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【オフショア】続・魚をバラす原因と対策
【オフショア】続・魚をバラす原因と対策
2021年08月29日 公開 釣りの基本

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしていますが、基本、ヘタクソです。 前回、「魚がバレる原因」について、主に装備面での原因を見てきました。続きとなる今回はライントラブル関連での原因と対策について考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 もくじ ノット組めない問題 PEキレる問題 ノットめんどくさい問題 ノッターの使い方と手編みのコツ リーダー切れ、リーダーとルアーとの結束部分切れ ドラグ失敗 おわりに ノット組めない問題PEキレる問題 ここ、初心者の最大の難関とも言っていい部分ですね。ノットを組めない問題です。 結構釣りをしているはずなのに、ノットは組めない、という人はぼくの周りでもぼちぼち見かけます。 ぼくはもともとバスしかやらなかったので、ってこれが理由になるのかは知りませんけれど、リーダーという概念を知らない原始人のような釣り人でした。 そしてバスをやっている時もPEは使っていましたが、フックに直結しておりました。今になって思えばよく切れなかったな。。。と思います。 人生初の50upもPE直結でキャッチ。真似しないでくださいね。絶対真似しないでくださいね。 この経験もあって天狗になっていたのでしょうか、当初は「なんでリーダーいるの?めんどくさくね?」と本気で思っていました。リーダーの必要性を、経験豊かで釣りが上手な人に聞いてもなんかもやもやした回答しか得られなかった覚えもあります。が、リーダーの必要性を改めて列挙してみます。 ・リーダーなしだと本線が切れる おや、一個だけか。。。w が、まぁ切れますよね。テンションがかかっている状態であればラインが隣の人とクロスしたりとか、ちょっと何かにぶつかったりとか、取り込みの際のショックだけでも切れます。この前切れました。 キャスト時も切れます。 PEキレる問題 なぜPEはキレやすいのか、少し原因を考えてみます。 まず、PEとは?なのですが、PEはこういう構造です。 構成する繊維はとても細いので、鋭利なものには無力。瞬間的な力にも無力です。じわっと引っ張る力にはびっくりするくらい強靭ですが、4本撚りの細糸なんぞ「うそでしょ?」ってくらいあっさり切れる時があります。 こういう口の構造の魚であればもうダメでしょうね。まぁ、このレベルだとどんなに太いリーダー使っても切れるか切れないかは運次第な気もしますが。。。 鋭利なもの系としては、牙、根の尖った部分などでしょうか。 ですので、ラインに何かが接触する際に、ここでは魚の口が多いと思いますが、できる限りPEが接触するのを避けたほうがよく、ゆえにリーダーは必要なのですね。 また、魚を引っこ抜く際も、リーダーを持って引っこ抜けば大抵外れませんが、本線を持って引っこ抜くと結構切れます。 あげてる途中で船が揺れる、あるいは魚が震える、もしくはくしゃみして手が震えた、とかでも切れると思います。ここで自分がキレたら負けです。自制しましょう。 以上より、リーダーが必要なのはご理解いただけたかと思いますが、ではどうやってリーダーを本線に接続するか、これが問題ですよね。 ここが初心者にとってはとても高くめんどくさいけれど登りやすい壁ですね。ぼくもそうでした。では少し詳しく解説します。 ノットめんどくさい問題 ノットですが、いくつか種類があります。代表的なのはFGとPRです。  参照:https://www.seaguar.ne.jp/knot/index.html ちなみに前回紹介したキハダのキャッチ事例ですが、フックは曲がったけれどノットはPRではなくFGでした。ただ、一回こっきりですので、どんな魚でもFGでいいよ、とは言い難いですが、10kgくらいまでの魚であればFGで十分な気もします。 大物キャッチの経験はノット力の証明にもなりますね。 そして、高くめんどくさい壁として初心者の前に屹立しているのが、ノットを組むのがめんどくさい問題であり、めんどくさい問題を乗り越えた後は慣れと上達のイバラの道を歩まねばなりません。慣れればなんてことないですけどね。 ノットを組めるようになっても、慣れないうちは、きちんとくめていなくてノット抜けが発生したりもします。魚をバラすどころか、ルアーや仕掛けをロストしたりもして、心が折れそうになると思います。 「やっぱ直結でよくないか。。。」と、そんな悪魔の囁きが聞こえてくるかと思いますが、耳を塞いでノットを練習しましょう。 慣れなくて、下手なうちややりたくないです。 そして、同船者の誰かは大抵出来ますから、誰かにやってもらうという易きに流れがちだと思います。 その場凌ぎとしてはいいのでしょうが、自分で組めるようになっておいたほうがいいと思います。いつかひとりぼっちで釣にいくかもしれませんし。 ですので、簡単に組めるようになるノッターは必要経費として考え買っちゃいましょう、持っていない人は。 ノッターの使い方と手編みのコツ 第一精工のノットアシストです。3,000円前後で買えると思います。 滅多に壊れないものなので中古でもいいと思います。タックルベリーとかで売ってそうじゃないですか?慣れれば数分で組めるようになります。 問題はこれを現場に忘れた場合や現場で特殊事情により破損した場合が一つ、もう一つが組み方にコツがあることです。 (ここから:ノットアシスト2.0を使う前提です) FGノットの工程は3つです。 1)PEをリーダーに巻きつける工程 2)PEとリーダーを同時に巻きつける工程 3)エンドノット この3つにわかれますが、1)で失敗するケースがあります。 1)では最終的にこうなってるとOKです。 締め込みが甘いと以下のようになります。 ここ、ノットアシストを使って組む場合の要注意点です。 また、1)の編み込みですが、こうした状態で行います。 この際、リール側のリーダーをPEのリール側とルアー側と交互に編み込むのですが、片側だけで巻きつけても巻けるには巻けますが強度はありません。 ごく稀にこうしたことをしてしまっている方がいるようなのでここも注意かもしれません。 (ここまで) もう一つ、忘れた場合です。器具を使うと便利ですが、慣れれば手編みで十分かもです。ていうか、手編みの方がプロっぽい、ガチっぽい感じがしてかっこいいんじゃないですかね。 FGノットについては以前、藤井さんも取り上げておられました。重複する部分もあるかと思いますが、そちらもぜひご覧になってみてください。 この動画は、藤井さんも取り上げております。こっちのほうが簡単かもしれませんね。。。 いずれにしろ慣れです、慣れ。原理を覚えて、慣れてしまいさえすればどってことありません。 それでも釣りをしているといろいろトラブルが発生します。根掛かりやラインブレイクすると「あぁ、またノットが。。。」と思うのではないでしょうか。 根掛かりして切れた→ノットの練習の機会が増えたと思って感謝しましょう(何に?) ラインブレイクした→ノットの練習の機会が増えたと思って感謝しましょう(魚に) 全てに感謝しましょう。そして慣れましょう。 ノットが組めるようになり、強度が安定してくればトラブルは激減すると思いますので慣れましょう。 .リーダー切れ、リーダーとルアーとの結束部分切れ もう一つのトラブル要因です。まずリーダーですが、ナイロンとフロロがあります。 特徴はこんな感じ。個人的にはタチウオとかクエとか牙系の魚でスパッと切っていくターゲット以外はナイロンの方がトラブルが少ない気がしています。 ストラクチャーで言えばテトラポットとか、鋭利でない根ズレにはナイロンの方が強いかもしれないのです。 フロロリーダーは削げるように弱っていくので、釣るたびに消耗がないか確認した方が良いと思います。ザラついてたら切って結束し直しましょう。リーダーが足りなくなる前に再度ノットを組んでおきましょう。 一方、ナイロンはフロロよりも伸びるので魚の引きをいなしてくれてファイト中のバレは少ないと思います。ただし、伸びきってしまうと強度が落ちるのである程度使ったらリーダーを組み直す必要があると思います。一長一短ですね。 次に結束部分ですが、リーダーはルアーに直結か、溶接などのスプリットリング以外のリングに結束するのが大事です。 スプリットリングに接続するとこうなってしまうことがあるためです。スナップやスイベルは大丈夫なものが多いです。 また、接続方法はクリンチが簡単ですが、万難を廃して結束するのであればと思います。 どっちが強いかは明らかですね。ダブルクリンチ等にして、端線を4-6回ハーフピッチでリーダーに巻きつけておけば万全。二本かける場合の注意点はかかる部分が交差しないことと、本線と端線を均等の力で締め込むことです。 また、ここでの最大の注意点はリングへの締め込みです。締め込みが甘いとここから切れます。ですので、こうした器具を使って締め込むのがよいと思います。  参照:http://studio-oceanmark.com/products/knoter/ks30/ 特に、太いリーダーだと必須かと思います。が、高いんですよね。。。そしてこれ以外に用途が無いという。。。なので、こうした締め込みにはS字フックを使う等工夫すれば良いと思います。 ドラグ失敗 ドラグを使う釣り、に限定されますが、ドラグも一因になると思います。 強くかけすぎていてラインブレイクする場合と、がばがばすぎてバレる場合があります。 後者はフッキングしていないケースも多いので「かけてから」という点では漏れるかもしれません。 これに加え、やりとりの途中でのドラグテンションのかけ方の失敗でもバレます。 例えば、ドラグを急に緩めたような場合、テンションが瞬間的に抜けることで、瞬間的に衝撃が発生します。で、バレます。 これは根掛かりした場合に、ラインにテンションをかけて急に離すとフックオフするのと同じ原理ですね。経験がある方は得心されると思います。 基本、やりとりの最中でのドラグテンションの変更で気をつける点は、衝撃を与えないこと、です。難しいですけどね。 おわりに ファイト中にバレる原因、については直接的には触れておりませんが、今回取りあげた原因に、ファイト中のバレ要素も全て含まれています。 どういうことかというと、ファイト中にバレるのは、主にフッキングの問題で、原因はフック、ドラグ、リーダー、タックルにあるためです。 なので、二回に渡ってお伝えした本トピックで指摘した問題をクリアすれば、自動的にファイト中のバレも減ると思います。 バレるシステムについてはおおよそご理解いただけたかと思います。準備万端にしてあとは釣るだけですね。頑張っていきましょう!! #{snippet[19]}

【オフショア】はじめてのオフショアジギング
【オフショア】はじめてのオフショアジギング
2021年08月28日 公開 魚種や釣り方

みなさんはじめまして!とある水族館で飼育員をしているかつ兄です。 釣りは4歳から始め、魚好きが高じて飼育員になりました。休みやちょっとした時間があればだいたい水辺にいる典型的な釣りバカです。色々な釣りをやりますが今回は船に乗ったオフショアでのジギングについて魅力や釣り方をお伝えできればと思います。 もくじ オフショアジギングの魅力 敷居は高くない 道具について 誘い方 オフショアジギングの魅力 オフショアジギングの魅力はなんといっても釣れる確率と大物に出会える確率が高い!ことです。 僕は陸からもジギングをやるのですが、魚の群れが回遊してくるまでひたすらキャストし続けたり浜を永遠と歩き回ったりする1日で帰路はヘトヘトに。。。 しかしオフショアでは船頭さんが魚のいるところまで連れて行ってくれるので歩き回ったり魚が来るまで我慢の釣りをしなくて済みます。 また陸に近寄りづらい大物も沖にはいっぱいいます。夢がありますよね?! 釣れる魚種も豊富でブリ、サワラ、ヒラメ、マダイと美味しい魚が盛り沢山! 2021初釣りで釣れたブリ。引きが強烈でシビれました! 思ったより敷居は低い 「乗り合い船とか周りに迷惑かけないかな?」「どの船に乗ったらいいの?」「道具が高そう」「船酔い大丈夫かな?」等々、はじめての方は不安がいっぱいあるかもしれません。 僕はそうでした。。。(笑) オマツリして怒られたり船独自のルールとかあるのかな?などなど、さぁ明日はいっぱい釣るぞ〜!という期待も含め緊張で前日寝れませんでした(汗) しかし当日はそんな不安も無用で初心者の人は船頭さんがサポートしてくれたり、オマツリしにくい場所に釣り座を構えさせてくれます。 また大体一緒に乗ってる方は初心者ということを分かってくれますのでオマツリしても怒りませんし、釣り方を教えてくれたりでなんやかんや仲良くなり楽しい初乗合い船デビューになりました。 次に乗る船選びですが今は便利な時代です。ネットで「行かれる地名」「ジギング船」と検索すれば大体出てきます。 沢山ジギング船がある場所なんかだと口コミサイトもあるほどです。 またほとんどの船宿さんはHPやブログがあるので釣果情報や自己紹介など選ぶ際に参考にして頂けたらと思います。 そして道具ですが、自分で用意できるに越したことはありませんが、初期投資を抑えたい方はレンタル制度があります。大体の船宿さんは竿とリールを2000〜5000円程度で貸してくれます(要予約)。 ルアーとリーダーは消耗品になるのでご自分で準備してくださいね。 船酔いに関してですが前日よく寝ることが大前提ですが酔い止めの携行をオススメします。 天気予報やアプリなどで釣行日の天気と波を調べ、少し荒れそうなら寝る前に一錠、乗船前に一錠服用でよく船酔いになっていた友人はこの方法で酔わなくなりました(用法用量は守ってくださいね(笑) 僕はよっぽど荒れてない限り酔わないのですが、万が一酔って釣りが出来なくなったら哀しいのでお守りみたいな感覚で飲んでます。 僕はアネロンを使っています。マジで効く! 他の注意点と言えば以下二つ。 寝坊、遅刻しない! 水分は多めに持っていく! です。それぞれ説明しますね。 寝坊、遅刻しない! これは言わずもがな他人が乗ります。 寝坊すると出船が遅れたりキャンセル料かかってロクなことありません。。。 一度だけ前日仕事で潜水作業が沢山入り、クタクタになりながら帰宅して次の日起きたら昼でした(泣) いつも乗っていることに加え僕の事情も知っている船長だったので笑って許してくれましたがもちろんキャンセル料は100%でお支払いさせて頂きました(号泣) 水分は多めに持っていく! また水分は多めに持っていきましょう! 陸から遠く離れた場所に行くので途中下船は基本ありません。いつもスポーツドリンク2L、お茶2L、コーラ500ml(コーラが好きなだけ)を持って行ってます。 行きは水分と氷で満タン、帰りは魚で満タンのクーラーボックスを持って帰りましょうね! 魚が釣れれば船頭さんが記念日撮影してくれます。 道具について さて道具についてですがレンタルする前提で話をすすめますので竿、リールに関しては少し長くなるので次回に詳しい話をしたいと思います。 使うルアーに関してですが、ジギングはメタルジグ(以下ジグ)というルアーを使います。 ジグの材質には鉛、タングステン、アルミ、錫、鉄が主流です。特性や使い方、値段を語りだすとキリがないのでこれもまたの機会に。。。 重さや形、色など沢山あり悩みますが乗る船宿に予約する際に、いまどんなジグが釣れているか聞くと丁寧に教えてくれるので聞いてみてください。 僕は大体80g 〜200gをメインに揃えており、その時期に回ってくるベイト(餌になっている魚)の色や形によって使い分けています。 下記は僕の主力ジグの1部です。 こちらが鉄ジグ。 こちらがタングステンジグです。 色や形、重さも様々です。凝り始めると荷物は重くなり財布はみるみるうちに軽くなる。。。(泣) 魚の誘い方・釣り方 誘い方は地方や場所により色々なジグの動かし方がありますが基本的な誘い方は「ワンピッチジャーク」という動かし方です。 ワンピッチジャークは竿を一回しゃくり、リールを一巻きするジギングの基本的な動作です。 基本的に底まで落とすか魚がいる層の10〜20m下までジグを落とし誘っていきます。 基本の誘い方ですが動きを早くしたり遅くしたり、竿の上げ幅を変えたりと少しの変化を与えるだけでも釣果が変わってくるので色々試してみてください。 周りで沢山釣れている方の誘い方を真似するのも勉強になり良いかと思います。 あとは魚がかかるまでひたすら繰り返しです。魚が掛かったら頑張って巻き上げてくるだけ! 魚とのやり取りはポンピングせずにリールゴリ巻で上げて来ましょう。 竿を無理に上げすぎるとバラシやすくなったり、最悪竿が折れる原因になります。水平もしくは少し下げ気味でリールでやり取りすることがコツです。 どうでしたでしょうか? オフショアジギングについてざっくりですがご紹介させて頂きました。 詳しい釣り方や道具はまたの機会に掲載できればと思います。 一日筋トレのような少々ハードな釣りにはなりますが魚の引きと美味しさが魅力的なオフショアジギング。 これから夏真っ盛りの青物シーズン到来、みなさんも元気いっぱいな魚の引きを一度体験したらハマること間違いなしですよ〜!! #{snippet[23]}

【オフショア】魚をバラす原因と対策
【オフショア】魚をバラす原因と対策
2021年08月27日 公開 釣りの基本

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしていますが、基本、ヘタクソです。 今回は、魚をかけたもののバラしてしまう原因と対策についてです。どうぞよろしくお願いします。 もくじ はじめに 1.ロッドのトラブル 2.リールのトラブル 3.フックのトラブル 4.ラインのトラブル おわりに はじめに ノットをもっとうまく組めないか、と考えいてる時に魚をバラす原因についても考えてみました。 まずはかけてから魚がバレてしまう原因をいくつか列挙してみましょう 1.ロッドが折れる等のトラブル 2.リールが壊れるトラブル 3.フックが曲がる・折れる 4.ラインブレイク 5.その他 原因はおおよそこの5つではないでしょうか。自分が経験したことがあるのは3と4、5です。 ではそれぞれみてみましょう。 ロッドのトラブル これ、たまに見ますね。 自分もバイトがあって、あわせた瞬間に折れたことがあります。 直りはしたものの塗装なしです。 また、友人がファイト中にやらかしたのは2回見ました。ただ、両方ともなんだかんだでキャッチしていました。なのでバラしてはいないのですね。 しかもうち1回は折れたというか、パックロッドだったため、ティップセクションが抜けた事故。それでもリールファイトでキャッチしてました。 そのうえキャッチしたのはルアーマンのアコガレ、GTですw リールのトラブル 2はさすがに見たことも聞いたこともありません。ありえるとしたらハンドルが外れたり折れたり、ギアが潰れて空回りして巻けなくなった、とかでしょうか。 ベイトリールならレベルワインダーが壊れたとかもあるかもしれません。 が、壊れても手釣りでキャッチできそうな気がします。というのが実際に手釣りの現場に遭遇したことがあるからです。 奄美で友人がバショウカジキをスレがかりさせてしまった時、最後の方は船長たちがPEを手繰って寄せてました。 初めて見た時は驚きましたが、あまりの大物が掛かりロッドやリールがワークしない時はフツーに用いられる手法みたいですね。 また、九州で市原隼人さんがこぶりなヒラマサを手釣りで釣りまくる番組をかつてみたことがあります。 以上より、タックルが壊れても魚は獲れるは獲れると思います。前置き長くなりましたが、問題は以下の項目です。 フックのトラブル フック問題ですが、曲がる分には獲れる可能性はありますが、折れてしまえばもうダメです。折れたら外れちゃいますものね。 カルティバのSTシリーズは折れないで曲がる性質の作りなようです。曲がったけどキャッチできたことはあります。 サメに齧られたけどフックを曲げてキャッチ。63kg。 腹のフックの一本、おかしな方向に曲がってますよね。 ただ、素材や製法によってはあっさり折れます。実際何度か折れてバレました。 こればっかりは「安心なのを使ってね」、あるいは「なるべく新鮮なのを使ってね」としか言えないです。 曲がるか折れるかは、よほど細軸とか小さいものを使わない限りは発生しないと思います。 ただ、釣れる魚が大きい場合に、掛けてフックアウトした後や根掛かりを外した後は曲がっていないか都度確認するのがベターです。 ですので、フック問題はロッドやリールよりは多発するかもしれませんが、よっぽど弱いフックでない限りはレアケースかと思います。 そしてようやく本題で4です。魚がばれてしまう原因のかなりの割合はラインブレイクではないでしょうか。 PEラインを使用する場合ラインブレイクの原因は幾つかあると思います。詳細みていきましょう。 ラインのトラブル 状況としては以下かと思います。 1.本線切れ 2.ノット付近切れ 3.リーダーおよびルアーとの結束部分切れ これらについて見ていきます。 1.本線切れ キャスティングゲームではスイングスピードが速い人がよく本線切れを起こしてる肌感覚があります。ヒュンッ→ブチッ、みたいな感じ。 といっても思い当たるのが3人しかいないのでレアケースかもしれませんが。。。 フルスイングして切れたり、高切れする場合の原因を考えると以下かと思います。 a.ノットの結束部分がガイドに干渉して切れてしまう b.使用中に本線にダメージが入っていた c.初期不良 a.はリーダーを短くする、あるいは長くするで解消されるかと思います。 b.はスピニングであれば指でラインをひっかけてキャストするかと思いますが、そこにダメージが入っていた、あるいはルアーを引いてる間になんらかのダメージがどこかに入っていた、もしくは、これはレアだと思いますが、ガイドのリングの内側にキズが入っていてキャストのたびにラインにダメージが加えられた、あたりでしょうか。 また、エアノットが出来ているまま使ってるとふとした拍子であっさり切れます。ここの問題は定期的にラインの状態を観測することで解決できると思います。 c.はメーカーに相談しましょう。「対策」とはいうものの、避けることができない事故だと思います。 キャスティングのみならず、ジギングでもありえない高切れが発生する時があります。一度、初回使用のラインが60mくらい出したところでスプール部分で切れる事故がありました。その話をフィッシングショーでメーカーの方にしたところ、「送ってくれたら新品に交換します」と言ってくれたことがありました。これを読んでいる方で、初期不良の高切れが発生したらメーカーに相談してみましょう。ジグは戻ってきませんが。。。 おわりに この話、長くなりますので、一旦しめます。次回、ノットやリーダーについて見ていこうと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【オフショア】乗せのタイラバ、掛けのタイラバ
【オフショア】乗せのタイラバ、掛けのタイラバ
2021年08月26日 公開 魚種や釣り方

皆さん、毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?福井県を中心に活動をしています山内山と申します。 主にオフショアでのルアーフィッシングをメインに行っており、現在マイボートの船長として日々修行中です。 今回は乗せるタイラバ、掛けるタイラバの、2種類のタイラバについてそれぞれの魅力を書いていきたいと思います。 もくじ 乗せるタイラバとは? 掛けるタイラバとは? 貴方はどっち派? 乗せるタイラバとは? 大袈裟に乗せるタイラバと表記していますが、乗せるタイラバこそ一般的に広く広まっている釣り方です。 遊漁船でタイラバをしている時に船長から「当たりが来ても絶対に合せるなよ」と釘を差されます。 それでも、悲しいことに当たりが来たら鬼合わせをしてしまうのが釣り人の性。バスやエギング等をやってきた方は特に鬼合わせ入れてしまうんですよね。 勿論合わせを入れると、すっぽ抜けたり、掛りが浅くてバレたりしてしまいます。なので、タイラバは基本的には当たっても合わせずにリールを巻き続けます。 この時はドラグを少し緩くしておくと、魚が違和感なくタイラバをくわえてくれます。我慢して巻き続けていると、自然に針が魚の唇に絡みつき取れなくなります。 タイの口は硬く針が掛かりにくいです。乗せのタイラバは口に針を掛けるのではなく、口の周りに針を絡めるといったイメージです。 そのため乗せ調子のタックルは竿先も柔らかく、食ってきた魚になるべく違和感を与えないよう繊細に作られています。 タイラバのフックも口に絡みつきやすいようにやや小さいです。 また、大きめのワームやタコベイトを使う場合も、じっくり食わせれるので乗せ調子のほうが良いと思います。 掛けるタイラバとは? 先程合わせずにひたすら巻き続ける乗せるタイラバの話しをしましたが、掛けるタイラバはまさにその逆で、当たりが来たら、ガッツリ合わせを入れる釣り方です。 合わせを入れると言っても、当たって即合わせるわけではなく、当たりを感じたらワンテンポ置いてからグッと合わせを入れます。 掛けのタイラバの良いところはなんと言っても、掛けたー!という釣った感が味わえるところです。よりスポーツ性を感じたい方、どうしても合わせてしまう人向けです。 しかし、長めののシステムを組んでいる場合は合わせても針までくわえていない可能性があるので、掛けても抜けてしまいます。 そのため掛調子のシステムはシンプルなものが多いです。 掛けのタイラバのタックルは張りのある調子向けのロッドが出ていますので、専用ロッドを使うのが一番だと思いますが、私の知り合いはライトジギングロッドを使ってバンバン掛けてます。 ドラグは少し強めか、合わせの際は指でスプールを抑えながらフッキングします。 フックは掛調子の向けの大きく刺さりの良い物が出ています。ライトジギング用のフックを使って自作してもいいと思います。 PEは乗せ調子よりも少し太めで、1号位がいいと思います。 貴方はどっち派? 今回は2種類のタイラバについて書いてみました。乗せ調子と掛け調子、貴方はどっちの釣り方が好きですか? 私はどちらかというと掛ける派です。タイラバを始めた頃は乗せ調子のタイラバしか知りませんでした。 しかし、僕達の船にシーフロアコントロールのアンモナイトというタイラバヘッドが伝来しました。 アンモナイトのフックはJAMフックライトをベースに設計されており、貫通力がありバンバン掛けていけます。 このアンモナイトを使ってから掛けのタイラバにハマってしまいました。もちろん乗せのタイラバもやってます。 乗せと掛けそれぞれに魅力、長所と短所があります。皆さんも乗せ調子のタックルと掛調子のタックルを持って海に出てみてはいかがでしょうか? #{snippet[24]}

【YOUTUBE LIVE】8/27(金)19:00〜ライブ配信します!!
【YOUTUBE LIVE】8/27(金)19:00〜ライブ配信します!!
2021年09月02日 更新 サービス紹介

みなさんこんにちは、アングラーズマガジン運営事務局です。 来る8月27日19時より、 アングラーズ初の試み、LIVE生配信!をやってみます! 記念すべき第一回目のテーマは...「アングラーズマイスター」です!※下記画像をタップすると、配信先にジャンプします。 リンクに飛ばない方はこちらから LIVEに最後までお付き合いいただいた方にはプレゼントも!?。ぜひ、お気軽にご参加ください!まずは「アングラーズマイスター」のプロジェクトについて少し説明します。 もくじ アングラーズマイスタープロジェクト このプロジェクトで実現したいこと YOUTUBEライブについて アングラーズマイスタープロジェクト 「アングラーズマイスター」とは『もっと釣り業界を盛り上げたい』『もっと釣りの楽しさを伝えたい』、このような想いに共感してくださった方々を対象にした、釣り人支援プロジェクトです。 プロジェクトを構成する支援ポイントは大きく三つあります。 年間120万円の活動費の提供 アングラーズ公認資格の付与 マイスターに選ばれた皆様の活動支援、共同でのプロジェクト推進 これらに付随するサポートも、もちろん含みます。 特にインパクトが大きいのは一つ目の「年間120万円の活動費用」ではないでしょうか。 年間120万円、つまり月間10万円です。活動費用の用途は自由、すべてマイスターにお任せします。 釣り具を充実させるのに使ってもらうのもよし、憧れのタックルをゲットするのも、消耗品を嫌ってほど充実させるのもOK!仲間との釣行費用に充ててもらうのもよし、友人の負担を減らしてあげるために船代やランチ代を払ってあげてもOK!釣りの勉強のために使ってもらうのもよし、書籍、雑誌、DVD、釣りのための情報収集を万全にするのもOK! 唯一の条件は「全て使い切ってもらう」ことです。どうぞ存分に使い切ってください!! このプロジェクトで実現したいこと 今回のプロジェクトを推進するにあたり、我々ANGLERSが成し得たいのは、「趣味をとことん追求したら仕事になる、事業を作ることができる」この認識を世に広めることです。 ANGLERSの創業メンバーは根っからの釣り好きです。釣り人の問題や課題を解決するためにサービスを作り拡充させることで、今に至っています。乱暴に言えば、ただの趣味だったはずの釣りが今では仕事になり、今回のプロジェクトとなっております。 これを我々だけで止めることなく、今回マイスタープロジェクトに参加していただくみなさんに、好きなことを仕事にして生活を成り立たせるという可能性を共有してもらいたいと思っています。 マイスタープロジェクトがきっかけとなり、釣りや何かしらの趣味、これまで仕事になるとは思われてもいなかった何かを仕事にし、事業とできるようなきっかけ作りを担いたいと思っているのです。 今回、「アングラーズマイスター」に選定されたみなさまが、自身の人生をいい方向に変えるきっかけ作りになればと思っています。そのための軍資金、機会、知恵など、我々が持つリソースを全力で共有させていただき、一緒に釣りの世界を盛り上げていきたいと考えています。 釣りで人生を切り拓いたであろう、強力すぎる諸先輩にも企画協賛いただいていますよ。 今回のYOUTUBEライブについて アングラーズマイスターについて、支援内容や募集期間などの詳細については、こちらのページをご覧いただければと思います。今回のライブはwebでは伝えきれない運営側の熱い想いを、ANGLERS代表である若槻自らが語り上げます。 「なぜやろうと思ったのか?」、「金配りと批判されやしないか?」、「前例がないことはうまくいくのか?」 等々、読者のみなさまも様々な疑問があると思います。それらについて全てお答えしていこうと思います。 加えて、募集に至るまでの裏事情、スポンサーやサポーターとのあれこれなどなど、マガジンをご覧になっている皆様にはおなじみの藤井とともに、面白おかしくお伝えしていこうと思います。Webページからの「アングラーズマイスター」への応募も勿論ですが、今回のライブもぜひご視聴ください。みなさまのご参加お待ちしております!! ※下記画像をタップすると、配信先にジャンプします。 リンクに飛ばない方はこちらから

【オフショア】夏のディープタイラバ
【オフショア】夏のディープタイラバ
2023年09月20日 更新 魚種や釣り方

皆さん!毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか? 福井県を中心に活動をしています山内山と申します。 主にオフショアでのルアーフィッシングをメインに行っており、現在マイボートの船長として日々修行中です。 さて、今回は先日猛暑日の中、真夏のタイラバゲームに行ってきましたので少し書いてみたいと思います。 もくじ 真夏にもマダイは釣れるのか タックル紹介 夏の海でマダイを探すには 夏のマダイは美味しくないは本当か? おわりに 真夏にもマダイは釣れるのか? マダイ釣りのシーズンといえば、皆さんはどの季節を想像されるでしょうか? ほとんどの人がノッコミの季節である春を想像すると思います。私の地元の海域でも、4〜6月にタイラバやジギング、完全フカセ等沢山の船が出ます(フカセは5月1日解禁)。 ノッコミが終わり7月になるとマダイ釣りは落ち着き、大型青物狙いのジギングやイカメタルにシフトしています。 皆が狙わなくなるということは、夏はマダイが釣れないのかと思うかもしれませんが、夏でも十分マダイ釣りを楽しむことができます。 ただ、ノッコミのシーズンと少し狙い方が違います。今日は夏のマダイのディープな攻略法を書いていきます。 タックル紹介 ここでは私の地元福井の海域でマダイを狙うタックルを紹介します。 ロッドは各社様々な物が出ていますが、なるべく重めのウエイトが使える物を選びます。 『紅牙 X 69XHB-S』は、最大300gまで扱えるロッドで、大鯛や想定以上の青物と真っ向勝負できるのでおすすめです。 スパイラルガイドが採用されているので、ライントラブルが少ないのもグッドです👍 リールはカウンター付きのベイトリールがオススメで、できればハイギアをオススメしています。 10mごとに鳴るアラーム音・巻き上げ速度表示に加え、新たに落下速度表示も追加された『紅牙 IC 150H』がおすすめです。 PEラインは0.8〜1号で最低でも300m以上巻いてください。 おすすめは、視認性の良い『タナトル 8』です。 10m間隔で5色のパターン、更に1mと5m置きにピッチマーキングされているので、ラインの色だけでレンジが分かり易いくなっています。 リーダーはフロロの4号〜5号の物を使います。 タイラバは150gを中心に最大300gまで幅広く準備しておきます。 ネクタイとスカートはその日によってパターンが変わりますので、オレンジ、チャート、ブラックの他に蛍光もあるといいと思います。 フックは特に指定はありませんが、刺さりの良い新しいものを使いましょう。 『紅牙 IC 150H』 『タナトル 8』 夏の海でマダイを探すには タックルを見て、皆さんご理解いただけたのではないでしょうか。 そうです!夏のマダイはディープエリアにいます。 ノッコミのシーズンは産卵のために浅場に寄ってきますが、それ以外の時期は水深90mより深い海域よくにいます。 なので、潮の状況によってはタイラバのヘッドも300gまで用意しなければならないし、PEも200mでは足りなくなる事もあります。 ハイギアのリールを選ぶのも、200m程出た仕掛けを回収しなければならないからです。 さて、今回は三国港を出港して水深およそ96mラインにやってきました。何故この海域を選んだかというと、この辺ではキダイがよく釣れるからです。 キダイがいる所にはマダイもいると言われているようで、マダイを探す手掛かりの1つです。実際にこの日もボトム付近でキダイがよく釣れておりました。 その時です、ボトムから少し上で明らかにキダイとは違う引きで、ドラグが出てリールが巻けません。 上がってきたのは夏のマダイでした。 しばらく続けるとまた来ました。 今度はボトムから30メートル位上げたところで食ってきました。 マダイはキダイの上の層にいるのでしょうか?なんとか夏マダイ攻略です! 夏のマダイは美味しくないは本当か? 色々な方面からですが、夏のタイはあまり美味しくないと言う話をよく耳にします。果たして本当にそうなのか…。 ここからは個人的な意見です。 福井の夏のタイはケンサキイカを食べているのではないかと思います。なので、基本的には美味しくなるはずなのです。 何故美味しくないと言われるのかと言うと、夏は気温が高く、魚の鮮度保持が難しい事が原因だと思います。 活〆や血抜きに加えて、きちんと冷やすことが出来れば美味しく食べることができると思います。 おわりに 今回は夏のマダイをディープエリアで狙ってみました。 夏の海は暑くて少々過酷ですが、100m以上の深さで魚が掛かった時の驚きと、魚を釣り上げたときの喜びはまた格別です。 皆様も機会がありましたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか?タイラバを攻略するには、最適なタックル選定が欠かせません。450万人が利用する”釣りSNS”を運営しているアングラーズがお届けする TACKLEBOX なら、番手ごとの比較や最安値を知ることが可能!まずは、どんなタックルがあるか気軽にチェックしてみませんか。 最適なタックルを探す

【オフショア】オフショア釣行記-夢の魚に出会えるか?②-
【オフショア】オフショア釣行記-夢の魚に出会えるか?②-
2021年08月23日 公開 釣行記

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしていますが、基本、ヘタクソです。 今回は釣行記、僕にとっての夢の魚、クエのジギングです。実釣編と今回の釣行で得た知見についてお伝えします。どうぞよろしくお願いします。 もくじ 出航、到着、開始 釣れるには釣れたけど ずっと間違えられていた釣り方 今回知り得たこと おわりに 出航、到着、開始 小雨がぱらつく中出航です。 今回、泳がせマンと同船のため、まずは餌となるムロアジやサバの調達をコマセサビキで実施します。同船、というか二人だけなのですが。。。w そして神子元島近辺に到着。相変わらず名前負けしておらず神々しいです。 「さぁ、ムロアジ釣ろっかな」と思ったら「とりあえずルアーの人待っててね」と。 「え?ルアーでも釣れなくない?」と思いましたが、この海域のルール上ルアーは6時から、らしいのですね。ならば仕方がない。 加えて出航時にぱらついてた雨がびっくりするくらい本降りになってきましたので、こりゃ幸いとばかりに屋根のある場所から、一人エサ釣りチームを応援します。 ついでに魚たちにも声援を送ります。「釣られるなよ!!釣られたら糸切ってやれ!!」と。とりあえずどっちも頑張れ!! しかしながら、応援も届かず、釣られていきます。可哀想に。。。いすずみ、ウメイロ、イサキに加え、この後マサバを10尾ほど捕獲。サバなのになぜかあまり釣れず、少々不安になります。群が小さいのでしょうか。 そして不安を抱えたまま、いよいよ戦闘開始です。 釣れるには釣れたけど 雨は魚たちの「泳がせのエサになりたくない(号泣)」という抗議の涙だったのでしょうか? この頃になると、雨もあがり虹がかかっています。 今回、なにぶん初めて来る釣りですので、少し様子見から始めます。とりあえず何か釣りたいし。 パイロットルアーはいつものやつですね。コーモラン製の1cmないくらいの極小コロラドブレードがついた、いつも以上に卑怯で姑息なアシストフックです。 ボトムをタッチしてジャークさせ気味に不規則に巻き上げてみます。ワンピッチジャークの7回目、ボトムから5m程度のところで何かがヒットします。 小さいバイトだったため、緩やかに巻き上げていましたが、途中から覚醒し、なかなか鋭く、底へ向かう走りを始め、必死の抵抗を試みます。 当初は軽いくせに、覚醒した後暴れ出す魚って大物が多い気がする経験上、少しドキッとしましたが無事にキャッチ。黒っぽい斑点が見えたので、また「オジサンか」。。。と思いました。前回のもき丸さんでも何匹か釣っておりましたし、水面付近まで果敢にファイトするのがオジサンの特徴で、それを具えていたためです。 これは以前釣り上げたオジサン。尾びれ付近に黒い斑点が見えますよね。個体差はありますが、これがオジサンの特徴です。個体によっては、第一背ビレと第二背ビレの中間も黒くなっているものもいます。が、なんか違う予感。 そしてあげてみましたら あれ?やっぱ違うね。全体の色、黒い斑点の二点ではオジサンですが違う種類ですね。調べてみたところ、キツネベラかな、と思いましたがキツネダイのようです。初めて釣りました。 画像の出自はいずれも:https://zukan.com/fish/ 紛らわしいというか色々いますねぇ。なんにしろ、どっちもフォックスなので、フォックスでいいんではないでしょうか よし、魚は間違いなくいてバイトしてくるのでクエに行こう、と思ったのですが、これが悲劇の幕で、釣り上げたことで切って落とされていたことに、すぐ気づかされることになりました。 ずっと間違えられていた釣り方 この釣り、たぶんなんですが、こういう釣りです。 図のように船が動くため、駆け上がっていくか下がっていくかは別として、自然とラインに角度がついて、リグは根に対し斜めに打ち込まれます。 ゆえに当然ながら根掛かりします。 ・ボーズレスヒデヨシ120g ・ディープライナースピンドル180g ・スミスウォブリンS180g ・ジグパラスローロング200g ・ボーズレスドロップK120g 今回の戦死者たちです。総額で乗船料くらいでしょうか。根掛かりロストって不遇すぎますね。。。 根掛かりが頻発し、しかも釣っている段階ではその理由を考える余裕がなく、途中で恐ろしくなり重たいジグは使いたくなくなりましたくらいに根掛かりロストです。 加えて、根掛かりを外す際に二回ほど本線から切れるラインブレイクが発生したのが気になります。PEは2.0、いずれもドラグは5kg程度で、一度などドラグが出る前に切れました。ジギングですので、ライン放出の際に傷が入る等は考えにくいので初期不良だったのでしょうか。。。 あるいは上記の図でいえば、ラインに角度が入っていたため根ズレだったのか。。。根ズレでしょうね。 ただ、ウォブリンSの時は、根掛かりとは違う感じで、ずっしりとした重みが乗っていました。「もしかしたら。。。」と思いつつ、やりとりを開始します。 竿を立てようとしても無理くさいので、ストレートポンピングで引き上げようとすると首を振るような挙動を感じました。 「おぉ、こ、これは。。」と俄かに心が色めき立ちましたが、ほどなくラインブレイク。 でも根掛かりだったとは思うのですが、もしかしたら。。。と思うとなんともやりきれません。 ラインに関して、次回以降、不安が残る展開なので、よりシビアに考えたほうが良さそうです。とりあえず4本縒りに変更しておこう。。。 この後、ひとり泳がせチームにビッグバイト発生、が、根に潜られてしまい、膠着戦が開始されます。結局、仕掛けを切るハメになるのですが、切るにもラインシステムがエグいくらいにゴツいので、繋留用の柱にラインを巻きつけて船を動かさないと切れないという恐ろしい世界でした。 そして結局クエは釣れず。 こちらもジギングでの根掛かりに限界を感じ、タイラバで小魚を少々追加する運びとなって納竿、でございました。 今回知り得たこと 今回初挑戦のクエジギングでした。 ベテランの方がご覧になれば「もっとちゃんと準備しろよ」とお叱りを受けそうですが、初挑戦だった、ということで一つご容赦願いたいものです。 以下、今回釣行のまとめです。 【つれた「もの」】 キツネダイx1、サクラダイx1、オジサンx2、アカハタx1、ベニウミトサカx1 ボトムを叩いてると毎度変なのがかかりますね。それにしてもフックでかすぎですね。 【今回わかったこと】 1.どんな釣りなのか ジギングならばロッドはそんなに重要ではない、的な話を聞きましたが、モロコにしろカンパチにしろ、ジギングロッドでどうこうできる魚ではないのでしょう。 つまりラインとドラグの釣りになると思います。瞬間的に切れない強さ、経験上で言えばPE2.5-4.0くらいで、10kgくらいドラグをかけれるリールがないとダメかもしれません。 いよいよアキュレートの配備を迫られているようです。 2.レンジについて 大切なジグたちを無為に失ってしまいましたが、どうやらボトムを叩く釣りではないみたいですね。。。 以前、何かで「マハタは根の上に浮いている」という話を聞きました。また、ダイバーから「クエはボトムから3mくらいのところでサスペンドしてることが多い」という話も聞いていました。 これを思い出せずにジグをロストしまくった自分の間抜けさ加減に涙が出ますし、許しがたいです。 3-5m、もう少し上までみて7mくらいまでのレンジを1/4ピッチくらいで刻み続ける釣りが良さそうです。 あるいはそのレンジをねっとりタイラバを通し続けるか。 3.次回に向けて 次回行くとしたら、リグは以下です。 ・今回用意したスパイコブラ ・350gのタイラバヘッドに、6.5インチのタコベイト+8インチ程度のワーム 準備完了です。 ・ひとり泳がせチームの方も仕掛けを5個くらいロストした、とのこと。一回バイトがあっただけマシですが、こちらも根掛かりだった模様です。 この釣りの仕掛け、針+ラインで2,000円くらい、重りが1,000円くらいとなかなか高額で、地球環境にも釣り人の経済環境にも優しくありません。 が、ここまで来たらやってやらねばなりません。また行きます。どうぞよろしくお願いします。 おわりに お疲れ様でした。 何事も初挑戦のことは勉強になって楽しいものですね。クエは様々な意味で難易度としてはキハダマグロなんかと同じ程度かと思います。 キハダは10回挑戦して10回目でようやくキャッチでした。キハダの難しさの多くは、魚を見つけること、にあります。大抵いないんですよね。。。 それに比べクエは居場所はほぼ特定できているわけですし、同船者が初回でそれっぽいのをかけていたため、少し難易度は下がるかもですね。 いずれにしろ今年中に勝負を決したいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【オフショア】オフショア釣行記-夢の魚に出会えるか?①-
【オフショア】オフショア釣行記-夢の魚に出会えるか?①-
2021年08月26日 更新 釣行記

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしていますが、基本、ヘタクソです。 今回は釣行記、僕にとっての憧れの魚、クエのジギングです。準備編と実釣編の二回にわけてお送りします。どうぞよろしくお願いします。 もくじ クエ、とは? 釣行に至るまで 準備編 準備まとめ おわりに クエ、とは? オフショアキャスティングであればGTやクロマグロ、バス専門の方であれば70upといったように、釣りをする方であれば誰しも「いつかはこんなの釣ってみたい」という目標の一つや二つはあるのではないでしょうか? そこまで明確ではなくとも、茫洋とした憧憬、あるいは気づいていない願望もあるかと思います。ぼくにとって後者よりな憧れがクエでした。ぼくの夢の魚、です。なぜかチャレンジしようというスイッチはこれまで入っておりませんでしたが、いつかは釣ってみたい魚です。というかたらふく食べてみたい。 そしてクエですが、ご存知の通りマハタ属の大型魚です。 大きいもので体長は1mを、体重は50kgを超える魚です。 関東ではモロコ、九州ではアラと呼ばれ、漢字では九絵、垢穢と記されます。アカとヨゴレって結構ヒドい。。。w 玄界灘、五島列島あたりではそこそこ釣りやすいようですが、関東ではあまり聞きませんし、周囲で狙っている人も滅多に見ません。ヒラマサと並んで磯の王者、みたいな印象はあるんですけどね。 関東では盛んではないのが主な要因なのでしょうか、ぼくの釣り仲間は、ほぼルアーな皆様で、わざわざクエを狙う人は皆無です。 皆無です、というか皆無でした、今回までは。 釣行に至るまで 今年の目標として、「ホウキハタを釣る」というのがあります。もちろん、未達成ですので引き続き頑張ります。 出自:https://zukan.com/fish/internal208模様がスタイリッシュですよね。 そしてホウキハタなのですが、外房、相模湾の一部なんかでも釣れますが、やはり伊豆周辺がいいようで、5月に南伊豆の手石港から出船したことがありました。 もちろん、空振りでした。 ずっとリベンジしたいな、と思っておりましたが、夏になり船宿もキハダ狙いにシフトしているのか、ジギングでの出船は少ない模様。そのため、行くとなると乗り合いではなく仕立てになるので、企画するのに二の足を踏んでおりました。 そんな折、友人が「神子元島でモロコやりてーっす!!」と元気よくLINEしてきたのです。飛んで火にいる、的な要望ですね。フッキングしたらな!! なので5月にお世話になった、手石港のもき丸さんにGO、と相成りました。 いいふねですよ。綺麗だし、船長は優しいです。 が、その友人「え?泳がせですよね?そんなの当たり前ですよね?」と。。。前回はホウキハタ狙いでウキウキしていたら、同船者たちが「イワシ泳がせやりたい」と言い始め、結局ルアーなのか泳がせなのかよくわからないちゃんぽんな釣行になり不発。 今回も前回同様、若干嫌な予感もしますけれど、とりあえずジギングで行ってみます。 そうしたわけで、モロコ関係の皆様に失礼がなきよう、今回は準備をいつも以上に入念に行いました。 準備編 これまで見聞きしてきたウワサを元に準備を進めました。 まず、前回ロストしてしまったなまらスローの450gを配備です。まぁヒラメ用に配備したんですけどね。。。 で、これだけでやめとけばよかったのですが、ある日、釣りが中止になった影響で渓流に行かねばならなくなり、その帰りに寄った長谷川釣具店で「つい」スパイナローの500gを調達。針も買ったよ。でっかいやつね。 そんでここでやめとけばよかったのですが、「モロコなら強い竿無いと不安だな。。。」といつもの心配な気持ちが頭をもたげてきます。そしてつい。。。 46をヤフーショッピングにて注文。 で、ここから一悶着というか少々波乱がありました。 購入したお店、土日と火曜が休み、土日に注文したもので、月曜に発送されないと火曜か水曜に届かないのですね。そんで釣りは木曜、と。 https://fishing-growth.com/ フィッシング「サポート」という店名がいいですね。 そこで緊急架電です。電話嫌いだけど。そして聞いたところ、「メーカー取り寄せになる、水曜までに来るかは微妙」と。なんとも困った展開。 ないならないでいい、っていうかそもそも釣れるかどうかすら怪しいのだから、どっちかというとなくていいんですが、「水曜の時点であるかどうか教えてくれ、最悪取りにいく」と間違って伝えてしまい、とりあえず待つことに。 すると、発送間に合わなかったら逆に「最悪持ってくよ」とありがたい提案。ほんとに?なんていい人なんでしょう。世の中捨てたもんじゃないですね。 そして水曜まで忘れようとしていたら、すぐに再び電話があり「メーカーになかった、すまん。。。」と。 あら残念、と思ったら「中古ならあるよ」、「LINEで画像おくろっか?」と畳み掛けてご提案頂けましたし、せっかくなので見に行くことにしました。 入店し、まず驚いたのは大量のディープライナーのジグ。 若い店主さんで、「決算前なのでこれでも少ないんですよ」とのこと。もともとは大手の量販店で働いていたらしく、ジグを使った釣りはすべて経験されてそうな話ぶりで頼りになります。 マニアフェローズに至る経緯を説明すると、いろいろ教えてもらえました。ありがとうございます。 もともと注文していた46も、モロコには少し過剰な話の模様。実はマニアフェローズよりもモロコならロジカルの8とか9の方が、みたいな話もありましたが、結局は48を購入。 のみならず、ラインやフックのセッティングについて、ジグについてもスパイ、スパイファイブ、スパイナロー、スパイコブラの違いなんかもわかりやすく教えてくださり、ハタ系をやるならスパイファイブよりもコブラの方が良さげ。 グロースさん、店主の小山さんの人柄はもちろんのこと、品揃えが異常に充実してます、繰り返しちゃいますけれど。ディープライナー嫌いな人はあれですが、ディープジギングや大物ジギングやる人は一度行ってみるといいですよ。 そして新たに配備したもの一覧です。 ・なまらスローチューン450g グロー塗料の劣化でしょうか?色合いが結構バラツキある ・スパイナロー500g ・スパイコブラ500g なげーし。 ・長谷川釣具店オリジナルフック でけーし。 ・マニアフェローズ48 なぜここでセパレート?? マニアフェローズはこの先何回使うの?とか本当に釣れるの?とかは考えないようにしましょうね。了解です。 そして、未だにフックセッティングは諦めきれません。以前考えた「リアフックをとても長くするとフッキング範囲が広がるのでは?」仮説はよくよく考えると無意味。 リアフックが長くなればジグからそれだけ離れちゃうもんね。 ある程度の長さにしておけばきっといいのですが、それにしてもつけてるだけで間違いなく釣れる魔法のフックは欲しい。 なので試しにケイムラコーティングしてみることにしました。結果はどうなるか。 コーティングすると硬くなります。まぁそうだよね。 また、モロコですが、牙がすごいです。泳がせやっててよくハリスを切られてるみたい。 なのでどうするか、ワイヤー使ってみるか、となりましてワイヤーも配備。 他に牙がすごい魚といえばタチウオなのですが、乗り合いだと大抵ワイヤーリーダー禁止ですね。食いも落ちる、とか。 この点、なぜ禁止なのか、ですが、お祭りしてPEがワイヤーに絡むと解けなくなるから、ですね。ならばチューブ通せば問題なかろう、と。 勢いあまってワイヤーアシストフック(真ん中)も作ったものの、フックとの結節点がぷらぷらしてるので多分使えない。 左はがまのバーティカルヘビー7/0にシーハンター30号を強化チューブに入れてケイムラコーティングとなかなか強そうだけれど、多分空振りするやーつ。 それとリール。アキュレートの600を買おうか未だに悩んでいて踏み切れていないのですが、今回はラインキャパよりも巻き上げトルク。 つまり、ギア比がどうしたとかよりも、とても長い、圧倒的長さのハンドルが必要なのですね。なんとなくいろいろみてたらありました。 ゴメクサスの120mmハンドル。なげーっす。しかも安いです、2,990円。 アキュレートとかマーフィックスとかハンドルプレートだけで15,000とかしますので、それに比べると格安。 カーボンなので見た目重視だからぱきっと折れたりの可能性もありますが、折れたら手釣りで頑張る所存です。 準備まとめ まとめてみます。 【タックル】 ・ヘビー:マニアフェローズ48+カルコン401(PE2.0x300m、フロロリーダー40lb) ・メイン:ソルティガSJ-AGS3+カルコン301(PE2.0x200m、フロロリーダー40lb) ・ライト:ソルティガSJ-2+カルコン201DC(PE1.5x150m、フロロリーダー25lb) フルサイズというかガチなモロコからしたら赤子の手を捻るようなタックル構成なのかもしれません。まずはチャレンジし、何が悪いのかを発見したいと思います。 【リグ等】 ・450-500gジグ ・大型フック、ワイヤーリーダー等 いやぁ、それにしても遠いな、もき丸さん。 終わりに お疲れ様でした。考えうる限り、といっても断片的、かつ楽天的、希望的観測に基づいた準備は一通りしてみました。 これで釣れてしまったら拍子抜けしそうですね。次回、釣行の顛末についてお伝えします。引き続きどうぞよろしくお願いします。 #{snippet[19]}

【オフショア】ロストしてもまた買うものたちvol.1
【オフショア】ロストしてもまた買うものたちvol.1
2021年08月21日 更新 タックル

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしていますが、基本、ヘタクソです。 今回は買ってよかった、ロストしてもまた買うだろうと思っている釣り関係のギアをご紹介します。そこそこ値の張るものもありますが、いずれも(多分)(失くさない限りは)長く使えるものなので、用途が合うようであれば買っておいて後悔しないと思います。どうぞよろしくお願いします。 もくじ シマノ パワープライヤー アブガルシア クッションシート ノースフェイス BCギアバケットパック 第一精工 糸くずワインダー フィッシュグリップ おわりに シマノ パワープライヤー シマノのパワープライヤー(ベント)です。4,100円と、キャスティング等の量販店で売っているものの中では高価な部類かもしれません。 これです。 これの何がいい、というと、このサイズでなければ開けないスプリットリングがあるためです。 一つ小さいサイズのプライヤーでは開けません。。。頑張れば開けますが大変です。 ぐわっといけます。 またカッター部分はハサミ状です。 こうした刃のタイプのものもありますが、これだと、使っているうちに歪んできてしまい、使い物にならないことがあります。 一方、こちらのプライヤーはハサミ状ですし、波刃になっているのでしばらく大丈夫かと思います。 容赦なくワイヤーなんかも切断してます。 プライヤーあるあるとして、どこかに忘れてきてしまうことがあると思いますが、大手メーカーの製品ですので、いまのところはいつでも買い直しは可能。安心感があります。 また、今回紹介したものは先端部分が曲がっているベントタイプですが、ストレートタイプもあります。お好みでチョイスしてください。 アブガルシア クッションシート 出自:https://www.purefishing.jp/product/abugarcia/abu-tackle-box-eva-cushion-seat-eva.htmlオフショアの悩みとして、移動中の座り心地の悪さがあります。 日帰りの乗り合い船だと地べたに座っているのとあまり変わりありませんし、波が高い日なんかは、どすんどすんお尻を叩かれてなかなかしんどいです。 船用のクッションを幾つか試しましたが、小さめの作りだったり、逆に大きすぎたりでいいものがなかったのですが、これは便利です。 以下、便利だと思うポイントをいくつかあげてみます。 【便利ポイント】 ・ストラップがあり中空型の座席には固定出来るし、カバンやバッカンにも固定しやすい。 カバンに接続しておくと忘れないので便利 ・フロントに、ビニール製のれん状のポケット群があり、携帯等、水濡れ厳禁のものを保管しておくのに便利 タイラバとかテンヤとか座りが多い釣りには便利 便利ポイントはかさばってしまう難点でもあったりしますが、持ち運びもしやすく個人的には利点だと思っています。 唯一、クッション部分がへたり易い気がします。コストの兼ね合いもあるのでしょうが、ここが頑丈だとなおよかったと思います。 これもダメになったり無くしたら買い直すと思います。 ノースフェイスBCギアバケットパック 出自:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NM82039自立するバケツ型のリュックです。 例えばレインジャケットを着ていたけれど、晴れてきたし乾いたのでとりあえずしまいたい、そんな時に雑に放り込めるので便利です。また、防水性能も高いです。 これ、何よりおすすめなのが「座れる」ことです。 船上で例えば座席のない釣り座でちょっと座りたくなったような場合には重宝しますし、陸上移動中の待ち時間でもちょっと座りたくなった時に便利この上ないです。 アブのクッションと組み合わせれば極上の座りごごち(言い過ぎ)。そんなに座りたいの?と聞かれそうですが。。。 またフタ部分周辺、外側の左右部分、内側にストラップがあり、フックやカラビナで小物をひっかけておくことも出来るので何かと便利です。 問題は少々サイズが大きいので狭い場所ではかさばること、外装が底部分もナイロン製の為、血が着いてしまったような場合にクリーニングが少々面倒なことです。 耐久力の兼ね合いもあるのでしょうが、ラバー、PVC等の外装で、交換可能だったりしたらなおよかったかと思います。 第一精工糸くずワインダー 左側から糸くずを入れて、右側のギザギザを回して巻き取ります。 内部はブラシの枝みたいなのが林立しており、それで巻き取るシンプルな構造です。近くにゴミ入れがないような場合に重宝します。 釣りをしてるとノットの端線やバックラッシュしてしまって捨てる時等々、ラインのゴミは宿命的に発生しますよね。 ちぎれたリーダーやPEって、カバンに入れておくとベルクロに引っかかったりするし、ポケットだといつの間にか落としていたりしますし、結構厄介です。きちんとゴミ箱に捨てれないままどっかに行った場合って環境に申し訳なくて、少々心が痛みます。 が、これが解決してくれます。 根掛かりが多いような場合は真価を発揮しますね。 フィッシュグリップ オフショアを始めた当初は「バス持ちでいいんじゃん」とも思っていたことがありましたが、そんなわけはありませんね。 当初使っていた安物はメンテナンスもよくなかったのかサビてダメになってしまいました。 これはDRESSのグラスパーグラディウスのスタジオコンポジットverです。セコい話ですが、高価なものほど大切に扱うので長持ちする気がします。 折りたためてコンパクトに保持できるのが魅力なのですが、少々重いのがグラディウスの悩みでした。 グラディウスなので長くすることもできます。 一方、こちらは素材がカーボンで一気に軽くなっています。ボガグリップやオーシャングリップの方が、つかむ力は強いのでしょうけれど、見た目の好み加減としてはこちらが優勢です。短い状態でライフジャケットにひっかけておくと使い勝手もよく便利です。 難点はもう売っていないこと、です。失くさないようにしないと。。。 おわりに お疲れ様でした。 こういうギアって「それじゃないとダメ」というものは少なく、なんだかんだで代用は効くと思います。 でも、なくしてもきっと買い直すもの、あるいは何回か無くしたけどその度に買い直しているもの、というのは良いご縁かと思います。 そうしたギアと巡り会えたことは幸運だと考えて、大事に使っていきたいと思います。ではまた。 #{snippet[19]}

【シーバス】夏の鉄板バイブゲーム-攻略編-
【シーバス】夏の鉄板バイブゲーム-攻略編-
2021年08月20日 公開 魚種や釣り方

皆様こんにちは!釣りが好きなんですです! 今回は夏の鉄板バイブゲームの実戦攻略編です。前回は時間帯等紹介したので、今回はルアーアクション等の深掘りとオススメルアーを紹介していきたいと思います。 前回の記事をご覧になってない方は、そちらも合わせてご覧いただければ幸いです。 経験上、8月から9月終わりくらいまでは通用しますので、興味を持っていただけたら、皆さまの戦略の1つになるかと思いますので、是非お試し下さい!! では、今回もよろしくお願いいたします!! 夏の日差しと暑さに負けない位に「熱い」鉄板バイブゲームを是非! もくじ おすすめアクション おすすめルアー さいごに おすすめアクション オススメアクションの紹介です。 こちらでは、経験上の状況に合わせて朝、日中、ナイトゲームでそれぞれ紹介していきます。 1: 朝、夕マズメの高速リトリーブ こちらは前回の記事でも紹介しました。 各マズメ高活性状態で早巻のフラッシング、波動でスイッチ入れさせて喰わせます。 暖かくなり、活性が上がっているシーバスはハイギアのリトリーブなんて余裕で追いつきます。見切られる前に喰わせましょう! 2:デイゲームの潮目狙いダート 日中あまり活性が高くない! しかし潮目にはベイトが着いていてそこを通すとシーバスの反応はあるが喰わせきれない! そんな時はダートに限ります。 潮目に入る直前まで早巻、潮目に入ったら小刻みなリフトアンドフォールでダートさせましょう。 ダートさせると、潮目にルアーを滞在させられる時間が増え、それだけシーバスにアピールできます。 これにより、喰い気が浅いシーバスを無理矢理スイッチ入れさせます。 更に、リフト中に喰えばそのままフルフッキングに持ち込め、フォール中に喰っても、動作的に次はリフトすると体が分かってるので、反射的にフッキングが決まりやすいです。 3:ナイトゲームの明暗ショアジギ戦法 これは、ナイトゲームで橋脚等ストラクチャーで明暗がある所でのシーバスはいるんだろうけど、喰わない、、、そんな時の最終手段であり最終奥義です(笑) 橋脚明暗部にメタルバイブを撃ち込み、ボトムに沈め、ショアジギングかのように高速ジャークをして、リアクションで喰わせる荒技です。 この方法はシーバスがいれば答えは早いです。 私は、釣れない時の最終手段でよく使いますが、夜中、周りが激シブな中、最高で15分で3キャッチしました。 この釣り方のメリットは釣れる時は上記の様に短時間で最高の結果を生みます! デメリットは、皆さんお分かりの通り、ナイトの静かな釣りでそんな事するもんだから、シーバスがスレるスピードが尋常じゃ無く早いです。 後、遠くからでもわかる、周りからの「不審者がいるよ!」的な視線です(笑) あくまで、今日は釣れない、他のアングラーが近くにいない、最後に試してみるか!的な、最終手段とお考えください。 こんな1級ポイントで釣れなかった場合の最終手段! おすすめルアー プライアル メタルバイブ 前回も紹介したこちらを再度紹介! 上州屋やキャスティングで激安で販売されているあのメタルバイブです! 他のルアーの半額、または高いものに比べれば三分の一です。 飛距離は他のお高いルアーと遜色なくかっ飛びます! 巻き抵抗は比較的軽めです。見た目がちょっとコアマンipに似てるので、近いものがあります。 魚も普通に釣れます!(去年周りの1500円台の有名鉄板バイブより大爆発しています!) 多少塗装剥げが激しいけどそれは値段相応期待してはいけない。 塗装とフック錆強度は、激安中華ルアー以上国内メーカー以下です。 高いルアーが買えないお小遣い制アングラーの強い味方!(はい、私の事ですね。) ロストを恐れずガンガン攻めよう! ダイワモアザン リアルスティール こちらも1000円程度で買える高コスパバイブ! ボトム着底が容易にわかるタングステン製高感度タッチダウンセンサー搭載! 基本的に一度ボトムに落とす釣りなので、根がかり回避に一役買います! 飛距離も申し分なく、フック絡みも比較的少ないです。 巻き抵抗は重めです。早巻で大きめにハイアピールかと思います。 アイが2種類あり、後方のアイにつければシャローも果敢に攻められます! こちらのバイブは、プラス300円くらいでフルタングステンも販売されています。 小さめでも重くて飛ぶバイブをお考えの方いましたらこちらも候補に! タングステンなら40gながらサイズは他の26g台と一緒! コアマンip デイゲームはコアマンだ!! コアマンのルアーは基本的にデイゲームで猛威を振るいます。 こちらのipは、飛距離、アクション、喰わせ能力、シングルフックによるバラし軽減とハイスペックルアーです。 トレブルフックと比べ、バイトが乗りづらい場面がありますが、コアマンからはシングルフックが販売されているので、状況に応じて増やしてみましょう 巻き抵抗は比較的軽めです。 値段も1400円と他のプラグと比べると安いです。 夏のコアマンの実力はピカイチ! さいごに さて、今回は鉄板バイブの使用方法や、オススメルアーを紹介してきました。皆様の引き出しの一つになれば幸いです。 鉄板は他のプラグ系に比べれば安めに手に入ります。 根掛かりを恐れず果敢に攻めましょう! しっかり攻めて鉄板バイブで夏の数釣りを楽しみましょう! 鉄板バイブでスカッと大遠投! #{snippet[14]}

【オフショア】キャスティングのポイント-近距離アキュラシー編-
【オフショア】キャスティングのポイント-近距離アキュラシー編-
2021年09月23日 更新 釣りの基本

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はキャスティングのコツについて。前回は遠投編でしたが、今回は近距離編です。 下手ながらも、飛ばすコツや、注意点について説明していきます。どうぞよろしくお願いします。 もくじ オーバーヘッドキャスト サイドハンドキャスト ピッチング フリップキャスト スキッピング おわりに オーバーヘッドキャスト 本稿の前提となる条件は下図とします。 できる限りストラクチャーの近くに投げ込みたい。手返しよくやっていくために、この場合にやり得る手法の幾つかについて解説します。 まず、オーバーヘッドキャストですが、これは遠投と変わらない投げ方ですね。 前方、後方共に障害物がなく、魚が浮いているか沈んでいるかわからないけれどとりあえず投げてみる、という時に良いと思います。 放物線を描いてキャストする場合のコツというか目安は慣れている人であれば「なんとなく」で済むでしょうが、そうでない方は「撃ち込みたいストラクチャーとの中間地点が頂点となるような放物線を描いて投げる」を意識するとよいと思います。 図解するとこんな感じ。 ロッドのティップの方向は45度とします。これを一つの目安として、どのくらいの力をロッドにかけるとどこまで飛ぶのかを試しながら、着水位置をストラクチャーに近づけるイメージです。 あるいは、ルアーがきっちり見える場合であれば、ストラクチャーのそばまで飛ばし、サミングやフェザリングで止めて着水させる方法もよろしいかと思います。 これは簡単すぎて言うまでもないかもしれません。 【こんな時に】 ・自分の周囲にロッドのスイングを阻む遮蔽物がない時に ・ストラクチャーが複雑な構造でない時に サイドハンドキャスト 少し難易度が上がります。 頭上や背後に障害物があって思うようにロッドを振れない場合や、低く水平な軌道でルアー着水させたい場合に使います。 ボートシーバスなんかで穴撃ちをする際に最も使う手法だと思います。 ルアーの軌道はこういうイメージ。 テニスで言うところの順手(フォア)でも逆手(バック)でも、どちらでキャストしてくださっても大丈夫です。 コツは「ロッドをしならせる」ことです。慣れない方は腕を使って投げようとするかと思いますが、使うのは手首だけです。十分にロッドをしならせて、反発力でルアーが勝手に飛んでいく感じです。 全く力がいらないというか、むしろ力を込めようとすると軌道が狂ったり、ベイトタックルであればバックラッシュの原因になります。 言葉を尽くすよりも一本の動画の方が伝わる気がします。 これは練習しておいた方がいいと思います。サイドで投げれるようになると、原理として似たようなアンダー、フリップキャストにも取り組めると思います。 【こんな時に】 ・オーバーヘッドでのキャストが難しい時に ・低い軌道で打ち込みたい時に ピッチング ルアーを手で持ち、振り子のようにして撃ち込む方法です。 近距離であればルアーの重さのみで投げます。 少し距離を出したいのであれば、ルアーのフックを指でハサミ少しロッドをしならせて飛ばします。ボーアンドアロー、と呼ばれるやり方です。 なんならルアーを直接手で投げるのでもいい気もしますが。。。w 後者はともかくとして、近距離で正確に着水させるのに便利です。ボートシーバスでバースを撃つ際などには多用する技法です。 【こんな時に】 ・キャストするほどの距離ではないけれど、正確にルアーを落としたい時に フリップキャスト こっから一気に難易度が上がります。 これは覚えるととても便利です。が、どちらかというとオフショアよりも渓流などで使う技法です。 まずは動画でどうぞ。1:39頃から開始です。 オフショアなら滅多にないシチュエーションだと思いますが、乗り合い船で両サイドに人が居り、後方は船室の胴の間、みたいなところでキャストしなければいけないケースでは有用です。 また、岸壁の間にみよしを入れて撃つようなケース、両端は壁でオーバーで投げ用にもロープが張ってあるような場所でこそ効果を発揮します。アジングやボートシーバスだと稀にあるシチュエーションですね。 コツはここでもやはり「ロッドのしなり」です。 また、上記動画で辺見さんは軽々投げておりますが、タックルバランスが難しいです。ベリーまで曲がりこむロッドでないとやりづらいかと思います。 【こんな時に】 ・自分の周囲がロッドのスイングを阻む遮蔽物だらけの時に ・それほど飛距離は必要がない時に スキッピング これはですね、すごく難しいです。 バスフィッシングで、水面にせり出した木の下に撃ち込むような時に使う技法です。 オフショアならバース撃ちで使うことがあると思います。 こんなイメージですね。 4:30ころから神業が炸裂します。 要は、石でやる水切りをルアーでやるわけです。水面となるべく水平な軌道で、ルアーが何度もバウンドしながら奥へ奥へと進むわけです。 出来るようになるまでには結構練習が必要だと思います。 コツとしては 1)ルアーが水面と水平に近い角度で着水させる 2)うまくバウンドしたらロッドティップを上向きにしてラインを引き上げる 3)バウンドしやすいルアーを見つける という3点ですが、まず1)の水平に近い角度で着水させるのが難しいかと思います。練習あるのみ、ですね。。。 これが出来るようになると、ストラクチャーの穴撃ちゲームで抜群の釣果を引き出せるキッカケになると思います。 ただし、オフショアの場合、淡水に比べ水面が波立っており、それも大きく波立っており、うまくバウンドしないケースが多いように思えます。 様々な影響で奇跡的に凪いでいるような場合、サイドキャストでは届かないストラクチャーの奥の奥を狙うにはもってこいの技法です。 【こんな時に】 ・ストラクチャーの奥の奥を狙いたい時に ・キャスト技術を見せつけて周りに差をつけたい時に おわりに まとめてて思ったのですが、これらって全部バスフィッシングの技法なのですよね。 そしてオフショアで頻繁に使うのはやはりシー「バス」のボートゲーム。他はあんまり使わないかも。。。 ただし!!もちろん、練習が必要ですが、いずれも覚えておいて、身につけておいて損することはないと思います。 釣りに行きたいけれど、悪天候で出船できない休日などに練習してみてはいかがでしょうか。ではまた。 #{snippet[19]}

【サーフゲーム】アカエイで事故った話
【サーフゲーム】アカエイで事故った話
2021年08月18日 公開 釣行記

こんにちは。東北三浦イーグルスです。主に地元宮城のサーフで土日メインですが竿を振っております。 基本激混みなので場所に入れば同じ箇所に投げっぱなしの回遊待ち修行スタイル(笑) ところで、去る6月のとある日の釣行時に事件がおきました。今回の内容は、その際に同行者に命の危険が迫るまでに至った体験記になります。 もくじ 修羅場前の楽しい時間 修羅場 すぐ近くの病院のはずが。。 失神 おわりに 修羅場前の楽しい時間 とある6月の河口ナイトゲーム。 涼しい風が心地よく、一緒に来ていた友人と談笑しながら楽しい釣りの時間を過ごしていました。 表層付近にハクの群れも確認でき、シーバス狙いでフローティングミノーを投げるとすぐにフグが釣れ、平和な時間が流れていました。 そして何投目かで突然ドラグが出るアタリ。最初は良型のシーバスかと思いましたが、その引き方ですぐにアカエイとわかりました。 買ったばかりのルアーロストも嫌だったのでしばらくやり取りしてずり上げる手段を選択。見えたのは胴体部で60cm程のやはりアカエイでした。 リリース前提でしたので岸際から1mぐらいの所までズリ上げます。 「やっちゃいましたねー(笑)」なんて二人で笑いながら。。。今思えば完全にアカエイをナメてたと思います。。 修羅場 今年も何枚かエイを掛けており扱いに慣れているつもりだった私は、友人にエイの尻尾の付け根(毒針の生え際)と先端部をお願いし、自分は胴体部の3点間を足で抑え、暴れによる毒針突き刺しを回避しながら無事にルアーを外しました。 普段なら木の棒等を拾ってきてエイを移動していたのですが波打ち際はすぐそこ。 私はエイの3点間を足で抑えたまま数cmずつズリズリとエイを波打ち際まで引きずる事にし、友人と協力プレイで慎重に少しずつエイを移動させていました。 「毒針のとこフリーにすると針振り回すからそこは絶対抑えといて」 友人もそれなりに経験はあるだろうとは思いましたが念の為に注意を行い、波打ち際までもう少しの所での次の瞬間。。。 「ギャーーーー!!!」 突然友人が、持っていた竿をぶん投げると同時に恐ろしい悲鳴を上げました。 すぐに毒針に刺されたと察し足を見てみると、ウェーダーの足の内くるぶしの下に穴が空いており、そこから血が流れていました。 なんとか片足立ちは出来るようなので二人でどうするか話し、とりあえずは友人を抱きかかえながら車まで戻る事にしました。 車までは400m程でしたが砂の上の歩行、高い防潮堤の登り下りで相当長く感じました。 この時まだ友人の表情・顔色は多少しかめっ面でしたが大丈夫の様に見えました。 すぐ近くの病院のはずが。。。 車まで戻り私は二人分のタックルを片付け、友人は疲れと痛みからウェーダーを履いたまま地べたに腰を降ろしました。 「ウワッ!」という声と共にウェーダの中に溜まっていた大量の血がドバッと背中の袖口から溢れ出てきました。 「すぐ近くに◯◯病院があるのでそこまでたのむ!」 友人は過去にそこに世話になったことがあるようで、(私も少し安心して)ポリ袋を足に被せ彼を車に乗せて病院へ向かいました。 運転してすぐに、受け入れの確認電話を友人自身が横で行っていました。この時、顔色は少し白っぽくなっていました。 「23時以降は外科の受け入れやってないって。。」 「受け入れ可能な場所が分かるサービスの番号へかけろ言われたわー」 それは電話#7119救急安心センターなるもので、友人は呼吸が少し荒くなりながら、とりあえず電話をかけてみるも混んでいたのか、なかなかオペレーターに繋がらずまったくの役立たず。 車は走らせているもののどこへ向かえば良いかわからなくなっていました。 一旦車を止め二人でスマホ検索を行い、電話をかけ、やっとの事で受け入れ可能な病院を見つけましたが、この時友人の顔は青っぽくなり唇の血色も悪くなっており、正直ちょっとヤバイと感じました。 刺されてから40分は経過してました。 そこから10分程で病院へ到着する最中の会話。 「あの場で119すればよかったね。。」 「判断色々ミスりすぎましたね。。」 友人との間に重い空気が流れました。 失神 やっと病院につき友人はすぐに問診を受けていましたが、肩で呼吸をして顔はもう真っ青でした。 血圧が低下しすぎて測定不能に。測り直す最中、突然頭が前へ下がり痙攣をおこしそのまま失神するという最悪の事態が起こります。 お医者さんと4人がかりで急いでストレッチャーに乗せ、手術室へ運ばれていきました。 (このまま亡くなってしまったらどうしよう。。後遺症が残ったらどうしよう。。) 友人へ本当に申し訳ないことをしてしまったと後悔しました。 おわりに 友人は幸いにも2日で退院することができましたが、今回は私の誤った判断で友人を死の危険にさらしてしまいました。 読者様にこの経験から伝えたい事としては。。 1.エイと判り、エイを釣り上げる目的がなければラインブレイクさせる等して陸へ上げない 2.もしエイを釣り上げてしまったら手や足で触ったり抑えたりせず、毒針が当たらない範囲から針外しを行う(フックのスプリットリング外しや切断でもOK) 3.針外しが難しければ、魚体にある程度近い所でラインを切る 4.リリースの際はギャフや長い棒や木を使う 5.エイに刺されたら大小問わず119番する 大した事ないだろうと対処を怠るのは本当に危険です。 【おすすめのアカエイ対策ギャフ】 ラパラプロガイドフィッシングギャフ(Rapala PRO GUIDE FISHING GAFFS) ラパラから発売されているハンディータイプのギャフ。先端はステンレス&柄部分は超軽量のアルミ製で錆に強くMAX60㎝までの伸縮機能搭載。 ギャフの先端が尖りすぎていないのも安全性的にヨシ!アカエイをなるべく傷つけずにリリースする方法として、アカエイの鼻に掛けたり、ギャフの内側に胴体を引っ掛ける感じで少しずつ移動させリリースしましょう。 お値段は3,400円前後で購入できます。針先もヨシ!!(笑) いかがでしたでしょうか。今回の体験談で今一度アカエイの危険性について再認識頂けますと幸いです。(アカエイの詳しい生態についてさらに知りたい方はwikipediaで確認してみてください。) 読者様に素晴らしい釣果が訪れますように。 最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。 #{snippet[10]}

【オフショア】ルアーカスタムは効果あり?
【オフショア】ルアーカスタムは効果あり?
2021年08月17日 公開 タックル

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はルアーのカスタムについて。カスタムというか小細工について少しお伝えしようと思います。どうぞよろしくお願いします。 もくじ はじめに フックカスタム カラーカスタム ぺたぺたカスタム おわりに はじめに ルアーフィッシングって、その場所に魚が居なければ釣れないですよね。いや、当たり前か。でも、魚が居さえすればあっさり釣れる時が多いかと思います。 では魚が居れば絶対に釣れるのか、というとそうでもなく、居るのに釣れないほど辛いことはないと思います。 そこで、どんな時に釣れないのか?を少し考えてみますと。。。 ・魚がルアーに気づいていない→アピール不足 ・魚がルアーをバイトしたいと思わない→バイトしたい気持ちとルアーが微妙にずれている 概ねこの二つに大別されるのではないでしょうか。 遊漁船って大抵魚がいる場所に釣れて行ってくれます。流し方が悪いので釣れないとかは(それはまぁたまにはあるかも)しれませんが、釣れるはずです。 そんな時に釣れない、バイトまでのあと一押しが欠けている、というのは釣り人側の責任ですよね、きっと。 もちろん、潮が悪くて魚がやる気がない、とかもあるんでしょうけれど。。。なんか留保が多すぎて恐縮ですw まぁ、なんにしろ、釣れない状況は打破したいわけですし、釣れてるのならより釣れる状況に移行できればいいことは多いでしょう。 今回は、その「あと一押し」をなんとかできるかもしれない、魚にルアーを見つけてもらう(ことができるかもしれない)、魚がバイトしたくなる(かもしれない)小技中の小技についてお伝えします。 フックカスタム まずはフックです。オフショアの大型ルアーは大抵フックが付いていない状態で売られています。 こういう状態ですね。そして推奨されるフックサイズが書いてあるケースが多いです。 ST56#3/0が推奨されています。 メーカーによっては推奨のスプリットリングのサイズまで書いてある時がありますね。この「推奨」は、きちんとテストされて、このバランスがいいですよ、というメーカー側の誠意の証かと思います。 こっから先、やや暴論なのですが、推奨通りのセッティングが基本ですが、むしろ裏セッティングというか闇セッティングというか、イレギュラーの方がいいこともあったりするんではないでしょうか。 例えばなのですが、こんなのがありました。 コイノボリポッパーの180です。水平に浮きます。推奨フックは3/0or4/0、とのこと。 これを使っていた時点での釣れ方の特徴としては、垂直浮きのルアーの方が反応が良かったのです。なので、強制的に垂直浮きになるようにフックを調整しましたのが上記画像。 フロントがst56-3/0、リアがst66-3.5/0で、重さはそれぞれ5.96gと8.5gと、無理くりリアヘビーにし垂直浮き化しました。単に重さだけを変えるのならst56-4/0にするのも一案でしたが、リアヘビーを強めに出したいことと、フックサイズをそれほど変えたくなかったためこうしたセッティングに落ち着きました。 問題はまだ使っていなくて結果がわからないこと、です。さらなる問題はコイノボリポッパー自体でまだ釣れていない、ということなのですが。。。 基本はメーカー推奨のセッティングとしますが、ケースによってはフックやスプリットリングで泳ぎを微調整することは可能ですので覚えておくと良いと思います。 ただ、バランスをあえて崩すのはあくまでも「基本」を押さえた上でのことだと思います。わからないままデタラメなセッティングをしてしまうのは最悪というか論外だと思います。 フックはもう一点、重さではなく、サイズがあります。カルティバのSTシリーズ、ST◯◯の数字が上がると軸が太くなります。刺さりにくくなる一方で頑丈になります。 最初からフックが付いている状態で売っているルアーの中には、対象魚によってフックが小さすぎてフッキングしづらいものがあります。 ですので、魚に合わせてフッキングしやすい大きさに変えておくのがベターかと思います。 カラーカスタム ルアーの色、トップのプラグは正直なんでもいいと思っています。 魚に似せるのが王道な気もしますけれど、バイトの瞬間にベイトがどんな色をしていたかは、擬態したり怪我していたりもあったりするだろうから誰にもわからないと思うからです。 例えばイワシは怪我をするとメガバスのヒートイワシ、という色そっくりになったりします。 半死半生になっているイワシを初めて見た時、このカラーに酷似しており、「よく観察しているなぁ」と感心したものです。 これは酷似してしまった好例ですが、通常であれば捕食者側が何をカギにして何を捕食しているのかはわからないと思います。 ベイトがイワシなのか、小サバなのかはわかりにくいですし、ベイトが特定できてもキーになるのがベイトの色なのか形なのか、あるいは単なる気分なのかは誰にもわからないのではないでしょうか。 ですので、ヒートイワシとは少し矛盾するかもしれませんが、少なくともルアーの色はなんでもいいと思っています。 そう思う一方で、やたら特定の色に反応が偏る時があるのも事実としてあります。 プラグのみならず、ジグやワームでも偏りは発生すると思いますし、むしろトップ以外の釣りの時に色の影響が大きい気がします。ですので色について少し調べてみました。 タイラバはラバーの色でずいぶん釣果が変わる気がしますね。 色は光の反射によって発生し、反射の波長によって水に吸収されてしまいます。波長の長い色ほど吸収されやすい≒色を失うのが早い、ようです。 波長の長さは赤→オレンジ→黄色→緑→青→藍→紫となっており、一説では赤は10mくらいで黒っぽく見えるようになってしまい、青も150mくらいで吸収されてしまうようです。 ということは深いところではみんな同じ色に見えているのでは。。。?? 加えて、魚は網膜では色を識別できるものの、脳が小さすぎて色を判断出来ない、という話を聞いたこともあります。真偽は定かではありませんが。。 以上から判断すると、魚はそれ(ルアー)が何なのかわからないにしろ、物体として判別できる色とできない色くらいはありそうです。 そして色がついていることで見える物体と、見えないけどそこにあることがわかる物体など、ルアーは幾つかのパターンにわけて考えることが出来そうです。 大きく関係する、と言いつつもその関係性がどうなのかということを具体的かつロジカルに説明できず申し訳ないのですが、状況証拠から色は関係ありそうですね。 ただ、ルアーの色は結果論であり、その時釣れていた色が良かった色、と考えるのがベターな気がします。 と、閑話が長くなりましたが、持っているルアーの色を強制的に変えてしまうというのは緊急避難的にありだと思います。 ジギングであればマッキー等でその場で色を塗ってしまう、というのがそこそこ有名ですね。 当然、太い方が塗りやすいです。後でシンナー等、なんらかの溶剤で拭けば落ちそうな気もしますが、応急措置なのでしょう。 ぺたぺたカスタム グローやホロシート、アワビなどのシートをぺたぺた貼っちゃうカスタムです。 暇すぎる時期に、タイラバのヘッドにアワビシートを貼って遊んでいたことがあります。 こんな感じ。 製作があまりに面倒なのでもうやっておりませんが、まれに炸裂することがありました。理由はわかりません。 ジグでも炸裂を期待してカスタム。これはなまらジグ175gです。 色の影響が少なくなる水深50m程度影響が出るのなら、これは結構アリなカスタムかもしれません。むしろ、比較的光が届きやすい位置での釣りであれば、有効な気がします。 特に太陽光が強い時に、水面で光を反射しやすいカラーパターンにバイトが集中する時などは良いかもしれません。 魚から見える腹側にアワビシートを貼ってみたGPCルアーのサーペンポップ。釣果はまだありません。というか使えてすらいない。。。 また、グローですが、塗料よりもシールの方が強力なようです。 下のジグ、ドットの色が微妙に違うものがグローシールです。 蓄光力?なんていう言葉があるのかはわかりませんが、塗料とは明らかにパワーが違います。光過ぎればいい、って話でもないでしょうから、効果のほどはわかりませんが。。。 また画像のグロースポットですが、革製品の穴あけ機で作成したものです。紙に穴をあけるパンチ機などでもグローシールは量産できます。 これらのシート系、貼った後は凹凸がありますし、剥がれやすいと思います。 ホロやアワビは、貼った後にウレタン塗料にどぶ漬けすることでコーティングした方がいいと思います。 どぶ漬けでなくとも、クリアのマニキュアを塗る等でもいいと思います。手持ちのルアーをちょっとカスタムすることで釣果があがるかもしれません。 おわりに 代表的?なのかは正直わからないのですが、こんな感じで小技を効かせられるかもしれませんよ、というアイディアを幾つか紹介しました。 これが釣果につながるかはわかりません。たとえ釣れたとしてもこの小技の影響なのかはもっとわかりませんw が、しかし、能動的に釣果に近づくための努力としてはアリなのかな、とも思えます。 たくさんルアーを買い揃えて、何回も釣りにいく、という努力の方向性の方が正当な気もしますけれど、一工夫で魚を手繰り寄せた感は格別だったりします。もしかしてこれをチートというのでしょうか。。。 道具に一工夫するのが好きな方、レシピ通りではない自分だけの味わいを求めて料理に余計な手間を加えてしまうような方にはオススメの暇つぶしかと思います。 #{snippet[19]}

【ライトゲーム】バス用ワームはソルトでも通用するか??
【ライトゲーム】バス用ワームはソルトでも通用するか??
2021年08月16日 公開 タックル

こんにちは。ルアーでいろんな魚を釣るぞー!です。 さて、冒頭から少し固い話になりますが。。。 ルアーは当然ですがその魚の食性に応じて作られており、さらにある程度魚種ごとに分けられています。 ですから釣具屋に行けばバス用、ソルト用、エリア用などとと大きく分けられておりソルトはその中でもいくつかに区分されているのが一般的かと思います。 私はソルト中心ですが釣具屋に行くと勉強の意味も含めて淡水、海水のどちらのエリアも見て回ります。 そこでいつも思うのがソルトに比べてバスの方がルアーが多様だということです。1魚種でこれだけ多様なルアーがあるのは多分バスだけではないでしょうか。 それだけブラックバスが釣魚として魅力があるということなのでしょうか。 そのためソルトでは見ないような形状、使い方のものも多く興味が湧きます。しかし中には「これは絶対ソルトでも使えるでしょ!」というものもあります。 そこで今回は基本バス用に開発されたものをソルトで使用し、その結果をお知らせします。 もくじ KOBUSHI(コブシ)  SIGNAL FLATERRIS(フラテリス) ISM TAILLESSGRUB(テールレスグラブ) ゲーリーヤマモト おわりに KOBUSHI(コブシ)  SIGNAL KOBUSHIのSIGNALです。見ての通りカニワーム。 ソルトで釣ってる人から見たらどう考えても「クロダイワーム」ですが開発コンセプトは「デカバスはカニを食べてる。」ということのようです。 でも「カニ」と言えば「クロダイ」。ということで使用してみました。 結果としては期待したクロダイは釣れませんでしたがカサゴは普通に釣れました。起用したジグヘッドは尺ヘッドの5g。岸際にフォールさせ、リフト&フォール。この日は着底直後に当たるパターンが多かったです。 高評価ポイントとして形がリアルで、それだけでテンションが上がりますし、素材が固めに作られていてワームの消耗が少ないことが挙げられます。 このワームの課題 値段が高めで4個で935円。1個約233円はちょっと高い。。。 同じカニ型ワームのマルキューのパワークラブ蟹は素材が脆いので消耗度は上がりますが価格は安い。。。どちらにするか迷うところです。 クロダイが釣れなくても根魚でイケる! FLATERRIS(フラテリス)ISM ISMのフラテリス。「これはソルトでも絶対釣れそう!」そう思って手に取りました。 5.5インチと3.5インチがありますが今回は3.5インチ。使用したリグは2.5gのラウンドジグヘッド。キャストして底を取りリールを2回巻きテンションフォール。 こんな感じで誘いをかけると1投目からヒット!釣れた魚はカサゴ。今回の中では最も感触が良かったワームでした。 特徴として3.5インチでボディ部分がかなりボリュームがありますが腹から尾鰭にかけて大きく絞ってあるので全体的には大きさを感じさせません。 また、一見、尻尾はあるけどピンテールかな?と思わせますが実はシャッドテールになっており、引くと水をかき混ぜアピールします。 さらに写真では分かりにくいのですが魚の顔も造型されていて私は使う際にセコく目玉をマジックで書いて使ってます。。。 このワームの課題 このワームも価格です。6本入りで800円(税別)はやはりちょっと高い。。。 価格は高いが安定感は抜群!(3.5インチを丸飲み) TAILLESSGRUB(テールレスグラブ) ゲーリーヤマモト バスマンなら誰でも知ってる定番ワーム。 通称「イモ」ですが、このシルエットは絶対根魚に効くはず!使用したサイズは50。 釣行日は日中だったのでラウンドヘッドのジグヘッド(2.5g)で使用しました。 釣れた魚はカサゴ。着底直後にガツガツという激しい当たりでこのワームが好きな様子がよく分かりました。 比重が重い素材なのでノーシンカーでもキャストに問題はなく、夜釣り等でノーシンカーでの表層引きでのメバルにも期待が持てました。 またサイズも3種類あるので状況に応じてセレクトすると良いでしょう。10本入りで980円(税別)なので今回の3種の中では最もコスパが高いことは利点です。 このワームの課題 このワームは素材が脆く、手返しの良さが求められるライトゲームでワームの交換がついて回ることが欠点です。特にテキサスリグやノーシンカーリグでオフセットフックを使用する際にはワームの口の部分が壊れやすいのでワームの長持ち具合を考えればジグヘッドでの使用を勧めたいです。 イモワームは釣れるがワームが脆いのが欠点。。。 おわりに いかがでしたか?ソルトだからソルト用のワームというチョイスではあまりにも当たり前で楽しくない。 魚の気持ちになって色々考えてイマジネーションを膨らませて。。。釣具屋に行く時の楽しみがまた増えてきますよね。 ルアーでの釣りの面白さはこんなところにもあります。ぜひ皆さんも自分だけの秘密のバスワームをソルトて使ってみてください。 自分の戦略で爆釣したらほんとに嬉しいですよ!ということでこの企画は今後も続けて行きたいと思います。 では楽しいバス用ワームが見つけたらお会いしましょう。それではまた。 #{snippet[12]}

【オフショア】ルアーセレクトの勝敗ポイント
【オフショア】ルアーセレクトの勝敗ポイント
2021年08月21日 更新 釣りの基本

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回は釣果を分けるルアーのセレクトについて。釣果は実は現場ではなく準備で半ば決まっているようなことって結構あると思います。 オフショアの現場で時会を外さないために心がけていることについてお伝えします。参考にしてみてください。 もくじ 「釣れない」の種類 「釣れない」の種類について詳細分析 ボウズにならない、チャンスを逃さない三つの対策 おわりに 「釣れない」の種類 よく釣りをされる方であれば、特にオフショアでは以下の経験をお持ちではないでしょうか? 0.誰も釣れない 最悪ですね、これ。そしてまぁまぁありますよね。が、もしかすると一人勝ちのチャンスだったかも。。。 1.周りは釣れているのに自分だけ釣れない 結構ありません?これ。そしてすごく置いてきぼり感を感じません? ここで深く考えずに「運が悪かった」「たまたまだ」と思えるのであれば、釣り運は悪いかもしれませんが、己の人生に不要な悩みを紛れこますことがなくて逆に幸せかもしれませんね。 そして、ある一定の割合の方は釣れなかった「なぜだ」を考えるのではないでしょうか。 これはフックが悪かったです。腕じゃなくてフックです。フックがあってませんでした(必死) 他には次のようなパターンもありますよね。 2.同じ釣り方をしているのに自分だけ釣れない これも辛いですよね。ある程度やられている方であればここまで来ると諦めがつくのではないでしょうか。そして諦め感が落ち着いたら「なぜ」を考え始めると思います。 このメンツでなぜぼくだけ釣れなかったんだろう。。。 さらに辛いのは以下の状況ではないでしょうか。 3.同じルアーを使っているのに自分だけ釣れない 知らない人ばかりの乗り合い船だと案外、他の人のルアーを知ることなく終わってしまいます。 一方、仲間内だと誰がどんなルアーで釣ったかはすぐにわかります。これを知ってしまったりしたら、自分が不具者のように感じてしまったりしませんでしょうか。 これらの問題について、ちょっと原因や対策について考えてみようと思います。 「釣れない」の種類について詳細分析 CASE0.誰も釣れない 何回も続くのであれば神社なんかでお祓いしてもらうのがいいかもしれません。 CASE1.周りは釣れているのに自分だけ釣れない 原因として考えられるのは、三つです。 1.ルアーの選択を間違えている 2.釣り方を間違えている 3.やる気がないあるいは前世で魚に酷いことをして嫌われている こういったところでしょうか。2の釣り方は長くなりそうなので別の機会に、3のやる気はご自身でなんとかしていただくとして、問題はルアーの選択ですね。 ピンクに偏り過ぎてたんじゃないですか? 手っ取り早いというか当たり前にやるべきなのは、周りを観察する、場合によっては使っているルアーの銘柄を聞く、です。 持っていたらそれを使えば問題の大半は解決できるはずですね。お疲れ様です。 問題は持っていなかったら。。。ですね。お疲れ様です。これの解決策は後述します。 CASE2.同じ釣り方をしているのに自分だけ釣れない 実際、先日発生したケースなのです。キハダキャスティングで4人釣行。ぼく以外の3人は着水ヒットでサクサク釣っています。 原因として考えられるのは、二つくらいでしょうか。 1.キャストの回数と飛距離→魚にルアーを見せる回数が少ない 2.ルアーの選択を間違えている このあたりかと思います。キャストの回数はやや少なかったかもしれませんが直接の要因とは考えられません。飛距離も問題なし。アクションの付け方も要因たり得る話ではありますが、当日は着水ヒットがほとんど。 ということはルアーでしょうね、これは。 腹が白いルアーがよかったようなのですが。。。持ってなかった。。。 CASE3.同じルアーを使っているのに自分だけ釣れない これが一番の地獄ですね。原因として考えられるのは、これも二つくらいでしょうか。 1.キャスティングならフックや金具あるいはリーダー等のセッティングの相違、ジギングならアクションの付け方やキャスティング同様にセッティングに問題あり 2.何かに呪われている あたりでしょうか。 呪い、マジで怖いです。勘弁して欲しいです。日頃の行いに気をつけたいものです。ここについてはまた機会があれば取り上げたいと思います。 まぁ、0と3は仕方がないとして、問題となるCASE1とCASE2ですが、ポイントとなるのはルアーでしょうね。いずれも「ルアーの選択を間違えている」疑惑が濃厚です。 そこで、選択を間違えないためにすること、解決するための作戦をいくつか考えてみようと思います。 ボウズにならない、チャンスを逃さない三つの対策 策1:段取りをしっかりする 上記CASE1、CASE2の場合であれば、事前の情報収集が全てだと思います。 当たり前ですが、まずは当日乗船予定の船長に、ベイトのパターンを聞く、および直近数日で釣れていたルアーについてしつこいくらいにヒアリングすべきです。 ヒアリングは前日の一回だけだとルアーの手配に対応できないケースもあるでしょうから、予約した段階でまず聞く、二日前くらいに重ねて聞いておくべきだと思います。 また、仲間内でいくのであれば、これまたしつこいくらいに持参ルアーを相互確認すべきだと思います。 ぼくの場合、一緒にいく人がみなさん釣りウマで、ぼくが持っていないルアーを多数持参されることが結構あります。 友人が持っていく予定で良さそうなルアー、自分が持っていない場合、そのものを入手するのは諦めることがあるにせよ、同じジャンルのルアーは持っていくようにしたりします。 ただ、釣れるパターンが不明な場合は、全員が同じような、かぶったルアーを持っていっても仕方ないかもしれません。ある人はポッパーを、ある人はダイペンを、といったように、各人で主力ルアーのジャンルを分担するようにすると、当日の全員の成果が上がりやすいと思います。 チーム戦ですね、これは。 策2:誰よりも釣りにいく 言うのは簡単だけど、結構というか相当難しいですね、これは。でも一番効果があります。 釣りにいく回数が増えれば自然とルアーを使う回数と失くす回数が増えます。当たり前ですが。。。 これにより「釣れるルアー」と「釣れないルアー(の使用済み在庫)」が増える現象が起きると思います。 このサイクルに入れると、自分の中にルアーマップが出来てくると思います。 マイ脳内ルアーマップが出来上がると、このパターンではこのルアー、といったように、自然と手持ちルアーを類型化出来てくると思います。そして無駄な買い物が少なくなると思います。 とも思いますが、ウェイト違いとかカラー違いで釣れるルアーを攻め始めたり、無駄ではないものの出費は増える気もします。 決して無駄ではない、コレクターでもない、そう信じたい。 マイ脳内ルアーマップが出来ると、過去このルアーで成果があった、あるいはさっぱりだった、という引き出しが増えます。 新たにルアーを配備する際も経験に基づいた「勘」が働くようになると思います。 策3:誰よりもルアーを買う 策2とやや矛盾してますし、「アホか」と思われるかもしれませんが、結論はこれな気がします。これがルアーセレクトで外さないための一番の近道。 これを1年続けると大抵のルアーはカバーできると思います。 3年続けたらこうなりました。もっとありますが。。。 ぼくの周りは重度の中毒者が集まっているのか、みなさんよく買ってます。 釣行の際、船中で成果が出たルアーで持っていないものがあればみなさん大抵、港につくまでに手配している気がします。 ただ、これを実行するには油田をいくつか持っている等、特殊事情が必要で、財布へのダメージが大きく実践できる人は多くないかもしれません。 だがしかし、引き出しを増やすにはこれが一番シンプルな策かと思います。 策4:上手い人と友達になる 2と3はさすがに無理だなー、という人はこれです。自身で経験出来ないのなら、上手い人の経験と判断をパクってしまう作戦。超絶上手い人と友達になる作戦、です。 幸いなことにアングラーズでは上手そうな人が釣果をあげてくれています。コメント欄で質問し仲良くなっちゃいましょう。 ただ、これにも問題があって、ビッグゲーム等、人口が少ない釣りだと上手い人どころかやってる人自体がそもそも少ないですし、特殊なルアーを使っているケースが多い気がします。 GTとかマグロであれば、カーペンターのレアなルアーとか、どうやって入手したの?というパターンですね。 そうしたケースは真似もしづらいでしょうから、まずはシマノやダイワ等、比較的入手しやすい大手メーカーの製品ばかりで超絶釣っている人を見つけたらぜひ友達になってください。 他人の時間と知恵を活用させてもらえて、ルアーセレクトを学ぶ一番の近道になると思います。 終わりに お疲れさまでした。一般論というか当たり前の話ばかりですが、これらをコツコツ続けるのが一番難しいのですよね。 ルアーの特性をきちんと記憶に止め、よかったルアーは忘れないうちに配備する心がけが一番重要だと思います。騙されたと思って、まずは釣りに行かなくても毎月なんらかのルアーを買う、というのをやってみてはいかがでしょう。 おそらく釣りも上達すると思いますよ。もちろん、散財になりかねませんが。。。wではまた。 #{snippet[19]}

【ライトゲーム】ライトゲームにおけるビッグワームの有効性について
【ライトゲーム】ライトゲームにおけるビッグワームの有効性について
2021年08月30日 更新 魚種や釣り方

こんにちは。ルアーでいろんな魚を釣るぞー!です。 先日、ある釣り場でカサゴの爆釣がありました。 その時「これはチャンス!」とばかり様々なルアーを試したのですがどれでも釣れる…。 そこで、ふと考えました。 「最近小さなワームばかり使ってるけど活性が高ければ大きなワームでも釣れるのでは…?」 ということで時合いの魚はワームのどのサイズまで食ってくるのか?」を試してみました。 ちなみに私はライトゲームなので大きいと言っても4インチ程度までですけどね…。(それ以上だとライトゲームではなくなりますので…(^_^;)) なお、釣り方はいずれも①キャスト②底を取る。③1〜2回糸を巻く。④テンションフォールさせ再び底を取る。この繰り返しです。試した結果は以下です。 もくじ 3インチワーム 4インチワーム まとめ 3インチワーム 使用したワーム:ハゼドンシャッドsw3inch(メガバス) カラー:クリアレッドゴーストシャッド 釣れた魚・サイズ:カサゴ15㎝〜25㎝(合計14匹) 使ってみて:この程度のサイズだと特に魚は選り好みしないで食ってくる印象でした。 極端に言えばワームとほぼ同じ大きさの魚もヒットするのです。そのことからフィネスなワームとの使用時の違いをあまり感じることができませんでした。 むしろ大きいため、アピールが高い、重さがあるのでキャストしやすいという利点の方が大きく感じられました。 3インチワームは魚の大きさに関係なくバイトしてくる! 大きめワームでやる気のある魚を素早く探そう 4インチワーム 使用したワーム:チビアダー(deps) カラー:ホワイト&クリア/シルバー 釣れた魚・サイズ:22〜23㎝(合計7匹) 使ってみて:残念ながら釣れた魚の最大サイズは小さくなってしまいました。 しかし最小が22㎝と大きくなっています。実釣場面ではキャスト後は3インチと変わらずゴンゴンと当たりはありますが、ヒットまでは至らないことが多くなりました。 多分ヒットしなかった当たりは小物なのだと思われます。その結果大きめの魚だけがヒットにつながったように思います。 またヒットに持ち込めなかったのはワームの大きさだけではなくジグヘッドの最近の傾向にもあるように思います。(このことについては次の機会に書きたいと思います。) 4インチワームでも当たりは頻発でした。 4インチワームは小さい魚はヒットまでなかなか至らない。 まとめ 最近のライトゲームのワームの主流は2インチ以下のものが多いように思います。 それにより小さな魚をヒットに繋げることができるようになりました。 でももしかしたらそれは大小の区別なく乱獲している状況なのでは? 大きめのやる気のある魚を短時間で見つけるためにはアピールが強くキャスタビリティーに優れる大きなワームを投げた方が良いのでは(その場所のベイトの大きさも関係すると思いますが…)?ということです。 初めから小さなワームでコンタクトするのではなくサーチベイトとしてビッグワームをまず投げる。 そして反応が得られなければワームのサイズを下げるという流れの方が良いと思います。 流れは①ビッグワーム➡️②ダート系➡️③ストレート系という感じです。ぜひお試しください。 ではまた。 #{snippet[12]}

【オフショア】キャスティングのポイント-遠投編-
【オフショア】キャスティングのポイント-遠投編-
2021年08月18日 更新 釣りの基本

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回はキャスティングのコツについて。オフショアの重たいルアーだと初めての方は戸惑うばかりだと思います。 下手ながらも、飛ばすコツや、キャスティングの際の注意点について説明していきます。どうぞよろしくお願いします。 もくじ キャスティングとは ロッドについて ラインとルアー リールについて おわりに キャスティングとは キャスティングとは当たり前ですが、「ロッド」を使い「リール」に巻かれた「ライン」と「ルアー」を投げたいポイントに飛ばすこと、です。 お気づきになられたかもしれませんが、太字のとこが要点です。そして今回は遠くまで飛ばすことを主眼においてお伝えします。 「リール」は、というと、オフショアキャスティングの場合、どちらかというとスピニングリールが多く、操作に関してはそれほど難易度は高くありませんので、優先順位は低め、です。 でもリールに関しても後ほど少し説明しますね。 ロッドについて ピストルってあるじゃないですか。トリガーを引いて、薬莢の中の火薬を爆発させて、その爆発力で弾丸を飛ばす仕組み、です。 これをキャスティングに当てはめると 爆発力:ロッドの反発力 弾丸:ルアーとライン と考えるとわかりやすいでしょうか。それとも却って混乱するでしょうかw 要は、キャスティングとは、ロッドの反発力を使ってルアーとラインを飛ばす、のです。それも遠くに、です。 さらに言えば、飛距離優先の時はそれほど重視されないかもしれませんが、ルアーを届ける場所、これも要求されます。 飛距離に正確さが加わると鬼に金棒、です。 反発力の出し方 遠くに飛ばすに当たって必要なのがロッドの反発力です。 ロッドがどのくらいしなって、どのくらいの速さで復元し、その過程でどの程度の反発力を生み出せるかがルアーの飛距離を決めます。 初心者あるあるとして、もちろん僕もそうなのですが、ロッドにルアーの重みをしっかり載せれていない、というのが最初の躓きのポイントだと思います。 画像では、ルアーがロッドに固定されていますが、この状態でルアーが射出されたと仮定します。 この場合、赤い矢印のような軌道を描くのが理想的だと思います。この軌道が長いほど、ロッドにルアーの重さが載る時間が長くなり、ロッドの反発力を生み出すことが出来るようになります。 ルアーを思うように飛ばせない人の特徴として、この軌道が極端に短いケースが多いと思います。 急ぎ投げねばならない時もあるでしょうけれど、飛距離を稼ぐにはこの軌道を長くすることを意識しましょう。 では具体的にどうするか?? 右利き、左ハンドルの場合ですが、上記のようにそれぞれの位置で、何が発生するのかを意識すると良いと思います。 まずロッドを海面と水平に掲げあげ、右手で押しつつ、左手を引き込むイメージです。ついつい利き手に力が入りがちですが、この場合、右手はあくまでも支点であり、初速をつけるために多少力は使いますが、左手を引き込む動きに集中するとうまく投げれると思います。 また、ロッドは水平と書きましたが、ルアーの重みが載る時間が長ければ長いほど反発力は生み出せると思います。 ですので、上記画像ではロッドの軌道は180°になっておりましたが、下図のように270°くらいまでに出来るのであればより飛距離は出る、はず、です。 ですが、関節の可動域を超えてしまう場合や、背後に障害物があったり、船の構造上このような軌道を描きづらい場合もあると思います。 後ろに障害物・遮蔽物がないのであれば、キャストと反対側の舷にルアーを出してしまい、海面に浮かべた状態から振り抜くと最も飛距離が出ると思います。 こんなイメージです。 左右逆になりますが、キャストのスタート時点ではこんな感じになります。 条件付きとなりますが。 諸条件にあわせ、ロッドの位置、たらしの長さを調整する必要はありますが、一番心がけるべきは「円の曲線に近い綺麗な弧を描く軌道で」「ロッドをしならせて」キャストする、です。 大事なことなのでもう一回言います。ロッドをしならせて!! オフショアビッグゲームのタックルはおおよそ1kgを超えます。これを力任せに振り回していても疲れるばかりです。。コツを掴んで省エネ体制を築きキープキャストしましょう。 イレギュラーケース 人が多かったり、背後に障害物がある場合、アンダーハンドで投げなければなりません。 この場合も「ロッドをしならせ反発力を出す」という点はオーバーヘッド同様です。アンダーの場合で難しいのは、ロッドの可動域が制限されてしまうことです。 こういう状況です。コツはグリップエンドを出来るだけ高い位置で保持し、ロッドの軌道を最大限長く出来る瞬間と場所を探すことだと思います。 波の上下で、穂先と海面との位置も変わりますので、振り抜く軌道を一番長く取れる瞬間を見つけてキャストすることとなります。 この際、たらしは短めでなければコントロールが難しくなります。 アンダーの場合はオーバー以上に瞬間の反発力を生み出す必要があり、それを出来るかどうかが鍵となります。難しいですが、慣れだと思います。 正確性について(キャストの方向) その時点での体調で体の使い方にクセが出ると思います。例えばキャストしたルアーが右にそれることが多ければ体の向きを気持ち左向きにする、そもそも左を狙って投げる、等で修正出来るかと思います。 それでもうまく行かない場合、グリップエンド側の持ち手の肘が向いてる先がルアーが飛ぶ方向の指針になります。 飛距離は出るものの、思い通りの方向に飛ばないような場合は肘の向きに気をつけてみてください。 ラインとルアー シイラの回でも書きましたが、ラインは細い方が抵抗が少なく、飛距離は出ます。 ただし、許容値を超える細さではトラブルの原因となります。ロッドの強さ、ルアーの重さとラインの強さがマッチしていないとトラブルの元になります。 ロッドにはルアーとラインのキャパシティが記載されているケースが多いです。まずはこの範囲内でバランスを整えましょう。 PEは5-6号、ルアーは110gまで。それ以上になるとよくないことが起きそうです。 ルアーですが、密度の高いものの方が空気抵抗が少なく飛距離が出ます。タングステンのメタルジグなんかはよく飛びますね。 逆に大きめで比重の低いプラグタイプは空気抵抗が大きいせいか、飛距離が損なわれます。 この場合、そもそもプラグのサイズを大きくする(≒重量をあげる)といった微調整が必要です。 が、小手先の対策となりますので、ここはやはり、ロッドをしならせてルアーを弾き飛ばす技術を磨くのが一番の近道となりそうです。 リールについて スピニングリール、ベイトリールともに、キャスト時にはサミングし、ラインの放出量にストップをかけることが必要になります。 サミング、ですが親指でスプールを押さえるためサミングと呼ばれます。ベイトリールはそれで良いのですけどもスピニングリールの場合、親指よりは人差し指の方がスプールを押さえやすいので本当はフェザリング、というらしいですね。わかりづらいので、一旦は両方サミングと呼びます。 サミングの必要性なのですが、ベイトリールの場合、ルアーが着水するとルアー&ラインチームには急ブレーキがかかります。 かかりますが、スプールは止まらないままです。この回転も止めないとラインの放出は続くことになり、バックラッシュが発生します。 これを防ぐためにサミングは必要不可欠です。ベイトの構造病ですね。 ベイトのサミングは当たり前の話ですが、スピニングでのサミングは「は?」と思われる方もおられるかと思います。でも必要です。 というのが、ルアーが着水し急ブレーキがかかる場合、ラインにたるみが出て、たるみゾーンでラインが絡まり、エアノット(キンク)ができてしまうケースがあるためです。 エアノットがあるまま気づかずに釣りをしてて、魚がかかったとします。ファイト中、急にテンションが張ってしまったような場合、びっくりするくらいにあっさりエアノット部分でラインが切れます。 あるいはキャスト中の高切れの要因にもなります。なのでサミングはベイトのみならずスピニングでもした方がよい、ようです。 またスピニングの場合、ラインを指にひっかけて投げます。これがまた厄介な問題を二つばかり引き起こします。 トラブルの原因 リーダーと本線の結束部分を長めにとり、ノット部分がリール側の最初のガイドの内側にある場合、ノット部分とガイドの干渉する力が大きくトラブルの原因となります。 飛距離が落ちるだけならまだしも、引っかかりPEが切れてしまう高切れも発生します。これを避けるための対策は二つかと思います。 1)リーダーを短めに。ノットはガイドの外、あるいはリール側から見て干渉が少なそうな位置にする 2)思い切って長くする この二点になるかと思います。 それでも引き起こされる問題と対策 が、しかしそれぞれの対策もそれぞれに問題を抱えています。 1)リーダーを短くした場合、指にひっかける部分は本線になりますが、そうなるとその部分の磨耗がひどくなります。場合によってはそこから切れます 2)長くした場合、本線の磨耗は避けることができますが、横風があるとルアーの着水までに射出されているラインがガイドにぶつかりトラブルが発生する要因を抱えたままになります これは痛し痒しで、1)であれば、ある程度の回数キャストしたら指を引っ掛けていた部分のPEを切断しリーダーを組み直す、2)は頑張る、といった対策でしょうか。。。 その時点の天候に応じて対応するのが得策ですね。 終わりに 以上、つらつらと書いてきました。最後まで読んでいただきありがとうございます。 これは「出来ないことを、短時間で効果的にできるようになるためには」という視点から書きましたのでこうなりましたが、上記メソッドを一切鑑みずとも飛距離が出ればそれでいいと思います。飛ばしたもの勝ちですね。 もっと言えば飛距離が出ずとも釣れるのであれば。。。w ではまた。 #{snippet[19]}

【環境問題】ゴミ問題について考えてみた 〜最近の事例を踏まえて〜
【環境問題】ゴミ問題について考えてみた 〜最近の事例を踏まえて〜
2021年08月29日 更新 フィールド

皆様、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです! 本日は、エギングに関するマガジンではないのですが、「釣りをする全ての人」のみならず、全世界の人に関係する「ゴミ問題」について、身近な事例も踏まえて投稿したいと思います。 個人的な考えやエゴも含まれる内容となっていますが、見て見ぬ振りはできない、非常に深刻な課題ですので、最後まで読んでいただければ幸いです。 もくじ はじめに 5大環境問題について 隠岐の島のゴミ問題 人間が出したゴミが自然界の生き物を苦しめている事実 一人一人ができること 今後できたら良いなと考える活動 おわりに はじめに 今や地球規模の最重要課題となった環境問題。非常に深刻で、人類が考え行動をしないと解決はできないとされている問題です。 ここまで大規模の内容を詳細に、私が今回投稿するのはおこがましいと存じますので、本日はその環境問題の中でも釣り人にとって非常に身近な問題である「ゴミ問題」について「事例・私の経験」を含めてお話ししていきたいと思います。 非常にショッキングな内容もありますが、実際問題、現実の話で全世界で起きていることですので最後までお付き合いいただければと思います m(_ _)m 5大環境問題について おこがましいと言った矢先ですが、基本事項として一先ず、5大環境問題についてだけ紹介させてください。 現在、全世界で問題視されているものはこれです。 地球温暖化 海洋汚染 水質汚染 大気汚染 森林破壊 全て読んで字の如く、それぞれが本当に深刻な問題となっています。一つ一つお話しすると長くなってしまうので紹介のみとさせていただきます。  参照:太陽光発電最安値発掘隊マガジン 隠岐の島のゴミ問題 さあ、話は戻りましてゴミ問題(海洋汚染)についてです。 これについては、現在私が暮らしている「島根県隠岐の島」をベースとして話を進めていきたいと思います。 まず隠岐の島とは、島根半島の北の海上に位置し、180を超える大小さなざまな島で構成されている離島でありまして、暖流である対馬海流の影響をモロに受けるまさに釣り人にとって、夢の島の一つであります。 しまね観光ナビ参照 しかしその暖流が魚だけではなく、招かれざる「お客さん」も運んでくるため島にとっては深刻な問題となっていることがあります。 それが、「漂流ゴミの漂着」です。 小さな木々などであれば特段問題はないのですが、これがまた凄いんです💦 隠岐の島でのこの漂着ゴミ問題、もちろん島全体での問題なのですが、特にひどい状態なのは、島後の西側沿岸部になります。 なぜなら、先ほどもお話ししたように島の西側に暖流がぶち当たるからです。 ゴミも大小さまざま、ペットボトルから大木まで、たまに冷蔵庫も見かけます💦 グーグルアース参照 特にゴミの中でも厄介なのが魚網です・・・。 この漂流魚網により、今般隠岐の島では胸が引き裂かれる事件が発生しました・・・。 人間が出したゴミが自然界の生き物を苦しめている事実 令和2年8月30日の夕方、隠岐の島町の海岸に、滅多に日本海で見ることのないアカウミガメが魚網に絡まり打ち上げられるという事件が発生しました。 Yahoo!ニュース参照 この時のアカウミガメは、長い間漂流し、何も食べていないのだと瞬時に分かるほど衰弱しており、何よりも絡まっていた魚網が食い込み、右前足が壊死しているなど、とても痛々しい姿をしていました。 それでも懸命に生きようと、もがき苦しんでいる姿は、「胸が引き裂かれるような」ではなく「胸が引き裂かれる」ものでした。 私たち人間が出した「ゴミ」が生き物を苦しめたという事実・・・。 幸いこのアカウミガメは、地元の方々の協力のもと一時保護され、さらに須磨海浜水族園全面協力のもと治療・リハビリを行うこととなりました。 後にこのアカウミガメは、「生きる」を意味する「リブ(LIVE)」と命名され隠岐の島では束の間の有名人ならぬ「有名亀」となりました。 広報隠岐の島参照 その後、懸命な治療・リハビリ等により、右前足は失うものの、単独で動き回り、自分で餌が取れるまで回復しました。 この事件は各地メディアにも取り上げられ、全国民が知り得る海洋汚染事例の一つとなりました。 カンテレNEWS参照 1年後、独り立ちができるまでに回復したと判断されたことから、同水族園から再度隠岐の島に戻ることになりました。 当初、片腕を失ったカメが自然界で生きていけるのか、そもそも泳いでいけるのかという心配はありましたが、リハビリをしていく中で、カメ自身片腕がないという自覚のもと、「片腕がない状態での遊泳方法=後脚をうまく使う」を自ら考案し、難なく泳げるまでになったことは感動でした。 「生きる」という力が起こした奇跡ではないでしょうか。 そして最後は、地元の方々に見送られ今年7月に海に放流する運びとなりました。 山陰中央新報デジタル参照 この一連の出来事は、地元保育園児を始め大人に至るまで、島民が目の前の環境問題について考える機会となりました。 私自身、人と人との繋がり、そして人の協力というものはすごい力だなと感じましたし、何よりも隠岐の島の島民の方々の力が凄いなとほんと思いました。 TSKさんいん中央テレビ参照 ただ、やはり1番重要なことは、生き物を助けることはもちろんのこと、まずはこのような事態に至らぬようにすることなんだと改めて思い知らされました。 そうするためにも、我々ができること。今できることは何か・・・。 一人一人ができること エゴで偽善者と思われるかもしれませんが。。。 人一人の「力」って正直ほんと小さいと思ってます。 しかし、人が協力し連携した時の「力」って無限大で、とてつもなく大きくなるとも思っています。 やはりみんなでできることの一つって、海岸清掃だと私は思います。 先日、地元地区の海岸清掃に参加させていただきました。 ゴミの量がとんでもなくて、さらには魚網など人では運べないほどの大型ゴミばかりでほんと腰が折れましたw ただ、集まった「総勢約40名の方々の協力」さらに「役場のバックアップ・回収業者の手際の良さ」が加わっていたことから海岸にあったほとんどのゴミが回収されました。スゴイ(*´Д`*) 集まった人の力ってすごいなぁと思いましたし、プラス地元の方の気持ちがこれでもかってくらい伝わってきました。 また釣り人、人一人の小さな力でも、継続してやっていくことで大きなものになると思うことがあります。 それは、アングラーによる 「one fishing one clean」 だと思います。 「1釣行」に対して「1掃除」。 ペットボトル1本をゴミ箱に入れるだけもいいんです。 1個のゴミを片付けるだけでも継続すれば、それはいずれ大きなものになると思います。 リブの一件以来、私自身も1釣行で最低でも1つのゴミを海岸から持ち帰り、それをゴミ箱に捨てるようにしています。 昔は、こうしようと思っていてもそれをしていなかった・・・。昔の私も所詮は傍観者の一人だったんだなと思った次第なんです。 やはり行動に移すことが大切なんですかね・・・。 兎にも角にも、私に今できること、これを頑張っていきたいと思います^^ 今後できたら良いなと考える活動 アングラーズさんから最近、アングラーズゴミ袋の製作計画が発表されました やはりこれをきっかけに、コロナ感染がおさまれば全国各地でアングラーズさん主催の海岸清掃活動を開催していただきたいなと考えています。(※マガジンでの要望失礼致します・・・w) もし、実現したならば私自身も可能な限り参加させていただきたい所存です^^ まずは、一人一人がゴミをポイ捨てしないことが大前提で、次に捨てられたゴミは私たち人間が責任持って回収しないと半永久的に自然の中に残され、今回のリブのような生き物が増えてしまいます💦 リブはまだ見つかり保護されたことから奇跡的に助かりましたが、全世界では命を落とす生き物の方が断然多いと思います。 今後、このような活動を主催できるのは釣り人代表のアングラーズさんだと思います!よろしくお願いします!!! おわりに 僭越ではありますが、今回ゴミ問題を取り上げ投稿させていただきました。 さいごに、大量ゴミ漂着の海岸清掃って何度も言いますがほんとキツいんです💦 それに一人でコツコツ少しづつ片付けても、次の時化であっという間に元どおり💦 どうしても海岸を一気に綺麗にするにはたくさんの方々の力が必要となります。 この海岸清掃で思ったことは、 「主催者」 「協力者(地元の方々)」 「バックアップする者(市町村等)」 「回収処分する者(業者等)」 が官民一体となることが必要だとつくづく感じました。 そして、隠岐の島はこれが完璧に構成されているということに驚き、感激でした。 隠岐の大自然は大好きですが、隠岐の島町のこういうところもまた大好きです💕 連携日本一🎌隠岐の島! 皆様、コロナが落ち着きましたらぜひ隠岐へ^^隠岐の素晴らしさに感無量ですよ✨ #{snippet[5]}

【オフショア】オフショア釣行記-タチウオジギング編
【オフショア】オフショア釣行記-タチウオジギング編
2021年08月12日 更新 釣行記

どうもこんにちわ、t.onumaと申します。オフショアゲームを本格的に始めて4年目、まだまだ駆け出しで、だいぶへたくそだったりします。 東京湾、相模湾でのオフショアゲームをメインにしつつ、年に何回かは遠征に出かけたりする、ルアーフィッシング中心の釣り人生を過ごしています。 今回は新しい試みとして釣行記録を記してみたいと思います。 釣行記録第一回の今回は、以前「はじめてのオフショアゲーム」でも取り上げたタチウオです。どうぞよろしくお願いします。 もくじ はじめに 準備編 実釣編 まとめ 船宿紹介 はじめに はじめに、なのですが、オフショアの釣行記録って、いやオフショアに限らず公開の仕方は難しいですね。 一番の問題としては「公開することにより場が荒らされてしまう」という懸念とどう向き合うか、でしょうか。とりわけおかっぱりのポイントなんかには当てはまると思います。 また、オフショアでは「この釣り船がメジャーになったら自分がいきたい時に行けなくなる」等の意見を聞く時があります。気持ちはわからなくもないですが、操業するのに燃料費がかかったりする釣り船であれば、連日満員の方がありがたいわけですよね。それならば声を大にして応援してあげた方がいいのではないでしょうか。 情報を積極的に公開することにより、むしろ釣り人間で情報の非対称性がなくなり、該当する釣りの知見が増えたり、いい方向に向かうケースもあると思います。いずれにしろ情報は多い方が釣り人も増えるきっかけにもなるだろうし、釣り業界が活発になると思います。活発になることで競争が生まれ、新陳代謝も促され、新しい会社が勃興したりと、釣り環境にはいいのではないでしょうか。 一方、人が増えることで弊害もあります。それは目に見える形で場が荒れること、例えばゴミを放置していったりする心なき人々の存在です。あるいはトラブルを起こしてその場所での釣りが禁止されたり、乱獲とも言える過剰な採捕等もあるかと思います。この点は完全に同意でして、こうした事態を引き起こす可能性は排除したい、ゆえに釣果情報は公開したくない、という意見は至極真っ当だと思います。 これに関しては、発信者次第だと思います。例えば、原則釣りはしていい場所や、注目されていないだけで実は腕がよい釣り船であれば、その情報の受け手がどう考えるかを熟慮した上で適切な手法で公開するのがよろしいかと思います。 個人的にできることは、情報を出す際には注意喚起をしつつ自分のマナーを磨き、一緒に釣りをする人に感じてもらうということをこれからも心がけ、情報を発信していこうと思います。 本稿をご覧になった方々が「やってみたい」気持ちになり、少しでも多くの船宿が潤うことを、そしてコロナ禍が沈静化したのちに地域の活性化につながることに微力ながら貢献できることを期待しております。 では、前口上が大変長くなりましたが釣りの話に進みます。 ※本釣行では、コロナウイルス対策として、手指の消毒、マスク、ソーシャルディスタンスを徹底し、万全の体制で臨んでおります。 準備編 オフショアでの釣りを初めた当初、東京湾のタチウオは何回か行きましたが、昨年はコロナの騒動もあってか1回のみ。1年ぶりの釣行です。 前回は新山下の渡辺釣り船さんから出船しまして、まさかのボウズ。 その時のタチウオのベイトがマイクロサイズで、TGベイトの40gや60gに好反応だったものの、そういう時に限ってタングステンジグのケースを持参し忘れるという展開でした。持ってれば釣れていた、はず。 残念でしたが、次回以降の反省材料としてとっておいたものを1年越しでようやく使うこととなりました。 タングステンジグ、フック、タックルは問題なしとして、前回気になったのが80-150gのジグのバリエーション。タングステンでしか釣れない、というわけでは当然ありません。 アクションがダメだったりもしたでしょうし、あと一歩を埋める何かがかけていたのは明白。なので準備万端にします。 80g4本、320g 100g2本、200g、合計520g 120g7本、840g、合計1,360g 130g10本、1,300g、合計2,660g 150g6本、マサムネは155gなので950g、合計3,610g ジギングの際、これだけ持っていっても使うのはわずかなのに。。。と毎度思う物量ですが、タチウオの場合は結構使うのでこれでも足りないかも、と思います。 多分、問題なのは外れカラーを多く持っていること。これを排除できる経験値を積めば物量は少なくなる、はず。 まぁ、これの他にもタングステンジグが1.2kgくらいあるんですけどね。 ですので、都合5kgを超える、ビッグすぎる新生児なみの重さのジグを抱えてGOです。 タックルはシマノの炎月リミテッドとソルティガSJ-2との二本体制で行きます。炎月は20m前後の浅場でのタングステンおよびスモールジグ用、ソルティガは130gがメインとなる主戦場用です。 リールはそれぞれカルコン101にPE1.2のフロロ20lb、201DCにPE1.5号のフロロ25lbです。リーダー切れがくれぐれも発生しないことを祈ります。 実釣編 最近のトレンドとして、東京湾を南下→10m前後の浅場→60mくらいの水深という撃ち方みたいですね。 船宿から一路南下、ポイントを目指します。一時間ほどで走水近辺に到着。まずは浅場からです。水深は13mとのこと。 捲土重来を期して放り込みます。TGベイト60gです。 しーん。。。 同行した友人は数匹キャッチです。水深13mで100gのジグぶっこんで「着底わかんなくないですか」とか文句言いつつもキャッチ。 ジグはダイワの鏡牙ベーシック、ムラピンゼブラだったようです。 しばらく試して全体的に成果があがらないようですので、移動となりました。爆釣を期待したタングステンスモールジグ作戦は見事に不発です。仕方ないですね。。。 以降は60m程度のポイントを転々とします。走水のあたりですね。深くなったのでジグは130g前後ですね。色はセオリー重視の上、実績のある順から試していきます。 ジグのアクションは考えられる材料を全て組み合わせて試します。 ・ワンピッチ、2ピッチ、ハーフピッチ:異常ありません ・超高速巻き:異常ありません ・デジ巻き:異常ありません どうしたことでしょう。これらを組み合わせながら2時間ほどありとあらゆる手段を試しましたがウンともすんともいいません。 周りでもほぼ釣れておりません。10:40底なので仕方ないのでしょうか? ごく稀にかかるのはピンクにゼブラとかグローが少し入ったジグのようです。浅場での成果が引き継がれているようです。 その後も釣れません。なので半ば諦め気味にゆるゆるとただ巻きしてたらバイト発生。ここまでたどり着くのになんと4時間です。 新品でしたのでバイトだったのは明らかですね。 ようやくヒントを得ることができました。この後はバイトがあった50-40m台をゆるゆるリーリング&フォールで、断っても断っても来る営業マンのように往復させていたところ、一瞬ミスってボトムまで落としてしまったら大きめのバイト発生です。 釣れたのはちっちゃかった。 -- ロッド:ソルティガSJ-B2 リール:19カルコンDC201 ライン:DUELハードコアX4-1.5号xフロロ25lb ルアー:ダイワ鏡牙RFMGレッドヘッドピンクグローベリー -- この後も30分ほどは沈黙でしたが、ぼちぼち昼ごはんタイムのようで、昼過ぎあたりからタチウオな皆さんも活動開始のようです。 前半戦を終え、後半を迎えた時点でわかっていたことは以下です。 ・派手なジャークやアクションは多分無視される。周りで釣っている人々は「それジグ動いてませんよね?」くらいのアクション。時計で言えば7時から9時までしかロッドを動かさないようなぷるぷるジャーク ・ピンクはよさそうだけど小さいのしかバイトしてこない ・グローはあった方がよさそう くらい?何もわかってないも同然な気も。。。w なのでヤマをはります。ぷるぷるジャーク≒ぷるぷるアクションということと、動かした時のバイトは垂直方向にあがるものへのバイトだったことを考えると、これです。 使いたくなかったが。。。TGベイト120gです。 振り返って冷静に考えると、左右非対称の鏡牙でよかったんちゃうん?とも思いますが、こちらでスローリトリープを開始しますと即座にヒット。しかも連発です。 一発目:40mでバイト発生→20mほど巻き上げるもフックアウト。ドラグが緩かったので途中で締め直したら脱走。いやいや、ごめんね 二発目:ほぼ同じ水深でバイト発生→強めのファイトでフックアウト。ポンピングしないほうがいいんじゃない 三発目:またもバイト発生→2度あることは3度あってフックアウト。 懲りもせずあと3回かな、4回か?バイトが発生するも全てフックアウト。 中乗りさんなんて5回目あたりからはタモアピールを無視するようになってくれました。その瞳には「どうせバレるんだろ?」という嘲りというか蔑みのような色すら浮かんでいたように思えます。 加えて8回目のチャレンジでルアーロスト。着底の瞬間ぶっちぎられる最悪の展開です。人間関係の構築に失敗した挙句、財産まで奪われる悲しみを皆さん味わったことはございますか?そんな気分です。 やぁ、こまったな。何よりここまでバラしが連続するのは人生史上初の快挙です、勿論、悪い意味で。さすがに怪しいのはフックです。 こうバイトしてきてるだろうから、食い上げられたらそりゃ抜けやすいですよね。 しかもトレブルなので、おそらく一本しかフッキングしていない、はず。ロストもしたことだしルアーチェンジです。 ほら釣れた。 「あれ?ルアー変えてなくない?」そう思われるでしょう。これは180gでフックは4本針なのです。 テールが口に刺さっていないので、ルアーの姿勢が一瞬変わった際のバイトなのでしょうね。 フォールあるいは、やや横向きになった際のバイトであれば二箇所でフッキングできるのでバラシも減りますね。 さぁ、連発、と思いましたが、ここで打ち止め。あとはユムシ釣れたりで終了。お疲れ様でした。 2キャッチ、1外道、しかも魚以外、8?9バラシとなかなか散々な結果でした。本当にお疲れ様です。 この日のトップの方は15本と、あまり振るわなかった様子。バラシも全てキャッチしていたら11本だったな。。。と意味の無い慰めを施してみましたが、貧果は貧果。 うまくなれるように、と欲張る前に、まずはド下手なのを脱出できるよう頑張っていこうと思います。 まとめ ・前々回はマイクロベイト、前回は泳層というカギを攻略できれば楽勝だったくさいのですが、今回はなんだったのでしょうか ・それほど泳がない個体を狙う共食いパターンだとすると、ロングジグの低速巻きが一番効いたんじゃなかろうか、と今になると思います ・個人的見解ですが、タチウオジギングって管理釣り場のトラウトに似てる気がします。ある程度は連発するけどスレるし、ルアーがセレテクティブなあたり、いつも「似てるな」と思います。成果を出すには万全の準備と、経験を積んで自分の中の引き出しを多く備えることが必要なのでしょうね。まだまだ頑張ろうと思います。 船宿紹介 今回は深川の吉野屋さんから出船です。久しぶりに来ましたがいいですね。列挙しますと、受付が綺麗、装備充実です。 レンタルタックル・ライフジャケットは相当充実しています。 氷もある程度は用意してくれております。ただ、自前でも用意したほうが夏場は無難かと思います。 桟橋と船が近く、非常に乗船しやすいです。慣れて無い方にはありがたいですね。 また、駐車場も近くて広いため運転下手な人でも安心、ファミマも近いというか受付の店舗の目の前だしとても便利です。加えて、船中でのゴミも、船宿で回収してくれます。 2年有効のポイントカードもあって、6回分たまると7回目は半額になります。タチウオで言えば60,000円で5,000円キャッシュバック同等なので還元率は8.3%。いいんじゃないですかね。 気になった方は行ってみてください。ではまた。 #{snippet[19]}

【エギング】初心者エギンガー必見!〜オススメアイテム9選〜
【エギング】初心者エギンガー必見!〜オススメアイテム9選〜
2021年08月10日 公開 タックル

皆様、こんにちは!DAIWA大好きDAIWAマンです! 今回は、エギングにおけるオススメのサブアイテムをご紹介します^^ 持っていなくても釣りはできますが、「あれば」非常に便利なものばかりです。 また、エギングをしないアングラーの方にも参考になるものが多数ありますので最後まで読んでいただき参考にしていただければ幸いですm(_ _)m もくじ はじめに おすすめアイテム9選 おわりに はじめに さあ本日は、私がオススメする「アイテム」紹介のマガジンになります^^ 過去には、エギング初心者やエギングを始めたい方に向けて、エギングタックル紹介やエギングに必要なアイテム紹介のマガジンを投稿しましたが、今回は「オススメ」のアイテム紹介になります。 冒頭でもお話ししましたが、これらのアイテムにあっては、特段持っていなくても釣りはできます!しかし、もし持っていれば非常に役に立つものばかりです^^ それでは早速参りましょう! おすすめアイテム9選 ① SUNLINE パワーアップラインコート スピードドライ SO-65/150ml Amazon参照 PEラインを普段使いするアングラーさん必見! 先日SUNLINEさんより発売されたPEラインコートがスゴイんです! 何が凄いか!速乾性とコーティングの持続力です。 PEラインとは、ポリエチレン素材を編み込み精製されています。 簡単なイメージとしては、高級な凧糸ですw これにはコーティングが必要不可欠で、コーティングがハゲると、摩擦の増加などにより各種トラブルが増加する原因になります。 これを防ぐのがコーティング剤であって、その優れた製品がこれです。ラインと合わせて購入することをオススメします。 一度ふりかけ乾燥させると、新品ラインの如くツヤが増し、滑りがとてもよくなりました。 またそのコーティングの耐久性も抜群でした✨ ② ラインカットちゃん Amazon参照 同じくSUNLINEさんから発売されているPEライン専用ハサミです。 PEラインってふにゃふにゃしていて、テンションをかけないとほんと切断しにくいんです ただ、このアイテムを手にすれば、向かうところ敵なしですw切れ味がほんとすごいですw 兎にも角にもこちらの動画をご覧ください。 ※画像をクリック! ③ インターラインワイヤーケース IL-2W(R) Amazon参照 以前、投稿しましたインターラインロッドに関するマガジン(上)・(下)にて紹介させていただいたワイヤーの専用ケースです。 インターラインロッドをご購入予定の方は、合わせて購入することをオススメします。 道具の整理整頓・紛失防止に一役買ってくれる代物です^^ ④ 水温チェッカーWP Amazon参照 エギングのみならず、どの魚種対象の釣りでも重要となってくる水温。 それを数値化し、ポイントの重要な情報の一つとして把握できるのがこのデジタル水温計です。 DAIWAの水温チェッカーは、非接触式であるため高い足場や障害物がある場所でも海面に向けワンプッシュすることで瞬時に水温を測れる優れもの! 私はこれ、ネイティブトラウトフィッシングでも大活躍しています。 やはり「1℃」でも高いポイントを瞬時に把握したいため、非常に便利です。 もう・・・購入してからというもの、フル活用ですw ⑤MOBACHOBI MULTI CASE(モバチョビマルチケース) これは、エギング界の帝王「ヤマラッピ」こと山田ヒロヒト氏のブランドであるNUTS & VOLTZ(ナッツアンドボルツ)から販売されている小物入れになります。 私は主に、以前マガジンで紹介した仮面シンカーやスナップなどのほんと無くしやすい小さなものを収納しています。 このケースの良いところは、何と言ってもデザインの良さを初め、収納がスマートで幅を取らないところです。 色んなデザインで販売されるもすぐに売り切れになるため、購入希望の方は常に要チェックです! NUTS & VOLTZ オンラインショップ参照 ⑥おにやんま君 釣りにオニヤンマ?www いるのこれ?w ですよね・・・w 当初私も思っていました。しかし皆さんご存知ですか? 自然界ではこのオニヤンマ、空中を猛スピード飛び回り小型の虫を捕食する昆虫界の凄腕ハンターなんです。 以上からオニヤンマは、人間が嫌う「アブ」や「蜂」の天敵でもあり、この姿を見た途端逃げていくらしいのですw 私は実際まだ蜂などには試していませんが、カナブンは猛スピードで逃げていきましたw(ほんとに逃げたのかな?www) これは夏の渓流で試してみる価値ありです! ちなみにこれ、実際は1,200円程度なんですが、めちゃくちゃ人気で、とあるショップでは倍以上の値段で取引されています。 お店で見かけたら買っておくほうが無難かと思います! SUNLINE HP参照 ⑦ デジタルスケール25 Amazon参照 釣ったイカのサイズはすぐ知りたい! そんな方にはこれ!デジタルスケール25(3色展開)✨ これの優れている点は、使いやすいのはもちろんのこと、 「最大25キログラムまで計測可能」 「ライト付きモニターあり」 「記憶モード(計測記憶データ10個まで)付き」 「魚・イカそれぞれ専用のフック付き」 であることです。生涯、人生の一部が釣りであれば、持っておきましょう!www ⑧イカシメ・カンナ直し・UVライト Amazon参照(イカシメCP(添付画像のもの)) Amazon参照(イカシメスティック(安価なタイプのもの)) Amazon参照(ハンドギャフ•カンナ直し付) Amazon参照(UVライト) 釣ったイカは必ず〆ましょう! 鮮度が保たれ美味しくいただけます!専用道具はなくても〆れますがあれば便利です!^^ カンナ直しは必須ですね!根がかりで曲がったカンナを指で直すのは危ない!! 必要です・・・。💦 最近では、イカシメスティックなどとセットになったものが販売されていますので、有難い話です^^ そして、UVライト! 夜光タイプのエギを効率よく発光させる代物。一つあれば他の釣りにも多用できるので一度購入すれば便利です^^ ⑨ロッドベルト SQUIDCOREメルカリ参照 SQUIDCORE Instagram参照 SQUIDCOREさんから販売されているレザークラフトによるアオリイカデザインのレザー製ロッドベルトです。 エギンガーから一言「めちゃくちゃ良いw」 このレザーの匂い (*´Д`*)フガフガ アオリイカのデザイン・・・。まさにエギンガーのための代物。 デザインは「イカ単体」若しくは「多数」の2種類の展開。 しかし、色にあっては特段決まっておらず、何色にでもなるとのことで、さらにレザークラフトなのでレザーでできるものであれば何でも作れるらしいですw ヤバ 興味のある方は、一度覗いてみてください。またはご相談してみてください! もしかするとあなただけのオリジナルアイテムが出来上がるかもしれません! こちらはもうレザーだらけです!w おわりに いかがでしたか?^^気になるアイテムはありましたか? 「釣り=趣味」って自己満だよね?とよく言われます。 はい!そうです!自己満です( ͡° ͜ʖ ͡°)w いいじゃないですか!最高じゃないですか! 好きなものを好きなだけ買って、自己を存分に満たしてやりましょう!w はい!次回も投稿頑張りますので引き続きよろしくお願いします^^ それでは、私はこれよりネットサーフィンに行って参ります✨w #{snippet[5]}

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