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【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-SLJの回②-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-SLJの回②-
2021年07月25日 更新 魚種や釣り方

みなさんこんにちは、t.onumaと申します。 オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。そして「ゲーム」と言いましても、「これってもしかして罰ゲーム?」というくらいに釣りに苦しめられております。 これからオフショアゲームを始めてみたい方がそうした苦しみを味合わぬよう、初心者が気になるところについて、お伝えしていこうと思います。 今回は最近よく聞くSLJについて、前回の総論に続いての2回目です。ややテクニカルというか、SLJのメソッドの大まかな部分について説明します。どうぞよろしくお願いします。 もくじ SLJのメソッド ジグの落とし方 ジグの巻き方 アクションのつけ方とバリエーション おわりに SLJのメソッド メソッドについてです。簡潔に説明しますと、SLJのメソッドは以下です。 ・ジグを釣りたい魚の泳層まで落とし、ある程度巻き上げる ・その際、場合によってはルアーにアクションをつける ・それを続けルアーが目標地点から外れたというか魚が居そうなレンジを外れてしまったら再度落とす、そして誘う ・これを釣れるまであるいは釣行時間の終わりまで繰り返す 以上です。 ざっくりしすぎかとも思いますが、これだけなんですよね。。。もう少し詳しく説明してみましょうか。 ジグの落とし方 では釣りのスタート地点、ジグを落とそうとするところから説明します。 まず、海況等々、その時点での状況にもよりますが、ジグを真下に落としてもOKな場合と、少し投げて角度をつけて引いてきたほうがいい場合があったりします。 船の真下に魚の群が居るのが明確な場合であれば、さっさと落とす、魚がどっかに行く前に、我先にスピリッツ全開で誰よりも早く落とすのがいいです。早く落とせよ、と思います。 一方、どこに魚がいるか不明な場合は広範囲に探ってもいいかと思います。 前者はアジ・サバの群れを見つけたような場合、後者は水底に居るカサゴとかマゴチとかハタとかを探す場合です。 でも探すのがめんどくさかったら真下に落として無心で上げ下げを繰り返してみてください。船は流れているわけですし、運がよければ釣れるかもしれませんし、でもやはり釣れないかもしれません。 ジグの巻き方 次に巻き上げです。シンプルだけど奥が深いというか、工夫の余地があるのがこの部分です。タイラバと共通する部分があるかと思います。 ルアーを引いてくる行動の基本となる動作はリールで巻いてくることだと思います。 SLJの基本はタイラバ同様に、一定のスピードで巻き上げてくる、だと思うのですが、潮の動き、ジグの形状、狙う魚の種別等々、によって釣るために様々な微調整が必要になると思います。 個人的にここの過程では、ジグの形状が最も重要かと思います。というのは、ジグによっては巻き上げる際にほぼ動かないで上がってくるもの、バタバタ震えながら上がってくるもの等があるのです。 その動きによって釣れたり釣れなかったりします。つまりSLJって、巻き上げの速度x動かし方xジグの形状で釣れるパターンを見つけるゲームなんですね、たぶん。 ジグのアクションのつけ方とバリエーション ジグというのは、非形而上ではイワシや小アジ、小サバ等の小魚や、エビカニなどの小動物に似せたモノ、なようです。 そうした海の生き物の動きを真似ることでフィッシュをテンプトして、判断力を鈍らせ錯誤させ、つまり騙して釣り上げるわけです。人間界で言えば、そうじゃないのに金持ちのマネをしたり、学歴とか経歴を詐称したりして、身分不相応な仕事をもらったり異性を誘惑したりするのに酷似している気がしますね。なので、詐欺師みたいな人が、見せ金やサクラみたいな知り合いを使うのと同様に、ジグ界でも、小魚や小動物感を演出するために、多少動かしたり、ティンセルやブレード付きのフックを使うと効果が出る時があると思います。 小細工だらけのアシストフックです そして、問題になるのはその動かし方です。 一例をあげますと次です。まずジグを落とします、止まったら (a)ラインが張っている状態でロッドを跳ね上げてジグを動かします (b)ジグがフォールしている間にリールを巻きます (c)ラインが再び張ったら(a)に戻ります これの繰り返しが基本です。以下、細かく説明します。 (a)と(B)のバリエーション このトピック、説明するのに擬音が多くてちょっとおつむが弱い感じムンムンで恐縮してしまいますが、ロッドの跳ね上げかたと巻き方としては以下です。 -- a-1.手首をかえす要領でピッと跳ね上げる。そしてリールを巻く。これをリズミカルに繰り返す。 a-2.腕全体を使ってロッドをジグもろともぐおーんっ、と持ち上げる(ジャークさせる)。あるいはロッドのしなりを使ってゆっくりジグをジャークさせその後ロッドを元の位置に戻しつつリールを巻きつつまたジャークする。 -- 違いはジグが上にあがる移動距離と速度、跳ね上げたのちに再びジグが沈んで行きラインが張るまでの時間です。 イメージとしては、1はせいぜい1-2秒程度、2は3秒前後かと思います。 この際、ジグを動かしている最中に魚がアタックしてくる場合もありますし、動かした後、ジグがフォールしている時にアタックしてくる場合もあります。 いつ魚がかかるかわからないので気を抜けませんね。でも安心してください、気を張っていると大抵何も起きません! ここで大事なのは、リズムを大切にし、ジャークの幅が変わったりとか、細かいことは気にせずに、餅つきの際に杵を振る人ともちをひっくり返す人を同時に演じることなのです。無心でやった方がいいと思います。ここでいう杵はロッドの跳ね上げ、もちをひっくり返すのはリールを巻くこと、そう理解いただいてよろしいかもしれません。 (a)と(b)の組み合わせの詳細 【ハイピッチ】 a-1のようにピッと跳ね上げた場合、専門用語ではジャークとかしゃくりとか言うらしいのですけどね。これを繰り返すのを「ハイピッチ」と呼びましょう。 そしてもちろんロッド跳ね上げパワーおよび力の入れ方次第なのですが、ジグはそれほど移動しておらず、ラインのたるみもそれほどありません。 この場合、たるみが少ないままにリールを普通に巻くとジグはプルッ→ピタッ→プルッ。。。といったように上昇・停止を繰り返しながら巻き上がってくるようになると思います。 跳ね上げ→巻き→跳ね上げ→巻き。。。の繰り返し、ですが、巻く回数がポイントで、リールのハンドルを一回転させるのか、半回転に止めるのか、あるいは1/4回転なのか、はたまた3回転なのか等々、どのくらいのスピードでどのくらいの距離を巻き上げてくるのかが小魚感の演出のポイントになります。 図解するとこんなイメージじゃないですか?たぶん。素早いジャークを繰り返してから長くフォールさせる、というのが、ぶりとか小魚を追っかけて食べる魚なんかを釣る時に適しているみたいですね。 【スローピッチ】 上記a-2のような場合だと、グーッとあがりフラフラ落下していくイメージです。船の上下もあるでしょうから、思った以上にジグを上まで引き上げることができます。これを繰り返すのを「スローピッチ」と呼びましょう。 そしてロッドを引き上げ切ってから元の位置に戻しますが、その間のジグの落下中のリールを巻く回数で一連の騙しの演出をします。 移動距離を短くするのであれば1/8回転にする、なんならたまにしか巻かない、とかです。 ※ここではハイピッチに比して、便宜的に「スローピッチ」と記述しておりますが、釣り業界でいう「スローピッチ」ジギングは、佐藤統洋さんというレジェンドが提唱しているものかと思います。レジェンドによる定義では、上記「スローピッチ」はなんちゃってスローピッチとなるようですので、ご理解くださると幸いです。 ハイピッチは逃げ回る小魚をイメージするのに対し、スローピッチは死に損ないの魚を演出するかのようですね。魚の食性に応じて使い分けるのがいいんじゃないですか。 また、ボトム付近ではスローで、中層ではハイピッチで動きを演出する組み合わせもアリだと思います。いろいろ試してみてください。 例えばグルメな御仁のアコガレなクエなんかは、巨大化し老成するほど死んだ魚しか食べなくなるらしいです。そうした魚を釣るにはスローピッチでフォール長めが適しているのでしょうね。あるいは水底でぷるぷるさせ続けたり、置きっ放しにするとか。 ここでのジャークとリーリングについては、ジグが軽かろうが重かろうがほぼ共通と考えていただいてよろしいと思います。 おわりに 今回のまとめです。 ・ジグをおとす ・リールをまく ・場合によってはロッドを使ってジグを動かしながらリールをまく ・またジグをおとす ・釣れるまでくりかえす ・釣れたら逃すかキープするかを選択する こんな感じでしょうかね。アクションに迷ったら餅つきを思い出しましょう。基本のリズムが大切です。 釣り方から説明してわかりづらいかもしれませんが、そこは申し訳ありません。次回、タックル等、詳細について説明します。 #{snippet[19]}

【エギング】仮面シンカーってナニ!?
【エギング】仮面シンカーってナニ!?
2021年08月30日 更新 エギング大全

皆様、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです! 突然ですが皆さんは「仮面シンカー」なるものをご存知ですか? エギングには、エギに重りをつけてイカを誘う釣り方があります。その重りの一つが仮面シンカーです。 エギングの年数を重ねるにつれて、この仮面シンカーを知り、集め、よりエギングに必要なアイテムとなってくるものだと、個人的には思っています。 本日は、この仮面シンカーについてお話ししたいと思います。 そして今回は最後に、エギングにおけるDAIWAマンのワンポイントアドバイスで締めくくりたいと思います! ぜひ最後までご覧ください^^ もくじ はじめに 仮面シンカーとは アイテムの使い所 用途は同じでもタイプ違いのシンカーもある DAIWAマンのワンポイントアドバイス おわりに はじめに ショアからのエギングにおいて、わざわざエギを重くする必要があるのかという質問に対して、答えは 「時と場合によっては、必要がある」 です。 エギングにおいてイカがエギを抱く瞬間って、基本的にエギがゆっくりと沈んでいくフォールのタイミングです。 そのフォールに変化を出す時など、シンカーの着用が実はイカが釣れる要素の一つになったりすることがあります。 以下、詳しくお話ししていきます! 仮面シンカーとは DAIWAから発売されているこの仮面シンカーは、タングステン樹脂でできており、それをエギのヘッドに装着してウエイトを調整します。 また素材が樹脂のため、非常に柔らかいです! ですから装着時もしっかりとはめ込むことができるので、フィットし外れにくくなります。 ただ、柔らかいのは5グラムまでで、それ以上のサイズのものは、樹脂が硬化していることからハードシンカーとなっています。 なお、参考までにエギ適合表とサイズ表を添付しておきますね^^ またDAIWAから発信されているショート動画も添付しておきます✨ DAIWA japan official参照 次に、重りをつけウエイトを増すことには、以下のメリットとデメリットがあります。 【メリット】 ・飛距離が増す ・ノーマルよりテンションが掛かるのでエギの存在を把握しやすい ・スピード感のある誘いが可能となる ・ボトム着底を把握しやすい 【デメリット】 ・沈下スピードが速くなりすぎる場合がある ・根がかりがしやすくなる これらを考慮し、私は次のようなイメージで、普段使用しています。 アイテムの使い所 使い所として、まず主に私が使用する目的についてですが、 ・流れの速いポイントで確実にボトムをとるとき ・ノーマルタイプのエギで釣れないとき、エギに変化をつけリアクションで抱かせたいとき になります。 もちろん他にも用途はありますが、先ずはこの2つをご紹介しますね^ ^ 前者は読んで字の如くお分かりいただけますよね!どちらかというと後者についての話しがメインになります。 シンカー未装着のエギって水中ではこのような動きをしています。 エギングのほとんどは、シャクリの後のこの『スー』っと安定したゆっくりなフォールのときにヒットします。 しかし、時として見切られていることなどが理由で釣れないことが多々あります。 そこで、釣れないときはエギに仮面シンカーを装着し、変化をつけたアクションで誘うことをします。 この変化とはまさにこのようなイメージです。 単純にヘッドが重くなったことから、エギの姿勢は普段よりも急な角度となり、速いフォールとなります。 この状態でシャクリ、またフォールに入ると、次はヘッドをストンっと、イメージとしては『ケックン』と勢いよくヘッドを下げます。 よって、非常にテンポの良い釣りとなります。 この速いテンポこそが、時として重要で、これがイカに捕食スイッチを入れ、今まで見向きもしなかったイカがリアクションバイトしてくることがあります^^ シンカーを追加することで、このような使い方もできるのです。 他にも使い道はたくさんありますので試してみてください! 用途は同じでもタイプ違いのシンカーもある その名もアゴリグシンカーです スナップなどエギの先端部分に取り付けウエイトを増やすアイテムです。 ショアからのエギングにも使用できますが、私個人としては、船からアオリイカを狙うティップランなどに多用されるイメージがあります。 これにも各ウエイトに対し使用基準があるようで、もし今後ティップランなどをされる予定のある方は参考にしてみてください^^ 今後、私はティップランも本格的にやっていきたいなと思っていますので、これについてはまた後日、詳細に紹介することとしますね^^ DAIWAマンのワンポイントアドバイス そして急遽始りました!新コーナー! DAIWAマンのワンポイントアドバイス!のコーナーです!(◎_◎;) 買ったエギをケースから出す時・・・。 大したことない。些細なことだけど、時折悩んでいた  というそこのあなたへ! その悩み、解決いたします^^ エギンガーの皆さんはエギを買った時、ワクワクしますよね! 私もです。^^ 知っている方も多いかと思いますが、皆さんはエギを箱をから出すとき、悩んだことありませんか? 普段からどのようにして開けていますか??? 1番最初に目がいくであろうケース上部に封されたテープを一生懸命剥がしますか? ただ、このテープがこれまた厄介なんですね!(はげねえェェェェ!w) 特にエギを大人買いした時なんかはやってらんないです(T . T) では、どうするか? やけくそで無理やり開けてやりますか?w ただ、これまた厄介・・・。 テープが貼られたままのケースの口って中々開けれないんですよねwww そこで、アドバイスです👆 私はココから開けます! ケース裏側をご覧ください^^ ここって、実はテープが貼られていないんです!(※メーカーで異なります) プラスチックの爪が折り畳まれているだけなんですね。 なので、指1本で簡単に開封することができます^^ ここからはなんの迷いもストレスもなくエギを取り出せます! そして、遂に! 新しい仲間のお出迎えです^^ ※メーカーによってテープがあったりなかったり、裏側までテープがあったりと一概にこの方法が良いとは言えませんが、DAIWA製品にあってはこの方法で開封可能です。 おわりに イカがでしたか?? 最後まで読んでいただきありがとうございました^^何がメインの話なのか分からなくなりましたねw 兎にも角にも、本マガジンが皆さんのフィッシングライフの参考になれば幸いです。 ご感想などを私の釣果コメントなどでいただけると嬉しいです^^ 次回も参考になるようなマガジンを書けるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします^^ それでは(^^)/~~~ #{snippet[5]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-SLJの回①-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-SLJの回①-
2021年07月18日 公開 魚種や釣り方

みなさんこんにちは、t.onumaと申します。 オフショアゲームを本格的に始めてしまったのはここ3年ほどですので、まだまだ駆け出しです。そして「ゲーム」と言いましても、「これってもしかして罰ゲーム?」というくらいに釣りに苦しめられております。 これからオフショアゲームを始めてみたい方がそうした苦しみを味合わぬよう、初心者が気になるところについて、お伝えしていこうと思います。 今回は最近よく聞くSLJについてです。長くなりますので、何回かにわけて解説していこうと思います。一回目の今回は総論についてです。どうぞよろしくお願いします。 もくじ SLJとは? ジグの形状とSLJの関係 使用ロッドについて ジグの重さの問題 おわりに SLJとは? まずはSLJについて見てみます。 そもそもSLJってなんなの?っていうとですね、スーパーライトジギングの略で、要はジギングです。 ジグをぴょいって落としてテロテロ巻いたりチョイチョイ動かしてると、美味い魚がギューンと釣れるって感じの楽勝かつ優勝な釣りをジギングというのですが、その際使うジグをすごく小さくするverです。 もちろん、釣れれば楽勝ですが、そんなにも釣れませんw。 通常のジギングに比べ、ジグのみならず、ロッドやリール、ラインも軽い感じのものを使い、使っていて楽チンな道具立てで遊べるのがSLJというやつでございます。 「軽い」だけだと曖昧ですので、SLJをある程度定義しておいた方がわかりやすいだろうし、今後の説明もしやすいと思いますのでやってみますね。 でも最初から躓く感じですが、SLJというのは定義から既に非常に曖昧かと思います。 が、あえていうなら20-60gくらいのメタルジグを使う釣り、で概ねいいと思います。大まかに言うとしたらですが。 世に言うSLJのジグ代表、TGベイト。こういうやつを使ってやるつりです。 一つだけの例で説明してもわかり難いでしょうから、SLJと他のジギングを相対的に見ますと、使うジグの住み分けはだいたい以下のような感じになると思います。 -- SLJ:20-80g ライトジギング:45-120g ジギング:100-200g ディープ・ヘビージギング:200-400g スーパーディープ・スーパーヘビージギング:500g以降 -- こうした感じではございますけれども、上記は大日本ジギング振興協議会世田谷特別支部、みたいな非営利団体とか権利能力なき社団とかがあってそこが定めている明確な定義、というわけではありません。 なんとなく、ふわっとした感じの定義というか、誰かと話す際の共通認識のためというか、おおよその目安みたいな感じですかね。世間一般の認識もこうしたものではないでしょうか。 身も蓋もない言い方ですが、ぶっちゃけ、ライトだスーパーライトだといっても、ジグの重さが違うだけで、ルアーを動かして釣る、という点ではみんな一緒です。 そして更にSLJの定義を曖昧模糊とさせる見解もあるようです。。。 というのは、上記では、ジグのウェイトでジャンルの区分を記載しましたが、人によっては、14cmとか、ジグの大きさで区分する人もいるようです。つまりどっちやのん?と。 でもね、重さで区分したほうが妥当だと思うのですよ。だいたいスーパー「ライト」ジギングの「ライト」って重さを指してるわけですよね? なら、ここに大きさを持ち込むこと自体がナンセンスな気がします。ゆえに重さで区分したほうがいろいろとわかりやすいと思います。以降、諸々説明してまいります。 ジグの形状とSLJの関係 重さで理解したほうがわかりやすい理由の一つにジグの長さや形状があると思います。 メタルジグは、長さの観点から見ると、ベリーショート、ショート、セミロング、ロングとなどがあります。 また、形状で見るとリーフ、スリム、ノーマル、ティアドロップ等々、呼び方に個人差はあると思いますが、様々あります。 例えば上記画像のジグはすべて60g。それぞれに形が違いますし、大きさもメーカーごとに様々。 ゆえに大きさ(≒長さ)や形状で分類すると、例えば「SLJとは14cmまでのジグを使うやり方である!!」的にしてしまうとヘンテコな感じになると思います。 まずはおおよその重さで考えておくのが良さそうです。というのがタックルとの兼ね合いもあるからです。 使用ロッドについて また、ジギングに使うロッドですが、大抵その強さというか使用範囲は重さで区分されています。 ジグの大きさ(長さや表面積等)では区分されておりません。いわゆるSLJ用のロッドの使用適正範囲は〜60gとかなんじゃないですかね? SLJ専用竿なダイワのヴァデルです。 メーカーとしても境界線を明確にしづらいようで、「+α」という表記がありますね。 以上、ジグそのものとロッドの二つより、SLJの定義としては60gまでくらいのジグを使って釣る手法、と重さで区分するのが妥当な気がします。 で、ですね、ジグとロッドはいいとして、SLJの定義についてはあと二つくらい面倒な問題が出てくると思うんですよ。蛇足ながら一応書いておきますね。 ジグの重さの問題 小さい(≒軽い)ジグで、パワー控えめなロッドを使って行うSLJですが、釣れる魚の大きさは選べません。 近海なら1m超のタチウオとかシーバスとか、5kg前後の青物やマダイ等、まぁまぁなファイターが釣れてしまうこともあると思います。 ですので、それらを踏まえたタックル、ヘビー級のロッドとラインシステムで45g程度のジグを使う釣りは、ジグだけ見ればSLJだけど、それってフツーのジギングでは?って話もあります。でもジグが45gなのでSLJって言ってもいいような気もしますけど、違うような気もします。難しいですね。 また、この問題は永遠に続く気もするのです。 ジギングって幾つかパターンはありますが、基本は釣りたい魚が居る層でジグを泳がせて釣る手法、だと思います。 では魚がどこに居るのかというと、魚種によります。ジギングで、とりわけSLJで釣りやすい魚を層別に見ると以下みたいな感じでしょうか。 -- 表層:〜3m程度:カマス等 中層:上から10m〜下から10m:アジ・サバ等青物全般、メバル、ハタ類、タイ類、等 底:下から5m:カサゴ、ハタ、タイ、ホウボウ、ヒラメ、マゴチ、等 -- そしてですね、上記のジグウェイトや使用ロッドなんかとも絡む問題なのですが、例えばヒラメをSLJで釣りたい、とします。また、水深は20mと仮定します。 そうなると普通であれば(これも正解はないのですが。。。)水深m±(10〜20)gくらいのジグ、つまり10-40gくらいを使うこととなるかと思います。 着底を感知出来て、釣りが成立する重さのジグですね。 幅があるのは潮とか風とかの影響、釣り方、その時点での魚の食性を考慮するためですね。 そうなるとSLJが最適なんじゃん?と思いますよね。ぼくもそう思います。 だがしかし、大きい魚を釣りたいのであれば、ルアーも大きいほうがいい場合があって、そうなってくると40gくらいのジグでは小さすぎたりします。 ここで発生するのが、タックルは弱くてジグだけライトじゃなくなる、問題です。 水深浅い≒ジグは軽いのがいい≒SLJみたいな図式が往々にして出来上がっているような場合。まずポイントの水深を聞き、「浅いね、それならSLJがいいな」といった思考プロセスから導かれる回答が微妙な場合です。 ジグを、魚の泳層まで仕掛けを届ける重りとして考えるのであれば上記の考え方は妥当だったりする場合もありますが、ジグをルアーとして考えると完全に不正解な場合もあったりする問題なのです。 ライトタックルで200gくらいのジグを使うのがいい釣り、という特殊なケースで釣れてしまった例。 いずれにせよ、釣りは自由ですので、他人に迷惑をかけなければ好きにやればよろしいかと思います。 その上で、SLJというのは大凡のジャンルと考えてその都度釣れる釣りをすればいいんじゃないですかね。 さすがにSLJタックルでプラグを投げて「これはSLJだ!」というのはどうかとは思いますが。。。w おわりに ふわっとした感じの概念でなんとも困りますが、軽めのジグ、タックルで行う釣り、ということはご理解いただけたかと思います。 次回、具体的に見ていくこととします。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【ライトゲーム】沖堤防の魅力を考える
【ライトゲーム】沖堤防の魅力を考える
2021年07月17日 公開 フィールド

こんにちは。ルアーでいろんな魚を釣るぞー!です。 私は関東に住んでいますが、関東における釣りのフィールドは釣り禁止区域の拡大に歯止めがかからず、かなり厳しい状況にあります。 そのため、ぶらっと出かけて気軽に釣りができる場所が少なくなりつつあります。 そんな中で、渡船という形でお金はかかるものの、安心して釣りができる沖堤防は釣り人にとって嬉しい存在です。 そこで今回は数ある沖堤防の中から関東の某沖堤防を紹介しつつ沖堤防の魅力について書きたいと思います。 もくじ そもそもお金を払って行くのだからそれなりの理由が沖堤防にはある 陸っぱりと沖堤防の違い 沖堤防でも考えてほしいことがある 最後に そもそもお金を払って行くのだからそれなりの理由が沖堤防にはある 少しばかり陸から離れたとはいえ、陸っぱりとの釣果は歴然です。 沖堤防にわざわざ行く魅力はやはり釣果!サイズ、数ともに陸っぱりでの釣果を大きく上回る場所が多いように思います。 デメリットとしては、期待した釣果が得られなかった時、気軽に場所替えできないという点があります。 私が最近よく通う某沖堤防はクロダイのメッカとして有名、その他にシーバス、ヒラメ、マゴチ、アオリイカ、メバル、カサゴ、アジ、青物まで釣れるかなり優秀なポイントです。 私はライトゲームが中心なのでメバルやカサゴ等の根魚をメインとしてあわよくばシーバスやクロダイ、ヒラメやマゴチなどを期待して行ってます。 私が行く沖堤防はクロダイの餌釣り師、投げ釣り師、シーバサーが多く、ルアーでライトゲームをしている人は比較的少ないようです。 そのため、時合になると外道のカサゴやメバルが入れ食いになります!(釣れ盛る時はまさにカサゴ・メバルパラダイス状態です。) ねらい目は朝マズメと夕まずめ!この時間帯はかなりの確率でライトタックルをヒーヒー言わせる魚がガンガンアタックしてきます。 本当に素晴らしい釣り場です。 陸っぱりと沖堤防の違い オフショアゲームと違い気軽に行ける沖堤防ではありますがやはり陸っぱりとは違う覚悟が必要になります。 そのことを理解して行かないと苦い思いをすることもあります。 ①状況に応じた対策を十分にすること ひとたび沖堤防に到着したら迎えの船が来るまでは、そこで凌がなければいけません。 そのため当日の天候や気温、潮周り、風等を念入りに調べそれに対応した装備を用意しておく必要があります。特に衣類は想定より暑かった場合と寒かった場合の両方対応できるように考えておく必要があります。 ②予備タックルの準備もしておくこと 孤島に取り残されている状況に近いわけですからトラブルがあったときに対応できる準備も必要になります。 特にロッドとリールはサブを用意できると良いと思います。 ③空腹やトイレ等のことも考えること 長ければ12時間もの長い時間を過ごすことになるかもしれない場所です。 お腹がすいたり、トイレに行きたくなったりすることもあります。しかし沖堤防にはトイレはありません。乗船する前にはトイレを済ませることは当たり前です。 必要な食料や飲料の確保も大切です。また長時間になる場合は時合を待つ間を凌ぐために飴なども有効です。(ガムはやめた方が良いと思います。環境破壊につながりかねないので…) 沖堤防でも考えてほしいことがある 船賃を払って沖堤防で釣りをする。つまり渡船を生業としている人から見たら釣り師は大切なお客様です。 でもお客だから何をしても良いというわけではありません。そこでいくつか意識してほしいことを書きます。 ①自分で出したゴミは自分で持ち帰る 釣りをしていると沖堤防でもたくさんのゴミを見かけます。ライン、おもり、壊れた釣具等、それらは多分、釣り師が置いていったものだと思います。 プラグやエギは根掛りした時にロストしてしまうのは仕方ないとして、ラインが数十メートルも釣り場に放置してあるのは釣り人としての心構えを疑ってしまいます。 釣りという行為が少なからず環境にストレスを与えていることを一人一人が考えてほしいと思います。 ②小さい魚はリリースする 当たり前のことですが魚は限りある資源です。 魚はとても美味しい食材でもあることから食べたいから釣るということは誰でもあるでしょう。 しかしこれからまだまだ大きくなる幼魚も全部持ち帰るというのはどうかと思います。 私の場合はカサゴやメバルは25㎝以上は持ち帰る。しかも食べ切れる分量のみ。という形で制限を自分の中に設けて釣りをしています。 特に居着きの傾向が強い根魚はすぐに個体数が減ってしまうので是非守ってほしいと思います。 最後に 今回は沖堤防について書かせていただきました。 まだ行ったことがないという方はぜひチャレンジしてみてください。ではまた。 #{snippet[12]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-ロックフィッシュの回③-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-ロックフィッシュの回③-
2021年07月16日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、ハタやカサゴのロックゲーム、についての三回目です。前回はロッドとリールのタックルについてお伝えしましたが、今回はルアーについてです。どうぞよろしくお願いします。 もくじ ルアーについて:食性と習性 ルアーについて:効率性の追求 ルアーについて:具体的なメソッド ルアーについて:個別銘柄とまとめ ルアーについて:食性と習性 次にルアーとリグについて説明します。 ロックフィッシュの皆様におかれましては、えび・かに・小魚が主な食料のようです。ゆえに、釣り人である我々はこれらを模したルアー、あるいはこれらそのものを使うのが手っ取り早いです。また、ロックフィッシュの基本構造として受け口であり、「上から落ちてきたもの」を食べるという習性も利用した方が釣りやすくなります。 ですので、食性と習性を考慮した最適な釣りにルアーをオプティマイズした場合の暫定的な回答は、トレーラーに甲殻類系のワームを使ったタイラバ、となってしまうかと思います。そしてこれはある意味では正解です。 これですねですが、タイラバにも問題点があります。それは、タイラバは垂直に落とすために、点でしか釣ることが出来ない、という点です。 本来の「タイ」ラバですと、例えばマダイであれば垂直方向にも向かって追いかけてくるため線の釣りになり成立しますが、ロックフィッシュ勢はそれほど積極的には追ってこないため、ずっと点を撃ち続ける釣りになってしまいます。 ルアーについて:効率性の追求 では如何にして効率良く線の釣りにするか、これが次の課題になります。 解決方法としては、いくらかキャストして、横に引いてくることで複数のポイントを探り、線にするという手法があると思います。 こういうイメージです 俯瞰すればこんな感じでしょうか。 仮にルアー力(りょく)というか、ルアーの魚に食わせる力を数値化できるとすれば、その時に多く捕食されているベイトの内容にも左右されるでしょうけれども、個人的には以下のようになると思います、なんとなく、ざっくりですが。 1.甲殻類系ワーム付きタイラバ:100 2.ノーシンカー状態のワーム:80 3.ジグヘッドを使ったワーム:70 4.メタルジグ、スピンテール等ブレード付きのジグ:50 これをもとに、捕食するかどうかの確率、魚の目の前を通す回数を勘案することで釣れるかどうかの目安値が算出できると思います。 捕食するかどうかは50%くらいでしょうか。魚の目の前を通す回数が一回だけであれば、1は50%、2は40%、3は35%、4は25%の確率で釣れるはず、となり、とタイラバはメタルジグよりも2倍釣れる肌感覚です。 ただ、1以外はキャスト可能なため(これもキャストできないことはないですが。。。)、目の前を通せる回数が増えます。そうなると、タイラバが50%一回こっきりしかチャンスがないのは、船が動かない限り一定に近いのですが、2-4は25%-40%の当たりくじを何回も引けることとなりますので、釣果が増えやすい、ということになるかと思います。 もちろん、これはその時点でロックフィッシュたちが何を好んで食べているか、によります。上記はあくまでも甲殻類にしぼった話です。イワシのような小魚であれば、それを模した動きを出来るルアーが有利になり、上記のルアー力にも変動があると思います。 ルアーについて:具体的なメソッド また、この釣りを継続するにあたって、もう一つ厄介なファクターがあります。根掛かりです。 こんな感じのところがポイントになりますので、根掛かりが頻発します。上記の4パターンのリグですが、一番根掛かりしづらいと思うのが2です。ただ、重りがないと沈まないため、その重りが根掛かりの原因となります。 これを避けるために、テキサスとフリリグ(ビーフリー・リグの略)やジグヘッドリグの使い分けが必要になってきます。以下は個人的体験による感想ですがそれぞれの特徴を列挙します。まずは図解します。 【テキサスリグ】 ・シンカーとワームの距離が短いので、障害物の奥深くまで潜入させることが出来る。一方で、深くまで行ってしまうとワームのフックによる根掛かりの可能性が増す ・シンカーとワームの距離が短いため、キビキビした動きになりやすい。つまり漂うような動きはフリリグに劣る ・一般的に弾丸型のバレットシンカーが使われるが、障害物にひっかかりにくい形状をしている ・シンカーは特殊形状というか、ナス型等よりも汎用性が低いためかやや高価 【フリリグ】 ・シンカーが遊動式のため、岩の間や藻の隙間等をぬってワームを奥まで届けることは苦手 ・タイラバのようにリグをふわふわさせることができる ・形状的にバレットシンカーよりも障害物にひっかかりやすい ・安価 フリリグの例です。シンカーは7号(26.3g)で60円くらい、ビーズは100均で1個あたり数円、フックは50円くらい、ワームは100円と合わせて200円前後のリグになります。 ということはバレットシンカーを使ったフリリグが最強な気もするのですが、ロストの可能性を考えたり、フォールの仕方や水底での位置関係的には、ティアドロップ型というかナス型の方がいいような気がして、フリリグでバレットシンカーを使うことはそれほどありません。この辺は好みの問題になるかと思います。 ルアーについて:個別銘柄とまとめ 3年ほどかけいろいろ試しました結果、今のところ以下の結論を得ております。おすすめルアーです。 【タイラバ・フリリグ・テキサス部門】 a.ゲーリーヤマモト ファットイカ b.エコギア バグアンツおよびロッククロー 【ジグヘッド部門】 c.エコギア バルト4inc その時点でのベイトの様子、魚たちの反応の仕方を観察して、最適なリグを最速でチョイスするのがこの釣りの勝負の分かれ目でございます。 例えば、一箇所に魚たちの濃い集積地があり、上から落ちてくるものに反応がよければタイラバで集中的に攻める、居場所が散っていて、しかも泳いでいるような場合はスイミングで広範囲に探る、等々、その時点での最適解を求めるゲームと言えます。 また、現状試せておりませんが、スプーンとかスピナーベイトなんかも、もしかしたらいいのかもしれません。コアマンなどのスピンテールジグで釣っている人を見たことはあります。 おわりに 食べて美味しい、しかもあまり売っていない、売っていても高い、という手が届くけれど、手を伸ばすのがめんどくさい魚が比較的容易に釣れること、道具の機能としてはそれほど高度なものを求められないため、勢い余った情熱をファッション性に注ぎこめること、この2点がこの釣りの魅力かと思います。食べて美味しいバスフィッシング、というのが適切な表現かもしれません。 釣り自体の面白さが一番の魅力ですけどね。 #{snippet[19]}

【エギング】メリットだらけのインターラインロッド(下)
【エギング】メリットだらけのインターラインロッド(下)
2021年07月15日 公開 タックル

皆様、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです! 本日は、前回に引き続いてエギングにおけるインターラインロッドについての二回目、注意点等についてご紹介したいと思います。 もくじ インターラインモデルに対する疑問点 一時収納時の注意点 釣行後の簡易メンテナンスについて おわりに インターラインモデルに対する疑問点 ここでインターラインについて、よく聞く疑問をご紹介します。 また、私の独断と偏見でその疑問に対する回答をしてみようと思います。 そんなことはありませんよ^^実は有名な裏技があります。 その方法とは、 ・リーダーをエントランスガイドから入れれるだけ押し込んでください ・完了後、ロッドを地面と平行にしつつリールをフリーにしてください ・できる限り竿を下げたまま、何度もロッドを振ってください するとティップからリーダーがひょこっと出てきます。 これで作業完了です。 一連の流れは以下の動画(80秒)におさめています。(画像をタッチ!) この方法は、慣れるまでむずかしいです。 ラインもできるだけクセがついておらず、ライン先端も真っ直ぐであるなど必要条件がありますので最後の方法という認識でお願いします。 実際、ワイヤー無くした場合は、買う方が早いですwww 何の疑問もなく飛びます。 むしろ筒から投げ出された大砲の弾のようにすっ飛んでいく感覚です。 飛んでいく状況を以下の動画(50秒)におさめてみました。(画像をタッチ!) インターラインが原因でラインブレイクしたことは一度もありません。 もしそのようなことがあれば、むしろアウトガイドモデルの方が、各ガイドにピンポイントでテンションがかかり、そのテンションのまま擦れる方がブレイクしやすいような気がします。根がかりした時ロッドを振って外そうとした時など・・・。 もちろんそんなことはほとんどありませんが! インターラインモデルではロッド全体でテンションを受け止めるので、ラインへのストレスは均等に分散されると思います。 よって、ILが原因でラインブレイクすることはほぼ皆無です。 この疑問、私も特に感じていたものです。もちろんメーカーでは、このようなことがないようにしっかりと対処していています。 DAIWA製品では、 このような超撥水が内部に加工されており、常に水が玉となって排出される仕組みとなっているのです。 この撥水技術が如何にすごいことなのか、興味のある方は以下のヤマラッピちゃんねるにてご確認ください。 度肝を抜かれます。水なんか溜まるはずもないなと思い知らされますwww ヤマラッピちゃんねる参照 一時収納時の注意点 さあ、ここまでインターラインの良さなどについてお話ししてきました。 続きまして、ILモデルにおける収納時の注意点についてご紹介します。 車に乗って釣り場を大きく移動するとき、私はアウトガイドでもインターラインでもラインを通したまま繋ぎを外し、2ピースにして車内に入れます。 皆さんもそうしますよね??? ただ2ピースにしてからの収め方が少し違うんです。 一般的にアウトガイドではこのようなやり方ですよね? 次にインターラインでは、私はこのように二つ折り状にしています。 なぜこのようにするかですが、アウトガイドと同じように収めると繋ぎ目付近の縁でラインを痛めるからです。 この縁って結構鋭利なんですよねw ですから、二つ折にしてラインを少し緩めることもお忘れなく。 また、収納時のインターラインってアウトガイドと比べてラインの露出が圧倒的に少ないんですよね。これもインターラインの利点だと思います。 ※移動時エギは取り外します。分かりやすいように取り付けている次第です 釣行後の簡易メンテナンスについて では、私が釣行後に普段から行っている簡易メンテナンスについてご紹介します。 車内にはタンクとペットボトルを常備しています。 まずはタンクの水でロッド全体を水洗いです。特にエントランスガイド部分は十分洗いましょう。 次にタンクの水をペットボトルに移し、ロッドの中を水洗いしましょう2ピース両方行いましょう! はい!以上! これだけしていれば、常に最高の状態でロッドを使用することができます。 注意点としては、ロッド内に水を通した後は、ロッドをよく振って水を切っておくことです。 おわりに 本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。 イカがでしたでしょうか? エギングにおける「インターライン」について纏めてみました。結果、ILってエギングにおいてメリットだらけなんです・・・。 インターラインロッド欲しくなってきた人ぉぉぉ???www 「はい!」私ですw 記事を書いていて各モデル欲しくなってきました・・・。 まだ購入したことのない方、購入しようか悩まれている方。 ぜひ一度使ってみてください。 特に風がある日や闇夜で、ストレスレスになることにまず驚かれると思います。 購入の決め手は、セッティングを面倒と思うか否かだと思います。 ちなみに私も疑いながら購入しましたが、今ではエギングするにおいてはなくてはならない相棒となりました・・・。 専用動画もいかがでしたか??? もし好評であれば今後もこれを続けていきたいと思っています! 釣果コメント等でご感想待ってます^^よろしくお願いします🤲 はい!ということで、次回も良いマガジンを投稿できるよう頑張りますので引き続きよろしくお願いします✨^^ #{snippet[5]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-ロックフィッシュの回②-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-ロックフィッシュの回②-
2021年07月14日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、ハタやカサゴのロックゲーム、についての二回目です。前回は総論についてお伝えしましたが、今回はタックル等、個別に説明してまいります。どうぞよろしくお願いします。 もくじ ロックゲームの道具:ロッド ロックゲームの道具:リールとラインシステム おわりに ロックゲームの道具:ロッド 関東地方では最近、アカハタ軍の、カサゴ軍の根絶を目指した北伐がいよいよ本格化してきているようでして、東京湾内でも見かけることがあるようです。 ぼくはまだ釣ったことはありませんが、富津あたりでも釣れているようです。 本来、こうしたロックフィッシュたち、根魚たちは成長が遅く、乱獲すると数が減る、と言われておりましたが、ことアカハタに関してはその限りにあらず、な気もします。関東近辺だけなのかもしれませんけども。 そして、この釣りが楽しいのを知ってもらいたいからなのか、はたまた新しい市場開拓なのかはわかりませんが、ロックフィッシュ専用、みたいな道具も出まわり始めていますね。 DAIWA : HRF® - Web siteブレーディングX搭載。ソイ・アイナメをターゲットに調子を磨いた専用モデルwww.daiwa.com ダイワさん。 NORIES - "ROCKFISH BOTTOM POWER OCEAN" -ノリーズ、Norieswww.nories.com ノリーズさん。 気に入った方は購入されればいいと思います。でも、わざわざ例に出しておいて申し訳ないのですが、ロックゲームのロッドはバスロッドで十分というか、バイト直後に根に潜られないような強めのアクションに耐えうるロッドであればなんでもいいんじゃないかなと思います。 パワーについて たまに「ロックフィッシュの硬い口周りを貫くためにはパワーが必要」みたいな話も聞きますが、貫きたいのなら針の軸を細くするのが優先な気もしますし、口内の柔らかい膜にフッキングしているケースも多いです。なので、この釣りのロッドにパワーが必要な理由をより正確に言えば、バイトした直後に根に潜られないように、ボトムから引き剥がすため、です。 レングスについて レングスですが、船の上での取り回しも考えると、ティップまで硬めの6ft台のロッドが使いやすいと思います。シーバスの項でも指摘しましたが、乗船者が多い場合は事故防止のために、あるいは飛距離を稼ぎたい場合であれば7ft台を使う等もいいと思います。しかし、乗合船でアンダーでしかキャストできない場合などもあるでしょうから、レングスはケースバイケースの話となります。 釣り方として、ボトムバンプ(水底を叩く)の釣りならベイトが、ジグヘッドやブレードベイトなどのスイミングの釣りならスピニングが扱いやすいと思います。 強度について また、ここで重要なのは、ロッドの強度です。通常、10-20mくらいの水深での釣りとなりますので、20-40gくらいの重さのルアーを投げても壊れない、という要件も必要ですし、根掛かりの多い釣りですので、低反発素材の柔らかロッドだと、根掛かりを外しにくいです まとめますと ・硬めでそこそこのパワーがあること →MH、H等はメーカーごとにバラつきがあると思いますので、カタログスペックではなく実際に触って見るのが良いと思います ・重たいルアー(おもり)を投げても壊れないこと →キャストキャパシティが上のほうまである≒パワーがある、という話ですね この2条件を満たしていれば正直言ってロッドはなんでもいいと思います。あとは釣りやすいかどうかの問題ですね。個人的には、バイトを感知しやすいようにティップは適度に柔らかめというか、ルアーの反応を拾ってくれる程度に柔らかいものがいいと思います。柔らかいというか感度かもしれませんが、ベリーからバットは曲げる気になれば曲げることができるロッド、みたいなのが好きです。蛇足ながら好きなロッドを記載しておきます。 BC4 5.10(ビーシーフォー)| 機内持ち込み可能な4ピースパックロッドwww.fish-man.com LHです。この竿で100匹くらいはロックフィッシュを釣っていると思います。初めての一本、としては高いかもしれませんが、汎用性が高く使いやすいです。ロックゲーム以外もなんでもいけると思います。 Jet Setter 510C AM(アマゾン)510Cは、日本から最も遠い場所のひとつ、ブラジル・アマゾンへ入るためのロッドだ。主にピーコックバス、ツクナレを釣るため、jetslow4wear.com フィッシュマンのロッドと方向性やコンセプトは同じような感じでしょうか。これも使いやすいです。 ロックゲームの道具:リールとラインシステム 10kgを超えるような魚が釣れることは稀な釣りですし、ドラグは基本フルロックにして短距離戦がメインとなりますので、メインラインを100mも巻ければゲームとして成立します。 こちらも正直なんでもいい、ような気もするのですが、ボトムの感知能力が高いリールが有利かと思います。 筐体が金属製のものの方が使いやすいと思います。そうなると、選択肢は少なくなりますが。。。 メタル代表。シマノのカルカッタコンクエスト101HGまた、重複してしまいますが、根掛かりが非常に多い釣りです。止むを得ずラインを切らないといけない場合も出てくるかと思います。 なので、根掛かりが非常に多いような場所ではPEはベイトなら高切れしないギリギリの細さ、リーダーは12lb程度にしておくと、根掛かりに時間を取られることは少なくなると思います。 ラインシステムを繊細にすると大物が掛かったときに不安、頑強なシステムだと根掛かりが切れなくなるという悩ましい釣りでもあります。 おわりに 今回はタックルについて見てきました。次回、この釣りの本丸であるルアーについてお伝えします。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【ライトゲーム】爆釣かも??異形のワームは釣れる!!
【ライトゲーム】爆釣かも??異形のワームは釣れる!!
2021年08月30日 更新 タックル

こんにちは。ルアーで色んな魚を釣るぞー!です。 以前、フラットワームを中心とした異形のワームが効果的だ、という記事を書きました。今回はその続報です。 もくじ 魚にとって見慣れないルアーは強い! 新しい異形ワーム2選 見慣れないルアーは抜群に強い場面がある!  魚にとって見慣れないルアーは強い! ピンテールやシャッドテールのワーム、グラブやストレート系の一般的なワームは釣れるのが当たり前。 だけどプレッシャーが高い所になればなるほど定番ルアーは見切られている。。。 皆さんも定番ワームで全く反応がない場所で異形のワームを使い、これまで経験したことのないアタリ方で魚が食ってくる経験があると思います。私も同じです。 私の信頼する漁師さんの言葉「他と同じことをしてたって釣れねぇよ。」これについていつも考えています。 異形のワームはハマったら強い。他の人が使っていないから。だから周りが誰も釣れていないのに一人だけ爆釣も夢じゃない! また、それを見つけた時の喜びもハンパない。だからいつも探しています。以下、使ってみた上でのオススメを紹介します。 新しい異形ワーム2選 ①Dr.CHORO 2インチ・1.5インチ(megabass) 前にも紹介した扁平ワームの系統です。これが優れている点は、本体はほとんどストレートワームなのですが周りにヒダがついていて、それが全体のシルエットを扁平に見せている点。 扁平ワームの肉抜きと言ってもいい作りのため、アピールは強いが柔らかく、魚が口にしても違和感を感じにくいのです。 また形が左右対照なのでジグヘッドに水平に付けても縦につけても大丈夫! ゆっくり沈めたければワームを横にして、早く沈めたければ水の抵抗を小さくするためにワームを縦にする。 しかも縦にも横にもスリットが入っているので針先を隠すことができる。なかなかの優れものです。(私は特に2インチを推します!) ②コイケシュリンプミニ(HIDEUP) もともとはバス用に作られたもののようですがソルトでも実績が出ているワームです。 初めて見たときは「これは釣れないだろ。」と思ったものの好奇心を刺激されて購入。どう見ても毛虫をイミテート?そんな気持ちの悪い形状。しかもミニとはいえ意外に大きい(実寸 約5センチ)。 特徴としては、画像のとおりボリュームがあるので水の抵抗が大きくゆっくり沈みます。 使用するリグは、ダート系のジグではアクションしても動きは期待できないのでラウンドヘッドのジグヘッドにセットするのがお勧めです。 一般的なワームを使ってあたりが得られない場面でキャスト→お好きな層までカウントダウン→大きくアクションさせずティップをこちょこちょまたはリフト&フォールさせていると…ゴン!という感じです。 活性が高ければアクションさせなくてバンバン食ってきます! 全体的にボリュームがあるので大物もアタックしてきますが小さな魚も丸呑みしていることから、かなりこの形が好きなのだと思います。 ちなみにこれを使った当日、両隣で釣りをしていた人たちはスタンダードなワームを使用していましたがその中で私がダントツで釣れていたと思います! カラーは10色。お好きなカラーを選んでください。 しかしこのワームは課題もあります。それは値段の高さです。一袋6個入りで935円は高い! 見慣れないルアーは抜群に強い場面がある!  興味を持った人はぜひ使ってみてください。使っている人が少ない今がチャンスです。それではまた、異形のワームを見つけたらお知らせします。 #{snippet[12]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-ロックフィッシュの回①-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-ロックフィッシュの回①-
2021年07月12日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、ハタやカサゴのロックゲーム、についてです。数回に分けてお伝えします。どうぞよろしくお願いします。 もくじ ロックフィッシュの魅力 ロックフィッシュの釣り方 おわりに ロックフィッシュの魅力 まずロックフィッシュとは?なのですが、カサゴ、メバル、アイナメ、ソイなど、「岩場」に棲む魚の総称です。 その範疇ですが、個人的にはこれらの種に加え、ハタ類の一部も入れていいのではないかと思います。ていうか、本稿はハタ類中心でいきますね。 ロックフィッシュの魅力なのですが、個人的には以下に集約されます。 ・見た目 →ぼくが本格的に釣りをするきっかけになったのがブラックバスという魚でして、ハタ類は見た目がバスに近く好きなタイプなのです。 ブラックバス。 オオモンハタ。サイズが違いすぎてわからない。。。 スモールマウスバス アカハタ。これは似てるね。 形態のみならず、釣り方も共通する部分があります。ただし、ハタ類は種類によっては表層まで来ますが、その多くは、ブラックバスのように浅場には居ないため、ボトムおよび中層での釣りになります。 そして、ボトムの釣りではバスフィッシングと共通するメソッドが多数あります。 ・釣りの楽しさ 基本、ルアーにバイトがあってから合わせる釣りになります。意識的にフッキングする釣りです。勝手に針がかりしている、オートマチックに釣れる場合もありますが、基本は掛ける釣りだと思います。 バスのボトムでの釣りにそっくりです。 ジギングなど、ルアーにアタックがあれば大抵掛かっている釣りもありますが、積極的に掛けていく釣りも楽しいものです。どちらが好きかはそれぞれだとは思いますけども、バイトを感知し、可及的速やかにフッキングを行い、うまく決まった時の楽しさは病みつきになると思います。 また、創意工夫の余地が大きく、ルアーのチョイスや、ちょっとした加工といった工夫、リグ(仕掛け)全体への工夫等々、ゲーム性が非常に高いと思います。ワームの形状、色はもちろんのこと、マテリアルの硬軟や、フックサイズ等々、少し変えると如実に釣果に繋がることも多いです。 ・味わいがよろしい なんたって食べて美味しいのが一番の魅力かもですね。ハタはもちろんですが、カサゴ、メバル、ソイ、アイナメ等も美味しいですし、これらは網漁では採りにくいせいか、比較的高価です。釣って食べるには非常におトク感があります ロックフィッシュの釣り方 ロックフィッシュの、ロック、これは岩なのですが、ロックフィッシュ勢は岩場に住み、普段はじっとしていることが多いようです。 岩場の陰に身を潜め、目の前に餌が落ちてきたら食べる、という性質の持ち主が多いです。 ですので、釣り人としては、彼ら・彼女たちが居そうな岩場や、岩場に類する障害物に向けルアーをキャストし、着底させます。そしてルアーが魚たちの目の前を通ることを祈りながら釣りをします。 こちらには運良く、あちらには運悪く、目の前に餌があれば大抵食いつきますので、そうしたらロッドを煽る、あるいはラインを引く等して針がかりさせます。 ここまでは通常の釣りです。ロックフィッシュの釣りの特異点は掛けた直後のやり取りです。 彼らは餌を口にしたら巣穴に戻ろうとする習性があるようです。習性なのか、たまたまなのかはわかりませんが、ぼんやりしていると巣穴に戻ってしまい出てこなくなります。そうなると根掛かりしてしまったような状態になるわけです。 赤すぎてよくわからないかもしれませんが、それでもよく見ると、エラの先端が尖っているかと思います。 彼らは餌を口にすると頭から巣穴に潜り込み、このエラを巣穴近辺の岩にひっかけるような形をとって出てこなくなります。こうなると釣り人はお手上げになってしまいます。これはかかった後にぼんやりしたケースですね。 ところがさらに輪をかけてぼんやりし過ぎますと、エラを閉じて再び巣穴から出てきたりすることもあります。出てきてしまえばこっちのもので、その後は比較的簡単に釣れてしまいます。 ですので、釣り方としては、 a.ルアーor餌を海底に落として食わせる b.バイトを感知したら急ぎ針がかりさせ、猛スピードで1mほど根から浮かせる。つまり力技で引っぺがす c.取り込む という段取りです。うっかりしてる人はbができず、うっかりし過ぎている人はbを通り越してcまで行ってしまうような、そんな釣りです。 おわりに ロックフィッシュについて、総論をまとめてみました。次回、ロッドとリールなどについてお伝えします。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【釣りドコ】どんどんエリアが増えています。
【釣りドコ】どんどんエリアが増えています。
2021年07月12日 更新 サービス紹介

みなさん、こんにちは。アングラーズ藤井です。お陰様でご利用いただいている方も増えていて、ありがたい限りです。たくさんの釣り人同士でコミュニケーションしていただけますと助かります。 僕がマガジン書くと、『また企業案件か』と言われそうですけど、、、、その通りです。はい。 今回のマガジンは、釣りドコさんの追加エリアの紹介になります。 もくじ 今までのエリアは 追加エリア紹介 今後の展開は 広島湾の追加も 今までのエリアは 前回までの紹介マガジンについては、こちらからご確認ください。 過去のマガジンを見た方は、こんなことを思っている人も少なからずいるはずです。どうせ自分の釣りエリアはなかったし、興味ないわ。って。どんどんエリア増えているので今回はその紹介をしてみようと思います。 とりあえず、前回のマガジンを公開したときに、釣りドコに公開されていたエリアを紹介します。 関東エリア ※東京湾/相模湾は有料会員の赤色立体地図になります。 静岡エリア 関西エリア 圧倒的に関東エリアが多いので、関東以外の人は、参考にならなかったかもしれません。 ただ、少しずつエリアが追加されてますので、今後の展開に期待してほしいのですが、このマガジンを書いている時点(2021/7月)ではもっとエリアが追加されています。 追加エリア紹介 2021/7月時点の追加エリアを紹介します。 若狭湾 以下、釣りドコより記載。 日本海における屈指の釣り場として名高い若狭湾。特に船でのイカ釣りやマダイ釣りには、関西圏から多くの釣り人が訪れます。今回、多くのユーザ様のご要望を受けて新たに若狭湾の深場の海底地形図を公開しました。若狭湾の海底地形図も、これまでと同じく地形変化の表現に特化した「赤色立体地図(特許第3670274号)」に等深線を重ね合わせた、他では見られない特殊な図面となっていますので、ぜひこの機会に、貴方だけのポイントをみつけてください! 僕自身、大学時代に滋賀県にいたことから若狭湾にも何度か釣りに行っています。 釣り人口もかなり多い地域のため、必要とされる人が多いのではないでしょうか。 大阪湾/播磨灘 以下、釣りドコより記載。 魚影が濃く、多くの魚種と出会える大阪湾、播磨灘、紀伊水道。関西エリアのユーザ様から多くのご要望を受けて新たに深場の海底地形図を公開しました。今回公開した海底地形図も、地形変化の表現に特化した「赤色立体地図(特許第3670274号)」に等深線を重ね合わせた、他では見られない特殊な図面となっていますので、ぜひこの機会に、貴方だけのポイントをみつけてください! 実は日本で一番釣り人が多いのは関西です。特にこのエリア。 この情報はアングラーズだからわかることなのですが、釣具メーカーさんも関西に多いことを考えると必然なのかもしれません。 説明にもあるように、大阪湾は魚種も数も豊富です。(そのためプレッシャーも高いです)ぜひ参考にしてみては。 駿河湾 以下、釣りドコより記載。 日本一深い湾として知られる駿河湾。生息する魚種も豊富で、多くの深海魚も生息しています。もちろん釣りの対象魚も多く、数多くのポイントが存在します。今回、多くのユーザ様のご要望を受けて新たに駿河湾の深場の海底地形図を公開しました。駿河湾の海底地形図も、これまでと同じく地形変化の表現に特化した「赤色立体地図(特許第3670274号)」に等深線を重ね合わせた他では見られない特殊な図面となっていますので、ぜひこの機会に、貴方だけのポイントをみつけてください! 僕が駿河湾によく釣りに行くのは、バラムツやアブラソコムツなどの魚を釣る時や、オオモンハタなどのハタを釣る時。 また、駿河湾の地形上、一度回遊魚が入ると出にくいため、青物が入った情報があると行くことが多いです。 全然関係ない話ですが、静岡県には日本で一番高い山『富士山』と日本で一番深い海『駿河湾』があります。そのため、静岡県の県旗は富士山と駿河湾がデフォルメされたものだって知ってましたか。 ※wikipediaより参照。 47都道府県、全部に象徴となる旗がある中で、静岡が一番わかりやすく綺麗だと思っています。象徴となる2つを上手くまとめたデザインだなと惚れ惚れしちゃうんですよね。 小浜島 以下、釣りドコより記載。 白い砂浜に青い海!釣りやダイビングをはじめとするマリンアクティビティを存分に楽しめる小浜島には毎年多くの観光客が訪れます。そんな小浜島周辺の海底地形図を新たに公開しました! 沖縄の海は透明度が高いので、浅場のサンゴからヨナラ水道の深場の地形まで丸見え! この地形図で皆さまの海活が捗ること間違いなし! ぜひご覧ください! 今回紹介するエリアで唯一行ったことがありません。 近くの石垣島の話になってしまいますが、僕の大好きなハタが大変たくさん釣れました。しかもほぼバスタックルで。 ニジハタ、バラハタ、オジロバラハタ、アカジン、ツチホゼリ、カンモンハタ等、たくさんの魚が同じ方法で釣れた記憶があります。 バスタックルで行けるってのはロッドやリールだけでなく、ルアーもいけるんです。クランクベイト、スピナーベイトなどほぼバスでしか使わないであろうルアーがそのまま使えるので、楽しかった記憶しかありません。 興味ある方はぜひ、沖縄へ。その時は釣りドコを使ってくださいね。 今後の展開は 釣りドコには大きく分けて、無料で使える『段彩図』と、有料で使える『深場の赤色立体地図』の2種類がありますが、今後の展開は以下のようになるようです。 緑色の場所 こちらは既に公開されている『無料の段彩図』です。 よく見ると、初島や加太エリアなど先程紹介したところが表示されているのがわかると思います。 灰色の場所 こちらは既に公開されている『有料の赤色立体地図』です。 東京湾や相模湾、駿河湾、大阪湾、若狭湾などが塗られているかと思います。 桃色の場所 こちらは今後、公開予定の『無料の段彩図』の場所です。 伊豆半島周りがこの対象エリアになっています。静岡県のみなさん、ご期待くださいね。 青色の場所 こちらは今後、公開予定の『有料の赤色立体地図』の場所です。 千葉県全域と、瀬戸内海(特に広島付近)がこの対象となっています。 広島湾の追加も さきほどのマップですが、1点だけ紹介できていないのがあることに気づきましたか。 実は瀬戸内海の広島湾近辺の赤色立体地図は、すでに公開目前まで来ています。近隣のみなさんはぜひ参考にしてほしいですね。 こんな感じで、釣りドコはどんどんエリア拡大しています。 今、紹介されても自分のホームはないから、、、、と思っているといつの間にか追加されているかもしれません。 ぜひ、利用してみて自分だけのポイントを発掘してください。少しでもそのための手助けになれば良いかなと思います。 #{snippet[3]}

【エギング】メリットだらけのインターラインロッド(上)
【エギング】メリットだらけのインターラインロッド(上)
2021年08月30日 更新 エギング大全

皆様、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです! 突然ですがインターラインロッド(IL)ってご存知ですか? すでにご存知の方もいれば、もちろん初めて知った!という方もいると思います。 実は、ロッドにも種類がありまして、一つ目は、「ロッドの外側にあるガイドにラインを通すアウトガイドモデル」二つ目は「ロッドの中にラインを通すインターラインモデル」になります。 普段よく目にする釣りでは主流のアウトガイドモデルですが、エギングにおいてはインターラインモデルも実はメインロッドの一つなんです^^ 本日は、エギングにおけるインターラインロッドについてご紹介したいと思います。少々長くなりますので、上下の二回に分けてお伝えします。 もくじ はじめに インターラインロッドとは メリットについて デメリットについて おわりに はじめに 現在のエギンガーで、インターラインロッドをメインで使っている方は、一体どのくらいいるのでしょうか まだまだアウトガイドモデルが主流なのは言うまでもありませんが、最近になって「IL人口」は結構増えてきたのかなと思っています。 また、この度マガジンをさらに「より良くしていくため」「より濃厚なものにしていくため」アングラーズマガジン専用の限定動画を作成していくことにしました!✨ 一つの物事を説明するために、一つの動画を短編作成しているので「無駄のない」「見やすい」動画になっているかと思います。 もちろんマガジン限定ですので、世に出回ることはありません。 見れるのはここだけです^^(※設定上、限定動画にしているため) ぜひマガジンとともにご覧ください✨ インターラインロッドとは アウトガイドロッドとまず大きく違う点は、 ロッド外側に取り付けられたガイドにラインを通すのではなく、エントランスガイドを介し、ロッドの内部にラインを通す というものです。 「糸が竿の中を?ライン擦れない?そもそも飛ばない?」 という疑問をよく見聞きします。なんならILモデルを使うまで私も同じイメージを持っていましたw そして、使ってすぐに解りました。エギングにおいてインターラインロッドは最高のモデルだということを!! 以降、メリット・デメリットを含めご紹介していきます^^ メリットについて ・繋ぎ合わせる際、向きを気にしなくてよい ・ガイドが1箇所のため無駄な風圧がかからず、振り抜けが良い ・ガイド絡みがない(夜間や爆風時も含む) ・感度が抜群に良い ・ロッド全体でしなるため、常に均等なテンションをかけられる ・車載搭載時、ガイドが邪魔にならない(ケース収納時も含む) 基本2ピースロッドですが、そもそもガイドはバッド側にあるエントランスガイドのみですので、繋ぎ合わせる際のガイド穴を一直線にするという意識がなくても、ただ挿すだけで大丈夫です。 また、無数のガイドへの風圧がなくなるため、キャスト時の振り抜けがとても良いです。 そして、何よりも真っ暗なポイントや風がある状況でもラインがガイドに絡むなどのトラブルが皆無となるので、安心してフルキャストができます。 次に感度についてですが、「感度」ってラインが触れるポイントが増えれば増えるだけ良くなるんですよね。 ってことはガイドを増やせばいいのでは??? いえいえ、そんなことをしては重くなって釣りになりません。 しかし、インターラインモデルはラインをロッドの中に通すシステムです。 てことはラインを張れば、ラインがロッド内部全体に触れることとなります。 そう!無数のガイドにラインが触れているような状態です。 つまり「感度」は抜群です。^^ エギが遥か遠くのボトムで岩に軽く触れただけでも、「コン!」と感触が手元に伝わります。 このフジヤマ形状が感度に導くと思っています。 さらにイカとの戦闘中も、ラインがロッド内部を通っていることからロッド全体でイカの引きに柔軟に対応してくれるので使い手として非常に強みがあります。 今までの経験上、ILモデルでイカをかけてバラしたという記憶は、ほんとないです・・・。 最後に、釣り場から釣り場へ車を使って移動する際、私は車内のロッドホルダーに一度しまうのですが、ガイドがないので途中引っ掛かることなく「スッ!」っと収まるんですw これ本当にありがたく、ストレスにならないので気持ちいいですwww ケースにしまう時もそうなんです。ガイドが引っ掛かるのって結構ストレスなんですが、ILモデルでは皆無です! デメリットについて 思い当たるデメリットですが、 ・ライン通しが一手間で面倒 ・ラインブレイク時、ロッド内でブレイクした際は糸通しが面倒 このくらいでしょうかね。。。 まず、メリットに比べてデメリット少ないですよね。提灯記事じゃあないですよ!!!wほんとないんです・・・。 あるとすれば、慣れるまでセッティングが少々面倒なことなどがあります。 ラインをロッド内部に通すために付属のワイヤーを使用します。 ただ、所要時間としてはアウトガイドモデルと然程変わらないかと思います。 要は慣れの問題です。 デメリットのようでデメリットではないかもしれませんが・・・。w 参考までにこのワイヤーには入れ物がありませんので、別途専用ケースを購入することをオススメします。 Amazon参照 セッティング方法を以下の動画(70秒)におさめましたのでご覧ください^^(画像をタッチ!) 次は厄介な話ですよ。 釣り中にラインブレイクをして、ロッド内部からラインが抜けた場合です。 しかも、「爆風・闇夜・テトラの上」 この状況下で先程の作業をするとなると心折れますw 多分、その瞬間撤収するでしょう・・・。 とまあ、デメリットと言ってもこの程度なんですよね。思いつくのは^^ おわりに ここまでで一旦、上編を終わりにします。最後までご覧下さりありがとうございます!下編では疑問点や注意点について説明していきます。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[5]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タチウオの回②-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タチウオの回②-
2021年07月10日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、タチウオゲーム、についての後編です。今回は釣果を分けるポイントについてお伝えしていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。 もくじ タチウオゲームのポイント1-ジグについて タチウオゲームのポイント2-ラインについて おわりに タチウオゲームのポイント1-ジグについて 1.ジグについて 1.-1数量 前回、必要な道具のところで「あれ?ルアーは?」と思われた方もいるかもしれません。 個人的にタチウオ釣りの最大のポイントは「いかにルアーをロストしないか」にかかっていると思います。 加えて、ルアーを無くしても折れない心と、無くしても釣りに影響しないルアーのストック量、も重要です。 何かの呪いがかかっているのか?あるいはジグをロストさせるように緊急指令が内閣あたりからタチウオ界に発せられているのか?と邪推したくなるくらいに、とにかくジグがなくなる釣りです。 なので、当然ストックはたくさんあるに越したことがなく、目安としては、当日釣りたいタチウオの本数の半分くらい、20本釣りたいなら10本くらいは持っていくと安心です。 1.-2カラー シルバー、ピンク、紫あたりをベースカラーと考え、その周辺で何色か用意するのがオーソドックスな考え方だと思います。 ただ、この色でなければ絶対に食わない、という話でもないとは思います。基本色はカバーしつつ、グロー入りとか、オレンジや緑等の押さえがあるといいかと思います。 1.-3銘柄 個別銘柄に言及する必要はないのかもしれませんが、タチウオ専用のジグが各社から出ておりますので、その中からチョイスするのが良いと思います。 何故なら「安い」からです。ダイワ等、大手メーカーのものであれば600円前後で購入可能です。 一方、ボーズレスとかのタングステンジグも釣れるのですが一つあたり3,000円程度します。そしてロストする確率は安くても高くても一緒です。どうせなくなるので、なるべく安いものを数多く用意するのが得策です。と、いいつつも、あっと驚くジグで釣れることもあります。1軍として用意するものの他に、トリッキーなものを保険で用意しておくと、いざという時に役立つかもしれないです。具体的にはすごく大きいかすごく小さいかのどちらかの両極端で押さえておくと良いと思います。 上二つタチウオ専用ジグ。タチウオ界では勝ち組です また、当然のことながら、ルアーが失くなればフックも失くなります。ルアーと同じ数だけ用意しておきましょう。 タチウオゲームのポイント2-ラインについて 2.メインライン・リーダーについて 2.-1メインライン メインラインはおまつりという要因を除けば、0.6号くらいでも問題ないと思います。乗合の場合は船宿指定の号数がベターです。そして、タチウオのラインの問題は号数よりもマーカーの色かと思います。 比較的安価で性能も納得感のあるこちらの二つ、左のほうが頼りになる感じもするのですが、ことタチウオに関しては右です。左は白x緑のマーカーがあり、白い部分はタチウオがしらすとかの魚と間違えてバイトするようなのです。個別でこの二種を出しましたが、マーカーに白が入っているラインはタチウオの際は避けたほうが良さそうです。「あれ?いやに早いけど着底した?」というようにジグの重みが消えた場合は、タチウオがヒットしているか切られているかのどちらかです。 2.-2リーダー 「ワイヤーリーダーは使わないでください」と船宿指定もあるのですが、こう歯が鋭くて切られまくるとワイヤーも使いたくなりますよね。でもダメなので、しゃーなしに50lbくらいのリーダーを使うケースが多いと思います。 これに関してなのですが、リーダーがフロロだろうとナイロンだろうと、どれだけ太く頑丈でも当たりどころが悪ければ切れてしまう気がします。かつて、タチウオかサワラかは定かではないのですが、ジグのアシストライン、シーハンターで100lb程度あったかと思います、をすっぱりやられたことがありました。 ですので、個人的にはタチウオの際は常に天に祈りを捧げながら16lbくらいでやっています。目がいい魚なのでしょう、細いリーダーの方が食いはいいです。ただ、熟練者はリーダーが太くても食わせる技術をお持ちのようですので、うまくなるに従い太くしていけばいいのではないでしょうか。 おそらくなのですが、リーダーを切られない技術、というのも存在しているように思えます。その日の状況にもよるとは思いますが、ジグが真横を向いている時に切られるのであれば、動かしすぎないでバイトを引き出すとか。研究の余地≒ゲーム性は高いですね、タチウオ。 おわりに ルアーのタチウオは知識・経験・技術が如実に釣果に現れるゲームだと思います。そしてうまくなるためには結構な投資も必要になるゲーム。。。ぼくはケチなので、ランニングコストがかかり続ける釣りは、気分的にまぁまぁ辛かったりします。 また、群れが小さいと移動が早く、今日釣れているからといって明日同じ場所で釣れるとも限らないのが悩ましいところです。ゆえに、幽霊と呼ばれたり、ボウズは当たり前、と言われる釣りだったりもします。でも釣れなくても気にしないでください。それはゲームに慣れていないだけなんだから。悔しいなら、上手くなりたいなら頑張って経験を積めばいいだけなのです。 やったらやった分だけ経験がたまり将来に繋がるという意味で、タチウオゲームは非常に建設的なゲームであり、ルアーがなくなることを気にしなければ、前向きな気持ちで取り組み続けることができるゲームだと思います。 #{snippet[19]}

【サーフゲーム】サーフマゴチゲームのススメ-後編-
【サーフゲーム】サーフマゴチゲームのススメ-後編-
2021年08月17日 更新 魚種や釣り方

こんにちは。東北三浦イーグルスです。主に地元宮城のサーフで土日メインですが竿を振っております。基本激混みなので場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイル(笑) 6月に入り東北宮城では連日マゴチが絶好調。これから夏にむけてマゴチが主体となりサーフも一層盛り上がりを見せる時期です。 朝マズメ、夕マズメは当然チャンスタイムとなるのですがマゴチゲームの良い所は日中のギラギラ日が照る時間帯でも潮さえ動きがあれば十分勝負になるところ。 今回は主にサーフからのマゴチゲームのすすめの後編。初めてのマゴチを釣る為のヒントをお伝えします。釣れた事がある方も釣果アップに繋がるような情報をお届け致します。 もくじ マゴチのアタリ マゴチのあわせ方 ファイトからランディングまで 【〜体験談〜針掛かりが浅い?それとも深い?】 おわりに マゴチのアタリ ここではマゴチのルアーゲームで多いバイトのパターンを3つ紹介します。(あくまで私個人の主観です) 【フォールバイト】 キャスト後やリフト&フォールでのテンションフォールまたはフリーフォール中、ストップ&ゴーでのストップの直後の着底時に出るバイト。底取り時にすでに丸呑みしてるパターンが多く、キャスト後に着底の感覚がない、着底付近で僅かにテンションが出るといったちょっとした違和感アタリが多い。 【着底後の巻き出しバイト】 着底後の巻き出しやストップ&ゴーでの巻き出し直後に出るバイト。ゴン!ガツン!グイッ!等、強めではっきりしたアタリの感覚が出やすい。 【スレがかりバイト(笑)】 ゆっくり底を取る釣りが故のバイト(笑)。底を擦ったままのスローリトリーブ中が多く、巻いてたら自然に重くなったパターンが代表的。 マゴチのあわせ方 アタリや違和感があれば合わせ(フッキング)を行います。実際に釣りの最中のアタリや違和感は突然やってきます。気が抜けていたり集中できていない等でしっかり合わせられずフックアウト(バラし)してしまう事もしばしば。魚のサイズが小さければ向こうアワセで簡単に掛かってくれますが。。。 良型サイズや大物はそうはいきません。 ここではマゴチに限らず、サーフゲームでのアタリや違和感が出た時の合わせ方を、その際の竿の角度別に私なりですがご紹介します。 【竿が海面と平行〜45度付近でのアタリ】 ①すぐにテンションを張る(糸フケがあれば素早く巻き取る)。 ②グリップしている手(竿の持ち手)を強く握り脇を締め、竿を素早く体に近づけます。 ③近づけると同時に多少強引にリールも巻き続けます。 ④リールを巻き続けると同時に後ろへ3歩から5歩位下がります(たくさん下がってもOK(笑))。 【竿が90度付近でのアタリ】 のけぞりながらグリップを強く握り高速ゴリ巻きしながら5歩以上高速で後ろに下がります(笑)。又は。。。テンションを張ったままリールを瞬時に巻き竿を一度平行に倒してから②以降の手順で合わせを行います。 後ろに下がる動作に違和感を感じるかもしれませんが、これは後ろが広いサーフゲームの特権といったところ。竿をあおっただけでは、多少テンションはかかるものの遠くのルアーは大して動かないです。動かないって事は負荷が掛かりません。それでは口の硬いフラットフィッシュの口を貫通させるのは難しいのです。 多少強引にリールを巻き続ける&後ろに下がる事でしっかり負荷をかけるのが合わせのポイントです。 ※ヒラメ・マゴチ等フラットゲームでは、バイト=針が魚に軽く刺ささった状況を前提とし、バスやロックでのワーミング時の軽く咥えただけからの、ワンテンポ置いてからの送り込み合わせはせず、原則として即合わせを行います。 ファイトからランディングまで マゴチゲームの魅力の一つに独特の引きがあります。その特徴としては「ゴンゴンゴン!」「ガツガツガツ!」といった強烈な首振り。マゴチの口にしっかり掛かっているとどこかのタイミングでこの強烈な首振りが必ず来ます。そしてこの首振りですがバラしの危険ポイントでもあります。バラさない為のコツとしては。。 竿を横に寝かせ曲がり込んだ状態をキープし、リールを巻き続ける事。(※手前が根掛るカケアガリ、急激なカケアガリが連続するようなポイントでは竿を立ててやり取りし、カケアガリへの擦れを回避してください。) 竿を真上に立てての強引なファイトは水面にマゴチが飛び出したり、水面上で首振りされバラシの危険が高まります。ポンピングファイトも一瞬のテンションの緩みでバラシに繋がるので不要です。 そして最もバラしやすく緊張する波打ち際では、波が崩れて巻かれるタイミングに魚を巻き込まない事、強い引き波は巻かずに耐える事、寄せ波に乗ったら一気に手前に寄せる事、魚がいよいよ岸際に寄ってきたら竿を立てて取り込むのではなく、下の画像の様に竿は寝かせたままをキープし自分ごと後ろに下がって魚を岸へずり上げます。 ダメな参考画像も下に乗せてみました。 こちらは「どうかバレてください」と言わんばかりのダメな取り込み方です。竿を立てて強引に巻いており、魚は首振りしながら海面から飛び出し回転してしまっています。寄せ波が来て焦って鬼巻きしていたのか。。。覚えてません。。。(笑) 【〜体験談〜針掛かりが浅い?それとも深い?】 マゴチの首振りでの竿に伝わる感触についてバレる危険度の話(笑) a.グングングン! b.ゴンゴンゴン! c.ガンガンガン! d.ガツガツガツ! e.ガチャガチャガチャ! 経験上ですがa.bはしっかりルアーを咥えて複数本しっかり針掛かりしてる時に伝わる感覚が多くバレにくいんでが。。。 やばいのはd.eの感覚。口の先端に針一本だけ掛かってるパターンが多くバレやすいので、より丁寧に慎重に対応するのが吉です(笑) おわりに マゴチゲーム。今の時期の宮城は乗っ込みでまとまった数で接岸し、名物ワタリガニも混じりながら2桁釣れる事も珍しくないハイシーズンに突入してます。 今回はサーフゲームでの内容に寄りましたが、漁港や河口から今年も各地でしっかり釣果が上がっています。 釣り方に関しても、バスやロックをやった事がある方ならラバージグやテキサス等での底釣りと近い物があるのですぐに対応できる釣りです。 まだマゴチを釣った事がない方、釣ってみたい方、今年の夏は是非一度、食べてもとても美味しいショアからのマゴチゲームに挑戦してみてください。(マゴチには鋭い棘が何ヶ所かあるので鷲掴みせずフィッシュグリップ等で対応をお願いします。) 読者様に素晴らしい釣果が訪れますように。 最後まで読んで頂きありがとうございました。 #{snippet[10]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タチウオの回①-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タチウオの回①-
2021年07月08日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、タチウオゲーム、について、例のごとく、前編と後編の二回に分けてお伝えします。どうぞよろしくお願いします。 もくじ タチウオゲームの魅力 釣り方 必要な道具 タチウオゲームの魅力 タチウオゲームの魅力を語るにあたり、皆さんはこの方をご存知でしょうか?という前に知るわけないと思いますが、こういう方がいるようです。 2020年は2,000匹以上釣られたそうで、新山下の渡辺さんの常連な方の模様。船からも「タチウオ界の世界征服を企む世田谷区の女帝」という二つ名までいただいている凄腕の方です。 それにしても一人の人間をここまで魅了し、釣られまくることで自らの種の存続に疑義を呈するようなタチウオって不思議な存在で、魅力溢れる魚ですよね、多分。 この方がなぜそれほどタチウオに魅せられているのかはそのうちお伺いしたいと思いつつ、ぼくが感じているタチウオの魅力をいくつかあげてみます。 a.まぁまぁ釣るのが簡単 →どんなに下手でもボウズは滅多にない。まぐれでも釣れる。けどたまにボウズがある。その時のショックたるや尋常ではない b.タチウオの釣り自体、本腰入れて取り組むとだいぶ奥が深い →ゲーム性が非常に高い、釣りです c.まぁまぁ食べて美味しい →1m超えの物は文句なく美味しい。小さいのも捌きやすくて食べやすい。 aとbは重複しているようで矛盾しているようで、この辺がタチウオゲームの魅力の大部分を占めている気がします。 釣り方 ショアからでも釣れる時はあります。あるいはボートシーバスをやっていて「なんか変だな。。。」と思ったらタチウオだった、とかもあります。なので、タチウオをどうしても釣りたい、というのであれば船に乗らなくても運が良ければ釣れはしますが、所謂タチウオの釣り、ジギングやテンヤは船のほうが快適なのではないでしょうか。なんたって釣れますしね。 ここで、テンヤ、なのですが、最近東京湾でも流行っているみたいですね。 https://tachiuo.net/archives/189 こんなやつです。 実際のところエサだと思うので、「ルアーより大きいのが釣れる」とかルアーと比較するのもおかしげな気もしますが、釣れるらしいですね。やったことありませんけども。 ですので、ルアーに話を戻しますと、タチウオを専門に狙う場合は、タチウオ用のフックをつけたジグを使い、群れのいるレンジまで落として、その付近でジグを動かして釣るのが通常かと思います。 上二つがタチウオ専用ジグです。 ここでのジグの動かし方とジグのチョイスが「釣れるor釣れない」の分水嶺となっており、ジグ動かし方のパターンを知っていること、動かし方のパターンにあったジグを持っていること、これがタチウオ釣りの最大のポイントかと思います。 何回かやったことがある方であれば引き出しもあるでしょうが、はじめての方はまず、ジグをしっかり動かすこと、を基本にすればいいと思います。その時点で使うジグをつけて落とし、ラインが張った状態からロッドを持ち上げれる高さまであげてみて、その時にジグが動いている感覚が自分が動かせるそのジグの可動域と考えると一つの目安が出来ると思います。 その可動域の中で、ふわっふわっとゆっくり大きく泳がせるあるいはキビキビと泳がせる、泳ぎの幅を小さくして上に引き上げる、アクションをつけずに巻く、アクションをつけずに速く巻く、ゆっくりジグを震わせながら巻いてくる、等々、等々、ルアーをローテーションさせながら、その時点でのヒットパターンを探る釣りになります。 必要な道具 ロッドはタチウオ専用が大手メーカーから出ておりますね。ダイワ、シマノ、ジャッカル、メジャークラフト、アブガルシア等々。 DAIWA: 鏡牙 EX AGS - Web site竿頭を常に狙うアングラーに贈る、超高感度の鏡牙シリーズフラグシップモデル タチウオロッド日本代表?それにしても高い バイトがあったらあわせた方がいいとは思うのですが、割と向こう合わせでもなんとかなるものなので、ロッドはよっぽど弱い竿でなければ専用でも汎用でもなんでもいい気がします。東京湾であれば150gくらいまでのジグを快適に使えて、5kgくらいの魚であれば重篤なトラブルなく釣れるロッド、というチョイスでいいと思います。沖縄あたりまで行くと150cm超えのビッグサイズが釣れるらしく、そうした個体を狙うのであれば強めの竿が必要になるのでしょうね。最初は専用竿から入るのが悩みも少なくて良いかもしれません。 また、後述もしますけれど、フォールでのバイトが結構多い釣りです。また、例えば40-60mの水深を何度も誘うような釣りですので、スピニングよりはベイトの方がメリットが多いと思います。 ラインに関してですが、乗り合いだとおまつりもあるでしょうから、船宿の指定に従うのがベターかと思います。 以上、まとめますと -- ・ロッド:6ft前後で5kgくらいの魚釣っても大丈夫なベイトロッド ・リール:船宿指定の号数ラインを200m程度巻けるリール -- があればタチウオゲームは、とりあえずは成立すると思います。 終わりに タチウオゲームのさわりについてお伝えしました。次回、その魅力のより深い部分にフォーカスしてお伝えしていこうと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【サーフゲーム】サーフマゴチゲームのススメ-前編-
【サーフゲーム】サーフマゴチゲームのススメ-前編-
2021年07月07日 公開 魚種や釣り方

こんにちは。東北三浦イーグルスです。 主に地元宮城のサーフで土日メインですが竿を振っております。基本激混みなので場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイル(笑) 6月に入り東北宮城では連日マゴチが絶好調。これから夏にむけてマゴチが主体となり、サーフも一層盛り上がりを見せる時期です。 朝マズメ、夕マズメは当然チャンスタイムとなるのですが、マゴチゲームの良い所は日中のギラギラ日が照る時間帯でも潮さえ動きがあれば十分勝負になる所。 今回は主にサーフからのマゴチゲームのすすめとして、初めてのマゴチを釣る為のヒントを二回に分けてお伝えします。釣れた事がある方も釣果アップに繋がるような情報をお届け致します。 もくじ マゴチ探し 推奨タックルとルアー マゴチ探し 強烈な首振りファイトで釣り人を楽しませてくれ、食べても大変美味しいマゴチゲーム 近年の宮城ですと5月〜9月頃まで浅場に接岸し安定した釣果が出ます。 まずはマゴチが釣れる場所探しです。間違いないのはサーフや河口等の砂&泥地帯、他には近くにサーフがある漁港、砂&泥地を好むカレイやバセ、キス、イシモチ、シャコ、アナゴ等が釣れる漁港が狙い目となります。 アングラーズのwebサイトやアングラーズアプリでももちろん探す事ができます。今回は【エリアから探す】からまずは適当にエリアを選択、試しに私の住まいが宮城県仙台市の為、検索欄に【仙台市】と入力してみました。 すると検索結果のエリアリストが表示されるので覗いてみましょう。今回は【仙台サーフ】を選んでみました。 どうでしょうか?ヒラメやマゴチ等のフラットフィッシュが上がっている事がわかりますね。 今回のようにエリアからマゴチを直接探すのもありなんですが、マゴチのベイトフィッシュとなるキス、ハゼ、シャコ等が釣れるエリアを探してみたり、砂&泥地帯に生息するカレイ、ヒラメ、イシモチ等が釣れるエリアを探す方法等もありですね。 エリアに関してはざっくり表示なので、本番釣行前に地図やGoogle Earthでの確認と、一度現地に下見に行く事がおすすめです。チェック事項としては。。。 ・立入禁止、釣り禁止ではないか ・近くに駐車場、トイレがあるか ・ポイントまでのルート、足場の状況確認 安全な釣り、ルール&マナーを守る為にもこの3つは確実に確認しておきましょう。 推奨タックルとルアー 推奨タックルですが混雑したサーフでの遠投ゲームの想定です。長さがあり40gのメタルジグでも振り負けないパワーのある物が良いでしょう。ワンポイントとしてはティップまでガチガチな竿は避けましょう。マゴチの強烈な首振り時の衝撃を吸収してくれるようなティップが柔らか目な物だとなお良いですね。下記に推奨タックル例をまとめてみました。 【ロッド】 スピニングロッド10ft前後 ミディアム〜ミディアムヘビーアクション ルアーウェイト20g〜40g程度 【リール】 スピニングリール3000〜4000番 【メインライン】 PEライン1号〜1.2号200m 【リーダー】 フロロカーボンライン5号〜6号1m程度 さらに詳しく見てみたい方はサーフでおすすめのタックルを参考にしてみてください。 推奨ルアーについて、マゴチは青物等のように常に水中を泳ぎまわる魚ではありません。日中は砂底に身を潜め、目の前にきた小魚等をバクッとやるイメージです。もちろん活性が高い場合は積極的に追いかけ捕食を行いますが、泳ぎはあまり早くありません。 ルアーでマゴチを釣る場合には底を意識して確実に細かくとりながら、ゆっくり誘うのが基本スタイル。バイトも基本は底付近で出る、底付近で出すのがマゴチゲームの大前提です。 底をしっかり取れるワーム、メタルジグ、シンキングペンシルがおすすめで、基本はストップ&ゴー、リフト&フォールで狙っていきます。 サーフおすすめルアー 【〜ワーム編〜】https://anglers.jp/magazines/d1a906616e0dbbdb 【〜メタルジグ編〜】https://anglers.jp/magazines/3f6264396c8e3c1f 【〜シンペン編〜】https://anglers.jp/magazines/642bd43f86ef8ecd こちらのリンクにそれぞれおすすめルアーと基本的な使い方・アクションについてまとめておりますので、マゴチが潜む底付近へのアプローチの参考にしてみてください。 次回、実践編として、マゴチのアタリやファイトについて、解説していきます。引き続き、どうぞよろしくお願いします。 #{snippet[10]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-シーバスの回-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-シーバスの回-
2022年06月30日 更新 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣りでも比較的取り組みやすそうなシーバスゲームについてお伝えします。どうぞよろしくお願いします。 もくじ オフショアシーバスについて 釣り方 必要な道具 オフショアシーバスの魅力 おわりに オフショアシーバスについて 最初にお断りしておかないといけないのが、ぼくは東京湾でしかボートシーバスの経験はないことです。 ですので、本稿は主に港湾部でのシーバスフィッシングについて、となります。こちら、ご承知おき頂けますと幸いです。 一説によると、我らが東京湾は世界有数のシーバスの生息地らしく、東京都民のぼくとしては非常にありがたい環境です。 とはいえ、10年前、20年前に比べるとずいぶん数も減った、という話も聞きます。 https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TB_Renaissance/AboutEnv/GeoFeatures.htm ただ、10年前にやったことがないので、なんとも言えません。。。 希望的に観測しますと、数が減っている、という話ですが、かつていた場所の数が減っている、とか、これまでより釣れる数が減っている、という話で、もしかすると種の総数としては減っていないのかもしれませんが、環境は悪化しているようです。 釣り自体が環境への負荷を高めるものでありますし、港湾部等、日常生活に近い場所だとついつい気が緩み、ゴミの問題や、魚の扱い方も雑になりがちかもしれません。だからこそ逆に、釣り全般の態度、釣れた魚の扱い方、ゴミなど、には気をつけていきたいものです。 冒頭から話がそれ気味で恐縮ですが、港湾部でのシーバスの釣り方はキャスティングがメインとなり、ジギング、その他、という感じでしょうか。シー「バス」というだけあって、バスをやってらした方には非常に馴染みやすい釣りだと思います。バス同様、シーズナルなパターンもあり、春のバチ抜けゲーム、夏のストラクチャー撃ちやジギング、秋のビッグベイト、冬のジギングと、一年を通して攻略のしがいがあるゲームフィッシングです。 まずはキャスティング等の釣り方について見ていきます。 釣り方 釣り方の種類について見ていきます。 キャスティング シーバスもバス同様にストラクチャー居付き型と回遊型に大別出来ると思います。ストラクチャーがあれば、目安というか狙いを定め、ピンポイントでルアーを撃ち込む釣りです。例えばタンカーのキワ30cm以内にルアーを撃ち込み引いてくるですとか、バースの構造物であったり桟橋や橋脚、ブイのシェードを狙う等、バスフィッシング同様のメソッドです。 狙い目のストラクチャーもバス同様で、人工構造物が主なものになると思います。 https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/gate7.jpg ゲートブリッジの付近はいろんな構造物があってシーバスがたくさんいます。 他にも潮を受け、小魚が集まってきそうな場所等、狙い目は様々です。が、いずれの場合も正確なキャストが必要とされます。ストラクチャーから30cm程度離れているくらいなら釣れるけど、1m離れると釣れないとか、そのくらいのなかなかシビアなレベル感です。 ジギング これもキャスティング同様、ストラクチャーの際にジグを落とし込んでかける釣りです。バーティカルな分、ストラクチャーに巻かれてしまったりでキャッチするのは少し難しいケースもあるかもしれません。 が、大抵、群れを狙うような場合が多く、かつフォールでバイトしてくるので、ジグを落とすことが出来さえすれば釣れる、というケースが多いように思えます。 東京湾でのシーバスジギング、気になるのが、小さめのサイズばかり連発することがあります。なぜ気になるのかというと、そこがネスト(巣)になってやしないか、という点です。バスのネストは目視出来やすいですが、シーバスのネストは深い分、見ることが出来ません。ストラクチャーがゼロな場所で異様に釣れるような場合は自粛した方がいいのかもしれませんね。 安くて釣れる、王道中の王道、ジャクソンのギャロップアシスト。ただ、安いと思ってロストしまくると結果高くつきます。ご利用は計画的にお願いします その他 キャスティングの項目であげたような謎の構造物の奥側にルアーを撃ち込む、俗に言う「穴撃ち」と呼ばれる手法です。バスの場合であれば、水面にせり出した枝の下にスキッピングで撃ち込むような手法です。まぁこれもキャスティングですね。他は、最近知ったのですが、延べ竿でフカセ釣りのような手法でやってる方もいるようです。非常にクリエイティブというか、既存のメソッド以外にもチャレンジする姿勢が素晴らしいと思います。 必要な道具 シーバスは最大で100cm超、5kg程度になるようですので、そこまでカバー出来る道具立てが必要かと思います。 まずロッドですが、7-8ftのボート用ルアーロッドがいいかと思います。ポイントはレングス、ルアーのキャストキャパの二点でしょうか。 レングスが必要な理由、ボートシーバスの場合、小さな船に複数人で乗るため、キャストの際注意が必要になります。取り回しを考えると短い方がいいのですが、短いとその分ルアーと同船者の距離が近くなり引っ掛けてしまう事故が起こる可能性が高まると思います。ですので、取り回せる長さの中で最長のもの、これがいい判断になると思います。 次にルアーのキャストキャパシティですが、シーバスルアーは概ね7-28gくらいのものが多いと思います。それに適したロッドが必要になります。45gを超えるようなビッグベイトを扱うロッドについては別途仕立てる方が良いかと思います。 リールは基本、スピニングで良いかと思います。一方、ジギングや穴撃ちはリールを扱う釣り人の経験にもよると思いますが、ベイトの方が操作性が使いやすい場合もあるかと思います。ですので、シビアなキャスティングが要求されない場合にはスピニングを、飛距離よりも精度が要求されるような場合やフォールでのバイトを獲っていきたいような場合はベイトリールを、という使い分けがいいように思えます。 タックルについてまとめますと a.キャスティング:7-8ftのスピニングロッド b.ジギング、穴撃ち:5-6ftのベイトロッド c.ビッグベイト:ルアーキャパが120-200gくらいのベイトロッド という使い分けがいいように思えますが、好みでよろしいかと思います。 まず一本、というのであれば、ダイワならラテオかラブラックスにフリームスの3000番、シマノならディアルーナにストラディックの3000番あたりがよろしいかと思います。 ラブラックスです。 「高いな。。。」と思われる方で、とりあえずやってみるか、という方であればロッドのグレードを下げ、安売りしてる7-8ftのバスロッド、シーバスロッドでもなんとかなるかと思います。 オフショアシーバスの魅力 これはなんといっても数とサイズに尽きると思います。加えて、ギア・グッズ好きの人にはルアーも魅力かと思います。 まず、数ですが「それは東京湾だけでは?」という地域性もあるとは思うのですが、4時間で数十匹の釣果が可能な世界です。サイズは時期によりますが、秋のコノシロの時期はランカーも期待出来ると思います。曖昧に言うのはですね、ぼくがそれほど大きいのを釣ったことがないから。。ですw ルアーに関してですが、市場性も大きいからか、次から次へと新商品が出てきます。初心者向けの使いやすいルアーをいくつか、というのであれば、以下でしょうか。 a.タックルハウスのローリングベイト 季節を問わず使いやすいと思います。大・小・リップレス・ボトム・メタルと5種類ありますが、確実に行くのであれば小、リアフックをコアマンのブレードに変えたりすると超万能ルアーの出来上がりです。セコいですけどねw b.ガイアのエリア10 ゴカイやイソメが産卵のために水面に浮いてくる、春先のバチパターンに効くルアーです。が、いつでも釣れると思います。安さが最大の魅力、かと思わせておいて釣果が最大の魅力です。飛距離も出ます。ただ、フックは壊れやすい気がします c.ダイワのガルバ/マングローブスタジオのマリブ/邪道のグラバー いわゆるシンペン(シンキングペンシル)と呼ばれるタイプです。厳密に言えば、それぞれに際立った特徴があるのでしょうが、この三つはコンセプトが一緒くさいのでどれか一個あればいいと思います。どれもそれほど変わりなく釣れる気がします d.メガバスのX80 ミノーです。定番中の定番。一個は持っていたいルアーです。 e.ジャクソンのギャロップアシスト60g 上述しましたが、フォールスピードが絶妙かと思います といったところだと思います。いずれも季節問わずに釣れると思いますが、春先のバチ抜けにはb.とか、状況に合わせた使い方をした方がよりよい釣果になるかと思います 終わりに ぼくが東京在住ということもあって身近なシーバスですが、地域によってはそもそもシーバスの個体数が少ないとか、ヒラスズキの方が多いとか、その地域ごとに特色というか釣れ方に差があるようですね。 60cmを超えるサイズを狙いやすい、という点でシーバスは大きい魚を釣ってみたい釣り人に協力的というか、親しみやすい種族だと思います。食べても美味しい(地域もある)ようです。 個人的には、エゴが締める割合が大きい意見ですが、ゲームフィッシュとして生きながらえて欲しいと思っていますし、環境維持のための活動に微力ながら協力していきたいと思っています。 関連記事:【シーバス】シーバスルアーおすすめ人気商品20選!選び方やコツも解説 #{snippet[19]}

【ロックゲーム】危険!魚以外の生き物の「活性」に要注意
【ロックゲーム】危険!魚以外の生き物の「活性」に要注意
2021年07月05日 公開 フィールド

暖かくなって活発になるのは魚だけではありません!虫や野生動物にご注意を! 皆さんこんにちは!ロックフィッシュ大好き人間の闇です! 暑い夏の時期だからこそ気を抜いてはいけない部分があります。事故や怪我に合わぬよう、無事に帰ることも全て含めて、楽しむのが釣りです。 少し怖くなるかもしれない内容ですが、決して脅しとかではなく、こういう危険性もあるんだな。。。と頭の片隅にでも知識として残して頂けたらなと思います。 今その釣りをしている方にも、これからやりたいと思っている方にも。 暖かくなって活発になるのは人や魚だけでない! 今回は釣り場、主に山歩きや磯へ行く場合、での注意点についてのマガジンになります。 もくじ 夏だからこそ!極端な軽装は厳禁! 主な危険性のある生物 無理な行動はしない まとめ・ここまで読んでいただけた方へ 夏だからこそ!極端な軽装は厳禁! 夏って…当然ですけど、暑いですよね。暑いと汗もかくしベタつくし…日焼けもしたくない!なんて方も多いかと思います。※私は脱皮を楽しむ部類の人間w そんな夏だからこそ、薄着で、涼しく心地よい格好で釣りを楽しむ方も多いのではないでしょうか? 全ての場所、とまでは言えませんし、私は専門外になりますけど渓流を楽しむ方、そして磯ロックを楽しむ方など、山の中を藪漕ぎする方は特に! この時期極端な軽装は極めて危険なので気をつけていただきたい!と思うことがあるのでその理由を続けて書いていきたいと思います。 主な危険性のある生物 画像元 Wikipedia 具体的に危険性のある生物の名をあげると、 ・ヘビ(毒性のある種類) ・蜂 ・マダニ ・ヒル 等々、があります。 地域により種類も異なるとは思いますが、釣り場へ向かう途中に山の中を歩く場合は特に注意が必要です。 以下、順を追って説明します。 ヘビ(マムシ、ヤマカガシなど) 毒性があるものは当然ですが噛まれたら大変です。場合によっては死に至る事もあるので怖い存在です。 毒性のあるヘビは一般的に多く見るシマヘビなどと比べ、逃げるというよりは向かってくる傾向が強いのも特徴。 もし通り道に居た場合は下手に刺激はせず、可能ならば回り道をするなど、回避することを強くおすすめします。 マムシに関しての体験談から言いますと、近くに居てマムシが警戒している場合、耳を澄ますとカラカラカラッと乾いた音をたてて威嚇行動をしてきます。 その音が聞こえたら要注意。足元付近にいる可能性が高いです。 決して見つけても刺激はしないようにゆっくり距離をとる事に努めてください。 蜂 画像元 Wikipedia 次に蜂です。 この時期辺りから活動が活発になりはじめ、秋にかけて活動が強まると知られている蜂の中でも、皆さんがよくご存知のスズメバチは危険です。 もちろんスズメバチだけではありません。目に見える場所に巣を作る蜂も居れば、木の根元や土の中に巣を作る蜂もいます。 1匹でも刺されれば脅威となる小さな危険生物に変わりはありませんね。それが仲間を連れて何十匹ともなれば。。。恐怖でしかありません。 黒い部分を攻撃する傾向が強いとされている蜂。私のように黒を基調とした服装が多い方は更に危険性が高まります…。※私自身も気をつけなければ。。。(--;) ヘビに続きこちらも巣を見つけても決して刺激してはいけません!ダメだと言われるとしたくなる精神をお持ちの方も絶対にしてはいけません! マダニ 画像元 Wikipedia 次にマダニですが、ある意味上のヘビや蜂より恐ろしい存在です。 それは小さくて見えにくいからです。 噛まれると痒くなるだけでしょ?と思っている方が多く居ると思うので書きます。決して脅かしとかではなく、実例があることです。 信じられないかもしれませんが。。。山菜採りをしていた方がマダニに噛まれ、お亡くなりなってしまった事例があります。 極めて稀な、まず滅多には有り得ない事なのですが、脳炎を起こす原因を持つウイルスを持っているマダニが存在するからです。 感染しても致死率は僅かと言われているこのダニ媒体脳炎ですが、それを知ると。。。怖いですよね。 個人的な話になり申し訳ないのですが、この画像を見てください。 私が飼っている犬です。 だから何!?と思った方、すみません。でもよく見てください。 (※犬はマダニ予防済み) マダニです。こんなに小さいんです。 体についてもすぐ噛まれるということはないので気付きにくいのもマダニの怖い所です。 もし噛まれても無理に取り除くことはおすすめしません。体が取れても口先だけが体内に残る場合があるからです。 専用のピンセットを使うか、心配でしたら皮膚科に診てもらうのが1番だと思います。 すみませんこれだけ個人的な話で。。。 マダニとは縁が強かったので書かせていただきました。 ヒル 画像元 Wikipedia 次にヒルです。 この画像はヤマビルという種類ですが、こちらも気付かぬうちに付いていることが多いです。 服についている程度ならまだ大丈夫ですが、直接皮膚に食いついていると取るのに苦労します。 特に毒などはなく病原体などもない種類ですが。。。 とにかく気持ち悪い!!!w これに尽きると思います。 噛まれたら無理に取らず虫除けスプレーをかけると小さく縮むのでその後なら取りやすいと思います。 痒みが引かないなど人により症状が長引く事もあるようです。 無理な行動はしない! 上に書いた生物。 どれをあげても共通していることは無理な行動はしない!ということです。 それは釣りにおいても同じ事ですが。 存在を確認したのなら、もし刺されたり噛まれたら。。。 絶対無理な行動はしない! 大事なことなので何度もすみません。 適切な対応、処置をすることの大事さ。 山中や磯など、この様な場所で釣りをする皆さんに知っていただくと共に、これからこういう釣りもしたいと言う方へも知っていただきたく書かせていただきました。 上に書いたのはほんの一部に過ぎないかもしれませんが、充分注意しましょう。 この他にも。。。【自然動物】という大型の脅威もありますので、くれぐれもご注意を。 お読みの方の中には体験した方も居るかもしれませんね? こちらに関しては私自身は体験談。。。はしたくないです! それもあり自然動物に関しては上に書いてませんが、自分の知り得る知識で回避する事に専念しています。 出没地帯には行かない!これ鉄則です。 (私事ではありますが北海道へ来て、熊=月の輪じゃなくてヒグマだった!無理!絶対会いたくない!) 対策は自身の安全に繋がります。 まとめ・ここまで読んでいただけた方へ 今回のマガジン…如何でしたか? 最初に言っていた、極端な軽装は厳禁!の理由。。。おわかりいただけたでしょうか? 夏だから暑いのは当然ですが、肌を露出する行為は危険性を高めるということがおわかりいただけたと思います。 足元の危険性から身を守る為の厚めの靴、虫などの体内への侵入を防ぐ為の服装、手首、足首、首周りへのガードなど、安全対策も場所によっては非常に必要なことの1つ。 釣りを楽しむ為の安全対策。 私も気をつけて今後も釣行します!皆さんも充分気を付けましょう! 安全に!٩(.^∀^.)งLet's Rock Fishing!! #{snippet[4]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タイラバの回②-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タイラバの回②-
2021年07月04日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征にも出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、タイラバ、についての二回目です。どうぞよろしくお願いします。 もくじ ルアーについて 基本動作の詳細について おわりに ルアーについて 現状、様々なメーカーから様々な道具が販売されております。代表的なメーカーは、ダイワ、シマノ、ジャッカル、ハヤブサ、セブンスライドあたりでしょうか。 セットで売っているものもありますし、パーツごとの販売もあります。 出自:https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/salt_le/kohga_brf_nakai/index.html セットの例です。 要素は大きくわけて三つ、ヘッド、ラバー、針、です。それぞれ説明していきます。 まずヘッドですが、担う機能はタイラバ全体を着底させる重りの機能と、色であるいは形状から生み出される水流でルアー全体をアピールする機能です。 個人的には形状が重要だと思っています。形状によって、落ちるスピードや落ち方が変わるため、アピールの度合いが変わってきます。やりすぎてもやらなすぎても釣れなくなってしまうのが悩ましいところです。 形状は様々です。 これから始める方は、ごく一般的な形状のものをまずは一個用意するのが良いかと思います。 重さに関しては乗る船によってまちまちかと思います。100-150gを基準にして、その前後を用意するのが良いと思います。 買い方としては、セットを一つ、ヘッドを二つというようにすると、出費は多少抑えられるかと思います。 次にラバーと針ですが、これもセットで売っていると思います。オレンジや赤を基準にして、複数持っておくと対応しやすいです。 また、ラバー部分はネクタイ部分とスカート部分に分かれます。セット売りの場合、両方ついてきますが。魚にかじられてダメになりやすいのがネクタイ部分ですので、ネクタイ部分のみ多めに買っておくと、かじられて切れた場合などに対応しやすいと思います。 そして針ですが、大きさのパターンがいくつかあると思います。小さめの方が、針がかりはよくなる印象です。 「大きい魚であれば口も堅いだろうから、大きい針の方がいいのでは?」という意見もあるかとは思いますが、針がかりの仕方として、柔らかいところに引っかかるケースが多いため、まずは小さいものから始めた方がいいと思います。   基本動作の詳細について タイラバのポイント(要点)ですが、基本動作の反復にあると思います。 1.落とす 2.着底させる 3.巻き上げる この3つ。すこし詳しく説明を加えます。 1.落とす 別段難しい技術はありません。ただ、通常はベイトリールを使用しますが、その際リールのメカニカルブレーキが弱いと糸が出るスピードが早くなりすぎてバックラッシュ(糸絡み)が発生するので注意が必要です。また、落としている時に魚がアタックしてくるケースも稀にありますので、多少は気を張っていた方がいいと思います。そして落とす時に一番意識すべきは、あと何メートルで着底するかに注意を払うことです。 2.着底させる ルアーを着底させるというか、ルアーが着底するというか、まぁほっとけば勝手に着底するのですが、着底後、可及的速やかに巻きあげないといろいろ面倒が起こります。 2-1面倒その1:根掛かりとおまつり 着底に気づかずほっておくと、たまに根掛かりします。タイラバでのポイントは砂地が多いと思いますが、魚は起伏があるところを好みますので、そうした場所でほっておくと、起伏、時に岩だったり、なんらかの構造物だったり、ゴミだったりと様々かと思いますが、そうした障害物に引っかかってしまいます。お気をつけください。 また、着底に気づかずほっておくと、糸が出っ放しになり、隣近所の人の仕掛けと絡みます。お気をつけください。というか、これは他人に迷惑かけちゃうことになるので要注意です。 2-2.面倒その2:ほっとくと釣れない 何年かタイラバをやっておりますが、未だに魚たちはこのルアーを何だと思って食いついてきてるのかがさっぱりわかりません。ただ一つ言えるのは、生き物だと勘違いして食いついてきているようです。ですので、着底したまま動かなければ、それは死んでいるものとして魚に見切られてしまいます。 以上、二つの理由から、着底には敏感になり、着底後は速やかに巻きあげを開始してください。心よりお願い申し上げます。 3.巻き上げる 一定のスピードで巻き上げるだけ、これが意外に難しいです。難しいのですが、なぜ難しいのかを簡単に説明しますと、鉛筆で正円に近い図形を書き続けるのが難しいのと一緒だと思います。 リールを巻く際に、リールの構造上、ハンドルを巻く軌道は円になります。円運動を一定のスピードでやり続けるのって結構難しいです。利き手ならまだしも、別な手でやるとなると尚更かと思います。加えて、船が揺れたりもするので、難易度は上がると思います。 一方で一定に巻くよりも不規則に巻いた方が、魚へのアピールは強くなり、良い結果が生まれることもあるようにも思えますが、ルアーの構造のせいか、あまり派手すぎる動きは逆に魚のやる気をスポイルしてしまうようです。自分では制御できないような不規則さ、船の揺れや竿のしなり等で、不規則な動きは自然に発生しますので、まずは一定で巻き上げることを心がけてみてください。 おわりに 鮮魚がそもそも好きではない、という方にはタイラバで釣れる豊富な高級魚は魅力でもなんでもないことでしょう。 加えて、魚は釣るより買った方が安いケースが多いため経済合理性は釣りには少ないです。 ただ、魚を自力で釣って食べる、というのはニンゲンの原始的欲求を満たしてくれるような気がします。この意見というか、勘違いな考えかもわかりませんが、これに則るのであれば、少しでも美味しい魚が釣れる可能性があるタイラバはなかなか面白い釣りなのではないでしょうか。 #{snippet[19]}

【エギング】ホームグラウンドに勝るものはない!
【エギング】ホームグラウンドに勝るものはない!
2021年07月03日 公開 魚種や釣り方

毎度、アマチュアエギンガーです。 皆さん今シーズンの春イカ釣果はいかがですか?^^ 僕もやっと2kgオーバーを仕留めて、エギングのモチベーションが上がってきました。大型アオリイカの引き、ドラグ音、たまりませんね、やっぱり!! 今回はざっくり言うと場所。エギングスタイル。そんな感じのお話をサクッとさせて頂きます。 もくじ ひたすら通い続けた2年間 ITエギング 自分のスタイルの確立 ホームグラウンドの強み 終わりに ひたすら通い続けた2年間 エギングを始めた最初の2年間。僕は釣れようが釣れまいが、ひたすら通いました。 同じ場所で釣れるまではとにかく通う!1つの場所で2週間坊主なんてこともあります。 そんなデータもきっちり残しておけば、もっと優秀なエギンガーなのですが。。。笑 量質転換という言葉があります。 スポーツでよく言われますが、量を質に変える。何にせよ最初から上手な人はいません。 数をこなして上達し、少ない時間で質のいい練習ができるようになる。 エギングは、毎度が本番ですが、この言葉は初心者にピッタリです。毎日修行だと思って通っていました。 そうしていくうちに、 「何が悪いんだろうか?」 「シャクったらエギはどう動いているんだろう?」 「偏光サングラスをつけてみたら、手前に岩礁がある。。。そりゃエギ引っ掛けるよなぁー」 こんな感じで、色々とどうこうしてるうちに、我流でもどんどん上達していきます。 まずは、自分の家から行ける範囲の釣り場にとにかく足を運んでみる! 自ずと、ここはこうやって釣る場所だ、この場所は潮が払い出すタイミングでしか食ってこないなぁ、こんなに浅いとこで食うのか!などなど、気づきは増えると思います。 これはあまり良くないかも知れませんが、知り合いや友達と2人並んで話しながらエギング!なんて、楽しいと思いますがつい話に夢中になって集中が切れます。 なので、僕は危ないかもしれませんが、波止場なら1人でエギングします。 エギングには集中力が絶対に必要なので、まあ個人差はあると思いますが。 3人がエギを投げるより、1人がエギを投げた方がイカはスレにくいですしね。 宝を得るためには苦労も必要ですからね。 ITエギング ぶっちゃけて言えばエギングに限らず釣りは情報戦なんですよね。 あそこで釣れた!先週あそこは爆釣だったらしい!3キロのアオリが〇〇波止で上がったらしい! そんな話が流れようもの、その釣り場は翌日から戦争ですww 逆に言ってみれば、先にその情報をいかに早く手にするか。ANGLERSしかり。Instagramしかり。 僕は常にマイフィールドにはアンテナを張ってます。 あえてそのエリアを避けて、人数の少ないポイントを選んで自分のエギングをする。そういう釣りもありだと思います。 ITといえばそんな情報を仕入れることかよー。そんなのしてるわ〜。なんて方。 釣れた日、時間、潮周り、場所。しっかりとデータ残していますか? 毎年当たり外れあるやろ〜!! 確かにあります。でも僕はそのデータをしっかり残した上で、毎年同じ場所、同じ時期に2キロUP!!を仕留めています。 その年の水温で多少日の前後はありますが。 この時期はココ!っていうアマチュアエギンガーのマニュアルが出来上がってます。笑 データは嘘をつきません。 是非皆さん釣果をANGLERSに残し、自分の釣果データを研究してください。 そうすれば、そのフィールドに対するエギングが見えてきますよ^^ 自分のスタイルの確立 1年、2年、3年。毎年春から晩秋までエギングをしていると、ある程度自分のスタイルが見えてくると思います。 自分のホームとする釣場だったり、エギのローテーションの仕方。朝派なのか、夕方派なのか、などなど。 参考になるかわかりませんが、僕のスタイルを紹介します。 基本的に日中は仕事をしているので、9時に寝て4時くらいに起きて朝マヅメ狙い、仕事の日は2時間程度エギングをしています。 休みの日は春イカなら、基本朝からデイまで。 勝手な印象ですが、やはり春は朝マヅメの方が大型アオリイカの動きがある気がします。 そして次に口を使ってくれるのは、日中水温が上がってきた10時くらいからの潮の変わり目。 僕のデータ上こんな感じなので、朝マヅメ、デイをメインに春はやります。 エギのローテーションも人それぞれこだわりが出ると思いますが、僕は基本3.5号エギメインで使用し、沈下速度3.0秒くらいのエギを基本ローテします。 それでも釣れない時は、エギのサイズはそのままで沈下速度を落としていき、最終手段として、DUELのパタパタを使う。 このダートマスターは本当に渋い時に多用していて、よく釣らせてもらっています。あっ、デュエルのステマちゃいますよ!笑 あとは場所はコロコロ変わるタイプではありません。基本的に同じ場所をじわじわ攻めたいタイプなので、あの手この手でそのフィールドで投げ尽くします。 サクッとまとめた僕のスタイル ・時間帯 朝マヅメ デイ ・エギ 3.5号メイン ・どちらかというとランガンはしない。 ・磯より、波止、テトラ。 こんな感じで自分のスタイルを作れるまで、エギングをやり込めばアオリイカを思うように釣れることでしょう。 ホームグラウンドの強み https://mobile.twitter.com/enjoy_koshien ホームとアウェイ。断然ホームの方が実力出せますよね! アウェイの方がアドレナリンが出て実力発揮!なんてこともありますが、釣りはやっぱりやり慣れたホームグラウンド(マイフィールド)が1番強いです。 僕のホームを一例に挙げてみます。 ・潮が3パターンある ・南系の風に弱い ・ホンダワラ帯とアマモ帯がありどこにどちらが生えているか?境目はどこか?を把握 ・イカがジッとしているような気がする所が大体わかっている ・春イカは激熱だが、秋イカはイマイチ このように、ホームだとデータ量が違います。通っている証拠でもあります。 先程話したようにITエギング、情報だけではありませんデータがものを言います。 そして同じ場所に通い続けた土地勘!?経験値!? これら全てのステータスが上がっていくことによって、なんだエギングってこんなに簡単に釣れるのか。今日はダメな日だな。サクッと諦めて帰ろう。マヅメ過ぎたけどまだチャンスあるぞ! などなど!! 楽に釣れるようになる=上手になる。 皆さんも行きつけのホームグラウンドを是非作って下さい。他魚種でのホームでも、エギングに生きてきますから。 おわりに 今回はデータ、場所等ちょっと凝った話をさせてもらいました。 釣れるエギ教えてくれよ!なーんて思っている方もいますよね笑 エギングは同じ状況はなかなかなくても、必ずパターン化することができます。 そこで、1つのホームグラウンドで、この時はこうする!この場合だとこうかな?というように、自分の引き出しを作って当てはめてみる。 どんな釣りにもココの部分だけは共通すると思いますが、まずはそこからです。 皆さんも今一度自分のスタイルとホームを見つめ直してエギングを是非楽しんでください! アマチュアエギンガーでした! #{snippet[18]}

【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タイラバの回①-
【オフショア】はじめてのオフショアゲーム-タイラバの回①-
2021年07月02日 公開 魚種や釣り方

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインに、年に何回かは遠征にも出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はオフショアの釣り、タイラバ、についてお伝えします。どうぞよろしくお願いします。 もくじ タイラバについて タイラバの魅力 タイラバの基本動作 必要な道具 まとめ タイラバについて タイラバとは、もともとは徳島や長崎といった地方の伝統漁法だったようです。鉛玉にハリスをつけて針に餌をつけて釣っていた、そうなのです。 その後、餌ではなくラバーなどに変わった、という説を聞いたことがありあますが、諸説ありそうですね。 というのも、ぼくがタイラバを知った頃は流行り始めの頃で、釣具屋さんでも店や店員さんによってはタイラバとタイカブラをそれほど明確に区別していなかったように記憶しています。正確なところはわかりませんが、タイラバは当初、テンヤあるいはタイカブラから派生した何か、的な位置付けだったのではないでしょうか。今では、タイラバ、という言葉は釣法も指しますしルアーも指す名詞になっておりますね。 そのルアーですが、遊動式(中重りのような糸を通せるもの)のシンカーにラインを通し、その先にラバーやビニール等の飾りを付けた針で釣る手法です。ルアーというジャンルでいいかと思います。 こういうものですね。 これを用いて、そろそろと巻き上げ、何がしかの魚がかかったらナチュラルに針がかりするようにそろそろと巻き上げてくる、穏やかな釣りのことです。 基本、20m前後、あるいはそれ以深での釣りとなるため、船釣りで行うことになるかと思います。同じような仕掛けをショアから投げても釣れるには釣れると思いますし、たまにやりますが、本稿はオフショアゲームについて、ですので、船での釣りについて説明します。 タイラバの魅力 釣れる魚の種類が多い、これがタイラバの一番の魅力ではないでしょうか。 東京湾であれば、知っている限りで、1.マダイ、2.ホウボウ、3.ヒラメ、4.ムシガレイ、5.マゴチ、6.チダイ、7.キダイ、8.タチウオ、9.マハタ、10.アオハタ、11.アジ、12.サバ、13.スズキ、14.ブリ、15.サワラ、16.カサゴ、17.フグ等々、等々、フィッシュイーターとの食性が合っていて、釣りに行った日にそこにいる魚であれば大抵釣れると思います。 ふぐ大漁の可能性も濃厚に潜んでいます また、道具がシンプルで比較的安価に始められるのも魅力の一つだと思います。シンプルなのですが、特にルアー部分に工夫の余地が大きくあり、それこそ無限にも似た組み合わせのパターンが発生します。例えば重りになるヘッド一つとってみても、一つのメーカーの一つの商品で、形状x色x重さがあり、これに組み合わせるラバーパーツの数、色を考えるとたぶん無限。よって、様々試していると、結果的に投下金額は大きくなってしまうものの手軽ではあります。 タイラバの基本動作 釣り方の基本動作ですが、タイラバを落として巻き上げる。 以上です。 以上なのですが、落とす、着底する、一定の速度で巻き上げる、この三つの動作から得られる情報を元にゲームの戦略を考える必要があるため、地味な単純作業に見えますが、少々深遠な部分もあります。技術面よりも情報分析力が問われるゲームだとぼくは思います。 少し噛み砕いて説明すると、一連の動作の中で、潮の流れや底質を読み取って、そこにルアーやルアーの見せ方などをアジャストしていくわけです。 潮が早ければ重りであるヘッドの重量を工夫し、潮の流れによって重りの形状も変え、潮の色によってラバーの色を変え。。。と、現場で得た情報を解析し、最適解に近いルアーをその場で生成して試していくゲームとなります。 正解はきっとある、はず。。。 と、潮色とか潮向きとか言い始めると完全な初心者向けの話ではなくなっちゃいますね。タイラバの基本中の基本は「一定のスピードで巻き上げる」です。初めての方はまずはこの動作をできるようになるのが先決かと思います。 必要な道具 他の釣りと同様、竿、リール、ルアーがあれば成立します。 【ロッドについて】 竿は穂先が柔らかく、中間部分(ベリー)も穂先と同じような調子のものが良いと思います。 ちなみにロッドの部分の名称は概ね下の画像のような感じです。 専用竿だと釣りやすいですが、コマセマダイ用のロッドや、前述したような胴調子の柔らかめのロッド、タチウオ用のジギングロッド、スロージギング用の弱いロッド等々で代用可能だと思います。 また、バスロッドやシーバスロッドはすこし難しいかもしれません。タイラバの場合、穂先をぶらさないで巻き上げてくるのがいいようなので、バスロッドなどは大抵グリップが短く、脇に挟むのが難しいため、リーリング時にぶれてしまいがちだからです。ただ、ここは技術でカバーできる範疇かもしれません。 【リールについて】 リールに関しては、一般的に「タイラバ」と言われているあるいはやられている釣り方を踏襲するのであれば、ドラグの滑り出しがよいリールが好まれます。 この釣りでは、ルアーを巻き始めた後に、マダイあるいは他の魚からのアクションがあり、そこからやり取りが始まりますが、針がかりするまでは一定のペースで巻いてくるのが基本となります。問題は、バイト(っぽいアタック)が発生して巻いている間、魚が引いている間でもルアーを咥えているだけで針がかりしていないケースがある点です。この場合、違和感があるとルアーを吐き出してしまうようです。それを避けるために、ドラグを使って魚を泳がせながら時間をかけて針がかりさせて引き上げてくる必要があるのです。 また、マダイは割と執念深い性質のようで、数メートル、あるいは20メートル近く狙ったエサを追う習性があるようです。なので、一度仕掛けを引き上げたとしてもまだその付近に居る可能性があったりしますので、カウンター付きのリールだとアタックがあった水深を覚えやすいため使いやすいと思います。 代表的なカウンター付きリールの例です 【ラインについて】 ラインは細くても太くてもなんでもいい気がしますが、0.6-1.2くらいの間でトラブルが少なめのものが良いと思います。リーダーは12-20lbの間くらいで細めの方がいいと思います。 リーダーは細い方がルアーの動きをスポイルしないためです。当然、細い方が潮受けは少ないのでやりやすくなります。 まとめ どんな釣りか、何が釣れるのか、というタイラバの概要と、必要な道具について途中まで見てきました。 次回、ルアー、釣り方の要点についてお伝えしていこうと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

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