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【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タチウオの回②-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タチウオの回②-
2021年07月10日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、タチウオゲーム、についての後編です。今回は釣果を分けるポイントについてお伝えしていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。 もくじ タチウオゲームのポイント1-ジグについて タチウオゲームのポイント2-ラインについて おわりに タチウオゲームのポイント1-ジグについて 1.ジグについて 1.-1数量 前回、必要な道具のところで「あれ?ルアーは?」と思われた方もいるかもしれません。 個人的にタチウオ釣りの最大のポイントは「いかにルアーをロストしないか」にかかっていると思います。 加えて、ルアーを無くしても折れない心と、無くしても釣りに影響しないルアーのストック量、も重要です。 何かの呪いがかかっているのか?あるいはジグをロストさせるように緊急指令が内閣あたりからタチウオ界に発せられているのか?と邪推したくなるくらいに、とにかくジグがなくなる釣りです。 なので、当然ストックはたくさんあるに越したことがなく、目安としては、当日釣りたいタチウオの本数の半分くらい、20本釣りたいなら10本くらいは持っていくと安心です。 1.-2カラー シルバー、ピンク、紫あたりをベースカラーと考え、その周辺で何色か用意するのがオーソドックスな考え方だと思います。 ただ、この色でなければ絶対に食わない、という話でもないとは思います。基本色はカバーしつつ、グロー入りとか、オレンジや緑等の押さえがあるといいかと思います。 1.-3銘柄 個別銘柄に言及する必要はないのかもしれませんが、タチウオ専用のジグが各社から出ておりますので、その中からチョイスするのが良いと思います。 何故なら「安い」からです。ダイワ等、大手メーカーのものであれば600円前後で購入可能です。 一方、ボーズレスとかのタングステンジグも釣れるのですが一つあたり3,000円程度します。そしてロストする確率は安くても高くても一緒です。どうせなくなるので、なるべく安いものを数多く用意するのが得策です。と、いいつつも、あっと驚くジグで釣れることもあります。1軍として用意するものの他に、トリッキーなものを保険で用意しておくと、いざという時に役立つかもしれないです。具体的にはすごく大きいかすごく小さいかのどちらかの両極端で押さえておくと良いと思います。 上二つタチウオ専用ジグ。タチウオ界では勝ち組です また、当然のことながら、ルアーが失くなればフックも失くなります。ルアーと同じ数だけ用意しておきましょう。 タチウオゲームのポイント2-ラインについて 2.メインライン・リーダーについて 2.-1メインライン メインラインはおまつりという要因を除けば、0.6号くらいでも問題ないと思います。乗合の場合は船宿指定の号数がベターです。そして、タチウオのラインの問題は号数よりもマーカーの色かと思います。 比較的安価で性能も納得感のあるこちらの二つ、左のほうが頼りになる感じもするのですが、ことタチウオに関しては右です。左は白x緑のマーカーがあり、白い部分はタチウオがしらすとかの魚と間違えてバイトするようなのです。個別でこの二種を出しましたが、マーカーに白が入っているラインはタチウオの際は避けたほうが良さそうです。「あれ?いやに早いけど着底した?」というようにジグの重みが消えた場合は、タチウオがヒットしているか切られているかのどちらかです。 2.-2リーダー 「ワイヤーリーダーは使わないでください」と船宿指定もあるのですが、こう歯が鋭くて切られまくるとワイヤーも使いたくなりますよね。でもダメなので、しゃーなしに50lbくらいのリーダーを使うケースが多いと思います。 これに関してなのですが、リーダーがフロロだろうとナイロンだろうと、どれだけ太く頑丈でも当たりどころが悪ければ切れてしまう気がします。かつて、タチウオかサワラかは定かではないのですが、ジグのアシストライン、シーハンターで100lb程度あったかと思います、をすっぱりやられたことがありました。 ですので、個人的にはタチウオの際は常に天に祈りを捧げながら16lbくらいでやっています。目がいい魚なのでしょう、細いリーダーの方が食いはいいです。ただ、熟練者はリーダーが太くても食わせる技術をお持ちのようですので、うまくなるに従い太くしていけばいいのではないでしょうか。 おそらくなのですが、リーダーを切られない技術、というのも存在しているように思えます。その日の状況にもよるとは思いますが、ジグが真横を向いている時に切られるのであれば、動かしすぎないでバイトを引き出すとか。研究の余地≒ゲーム性は高いですね、タチウオ。 おわりに ルアーのタチウオは知識・経験・技術が如実に釣果に現れるゲームだと思います。そしてうまくなるためには結構な投資も必要になるゲーム。。。ぼくはケチなので、ランニングコストがかかり続ける釣りは、気分的にまぁまぁ辛かったりします。 また、群れが小さいと移動が早く、今日釣れているからといって明日同じ場所で釣れるとも限らないのが悩ましいところです。ゆえに、幽霊と呼ばれたり、ボウズは当たり前、と言われる釣りだったりもします。でも釣れなくても気にしないでください。それはゲームに慣れていないだけなんだから。悔しいなら、上手くなりたいなら頑張って経験を積めばいいだけなのです。 やったらやった分だけ経験がたまり将来に繋がるという意味で、タチウオゲームは非常に建設的なゲームであり、ルアーがなくなることを気にしなければ、前向きな気持ちで取り組み続けることができるゲームだと思います。 #{snippet[19]}

【サーフゲーム】サーフマゴチゲームのススメ-後編-
【サーフゲーム】サーフマゴチゲームのススメ-後編-
2021年08月17日 更新 魚種や釣り方

こんにちは。東北三浦イーグルスです。主に地元宮城のサーフで土日メインですが竿を振っております。基本激混みなので場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイル(笑) 6月に入り東北宮城では連日マゴチが絶好調。これから夏にむけてマゴチが主体となりサーフも一層盛り上がりを見せる時期です。 朝マズメ、夕マズメは当然チャンスタイムとなるのですがマゴチゲームの良い所は日中のギラギラ日が照る時間帯でも潮さえ動きがあれば十分勝負になるところ。 今回は主にサーフからのマゴチゲームのすすめの後編。初めてのマゴチを釣る為のヒントをお伝えします。釣れた事がある方も釣果アップに繋がるような情報をお届け致します。 もくじ マゴチのアタリ マゴチのあわせ方 ファイトからランディングまで 【〜体験談〜針掛かりが浅い?それとも深い?】 おわりに マゴチのアタリ ここではマゴチのルアーゲームで多いバイトのパターンを3つ紹介します。(あくまで私個人の主観です) 【フォールバイト】 キャスト後やリフト&フォールでのテンションフォールまたはフリーフォール中、ストップ&ゴーでのストップの直後の着底時に出るバイト。底取り時にすでに丸呑みしてるパターンが多く、キャスト後に着底の感覚がない、着底付近で僅かにテンションが出るといったちょっとした違和感アタリが多い。 【着底後の巻き出しバイト】 着底後の巻き出しやストップ&ゴーでの巻き出し直後に出るバイト。ゴン!ガツン!グイッ!等、強めではっきりしたアタリの感覚が出やすい。 【スレがかりバイト(笑)】 ゆっくり底を取る釣りが故のバイト(笑)。底を擦ったままのスローリトリーブ中が多く、巻いてたら自然に重くなったパターンが代表的。 マゴチのあわせ方 アタリや違和感があれば合わせ(フッキング)を行います。実際に釣りの最中のアタリや違和感は突然やってきます。気が抜けていたり集中できていない等でしっかり合わせられずフックアウト(バラし)してしまう事もしばしば。魚のサイズが小さければ向こうアワセで簡単に掛かってくれますが。。。 良型サイズや大物はそうはいきません。 ここではマゴチに限らず、サーフゲームでのアタリや違和感が出た時の合わせ方を、その際の竿の角度別に私なりですがご紹介します。 【竿が海面と平行〜45度付近でのアタリ】 ①すぐにテンションを張る(糸フケがあれば素早く巻き取る)。 ②グリップしている手(竿の持ち手)を強く握り脇を締め、竿を素早く体に近づけます。 ③近づけると同時に多少強引にリールも巻き続けます。 ④リールを巻き続けると同時に後ろへ3歩から5歩位下がります(たくさん下がってもOK(笑))。 【竿が90度付近でのアタリ】 のけぞりながらグリップを強く握り高速ゴリ巻きしながら5歩以上高速で後ろに下がります(笑)。又は。。。テンションを張ったままリールを瞬時に巻き竿を一度平行に倒してから②以降の手順で合わせを行います。 後ろに下がる動作に違和感を感じるかもしれませんが、これは後ろが広いサーフゲームの特権といったところ。竿をあおっただけでは、多少テンションはかかるものの遠くのルアーは大して動かないです。動かないって事は負荷が掛かりません。それでは口の硬いフラットフィッシュの口を貫通させるのは難しいのです。 多少強引にリールを巻き続ける&後ろに下がる事でしっかり負荷をかけるのが合わせのポイントです。 ※ヒラメ・マゴチ等フラットゲームでは、バイト=針が魚に軽く刺ささった状況を前提とし、バスやロックでのワーミング時の軽く咥えただけからの、ワンテンポ置いてからの送り込み合わせはせず、原則として即合わせを行います。 ファイトからランディングまで マゴチゲームの魅力の一つに独特の引きがあります。その特徴としては「ゴンゴンゴン!」「ガツガツガツ!」といった強烈な首振り。マゴチの口にしっかり掛かっているとどこかのタイミングでこの強烈な首振りが必ず来ます。そしてこの首振りですがバラしの危険ポイントでもあります。バラさない為のコツとしては。。 竿を横に寝かせ曲がり込んだ状態をキープし、リールを巻き続ける事。(※手前が根掛るカケアガリ、急激なカケアガリが連続するようなポイントでは竿を立ててやり取りし、カケアガリへの擦れを回避してください。) 竿を真上に立てての強引なファイトは水面にマゴチが飛び出したり、水面上で首振りされバラシの危険が高まります。ポンピングファイトも一瞬のテンションの緩みでバラシに繋がるので不要です。 そして最もバラしやすく緊張する波打ち際では、波が崩れて巻かれるタイミングに魚を巻き込まない事、強い引き波は巻かずに耐える事、寄せ波に乗ったら一気に手前に寄せる事、魚がいよいよ岸際に寄ってきたら竿を立てて取り込むのではなく、下の画像の様に竿は寝かせたままをキープし自分ごと後ろに下がって魚を岸へずり上げます。 ダメな参考画像も下に乗せてみました。 こちらは「どうかバレてください」と言わんばかりのダメな取り込み方です。竿を立てて強引に巻いており、魚は首振りしながら海面から飛び出し回転してしまっています。寄せ波が来て焦って鬼巻きしていたのか。。。覚えてません。。。(笑) 【〜体験談〜針掛かりが浅い?それとも深い?】 マゴチの首振りでの竿に伝わる感触についてバレる危険度の話(笑) a.グングングン! b.ゴンゴンゴン! c.ガンガンガン! d.ガツガツガツ! e.ガチャガチャガチャ! 経験上ですがa.bはしっかりルアーを咥えて複数本しっかり針掛かりしてる時に伝わる感覚が多くバレにくいんでが。。。 やばいのはd.eの感覚。口の先端に針一本だけ掛かってるパターンが多くバレやすいので、より丁寧に慎重に対応するのが吉です(笑) おわりに マゴチゲーム。今の時期の宮城は乗っ込みでまとまった数で接岸し、名物ワタリガニも混じりながら2桁釣れる事も珍しくないハイシーズンに突入してます。 今回はサーフゲームでの内容に寄りましたが、漁港や河口から今年も各地でしっかり釣果が上がっています。 釣り方に関しても、バスやロックをやった事がある方ならラバージグやテキサス等での底釣りと近い物があるのですぐに対応できる釣りです。 まだマゴチを釣った事がない方、釣ってみたい方、今年の夏は是非一度、食べてもとても美味しいショアからのマゴチゲームに挑戦してみてください。(マゴチには鋭い棘が何ヶ所かあるので鷲掴みせずフィッシュグリップ等で対応をお願いします。) 読者様に素晴らしい釣果が訪れますように。 最後まで読んで頂きありがとうございました。 #{snippet[10]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タチウオの回①-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タチウオの回①-
2021年07月08日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、タチウオゲーム、について、例のごとく、前編と後編の二回に分けてお伝えします。どうぞよろしくお願いします。 もくじ タチウオゲームの魅力 釣り方 必要な道具 タチウオゲームの魅力 タチウオゲームの魅力を語るにあたり、皆さんはこの方をご存知でしょうか?という前に知るわけないと思いますが、こういう方がいるようです。 2020年は2,000匹以上釣られたそうで、新山下の渡辺さんの常連な方の模様。船からも「タチウオ界の世界征服を企む世田谷区の女帝」という二つ名までいただいている凄腕の方です。 それにしても一人の人間をここまで魅了し、釣られまくることで自らの種の存続に疑義を呈するようなタチウオって不思議な存在で、魅力溢れる魚ですよね、多分。 この方がなぜそれほどタチウオに魅せられているのかはそのうちお伺いしたいと思いつつ、ぼくが感じているタチウオの魅力をいくつかあげてみます。 a.まぁまぁ釣るのが簡単 →どんなに下手でもボウズは滅多にない。まぐれでも釣れる。けどたまにボウズがある。その時のショックたるや尋常ではない b.タチウオの釣り自体、本腰入れて取り組むとだいぶ奥が深い →ゲーム性が非常に高い、釣りです c.まぁまぁ食べて美味しい →1m超えの物は文句なく美味しい。小さいのも捌きやすくて食べやすい。 aとbは重複しているようで矛盾しているようで、この辺がタチウオゲームの魅力の大部分を占めている気がします。 釣り方 ショアからでも釣れる時はあります。あるいはボートシーバスをやっていて「なんか変だな。。。」と思ったらタチウオだった、とかもあります。なので、タチウオをどうしても釣りたい、というのであれば船に乗らなくても運が良ければ釣れはしますが、所謂タチウオの釣り、ジギングやテンヤは船のほうが快適なのではないでしょうか。なんたって釣れますしね。 ここで、テンヤ、なのですが、最近東京湾でも流行っているみたいですね。 https://tachiuo.net/archives/189 こんなやつです。 実際のところエサだと思うので、「ルアーより大きいのが釣れる」とかルアーと比較するのもおかしげな気もしますが、釣れるらしいですね。やったことありませんけども。 ですので、ルアーに話を戻しますと、タチウオを専門に狙う場合は、タチウオ用のフックをつけたジグを使い、群れのいるレンジまで落として、その付近でジグを動かして釣るのが通常かと思います。 上二つがタチウオ専用ジグです。 ここでのジグの動かし方とジグのチョイスが「釣れるor釣れない」の分水嶺となっており、ジグ動かし方のパターンを知っていること、動かし方のパターンにあったジグを持っていること、これがタチウオ釣りの最大のポイントかと思います。 何回かやったことがある方であれば引き出しもあるでしょうが、はじめての方はまず、ジグをしっかり動かすこと、を基本にすればいいと思います。その時点で使うジグをつけて落とし、ラインが張った状態からロッドを持ち上げれる高さまであげてみて、その時にジグが動いている感覚が自分が動かせるそのジグの可動域と考えると一つの目安が出来ると思います。 その可動域の中で、ふわっふわっとゆっくり大きく泳がせるあるいはキビキビと泳がせる、泳ぎの幅を小さくして上に引き上げる、アクションをつけずに巻く、アクションをつけずに速く巻く、ゆっくりジグを震わせながら巻いてくる、等々、等々、ルアーをローテーションさせながら、その時点でのヒットパターンを探る釣りになります。 必要な道具 ロッドはタチウオ専用が大手メーカーから出ておりますね。ダイワ、シマノ、ジャッカル、メジャークラフト、アブガルシア等々。 DAIWA: 鏡牙 EX AGS - Web site竿頭を常に狙うアングラーに贈る、超高感度の鏡牙シリーズフラグシップモデル タチウオロッド日本代表?それにしても高い バイトがあったらあわせた方がいいとは思うのですが、割と向こう合わせでもなんとかなるものなので、ロッドはよっぽど弱い竿でなければ専用でも汎用でもなんでもいい気がします。東京湾であれば150gくらいまでのジグを快適に使えて、5kgくらいの魚であれば重篤なトラブルなく釣れるロッド、というチョイスでいいと思います。沖縄あたりまで行くと150cm超えのビッグサイズが釣れるらしく、そうした個体を狙うのであれば強めの竿が必要になるのでしょうね。最初は専用竿から入るのが悩みも少なくて良いかもしれません。 また、後述もしますけれど、フォールでのバイトが結構多い釣りです。また、例えば40-60mの水深を何度も誘うような釣りですので、スピニングよりはベイトの方がメリットが多いと思います。 ラインに関してですが、乗り合いだとおまつりもあるでしょうから、船宿の指定に従うのがベターかと思います。 以上、まとめますと -- ・ロッド:6ft前後で5kgくらいの魚釣っても大丈夫なベイトロッド ・リール:船宿指定の号数ラインを200m程度巻けるリール -- があればタチウオゲームは、とりあえずは成立すると思います。 終わりに タチウオゲームのさわりについてお伝えしました。次回、その魅力のより深い部分にフォーカスしてお伝えしていこうと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【サーフゲーム】サーフマゴチゲームのススメ-前編-
【サーフゲーム】サーフマゴチゲームのススメ-前編-
2021年07月07日 公開 魚種や釣り方

こんにちは。東北三浦イーグルスです。 主に地元宮城のサーフで土日メインですが竿を振っております。基本激混みなので場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイル(笑) 6月に入り東北宮城では連日マゴチが絶好調。これから夏にむけてマゴチが主体となり、サーフも一層盛り上がりを見せる時期です。 朝マズメ、夕マズメは当然チャンスタイムとなるのですが、マゴチゲームの良い所は日中のギラギラ日が照る時間帯でも潮さえ動きがあれば十分勝負になる所。 今回は主にサーフからのマゴチゲームのすすめとして、初めてのマゴチを釣る為のヒントを二回に分けてお伝えします。釣れた事がある方も釣果アップに繋がるような情報をお届け致します。 もくじ マゴチ探し 推奨タックルとルアー マゴチ探し 強烈な首振りファイトで釣り人を楽しませてくれ、食べても大変美味しいマゴチゲーム 近年の宮城ですと5月〜9月頃まで浅場に接岸し安定した釣果が出ます。 まずはマゴチが釣れる場所探しです。間違いないのはサーフや河口等の砂&泥地帯、他には近くにサーフがある漁港、砂&泥地を好むカレイやバセ、キス、イシモチ、シャコ、アナゴ等が釣れる漁港が狙い目となります。 アングラーズのwebサイトやアングラーズアプリでももちろん探す事ができます。今回は【エリアから探す】からまずは適当にエリアを選択、試しに私の住まいが宮城県仙台市の為、検索欄に【仙台市】と入力してみました。 すると検索結果のエリアリストが表示されるので覗いてみましょう。今回は【仙台サーフ】を選んでみました。 どうでしょうか?ヒラメやマゴチ等のフラットフィッシュが上がっている事がわかりますね。 今回のようにエリアからマゴチを直接探すのもありなんですが、マゴチのベイトフィッシュとなるキス、ハゼ、シャコ等が釣れるエリアを探してみたり、砂&泥地帯に生息するカレイ、ヒラメ、イシモチ等が釣れるエリアを探す方法等もありですね。 エリアに関してはざっくり表示なので、本番釣行前に地図やGoogle Earthでの確認と、一度現地に下見に行く事がおすすめです。チェック事項としては。。。 ・立入禁止、釣り禁止ではないか ・近くに駐車場、トイレがあるか ・ポイントまでのルート、足場の状況確認 安全な釣り、ルール&マナーを守る為にもこの3つは確実に確認しておきましょう。 推奨タックルとルアー 推奨タックルですが混雑したサーフでの遠投ゲームの想定です。長さがあり40gのメタルジグでも振り負けないパワーのある物が良いでしょう。ワンポイントとしてはティップまでガチガチな竿は避けましょう。マゴチの強烈な首振り時の衝撃を吸収してくれるようなティップが柔らか目な物だとなお良いですね。下記に推奨タックル例をまとめてみました。 【ロッド】 スピニングロッド10ft前後 ミディアム〜ミディアムヘビーアクション ルアーウェイト20g〜40g程度 【リール】 スピニングリール3000〜4000番 【メインライン】 PEライン1号〜1.2号200m 【リーダー】 フロロカーボンライン5号〜6号1m程度 さらに詳しく見てみたい方はサーフでおすすめのタックルを参考にしてみてください。 推奨ルアーについて、マゴチは青物等のように常に水中を泳ぎまわる魚ではありません。日中は砂底に身を潜め、目の前にきた小魚等をバクッとやるイメージです。もちろん活性が高い場合は積極的に追いかけ捕食を行いますが、泳ぎはあまり早くありません。 ルアーでマゴチを釣る場合には底を意識して確実に細かくとりながら、ゆっくり誘うのが基本スタイル。バイトも基本は底付近で出る、底付近で出すのがマゴチゲームの大前提です。 底をしっかり取れるワーム、メタルジグ、シンキングペンシルがおすすめで、基本はストップ&ゴー、リフト&フォールで狙っていきます。 サーフおすすめルアー 【〜ワーム編〜】https://anglers.jp/magazines/d1a906616e0dbbdb 【〜メタルジグ編〜】https://anglers.jp/magazines/3f6264396c8e3c1f 【〜シンペン編〜】https://anglers.jp/magazines/642bd43f86ef8ecd こちらのリンクにそれぞれおすすめルアーと基本的な使い方・アクションについてまとめておりますので、マゴチが潜む底付近へのアプローチの参考にしてみてください。 次回、実践編として、マゴチのアタリやファイトについて、解説していきます。引き続き、どうぞよろしくお願いします。 #{snippet[10]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-シーバスの回-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-シーバスの回-
2022年06月30日 更新 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣りでも比較的取り組みやすそうなシーバスゲームについてお伝えします。どうぞよろしくお願いします。 もくじ オフショアシーバスについて 釣り方 必要な道具 オフショアシーバスの魅力 おわりに オフショアシーバスについて 最初にお断りしておかないといけないのが、ぼくは東京湾でしかボートシーバスの経験はないことです。 ですので、本稿は主に港湾部でのシーバスフィッシングについて、となります。こちら、ご承知おき頂けますと幸いです。 一説によると、我らが東京湾は世界有数のシーバスの生息地らしく、東京都民のぼくとしては非常にありがたい環境です。 とはいえ、10年前、20年前に比べるとずいぶん数も減った、という話も聞きます。 https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TB_Renaissance/AboutEnv/GeoFeatures.htm ただ、10年前にやったことがないので、なんとも言えません。。。 希望的に観測しますと、数が減っている、という話ですが、かつていた場所の数が減っている、とか、これまでより釣れる数が減っている、という話で、もしかすると種の総数としては減っていないのかもしれませんが、環境は悪化しているようです。 釣り自体が環境への負荷を高めるものでありますし、港湾部等、日常生活に近い場所だとついつい気が緩み、ゴミの問題や、魚の扱い方も雑になりがちかもしれません。だからこそ逆に、釣り全般の態度、釣れた魚の扱い方、ゴミなど、には気をつけていきたいものです。 冒頭から話がそれ気味で恐縮ですが、港湾部でのシーバスの釣り方はキャスティングがメインとなり、ジギング、その他、という感じでしょうか。シー「バス」というだけあって、バスをやってらした方には非常に馴染みやすい釣りだと思います。バス同様、シーズナルなパターンもあり、春のバチ抜けゲーム、夏のストラクチャー撃ちやジギング、秋のビッグベイト、冬のジギングと、一年を通して攻略のしがいがあるゲームフィッシングです。 まずはキャスティング等の釣り方について見ていきます。 釣り方 釣り方の種類について見ていきます。 キャスティング シーバスもバス同様にストラクチャー居付き型と回遊型に大別出来ると思います。ストラクチャーがあれば、目安というか狙いを定め、ピンポイントでルアーを撃ち込む釣りです。例えばタンカーのキワ30cm以内にルアーを撃ち込み引いてくるですとか、バースの構造物であったり桟橋や橋脚、ブイのシェードを狙う等、バスフィッシング同様のメソッドです。 狙い目のストラクチャーもバス同様で、人工構造物が主なものになると思います。 https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/gate7.jpg ゲートブリッジの付近はいろんな構造物があってシーバスがたくさんいます。 他にも潮を受け、小魚が集まってきそうな場所等、狙い目は様々です。が、いずれの場合も正確なキャストが必要とされます。ストラクチャーから30cm程度離れているくらいなら釣れるけど、1m離れると釣れないとか、そのくらいのなかなかシビアなレベル感です。 ジギング これもキャスティング同様、ストラクチャーの際にジグを落とし込んでかける釣りです。バーティカルな分、ストラクチャーに巻かれてしまったりでキャッチするのは少し難しいケースもあるかもしれません。 が、大抵、群れを狙うような場合が多く、かつフォールでバイトしてくるので、ジグを落とすことが出来さえすれば釣れる、というケースが多いように思えます。 東京湾でのシーバスジギング、気になるのが、小さめのサイズばかり連発することがあります。なぜ気になるのかというと、そこがネスト(巣)になってやしないか、という点です。バスのネストは目視出来やすいですが、シーバスのネストは深い分、見ることが出来ません。ストラクチャーがゼロな場所で異様に釣れるような場合は自粛した方がいいのかもしれませんね。 安くて釣れる、王道中の王道、ジャクソンのギャロップアシスト。ただ、安いと思ってロストしまくると結果高くつきます。ご利用は計画的にお願いします その他 キャスティングの項目であげたような謎の構造物の奥側にルアーを撃ち込む、俗に言う「穴撃ち」と呼ばれる手法です。バスの場合であれば、水面にせり出した枝の下にスキッピングで撃ち込むような手法です。まぁこれもキャスティングですね。他は、最近知ったのですが、延べ竿でフカセ釣りのような手法でやってる方もいるようです。非常にクリエイティブというか、既存のメソッド以外にもチャレンジする姿勢が素晴らしいと思います。 必要な道具 シーバスは最大で100cm超、5kg程度になるようですので、そこまでカバー出来る道具立てが必要かと思います。 まずロッドですが、7-8ftのボート用ルアーロッドがいいかと思います。ポイントはレングス、ルアーのキャストキャパの二点でしょうか。 レングスが必要な理由、ボートシーバスの場合、小さな船に複数人で乗るため、キャストの際注意が必要になります。取り回しを考えると短い方がいいのですが、短いとその分ルアーと同船者の距離が近くなり引っ掛けてしまう事故が起こる可能性が高まると思います。ですので、取り回せる長さの中で最長のもの、これがいい判断になると思います。 次にルアーのキャストキャパシティですが、シーバスルアーは概ね7-28gくらいのものが多いと思います。それに適したロッドが必要になります。45gを超えるようなビッグベイトを扱うロッドについては別途仕立てる方が良いかと思います。 リールは基本、スピニングで良いかと思います。一方、ジギングや穴撃ちはリールを扱う釣り人の経験にもよると思いますが、ベイトの方が操作性が使いやすい場合もあるかと思います。ですので、シビアなキャスティングが要求されない場合にはスピニングを、飛距離よりも精度が要求されるような場合やフォールでのバイトを獲っていきたいような場合はベイトリールを、という使い分けがいいように思えます。 タックルについてまとめますと a.キャスティング:7-8ftのスピニングロッド b.ジギング、穴撃ち:5-6ftのベイトロッド c.ビッグベイト:ルアーキャパが120-200gくらいのベイトロッド という使い分けがいいように思えますが、好みでよろしいかと思います。 まず一本、というのであれば、ダイワならラテオかラブラックスにフリームスの3000番、シマノならディアルーナにストラディックの3000番あたりがよろしいかと思います。 ラブラックスです。 「高いな。。。」と思われる方で、とりあえずやってみるか、という方であればロッドのグレードを下げ、安売りしてる7-8ftのバスロッド、シーバスロッドでもなんとかなるかと思います。 オフショアシーバスの魅力 これはなんといっても数とサイズに尽きると思います。加えて、ギア・グッズ好きの人にはルアーも魅力かと思います。 まず、数ですが「それは東京湾だけでは?」という地域性もあるとは思うのですが、4時間で数十匹の釣果が可能な世界です。サイズは時期によりますが、秋のコノシロの時期はランカーも期待出来ると思います。曖昧に言うのはですね、ぼくがそれほど大きいのを釣ったことがないから。。ですw ルアーに関してですが、市場性も大きいからか、次から次へと新商品が出てきます。初心者向けの使いやすいルアーをいくつか、というのであれば、以下でしょうか。 a.タックルハウスのローリングベイト 季節を問わず使いやすいと思います。大・小・リップレス・ボトム・メタルと5種類ありますが、確実に行くのであれば小、リアフックをコアマンのブレードに変えたりすると超万能ルアーの出来上がりです。セコいですけどねw b.ガイアのエリア10 ゴカイやイソメが産卵のために水面に浮いてくる、春先のバチパターンに効くルアーです。が、いつでも釣れると思います。安さが最大の魅力、かと思わせておいて釣果が最大の魅力です。飛距離も出ます。ただ、フックは壊れやすい気がします c.ダイワのガルバ/マングローブスタジオのマリブ/邪道のグラバー いわゆるシンペン(シンキングペンシル)と呼ばれるタイプです。厳密に言えば、それぞれに際立った特徴があるのでしょうが、この三つはコンセプトが一緒くさいのでどれか一個あればいいと思います。どれもそれほど変わりなく釣れる気がします d.メガバスのX80 ミノーです。定番中の定番。一個は持っていたいルアーです。 e.ジャクソンのギャロップアシスト60g 上述しましたが、フォールスピードが絶妙かと思います といったところだと思います。いずれも季節問わずに釣れると思いますが、春先のバチ抜けにはb.とか、状況に合わせた使い方をした方がよりよい釣果になるかと思います 終わりに ぼくが東京在住ということもあって身近なシーバスですが、地域によってはそもそもシーバスの個体数が少ないとか、ヒラスズキの方が多いとか、その地域ごとに特色というか釣れ方に差があるようですね。 60cmを超えるサイズを狙いやすい、という点でシーバスは大きい魚を釣ってみたい釣り人に協力的というか、親しみやすい種族だと思います。食べても美味しい(地域もある)ようです。 個人的には、エゴが締める割合が大きい意見ですが、ゲームフィッシュとして生きながらえて欲しいと思っていますし、環境維持のための活動に微力ながら協力していきたいと思っています。 関連記事:【シーバス】シーバスルアーおすすめ人気商品20選!選び方やコツも解説 #{snippet[19]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タイラバの回②-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タイラバの回②-
2021年07月04日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征にも出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、タイラバ、についての二回目です。どうぞよろしくお願いします。 もくじ ルアーについて 基本動作の詳細について おわりに ルアーについて 現状、様々なメーカーから様々な道具が販売されております。代表的なメーカーは、ダイワ、シマノ、ジャッカル、ハヤブサ、セブンスライドあたりでしょうか。 セットで売っているものもありますし、パーツごとの販売もあります。 出自:https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/salt_le/kohga_brf_nakai/index.html セットの例です。 要素は大きくわけて三つ、ヘッド、ラバー、針、です。それぞれ説明していきます。 まずヘッドですが、担う機能はタイラバ全体を着底させる重りの機能と、色であるいは形状から生み出される水流でルアー全体をアピールする機能です。 個人的には形状が重要だと思っています。形状によって、落ちるスピードや落ち方が変わるため、アピールの度合いが変わってきます。やりすぎてもやらなすぎても釣れなくなってしまうのが悩ましいところです。 形状は様々です。 これから始める方は、ごく一般的な形状のものをまずは一個用意するのが良いかと思います。 重さに関しては乗る船によってまちまちかと思います。100-150gを基準にして、その前後を用意するのが良いと思います。 買い方としては、セットを一つ、ヘッドを二つというようにすると、出費は多少抑えられるかと思います。 次にラバーと針ですが、これもセットで売っていると思います。オレンジや赤を基準にして、複数持っておくと対応しやすいです。 また、ラバー部分はネクタイ部分とスカート部分に分かれます。セット売りの場合、両方ついてきますが。魚にかじられてダメになりやすいのがネクタイ部分ですので、ネクタイ部分のみ多めに買っておくと、かじられて切れた場合などに対応しやすいと思います。 そして針ですが、大きさのパターンがいくつかあると思います。小さめの方が、針がかりはよくなる印象です。 「大きい魚であれば口も堅いだろうから、大きい針の方がいいのでは?」という意見もあるかとは思いますが、針がかりの仕方として、柔らかいところに引っかかるケースが多いため、まずは小さいものから始めた方がいいと思います。   基本動作の詳細について タイラバのポイント(要点)ですが、基本動作の反復にあると思います。 1.落とす 2.着底させる 3.巻き上げる この3つ。すこし詳しく説明を加えます。 1.落とす 別段難しい技術はありません。ただ、通常はベイトリールを使用しますが、その際リールのメカニカルブレーキが弱いと糸が出るスピードが早くなりすぎてバックラッシュ(糸絡み)が発生するので注意が必要です。また、落としている時に魚がアタックしてくるケースも稀にありますので、多少は気を張っていた方がいいと思います。そして落とす時に一番意識すべきは、あと何メートルで着底するかに注意を払うことです。 2.着底させる ルアーを着底させるというか、ルアーが着底するというか、まぁほっとけば勝手に着底するのですが、着底後、可及的速やかに巻きあげないといろいろ面倒が起こります。 2-1面倒その1:根掛かりとおまつり 着底に気づかずほっておくと、たまに根掛かりします。タイラバでのポイントは砂地が多いと思いますが、魚は起伏があるところを好みますので、そうした場所でほっておくと、起伏、時に岩だったり、なんらかの構造物だったり、ゴミだったりと様々かと思いますが、そうした障害物に引っかかってしまいます。お気をつけください。 また、着底に気づかずほっておくと、糸が出っ放しになり、隣近所の人の仕掛けと絡みます。お気をつけください。というか、これは他人に迷惑かけちゃうことになるので要注意です。 2-2.面倒その2:ほっとくと釣れない 何年かタイラバをやっておりますが、未だに魚たちはこのルアーを何だと思って食いついてきてるのかがさっぱりわかりません。ただ一つ言えるのは、生き物だと勘違いして食いついてきているようです。ですので、着底したまま動かなければ、それは死んでいるものとして魚に見切られてしまいます。 以上、二つの理由から、着底には敏感になり、着底後は速やかに巻きあげを開始してください。心よりお願い申し上げます。 3.巻き上げる 一定のスピードで巻き上げるだけ、これが意外に難しいです。難しいのですが、なぜ難しいのかを簡単に説明しますと、鉛筆で正円に近い図形を書き続けるのが難しいのと一緒だと思います。 リールを巻く際に、リールの構造上、ハンドルを巻く軌道は円になります。円運動を一定のスピードでやり続けるのって結構難しいです。利き手ならまだしも、別な手でやるとなると尚更かと思います。加えて、船が揺れたりもするので、難易度は上がると思います。 一方で一定に巻くよりも不規則に巻いた方が、魚へのアピールは強くなり、良い結果が生まれることもあるようにも思えますが、ルアーの構造のせいか、あまり派手すぎる動きは逆に魚のやる気をスポイルしてしまうようです。自分では制御できないような不規則さ、船の揺れや竿のしなり等で、不規則な動きは自然に発生しますので、まずは一定で巻き上げることを心がけてみてください。 おわりに 鮮魚がそもそも好きではない、という方にはタイラバで釣れる豊富な高級魚は魅力でもなんでもないことでしょう。 加えて、魚は釣るより買った方が安いケースが多いため経済合理性は釣りには少ないです。 ただ、魚を自力で釣って食べる、というのはニンゲンの原始的欲求を満たしてくれるような気がします。この意見というか、勘違いな考えかもわかりませんが、これに則るのであれば、少しでも美味しい魚が釣れる可能性があるタイラバはなかなか面白い釣りなのではないでしょうか。 #{snippet[19]}

【エギング】ホームグラウンドに勝るものはない!
【エギング】ホームグラウンドに勝るものはない!
2021年07月03日 公開 魚種や釣り方

毎度、アマチュアエギンガーです。 皆さん今シーズンの春イカ釣果はいかがですか?^^ 僕もやっと2kgオーバーを仕留めて、エギングのモチベーションが上がってきました。大型アオリイカの引き、ドラグ音、たまりませんね、やっぱり!! 今回はざっくり言うと場所。エギングスタイル。そんな感じのお話をサクッとさせて頂きます。 もくじ ひたすら通い続けた2年間 ITエギング 自分のスタイルの確立 ホームグラウンドの強み 終わりに ひたすら通い続けた2年間 エギングを始めた最初の2年間。僕は釣れようが釣れまいが、ひたすら通いました。 同じ場所で釣れるまではとにかく通う!1つの場所で2週間坊主なんてこともあります。 そんなデータもきっちり残しておけば、もっと優秀なエギンガーなのですが。。。笑 量質転換という言葉があります。 スポーツでよく言われますが、量を質に変える。何にせよ最初から上手な人はいません。 数をこなして上達し、少ない時間で質のいい練習ができるようになる。 エギングは、毎度が本番ですが、この言葉は初心者にピッタリです。毎日修行だと思って通っていました。 そうしていくうちに、 「何が悪いんだろうか?」 「シャクったらエギはどう動いているんだろう?」 「偏光サングラスをつけてみたら、手前に岩礁がある。。。そりゃエギ引っ掛けるよなぁー」 こんな感じで、色々とどうこうしてるうちに、我流でもどんどん上達していきます。 まずは、自分の家から行ける範囲の釣り場にとにかく足を運んでみる! 自ずと、ここはこうやって釣る場所だ、この場所は潮が払い出すタイミングでしか食ってこないなぁ、こんなに浅いとこで食うのか!などなど、気づきは増えると思います。 これはあまり良くないかも知れませんが、知り合いや友達と2人並んで話しながらエギング!なんて、楽しいと思いますがつい話に夢中になって集中が切れます。 なので、僕は危ないかもしれませんが、波止場なら1人でエギングします。 エギングには集中力が絶対に必要なので、まあ個人差はあると思いますが。 3人がエギを投げるより、1人がエギを投げた方がイカはスレにくいですしね。 宝を得るためには苦労も必要ですからね。 ITエギング ぶっちゃけて言えばエギングに限らず釣りは情報戦なんですよね。 あそこで釣れた!先週あそこは爆釣だったらしい!3キロのアオリが〇〇波止で上がったらしい! そんな話が流れようもの、その釣り場は翌日から戦争ですww 逆に言ってみれば、先にその情報をいかに早く手にするか。ANGLERSしかり。Instagramしかり。 僕は常にマイフィールドにはアンテナを張ってます。 あえてそのエリアを避けて、人数の少ないポイントを選んで自分のエギングをする。そういう釣りもありだと思います。 ITといえばそんな情報を仕入れることかよー。そんなのしてるわ〜。なんて方。 釣れた日、時間、潮周り、場所。しっかりとデータ残していますか? 毎年当たり外れあるやろ〜!! 確かにあります。でも僕はそのデータをしっかり残した上で、毎年同じ場所、同じ時期に2キロUP!!を仕留めています。 その年の水温で多少日の前後はありますが。 この時期はココ!っていうアマチュアエギンガーのマニュアルが出来上がってます。笑 データは嘘をつきません。 是非皆さん釣果をANGLERSに残し、自分の釣果データを研究してください。 そうすれば、そのフィールドに対するエギングが見えてきますよ^^ 自分のスタイルの確立 1年、2年、3年。毎年春から晩秋までエギングをしていると、ある程度自分のスタイルが見えてくると思います。 自分のホームとする釣場だったり、エギのローテーションの仕方。朝派なのか、夕方派なのか、などなど。 参考になるかわかりませんが、僕のスタイルを紹介します。 基本的に日中は仕事をしているので、9時に寝て4時くらいに起きて朝マヅメ狙い、仕事の日は2時間程度エギングをしています。 休みの日は春イカなら、基本朝からデイまで。 勝手な印象ですが、やはり春は朝マヅメの方が大型アオリイカの動きがある気がします。 そして次に口を使ってくれるのは、日中水温が上がってきた10時くらいからの潮の変わり目。 僕のデータ上こんな感じなので、朝マヅメ、デイをメインに春はやります。 エギのローテーションも人それぞれこだわりが出ると思いますが、僕は基本3.5号エギメインで使用し、沈下速度3.0秒くらいのエギを基本ローテします。 それでも釣れない時は、エギのサイズはそのままで沈下速度を落としていき、最終手段として、DUELのパタパタを使う。 このダートマスターは本当に渋い時に多用していて、よく釣らせてもらっています。あっ、デュエルのステマちゃいますよ!笑 あとは場所はコロコロ変わるタイプではありません。基本的に同じ場所をじわじわ攻めたいタイプなので、あの手この手でそのフィールドで投げ尽くします。 サクッとまとめた僕のスタイル ・時間帯 朝マヅメ デイ ・エギ 3.5号メイン ・どちらかというとランガンはしない。 ・磯より、波止、テトラ。 こんな感じで自分のスタイルを作れるまで、エギングをやり込めばアオリイカを思うように釣れることでしょう。 ホームグラウンドの強み https://mobile.twitter.com/enjoy_koshien ホームとアウェイ。断然ホームの方が実力出せますよね! アウェイの方がアドレナリンが出て実力発揮!なんてこともありますが、釣りはやっぱりやり慣れたホームグラウンド(マイフィールド)が1番強いです。 僕のホームを一例に挙げてみます。 ・潮が3パターンある ・南系の風に弱い ・ホンダワラ帯とアマモ帯がありどこにどちらが生えているか?境目はどこか?を把握 ・イカがジッとしているような気がする所が大体わかっている ・春イカは激熱だが、秋イカはイマイチ このように、ホームだとデータ量が違います。通っている証拠でもあります。 先程話したようにITエギング、情報だけではありませんデータがものを言います。 そして同じ場所に通い続けた土地勘!?経験値!? これら全てのステータスが上がっていくことによって、なんだエギングってこんなに簡単に釣れるのか。今日はダメな日だな。サクッと諦めて帰ろう。マヅメ過ぎたけどまだチャンスあるぞ! などなど!! 楽に釣れるようになる=上手になる。 皆さんも行きつけのホームグラウンドを是非作って下さい。他魚種でのホームでも、エギングに生きてきますから。 おわりに 今回はデータ、場所等ちょっと凝った話をさせてもらいました。 釣れるエギ教えてくれよ!なーんて思っている方もいますよね笑 エギングは同じ状況はなかなかなくても、必ずパターン化することができます。 そこで、1つのホームグラウンドで、この時はこうする!この場合だとこうかな?というように、自分の引き出しを作って当てはめてみる。 どんな釣りにもココの部分だけは共通すると思いますが、まずはそこからです。 皆さんも今一度自分のスタイルとホームを見つめ直してエギングを是非楽しんでください! アマチュアエギンガーでした! #{snippet[18]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タイラバの回①-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タイラバの回①-
2021年07月02日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征にも出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、タイラバ、についてお伝えします。どうぞよろしくお願いします。 もくじ タイラバについて タイラバの魅力 タイラバの基本動作 必要な道具 まとめ タイラバについて タイラバとは、もともとは徳島や長崎といった地方の伝統漁法だったようです。鉛玉にハリスをつけて針に餌をつけて釣っていた、そうなのです。 その後、餌ではなくラバーなどに変わった、という説を聞いたことがありあますが、諸説ありそうですね。 というのも、ぼくがタイラバを知った頃は流行り始めの頃で、釣具屋さんでも店や店員さんによってはタイラバとタイカブラをそれほど明確に区別していなかったように記憶しています。正確なところはわかりませんが、タイラバは当初、テンヤあるいはタイカブラから派生した何か、的な位置付けだったのではないでしょうか。今では、タイラバ、という言葉は釣法も指しますしルアーも指す名詞になっておりますね。 そのルアーですが、遊動式(中重りのような糸を通せるもの)のシンカーにラインを通し、その先にラバーやビニール等の飾りを付けた針で釣る手法です。ルアーというジャンルでいいかと思います。 こういうものですね。 これを用いて、そろそろと巻き上げ、何がしかの魚がかかったらナチュラルに針がかりするようにそろそろと巻き上げてくる、穏やかな釣りのことです。 基本、20m前後、あるいはそれ以深での釣りとなるため、船釣りで行うことになるかと思います。同じような仕掛けをショアから投げても釣れるには釣れると思いますし、たまにやりますが、本稿はオフショアゲームについて、ですので、船での釣りについて説明します。 タイラバの魅力 釣れる魚の種類が多い、これがタイラバの一番の魅力ではないでしょうか。 東京湾であれば、知っている限りで、1.マダイ、2.ホウボウ、3.ヒラメ、4.ムシガレイ、5.マゴチ、6.チダイ、7.キダイ、8.タチウオ、9.マハタ、10.アオハタ、11.アジ、12.サバ、13.スズキ、14.ブリ、15.サワラ、16.カサゴ、17.フグ等々、等々、フィッシュイーターとの食性が合っていて、釣りに行った日にそこにいる魚であれば大抵釣れると思います。 ふぐ大漁の可能性も濃厚に潜んでいます また、道具がシンプルで比較的安価に始められるのも魅力の一つだと思います。シンプルなのですが、特にルアー部分に工夫の余地が大きくあり、それこそ無限にも似た組み合わせのパターンが発生します。例えば重りになるヘッド一つとってみても、一つのメーカーの一つの商品で、形状x色x重さがあり、これに組み合わせるラバーパーツの数、色を考えるとたぶん無限。よって、様々試していると、結果的に投下金額は大きくなってしまうものの手軽ではあります。 タイラバの基本動作 釣り方の基本動作ですが、タイラバを落として巻き上げる。 以上です。 以上なのですが、落とす、着底する、一定の速度で巻き上げる、この三つの動作から得られる情報を元にゲームの戦略を考える必要があるため、地味な単純作業に見えますが、少々深遠な部分もあります。技術面よりも情報分析力が問われるゲームだとぼくは思います。 少し噛み砕いて説明すると、一連の動作の中で、潮の流れや底質を読み取って、そこにルアーやルアーの見せ方などをアジャストしていくわけです。 潮が早ければ重りであるヘッドの重量を工夫し、潮の流れによって重りの形状も変え、潮の色によってラバーの色を変え。。。と、現場で得た情報を解析し、最適解に近いルアーをその場で生成して試していくゲームとなります。 正解はきっとある、はず。。。 と、潮色とか潮向きとか言い始めると完全な初心者向けの話ではなくなっちゃいますね。タイラバの基本中の基本は「一定のスピードで巻き上げる」です。初めての方はまずはこの動作をできるようになるのが先決かと思います。 必要な道具 他の釣りと同様、竿、リール、ルアーがあれば成立します。 【ロッドについて】 竿は穂先が柔らかく、中間部分(ベリー)も穂先と同じような調子のものが良いと思います。 ちなみにロッドの部分の名称は概ね下の画像のような感じです。 専用竿だと釣りやすいですが、コマセマダイ用のロッドや、前述したような胴調子の柔らかめのロッド、タチウオ用のジギングロッド、スロージギング用の弱いロッド等々で代用可能だと思います。 また、バスロッドやシーバスロッドはすこし難しいかもしれません。タイラバの場合、穂先をぶらさないで巻き上げてくるのがいいようなので、バスロッドなどは大抵グリップが短く、脇に挟むのが難しいため、リーリング時にぶれてしまいがちだからです。ただ、ここは技術でカバーできる範疇かもしれません。 【リールについて】 リールに関しては、一般的に「タイラバ」と言われているあるいはやられている釣り方を踏襲するのであれば、ドラグの滑り出しがよいリールが好まれます。 この釣りでは、ルアーを巻き始めた後に、マダイあるいは他の魚からのアクションがあり、そこからやり取りが始まりますが、針がかりするまでは一定のペースで巻いてくるのが基本となります。問題は、バイト(っぽいアタック)が発生して巻いている間、魚が引いている間でもルアーを咥えているだけで針がかりしていないケースがある点です。この場合、違和感があるとルアーを吐き出してしまうようです。それを避けるために、ドラグを使って魚を泳がせながら時間をかけて針がかりさせて引き上げてくる必要があるのです。 また、マダイは割と執念深い性質のようで、数メートル、あるいは20メートル近く狙ったエサを追う習性があるようです。なので、一度仕掛けを引き上げたとしてもまだその付近に居る可能性があったりしますので、カウンター付きのリールだとアタックがあった水深を覚えやすいため使いやすいと思います。 代表的なカウンター付きリールの例です 【ラインについて】 ラインは細くても太くてもなんでもいい気がしますが、0.6-1.2くらいの間でトラブルが少なめのものが良いと思います。リーダーは12-20lbの間くらいで細めの方がいいと思います。 リーダーは細い方がルアーの動きをスポイルしないためです。当然、細い方が潮受けは少ないのでやりやすくなります。 まとめ どんな釣りか、何が釣れるのか、というタイラバの概要と、必要な道具について途中まで見てきました。 次回、ルアー、釣り方の要点についてお伝えしていこうと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-アジの回②-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-アジの回②-
2021年06月30日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、アジ、についての続編です。どうぞよろしくお願いします。 もくじ アジの船釣り(ビシアジ)のポイント アジングについて アジの船釣り、最大の魅力 おわりに アジの船釣り(ビシアジ)のポイント この釣り方のポイントですが、コマセワークに尽きると思います。 要は乗船者全員で、アジが居そうなレンジ(タナ)にコマセの煙幕を作り上げて、おびき寄せるのです。見知らぬ人たちとの共同作業ですね。 ですので、一人だけ違うレンジでコマセを撒いていると、自分が釣れないどころか、魚をおびき寄せるレンジが曖昧になってしまい(タナぼけ、と言います)船全体の釣果が振るわなくなったりするので要注意です。 なかよくしてね。けんかしませんように。。。 たら・ればが多くて恐縮ですが、このコマセの煙幕がうまくできあがり、潮も早くなく煙幕の維持管理がしやすく、そこに群れが順調に寄ってくれば労せずして釣れ続けます。理想的なコマセ煙幕が出来上がれば、もはやエサなしで、仕掛けの蛍光ビーズにアタックしてくることもあるほどです。 エサなしサビキでくわせたヒイラギです。アジじゃないのがツラいw そうなってくると、ルアーをやる人であれば気になるのが、アジングの出番かもしれません。ようやくオフショアゲームっぽい内容になってきました。 アジングについて 最近流行っているのでしょうか?アジングはエサではなくルアーでやる釣りです。ルアーやルアーっぽい何かでもアジは釣れるので、餌持ちが良いワームであれば付け替えの手間が減る分エサよりも楽な面もあります。 一般的にアジングは、専用タックルで〜1.5gくらいのジグヘッドにワームをつけてキャスト、というケースが多いかと思います。リグを海中にふわふわ漂わせて釣り上げます。 一方、バチコン(バーティカルコンタクトの略)と呼ばれるメソッドもあります。これはダウンショット(エサ釣りであれば胴付き仕掛け)やキャロライナリグ(エサ釣りであれば三日月中おもりでしょうか?)で釣る手法です。 また、世間的にアジングには含まれないようですが、サビキ仕掛けに錘ではなくジグをつけてショットガンアジングと銘打ち展開している人も見かける時はあります。 こんな分類イメージ。 これはショットガンが暴発して謎の生き物を引っ掛けてしまった悪い例ですね。うみサボテン、らしい アジングとバチコン、それらの特徴はどちらも一本釣りで、コマセを使わないことです。専用船であれば問題はありませんが、ビシアジ船で一人アジング、ソロバチコンの展開というのは、コマセワークに参加せずして魚だけ釣る、という、威嚇しないオスライオンみたいに、少々ズルい感じもしてしまいます。 ビシアジ船でもアジング・バチコンOKな船もあります。確認し許可をもらえれば問題はないと思いますが、ビシアジ船でやるのであれば、多少はコマセワークに協力しておいた方がいいんじゃないでしょうか。町内会の見回り当番みたいなもんでしょうからね。 バチコン、に見えますが、二本ばりでもう一本はイソメ、コマセも撒いて釣れた分類不可能な釣果 アジの船釣りの最大の魅力 これは個人的見解なのですが、「神」と出会えることがある、というのがアジの船釣り、ひいては乗り合い船全般に言える魅力です。 どういうことかと言うと、とんでもなく釣る人にたまに出会えること、です。 とある日のとある船の釣果記録を見ていると「おや?」と思うことがたまにあります。例えばこちら。 この日、午後船では30-61匹となっております。61というのもなかなかですが、たまに3桁を超えている時があります。 渡辺さんは確か実釣時間が4時間です。240分ですね。240分で100匹って2分に1匹程度釣っている計算です。 実際に脳内シミュレートしてみますと。。。 1.仕掛けを落とし着底:1分程度 2.釣れるまで:数秒-1分程度 3.巻き上げ:1分程度 4.魚を外して、エサを再度つけて投下:1分程度 余裕を持って普通に考えた場合、どうやってもワンサイクルで4分程度かかると思います。240分なら60サイクル。1匹あるいは多点掛けがあったとして2.5匹を一度に釣ったとして、60-130匹。4分に1匹でも相当忙しいと思いますし、このペースを4時間維持するというのはどうなっているのか。。。 「神々」たちは我々凡人と同じ時間を過ごしながら、3桁超えを達成しているわけなのです。 考えられるのが、 ・竿を数本同時に出している ・4.の魚を外す工程とエサをつける工程に秘密がある この2点かと思います。各工程が全て高度にオプティマイズされた、工業製品の精密な製造工程を見るような感じがします。 確かに、びっくりするくらい数釣りしている人はd.の工程の手際の良さが尋常ではなく感心します。 他にシロギス船やカワハギ船でも、尋常ならざるペースで連発している人をたまに見かけます。名人というか「神」ですね。 こうした人を見ると、自身の技術や釣りへの取り組み方に疑問を持つこともあり、いい刺激になります。 おわりに 東京湾のアジ釣りは手軽で簡単です。乗船料も比較的安く、アクセスも容易、数も出ますし、魚をかけてからのやり取りの練習にもなるので、ルアーの方も含め、オフショア初心者はさまざまな点で学びが多いと思います。 また、様々な制約条件の中、釣果をどう伸ばすか、という点でゲーム性もふんだんにあり、楽しいものです。 加えて、アジは食べてもそこそこ美味しい魚ですので、食料調達という意味あいでも多少は納得感があります。もちろん、数十匹という数を釣ってしまうと大変なことになりますが。。。w #{snippet[19]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-アジの回①-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-アジの回①-
2021年06月28日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、アジ、についてお伝えします。オフショア「ゲーム」と言いつつ、餌釣りだったりしますが、いやいや、ゲーム性もありますよ。どうぞよろしくお願いします。 もくじ アジの船釣りについて 東京湾のアジ釣り 釣り方の基本と釣れる魚 必要なタックル 終わりに アジの船釣りについて アジ、ですが、ポピュラーな魚ですよね。 正直、群れが回って来さえすれば岸からでも釣れるので、船釣りでやるメリットは少ない気もします。船釣りのメリットとしては ・釣りやすい場所にいくことが出来る ・岸からでは釣れない魚が釣れる この二点に集約される気がしますが、アジに関して言えば前者は満たしていると思われるものの、後者は微妙ですね。。。 が、しかし、船釣り初心者には手軽でいいと思います! また、船釣りに関して「船だから釣れる」と、ルアーの人が考えなしに「エサだから釣れる」というのと同様の論調を聞くことがあります。でもそうでもないと思いますよ。だいたい魚というのは水深20m前後の起伏に富んだ地形に多いものです。船だから楽勝で釣れる、というものでもないですし、むしろオパッカリの方が釣れるケースもありえます。 まぁ、閑話はさておき、以下、いろいろと順に説明していきますね。 かわいらしいですね。美味しいし 東京湾のアジ釣り まず釣り船について、です。 千葉方面は明るくないのですが、東京ー神奈川だと、深川、川崎、新山下、金沢八景あたりと、都心からも周辺地域からもアクセスが容易な地域で多くの船宿が営業されていると思います。 赤いピンが釣り船です。 深川なら吉野屋さん、川崎ならつり幸さん、新山下なら渡辺さん、金沢八景なら荒川屋さんあたりが有名どころかと思います。他にも多くあると思いますが、ぼくは年に一回くらい新山下の渡辺さんにお世話になっています。 釣り方の基本と釣れる魚 釣り方の基本ですが、概ねてんびんに40号のビシをつけコマセはイワシミンチ、餌はアオイソメをつける、というパターンが多い釣りだと思います。水深は20-40mくらいでしょうか。 こういう重りを兼ねたカゴにコマセを詰めて、撒いてアジをおびき寄せて釣ります。 このビシカゴは船宿にもよるでしょうけれど、デポジットを払ってですが無料レンタルもしてくれます。 かつてビシアジ船で釣ったことがあるのは、アジ(マアジ)、サバ(マサバ)、イシモチ、ヒイラギ、ドチザメ、カサゴ、メバル、の7種類です。東京湾以外であればもっと釣れそうな気もします。 基本動作としては、 1.ビシカゴにコマセを詰めて、仕掛けにエサをセット 2.船長の合図とともに投下 3.ビシカゴが着底したら2-3mほど、リールの回転でいうと3-6回転の間くらい、巻き上げて止める 4.止めたところで竿を振り、コマセを撒き、魚が食いつくのを待つ 5.10秒ほど待って何も起こらなければ再びビシカゴを海底に落とし3に戻る です。3から5を3、4セットほどやると、カゴ内のイワシミンチが無くなっていると思うので、1に戻り、再度コマセを詰め込んでビシカゴを落とす、これを釣れるまで繰り返すというのが基本動作です。 簡単でしょ?でもどこかが少しずれただけでさっぱり釣れなくもなったりするのが面白みです。 ハマれば簡単。ハマれば。。。 必要なタックル 次に必要なタックルです。 レンタルもありますが、すでに釣りをされている人で、釣趣を気にしないのであれば、手持ちの道具でなんとかなったりします。 バスロッドでもシーバスロッドでも、ジギングロッドでもタイラバロッドでも、短めのウルトラライトとか、弱い竿であればよろしいかと思います。かけてからの難易度が異常に高い魚ではありませんので、道具にはそこまでこだわる必要も無いと思います。 また、バーティカルに落とすだけなので、ベイトタックルの方が手軽です。 ぼくはその日に出かける際に目に付いたロッドを使うことが多く、専用に近いロッドも持ってはおりますが、渓流ロッドだったり、バスロッドだったりも使ったりします。メーカーからは、専用の竿も出ているようです。使いやすいだろうとは思いますが、無理して用意する必要はないと思います。 ありあわせでいいですよ ラインについては、やったことがないのであれば、まずは船宿指定のライン号数、仕掛けにしましょう。自分以外の乗船者も基本はその指定を守っているケースが多いため、オマツリの危険性が少なくなります。 一人だけラインが太すぎたり細すぎたり、仕掛けが重すぎたり軽すぎたりすると、図のように流れに他の人と同調せずトラブルの元になります。 ただ、乗船者が限りなく少ないような時であれば、指定と多少ずれていても、自身の釣り自体には影響は無いと思います。 終わりに まずは最初の一歩としてタックルまで見てきました。 次回はアジ釣りの面白さやルアーでのアジ釣り、所謂アジングですが、これらについて解説します。 引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【シーバス】リバーシーバス近距離戦
【シーバス】リバーシーバス近距離戦
2021年06月28日 更新 魚種や釣り方

皆様、こんにちは!釣りが好きなんです、です! 今回はリバーシーバスでの近距離戦について書いていきます。 シーバスゲームと言えば遠投を思いつく方もいると思いますが、案外シーバスは足元にもいたりします。 近距離戦のスリリングな戦術を今回は絵にして紹介していきます。 もくじ フィールドの地形を理解しよう ベイトの有無確認 誘い方について ファイトは焦らず冷静に 終わりに フィールドの地形を理解しよう 最初に私が普段行くフィールドの断面図を紹介します。 護岸のすぐ下に蛇籠、更に奥にテトラ群があります。 こういったストラクチャーにシーバスは潜んでいます。 基本的にはシーバスが潜んでいる場所を探してのランガンスタイルなので、皆さんも大潮等水位が普段より下がるタイミングで、普段行くフィールドの地形を確認しましょう。 ベイトの有無確認 地形を確認したらベイトを確認しましょう。 流石にベイトがいなくては釣れませんからね。 今の時期でしたら代表的なベイトと言えばハクでしょうか。 こちらの絵や、先程の断面図のように水位が高い時、ベイトはシーバスが泳いでくることができない護岸上にいる事が多いです。 更にその一段下の蛇籠で引き潮により逃げ場をなくしたベイトを楽に捕食しようとシーバスは待機しています。 誘い方について 誘い方についてです。 当然引き潮で逃げ場をなくしたハクが沖に出るタイミングでルアーを潜り込ませるパターン。 引き潮前にショートキャストでストラクチャーに待機しているシーバスを直接狙うパターンと大きく分けて2パターンあります。 前者は時合いやマズメ時等タイミングが合えば期待大です。 後者はまだ食い気がないシーバスの目の前にルアーを通し、無理矢理スイッチを入れさせます。 なので、トゥイッチやショートジャークなどアクションをいれ、リアクションバイトを誘発させる場合があります。 ファイトは焦らず冷静に ファイトについてです。 近距離、護岸帯、蛇籠、テトラ群いかにもラインブレイクや蛇籠にフックが刺さり根掛かりしそうなシチュエーションです。 基本潜られたらアウトと考えて、ドラグはフルロックのパワーファイトです。 掛けたらすぐ首をこちらを向かせるよう浮かせましょう。 シーバスは突然食い上げてきます。 バイトシーン丸見えテンションマックス! 終わりに 今回はリバーシーバス近距離戦でした。 こちらの近距離戦術は、普段よく一緒に釣行するアングラーズのフォロワーの方から伝授していただけました。 実際に効果は絶大です。 皆さんもスリリングリバーシーバス近距離戦を是非!! #{snippet[14]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-シイラの回②-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-シイラの回②-
2021年06月26日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、シイラのキャスティングゲームについての2回目です。タックルやシイラゲームの魅力についてお伝えしていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。 もくじ タックルについて-ライン- タックルについて-ロッドとリール- タックルについて-ルアー- シイラゲームの魅力 おわりに タックルについて-ライン- シイラキャスティングゲームの開幕初期は、北上してきた第一陣はスレておらず、1mあるかないかくらいの比較的大型なサイズが釣れやすいです。 夏が盛りに向かうにつれて、釣れるアベレージサイズは下がり40-60cm程度の、シーバスでいうところのふっこサイズに落ち着いてきます。 後半になるほどライトでテクニカルな釣りになりますが、概ね一つの道具でしばらく遊べる釣りとなります。では以下、見ていきます。 最初にラインについてですが、シーズン前半であれば、PE1.2-1.5号程度のラインがいいと思います。例えばPE2.5号などのもっと太いラインの方が安心感はありますが、飛距離が出にくくなるため、初心者の方は1.5号を目安にするのが良いと思います。 後半であれば、PE0.8-1.2くらいまで落としても大丈夫かと思います。 ラインは銘柄がたくさんありますが、安価なものでも大丈夫だと思います。この釣りで求められるのはキャストの回数と飛距離ですので、トラブルが少ないものが良いと思います。 安心の大手メーカー製品。消耗品ですので、コストパフォーマンスに優れたものを選びたいですね 具体的に言えばハリとコシがあり、ガイド絡みが少ないもの、です。8本、12本縒りのしなやかで高価なものより、4本縒りの安価なものの方がいいと思います。 また、ラインの太い細いに関しても様々意見があるかと思います。 ラインの太さ(≒強さ)というのは、概ね「そこまで負荷を掛けたら切れる≒その負荷の範囲内で切れる」という理解がいいと思います。 例えば上記のPE1.5号、メーカー間でばらつきはありますが、概ね30lb(≒14kg)までは負荷に耐えることが出来る、というものです。 PEラインはじんわり引っ張る力にはとても強い特性があります。一方、ピンッ、と張るような瞬間的な力や、張っている状態への加力にはすこぶる弱いです。 14kgが果たしてどんなもんかはデータとしては持っておりませんけども、少々小難しい話にもつながるので、一旦は近海のシイラ程度であれば釣り上げるには十分な強さであるとは思います、としておきます。 また、シイラゲームの場合、スピニングタックルを使うことが多いと思います。この場合、タックルの特性上、ルアーが飛んで行く際に放出されるラインとガイドで摩擦が発生しますので、細い方が摩擦は少なく飛距離が上がります。 どうしてもぶつかってしまう。。。 シイラゲームに関して言えば、根ズレがあるような魚ではありませんので、本線が切れるケースは少ないと考えています。 ですので、まずは飛距離優先とし、自分が飛ばせる距離を担保出来る太さあるいは細さのラインをチョイスすべきだと思います。あくまでも初心者目線ですけどね。  ラインといえばリーダーですが、ナイロンラインでよろしいかと思います。個人的には20-40lbくらいでいいと思います。狙うサイズによって使い分けが必要かと思います。 タックルについて-ロッドとリール- 次にロッドですが、頑丈で壊れさえしなければなんでもいいです。拘りがなければ安価なシーバスロッドが最適な気がします。 飛距離を出しつつ、船上での取り回しも考えると7ft代後半くらいで、MHやHといったパワーのロッドがいいと思います。そういう条件のロッドは少ないようですが、アブガルシアのソルティステージあたりが無難かと思います。 また、リールですが、基本が早巻きとなりますので、ハンドル一巻きあたり1m程度 巻き上げることが出来るリール、シマノで言えば4000番のXGがベターかと思います。他もあると思いますので、選ぶ際は、巻きあげ量(1m前後、ハイギア以上)と糸巻き量(PE1号が最低200m)の順で重視してください。 まだお持ちでなく、とりあえずの一台というのであれば、廉価版であるナスキー、サハラあたりの4000XGなどで良いと思います。 ただ、破損することもありえますので、念を入れるのであれば、バイオマスター、ストラディックあたりだと安心感はあると思います。 やりすぎですが、これだけ備えれば絶対壊れません タックルについて-ルアー- ルアーですが、ポイントは ・飛距離≒重さと形 ・大きさ=サイズ この2点です。大きすぎると、飛距離は出でますが、アタックがあってもハリがかりしなかったりします。 悪い例。ヒラマサ用のルアーの別注ヒラマサ145。とんでもない回数のアタックはあるものの、釣れない 色は好き好きでいいと思います。船上から視認性の高い色の方が、ルアーの位置がわかりやすくシイラが追ってくる様を観察できて楽しいと思います。 以下、駆け出しの僕でも釣れた、簡単に釣れて、入手しやすいルアーをいくつか紹介しようと思います。 【ピンテールサゴシチューン】ジャクソン これ一個でいい気もします。。。本来はルアー名通り「サゴシ=サワラの若魚」向けのルアーですが、別に専用、ということもなく、なんでも釣れます。28gあり、飛形姿勢がいいのかよく飛びます。動きも万全で早巻きのみで釣れると思います。 【モアザンソルトペンシル】ダイワ 早巻きに加え、ロッドを煽って水しぶきを加えたり、首を振らせるアクションもお手の物です。フックのスプリットリングが小さめなので、大型シイラの際には大きいものに付け替えた方がいいかもしれません。 【マヒペン】マングローブスタジオ シイラルアーの筆頭格と言ってもいいのではないでしょうか。より動きがいいサゴシチューンといったタイプ。これも釣れます。 また、釣り方の項目で書いた方がよかったのかもしれませんが、シイラは、エサに対して体当たりしてから食べることがあるようです。なので、頭だったり背びれの真ん中とか変なとこにハリ掛かりしているケースが多いです。つまりスレですね。 実際にやってみて、アタックするところを見ると感じるのですが、例えばシーバスが口を開けてルアーにアタックしてくるのとは違い、どうも頭突きをしているケースが多いようなのです。 頭突き、そして流血 感覚値ですが、30%くらいは掛けた後にフックアウトしている感じがするのと、サイズは大したことなくてもとんでもなく重く感じるのは、スレ掛かりが多い為だと思います。口にかけて釣られていることに気づかせないようにそっとあげると、船上で暴れ始めたりします。 シイラゲームの魅力 シイラゲームですが、手軽なハンティング、という要素にその魅力はあると思います。個人的に魅力を感じるのは以下の3点です。 海の狩り!! 狙いを定めて撃ち、一生懸命ルアーを引いて、掛かったら力技がメインの格闘になるゲームです。乗った船で、ヒト対シイラのチーム戦といった、格闘技の団体戦みたいな楽しみでしょうか。高度な戦略性、道具・経験・運・仮説構築といった、遊びとしては面倒でもあるそうした要素は、体を使ったスポーツに近いと思います。 しくじっても次がある!! また、重複してしまいますが、ルアーを引いている最中に、次から次へとアタックしてくる様は、なかなか壮観です。通常の釣りですと、一匹ダメならそこでチャンスが潰えてしまうように感じますが、シイラがルアーを追っかけてくる様子を見ていると、そこには無限の可能性が存在しているように感じ、拡大解釈して自分にもまだ無限の可能性が残されているように錯覚できます。釣りが終わればそれは錯覚であると改めて気づかされてしまいますが。。。 壮絶なファイト!! ファイト中ですが、全力で泳ぎ回り、時にはジャンプもしてもがき、限界まで体力を使って抵抗する魚です。惜しみない敬意と愛を込めて釣り上げるべきゲームフィッシュだと思います。このファイトがシイラゲームの一番の魅力ではないでしょうか。 出自:pixta おわりに が、しかし、ですね、オフショアゲームの魅力の一つの「食べる」に関して言うと、食糧としては。。。といった感は否めません。味わいがさほど豊かではなく、個人的な見解ですが、同じようにイージーに釣れる魚であれば、サバの方が食糧としてはありがたかったりします。 味噌煮にするとサバよりもさっぱりしている感じ。料理の方向性と腕前次第だとは思いますが、ハワイでは「マヒマヒ」といって高級魚である、という話を聞くたびに、「価値観は様々だな」と感じます。 引きの強さや、ボウズが少ないというイージーさでは抜群に優れた魚だと思います。また、シーズンの盛りは暑い時期が多いですので、夏のレジャーとして良いと思います。今で言うところの「密」にはなりませんし。 #{snippet[19]}

【エギング】春のアオリイカは以外と楽勝!
【エギング】春のアオリイカは以外と楽勝!
2021年06月25日 公開 魚種や釣り方

はい、どうもアマチュアエギンガーです。 僕の住む地域ではやっと春イカシーズンになって参りました! エギングは秋の方が入りやすいし、釣れるから楽しい!という思う方も多いと思いますが僕は春の方が好きなんですよ。 秋の数釣りも好きなんですが、やっぱりモンスターアオリイカの引きを味わいたい! 僕は春の方が圧倒的に釣行回数多いですw 大型のアオリイカって警戒心強いし、釣りにくいとか、難しいっていう先入観を持たれてる方も多いと思うので、アマチュアエギンガー的に春イカエギングを解剖してみましょう! もくじ タックルとエギ 春イカは意外と近くにいる。 大潮も良し悪し? ランガン派?粘る派? 最後に一言 タックルとエギ タックルやエギに関しては、検索すればいっぱい出てきそうなので、ざっと話させてもらいます。 基本は ・ロッド7.6〜9.0ft ・リール2500〜3000番 ・PE0.6〜0.8 150m程度 ・リーダー フロロカーボン 2〜3号 この装備です。 ここで僕が気をつけているのは、リール選定です。 PE0.8を春は主軸で使用しますが、必ず0.8号を150m巻いた時にスプールのツラにきっちり収まるリールにしてます 僕のメイン機で言うと、13セフィアc3000ですね。 理由はやはり、スプールのツラに巻かれている方がキャスト時に抵抗が少なく飛距離に少なからず影響するからです。 150mというのは僕の中で、長過ぎず短すぎず、という長さであって、PEから切れてしまっても余裕がある長さだからです。 逆に言えば、200mとか使っちゃうと100m以上新品同様のまんま!!みたいになって、勿体なく感じてしまうのですよね。 リーダーに関しては、メーカーによって同じ号数でも強度が様々です。 僕は2kgのアオリイカを釣った時は、エメラルダス2.25号の16lb?だったかな? リーダーをたくさん出している大手メーカーさんだと、細くても強度があるイメージです。 てな感じで、僕は8.6ftの竿にc3000番のリール、PE0.8号 リーダー2〜3号といったタックルで春はエギングしてます。 春イカは意外と近くにいる 海にいる生き物は大きくなるほど、深場に潜んでいる。 確かにこれは正解です。深場になればなるほど、天候の影響を受けにくく水温が安定して居心地が良いんです。 ましてやそんなところにいる大物達は警戒心も強い。いや、無理でしょ。って でもその先入観が要らないんですよ。 エギング、いやアオリイカに関しては。大型アオリイカが浅場で釣れます! 春イカは産卵で浅場に寄ってくることはみなさんご存知ですよね。でも雨が続いたり水温が下がると、恐らく深場のエギが届かないような場所に帰ります。 じゃあどうやって釣るの? エギで釣ります。←小ボケw 僕がポイント選びや有名ポイントでも実践しているのは3つだけです。 【1つ目】 近くに海底が目に見えるくらい浅い、藻場の生えたシャローが存在するが、平均的にはある程度エギングしやすい水深がある場所。 【2つ目】 下が砂地で、ホンダワラやアマモが生えている場所。 【3つ目】 エギでしっかり着底を確認できる場所。 深すぎて底につかないところや、潮が早すぎて、着底どころかラインが真横の方まで流されてしまうところはNG! この3つを自分の知っている釣り場やポイントに当てはめるだけで釣果とサイズは今までと変わってくると思いますよ! この3つのことを当てはめただけで明日どこへ行くか決断できませんか?一度試してみてくださいね。 大潮も良し悪し? 大潮=潮が走る=釣れる。 確かに間違いではないです。しかしエギングにおいては時に、潮が釣りの邪魔になる時があります。 3.5号エギは大体20g前後ですよね?例えば水深10-15mのアオリイカを狙える釣場で大潮の激流だったとします。確かに潮は申し分ありません。 しかし、3.5号のエギで着底を取れますか? 恐らく取れないと思います。底を取れずフワフワ流されてしまいエギの姿勢が決まらない。 何をしているかわからず、釣れずに釣行から帰路につく。こんな経験ありませんか? 潮は走ればいいというものではありません。 僕は春イカエギングで大事にしている潮周りの日があります。 それは、、、満月大潮の朝マヅメです。このパターンで何度も釣らせてもらってます。 満月で魚が変わる海が変わると良く聞きますよね。満月で大型アオリイカが接岸して、翌朝の朝マヅメのいい潮の時間帯にドンッ!!!ジーーーーーーッて!! きっといいイカに出会えますよ。個人的には大潮3日目くらいの朝が好きかなー? ランガン派?粘る派? 春、秋と季節を問わずサッと釣りして去って行く人。同じ場所で釣れなくてもやり続ける人。 あなたはどちらの人ですか?? これに至っては答えは無いと思います。 ただ!!! 時間が限られている中で釣りをするのであれば、僕はピンポイントランガンという釣り方をします。 その場所で実績のあるポイントや、いかにも釣れそうなところに10投くらいして釣れなかったら車に乗って次の場所へGO! その繰り返しです。 最後に一言 僕の完全な個人論ですが、釣果情報が出てないところで爆釣!こんなことはまずないですね。 俺はここで釣ってやるとか意地を張らずにまずは、情報! あとは、風や波が穏やかな日に汗かきながらシャクって下さい。笑 結果はどうあれ。笑笑 こんなどうでもいい話ですが、最後までお付き合いありがとうございます。アマチュアエギンガーでした! #{snippet[18]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-シイラの回①-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-シイラの回①-
2021年06月28日 更新 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目のまだまだ駆け出しな釣りびとです。そしてだいぶへたくそだったりします。 現在は主にルアーで、東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征に出かけたりする釣り人生を過ごしています。。 今回はオフショアの釣り、シイラのキャスティングゲームについて、2回に分けてお伝えしていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。 もくじ シイラについて 釣り方 終わりに シイラについて 関東近郊で、というか主に相模湾ですが、シイラが釣れ始めると本格的な梅雨入りと、その後の夏の気配を感じるものです。夏の魚ですね。 シイラですが、体の特徴としては、大きいもので体長2m、体重40kgにもなる模様です。スーパー細身なバスケ選手くらいでしょうか。が、近海で釣れるのは大きくても1mと少し、重量も5kg程度といったところかと思います。 肉食魚であるシイラは、猛スピードで泳ぎ回り、次から次に群れをなしてルアーにアタックしてくる、波状攻撃を繰り出してくる様は壮観でもあり、手頃なゲームフィッシュ。。。と、ここまで書いて気になりました「猛スピード」とは果たしてどのくらいの猛スピードなのか?と。 船上で見ている限りは速めのラジコンカーくらいの速度で泳いでいるように見えるので、結構速いのかな?と思いましたら。。。 魚の泳ぐ速度(遊泳速度) バショウカジキ:125km/h メカジキ:90〜130km/h マグロ:82km/h トビウオ:60〜65km/h ヨシキリザメ:40km/h シイラ:37km/h (参考)ヒト:7.7km 出自:国立国会図書館rnavi.ndl.go.jp え?マジで?結構ふつうなのかな?とびきり速い気はしないですね。。。 他に記載されている魚たちが、比較できるようで実はそうでもないのが香ばしい面々なのでそう思うのでしょうか。学術的なものと実際の肌感覚ではそこそこ齟齬というかギャップがある好例でしょうかね。並べるとよくわかりませんが、シイラのフックアップしてからのスピードや引きの力強さは、「万力」あるいは「ダンプカー」と形容している人がいるように、なかなかのものだと思います。 時速37km/hで泳ぐシイラたちは、夏が近づくと海流に乗って、県道の最高速度に近い時速37km/の制限速度の範囲内で日本近海までやってくるようです。曖昧に言っているのは、冬に近海で釣れた、という話を聞いたことがないからです。寿命は4-7年ほどらしいので、夏場は避暑に日本近海にきて、冬場は暖かいところに戻っていくのでしょうか。 ざっくりその生態のアウトラインを見ましたが、まぁ、よっぽどのこと、つまり天中殺とか星の巡りが悪いといった人智を凌駕するような不可抗力がなければ、きっと(だいたいの方がいいかな)(いや、たぶんかな)釣れる魚です。 釣り方 以降、主に相模湾でのシイラゲームについて説明します。多少、土地柄といった特殊状況があるかもしれませんが、釣る、という本質ではそれほど差は無いとは思っています。 シイラが乗ってやってくる海流ですが、流れている間にゴミが集積されるのでしょうか、夏場になると木片とか流れ藻などのゴミがちょっとした小島のようになって潮目のあたりによく浮いています。その周りには小魚が寄ってきて、その小魚を狙ってシイラも寄ってきます。同様に沖合のブイやパヤオといった安定的に小魚がいる場所の周辺に、暖かくなるとシイラは寄ってくるのです。ですので、そうした場所を狙って釣ることになります。 流れ藻です。 こうした場所の付近にルアーを撃ち込んで釣るゲームです。その際使うルアーは、オフショアの青物用の10cm程度のプラグがメインでいいと思います。正直、ワームでも釣れますので、なんでもいいと言えばなんでもいいのですが、手返しよく広範囲に探るルアーが適しているので、0.5-1oz(14-28g)程度のプラグが良いと思います。 種類としてはシンキングペンシル、ジャークベイト(ミノー)、ポッパー、等々、です。種類によって著しく釣果が分かれる、つまりさっぱり釣れない、ということは少ないと思います。逆に、ハマりまくって一人勝ちする、といった状況はルアーによって発生するかもしれません。ただし、そんな状況も見たことはありません。 シイラたちはそこ居れば大抵アタックしてきます。そしてよっぽどスレてなければ概ね釣れます。時期がよく、すでにその海域で釣れているという情報があるのにアタックがないようであれば、そこには居ないケースの方が多いように思えます。ですので移動した方ベターとなります。 ルアーの動かし方ですが、小細工は一旦抜きにして、まずは全力で全速力で巻きます。動き回っていることが多い魚のようで、自分より遅いものに対しては興味を惹かれないようです。 例えば、新幹線に乗っている時に外を見ると、景色は止まって見え、木や建造物等、その様子は克明に見ることが出来ると思います。一方、外から走っている新幹線を見るとものすごく速く見え、中の乗客などの様子はあまりわかりません。 出自:https://www.jr-odekake.net/shinkansen/ この、自分より遅く動くものは見えやすく、速く動くものは見えにくいという視覚作用のせいなのか、ゆっくり巻くと「あ、これはルアーですね。先週見たので知ってますよ。マヒジャークですよね?色は攻撃ピンク/腹グローですね。マングローブスタジオのルアーはマヒボックスも見たことがあります。」とでも言わんばかりに見切られてしまいます。 マングローブスタジオのマヒボックスというルアーです。 ですので、まずは音速を目指す超高速巻きで試してみてください。速すぎる、遅すぎるはその時点の様子で判断します。高速通常巻きでバイトが出ないのであれば、時にジャークを織り交ぜたりして、ややテクニカルに進める釣りとなります。 また、シイラゲームでは他に、サバ、イナダ、(居れば)カツオなんかが釣れたりします。 終わりに 夏の風物詩であるシイラゲームのアウトラインについて見てきました。釣り方は非常に簡単で、真夏の盛りでなければ気候もちょうどよく、ある意味でオフショア初心者にうってつけのターゲットだと思います。 すでに始まりつつあるシイラゲーム、道具を揃えてチャレンジしてみてください。タックルやルアーについては次回お伝えさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【ロックゲーム】ロックフィッシュ本格始動!捕食スイッチの入った大型を狙え!!
【ロックゲーム】ロックフィッシュ本格始動!捕食スイッチの入った大型を狙え!!
2021年06月23日 公開 魚種や釣り方

皆さんこんにちは!根掛かり上等精神で日々ロックフィッシュを楽しんでいる闇です! (アングラーズプロフにも書いている私の中での根掛かり上等とは、決してどんどん根掛かりしましょうという意味合いではないので誤解しないでください。根掛かりするくらいの気持ち!でとことん根を攻め倒そうという意味合いです) 段々と季節は春から夏に向けて移行していますね。 私の様な週末アングラーの方も多いと思うので書きますが、本当に年明けてからあっという間…もう折り返しの月ですね…。早いw! そして、何故か週末天気悪い!なんてことも重なり釣りに行けなくてモヤモヤしてる方も多いのではないですか?仲間です(泣)w そうこうしてる間に季節は着々と進み、海の水温が上がってきました。 魚種により産卵絡みで大型が接岸したり、適温になりそれまで低活性だった魚が高活性になったりと、段々と夏に向けて気温水温だけでなく、釣り熱も上がる時期でもあります。 ロックフィッシュを楽しみたい!という方は本腰入れて攻める時期ですよ! ロックフィッシュとのバトルを存分に楽しみましょう! もくじ 魚の気持ちになってみましょう 色んなパターンを試そう! 釣りは楽しむもの!誰だって嫌な思いはしたくない! まとめ 魚の気持ちになってみましょう 少し想像してみてください。魚の気持ちになってみましょう。 ……。 はい、そんなこと言われても急にその魚の気持ちにはなりきれないと思います。私は無理でしたw でも、少しなら想像はできるでしょうか? 例えば、真冬で気温も低く、お腹空いていて元気もない…そんな中外で何か食べ物を探すことになったとしましょう。 すると、焼き芋屋さんが結構なスピードで通りかかりました。。。追いかけますか? 寒いし無駄な体力使いたくない…。もっと簡単に手に入るなら食べるけどそこまでして追いかけない… と、私なら無理ぃっ!と諦めますw 凄く単純で馬鹿げた考えかもしれませんけど、水温が低くて物陰でじっとしている様なロックフィッシュってそんな感じなのかな〜と勝手に思っています。 目の前にワームを通しても、余程興味をそそられるか、あれなら食べれる!と追いかけて来てくれるかしないとその魚のバイトを得ることは出来ません。 その想像も人それぞれで、このくらいのゆっくりな動きなら…と動かすスピードも実はバラバラなはず。 動いてないに等しくゆっくりな人から、結構ゆっくりのつもりでもハイギアを使ってポンポンとリグ操作していると実際は少し早かったり…なんてことも。 誰もがそれぞれ考える様なことかもしれませんけど、そうやって想像力を鍛えていくと色んな釣り場の攻め方に自分の色が出てきて楽しいかもしれませんよ? くだらない、馬鹿げてるなんて思わず色々試すのも釣りの楽しさだと思います! 色んなパターンを試そう! 荒食いシーズンだからこそ!色んなパターンを試そう! そんな冬から春にかけての寒い時期が過ぎ、今度は夏に向けて暖かくなりました。 我々人間が暖かくなって気候も良いと気持ちよく元気に仕事をしたり趣味を楽しんだりするように、魚も食べ歩きがしたくなるんですかねw それまでじっとしてあまり動かないイメージだった魚が餌を探して泳ぎ回る水温になってきたということでしょう。 寒い時期には低活性だった魚たちが段々と高活性になり、リグ(仕掛け)から離れていてもどんどんチェイスしてくる(追いかけてくる)様子が多く見られるようになります。 水面付近でのガポォッ!的な強烈なバイトはブラックバスのトップウォーターゲームを想像させる楽しさ! 底を丁寧に。。。舐めるように。。。跳ねるように。。。 そして。。。カーンッと気持ちの良い金属バイト! それもロックフィッシュ(特にアイナメ)を釣る上での技術。しかし底を攻めるだけがロックフィッシュではない! この逃げ惑うリグを追いかけてきてみろぉ〜!と言わんばかりの巻きの釣り。 甲殻系から小魚系まで色々な生き物が捕食対象のロックフィッシュ。ふと気付いた思いつきが幸運を呼ぶかもしれない人それぞれの想像。 この場所なら…この天気なら…この水温なら…この潮の速さなら…。 魚は何処に居そうだ? どう動きそうだ?何なら食べそうだ? 色は?ワーム?プラグ? と、それらを考えて想像して色々試して釣れるから楽しいんですよね! 無心でサッと釣れる場合もそれはありますけど、それとはまた違う、自分の戦略で釣れた魚はまた一味違う感動が手に入るので皆さんもどんどん色んな想像でチャレンジしてみましょう! せっかくの荒食いシーズンですから普段は使わない様な新しい武器を試すのもとてもいい季節だと思いますよ! 皆さんも是非♪ ※補足(私個人的な話ですが最近チャターベイトにハマってますw) 釣りは楽しむもの!誰だって嫌な思いはしたくない! え?今更何言ってるのこの人?と思ったそこの貴方。 もちろんな事ですよね!!w 釣りが好きな人は誰しも楽しむためにやっていると思います。 ですが、1つここで真面目な話です。 例えば、その釣りを楽しもうとしていたら…。 ・釣り場がゴミだらけ(釣りしながらポイ捨て含む) ・大勢過ぎて近隣や漁港関係者の邪魔になる場所まで駐車している ・漁港で船に向けてキャストしてロープに絡まりラインブレイク ・マナーと節度を守り楽しんでいたのに急に、一言も無く隣に割り込んできた ・自分が投げている所にクロスする様に投げ入れてきた ・夜釣りで集中している時に顔や足元をライトでガンガン照らされた ・こちらに向けてキャストしてきた どうでしょう? これを聞いて気持ちいい、別にそんなの当たり前だと感じた方居ますか? もしこのマガジンを見てる方の中にこうしたことをしてしまったり、当たり前であると考えている方が居たのなら、急に全ては無理なのかもしれませんが、その考え、是非改めてください! 上にあげたのは実際に自分が経験、体験した話です。 漁港の角や砂浜、磯までの道中にある釣り関係のゴミ。明らかにそこに出入りしている釣り人しか居ませんよね? ポイント確保のため、夜中から駐車エリアに陣取りなんて当たり前に思えることも、実は車のドアの開け閉めがうるさいとか、仲間同士で話してる声が通って聞こえてうるさいなど時期で賑わう海辺に住む方が言っています。 知り合いの漁師さんがそのロープに残っていた針で7針縫う怪我を負いました。 そしてこれは聞いた話になりますが漁に行く船に向けてキャストしてライトを壊したなんて話もあるようです。 それに、自分がされたら嫌だな…と思う様なこと多数を平気でする人が残念ながら結構居るという事実。 せっかく楽しむために来ているのに、気持ちが良くないと台無しですよね? 今一度、自分は絶対大丈夫!と胸を張って言えるくらいのマナーと節度、再認識してみてください。 自覚なしにやってしまっていたかも?と気付けたのなら、それでまた一つアングラーとしてレベルアップですね! 自分も、そして同じ釣り場の人全てが気持ちよく釣りのできる仲間になればと思います! まとめ 今回のマガジン如何でしたか? 淡々と書いてしまいましたが…要は暖かくなって気持ちいい日に最高の気分で釣りを楽しもう!ってことですw 何を使えば正解とかそんな事じゃなくて、釣れても釣れなくても、小さくても大きくても、色々試して失敗しても成功しても、楽しくなきゃ何も意味がないと思います! 自分1人で磨き上げるも、仲間と切磋琢磨するも、もちろんマナー配慮でワイワイ楽しむも人それぞれ! そういう楽しい釣りを見てると自分も釣りがしたくなり、その自分の釣りを見た人が釣りをしたくなり…w なんて楽しい釣り人が増えるなら良いですよね! 煙たがられる悪質な釣り人にはならないように。 偉そうなこと言えた立場じゃない1人の釣り人としての戯れ言かもしれませんが、切に願います! 最後まで読んでいただきありがとうございました! 安全に!元気が1番笑顔が財産!w ٩(.^∀^.)งLet's ROCK Fishing!! #{snippet[4]}

【シーバス】ベイトシーバスのススメ
【シーバス】ベイトシーバスのススメ
2021年06月19日 公開 魚種や釣り方

皆様、こんにちは!釣りが好きなんです、です! 今回はベイトシーバスの魅力について語っていきたいと思います。 確かにスピニングリールと比べ飛距離は劣り、扱いも慣れるまで練習が必要ですが、ベイトにはベイトの良いところもあるので、ベイトシーバスに少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです! もくじ リールの進化は素晴らしい ベイトは手返しが早い ピン撃ちが容易 ベイトはパワーだ 飛距離が落ちる? おわりに リールの進化は素晴らしい 最初にちょっと筆者の話を(笑) 小学校の時あの有名釣り漫画「グランダー武蔵」に憧れ、初めからベイトリールを使っていました。当時はバックラッシュしまくってました。。。 そこから中学、高校、大学、社会人と釣りから離れていましたが、たまたま職場で釣りに行く事になり、せっかくだからと黄色いお店で中古ベイトタックルを買いました。 久々だから投げれるかな?とワクワクしながら投げると不思議なくらいバックラッシュしない!こんな素人が投げても大丈夫な進化に感動しました。 そこからまた釣りにのめり込みました。 小学校の時初めて買ったシマノバスライズ。 サムレストはどっかに行ってしまいましたが、今でも糸巻きする時に使用している大事なリールです。 ベイトは手返しが早い ベイトリールは親指でクラッチを切ればスプールフリー状態になり、キャストしたらハンドル回せば自動でクラッチ戻ります。 スピニングリールの様に、ラインを指で捕まえてベールを起こし、キャストしてまたベールを戻す。 と、ざっくり1行程減るので突然の地合い、ボイルの発生の際により多くキャストが出来、チャンスが増えます。 素早い手返しで時合いを物にしよう! ピン撃ちが容易 ベイトリールの特徴でもあるサミング これにより飛距離の微調整がしやすく、スピニングリールと違い格段にキャスト精度が上がります。 サイドキャスト、アンダーキャストも低弾道で行える為、ストラクチャー狙いがビシバシ決まります。 更に、ベイトリールは太糸が扱いやすく、根掛かりしそうなポイントも果敢に攻めることが出来ます! ピン撃ちだけで無く、クラッチ操作が片手で行えるので、大場所のテクトロもやりやすいです! ベイトリールはパワーだ ベイトリールの利点の最大のポイントは、その巻き上げトルクの強さ。 ハンドル、ギア、スプールが一直線であり、スプールからライン、ガイド、ルアーまでも一直線である事から、無駄なパワーロスが発生しないので、巻き上げ力が強いです。 スピニングリールでよくあるゴリ巻き時のリール歪みが格段にありません。 ロッドのパワーにもよりますが、先ほど挙げた太糸が使用できる点もあり、ボトムやストラクチャーから無理やり引き剥がせます。 シーバスのパワフルな突っ込みにも充分対応できます! ベイトリールはパワーだ! 飛距離が落ちる? ベイトリールのイメージとして多いいのが、スピニングリールより飛距離が落ちる。だと思います。 しかし、そんな事はありません。 最近流行りのビッグベイトシーバス!0gから100gクラスのジョイントベイトを投げるにはスピニングリールよりベイトリールの方が投げやすいし飛びます。 更にリールやロッドの進化により、通常のプラグ、メタルジグなど、スピニングリールと遜色ない飛距離が出るようになりました。 参考までに私のキャスト動画を載せます。練習が必要ですが、慣れれば気持ちいいほど飛びます。 https://youtu.be/6p1_yqKV9og ざっくりハンドル回転数計算ですが、95〜100メーターくらい飛んでいます。 ベイトリールの飛距離は日々進化しています! おわりに さて今回は、ベイトシーバスのススメという事で書いてみました。 近年、低価格帯でも高性能なリールが登場し、トラブルレス化が進んできているベイトリールで是非ベイトシーバスを始めてみてはいかがでしょう!! ベイトリールでハイレスポンスな釣りを是非! #{snippet[14]}

【エギング】ランディングについて-ネット派?ギャフ派?-
【エギング】ランディングについて-ネット派?ギャフ派?-
2021年06月15日 公開 魚種や釣り方

皆様、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです! 今年は各地でサイズ・数ともに凄い釣果を目にします。今シーズンは一体全体どうなっているんでしょうか???www羨ましい限りです・・・。 さて、今回はエギングにおける「ランディング」についてお話ししようかと思います。 これからエギングを始めようとしている方、始めたばかりの方向けのマガジンになりますので、参考になれば幸いです。 もくじ はじめに ネットでのランディングについて ギャフでのランディングについて それぞれのランディング方法 「ネット」と「ギャフ」の注意事項(ポイント) オススメアイテムはこれだ! おわりに はじめに 「釣り」において、非常に大切なランディング。魚やイカを掛けることができても、取込みで失敗し獲物を逃がしてしまえば何の意味もありません・・・。 例えば、バス釣りであればバスの口を直接掴んだり、ネットで取り込んだりしますし、他のソルトフィッシングでも基本的にはネットを使うものがほとんどだと思います。 しかし、エギングではどうでしょうか。 もちろんネットを使用してのランディングもしますが、エギングにはエギング専用の「ギャフ」なるものが存在し、それでランディングをしたりもします。 今回は、私なりのそれぞれのメリット・デメリットとして思うことを始め、ランディング方法やオススメアイテムなどを紹介していきたいと思います。 ネットでのランディングについて まず、ネットでのランディングについてまとめます。 【メリット】 ・魚体が傷つくことを極力防止できる ・イカのリリースが可能 ・エギング以外の釣種でも幅広く使用できる 【デメリット】 ・重量があるものが多く、携行してのランガンには労力を使う ・ランディング時、ネットが大きいためイカに見つかりやすい ・ソロランディングの場合、片手でのランディングが難しい ネットの良さは、何よりも魚体を傷つけにくいことだと思っています。 イカは魚と違って、鱗がなければ骨格を形成する頑丈な骨もない軟体動物ですので、傷や衝撃にめっぽう弱い生き物です。 私もネットでイカのランディングをしますが、中でも魚体保護の観点からラバーコーティングされたネットを使用しています。 これにより、無駄に傷を付けることもなくリリースが可能となります。^^ ただ、シャフトにネットを取り付けることから重量があるため、取り回しもしづらく、ソロでのランディングは少し難しいというデメリットがあります。 シャフトとネットの間にジョイントを加えればさらに重量が増します。 物にもよりますが、このジョイント(別売り)がこれまた重いんです・・・www ギャフでのランディングについて 次に、ギャフでのランディングについて、です。 【メリット】 ・軽量でコンパクトなものが多くあり、携行してのランガンには向いている ・ランディングもしやすく、掛ければほぼ確実に獲物をゲットできる ・フックがネットよりも小さいため、ランディング時、イカから見つかりにくい 【デメリット】 ・専用ギャフはエギングでしかほぼ使用用途がない ・イカの身体に穴をあける方法なので基本的にはリリース不可 ギャフの良さは、軽量で扱いやすい点だと思います。 メーカーやシャフトの長さによっては重いものが市販されてはいますが、概ねネットよりは軽いという印象です。^^ ただ、魚体に傷をつけることとなるので、身体が弱いイカにとっては致命傷となることが多く、基本的にはリリースは不可という認識をもっていただければと思います。 それぞれのランディング方法 具体的なランディング方法について、それぞれの場合で見てみます。 【共通】 ・焦らずまず足元までゆっくりと引き寄せましょう ・イカが疲れて暴れなくなったら、慌てずシャフトを伸ばしましょう ・横向きにロッドを引き、イカを水平移動させます ・ネット又はギャフを遠目からゆっくりと海水にいれ、胴体側からアプローチしましょう 【ネット】 ・アプローチしつつ、ゆっくりと一定のスピードで優しく胴体から掬いあげましょう 【ギャフ】 ・アプローチしつつ、ギャフを胴体の下に潜らせ、できる限り胴体先端をめがけて手前に引きましょう(※この動作でギャフがイカの胴体に突き刺さります) 「ネット」と「ギャフ」それぞれの注意事項(ポイント) 【共通】 ・勢いよく伸ばしすぎるとシャフトの接点がはまり込み、伸縮不可能となる場合がある ・キャッチ後は、イカの体内にある水を抜きながら持ち上げる ・ランディングが成功し、イカを岸壁等に置く場合は、イカの口を海側に向ける ・値段はそれぞれピンキリ 【ネット】 ・シャフトの伸びが甘いと、海水面付近で波の影響によりネット付近のシャフトのハマりきっていない部分が「クルクル」と回り、掬いづらくなる 【ギャフ】 ・イカの口付近に刺ささないこと。誤って刺してしまい持ち上げてしまうと、イカの銃口(口)はアングラーをロックオン!イカが驚いと同時に、ブシャァああ!となるので、刺すポイントはしっかりと見極めましょう。 また、ネット使用に関する注意点として、 ・シャフトの伸びが甘いと、シャフトがハマらずネットが「クルクル」と回る ・勢いよく伸ばしすぎるとシャフトの接点がはまり込み、伸縮不可能となる恐れがある 一見、矛盾することを申し上げましたが、ここのちょうどいいポイントは、ほんと感覚なんですwww 個体差もありますし、物によってええ塩梅の力加減があるので、とにかく慣れてくださいませ m(_ _)m また次もとても重要です! 海水を含んだイカはいつ墨混じりの海水を噴射するか分かりませんので、できる限り水を抜いてから揚げましょう! そして、ランディング後、岸壁に置く際はエギングの洗礼(イカ墨ジェット)を受けないためにも、イカの銃口は必ず海に向けましょう! 次に、それぞれの価格なのですが、最近は安くても良いものがあったり、高いのに使いづらいものがあったりとマチマチでピンキリです。一度使って自分に合うか否かを確かめざるを得ません。 そこで私の経験からオススメのランディングアイテムをご紹介したいと思います。 オススメアイテムはこれだ! 私の購入の決め手は、「安価・長さ・軽量・デザイン」です。時には性能を求めて少し高価なものを購入することなどはありますが・・・。 また、長さは4メートルを基準にしています。この長さを基準とすれば、大体の防波堤等で使用することができます。 それでは参りましょう! 【ネット】 TAKAMIYA(タカミヤ) H.B concept ラストウィニング ランガンシャフト390 「タカミヤ」から発売されているランディングネットです。 重量(約700g)は少しありますが、とにかく安価(約5000円)で、シャフト長の種類が豊富です。仕舞寸法も短く、中でも「390」はオススメ。初めて購入するネットでは十分すぎるコスパと性能です。 またエギング以外の釣りでも使えることが何よりも大きなメリットですね^^ ネットが小さめですので、必要であれば別途大きいサイズのネットを購入していただければと思います。付属のネットでは1キロアップは掬えますが、2キロアップは厳しいという印象です。 【ギャフ】 カンジインターナショナル(kanji) ショートギャフIII 400 「KANJI」から発売されているショートギャフです。 これを使ってしまいますと・・・もう他のランディングアイテムは使えないことに・・・。 とにかく軽くて(約290g)、仕舞寸法も短いのに全長4メートル!もう驚異です・・・。 いつも腰にぶら下げてますwww ぶら下げていることを忘れるほど軽いです。 デザインも良くて種類も豊富です。 お値段も7,000円から10,000円とまばらで、各ネットショップ独自の割引で取引されていますので購入を検討される方は購入前に調べてみてください。 デザインも結構なペースで限定色が出たりしますので、ギャフといえど私はアクセサリー感覚ですかねぇwww ただ、これでも「少し高いなあ」と思われる方のためにもう一つご紹介しますね^^ FIVE STAR ギャフワン 360 エギング用コンパクトランディングギャフ FIVE STARから発売されているショートギャフです。 KANJIショートギャフよりも少し重い(約370g)ですが、それでも軽量ギャフの部類です。(※カラビナフック付きであることも嬉しいポイント) そして何よりも安い!(約4,500円)伸縮もスムーズで扱いやすいです。 初めてのギャフ購入という方にはとてもオススメです。 ただ、ゴムバンドの劣化が早く、ゆるゆるになるのと、フックが四又で小型であることが少し不安点ですが、それでも性能に対するコストパフォーマンスは最高です。 おわりに イカがでしたでしょうか?  私の経験から「ランディング方法〜オススメアイテム」までを一挙にご紹介させていただきました。 補足で、私なりの使い分けですが、「イカを持って帰らない場合」や「釣ったイカを人にあげる場合」は、ネットを使用します。 「大会」や「食糧調達目的の場合など確実に獲る場合」「長距離のランガンをする場合」は、ギャフを使用します。 エギングのランディングってほんと難しいんですよね・・・。ただ、ランディングは釣りにおいてとても重要であることも間違いないです。 本マガジンが皆様の「ランディング」の参考になれば幸いです。本日もマガジンを最後まで読んでいただきありがとうございました。 それでは次回までさようなら!!! 本日は、コウイカちゃんがモデルでしたぁ #{snippet[5]}

【シーバス】おかっぱりシーバスで大事なことは
【シーバス】おかっぱりシーバスで大事なことは
2021年06月14日 更新 魚種や釣り方

皆様、こんにちは!釣りが好きなんです、です! 今回は陸っぱりシーバスゲームで私なりに気をつけている事を簡単に書いていきます。 私は休日は3〜4時間ぐらはの釣行時間です。仕事帰りならもっと少なく、1時間の短時間釣行しか出来ません。そんな中でもしっかり釣れるように、気をつけていることが何個かあります。気をつけていることと言っても、当たり前の事ばかりですが共感して頂ければ幸いです! もくじ 潮周りとその確認 周辺アングラーの観察 水面観察 終わりに 潮周りとその確認 まず、潮周りの確認です。これについては自分のよく行くフィールドの経験や地形等で考えましょう! 当然、大潮や中潮に行くのがチャンスを呼びます。 しかしながら、当然その潮以外でも釣りがしたいし、そもそもせっかくの休みと大潮が合うほうが珍しい。 そんな私は休日が本番の釣り日なので、大潮の何時だったらここ、小潮の何時だったらここと場所を決めてやっています。 色々な場所を探してこの潮周りこの時間帯でこの水位の時、ここが釣れる!!を探しましょう! 一回でも釣れた場所は、新しいランガンポイントになり、釣りの幅が広がります。 毎日この潮周りがいい。。。 周辺アングラーの観察 これは私の中では結構重要だと考えていることです。 周辺アングラーの使用ルアーは何か、飛距離や撃っているポイントはどこか、レンジはどこまで落としてるか。これらを観察します。 シーバスはパターンのある魚です。当然釣れてる人の真似をするのが1番釣れます。 また、他のアングラーが使っているルアーで釣れてる様子がなければ別のルアーを使う。そこから更に自分のパターンを見つけられれば釣果アップに繋がります! 例を挙げると、夏の鉄板バイブデイゲームで周りを観察した所、皆さん鉄板バイブは投げていますが飛距離目測50〜60mでヒットなし。常連さんと思わしき人はその距離でも釣れてましたが、明らかに他のアングラーと誘い方が違います。 私はそれを見て飛距離70〜80mの遠投をしました。そして常連さんの真似をして誘った所周りが1〜2ヒットする間に6〜7ヒットしました。 観察は大事です! 陸っぱりシーバスで飛距離は正義です(笑) 水面観察 シーバスフィッシングの醍醐味の一つでもあるボイル。水面に獲物を追い込み水しぶきがあがり爆発する状況。 しかし、そこでテンションが上がりすぎて無闇矢鱈に投げても釣れない時もあります。 キャストはしますが、注意深く観察しましょう。定期的に同じ場所でボイルが起きる箇所がある場合があります。 例を挙げますとバチ抜けハイシーズン、各所でバチボイルが多発していましたが、私含め周りも中々ヒットしません、そんな中40m沖で下流に向かい短時間に毎回一列にバチボイルが発生する箇所を見つけました。 そこを通した途端爆釣し、周りが1〜2本の中、同時間に7匹あげることができました。 ハイチャンス時は特に冷静に! 特に朝マズメや夕まずめのハイチャンス時は熱く冷静に! おわりに 今回は何点か簡単に紹介させていただきました。 当たり前の事ばかりですが、地道に続けていけています。早い話が周りをよく見よう! 私は基本的に短時間釣行なので、毎回1匹釣れたら勝ちだと思い釣行しています。そんな中、色々な観察により爆釣する時、周りにバレずにニヤついてます(*゚∀゚*)(笑) 皆さんもご自身が気をつけている事を大事に釣行して下さい! #{snippet[14]}

【サーフゲーム】オススメルアー、メタルジグ編
【サーフゲーム】オススメルアー、メタルジグ編
2021年06月04日 公開 魚種や釣り方

東北宮城のサーフではあちらこちらでヒラメの釣果があがってくる時期となりました。いよいよ東北ではサーフ開幕の時期に入ってくる頃。 東北三浦イーグルスです。皆様お変わりなくお過ごしですか。 主に地元宮城のサーフで土日メインですが竿を振っております。基本激混みなので場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイル(笑)自身の体験談を交え、読者の皆様が少しでも楽しんで頂けるような記事、少しでも怪我や事故防止に繋がる記事を書いていこうと思います。 今回はサーフゲームでオススメするルアー《メタルジグ編》についてです。 もくじ サーフでのメタルジグのメリット 使用ルアーがメタルジグメイン時の注意点 メタルジグの種類とアクション メタルジグ恐怖の体験談編 終わりに サーフでのメタルジグのメリット まず、メタルジグについてざっくり説明します。 メタルジグとは金属のカタマリのルアー。素材としては鉛、タングステン、亜鉛が一般的です。同じ質量だと亜鉛〈鉛〈タングステンの順に重く、値段は鉛〈亜鉛〈タングステンの順に高くなります。 プラグやワームに比べて、小さくても比重が高いので特に遠投性に優れ、第2ブレイクの先や竿抜けポイントに向けて、100m以上飛ばす事も可能です。着底スピードも早く、ただ巻きやストップ&ゴー、ワンピッチジャーク等で手返し良く広範囲を探る事ができ、少々の向かい風や横風、潮流が早い時でも使用てきる、サーフゲームでは必ず持っていくルアーです。 メタルジグ使用時の注意点 メタルジグメインの釣りでは、フルキャストして遠投するケースが多くなります。その際に体験したバッドシナリオをいくつかまずは紹介します。 【体験談〜キャスト時プチっ!編〜】 皆様も既に経験されてる方が多いと思いますが、いつものようにテイクバックから振り抜きキャスティングを行う再に、 「プチっ!!」。。。 この、「プチっ!!」パターンでは大体前方遥か彼方へルアーが消えていきます(笑)最初は原因がわからず、気にせず釣りをしていましたが何回かの釣行時に1回はこのプチっ!!パターンが発生してゲンナリしてました。 サーフに限らず、竿に負荷をかけて遠投を行う釣りでも良くある現象かと思いますが、あるチェックをする事で解消できます。むしろ、本来は毎回必ずチェックするべきなんですが。最初は気にもしてなかった(笑)そのチェック箇所は、リーダーとPEの結束部分からキャスト時に指をかける付近までのPEライン部分に毛羽立ちがないかチェックをする事です。 この間の毛羽立ちは、底のブレイクを通過する際に擦れたり、キャスト時の指に糸を掛けてから離す際に擦れやすく摩耗が激しい部分です。この毛羽立ちがいわゆる【高切れ】に繋がり、魚を掛けた際やフッキング時にブレイクする最悪の結果になりかねません。 以前の記事でも紹介しましたが、フィンガーグローブ使用時でもこの現象はおきますので、毎回ではなくても何回に1回かは必ずラインチェックを行いましょう 【体験談〜キャスト時バキっ!編〜】 これは体験談では無いのですが隣で2回程見た事があるので書かせて頂きます(笑) バキっ!!。。。 これは。。完全にアウトの音(笑) フルキャストゲームでたまに見る、特に初心者の方に多いんですが、テイクバックの時点で第1ガイド〜第3ガイドぐらいのどこかにPEラインが絡んだまま竿を振り抜くと、運が悪ければ竿先が折れます。慣れないうちはしっかりと絡んでないか確認をしてからキャストしましょう。ナイトゲームでも要注意です。慣れると指に掛けた際のラインの感覚で分かるようになります。 メタルジグの種類とアクション 細かく分けると様々なタイプがあるのですが、サーフゲームではただ巻き系と、ジャーク&フォール系の2つに絞って紹介します。 【ただ巻き系メタルジグ】 竿で特にジャーク等をせずに巻くだけでユラユラと泳いでくれるタイプ。竿を一定の角度でキープしてただ巻きやストップ&ゴーをするだけでとても手返しが良いです。初心者にも使いやすく、腕も疲労しにくくオススメです。リアバランス寄りで遠投しやすいタイプ。 【ジャーク・フォール系メタルジグ】 ジャークの際の逃げ惑い感、フォールの再にはユラユラと弱った小魚感、枯れ葉がヒラヒラと舞い落ちる感、変速的にギラッ、ギラッとフォールする感をロッドワークで演出するタイプ。センターバランスが多く、もちろんただ巻きでも使えますがジャークやフォールでの誘いがメイン。リフト&フォール→着底の繰り返しや、ワンピッチジャーク※1数回からのフォール→着底の繰り返し、ただ巻きからストップを入れてのフォール等で誘います。フォール中や着底からの初動でアタリが出る事が多いです。 ここで注意点について補足しておきます。 《メタルジグの重さについて》 あくまで宮城の遠浅サーフでの個人的基準ですが、基本は30g前後を使います。ヒラヒラとスローに誘いたい、手前を細かく探りたければ20g前後、悪天候や遠投したい際は40g前後のメタルジグ使用します。 《アクションについて》 ワンピッチジャーク 着底後に糸ふけをとり、竿を上にシャクリあげると同時に竿の動作を利用しながらリールのハンドルを上から下に巻きます。今度は竿を下げますがこの時にも竿が下がる動作を利用し、リールのハンドルを下から上き巻きあげます。 これを一連の動作で繰り返します。 竿ワンシャクリから倒すまでに、ちょうどリールのがハンドル1回転します。1秒にリール1回の動きならゆっくり目、1秒にリール2回で普通ぐらいの早さでしょうか。リール1回転なのでワンピッチ。もっと動きが激しい2ピッチジャークなども当然あります。 個人的オススメメタルジグ 【Buddy Works】ヘンチマン 小ぶりで後方重心でただ巻きでブリブリ泳ぎます。ある程度早めのただ巻きでたまにストップかけてあげると良いです。リアフックがついてないので追加で装着しましょう。トレブルフック#6前後か、デコイショートパイク#1推奨。表層や中層引きも対応し青物やダツにも高反応。ナブラが起きた際には超高速で巻きでOK(笑) 【Buddy Works】オフベイト こちらもただ巻き系のメタルジグですがブリブリではなく弱り系のユラユラタイプ。 トレブルフック2個装着でフッキング性能も良し。ただ巻きやストップ&ゴーでゆっくりめに誘ってください。ゆっくりの意識が強すぎて間違った使い方(底ずる引き)すると色々なものが釣れます(笑)底を叩く事が多くなりがちなので針先は定期的に確認してください。 【DUO】ビーチウォーカー フリッパーz ただ巻き系のジグでこちらは亜鉛タイプで重さの割に浮き上がりが早いので底を切らせてゆっくり引けます。ただ巻き、ストップ&ゴーでOKです。自分はあまり気にしませんがスナップを使わないほうが泳ぎが良いとの事。こちらもトレブルフック2個装着で使い方を間違うと色々なものが釣れます(笑) 【SHIMANO】スピンビーム こちらはサーフを始めた年に大型ヒラメを波打ち際でばらしたジグ(笑)ただ巻き系のジグで、強めの離岸流や潮が効いて激流の際にもしっかりと底を取れて泳ぎます。ただ巻き、ストップ&ゴーでOKです。ルアー回収時に超高速巻きをすると場合によってはダツがアタックしてくるので注意(笑) 【DAIWA】ヒラメタルZ ただ巻き系のメタルジグでミドキンカラーが特に宮城では強い印象です。ティンセル付きフックがバイトマーカーとなり安定したフッキングに繋がります。注意点は、ウレタンドブ付けコーティングを行うと塗装が溶け出します(笑)もちろんズル引きは色々なものが釣れてしまいます(笑) 【DAIWA】ソルティガ TGベイト ミウラ式w 魚の反応がなくなり諦めて帰る前にヤケクソ気味に超遠投すると釣れるジグ(笑)タングステンでお値段も高いですが小さいボディで45g。追い風で超フルキャストすれば130m前後飛ぶと思われます。フックがついてないのでフロント側にアシストフック2個装着&ケイムラコーティングがミウラ式です(笑)。アクションは遠投先で着底したら糸ふけを取り、ワンセット2〜3巻きのストップ&ゴー。遠投の為、ラインの浮力があるのでこの程度でしっかり底を切ってアクションします。遠投ポイント専用なのである程度探ったら回収しましょう。 【PALMS】エフリードメタル フラットフィッシュに特化したスプーンの様な形状にトレブルフック2個+ティンセル装着のジグ。ただ巻き、ストップ&ゴーでOKです。リフト&フォールするとエビ(フックに糸が絡む)が起きやすいのでテンションは抜かずに使用してください。ずる引きはやばいです(笑) 【JACKSON】ギャロップアシスト フォールエディション こちらはジャークやフォール系のジグで、ただ巻き系で反応が得られない時に使います。着底後にワンピッチジャーク数回から、フォールさせて使うのが良いです。それでも反応がなければゆっくり少し大き目のアクションでワンピッチジャーク数回+竿を倒しながらのテンションを抜いたフォールでのパターンを試しましょう。 【XESTA】アフターバーナー スローチェーン ギャロップアシストと同じ使用方法でどうぞ。店頭にあまり並んでないのが難点ですが、ジャーク時の切れの良さとフォール時のヒラヒラ感がとても良いジグです。食い渋り時にゆっくり、大き目のワンピッチジャーク、リフト&フォールでOKです。 メタルジグ恐怖の体験談 【体験談〜間一髪!顔面高速ショット編〜】 とあるサーフ釣行の際に体験した一歩間違えば病院送りになった話。その日自分が入ったポイントは沖にテトラがありキャスティングに自信(自意識過剰w)があってテトラギリギリへキャスト。横風の計算をミスり見事テトラ帯へのウルトラキャストが決まり当然のごとく、ヘンチマンがテトラでフィッシュオン!(笑) とりあえずロッドをあおって取れなくてロストを覚悟。しかたなくドラグを抑えながら竿を寝かせて自分ごと下がるパワープレイを決行する。プチン!と切れてくれると思っていると次の瞬間。 ツァッ!フォーーーーーーーーーー!! 切れずに外れたヘンチマンが顔面めがけて超高速で飛んできました。反応でギリギリ間一髪でヘンチマンを避け事なきを得ました。 空中での根がかり対応には気をつけましょう。 終わりに メタルジグ。サーフのヒラメ釣りにはなくてはならないルアーで、コツさえつかめば釣果はきっちり出ます。 私が紹介したルアーは私の中で実績が高く、ただ巻きだけでも釣れ初心者にも扱いやすいルアーを中心にピックアップしました。優秀なルアーは他にもたくさんありますし、各メーカーから毎年様々なメタルジグが多数出てます。 ですがあれもこれもと試すよりも、ある程度種類を決めて使い続けるほうが、そのルアーの泳ぐ感覚や釣れる感覚(パターン)を見つける事ができ良い釣果に繋がるはずです。 私のようにあれもこれも、新作が出たから、友人がそれで釣れたからと次々と購入していくと使わないルアー在庫が山になり悲惨な事になります。そろそろフリマサイトに出して整理しないと。。(笑) 次回はオススメルアーシンペン編。ぶっ飛び君と飛びキング、ウェッジがメインの記事です(笑) 読者の皆様に素晴らしい釣果が訪れますように。今回も最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。 #{snippet[10]}

【ライトゲーム】楽しい!ムラソイのミニマルゲーム
【ライトゲーム】楽しい!ムラソイのミニマルゲーム
2021年06月03日 公開 魚種や釣り方

みなさんこんにちは、ルアーでいろんな魚を釣るぞー!です。 今回紹介するルアーは、根魚ファンの方ならすでに知っているかもしれません。こんな手軽に簡単に、しかもルアーのロストも少なく根魚ゲームができる素晴らしいルアーです。 わたしは、毎年夏にムラソイゲームに夢中になります。このルアーは、このゲームのために作られたのではないでしょうか。「ミニマル」が発売されてからは、ムラソイゲーム=ミニマルゲームと言っても過言ではない状況になっています。 ということで今回はミニマルのムラソイゲームについてお伝えします。 もくじ ミニマルについて ムラソイのミニマルゲームとは? ミニマルゲームの楽しさ ミニマルゲームのタックル 最後に ミニマルについて ミニマルとはブリーデンから発売されているエギ型のプラグです。現在は進化を遂げて「ミニマルエボロジー」のネーミングで発売されています。 ウェイトが3段階(シャロー・ノーマル・ディープ)あり、最も重いものでも3g程度の比較的軽いプラグです。全長6センチでエギに似た形で浮力のある素材で、前方にウェイトがあるため、フォールさせると頭を下にして沈下します。 また,着底するとテールを上にして立つのが特徴です。 ムラソイのミニマルゲームとは? ムラソイは夏場にエビやカニ等を捕食しようと頻繁にゴロタや磯場の浅い場所に入ってきます。そして暗がりに潜んで獲物を待つのです。 そのため、上から落ちてくるものに非常に強く反応します。その習性を利用するのがミニマルゲームです。 ミニマルは3段階の重さの中で一番重いディープタイプを選択し、潮通しの良い、岩と岩の間に落とし込みます。 すると沈下するミニマルに対し、岩陰からムラソイが猛ダッシュで飛び出し、ミニマルに食いつく。これがムラソイのミニマルゲームです。 ミニマルゲームの楽しさ ラインの垂らしはだいたいロッドの長さほど。リールのベールは返さず(またはクラッチを切らず)岩と岩の間に落とし込みます。 するとガツンとムラソイが食らいつくのでそれを抜き上げる。これがたまらなく面白い。 ムラソイは獲物に食いつくと反転し、猛ダッシュで自分のねぐらに帰ろうとします。その根魚特有の強い引きが楽しい。また、この過程が丸見えなのでドキドキが大きいし、運が良ければ水深50センチくらいの浅場から30センチオーバーの大型まで狙える。 さらに、釣った後も食べても美味しい。これがミニマルゲームの楽しさです。 ミニマルゲームのタックル 6フィート程度のロッドが良いと思います。堅さはお好みですがLかMLが良いかと思います。ベイトでもスピニングでもどちらでも構いません。 ラインは根ズレも考えてフロロカーボンが良いと思います。(私はPEに長めのリーダーで対応していますが。。。)ミニマルのカラーはド派手ものが良いですよ。派手な方が水の中での様子が分かりやすいので。。。カラーが派手でも釣果に関係ないように思います。また、ミニマルはその特性上フックが根に触れにくいため、根掛かりがほとんどありません。(オフセットフックで針先を隠したリグよりも根掛かりが少ないです。)そこも大きな利点です。 最後に ミニマルゲームは勝負が早いんです。落とし込んだルアーが着底する前に勝負が決まります。 そんなゲームなのでコンディションが良ければ30分で10匹も可能だと思います。 ぜひ、お試しください。くれぐれも小さな魚はリリースを!では、また。 #{snippet[12]}