけ綺麗でもトラウトの1番の魅力って顔つき、特に目だと思うんです。めちゃめちゃ凛としていませんか。 ネイティブトラウトがきれいな理由は、常に死を感じて生きていることかなと思っています。 今日餌がとれなかったら死ぬかもしれない。いつ敵が襲ってくるかわからない状態だと認識している。常に死と隣合わせに生きていることを実感して毎日を過ごしている。 これが顔つきに出ています。その姿が凛としているようにみえるのだと思っています。 警戒心とか半端ないですからね。1チェイスどころか、一瞬魚っぽいものが見えたで終わり。とかザラです。 この凛とした顔つきが、僕が渓流でのネイティブトラウトに夢中になる理由だと思います。 禁漁期間がある ちなみに渓流の釣りにあって、他の釣りにはあまりないことに「禁漁期間」があります。もちろん渓流以外にも禁漁期間のある釣り場はたくさんあります。だけど、一般的には禁漁期間のない釣りの方が多いですね。 禁漁期間は地域差もありますが、だいたい10/1〜2月末までになります。つまり釣りをしてもいい期間は3/1〜9/30までになります。ちなみに長野県南部は2/16から9/30まで、神奈川県の一部は3/から10/16までだったりと場所によって様々です。 また、漁協の人kら確認等が来たら拒否せずに従いましょう。 ちなみにこちらは僕が去年買った、関東でも最も有名な河川のひとつ【桂川漁協の年券】です。4,200円ってことは回数で割ると1回あたり100円強ですね。 ちなみに、遊漁券は日券と年券があります。絶対年券の方がお得です。また日券はコンビニでも売っていることが多いですので、買ってから渓流にいくことをオススメします。 装備は次回 渓流の釣りは、装備が本当に大事です。特に釣り道具以外の道具が本当に大事です。 次回は道具の話をしますが、【絶対に必要なもの】【あったほうがいいもの】【あってもなくてもいいもの】を順に書きます。 渓流、というか山は本当に危ないです。装備が足りないから、怪我をしたり、最悪命を落とします。絶対に必要なものは、必ず持っていくようにしましょう。絶対に必要です!! #{snippet[3]}
こんにちわ、ANGLERS藤井です。前回書いたアカハタに使える最強ワームの話がたくさんの方に見られていたのでアイテムを紹介するシリーズを書くことにしました。 ちなみに、ここで紹介するものは釣具だけでなく、釣りに使えるアイテム全般を忖度なしで紹介します。その結果、ボロボロのものもあるかと思いますが、その辺りは理解してください。 もくじ 前提として 最も信頼しているヘビーウェイトミノー 使う理由 余談 前提として 本当は、【ブラックバスに使える】とか、【シーバスに効く】とか【マグロに使える】とか、魚種を絞って書こうと思ったのですが、これを見た人にそう思わせる必要はないなと思い、魚種やエリアなど限定して書く必要ないなと思ったので書いていません!! だから読んでみて興味ないなと思う人、たくさんいるかもしれない。でもね、投げてはいけないルールなんてないのでね、普段使わない道具やルアーをここで知ってもらって自分の釣りにアレンジしてみるのもいいと思うわけです。 例をあげると、ブラックバス用ルアーの定番カラーとソルト用カラーの定番って違いますよね。ブラックバス用ルアーに【コットンキャンディー】とか、【イワシ】とかのカラーってないじゃないですか。でも使っていいと思うんですよね。全然問題ない。ちなみに僕はシーバス用のコットンキャンディーのルアーで琵琶湖で爆釣したことがありますよ。 ですので、この紹介するシリーズは先入観は捨てて読んでいただけると最高です。 また、誰もが知っているような当たり前のものも紹介すると思います。知っている方は知っている。これ当たり前ですのでご勘弁ください。 最も信頼しているヘビーウェイトミノー 今回紹介するアイテムは、ジャクソンさんのピンテールです。 超がつくほど有名です。持っている人多いと思います。それぐらい釣れるし、信用しています。 下記の写真は僕が持っているピンテールの左側の3つが「ピンテールチューン40貫通」、右側が「ピンテールEZ45」です。 頻繁に使うのは「ピンテールチューン40貫通」の方、こちらめちゃくちゃ使用しています。結果、めちゃくちゃロストしています。 最も使うタイミングはご存知、サワラもしくは、カツオナブラ。まぁ1番使われているシチュエーションかと思いますが、たくさんのヘビーウェイトのミノーがあるなか、ダントツで使う理由はたくさんあります。 使う理由 大きく2点、それは飛距離と姿勢になります。 飛距離がすごい 「ピンテールチューン40貫通」の方は40g、「ピンテールEZ45」の方は、45gあります。そりゃ飛びますね。ナブラ撃ちでも多用しますので、飛ぶことは最低条件です。 飛ぶときなんですが、僕がこのルアーを推す理由は、飛ぶ姿勢にあります。 僕の中で釣れるルアーって共通点があって、飛んでいるときの姿勢がブレないんです。そのままの姿勢で飛んでいく。 ルアーの動きと飛ぶ姿勢が関係あるのかどうかわかりませんが、飛ぶ姿勢がブレてないルアーって良いルアーが多いと思いませんか?もちろん、ブレると良くないわけではないと思いますが、釣れるルアーにブレないルアーが多いと思っています。 早巻きでしっかり動く 遅く巻いてしっかり泳ぐことも重要ですが、このピンテールはハイギア(8.1)のリールでめちゃくちゃ早く巻いてもしっかり泳ぎます。 特に「ピンテールチューン40貫通」は、しっかりウォブリングアクションをします。そのウォブリングアクションはイワシなどのベイトが群れているときの泳ぎ方に似ていると僕は思っています。 冗談ではないのですが、自分のルアーが手元まで来ていることを知らず、自分の使っているルアーを僕はベイトフィッシュだと思ったことがあります。 余談 ピンテールを使ったことない方は、是非使ってみてください。ちなみに、ピンテールには、サワラチューンやサゴシチューンというシリーズが出ていますが、こちらは使いましたが僕の中ではピンテールチューン40貫通に勝てませんでした。 特にサワラやカツオを釣ったことない方は、必ず1つはタックルボックスに入れてほしいですね。 僕がこのルアーに完全に惚れた理由は【鳥を釣ったこと】です。釣ることってありますよね。でもそれって体のどこかに掛かってませんか?僕はしっかりと口に掛けたことがあるのです。くちばしに貫通していました。 相模湾でナブラ撃ちをしていたとき、それは起きました。たくさんのオオミズナギドリの鳥山ができていて、その近くに投げたのですが、掛かったのは魚でもこの鳥でもなく、海鵜!!知ってますか?鵜って視力がかなりいいんですよ。その鵜を騙したピンテールチューン40貫通。本当に最高のルアーです。 #{snippet[3]}